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JP2882626B2 - 弾球遊技機 - Google Patents
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JP2882626B2 - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JP2882626B2
JP2882626B2 JP6214057A JP21405794A JP2882626B2 JP 2882626 B2 JP2882626 B2 JP 2882626B2 JP 6214057 A JP6214057 A JP 6214057A JP 21405794 A JP21405794 A JP 21405794A JP 2882626 B2 JP2882626 B2 JP 2882626B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、パチンコ遊技機やコイ
ン遊技機などで代表される弾球遊技機に関し、詳しく
は、打玉を遊技領域に打込んで遊技が行なわれる弾球遊
技機に関する。 【0002】 【従来の技術】この種の弾球遊技機において、従来から
一般的に知られているものに、たとえば、打玉が始動入
賞口に入賞する等して可変表示装置が可変開始された後
その表示結果が導出表示され、その表示結果が予め定め
られた特定の表示態様(たとえば777)となった場合
に特定遊技状態となり、可変入賞球装置が第1の状態に
制御された後第2の状態となるように構成されたものが
あった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来の弾
球遊技機においては、前記可変入賞球装置が第1の状態
となる特定の表示態様が1種類しか定められておらず、
その1種類の特定の表示態様が導出表示されることによ
り1種類の特定遊技状態が発生してそれに伴った可変入
賞球装置の制御が行なわれるだけであったために、遊技
が単調となってしまい、遊技者が飽きやすいという欠点
を有していた。 【0004】そこで、可変入賞球装置が第1の状態とな
る特定の表示態様を複数種類定め、第1の種類の特定の
表示態様が導出表示されることにより第1の特定遊技状
態を発生させ、第2の種類の特定の表示態様が導出表示
されることにより第2の特定遊技状態が発生するように
し、遊技に変化性を持たせるように構成することが考え
られる。しかし、このように構成したとしても、遊技者
が発生した特定遊技状態が第1の特定遊技状態か第2の
特定遊技状態かを認識しなかった場合には、せっかく複
数種類の特定遊技状態が発生できるように構成したとし
ても、遊技者にしてみれば1種類の特定遊技状態しか発
生していないように思え、遊技の変化性に伴う面白味を
遊技者が味わわないという欠点が生ずる。 【0005】本願発明は、係る実情に鑑み考え出された
ものであり、その目的は、特定遊技状態に伴う遊技制御
の単調さを解決し、遊技者の期待感を損なうことなく変
化に富んだ遊技を遊技者が十分に味わうことのできる弾
球遊技機を提供することである。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明は、打玉を遊技領
域に打込んで遊技が行なわれる弾球遊技機であって、前
記遊技領域に設けられ、遊技者にとって有利となる第1
の状態と遊技者にとって不利となる第2の状態とに変化
可能な可変入賞球装置と、表示状態が変化可能な可変表
示装置と、該可変表示装置を可変表示させた後、表示結
果を導出表示させる制御を行なう可変表示制御手段と、
前記弾球遊技機の遊技を制御する手段であって、前記可
変表示装置の表示結果が予め定められた特定の表示態様
になった場合に特定遊技状態を発生させる遊技制御手段
と、前記可変入賞球装置が第1の状態となる前記特定の
表示態様が複数種類定められており、第1の種類の特定
の表示態様が導出表示された場合に第1の特定遊技状態
が発生した旨を報知し、第2の種類の特定の表示態様が
導出表示された場合に第2の特定遊技状態が発生した旨
を報知する特定遊技状態報知手段とを含み、前記遊技制
御手段は、前記第1および第2の特定遊技状態が発生し
た場合に、前記第1の特定遊技状態の発生時と前記第2
の特定遊技状態の発生時とで区別なく同じ制御態様で前
記可変入賞球装置を第1の状態に制御した後第2の状態
にし、かつ前記可変入賞球装置を再度第1の状態に制御
する繰返し継続制御を行なうことが可能な可変入賞球装
置制御手段を含み、前記第1の特定遊技状態が発生した
場合と前記第2の特定遊技状態が発生した場合とで遊技
者にとって有利となる度合の大小関係が特定遊技状態の
発生後の遊技状態に応じて決まる遊技制御を行なうとと
もに、前記第1の特定遊技状態が発生した場合には前記
第2の特定遊技状態が発生した場合よりも遊技者にとっ
て有利となる可能性が高くなるように遊技制御を行なう
ことを特徴とする。 【0007】 【作用】本発明によれば、可変表示制御手段の働きによ
り、可変表示装置が可変表示された後表示結果が導出表
示される。そしてその可変表示装置の表示結果が予め定
められた特定の表示態様になった場合に、遊技制御手段
の働きにより、特定遊技状態が発生される。そして特定
遊技状態が発生した場合には、可変入賞球装置が第1の
状態に制御された後第2の状態となる。そして、可変入
賞球装置が第1の状態となる特定の表示態様が複数種類
定められており、第1の種類の特定の表示態様が導出表
示された場合に第1の特定遊技状態が発生した旨が報知
され、第2の種類の特定の表示態様が導出表示された場
合に第2の特定遊技状態が発生した旨が報知される。特
定遊技状態が発生した場合には、可変入賞球装置制御手
段の働きにより、第1の特定遊技状態の発生時と第2の
特定遊技状態の発生時とで区別なく同じ制御態様で可変
入賞球装置を第1の状態に制御した後第2の状態に制御
し、かつ可変入賞球装置を再度第1の状態に制御する繰
返し継続制御が行なわれる。遊技制御手段のさらなる働
きにより、第1の特定遊技状態が発生した場合と第2の
特定遊技状態が発生した場合とで遊技者にとって有利と
なる度合の大小関係が特定遊技状態の発生後の遊技状態
に応じて決まる遊技制御が行なわれるとともに、第1の
特定遊技状態が発生した場合には第2の特定遊技状態が
発生した場合よりも遊技者にとって有利となる可能性が
高くなるように遊技制御が行なわれる。 【0008】 【発明の実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づい
て詳細に説明する。 【0009】図1は、本発明に関わる弾球遊技機の一例
であるパチンコ遊技機30を示す全体正面図である。 【0010】パチンコ遊技機30の前面枠32には、遊
技盤38が着脱自在に装着されて遊技領域40が形成さ
れている。この遊技盤38のほぼ中央位置には、可変表
示装置42が設けられているとともに、その下方位置に
は、可変入賞球装置52が設けられている。また、遊技
盤38には始動入賞口48a,48b,50および通常
の入賞口56a,56b,58a,58bがそれぞれ設
けられている。そして、この通常の入賞口56a,56
b,58a,58bにパチンコ玉が入賞することによ
り、景品玉が13個払い出され、また始動入賞口48
a,48b,50にパチンコ玉が入賞することにより、
後述するように、可変表示装置42の可変表示部2,
4,6を一定時間可変表示させて、その可変表示中にス
トップスイッチ68の操作があるか、またはない場合に
は一定時間経過後に停止制御される。またパチンコ玉の
始動入賞に伴って可変表示部2,4,6が可変表示を開
始するものに代えて、常時可変表示部2,4,6が変動
して可変表示し、パチンコ玉の始動入賞に伴って再可変
表示するよう構成されているものでもよい。さらに、可
変表示装置42は、可変表示部が3つのものに限らず、
1つのまたは2つあるいは4つ以上のものであってもよ
い。また、前記可変入賞球装置52は、その下縁を揺動
中心として開閉自在な開閉板54が設けられており、こ
の開閉板54の開成時にパチンコ玉が入賞し得るように
構成されている。この可変入賞球装置52内に入賞した
パチンコ玉の個数は、10カウント検出スイッチ114
(図3参照)により検出され、その検出個数がデジタル
表示器64により表示されるよう構成されている。ま
た、図中44は、デジタル表示器であり、大当り時にお
ける前記開閉板54の開成回数を表示するためのもので
ある。さらに、図中46は、LEDであり、パチンコ玉
の始動入賞口への入賞個数の記憶値を表示するためのも
のである。 【0011】パチンコ遊技機30の前面板65には、打
球供給皿66が設けられており、パチンコ玉を一時貯留
するとともに打球発射装置92(図2参照)の打球発射
部にパチンコ玉を1つずつ供給し、遊技者の操作ハンド
ル74による操作に基づいてパチンコ玉が前記遊技領域
40内に打ち込まれるよう構成されている。この打球供
給皿66内のパチンコ玉が多くなり過ぎ、貯留容量をオ
ーバーした場合には、その余剰玉を下方に設けられてい
る余剰玉受皿72に排出し、余剰玉を貯留し得るように
構成されている。 【0012】なお、図中、70はスピーカであり、大当
り時の効果音の発生や不正行為発生時における警報音の
発生などを行なうためのものである。また、60a,6
0bはサイドランプ、62a,62bは枠ランプであ
り、大当り時に点灯して大当り状態を遊技者に報知する
など、種々の情報を報知するためのものである。また、
図中、34は金枠、36はガラス枠である。 【0013】図2は、パチンコ遊技機の一部内部構造を
示す全体背面図である。前記操作ハンドル74の操作に
応答して、打球発射装置92が作動し、モータ94の駆
動力により、打球杆96が間欠揺動され、玉送り杆98
から1つずつ送られてきたパチンコ玉を打球杆96によ
り打撃し、パチンコ玉を1つずつ前記遊技領域40内に
打込むように構成されている。遊技領域40内に打込ま
れたパチンコ玉が始動入賞口48a,48b,50に入
賞すれば、それぞれに対応して設けられている始動入賞
玉検出スイッチ86a,86b,88により検出される
よう構成されており、それぞれの検出出力が後述するマ
イクロコンピュータ300に入力され、可変表示駆動機
構84が駆動制御され前記可変表示装置42が変動を開
始する。また、前記入賞口56a,56b,58a,5
8bから入賞したパチンコ玉や始動入賞口に入賞したパ
チンコ玉が入賞玉集合カバー82により所定の経路に誘
導され、入賞玉処理器90へ案内される。図中、76は
景品玉貯留タンクであり、78は景品玉整列樋であり、
また、80は景品玉払出器でありパチンコ玉の入賞など
に伴って景品玉を前記打球供給皿66内に払いだせるよ
うに構成されている。また、108はソレノイドであ
り、前記開閉板54を開閉させるための駆動源である。 【0014】図3は可変入賞球装置52の分解斜視図で
ある。次に、可変入賞球装置52の構造を図3に基づい
て説明する。 【0015】可変入賞球装置52は、横長の取付基板1
00により遊技盤盤面上に取付可能に構成されている。
この取付基板100の中央上部には、横長のほぼ長方形
の開口部102が形成されている。この開口部102の
上方位置には始動入賞口50が形成されている。取付基
板100の裏面側には、前記開口部102から進入した
パチンコ玉を一側方に誘導するための入賞玉誘導樋11
2が設けられている。そしてその入賞玉誘導樋112の
下方に10カウント検出スイッチ14を挿入セットする
ことにより、開口部102に入賞したパチンコ玉の個数
が検出し得るよう構成されている。取付基板100の中
央下方部分には、ランプ挿通孔116が4つ形成されて
いるとともに、左右両側にもランプ挿通孔116が2つ
ずつ形成されている。また、図中142は後述するラン
プカバー134を係止するための係止孔であり、140
はランプカバー134を取付固定するための係合突起で
ある。また図中130は後述するディジタル表示器64
のための配線引出孔である。前記開口部102は、開閉
板54により開放および閉塞可能に構成されており、こ
の開閉板54を開口部102にその下縁を中心に回動自
在に取付けるとともに、係合溝106に作動板111を
係合させた状態でソレノイド108を取付ける。そし
て、ソレノイド108の作動により、プランジャ110
が出退し、プランジャ110の先端に固定されている作
動板111により係合溝106を上下に動かし、開閉板
54が開閉するように構成されている。 【0016】また、取付基板100の裏面側に、ランプ
基板118が取付固定可能に構成されており、このラン
プ基板118に設けられている複数のランプ120が、
前記ランプ挿通孔116から前方に突出するように構成
されている。さらに、このランプ基板118の裏面側に
はランプ基板保護カバー122が取付固定されて、ラン
プ基板118を保護し得るように構成されている。 【0017】前記開口部102の裏面側には、裏カバー
体148が取付可能に構成されている。この裏カバー体
148には、1対の振分傾斜板150が突設されてお
り、開口部102から入賞したパチンコ玉が振分傾斜板
150に衝突し、開口部102の中央側または左右の両
側に振分けられるよう構成されている。さらに、この振
分傾斜板150の間には、玉検知板挿通孔152が形成
されており、玉検知板160がその一部を玉検知板挿通
孔152から前方に突出させた状態で取付られる。そし
て、可変入賞球装置52内に入賞し開口部102の中央
側を落下してきたパチンコ玉が前記玉検知板160に衝
突するように構成されている。この玉検知板160は、
軸挿通孔162が形成されており、支軸170を軸挿通
孔162に挿通させた状態で取付板168に対し回動自
在に枢支される。この玉検知板160の上部後方側には
重り164が設けられており、その自重により通常は、
玉検知板160の一部が前記玉検知板挿通孔152から
前方に突出する姿勢を保つように構成されている。そし
て、この玉検知板160を枢支した取付板168を裏カ
バー体148の裏面側に取付固定することにより、可変
入賞球装置52内に入賞したパチンコ玉の一部が玉検知
板160を衝突するごとに玉検知板160が支軸170
を中心に回動するように構成されている。この玉検知板
160の上方面には、反射板166が設けられており、
さらに、取付基板168の上部には、光検知孔174が
穿設されている取付板172とフォトセンサが設けられ
ている光検知基板176とが取付られる。そして、発光
ダイオード(図示せず)からの光が玉検知板160の反
射板166に投射されるように構成されている。この状
態で、玉検知板160のパチンコ玉の衝突に伴なう姿勢
変化により、反射板166からの反射光がフォトセンサ
に瞬間的に受光され、それを検知することにより開口部
102の中央部を通過したパチンコ玉(すなわちV入賞
玉)が検出し得るように構成されている。この反射板1
66が設けられた玉検知板169,フォトセンサが設け
られている光検知板176および取付板172さらには
取付板168によりV入賞玉検出機構158が構成され
ている。なお、V入賞玉検出機構は、上述の実施例の他
に他の検出機構、たとえばマイクロスイッチや近接スイ
ッチ等でも使用できる。さらに、裏カバー体148に
は、LED表示窓154が左右に1つずつ形成されてい
る。そして、配線中継基板132に設けられている左右
1対のLED133が前記LED表示窓154の後方側
に配設され、後述するV入賞記憶を表示し得るように構
成されている。ゆえに、この配線中継基板132は前記
LED133のための基板の構成をも兼備えているので
ある。なお、図中156はカバーレンズであり、前記L
ED133からの光を前方に通過させて遊技者に視認し
得るようにするためのものである。 【0018】前記取付基板100中央前面位置には、前
記10カウント検出スイッチ114の検出出力に基づい
て可変入賞球装置52内に入賞したパチンコ玉を個数を
表示するためのディジタル表示器64が配設されるよう
構成されている。このディジタル表示器64は、収納ケ
ース124a,124bに収納された状態で取付基板1
00に取付固定され、ディジタル表示器64の表示部が
前方から視認できるように構成されている。この収納ケ
ース124aには、配線引出孔128が形成されてお
り、ディジタル表示器64の配線がこの配線引出孔12
8および130を通ってマイクロコンピュータ300側
に接続される。さらに、この収納ケース124aには4
つのランプ挿通孔126が穿設されており、前記ランプ
基板118に設けられているランプ120が挿通されて
前方に突出し得るように構成されており、ランプ120
の光が前方から視認し得る。 【0019】図中、146は前面飾り板であり、その左
右両側にランプカバー134が取付固定可能に構成され
ている。そして、ランプカバー134が取付けられた前
面飾り板146は、ランプカバー134の係合筒138
を取付基板100の係合突起140に外嵌させるととも
に係止爪136を係止孔142に係止らせることにより
取付基板100前面側に取付固定される。また、このラ
ンプカバー134の係止爪136を中央側に押さえるこ
とにより、係止孔142からの係止が解除されて前面飾
り板146およびランプカバー134が容易に取外し可
能に構成されている。 【0020】図4は、前記可変入賞球装置52を示す全
体正面図である。可変入賞球装置52は、プレート状の
取付基板100により遊技盤38の盤面上に取付可能に
構成されている。この取付基板100の上方部分には、
矩形に切り抜かれた開口部102が形成されており、こ
の開口部102を閉塞可能な開閉板54がその下縁を回
動中心として枢支されており、前記ソレノイド108
(図2参照)の駆動力により、開口部102を閉塞した
開成状態と開口部102を開放した開成状態とに開閉板
54が切換えられるよう構成されている。開口部102
内には、その中央位置にV入賞玉検出機構158が設け
られており、開口部102から進入したパチンコ玉の一
部がこのV入賞玉検出機構158により検出され得るよ
うに構成されている。さらに、開口部102に進入した
パチンコ玉は、入賞玉誘導樋112により左側に集めら
れ、すべての入賞玉が10カウイント検出スイッチ11
4を通過して検出されるように構成されている。。 【0021】図中、56a,56bは通常の入賞口であ
り、ランプカバー134の上方部分により形成されてい
る。このランプカバー134は、ランプ120を覆うも
のであり、取付基板100側から突出されている係合突
起140にランプカバー134と一体形成されている係
合筒138を外嵌することにより、取付基板100に取
付固定されている。 【0022】図中、64はデジタル表示器であり、前記
10カウント検出スイッチ114による入賞玉数の検出
個数を表示するためのものである。また、その下方位置
には、ランプ120が設けられている。これらデジタル
表示器64とランプ120は、その外周を収納ケース1
24a,124bにより囲まれており、パチンコ玉が直
接衝突しないようにしている。なお、図中50は始動入
賞口である。 【0023】次に、図5に基づいて、可変表示装置42
の内部構造を説明する。なお、本実施例では可変表示装
置として機械式の回転ドラム機構を例にして説明する
が、その他電気的可変表示装置、たとえは、ディジタル
表示器や液晶表示器やCRTディスプレイ等であっても
よい。 【0024】収納ボックス200内には、可変表示部
(ドラム)2,4,6がシャフト210により枢支され
た状態で設けられている。さらに、収納ボックス200
の側面には、モータ202が設けられており、このモー
タ202の駆動力が出力軸204から駆動ギヤ206お
よび伝達ギヤ208を介して前記シャフト210に伝達
されるように構成されている。前記可変表示部(ドラ
ム)2,4,6は、前記シャフト210に遊嵌されてお
り、スプリング211a,211b,211cがシャフ
ト210に一体形成されたリングRに圧接し、このリン
グRとの摩擦力により、シャフト210からの回転力が
可変表示部(ドラム)2,4,6に伝達されるように構
成されている。 【0025】可変表示部(ドラム)2,4,6の一側方
にはラチェット歯車26,27,28が一体形成されて
おり、ドラムソレノイドA(212a),B(212
b),C(212c)によって揺動されるストッパレバ
ー216a,216b,216cがそのラチェット歯車
26,27,28に係合するように構成されている。そ
して、ドラムソレノイドA(212a),B(212)
b,C(212c)の作動により、ストッパレバー21
6a,216b,216cが揺動してラチェット歯車2
6,27,28から係合が解除されることにより、可変
表示部(ドラム)2,4,6の回転が可能な状態とな
る。また、回転中の可変表示部(ドラム)2,4,6の
回転を停止させるためには、停止させようとする可変表
示部(ドラム)(たとえば2)に対応するドラムソレノ
イドA(212a)の励磁を解除し、その復帰スプリン
グS(図6参照)の復元力によりストッパレバー216
aを揺動らせてラチェット歯車26に係合させ、可変表
示部(ドラム)2とシャフト20との間で滑りを生じさ
せることにより可変表示部(ドラム)2を停止させる。
なお、前記ストッパレバー216a,216b,216
cは図6に示すように、支軸217を中心に揺動するよ
うに構成されており、ドラムソレノイドA(212
a),B(212)b,C(212c)のプランジャ2
14a,214b,214cの出退に応じて、揺動する
ことにより、鉤部215a,215b,215cがラチ
ェット歯車26,27,28に対し係合状態および係合
解除状態に切換られるように構成されている。以上説明
した収納ボックス200内の各種装置およびモータ20
2さらには駆動ギヤ206,伝達ギヤ208により、可
変表示装置を駆動させるための可変表示装置駆動機構8
4が構成されている。 【0026】図5中218a〜eは投光器であり、停止
状態にある可変表示部(ドラム)2,4,6に形成され
た透孔H内に光を通過させるためのものである。そし
て、この通過光を受光器220a〜eにより検出し、ど
の位置を光が通過したかを検出することにより、後述す
るように、停止状態にある可変表示部(ドラム)によっ
て表示される図柄の組合せがいかなるくみあわせになっ
ているかを検出し得るように構成されている。そして、
この図柄の組合せが予め定める特定の組合せになった場
合には、後述するように特定遊技状態(大当り状態)と
なる。この透孔Hと投光器218a〜eおよび受光器2
20a〜eにより、可変表示部(ドラム)2,4,6が
予め定める特定の組合せの表示状態すなわち組合せ特定
識別情報になったか否かを検出する組合せ特定遊技状態
検出手段を含む特定遊技状態検出手段が構成されてい
る。なお、図中8は透明レンズであり、各ドラムの図柄
を拡大して見せるために前方側が凸状に成形され取付基
板43に取付けられている。また図中39はガラス板で
あり、82は入賞玉集合カバーである。 【0027】図6中、44はデジタル表示器であり、前
記可変入賞球装置の継続回数を表示するためのものであ
る。さらに、図中46はLEDであり、パチンコ玉の始
動入賞に伴なう始動入賞記憶値を表示するためのもので
ある。 【0028】次に、図7〜図9に基づいて、停止状態に
おける可変表示装置の識別情報(数字)の組合せを判定
する方法を説明する。 【0029】図7は、受光器の配設位置を示す図であ
り、受光器A(220a)〜E(220e)が図示する
ように配設されている。 【0030】図8は、可変表示部(ドラム)6,4,2
に形成されている透孔を示す図であり、ことえは、表示
態様が111の場合は、3つの可変表示部(ドラム)に
形成されている透孔のうち実線で示された透孔a,dが
横1列に揃って連通孔となるのであり、その連通孔a,
dを通過した通過光が破線で示された受光器A(220
a)、D(220d)により検出されることとなり、図
9に示すように、受光器A〜EのうちAとDから検出出
力が導出されることとなる。 【0031】なお、この図9の表に示す左欄の連続数字
は、停止した可変表示部材(ドラム)2,4,6で表示
された数字の組合せであり、これらの数字の場合に後述
する大当り状態が生じるのであり、これらの数字の組合
せを組合せ特定識別情報という。また、333,55
5,777のうちいずれかの表示状態となる確率が10
00分の3であり、この3つの識別情報を比較的出現確
率の低い第1の特定識別情報(第1の種類の特定の表示
態様)という。さらに、111,222,444,66
6,888,999,000のうちいずれかの表示状態
となる確率が1000分の7であり、この7つの識別情
報を比較的出現確率の高い第2の特定識別情報(第2の
種類の特定の表示態様)という。 【0032】なお、図9の表の受光器出力の欄の数字1
はその列の受光器から検出出力があったことを意味し、
数字Oは検出出力がなかったことを意味している。 【0033】そして、受光器AおよびDのみから検出出
力があった場合は可変表示装置の数字の組合せが111
であると予め設定しておくことにより、数字の組合せの
判定が可能となる。 【0034】以上の方法により、222の数字の組合せ
を判定する場合には、透孔dおよびeのみが横1列に揃
った連通孔となり、受光器DおよびEのみから検出出力
が導出されて(図9参照)、判定が行なわれる。さら
に、333の図柄の組合せの判定においては、受光器A
およびCのみから検出出力が導出される。以上の方法に
より、可変表示装置の図柄の組合せを111〜000ま
での10種類検出可能となり、この10種類の検出を、
5つの受光器と5つの連通孔で検出し得る。 【0035】この検出し得る図柄の組合せの数を式で示
すと、 【0036】 【数1】 【0037】となる。一般式では、受光器の数をn、停
止時における可変表示装置に形成されている連通孔の数
をrとすると、 【0038】 【数2】 【0039】となる。なお、図8においては、遊技者は
図面上向かって左側から可変表示装置の図柄の組合せを
視認するために、可変表示部(ドラム)の向かって左側
に111の図柄の組合せが形成されている状態となって
いる。 【0040】図10はこの発明の制御回路の全体の構成
を示すブロック図である。マイクロコンピュータ300
は以下に述べるようはパチンコ遊技機30全体の動作を
制御する機能を有する。このために、マイクロコンピュ
ータ300は、たとえば数チップのLSIで構成されて
おり、その中には制御動作を所定の手順で実行すること
のできるMPU302と、MPU302の動作プログラ
ムデータを格納するROM304と、必要なデータの書
込みおよび読出しができるRAM306とを含む。 【0041】さらに、マイクロコンピュータ300は入
力信号を受けて、MPU302に入力データを与える入
力回路308と、MPU302からの出力データを受け
て外部に出力する出力回路310と、MPU302から
音データを受けるサウンドジェネレータ312と、電源
投入時にMPU302にリセットパルスを与えるパワー
オンリセット回路314と、MPU302にクロック信
号を与えるクロック発生回路316と、クロック発生回
路316からのクロック信号を分周して割込パルスを定
期的にMPU302に与えるパルス分周回路(割込パル
ス発生回路)318と、MPU302からのアドレスデ
ータをデコードするアドレスデコード回路320とを含
む。 【0042】MPU302はパルス分周回路318から
定期的に与えられる割込パルスに応じて、割込制御ルー
チンの動作を実行することが可能となる。また、アドレ
スデコード回路320はMPU302からのアドレスデ
ータをデコードし、ROM304,RAM306,入力
回路308,出力回路310,サウンドジェネレータ3
12にそれぞれチップセレクト信号を与える。 【0043】なお、この実施例では、ROM304は、
その内容の書換え、すなわち、必要が生じた場合には、
その中に格納されたMPU302のためのプログラムデ
ータを変更することができるように、プログラマブルR
OMが用いられている。そして、MPU302はこのR
OM304内に格納されたプログラムデータに従って、
かつ以下に述べる各制御信号の入力に応答して、可変入
賞球装置52などに対して制御信号を与える。 【0044】マイクロコンピュータ300には、入力信
号として、次のような信号が与えられる。 【0045】まず、パチンコ玉の始動入賞に伴なう始動
入賞玉検出スイッチ86a,86b,88がONしたこ
とに応答して、始動入賞玉検出回路322から始動入賞
玉検出信号がマイクロコンピュータ300に与えられ
る。ストップスイッチ68の操作に基づいて、ストップ
信号がストップ回路324からマイクロコンピュータ3
00に与えられる。パチンコ玉がV入賞玉検出機構15
8により検出されてV入賞玉検出スイッチ158がON
したことに応答して、V入賞玉検出回路326からV入
賞玉検出信号がマイクロコンピュータ300に与えられ
る。10カウント検出スイッチ114の検出出力に応答
して、10カウント検出回路328から10カウント検
出信号がマイクロコンピュータ300に与えられる。可
変表示装置42に設けられている受光器218a〜21
8eの検出出力に応答して、受光器回路330から受光
信号がマイクロコンピュータ300に与えられる。この
受光信号の入力により、可変表示装置41内の可変表示
部(ドラム)2,4,6に形成されている透孔H(図5
参照)を通過した透過光の受光位置に関する情報がマイ
クロコンピュータ300に与えられる。この受光器回路
330とマイクロコンピュータ300により、受光位置
の2カ所の組合せを判別して各ドラムで表示される識別
情報が特定の組合せになったことを判定する組合せ判別
手段を含む判定手段が構成されている。 【0046】また、マイクロコンピュータ300は以下
の回路および装置に制御信号を与える。まず、ソレノイ
ド回路332を介してドラムソレノイドA(212
a)、B(212b),C(212c)のそれぞれにソ
レノイド駆動信号を与え、また、モータ回路336を介
してモータ202にモータ駆動信号を与え、可変表示装
置42内の可変表示部(ドラム)2,4,6(図5参
照)の回転制御を行なう。前記マイクロコンピュータ3
00,出力回路310,モータ回路336,ソレノイド
回路332により、前記可変表示装置を可変表示させた
後表示結果を導出表示させる制御を行なう可変表示制御
手段が構成されている。前記ソレノイド回路332,モ
ータ回路336およびマイクロコンピュータ300によ
り、可変表示部(ドラム)2,4,6の回転を開始させ
るための可変表示開始信号発生手段が構成されている。
また、投光器回路334を介して投光器220a〜22
0eを点灯させるための制御信号を出力する。さらに、
ソレノイド回路338を介してソレノイド108にソレ
ノイド駆動信号を与え、可変入賞球装置の開閉板54
(図3参照)の開閉制御を行なう。このソレノイド回路
338とマイクロコンピュータ300とにより、前記可
変表示装置の表示結果が予め定められた特定の表示態様
になった場合に特定遊技状態が発生して前記可変入賞球
装置を第1の状態に制御した後第2の状態にする制御手
段が構成されている。次に、ランプ回路340を介して
ランプ60a,60b,62a,62b,120それぞ
れにランプ点灯のための制御信号を与える。なおこれら
ランプはLEDでもよい。また、LED回路342を介
してLED46を点灯させるための制御信号を出力し、
デジタル表示駆動回路344を介してデジタル表示器4
4,64をデジタル表示させるための制御信号を出力す
る。さらに、アンプ346を介してスピーカ70から音
を発生させるための制御信号を出力する。なお、上記構
成の各回路には、電源回路348から所定の直流電流が
供給される。 【0047】図11ないし図13はこの発明の一実施例
の動作を説明するためのフロー図である。 【0048】次に、図1ないし図13を参照して、この
パチンコ遊技機の具体的な動作を説明する。 【0049】まず、図11において、電源が投入される
と、マイクロコンピュータ300はイニシャライズさ
れ、ステップS1以降に示すプログラムを実行する。そ
の最中に、図11(b)に示す割込プログラムごとに繰
返し実行される。この割込プログラムが所定の時間ごと
すなわち割込みパルスの発生ごとに繰り返し実行され
る。この割込みプログラムは、まずステップS47によ
り、始動入賞玉検出スイッチがONになったか否かの判
断がなされ、ONになっていなければ割込みは終了する
が、ONになっていれば、ステップS48に進み、可変
表示装置が可変表示中か否かが判断され,可変表示中で
なければステップS50に進む。また可変表示中であれ
ばステップS49に進み、始動入賞したことをスピーカ
70や各種ランプにより報知する。そして、ステップS
50に進み、始動入賞記憶カウンタの値が「4」である
か否かの判断がなされ、「4」であれば割込が終了し、
「4」でなければ、ステップS51に進み、始動入賞記
憶カウンタを1インクリメントし、割込みが終了する。 【0050】なお、本実施例では始動入賞記憶カウンタ
の値の記憶の上限値は「4」であり、それ以上の記憶は
しないようにされている。 【0051】次に、図11(a)に戻り、ステップS1
により、始動入賞記憶カウンタの値が「0」であるか否
かの判断がなされ、「0」あれば待機し、「0」でなく
なればステップS2に進み、始動入賞記憶カウンタを1
ディクリメントする。次に、ステップS3に進み、ドラ
ムソレノイドA,B,CをONにし可変表示装置42の
可変表示部(ドラム)2,4,6(図5参照)が回転し
得る状態にする。そして、ステップS4に進み、可変表
示中であることを遊技者に報知させる。次にステップS
5に進み、時間T1 を経過させる。この時間T1 を経過
させる処理は、可変表示装置42内のラチェット歯車2
6,27,28からストッパレバー216a,216
b,216cを完全に解除させるために必要な猶予期間
を経過させ、モータ起動時の負荷を軽減させるために必
要なものであり、たとえば0.1秒程度のものである
(図5および図6参照)。次に、ステップS6に進み、
モータをONにし、可変表示部(ドラム)2,4,6を
回転させる(図5参照)。この実施例では、パチンコ玉
の始動入賞に伴って可変表示を開始する可変表示開始手
段を採り上げたが、本発明はそれに限らず、アウト玉が
所定数(例えば10個)に達すれば可変表示を開始する
ものでもよい。 【0052】モータを作動させた後は、ステップS7に
より、ストップスイッチ68(図1参照)がONになっ
たか否かの判断がなされ、ONになっていないと判断さ
れた場合は、ステップS8に進み、タイマ等に基づいて
可変表示開始後5秒経過したか否かの判断がなされ、未
だに5秒経過していないと判断された場合は、再び前記
ステップS7に戻るDOループが形成されている。そし
て、このDOループの巡回途中で、ステップS7により
ストップスイッチがONになった場合およびステップS
8により可変表示開始後5秒経過した場合は、以降の可
変表示装置を停止させる処理がなされるのであり、この
ステップS7およびS8により可変表示装置のための停
止指令信号発生手段が構成されている。また、前記モー
タ回路336およびマイクロコンピュータ300により
前記停止指令信号発生手段出力を受けて可変表示装置の
可変表示駆動を停止する表示駆動制御手段が構成されて
いる。次に、ステップS9に進み、T2 (10通りの時
間から選択された1つの時間)を経過させる処理がなさ
れる。つまりこのT2 は、この10通りの時間からラン
ダムに選択された任意の時間であり、停止時の図柄の組
合せがパターン化することを防止し、遊技者がストップ
スイッチなどの操作により自己の希望する図柄の組合せ
に可変表示装置を停止させることを不可能にするための
ものである。このT2 はたとえは0.3〜1秒程度の範
囲内のものである。T2 を通過させた後にステップS1
0に進み、ドラムソレノイドAをOFFし可変表示部
(ドラム)2(図5参照)を停止させるとともに、ステ
ップS11により、左のドラムを停止させたことを遊技
者に報知する。このステップS9ないしS11の制御と
同等の制御を他の可変表示部(ドラム)4,6に対して
も行ない(ステップS12ないしS17)、すべての可
変表示部(ドラム)の回転を停止させる。次に、ステッ
プA18に進み、投光器をONさせ、ステップS19
で、時間T5 を経過させる。この時間T5 を設けるこ
と、すなわち、ドラムソレノイドがすべてOFFしてか
らもしばらくモータをONさせておくことにより、可変
表示部(ドラム)の停止位置がずれるのを防止できる。
この時間T5 はたとえば0.4秒程度の短い時間であ
る。 【0053】次に、ステップS20に進み、大当りの図
柄の組合せか否かの判断がなされ、大当りの図柄の組合
せでないと判断された場合は、ステップS21に進み、
投光器とモータをOFFし、再び前記ステップS1に戻
る。また、ステップS20により、大当りの図柄の組合
せであると判断された場合は、ステップS22に進み、
停止した可変表示装置の表示態様が、第1の特定識別情
報か否かの判断がなされ、YESと判断された場合はス
テップS23に進み投光器およびモータをOFFした後
にステップS24に進む。また、前記ステップS22で
NOの判断がなされた場合は、ステップS23′に進
み、投光器およびモータをOFFした後に図13に示す
ステップS60に進む。前記ステップS22に従って作
動する投光器218a〜218eおび受光器220a〜
220eにより、第1の特定遊技状態検出手段および第
2の特定遊技状態検出手段が構成されている。次に、図
12に示すステップS24では、第1の特定識別情報に
基づく大当りが発生したことを遊技者に報知し、ステッ
S25により、時間T6 を経過させる。この時間T
6 は、特定遊技状態(大当り状態)になったことを遊技
者に報知するための時間であり、遊技者の期待感を向上
させる利点があり、たとえば4秒程度のものである。次
に、ステップS26に進み、開閉板54(図3参照)を
駆動するためのソレノイドをONさせることにより可変
入賞球装置を開成させて第1の状態に変化させ、さら
に、開成回数カウンタを1インクリメントする。次に、
ステップS27に進み、開閉板が開成したことを遊技者
に報知する。次にステップS28に進み、V入賞玉検出
スイッチがONになったか否かかの判断がなされ、未だ
にONになっていないと判断された場合は、ステップS
29に進み、10カウント検出スイッチがONになった
か否かかの判断がなされ、ONになっていないと判断さ
れた場合は、スペースS30に進み、10カウントカウ
ンタの値が「10」であるか否かかの判断がなされ、未
だに「10」になっていないと判断された場合は、ステ
ップS31に進み、ソレノイドがONした後30秒経過
したか否かの判断がなされ、未だに経過していないと判
断された場合は、再び前記ステップS28に戻るDOル
ープが形成されている。このDOループの巡回途中で、
前記ステップS28により、V入賞玉検出スイッチがO
Nになったと判断された場合は、ステップS32に進
み、以降の可変入賞球装置を再度第1の状態にして大当
り状態を繰返し継続させる処理がなされるのであり、こ
のステップS28により繰返し条件検出手段が構成され
ている。また、この繰返し条件は、前記構成に代えて、
遊技盤の他の入賞口への入賞で成立するようにしてもよ
く、さらに、ソレノイドをONした後30秒経過時に再
度可変表示装置(中央のドラムのみでもよい)を可変表
示させて、停止した表示態様が特定のものになった場合
に成立させるよう構成してもよい。また、ステップS3
2では開成回数カウンタの値が「10」であるか否かの
判断がなされる。この開成回数カウンタの値は前記ステ
ップS26により順次加算された値であり、特定遊技状
態(大当り状態)の繰返し継続回数に対応するものであ
り、この繰返し継続回数の上限が10回と定められてい
るために、特定遊技状態(大当り状態)の繰返し継続が
10回以上にならないように遊技制御するためのもので
ある。このステップS32により、開成回数カウンタの
値が「10」になっていないと判断された場合は、ステ
ップS33に進み、V入賞記憶カウンタの値が「1」で
あるか否かの判断がなされ、「1」でないと判断された
場合は、すなわち、その回の特定遊技状態(大当り状
態)における初めてのV入賞であると判断された場合
は、ステップS34に進み、V入賞記憶カウンタを1イ
ンクリメントし、ステップS35により、V入賞を遊技
者に報知し、ステップS29に進む、また、前記ステッ
プS32により開成回数カウンタの値が「10」である
と判断された場合は、特定遊技状態(大当り状態)の継
続は既に上限の回数に達しているために、ステップS3
6に進み、V入賞を無効処理し、ステップS29に進
む。また、前記ステップS33により、V入賞記憶カウ
ンタの値が「1」であると判断された場合も、ステップ
S36に進み、V入賞無効の処理がなされた後にステッ
プS29に進む。このステップS33は、V入賞記憶が
1回のみと定められているために、それ以上のV入賞が
あったとしても2回目以降のV入賞を記憶することなく
そのV入賞を無効にした後にステップS29に進むので
ある。なお、このV入賞記憶を1回のみに限らず2回以
上記憶し得るように構成してもよい。その場合はその記
憶値に対応した回数繰返すようにする。次に、ステップ
29では、10カウント検出スイッチがONになったか
否かの判断がなされ、ONになったと判断された場合
は、ステップS37に進み、10カウントカウンタの値
を1インクリメントした後に、ステップS38により、
パチンコ玉の可変入賞球装置内への入賞を遊技者に報知
し、ステップS30に進む。次に、ステップS30によ
り10カウントカウンタの値が「10」であると判断さ
れた場合またはステップS31により、ソレノイドがO
Nした後に30秒経過したと判断された場合は、ステッ
プS39に進み、ソレノイドをOFFして、可変入賞球
装置の開閉板54(図3参照)を閉成させてその回の特
定遊技状態(大当り状態)の制御を一応終了させる。つ
まり、特定遊技状態(大当り状態)は可変入賞球装置内
へのパチンコ玉の入賞個数が10個に達した場合または
開閉板の開成時間が30秒に達した場合のいずれか早い
方が成立することにより終了するのであり、このステッ
プS30とステップS31とにより、可変入賞球装置の
第1の状態を終了させる規制条件が成立したか否かを判
断する。なお、本発明は、この実施例に限らず、所定時
間(たとえば30秒間)の経過のみあるいは打玉の所定
個数(たとえば10個)の入賞のみによって規制条件が
成立するようにしてもよい。次に、ステップS40に進
み、可変入賞球装置の開閉板を閉成させて特定遊技状態
(大当り状態)を終了させたことを遊技者に報知する。
次に、ステップS41に進み、V入賞記憶カウンタの値
が「1」であるか否かの判断がなされ、「1」であると
判断された場合は、ステップS42に進み、可変入賞球
装置駆動用のソレノイドをOFFした後時間T7 を経過
させる。この時間T7 は、開閉板の閉成後のV入賞玉検
出を一定時間(たとえば2秒)有効化するための時間で
あり、たとえば3秒程度のものである。次に、ステップ
S43に進み、10カウントカウンタクリアおよびV入
賞記憶カウンタのクリアの各処理がみなされた後に、再
び前記ステップS26に進み、V入賞記憶に伴なう特定
遊技状態(大当り状態)の制御が新たに開始されるので
ある。また、前記ステップS41により、V入賞記憶カ
ウンタの値が「1」でないと判断された場合は、ステッ
プS44に進み、ソレノイドがOFFした後2秒経過し
たか否かの判断がなされ、未だに2秒経過していないと
判断された場合は、再び前記ステップS41に戻るDO
ループが形成されている。この処理は、開閉板が閉成さ
れた後においても可変入賞球装置内に遅れ玉が存在する
場合があり、その遅れ玉によるV入賞が生ずる場合が考
えられるため、2秒間の猶予期間を設けて、遅れ玉によ
るV入賞をも検出せんとするものであり、このDOルー
プの巡回により、具体的には、前記ステップS28ない
しステップS43までの処理が繰返しおこなわれるので
ある。そして、このDOループの巡回途中で、ステップ
S41により、V入賞記憶カウンタの値が「1」となっ
たと判断された場合は、前述と同様にステップS42に
進み、また、このDOループの巡回で、最後までV入賞
記憶カウンタの値が「1」にならなかった場合は、ステ
ップS45に進み、可変入賞球装置駆動用のソレノイド
をOFFした後時間T7 を経過させる処理がなされる。
次に、ステップS46に進み、10カウントカウンタク
リア、V入賞記憶カウンタクリア、開成回数カウンタク
リアの各処理がなされた後に、図11に示すステップS
1に戻る。 【0054】次に、図13に示すステップS60では、
第2の特定識別情報に基づく大当りが発生したことを報
知する。ステップS61以降の処理は、図12に示した
ステップS25以降の処理とほとんど同じであるが、ス
テップS68の開成回数カウンタの値が「5」であるか
否かの判断が異なる。図12に示すステップS32で
は、開成回数カウンタの値が「10」であるか否かの判
断を行ない、可変入賞球装置を再度第1の状態にする大
当り状態の繰返し継続を10回以上行なわせないように
制御していたのであるが、このステップS68では、大
当り状態の繰返し継続を5回以上行なわせないように制
御している。つまり、停止した可変表示装置で示される
連続数字を構成する数字が、1,2,4,6,8,9,
0で、その出現確率が1000分の7という比較的高い
確率である場合は、大当り状態の継続上限回数を5と定
めているのである。 【0055】なお、前記実施例では、比較的出現確率が
低い場合は継続上限回数を多くし、高い場合は少なくす
るように説明したが、その他、出現確率が同じであって
も、表示態様によって継続上限回数を異ならせたり、ま
た、出現確率が低くて、かつ継続上限回数が少ないもの
と出現確率が高くて、かつ継続上限回数が多いもの、あ
るいはそれら両者の中間的なものの組合せでもよい。 【0056】またステップS66およびステップS67
によって成立したか否かが判断される規制条件が、図1
2のステップS30およびステップS31によって判断
される規制条件と同一となっているが、本発明はこれに
限らず、ステップS66を、「10カウントカウンタの
値が「7」か」と改め、さらに、ステップS67を「ソ
レノイドがON後15秒経過したか」と書き改めてもよ
い。すなわち規制条件を複数種類に設定し、前記特定遊
技状態検出手段からの複数種類の検出出力に応じてそれ
ぞれ規制条件を異ならせるように制御してもよい。ステ
ップS24,S60により、前記可変入賞球装置が第1
に状態となる前記特定の表示様態が複数種類定められて
おり、第1の種類の特定の表示態様が導出表示された場
合に第1の特定遊技状態が発生した旨を報知し、第2の
種類の特定の表示態様が導出された場合に第2の特定遊
技状態が発生した旨を報知する特定遊技状態報知手段が
構成されている。そして、前述したように、前記第1の
特定遊技状態と前記第2の特定遊技状態とでは遊技者に
付与される遊技上の特典が異なる。 【0057】また、前記実施例では、遊技する際にパチ
ンコ玉を貸出し、該パチンコ玉によって遊技するものを
取上げたが、たとえば磁気カードや光カード,ICカー
ド等の貸玉データが記録されたデータ記録媒体を用い、
該記録媒体をパチンコ遊技機に適用し、パチンコ遊技機
内蔵のパチンコ玉で遊技できるようにし、遊技者がパチ
ンコ玉を持ち歩かないように構成してもよい。また、こ
の場合、パチンコ玉の入賞等によって景品玉が払出され
る代わりに、点数が順次加算された景品玉得点を表示す
るようにし、その得点すなわち景品玉データを前記記録
媒体に記録させることにより、持玉の代わりに構成して
もよい。なお、図10に示されたマイクロコンピュータ
300により、パチンコ遊技機30を制御する手段であ
って、可変表示装置42の表示結果が予め定められた特
定の表示態様になった場合に特定遊技状態を発生させる
遊技制御手段が構成されている。この遊技制御手段は、
図12および図13に示される繰返し継続制御のよう
に、第1の特定遊技状態(図12の特定遊技状態)が発
生した場合と第2の特定遊技状態(図13の特定遊技状
態)が発生した場合とで遊技者にとって有利となる度合
の大小関係が特定遊技状態発生後の遊技状態に応じて決
まる遊技制御(たとえば、V入賞をさせることができる
か否かに応じて繰返し継続制御の継続回数が決まる制
御)を行なうとともに、第1の特定遊技状態が発生した
場合には、繰返し継続制御の継続回数の上限が第2の特
定遊技状態の場合よりも大きくすることにより、第2の
特定遊技状態が発生した場合よりも遊技者にとって有利
となる可能性が高くなるように遊技制御を行なう。ま
た、図10に示されたソレノイド回路338およびマイ
クロコンピュータ300により、第1の特定遊技状態が
発生した場合と、第2の特定遊技状態が発生した場合と
で区別なく同じ制御態様で可変入賞球装置52を開成し
た後閉成し、かつ再度開成する繰返し継続制御を行なう
ことが可能な可変入賞球装置制御手段が構成されてい
る。 【0058】 【発明の効果】本発明によれば、可変入賞球装置が第1
の状態となる特定の表示態様が複数種類定められてお
り、第1の種類の特定の表示態様が導出表示されたこと
により第1の特定遊技状態が発生し、第2の種類の特定
の表示態様が導出表示されたことにより第2の特定遊技
状態が発生する。その場合において、第1の特定遊技状
態が発生した場合と第2の特定遊技状態が発生した場合
とで遊技者にとって有利となる度合の大小関係が特定遊
技状態の発生後の遊技状態に応じて決まる遊技制御が行
なわれるので、第1の特定遊技状態が発生した場合も、
第2の特定遊技状態が発生した場合も、ともに遊技者は
特定遊技状態の発生後の遊技状態を遊技者にとって有利
となる努力をする必要がある。このため、第1の特定遊
技状態が発生した場合も第2の特定遊技状態が発生した
場合もともに遊技が変化に富んだ面白いものとなり、遊
技者の期待感を高めることかできる。しかも、第1の特
定遊技状態が発生した場合にはその旨が報知され、第2
の特定遊技状態が発生した場合にはその旨が報知される
ために、第1の特定遊技状態の発生時と第2の特定遊技
状態の発生時とで可変入賞球装置の制御態様が同じであ
るにもかかわらず、遊技者が第1の特定遊技状態が発生
したのか第2の特定遊技状態が発生したのかを区別して
認識できる。さらに、そのような報知が行なわれた場合
において、第1の特定遊技状態が発生した場合も第2の
特定遊技状態が発生した場合もともに特定遊技状態発生
後の遊技状態に応じて有利となる度合の大小関係が決ま
るという変化に富んだ遊技を行なうことが可能であるの
で、どちらの特定遊技状態の発生を告げる報知であって
も、報知の内容にかかわらず遊技者の期待感を高めるこ
とができる。このように、遊技の変化性を十分遊技者が
認識することができ、かつ、遊技者の期待感を損なうこ
となく遊技の変化性を遊技者が十分に味わうことができ
る。
【図面の簡単な説明】 【図1】弾球遊技機の一例であるパチンコ遊技機30を
示す全体正面図である。 【図2】パチンコ遊技機の一部内部構造を示す全体背面
図である。 【図3】パチンコ遊技機に使用されている可変入賞球装
置を示す分解斜視図である。 【図4】パチンコ遊技機に使用されている可変入賞球装
置を示す全体正面図である。 【図5】パチンコ遊技機に使用されている可変入賞球装
置の内部構造を示す横断面図である。 【図6】可変入賞球装置の縦断面図である。 【図7】受光器の設けられている位置を示す説明図であ
る。 【図8】3つの可変表示部(ドラム)に設けられている
透孔によって形成される連通孔の位置を示す説明図であ
る。 【図9】通過光の検出に応答して受光器から導出される
検出出力と、その場合の識別情報の組合せとの対応関係
を示している表を表わす図である。 【図10】パチンコ遊技機を制御するための制御回路を
示すブロック図である。 【図11】パチンコ遊技機の具体的な動作を説明するた
めのフロー図である。 【図12】パチンコ遊技機の具体的な動作を説明するた
めのフロー図である。 【図13】パチンコ遊技機の具体的な動作を説明するた
めのフロー図である。 【符号の説明】 30は弾球遊技機の一例であるパチンコ遊技機、38は
遊技盤、42は可変表示装置、52は可変入賞球装置、
218a〜218eは投光器、220a〜220eは受
光器、300はマイクロコンピュータ、336はモータ
回路、332,338はソレノイド回路、68はストッ
プスイッチ、158はV入賞玉検出機構、2,4,6は
可変表示部(ドラム)である。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.打玉を遊技領域に打込んで遊技が行なわれる弾球遊
    技機であって、 前記遊技領域に設けられ、遊技者にとって有利となる第
    1の状態と遊技者にとって不利となる第2の状態とに変
    化可能な可変入賞球装置と、 表示状態が変化可能な可変表示装置と、 該可変表示装置を可変表示させた後、表示結果を導出表
    示させる制御を行なう可変表示制御手段と、 前記弾球遊技機の遊技を制御する手段であって、前記可
    変表示装置の表示結果が予め定められた特定の表示態様
    になった場合に特定遊技状態を発生させる遊技制御手段
    と、 前記可変入賞球装置が第1の状態となる前記特定の表示
    態様が複数種類定められており、第1の種類の特定の表
    示態様が導出表示された場合に第1の特定遊技状態が発
    生した旨を報知し、第2の種類の特定の表示態様が導出
    表示された場合に第2の特定遊技状態が発生した旨を報
    知する特定遊技状態報知手段とを含み、 前記遊技制御手段は、 前記第1および第2の特定遊技状態が発生した場合に、
    前記第1の特定遊技状態の発生時と前記第2の特定遊技
    状態の発生時とで区別なく同じ制御態様で前記可変入賞
    球装置を第1の状態に制御した後第2の状態にし、かつ
    前記可変入賞球装置を再度第1の状態に制御する繰返し
    継続制御を行なうことが可能な可変入賞球装置制御手段
    を含み、 前記第1の特定遊技状態が発生した場合と前記第2の特
    定遊技状態が発生した場合とで遊技者にとって有利とな
    る度合の大小関係が特定遊技状態の発生後の遊技状態に
    応じて決まる遊技制御を行なうとともに、前記第1の特
    定遊技状態が発生した場合には前記第2の特定遊技状態
    が発生した場合よりも遊技者にとって有利となる可能性
    が高くなるように遊技制御を行なうことを特徴とする、
    弾球遊技機。
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