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JP2885563B2 - 光検知素子 - Google Patents
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JP2885563B2 - 光検知素子 - Google Patents

光検知素子

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JP2885563B2
JP2885563B2 JP4046235A JP4623592A JP2885563B2 JP 2885563 B2 JP2885563 B2 JP 2885563B2 JP 4046235 A JP4046235 A JP 4046235A JP 4623592 A JP4623592 A JP 4623592A JP 2885563 B2 JP2885563 B2 JP 2885563B2
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junction
light receiving
electrode pad
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teg
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保明 吉田
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は光検知素子に関し、特
に、テストエレメントグループ(以下、TEGと称
す。)を備えた光検知素子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は、従来の赤外線撮像装置を示す斜
視図であり、図10は図9に示すの赤外線撮像装置の構
成を示す模式図である。これらの図において、1は例え
ば128×128個の画素から成る2次元のフォトダイ
オードアレイ、2は信号読み出しを行うシリコンCC
D、3はインジウムバンプ、4は赤外線、5は出力回
路、6,7はシリコンCCD2を構成する垂直CCDと
水平CCDである。
【0003】ここで、2次元フォトダイオードアレイ1
とシリコンCCD2とはインジウムバンプ3によって電
気的に接続されており、2次元フォトダイオードアレイ
1により検出された赤外線4は、シリコンCCD2によ
り一定時間蓄積された後、時系列信号に変換され、出力
回路5から出力されるようになっている。そして、上記
2次元フォトダイオードアレイ1はCd0.2 Hg0.8
eを用いて構成されており、これによって10μm帯の
赤外線の撮像を行うことができる。
【0004】図7は、上記Cd0.2 Hg0.8 Teを用い
た2次元フォトダイオードアレイ1の構造を示す平面図
であり、図8は図7のA−A′線における断面図であ
る。
【0005】これらの図において、8はCd0.2 Hg
0.8 Teより成る半導体層、9はCdTeより成る基
板、10はpn接合、11は受光領域、12はTEG、
13はn電極パッド、14はp電極パッド、15はTE
G12のn電極パッド、16はTEG12のp電極パッ
ド、17は絶縁膜、18はp側電極金属である。尚、こ
こでは、簡単のために受光領域11の画素数を3×3画
素としているが、通常128×128画素のものが多く
用いられる。また、TEG12は2次元フォトダイオー
ドアレイ1上に形成されたpn接合10の特性をモニタ
するもので、このpn接合10の形成工程と同工程で形
成されたpn接合10’を備えており、TEG12のn
電極パッド15及びTEGのp電極パッド16にプロー
ブカードの針をたててTEGのI−V特性を測定するこ
とで、擬似的に受光領域11のpn接合10の特性を知
ることができるようになっている。
【0006】そして、このようなTEG12を備えた2
次元フォトダイオードアレイ1ではウエハプロセス終了
後にTEG12のI−V特性を評価することにより、素
子が評価,選別され、良品となった2次元フォトダイオ
ードアレイのn電極パッド13とp電極パッド14上に
インジウムバンプ3を形成し、シリコンCCDをフリッ
プチップボンディングして、図9に示す赤外線撮像素子
が得られる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
赤外線撮像素子を構成するフォトダイオードアレイでは
その受光領域の近傍に、該受光領域のpn接合の形成工
程と同工程で形成されたpn接合を有するTEGを備え
ており、ウエハプロセス終了後にこのTEGのI−V特
性を測定して、受光領域のpn接合10の特性がモニタ
されていた。しかしながら、このTEGのI−V特性か
らは受光領域においてpn接合が形成されているか、否
かというレベルの情報をしか得ることはできず、例え
ば、受光領域のpn接合10を構成するイオン注入領域
が基板内に拡散し過ぎて隣接するpn接合10同士が短
絡した場合、TEGのI−V特性からこのような状態を
判別することができず、良品として選別されていたた
め、良品として選別されたフォトダイオードアレイを用
いて生産された赤外線撮像装置であるにもかかわらず、
その中に画像がぼけたり、結像しない不良装置が含まれ
てしまうという問題点があった。
【0008】この発明は上記のような問題点を解消する
ためなされたもので、受光領域内のpn接合の拡散状態
を判別できるTEGを備えた光検知素子を得ることを目
的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる光検知
素子は、TEGの各素子を構成する複数のpn接合形成
領域のそれぞれに対して、互いに異なった距離をもって
pn接合形成領域を囲む金属電極を形成するようにした
ものである。
【0010】また、この発明にかかる光検知素子は、T
EGの各素子を構成する複数のpn接合のそれぞれが、
受光領域を構成する縁部のpn接合の形成位置から互い
に異なった距離離れた位置に形成されたものである。更
に、この発明にかかる光検知素子は、TEGを構成する
1つのテスト素子に相対向する2つのpn接合を形成
し、その2つのpn接合の形成領域の距離間をテスト素
子毎で変えるようにしたものである。
【0011】
【作用】この発明においては、TEGの各素子を構成す
るpn接合の形成領域にこれを囲む金属電極が設けら
れ、それぞれの電極がpn接合の形成位置から異なる距
離をもって形成されているので、pn接合の形成領域が
拡がりすぎると、pn接合の形成位置に対して近い距離
にある金属電極から順に短絡して正常なI−V特性を得
ることができなくなり、この結果から、受光領域部のp
n結合の拡散状態を知ることがでときる。
【0012】また、この発明においては、TEGの各素
子を構成する複数のpn接合のそれぞれが、互いに受光
領域の縁部のpn接合から異なる距離をもって形成され
ているので、pn接合の形成領域が拡がりすぎると、受
光領域部の縁部のpn接合に対して近い位置にあるTE
Gの素子を構成するpn接合から順に短絡して、正常な
I−V特性を得ることができなくなり、この結果から、
pn結合の基板内での拡散状態を知ることがでときる。
【0013】また、この発明においては、TEGを構成
する各素子に対して各素子間でそれぞれの形成位置間の
距離が異なる相対向する2つのpn接合が形成されてい
るので、pn接合の形成領域が拡がりすぎると、2つの
pn接合の形成位置間が近接している素子から順に短絡
電流を得ることができ、この結果から、pn結合の基板
内での拡散状態を知ることがでときる。
【0014】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図につて説明す
る。図1は、この発明のフォトダイオードアレイの構造
を示す平面図であり、図2は図1のB−B′線における
断面図である。これらの図において、図7,8と同一符
号は同一または相当する部分を示し、15a,15b,
15cはn電極パッド、20は金属電極パターンであ
る。該金属電極パターン20は半導体層8の上面に設け
られており、n電極パッド15a,15b,15cの下
部のpn接合10’のイオン注入領域の周囲を囲むよう
に、pn接合10’を形成する際のマスクパターンの開
口と等しい直径を有する開口20a,該開口20aより
少し直径が大きい開口20b及びpn接合10’を形成
する際のマスクパターンの開口の直径の数倍の直径を有
する開口20cがそれぞれ形成されている。
【0015】そして、従来と同様にしてTEG12のn
電極パッド15a,15b,15cの何れか1つとp電
極パッド16との間にプローブカードの針を立て、各々
n電極パッド15a,15b,15cに対してI−V特
性の測定を行うと、pn接合10を構成するイオン注入
領域を拡散の程度を知ることができる。即ち、各n電極
パッド15a,15b,15cに対応して得られたそれ
ぞれのI−V特性が全て正常であれば、受光領域11内
のpn接合10の形成状態は良好でしかもイオン注入領
域の不要な拡大も全くないと判断でき、例えば、n電極
パッド15a,n電極パッド15bに対応するI−V特
性が直線になり、n電極パッド15cに対応するI−V
特性が正常であると、n電極パッド15a及びn電極パ
ッド15bの下のpn接合10’のイオン注入領域が金
属電極パターン20と短絡する程度まで拡がっており、
このことから、受光領域11のpn接合10を構成する
イオン注入領域が開口20bの直径と同程度まで拡がっ
ていることを知ることができる。
【0016】このような本実施例のフォトダイオードア
レイでは、半導体層8の上面にTEG12を構成するn
電極パッド15a,15b,15cに対応するpn接合
10’の周囲に対して、pn接合10,10’を形成す
る際のマスクの開口の開口径と同等以上のそれぞれが異
なる開口径の開口20a,20b,20cを有する金属
パターン20を形成しているので、n電極パッド15
a,15b,15cのそれぞれに対応するI−V特性を
測定することにより、pn接合10’を構成するイオン
注入領域の拡散の程度を知ることができ、これを、pn
接合形成時の受光領域におけるpn接合10’の形成位
置とイオン注入マスクの開口径との関係に照らし合わせ
ることにより、受光領域11におけるpn接合10が短
絡しているか否かを判定することができる。
【0017】図3は、本発明の第2の実施例によるフォ
トダイオードアレイの構造を示す断平面図であり、図4
は、図3のC−C’線における断面図である。そして、
このフォトダイオードアレイでは、n電極パッド15
a,15b,15cがそれぞれの接続するpn接合1
0’の形成位置が、p電極パッド16からそれぞれ異な
った距離だけ離れた位置に形成されている。
【0018】このような本実施例のフォトダイオードア
レイでは、半導体層8の上面にTEG12を構成するn
電極パッド15a,15b,15cに対応するpn接合
10’がp電極パッド16から互いに異なった距離離れ
た位置に形成されているため、pn接合10’を構成す
るイオン注入領域の拡散の程度の拡がりとともに、p電
極パッド16に対して近い位置に形成されたn電極パッ
ド15a下のpn接合10’からn電極パッド15b下
のpn接合10’,n電極パッド15cの下のpn接合
10’の順にp電極パッド16と短絡するため、n電極
パッド15a,15b,15cのそれぞれに対応するI
−V特性を測定することで、pn接合10’を構成する
イオン注入領域の拡散の程度を知ることができ、これ
を、pn接合形成時の受光領域におけるpn接合10の
形成位置とイオン注入マスクの開口径との関係に照らし
合わせることにより、受光領域11におけるpn接合1
0が短絡しているか否かを判定することができる。
【0019】図5は、本発明の第3の実施例によるフォ
トダイオードアレイの構造を示す断平面図であり、図6
は、図5のD−D’線における断面図である。そして、
このフォトダイオードアレイでは、TEG12を構成す
る素子がn電極パッド15a下のpn接合10’とn電
極パッド15d下のpn接合10’,n電極パッド15
b下のpn接合10’とn電極パッド15e下のpn接
合10’,n電極パッド15c下のpn接合10’とn
電極パッド15f下のpn接合10’のように2つの相
対向するpn接合を有し、素子間でこれら2つのpn接
合間の距離を異ならせている。
【0020】このような本実施例のフォトダイオードア
レイでは、TEG12を構成する各素子、即ち、n電極
パッド15aとn電極パッド15dに対応する素子,n
電極パッド15bとn電極パッド15eに対応する素
子,n電極パッド15cとn電極パッド15fに対応す
る素子がそれぞれ相対向する2つのpn接合10’を有
し、これら各素子毎で2つのpn接合10’の形成位置
間の距離が異なるため、pn接合10’を構成するイオ
ン注入領域の拡散の程度が拡がると、2つのpn接合1
0’の形成位置間の距離が小さいn電極パッド15cと
n電極パッド15fとからなる素子から順に短絡電流が
得られることから、pn接合10’を構成するイオン注
入領域の拡散の程度を知ることができ、これを、pn接
合形成時の受光領域におけるpn接合10の形成位置と
イオン注入マスクの開口径との関係に照らし合わせるこ
とにより、受光領域11におけるpn接合10が短絡し
ているか否かを判定することができる。
【0021】尚、上記何れの実施例でも、フォトダイオ
ードアレイの受光領域を構成する画素(pn接合)の各
行に対応するTEGの素子を所定の構成に変えている
が、これは各列に対応するTEGの素子に対して行って
も、行及び列の両方に対応させするTEGの素子に対し
て行ってもよく、上記実施例と同様の効果を得ることが
できる。
【0022】また、上記何れの実施例も、受光領域が3
×3の画素(pn接合)のフォトダイオードアレイであ
るが、受光領域を構成する画素(pn接合)が更に多く
とも、それぞれの画素(pn接合)に対応させて上記実
施例と同様のTEGを形成できることは言うまでもな
い。
【0023】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、TE
Gの各素子を構成する複数のpn接合形成領域のそれぞ
れに対して、互いに異なった距離をもってpn接合形成
領域を囲む金属電極を形成するようにしたので、pn接
合の形成領域が拡がりすぎると、pn接合の形成位置に
対して近い距離にある金属電極から順に短絡して正常な
I−V特性を得ることができなくなり、この結果から、
受光領域部のpn結合の拡散状態を知ることができ、例
えば、赤外線装置の組立てに使用する光検知素子の受光
領域のpn結合の短絡状態を知ることができるため、良
品の光検知素子のみを最終製品として使用でき、生産性
を向上できる効果がある。また、受光領域部のpn結合
の拡散状態を知ることができるため、得られた光検知素
子をpn結合の拡散状態に応じて性能別に種別できる効
果がある。
【0024】また、この発明によれば、TEGの各素子
を構成する複数のpn接合のそれぞれが、受光領域を構
成する縁部のpn接合の形成位置から互いに異なった距
離離れた位置に形成されているので、pn接合の形成領
域が拡がりすぎると、受光領域部の縁部のpn接合に対
して近い位置にあるTEGの素子のpn接合から順に短
絡して、正常なI−V特性を得ることができなくなり、
この結果から、受光領域部のpn結合の拡散状態を知る
ことができ、上記と同様に良品の光検知素子のみを最終
製品として使用でき、光検知素子を用いた装置の生産性
を向上でき、また、得られた光検知素子をpn結合の拡
散状態に応じて性能別に種別できる効果がある。
【0025】更に、この発明によれば、この発明にかか
る光検知素子は、TEGを構成する1つのテスト素子に
相対向する2つのpn接合を形成し、その2つのpn接
合の形成領域の距離間をテスト素子毎で変えるようにし
たので、pn接合の形成領域が拡がりすぎると、2つの
pn接合間の形成位置が近接している素子から順に短絡
電流を得ることができ、この結果から、pn結合の基板
内での拡散状態を知ることができ、光検知素子を用いた
装置の生産性を向上でき、また、得られた光検知素子を
pn結合の拡散状態に応じて性能別に種別できる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例によるフォトダイオードア
レイの構造を示す平面図。
【図2】図1のB−B′線における断面図。
【図3】この発明の他の実施例によるフォトダイオード
アレイの構造を示す平面図。
【図4】図3のC−C′線における断面図。
【図5】この発明の他の実施例によるフォトダイオード
アレイの構造を示す平面図。
【図6】図5のD−D′線における断面図。
【図7】従来のフォトダイオードアレイの構造を示す平
面図。
【図8】図7のA−A′線における断面図。
【図9】従来の赤外線撮像装置を示す斜視図。
【図10】図9の赤外線撮像装置の構造を示す模式図。
【符号の説明】
1 フォトダイオードアレイ 2 シリコンCCD 3 インジウムバンプ 4 赤外線 5 出力回路 6 垂直CCD 7 水平CCD 8 Cd0.2 Hg0.8 Teより成る半導体層 9 CdTeよりなる基板 10 pn接合 11 受光領域 12 TEG 13 n電極パッド 14 p電極パッド 15,15a,15b,15c,15d,15e,15
f n電極パッド 16 p電極パッド 17 絶縁膜 18 p側電極 19 TEG 20 金属電極パターン 20a,20b,20c 開口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−314974(JP,A) 特開 平1−314975(JP,A) 特開 平1−291441(JP,A) 特開 昭62−179737(JP,A) 特開 昭54−18693(JP,A) 特開 昭55−95336(JP,A) 特開 昭50−1640(JP,A) 特開 昭61−64138(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 21/66 H01L 27/148 H01L 31/10

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上に受光領域を構成するpn
    接合と、該pn接合と同工程によって形成されたpn接
    合を有し、上記受光領域のpn接合の特性をモニタする
    テストエレメントグループとを備えた光検知素子におい
    て、 上記テストエレメントグループの各素子を構成するそれ
    ぞれのpn接合の形成領域に対して、互いに異なった距
    離をもってこれの周囲を囲む金属電極が形成されている
    ことを特徴とする光検知素子。
  2. 【請求項2】 半導体基板上に受光領域を構成するpn
    接合と、該pn接合と同工程によって形成されたpn接
    合を有し、上記受光領域のpn接合の特性をモニタする
    テストエレメントグループとを備えた光検知素子におい
    て、 上記テストエレメントグループの各素子を構成するそれ
    ぞれのpn接合が、上記受光領域の縁部のpn接合の形
    成位置から互いに異なった距離離れた位置に形成されて
    いることを特徴とする光検知素子。
  3. 【請求項3】 半導体基板上に受光領域を構成するpn
    接合と、該pn接合と同工程によって形成されたpn接
    合を有し、上記受光領域のpn接合の特性をモニタする
    テストエレメントグループとを備えた光検知素子におい
    て、 上記テストエレメントグループの各素子は、相対向する
    2つのpn接合を有し、該2つのpn接合の形成位置間
    の距離が各素子毎で異なっていることを特徴とする光検
    知素子。
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