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JP2880738B2 - リモコン装置を有するカメラ - Google Patents
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JP2880738B2 - リモコン装置を有するカメラ - Google Patents

リモコン装置を有するカメラ

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JP2880738B2
JP2880738B2 JP29423689A JP29423689A JP2880738B2 JP 2880738 B2 JP2880738 B2 JP 2880738B2 JP 29423689 A JP29423689 A JP 29423689A JP 29423689 A JP29423689 A JP 29423689A JP 2880738 B2 JP2880738 B2 JP 2880738B2
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Description

【発明の詳細な説明】 「技術分野」 本発明は、発信器までの距離を検出し、この距離デー
タに基づき自動焦点機構を駆動させる、リモコン装置を
有するカメラに関する。
さらに本発明は、発信器を持った被写体が画角に納ま
っていないことを判別する、リモコン装置を有するカメ
ラに関する。
「従来技術およびその問題点」 一般に、自動焦点機構を有するカメラは、距離装置が
検出した距離データに基づきフォーカシングレンズを合
焦位置まで駆動させ、この状態でレリーズスイッチをON
することにより、ピントの合った像を得る。
ところで、このカメラを用いてセルフタイマー撮影を
行なう際、撮影位置に、ピントを合わせるべき被写体が
ない状態で測距を行なうときは、予め決めたこの撮影位
置の地面等を測距しておいてセルフタイマーをセット
し、撮影者はそれからこの撮影位置に行っている。
しかし、この方法によって撮影する場合、撮影者自身
が、予め測距した撮影位置に正確に立つことができれば
良いが、そうでないときはピンボケに撮影されてしま
う。
「発明の目的」 本発明は、上述した従来の問題点に鑑みてなされたも
ので、撮影者自身が、被写体となる自分自身を測距させ
ることができる、リモコン装置を有するカメラを得るこ
とを目的としている。
さらに本発明は、受信器を持って自分を測距させよう
とする被写体が画角から外れていることを判別できる、
リモコン装置を有するカメラを得ることを目的としてい
る。
「発明の概要」 上記目的を達成する請求項1記載の発明は、撮影レン
ズおよび自動焦点機構を有し、さらにカメラ本体に設け
た受信器、および該カメラ本体と別体に構成した発信器
からなるリモコン装置を有するカメラであって、受信器
に設けられた、光信号を投光する発光部および音波信号
を発射する音波発射部;受信器に設けられた、光信号を
受光する受光部および撮影レンズの光軸の両側に該光軸
からそれぞれ等距離離して設けられた2個の音波受信
部;該2個の音波受信部がそれぞれに受信した音波信号
の出力値に基づき、上記撮影レンズの撮影可能角度内に
発信器があるかどうかを判別する入射角判別手段;該音
波受信部が受信した音波信号と、受光部が受光した光信
号との時間差を演算する時間差演算手段;および該演算
値に基づきカメラと発信器の間の距離を検出し、該距離
検出データに基づき上記自動焦点機構を駆動させる測距
制御手段;を備え、上記時間演算手段および測距制御手
段は、上記入射角判別手段が、上記撮影レンズの撮影可
能角度内に発信器があると判別したことを条件に上記演
算および駆動を実行すること、に特徴を有する。
また本発明は、自動焦点機構を有するカメラ本体に設
けた受信器、および該カメラ本体と別体に構成した受信
器からなるリモコン装置を有するカメラであって、発信
器に設けられた、電波信号を発射する電波発射部および
音波信号を発射する音波発射部;受信器に設けられた、
電波信号を受信する電波受信部および音波信号を受信す
る音波受信部;該音波受信部が受信した音波信号と、電
波受信が受信した電波信号との時間差を演算する時間差
演算手段;該演算値に基づきカメラと発信器の間の距離
を検出し、該距離検出データに基づき上記自動焦点機構
を駆動させる測距制御手段;を備えたことに特徴を有す
る。
さらに本発明は、撮影レンズおよび自動焦点機構を有
し、さらにカメラ本体に設けた受信器および該カメラ本
体と別体に構成した発信器からなるリモコン装置を有す
るカメラであって、発信器に設けられた、光信号を投光
する発光部;受信器に設けた、光信号を受光する受光
部;撮影レンズの光軸と光信号のセンターとの角度を受
光部の情報により検出する入射角検出手段;該入射角検
出手段の検出情報に基づき、上記撮影レンズの撮影可能
角度に発信器があるか否かを判別する入射角判別手段;
を備えたことに特徴を有する。
そして本発明は、撮影レンズおよび自動焦点機構を有
し、さらにカメラ本体に設けた受信器および該カメラ本
体と別体に構成した受信器からなるリモコン装置を有す
るカメラであって、発信器に設けた、音波信号を発射す
る音波発射部;撮影レンズの光軸の両側に該光軸からそ
れぞれ等距離離して設けた、受信器を構成する2個の音
波受信部;該2個の音波受信部がそれぞれ受信した音波
信号の出力値に基づき、上記撮影レンズの撮影可能角度
に発信器があるか否かを判別する入射角判別手段;を備
えたことに特徴を有する。
「発明の実施例」 以下図示実施例に基づいて本発明の第1の実施例を説
明する。第2図は本発明に係るリモコン装置の受信器を
搭載したカメラ10と、そのリモコン装置の発信器22を示
す斜視図であり、第3図はその平面図である。
カメラ10のカメラ本体11は、撮影レンズ12、ファイン
ダ13、ストロボ15、AF光受光部16、AF光投光部17および
警告用LED発光部20を有している。さらにカメラ本体11
は、受信機として機能する超音波受信部19およびPSD素
子等のLED光受光部21を有している。
発信器22はレリーズスイッチ26を有しており、さらに
超音波発射器23とLED素子25が左右に並んで配置されて
いる。このレリーズスイッチ26はONされたとき、LED素
子25からカメラ本体11のLED光受光部21に向けて測距ス
タート信号を出力する。この測距スタート信号を受信す
ることに基づき、カメラ側では測距を開始し、測距完了
後、自動的にレリーズ処理を行なう。
カメラ本体11には、非使用時の発信器22を装着してお
く装着部(図示せず)が形成されている。この装着部に
は有無確認スイッチ(図示せず)が設けられており、発
信器22の非装着時にはこの有無確認スイッチがOFF(又
はON)され、リモコン優先モードに設定される。このリ
モコン優先モード時には、発信器22側でのスイッチ操作
が、カメラ10側でのスイッチ操作に優先される。
第1図により、本実施例のリモコン装置の制御システ
ムについて説明する。
カメラ本体11に内蔵したマイクロコンピュータ18(以
後マイコンという)は、その入力ポートにAF光受光部1
6、AF光投光部17、超音波受信部19およびLED光受光部21
が接続されている。また出力ポートに、自動焦点機構を
駆動させる駆動モータ24、ストロボ15、警告用LED発光
部20が接続されている。さらにマイコン18には、時間差
演算手段28,測距制御手段29、入射角検出手段30、入射
角判別手段52および画角範囲外警告手段31が設けられて
いる。
時間差演算手段28は、超音波受信部19が超音波発射器
23からの超音波を受信したときの入力データと、LED光
受光部21がLED素子25からのLED光を受信したときの入力
データを取り込んで比較、演算する。
測距制御手段29は、この演算値に基づき発信器22とカ
メラ10の間の距離を演算し、この演算値に対応してレン
ズ駆動制御をさせる。
入射角検出手段30は、撮影レンズ12の光軸o(o1)と
入射LED光のセンターcとの角度θ1をLED光受光部21の
情報により検出する。
入射角判別手段52は、入射角検出手段30の検出入射角
度データと撮影レンズ12の撮影可能角度θ2(画角)と
を比較し、発信器22がこの画角内にあるか否かを判別す
る。
画角範囲外警告手段31は、入射角判別手段52により、
発信器22が撮影可能角度θ2にないと判別されたとき、
その判別信号に基づき、警告用LED発光部20に信号を出
力して点燈させる。
次に、本実施例のリモコン装置の作動を、第4図およ
び第5図のフローチャートに沿って説明する。
カメラ10の電源をONさせ、被写体に向けて適当な位置
に置く。このとき発信器22をカメラ本体11の装着部から
取り外すと、有無確認スイッチがON(又はOFF)作動さ
れ、モードがリモコン優先モードに切り換えられる(ス
テップS1,S2)。
そして、被写体となる撮影者は発信器22を持ってカメ
ラ前方に行き、発信器22をカメラ10に向け、レリーズス
イッチ26をONさせる。すると発信器22側のマイコンが、
レリーズスイッチ26がONされたか否かをチェックする
(ステップS3)。
レリーズスイッチ26がONされたと判断されれば、マイ
コン18に測距開始を指令する測距スタートデータをのせ
たLED光(例えば3×108m/sがLED素子25から投光され、
同時に超音波(例えば300m/s)が超音波発射器23から発
射される(ステップS4,S5)。
そしてカメラ10側では、LED光受光部21にてLED光が受
光されると、測定開始の基準信号が送られたとして時間
差のカウントが開始される(ステップS7,S8)。またLED
光受光部21にLED光が受光されなければ、このステップS
7を繰り返す。
ステップS9では、入射角検出手段30が入射LED光のセ
ンターcの位置(重心位置)を検出する。
ステップS10では、入射角検出手段30によりセンター
cの、光軸o(o1)に対する角度θ1を演算する。
さらにステップS11において、この角度θ1を、撮影可
能角度θ2(−A〜A)と比較する。この結果、 −A<θ1<A が満たされなければ、被写体(発信器22)は撮影可能角
度にいないとして、ステップS12のエラー処理を実行
し、満たされればステップS13に進む。
ステップS13では、超音波受信部19により超音波が受
信されたか否かをチェックする。この結果、超音波が受
信されていなければステップS14に進み、受信されてい
ればステップS15に進む。
ステップS15では、上記ステップS8にて開始されたカ
ウントを停止する。
ステップS16では、時間差演算手段28が、ステップS7
とステップS13で得たLED光と超音波との時間差を演算す
る。
ステップS17では、測距制御手段29がこの時間差デー
タに基づき、発信器22とカメラ10の間の距離を演算し、
この距離データに基づき信号を出力する。これにより駆
動モータ24が駆動され、フォーカシングレンズを作動し
て合焦させる(ステップS18)。
そしてこの合焦作動が完了すると、レリーズ信号が自
動的に出力され、これに基づきレリーズスイッチ(図示
せず)がONされ、シャッターが切られる(ステップS1
9)。
上記ステップS14では、超音波不受信時のタイマーが
スタートされているか否かをチェックするスタートされ
ていなければステップS22のタイマースタートを実行
し、スタートされていればステップS23にジャンプす
る。
ステップS23では、タイムアップしたか否かをチェッ
クする。この結果、タイムアップしていなければステッ
プS13に戻る。またタイムアップすればステップS24に進
む。
ステップS24では、光又は音で警告を発する等のエラ
ー処理を実行する。
次に、本発明に係るリモコン装置の第2の実施例を説
明する。第6図はこのリモコン装置の制御ブロック図で
あり、第7図はこのリモコン装置を概略的に示す平面図
である。この実施例のカメラ10および発信器22は、上述
第1の実施例とおおよそ同じであるが、次に上げる部分
が異なっている。
つまり、発信器22の操作スイッチとして、レリーズス
イッチ26に加えて測距開始スイッチ27が設けられてい
る。またカメラ10側には、ピンフォトダイオードからな
るLED光受光部40が設置されている。このピンフォトダ
イオードはPSD素子に比して応答速度が速いため、測距
開始スイッチ27のON時に発射される測距スタート信号
と、レリーズスイッチ26のON時に発射されるレリーズ信
号とを識別することができる。さらに、撮影レンズ12の
両側に、超音波受信部35,36を有しており、これら超音
波受信部35,36は、撮影レンズ12の光軸oから左右に距
離lずつ離して設けられている。これら超音波受信部3
5,36の受信口はそれぞれ斜め前方に向けて開口されてい
る。このカメラ10のマイコン32に、カウンタ34、測距制
御手段33、入射角判別手段41および画角範囲外警告手段
42が設けられている。
カウンタ34は、LED素子25から発射された光信号がLED
光受光部40にて受信されたときカウントを開始する。そ
して、これに続いて超音波発射器23から発射される超音
波を、超音波受信器35,36がそれぞれ受信するまでの時
間をカウントする。
測距制御手段33は、受信器35,36それぞれのカウント
値C1,C2の平均値Cを求め、予め距離情報として入力さ
れている1カウント値に要する距離から、平均値Cに対
応する距離を算出する。そしてこの検出された距離値に
基づく信号を駆動モータ24に出力し、この駆動モータ24
を駆動させ、フォーカシングレンズを作動させて合焦さ
せる。
入射角判別手段41は、超音波受信部35,36が、超音波
発射器23から発射された超音波を受信したときのそれぞ
れの出力値から、出力比Xを演算するそしてこの出力比
Xを、撮影レンズ12の撮影可能角度θ2(画角)に対応
させて設定した値1/aおよびaと比較し、発信器22がこ
の画角内にあるか否かを判別する。
画角範囲外警告手段42は、入射角判別手段41により発
信器22が撮影可能角度θ2にないと判別されたとき、そ
の判別信号に基づき、警告用LED発光部20に信号を出力
して点燈させる。
第8図および第9図のフローチャートに沿ってこの第
2の実施例の作動を説明する。
カメラ10の電源をONさせ、被写体に向けて適当な位置
に置く。このとき発信器22をカメラ本体11の装着部から
取り外すことにより、モードはリモコン優先モードに切
り換えられる(ステップS30,S31)。
被写体となる撮影者は発信器22を持ってカメラ前方に
行き、発信器22をカメラ10に向け、測距開始スイッチ27
をONさせる。すると発信器22側のマイコンが、ONされた
のはレリーズスイッチ26なのか測距開始スイッチ27なの
かをチェックする(ステップS32,S33)。
ONされたのが測距開始スイッチ27であると判断されれ
ば、測距開始を指令する測距スタートデータをのせたLE
D素子25から発射され、さらに超音波発射器23から超音
波信号が発射される(ステップS34,37)。
カメラ10側では、LED光受光部40にてLED光が受光され
ると、測定開始の基準信号が送られたとしてカウンタ34
が時間差のカウントを開始する(ステップS35,36)。
そしてステップS38にて、超音波受信部35が超音波を
受信したか否かをチェックする。この結果、受信されて
いなければステップS40に進み、受信されていればステ
ップS60に進む。
上記ステップS40では、タイマーがスタートされてい
るか否かをチェックする。スタートされていなければス
テップS41のタイマースタートを実行し、スタートされ
ていればステップS42にジャンプする。
ステップS42では、タイムアップしたか否かをチェッ
クする。この結果、タイムアップしていなければステッ
プS38に戻る。またタイムアップすればステップS43に進
む。ステップS43では、光又は音で警告を発する等のエ
ラー処理を実行する。
ステップS60では、カウントが開始されてから超音波
受信器35が超音波を受信するまでのカウント値C1を検出
する。
ステップS39では、超音波受信部36が超音波を受信し
たか否かをチェックし、受信されていなければステップ
S45に進み、受信されていればステップS61に進む。
上記ステップS45では、タイマーがスタートされてい
るか否かをチェックする。スタートされていなければス
テップS46のタイマースタートを実行し、スタートされ
ていればステップS47にジャンプする。
ステップS47では、タイムアップしたか否かをチェッ
クする。この結果、タイムアップしていなければステッ
プS39に戻る。またタイムアップすればステップS48に進
む。ステップS48では、光又は音で警告を発する等のエ
ラー処理を実行する。
ステップS61では、カウントが開始されてから超音波
受信部36が超音波を受信するまでのカウント値C2を検出
する。
ステップS49において、超音波受信器35の出力値Vrと
超音波受信器36の出力値Vlから出力比Xを算出する(X
=Vr/Vl)。
そしてステップS50において、 1/a<X<a なる関係が成立するか否かをチェックする。第7図の
1/aからa までの範囲は撮影可能角度θ2(画角)を示
す。この結果、 1/a<X<a なる関係が成立しなければ、発信器22つまり被写体は撮
影可能角度θ2から外れた位置にいることになる。した
がってステップS52においてエラー処理を実行し、画角
範囲外警告手段31を介して警告用LED発光部20を点燈
し、警告を発する。また上記関係が成立する場合はステ
ップS51に進む。
ステップS51では、測距制御手段33が、受信器35,36そ
れぞれのカウント値C1,C2の平均値Cを求め、ステップ
S53にて、予め距離情報として入力されている1カウン
ト値に対応する距離から、平均値Cに対応する距離を算
出する。さらにこの算出された距離値に基づく信号を駆
動モータ24に出力し、この駆動モータ24を駆動させ、フ
ォーカシングレンズを作動させて合焦させる(ステップ
S54)。
この後マイコン32では、レリーズ信号の入力の有無を
チェックする(ステップS55)。
そしてステップS56において、レリーズスイッチ26がO
Nされ、レリーズデータをのせたLED光がLED素子25から
発射されると、ステップS56においてレリーズ処理が実
行され、シャッターが切られる。
以上第2の実施例では、レリーズスイッチ26と測距開
始スイッチ27を別に設けていたが、通常のカメラと同様
に、単一のスイッチの一段押し(半押し)で測距開始ス
イッチ27を動作させ、二段押し(全押し)でレリーズス
イッチ26を動作させることもできる。
さらに単一のスイッチを押すことにより、自動的に測
距開始スイッチ27の機能とレリーズスイッチ26の機能が
作動するようにしてもよい。第10図は、この第3の実施
例を示すフローチャートである。この場合、第9図のフ
ローチャートで述べたステップS33およびステップS56に
該当する作動は省略されている。つまり、単一のスイッ
チであるから、ONされたのは測距開始スイッチ27か否か
をチェックすることは要らず、また最初にレリーズスイ
ッチ26をONしたことにより、合焦後、自動的にレリーズ
されるため、レリーズデータ送信も必要ない。そして、
このレリーズの自動作動により、第8図のステップS55
に該当する作動(判断)も必要なくなる。
したがって、このリモコン装置を用いる場合、発信器
22をカメラ10に向けながら、レリーズスイッチ26(又は
測距開始スイッチ27)をONすると、発信器22側のマイコ
ンが、レリーズスイッチ26がONされたことをチェックす
る(ステップS57)。これにより、測距スタートデータ
をのせたLED光がLED素子25から発信され、同時に超音波
が超音波発射器23から発射される(ステップS58,59)。
そしてこれに続く作動は、第2の実施例を示す第8図
のフローチャートと同様であり、測距データに基づきフ
ォーカシングレンズを合焦させた後、自動的にシャッタ
ーが切られる。
次に、本発明に係るリモコン装置の第3の実施例を説
明する。第11図はこのリモコン装置の制御ブロック図で
ある。この実施例のカメラ10および発信器22の構造は、
上述第1の実施例とおおよそ同じであるが、次に上げる
部分が異なっている。
つまり、第1の実施例では、発信器22から発射された
超音波信号と光信号のカメラ10までの到達時間を比較
し、その時間差に基づき測距していたが、本第3の実施
例では、発信器22から発射された超音波信号と電波信号
の到達時間を比較し、その時間差に基づき測距する。し
たがって、発信器22に、電波発射器45をLED素子25に代
えて設けており、カメラ本体11に、この電波発射部45か
ら発射された電波信号を受信する電波受信部46を設けて
いる。
さらに、カメラ10に搭載したマイコン44に、時間差演
算手段47、測距制御手段48、入射角検出手段49、入射角
判別手段50および画角範囲外警告手段51を設けている。
時間差演算手段47は、電波受信部46が電波発射器45か
らの電波信号を受信したときの入力データと、超音波受
信器19が超音波発射器23からの超音波信号を受信したと
きの入力データを取り込んで比較、演算する。
測距制御手段48は、この演算値に基づき発信器22とカ
メラ10の間の距離を演算し、この演算値に対応してレン
ズ駆動制御をさせる。
入射角検出手段49は、撮影レンズ12の光軸と電波信号
との角度を電波受信部46の情報により検出する。
入射角判別手段50は、入射角検出手段49の検出データ
と撮影レンズ12の撮影可能角度(画角)とを比較し、発
信器22がこの画角内にあるか否かを判別する。
画角範囲外警告手段51は、入射角判別手段50により、
発信器22が撮影可能角度にないと判別されたとき、その
判別信号に基づき、警告用LED発光部20に信号を出力し
て点燈させる。
したがって、このリモコン装置を用いると、発信器22
をカメラ10に向けながら、レリーズスイッチ26をONする
と、発信器22側のマイコンがレリーズスイッチ26がONさ
れたことをチェックする。これにより、測距スタートデ
ータをのせた電波信号が電波発射器45から発信され、同
時に超音波信号が超音波発射器23から発射される。
これに続く作動は、第1の実施例と略同様であるが、
測距データの演算にあたって、時間差演算手段47は、電
波発射器45からの電波信号を受信したときの入力データ
と、超音波発射器23からの超音波信号を受信したときの
入力データを取り込んで比較、演算する。
そして、演算された測距データに基づき測距制御手段
48がフォーカシングレンズを合焦させた後、自動的にシ
ャッターが切られる。
「発明の効果」 以上のように本発明の請求項1に記載のリモコン装置
を有するカメラは、音波信号と光信号の到達時の時間差
を演算することに基づき、発信器までの距離を検出する
ことができるので、発信器をカメラに向け、簡単な操作
をするだけで、発信器を持った撮影者が自分自身迄の距
離を容易に測距させ、合焦させることができる。したが
って、カメラの正面にいないときでも、撮影者は自分自
身を正確に測距させることができ、例えば山を背景に
し、カメラ正面からずれた位置にいながら撮影する場合
も、確実に自分にピントを合わせて撮影することができ
る。さらに、発信器からカメラに向けて直接発射した信
号に基づきこの発信器までの測距を行なうので、従来の
例えばアクティブ方式による測距時、反射される測距光
にロスが生じる等の不具合はなく、測距精度の向上を図
ることができる。
また、請求項2に記載のリモコン装置を有するカメラ
は、電波信号と音波信号の到達時の時間差を演算するこ
とに基づき、発信器までの距離を検出することができる
ので、請求項1に記載のリモコン装置を有するカメラと
同様の効果を得ることができる。
さらに、請求項2に記載のリモコン装置を有するカメ
ラは、発信器から投光された光信号に基づき、撮影可能
角度に発信器があるか否かを判別することができるの
で、例えばこの判別データに基づき警告を発すれば、発
信器をもって自分自身を撮影させようとしている撮影者
に、撮影可能角度内にいること、撮影可能角度内から外
れたことを知らせることができる。
そして、請求項1、2に記載のリモコン装置を有する
カメラは、2個の音波受信部がそれぞれに受信した音波
信号の出力値に基づき、撮影可能角度に発信器があるか
否かを判別することができるので、請求項2に記載のリ
モコン装置を有するカメラと同様の効果を得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るリモコン装置を有するカメラの、
第1の実施例を示す制御ブロック図、 第2図は受信器を搭載したカメラ、および発信器を示す
斜視図、 第3図は第2図の平面図、 第4図は、カメラ本体側でのリモコン装置に係る制御作
動を示すフローチャート、 第5図はリモコン装置に係る発信器側での作動を示すフ
ローチャート、 第6図は、本発明に係るリモコン装置を有するカメラ
の、第2の実施例を示す制御ブロック図、 第7図は該第2の実施例におけるカメラおよび受信器を
示す平面図、 第8図は、該カメラ本体側での制御作動を示すフローチ
ャート、 第9図は、その発信器側での作動を示すフローチャー
ト、 第10図は、発信器が単一の操作スイッチのみを有する場
合の作動を示すフローチャート、 第11図は、本発明に係るリモコン装置を有するカメラ
の、第3の実施例を示す制御ブロック図である。 10…カメラ、11…カメラ本体、12…撮影レンズ、18,32,
44…マイクロコンピュータ、19…超音波受信器(音波受
信部)、21…LED光受光部(受光部)、22…発信器、23
…超音波発射器(音波発射部)、24…駆動モータ、25…
LED素子(発光部)、28…,47…時間差演算手段、29,33,
48…測距制御手段、30,49…入射角検出手段、34…カウ
ンタ、35,36…超音波受信器(音波受信部)、40…LED光
受光部、45…電波発射器(電波発射部)、46…電波受信
部、50,52…入射角判別手段、c…入射光のセンター、C
1,C2…カウント値、l…距離、o,o1…光軸、θ1…セン
ターとの角度、θ2…撮影可能角度、Vl,Vr…出力値、X
…出力比。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−139998(JP,A) 特開 昭63−237674(JP,A) 特開 昭63−191133(JP,A) 特開 平1−109871(JP,A) 特開 平3−98032(JP,A) 実開 昭64−54030(JP,U) 実開 昭57−57430(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G02B 7/28 G03B 17/02 G03B 17/56 G03B 17/38

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】撮影レンズおよび自動焦点機構を有し、さ
    らにカメラ本体に設けた受信器、および該カメラ本体と
    別体に構成した発信器からなるリモコン装置を有するカ
    メラであって、 発信器に設けられた、光信号を投光する発光部および音
    波信号を発射する音波発射部; 受信器に設けられた、光信号を受光する受光部および撮
    影レンズの光軸の両側に該光軸からそれぞれ等距離離し
    て設けられた2個の音波受信部; 該2個の音波受信部がそれぞれに受信した音波信号の出
    力値に基づき、上記撮影レンズの撮影可能角度内に発信
    器があるかどうかを判別する入射角判別手段; 該音波受信部が受信した音波信号と、受光部が受光した
    光信号との時間差を演算する時間差演算手段;および 該演算値に基づきカメラと発信器の間の距離を検出し、
    該距離検出データに基づき上記自動焦点機構を駆動させ
    る測距制御手段;を備え、 上記時間演算手段および測距制御手段は、上記入射角判
    別手段が、上記撮影レンズの撮影可能角度内に発信器が
    あると判別したことを条件に上記演算および駆動を実行
    すること、を特徴とするリモコン装置を有するカメラ。
  2. 【請求項2】撮影レンズおよび自動焦点機構を有し、さ
    らにカメラ本体に設けた受信器、および該カメラ本体と
    別体に構成した発信器からなるリモコン装置を有するカ
    メラであって、 発信器に設けられた、光信号を投光する発光部および音
    波信号を発射する音波発射部; 受信器に設けられた、光信号を受光する受光部および音
    波信号を受信する音波受信部; 撮影レンズの光軸と光信号のセンターとの角度を受光部
    の情報により検出する入射角検出手段; 該入射角検出手段の検出情報に基づき、上記撮影レンズ
    の撮影可能角度内に発信器があるか否かを判別する入射
    角判別手段; 上記音波受信部が受信した音波信号と、受光部が受光し
    た光信号との時間差を演算する時間差演算手段;および 上記演算値に基づきカメラと発信器の間の距離を検出
    し、該距離検出データに基づき上記自動焦点機構を駆動
    させる測距制御手段;を備え、 上記時間演算手段および測距制御手段は、上記入射角判
    別手段が、上記撮影レンズの撮影可能角度内に発信器が
    あると判別したことを条件に上記演算および駆動を実行
    すること、を特徴とするリモコン装置を有するカメラ。
  3. 【請求項3】撮影レンズおよび自動焦点機構を有し、さ
    らにカメラ本体に設けた受信器、および該カメラ本体と
    別体に構成した発信器からなるリモコン装置を有するカ
    メラであって、 発信器に設けられた、電波信号を発射する電波発射部お
    よび音波信号を発射する音波発射部; 受信器に設けられた、電波信号を受信する電波受信部お
    よび撮影レンズの光軸の両側に該光軸からそれぞれ等距
    離離して設けられた2個の音波受信部; 該2個の音波受信部がそれぞれに受信した音波信号の出
    力値に基づき、上記撮影レンズの撮影可能角度内に発信
    器があるかどうかを判別する入射角判別手段; 上記音波受信部が受信した音波信号と、電波受信部が受
    信した電波との時間差を演算する時間差演算手段;およ
    び 該演算値に基づきカメラと発信器の間の距離を演算し、
    該距離検出データに基づき上記自動焦点機構を駆動させ
    る測距制御手段;を備え、 上記時間演算手段および測距制御手段は、上記入射角判
    別手段が、上記撮影レンズの撮影可能角度内に発信器が
    あると判別したことを条件に上記演算および駆動を実行
    すること、を特徴とするリモコン装置を有するカメラ。
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