JP2879417B2 - 冷陰極放電管の製造方法 - Google Patents
冷陰極放電管の製造方法Info
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、冷陰極放電管の
製造方法に係り、特に、U字管の両端開口を気密封止し
て気密容器と成した冷陰極放電管の製造方法に関する。
製造方法に係り、特に、U字管の両端開口を気密封止し
て気密容器と成した冷陰極放電管の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、U字管の両端開口を気密封止して
気密容器と成した冷陰極放電管としては、例えば図6に
示すような、放電によって発生する紫外線により蛍光体
を励起発光させて可視光を得るものがある。該冷陰極放
電管は、一本の細長いガラス管を中央付近で湾曲加工す
ることにより、一対の直管部60a,60b及び両直管
部60a,60bを連通接続する曲管部62を備えたU
字管64と成し、該U字管64の両端開口を溶融封止し
て気密容器66を構成している。該気密容器66内に
は、紫外線放射ガスが封入されると共に、気密容器66
内周面に蛍光体68が被着されている。また、気密容器
66の両端封止部70a,70b近傍に漏斗状の放電電
極72a,72bが対向配置されると共に、該放電電極
72a,72bに接続されたリード端子74a,74b
が、両端封止部70a,70bを貫通して気密容器66
外へと導出されている。上記構成の冷陰極放電管は、例
えば図示しないランプケース内に収納され、照明や表示
用の光源として用いられるものである。
気密容器と成した冷陰極放電管としては、例えば図6に
示すような、放電によって発生する紫外線により蛍光体
を励起発光させて可視光を得るものがある。該冷陰極放
電管は、一本の細長いガラス管を中央付近で湾曲加工す
ることにより、一対の直管部60a,60b及び両直管
部60a,60bを連通接続する曲管部62を備えたU
字管64と成し、該U字管64の両端開口を溶融封止し
て気密容器66を構成している。該気密容器66内に
は、紫外線放射ガスが封入されると共に、気密容器66
内周面に蛍光体68が被着されている。また、気密容器
66の両端封止部70a,70b近傍に漏斗状の放電電
極72a,72bが対向配置されると共に、該放電電極
72a,72bに接続されたリード端子74a,74b
が、両端封止部70a,70bを貫通して気密容器66
外へと導出されている。上記構成の冷陰極放電管は、例
えば図示しないランプケース内に収納され、照明や表示
用の光源として用いられるものである。
【0003】而して、上記冷陰極放電管の放電電極72
a,72b間に高周波電圧を印加すると、両放電電極7
2a,72b間で放電が生成され、紫外線が放射され
る。この紫外線によって蛍光体68が励起され、蛍光体
68の種類の応じた発光色を備えた光が発生し、外部へ
と放射されるのである。
a,72b間に高周波電圧を印加すると、両放電電極7
2a,72b間で放電が生成され、紫外線が放射され
る。この紫外線によって蛍光体68が励起され、蛍光体
68の種類の応じた発光色を備えた光が発生し、外部へ
と放射されるのである。
【0004】また、上記以外に、U字管の両端開口を気
密封止して気密容器と成した従来の冷陰極放電管として
は、蛍光体や紫外線放射ガスを用いることなく、ネオン
を主体とした放電ガスを気密容器内に封入した冷陰極放
電管に代表される、放電によって直接可視光を得る冷陰
極放電管があった。
密封止して気密容器と成した従来の冷陰極放電管として
は、蛍光体や紫外線放射ガスを用いることなく、ネオン
を主体とした放電ガスを気密容器内に封入した冷陰極放
電管に代表される、放電によって直接可視光を得る冷陰
極放電管があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の冷
陰極放電管にあっては、一本の細長いガラス管を中央付
近で湾曲加工してU字管64を形成する際に、一対の直
管部60a,60bを近接せしめようとすると、曲管部
62の外周が肉薄となり機械的強度が不足してしまうた
め、直管部60a,60b間の間隙をあまり小さくする
ことができなかった。そのために、直管部60a,60
bの光が拡散してしまい、高輝度な冷陰極放電管を得る
ことができないといった欠点があった。また、冷陰極放
電管の外形が大きくなるため、素子の小型化を実現する
ことができなかった。
陰極放電管にあっては、一本の細長いガラス管を中央付
近で湾曲加工してU字管64を形成する際に、一対の直
管部60a,60bを近接せしめようとすると、曲管部
62の外周が肉薄となり機械的強度が不足してしまうた
め、直管部60a,60b間の間隙をあまり小さくする
ことができなかった。そのために、直管部60a,60
bの光が拡散してしまい、高輝度な冷陰極放電管を得る
ことができないといった欠点があった。また、冷陰極放
電管の外形が大きくなるため、素子の小型化を実現する
ことができなかった。
【0006】特に、放電によって発生する紫外線により
蛍光体を励起発光させて可視光を得る冷陰極放電管の場
合には、U字管64の一対の直管部60a,60b間の
間隙を小さくすることができないために、一方の直管部
60a,60b内で放電により放射された紫外線が該直
管部60a,60bを透過し、他方の直管部60b,6
0a内に入射して他方の直管部60b,60a内の蛍光
体68を励起せしめることができず、その結果、蛍光体
の発光効率が低く、高輝度化を図ることができなかっ
た。
蛍光体を励起発光させて可視光を得る冷陰極放電管の場
合には、U字管64の一対の直管部60a,60b間の
間隙を小さくすることができないために、一方の直管部
60a,60b内で放電により放射された紫外線が該直
管部60a,60bを透過し、他方の直管部60b,6
0a内に入射して他方の直管部60b,60a内の蛍光
体68を励起せしめることができず、その結果、蛍光体
の発光効率が低く、高輝度化を図ることができなかっ
た。
【0007】この発明は、従来の上記問題点に鑑みて案
出されたものであり、その目的とするところは、U字管
の両直管部を近接させることにより、高輝度且つ小型の
冷陰極放電管の製造方法を実現することを目的とする。
出されたものであり、その目的とするところは、U字管
の両直管部を近接させることにより、高輝度且つ小型の
冷陰極放電管の製造方法を実現することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明に係る冷陰極放電管の製造方法は、両端が開
口した細長いガラス管を加熱し、中央付近で湾曲加工せ
しめ、以て、近接配置又は接触配置された一対の直管部
及び両直管部を連通接続する曲管部を備えたU字管を形
成し、次に、該U字管の曲管部近傍を加熱して曲管部外
周に排気管を融着し、また、リード端子を接続した一対
の放電電極を、上記リード端子の一端がU字管外に配置
されるよう上記U字管の両端開口から挿入した後、U字
管の両端開口を気密封止して成り、さらに、上記排気管
を介してU字管内の排気及び放電ガスの充填を行った後
に、上記排気管を加熱溶融して、曲管部の外周にレンズ
状の肉厚部が形成されるように封じ切ることを特徴とす
る。
め、本発明に係る冷陰極放電管の製造方法は、両端が開
口した細長いガラス管を加熱し、中央付近で湾曲加工せ
しめ、以て、近接配置又は接触配置された一対の直管部
及び両直管部を連通接続する曲管部を備えたU字管を形
成し、次に、該U字管の曲管部近傍を加熱して曲管部外
周に排気管を融着し、また、リード端子を接続した一対
の放電電極を、上記リード端子の一端がU字管外に配置
されるよう上記U字管の両端開口から挿入した後、U字
管の両端開口を気密封止して成り、さらに、上記排気管
を介してU字管内の排気及び放電ガスの充填を行った後
に、上記排気管を加熱溶融して、曲管部の外周にレンズ
状の肉厚部が形成されるように封じ切ることを特徴とす
る。
【0009】而して、本発明に係る冷陰極放電管の製造
方法にあっては、U字管の曲管部外周に排気管を封じ切
って成るレンズ状の肉厚部が形成されるため、曲管部外
周の機械的強度が向上し、両直管部を近接配置又は接触
配置させても、U字管が破損することがない。
方法にあっては、U字管の曲管部外周に排気管を封じ切
って成るレンズ状の肉厚部が形成されるため、曲管部外
周の機械的強度が向上し、両直管部を近接配置又は接触
配置させても、U字管が破損することがない。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づき、本発明
に係る冷陰極放電管及び冷陰極放電管の製造方法の実施
の形態を説明する。
に係る冷陰極放電管及び冷陰極放電管の製造方法の実施
の形態を説明する。
【0011】図1に示す冷陰極放電管10は、放電によ
って発生する紫外線によって蛍光体を励起発光させる冷
陰極放電管である。即ち、石英ガラス等の紫外線透過ガ
ラスより成る一本の細長いガラス管を中央付近で湾曲加
工して、一対の直管部12a,12b及び両直管部12
a,12bを連通接続する曲管部14を備えたU字管1
6を構成し、該U字管16の両端開口を溶融封止して気
密容器18と成している。尚、該気密容器18の全長は
40mm、また各直管部12a,12bの外径は3mm
となされている。
って発生する紫外線によって蛍光体を励起発光させる冷
陰極放電管である。即ち、石英ガラス等の紫外線透過ガ
ラスより成る一本の細長いガラス管を中央付近で湾曲加
工して、一対の直管部12a,12b及び両直管部12
a,12bを連通接続する曲管部14を備えたU字管1
6を構成し、該U字管16の両端開口を溶融封止して気
密容器18と成している。尚、該気密容器18の全長は
40mm、また各直管部12a,12bの外径は3mm
となされている。
【0012】該気密容器18内には、放電ガスとしてA
r−Hg,Xe−Cl,Xe−Br等の紫外線放射ガス
が封入されると共に、気密容器18内周面に蛍光体20
が被着されている。該蛍光体20は、所望の発光色に応
じて適宜選択されるものであり、赤色発光用の蛍光体と
しては例えばYVO4:Eu、緑色発光用の蛍光体とし
ては例えばZn2SiO4:Mn、青色発光用の蛍光体
としては例えば(Ba,Mg)2Al14O23:Eu
2+を選択すればよい。
r−Hg,Xe−Cl,Xe−Br等の紫外線放射ガス
が封入されると共に、気密容器18内周面に蛍光体20
が被着されている。該蛍光体20は、所望の発光色に応
じて適宜選択されるものであり、赤色発光用の蛍光体と
しては例えばYVO4:Eu、緑色発光用の蛍光体とし
ては例えばZn2SiO4:Mn、青色発光用の蛍光体
としては例えば(Ba,Mg)2Al14O23:Eu
2+を選択すればよい。
【0013】また、気密容器18の両端封止部22a,
22b近傍に、タングステン,モリブデン,カーボン等
より成る漏斗状の放電電極24a,24bが対向配置さ
れると共に、該放電電極24a,24bに接続されたリ
ード端子26a,26bが、両端封止部22a,22b
を貫通して気密容器18外へと導出されている。該リー
ド端子26a,26b間の間隙は約3.2mm〜4mm
となっている。
22b近傍に、タングステン,モリブデン,カーボン等
より成る漏斗状の放電電極24a,24bが対向配置さ
れると共に、該放電電極24a,24bに接続されたリ
ード端子26a,26bが、両端封止部22a,22b
を貫通して気密容器18外へと導出されている。該リー
ド端子26a,26b間の間隙は約3.2mm〜4mm
となっている。
【0014】上記一対の直管部12a,12bは、その
間隙が1mm以内となるよう近接配置されている。尚、
図示は省略するが、一対の直管部12a,12bを接触
配置してもよい。而して、一対の直管部12a,12b
の間隙が1mm以内となるよう近接配置したことから、
気密容器18の横幅Xは7mm以内となされている。ま
た、曲管部14の外周には凸レンズ状の肉厚部28が形
成されている。
間隙が1mm以内となるよう近接配置されている。尚、
図示は省略するが、一対の直管部12a,12bを接触
配置してもよい。而して、一対の直管部12a,12b
の間隙が1mm以内となるよう近接配置したことから、
気密容器18の横幅Xは7mm以内となされている。ま
た、曲管部14の外周には凸レンズ状の肉厚部28が形
成されている。
【0015】上記構成を有する冷陰極放電管10は、図
2に示すような樹脂製ランプケース30内の底面32に
穿設された凹部内にその両端部を挿入し、リード端子2
6a,26bをランプケース30の外部端子32a,3
2bと接続することにより、ランプケース30内に収納
され、照明や表示用の光源として用いられる。上記ラン
プケース30の内周面34は、底面32から上端開口3
6に向けて径が拡大する漏斗形状となっており、その表
面にはアルミニウム蒸着等によって反射層38が形成さ
れている。また、ランプケース30の上端開口36は、
蓋部材40によって閉塞されている。
2に示すような樹脂製ランプケース30内の底面32に
穿設された凹部内にその両端部を挿入し、リード端子2
6a,26bをランプケース30の外部端子32a,3
2bと接続することにより、ランプケース30内に収納
され、照明や表示用の光源として用いられる。上記ラン
プケース30の内周面34は、底面32から上端開口3
6に向けて径が拡大する漏斗形状となっており、その表
面にはアルミニウム蒸着等によって反射層38が形成さ
れている。また、ランプケース30の上端開口36は、
蓋部材40によって閉塞されている。
【0016】而して、上記冷陰極放電管10の放電電極
24a,24b間に高周波電圧を印加すると、両放電電
極24a,24b間で放電が生成され、紫外線が放射さ
れる。この紫外線が、蛍光体20に照射されると、蛍光
体20が励起され、当該蛍光体20の種類に応じた発光
色を備えた光が発生し、冷陰極放電管10の外部へと放
射されるのである。
24a,24b間に高周波電圧を印加すると、両放電電
極24a,24b間で放電が生成され、紫外線が放射さ
れる。この紫外線が、蛍光体20に照射されると、蛍光
体20が励起され、当該蛍光体20の種類に応じた発光
色を備えた光が発生し、冷陰極放電管10の外部へと放
射されるのである。
【0017】上記冷陰極放電管10にあっては、一対の
直管部12a,12bの間隙が1mm以内となるよう近
接配置されていることから、両直管部12a,12bの
光が密となり、また、一方の直管部12a,12b内で
放電により放射された紫外線が該直管部12a,12b
を透過して他方の直管部12b,12a内に入射し、他
方の直管部12b,12a内の蛍光体20を励起するた
め、蛍光体20の発光効率が向上し、高輝度の冷陰極放
電管10を実現することができる。
直管部12a,12bの間隙が1mm以内となるよう近
接配置されていることから、両直管部12a,12bの
光が密となり、また、一方の直管部12a,12b内で
放電により放射された紫外線が該直管部12a,12b
を透過して他方の直管部12b,12a内に入射し、他
方の直管部12b,12a内の蛍光体20を励起するた
め、蛍光体20の発光効率が向上し、高輝度の冷陰極放
電管10を実現することができる。
【0018】また、一対の直管部12a,12bを近接
配置したことにより、冷陰極放電管10の外形を小さく
することができ、冷陰極放電管10の小型化を実現する
ことができる。
配置したことにより、冷陰極放電管10の外形を小さく
することができ、冷陰極放電管10の小型化を実現する
ことができる。
【0019】さらに、上記冷陰極放電管10は、曲管部
14の外周に凸レンズ状の肉厚部28が形成されている
ため、光は当該肉厚部28で集光されて外部へと放射さ
れので、冷陰極放電管10の輝度が、より一層向上す
る。
14の外周に凸レンズ状の肉厚部28が形成されている
ため、光は当該肉厚部28で集光されて外部へと放射さ
れので、冷陰極放電管10の輝度が、より一層向上す
る。
【0020】以下に、図3〜図5に基づいて、上記冷陰
極放電管10の製造方法を説明する。先ず、紫外線透過
ガラスより成り、両端が開口した一本の細長いガラス管
を用意し、このガラス管をバーナーで加熱し、その中央
付近で湾曲加工せしめ、以て、近接配置又は接触配置さ
れた一対の直管部12a,12b及び両直管部12a,
12bを連通接続する曲管部14を備えたU字管42を
構成する。このとき、一対の直管部12a,12bを近
接配置又は接触配置させたことにより、曲管部14の外
周側は肉薄となり機械的強度が小さくなっている。
極放電管10の製造方法を説明する。先ず、紫外線透過
ガラスより成り、両端が開口した一本の細長いガラス管
を用意し、このガラス管をバーナーで加熱し、その中央
付近で湾曲加工せしめ、以て、近接配置又は接触配置さ
れた一対の直管部12a,12b及び両直管部12a,
12bを連通接続する曲管部14を備えたU字管42を
構成する。このとき、一対の直管部12a,12bを近
接配置又は接触配置させたことにより、曲管部14の外
周側は肉薄となり機械的強度が小さくなっている。
【0021】次に、図3に示すように曲管部14外周側
をバーナー44で加熱しつつ、U字管42の一端開口を
閉塞すると共に、他端開口から空気を送り込むことによ
り、機械的強度の小さくなっている曲管部14外周を開
孔し、該開孔部に排気管46を融着して曲管部14外周
に排気管46を連通接続し、略Y字状のガラス管を形成
する(図4)。
をバーナー44で加熱しつつ、U字管42の一端開口を
閉塞すると共に、他端開口から空気を送り込むことによ
り、機械的強度の小さくなっている曲管部14外周を開
孔し、該開孔部に排気管46を融着して曲管部14外周
に排気管46を連通接続し、略Y字状のガラス管を形成
する(図4)。
【0022】次いで、U字管42の内周面に蛍光体20
を被着させる。この蛍光体20の被着方法としては、例
えば液状の蛍光体20が満たされた図示しない槽内に、
U字管42の両端開口を入れ、排気管46を通じて蛍光
体20を吸引することにより被着する方法、或いは蛍光
体20が満たされた槽内に、U字管42全体を入れ、U
字管42内周面及び外周面に蛍光体20を被着させた後
に、U字管42外周面の蛍光体20を拭き取る方法等が
ある。
を被着させる。この蛍光体20の被着方法としては、例
えば液状の蛍光体20が満たされた図示しない槽内に、
U字管42の両端開口を入れ、排気管46を通じて蛍光
体20を吸引することにより被着する方法、或いは蛍光
体20が満たされた槽内に、U字管42全体を入れ、U
字管42内周面及び外周面に蛍光体20を被着させた後
に、U字管42外周面の蛍光体20を拭き取る方法等が
ある。
【0023】そして、リード端子26a,26bを接続
した一対の放電電極24a,24bをU字管42の両端
開口からそれぞれ管内に挿入する。この際、リード端子
26a,26bの下端は、U字管42から外部へ突き出
た状態としておく。そして、U字管42の両端表面を加
熱溶融させ、溶融部分をピンチャーによって内方向へ圧
潰して気密に封着する。この結果、リード端子26a,
26bの中途部は、U字管42の封着部に埋没して固定
されると共に、リード端子26a,26bの下端はU字
管42の外部に導出される。
した一対の放電電極24a,24bをU字管42の両端
開口からそれぞれ管内に挿入する。この際、リード端子
26a,26bの下端は、U字管42から外部へ突き出
た状態としておく。そして、U字管42の両端表面を加
熱溶融させ、溶融部分をピンチャーによって内方向へ圧
潰して気密に封着する。この結果、リード端子26a,
26bの中途部は、U字管42の封着部に埋没して固定
されると共に、リード端子26a,26bの下端はU字
管42の外部に導出される。
【0024】次に、図示しない排気装置に連通する上記
排気管46を介して、U字管42内を排気して高真空状
態とした後、紫外線放射ガスを充填する。その後、図5
に示すように、排気管46をバーナー44で加熱して溶
融させ、曲管部14の外周に凸レンズ状の肉厚部28が
形成されるように封じ切ることにより、図1に示す冷陰
極放電管10を形成するのである。尚、排気管46は、
肉厚部28となって冷陰極放電管10の一部を構成する
ため、U字管42と同じ材質の紫外線透過ガラスを用い
るのが望ましい。
排気管46を介して、U字管42内を排気して高真空状
態とした後、紫外線放射ガスを充填する。その後、図5
に示すように、排気管46をバーナー44で加熱して溶
融させ、曲管部14の外周に凸レンズ状の肉厚部28が
形成されるように封じ切ることにより、図1に示す冷陰
極放電管10を形成するのである。尚、排気管46は、
肉厚部28となって冷陰極放電管10の一部を構成する
ため、U字管42と同じ材質の紫外線透過ガラスを用い
るのが望ましい。
【0025】上記の冷陰極放電管10の製造方法にあっ
ては、U字管42の両直管部12a,12bを近接配置
又は接触配置させたことにより機械的強度が小さくなっ
た曲管部14外周に、排気管46を封じ切って成るレン
ズ状の肉厚部28を形成したので、曲管部14外周の機
械的強度が補強され、その結果、両直管部12a,12
bが近接配置又は接触配置された冷陰極放電管10を製
造することができる。
ては、U字管42の両直管部12a,12bを近接配置
又は接触配置させたことにより機械的強度が小さくなっ
た曲管部14外周に、排気管46を封じ切って成るレン
ズ状の肉厚部28を形成したので、曲管部14外周の機
械的強度が補強され、その結果、両直管部12a,12
bが近接配置又は接触配置された冷陰極放電管10を製
造することができる。
【0026】尚、上記では、放電によって発生する紫外
線によって蛍光体を励起発光させて可視光を得る冷陰極
放電管の場合を例にとって説明したが、ネオンを主体と
した放電ガスを気密容器内に封入した冷陰極放電管に代
表される、放電によって直接可視光を得る冷陰極放電管
にも適用可能である。
線によって蛍光体を励起発光させて可視光を得る冷陰極
放電管の場合を例にとって説明したが、ネオンを主体と
した放電ガスを気密容器内に封入した冷陰極放電管に代
表される、放電によって直接可視光を得る冷陰極放電管
にも適用可能である。
【0027】
【発明の効果】本発明に係る冷陰極放電管の製造方法に
あっては、U字管の曲管部外周に排気管を封じ切って成
るレンズ状の肉厚部を形成することにより、曲管部外周
の機械的強度を向上せしめたので、U字管の両直管部を
近接配置又は接触配置させて高輝度且つ小型の冷陰極放
電管を製造することができる。
あっては、U字管の曲管部外周に排気管を封じ切って成
るレンズ状の肉厚部を形成することにより、曲管部外周
の機械的強度を向上せしめたので、U字管の両直管部を
近接配置又は接触配置させて高輝度且つ小型の冷陰極放
電管を製造することができる。
【図1】本発明に係る冷陰極放電管を示す縦断面図であ
る。
る。
【図2】本発明に係る冷陰極放電管をランプケース内に
収納した状態を示す縦断面図である。
収納した状態を示す縦断面図である。
【図3】本発明に係る冷陰極放電管の製造方法を示す説
明図である。
明図である。
【図4】本発明に係る冷陰極放電管の製造方法を示す説
明図である。
明図である。
【図5】本発明に係る冷陰極放電管の製造方法を示す説
明図である。
明図である。
【図6】従来の冷陰極放電管を示す縦断面図である。
10 冷陰極放電管 12a,12b 直管部 14 曲管部 16 U字管 18 気密容器 20 蛍光体 22a,22b 封止部 24a,24b 放電電極 26a,26b リード端子 28 肉厚部 42 U字管 46 排気管
Claims (1)
- 【請求項1】 両端が開口した細長いガラス管を加熱
し、中央付近で湾曲加工せしめ、以て、近接配置又は接
触配置された一対の直管部及び両直管部を連通接続する
曲管部を備えたU字管を形成し、次に、該U字管の曲管
部近傍を加熱して曲管部外周に排気管を融着し、また、
リード端子を接続した一対の放電電極を、上記リード端
子の一端がU字管外に配置されるよう上記U字管の両端
開口から挿入した後、U字管の両端開口を気密封止して
成り、さらに、上記排気管を介してU字管内の排気及び
放電ガスの充填を行った後に、上記排気管を加熱溶融し
て、曲管部の外周にレンズ状の肉厚部が形成されるよう
に封じ切ることを特徴とする冷陰極放電管の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28784395A JP2879417B2 (ja) | 1995-10-09 | 1995-10-09 | 冷陰極放電管の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28784395A JP2879417B2 (ja) | 1995-10-09 | 1995-10-09 | 冷陰極放電管の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09106785A JPH09106785A (ja) | 1997-04-22 |
| JP2879417B2 true JP2879417B2 (ja) | 1999-04-05 |
Family
ID=17722501
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28784395A Expired - Fee Related JP2879417B2 (ja) | 1995-10-09 | 1995-10-09 | 冷陰極放電管の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2879417B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006344574A (ja) * | 2005-05-09 | 2006-12-21 | Senseki Koden Kagi Kofun Yugenkoshi | 多重湾曲型冷陰極管の製造方法およびその構造 |
-
1995
- 1995-10-09 JP JP28784395A patent/JP2879417B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09106785A (ja) | 1997-04-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |