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JP2886482B2 - 副管付コンクリ−ト製マンホ−ル - Google Patents
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JP2886482B2 - 副管付コンクリ−ト製マンホ−ル - Google Patents

副管付コンクリ−ト製マンホ−ル

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JP2886482B2
JP2886482B2 JP7152249A JP15224995A JP2886482B2 JP 2886482 B2 JP2886482 B2 JP 2886482B2 JP 7152249 A JP7152249 A JP 7152249A JP 15224995 A JP15224995 A JP 15224995A JP 2886482 B2 JP2886482 B2 JP 2886482B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、副管付コンクリ−ト製
マンホ−ルおよびマンホ−ル用副管部材に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般に、地表勾配が急な所に設置された
コンクリ−ト製マンホ−ルでは、その側壁に直接、排水
用流入管を設けて解放すると、いわゆる滝落しとなっ
て、汚物が側壁に飛び散って附着したり、インバ−トと
その周辺に汚物が堆積して、マンホ−ルの機能を失うと
共に、この流入管と流出管との段差が0.6m以上ある
ときは、マンホ−ルのインバ−ト等底部を洗掘ないし浸
食することになる。
【0003】そのため、マンホ−ルの手前または内部に
おいて、立ち下がり管、すなわち、一般的には流入管よ
り1サイズ下の口径の副管を設け、前記滝落しをなくし
て洗掘を防ぐと共に、点検・掃除にも支障のないように
している(例えば、実公昭60−22154号公報参
照)。
【0004】かかる副管付コンクリ−ト製マンホ−ルの
1例について詳細に述べる。図4において、この副管付
マンホ−ルは、副管をマンホ−ルの内部に設けたタイプ
であるが、1はマンホ−ル本体で、その底部にインバ−
ト2を形成しており、天井部は蓋3で覆っている。この
マンホ−ル本体1の側壁には、塩ビ製の排水用流入管4
が接続され、また、底部には流出管5が接続されてい
る。
【0005】そして、この流入管4にはチ−ズ状の継手
6を介して副管7が立ち下がっている。この副管7は、
接着受口カラ−8、90°エルボ9等から構成され、止
金具10によってマンホ−ル本体1の側壁に固定されて
いる。
【0006】ここにおいて、前記継手6は、図5に示す
ように構成されている。すなわち、この継手本体11は
塩ビ製であって、流入管側には、短管部が若干長寸にな
ったゴム輪受口12を、これと反対側には、横向きキヤ
ップ13を挿入する挿入口14を、上向きには溢流兼点
検口15を、下向きには接着接合された接続管16が、
それぞれ設けられている。この横向きキヤップ13は流
入管4からの排水の流れによる動圧がかかるので、その
挿入部13Aを複数の蝶ネジ17で縫い付けて固着して
いる。
【0007】なお、継手本体11の外面には、補強用の
FRPコ−ティング18、および、コンクリ−トとのモ
ルタルコ−キングを向上させるための砂付け加工19を
施している。
【0008】ところが、かかる副管付コンクリ−ト製マ
ンホ−ルには、次のような問題があった。
【0009】1)副管7の口径は、一般的には流入管4
より1サイズ下の口径となっており、しかも、排水が水
平方向から垂直方向に流下するため、挿入口14や横向
きキヤップ13の近傍に汚物が残り、それが堆積し、ひ
いては副管7を閉塞するおそれがある。
【0010】2)横向きキヤップ13は複数の蝶ネジ1
7で固着しているので、取外しが面倒となり、そのた
め、キヤップのままで流入管4を掃除具で掃除すれば、
副管7へは掃除具が挿入困難となる。したがって、副管
7の掃除は点検口15から掃除具を挿入しなければなら
ず、面倒になる。
【0011】なお、前掲の実公昭60−22154号公
報で示された副管付コンクリ−ト製マンホ−ルでは、副
管と流入管との交叉部に副管へ下水を導くための三角堰
を設けている。したがって、流入管や副管の掃除に当
り、掃除具の挿入作業が連続して行うことができず、し
かも、三角堰に汚物が堆積すれば、副管を閉塞するおそ
れがあって、副管の機能を失うことになるので、前記の
図示された副管付コンクリ−ト製マンホ−ルにおける問
題点を、依然として有しており、採用できない。
【0012】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、これら
の問題を解決するためになされたもので、その要旨とす
るところは、1)水平状流入管と、コンクリ−ト製マン
ホ−ルの内部に設けられた垂直状副管とを、流入管側を
大口径側に配置した径違い径90°大曲りエルボで接続
したことを特徴とする副管付コンクリ−ト製マンホ−ル
にあり、また、2)水平状流入管と、コンクリ−ト製マ
ンホ−ルの内部に設けられた垂直状副管とを90°大曲
りエルボで接続し、該エルボの外曲壁を、前記流入管と
略同一軸線上で、かつ、その反対側に着脱自在に固定し
たプラグの先端面で形成したことを特徴とする副管付コ
ンクリ−ト製マンホ−ルにあり、また、3)水平状流入
管(4)と垂直状副管(7)とを90°大曲りエルボで
接続し、該エルボの外曲壁(25)を、流入管(4)と
略同一軸線で、かつ、その反対側に着脱自在に固定した
プラグ(26)の先端面で形成し、該プラグ(26)
を、該エルボ本体を水平状に一体的に延長した延長部に
設けたプラグ挿入口(28)に、着脱自在に挿入し、該
延長部における、前記流入管(4)側とプラグ挿入口
(28)との間で、かつ、前記副管(7)と略同一軸線
上の部位に、前記プラグ(26)により開閉する開口部
(33)を設けたことを特徴とするマンホ−ル用配管部
材にある。
【0013】
【実施例】本発明を添付図面に示す実施例により詳細に
述べる。図1は本発明の実施例の要部断面図、図2は図
1の平面図、図3は図1の側面図であるが、図4および
図5で示す従来例と同一ないし共通部分は図示およびそ
の説明を省略する。
【0014】本実施例は、コンクリ−ト製マンホ−ルに
設けた塩ビ製流入管の口径が200〜300mmφのも
のに好適であって、したがって、副管の口径はこの流入
管と同径か、1サイズ下の口径になっている。
【0015】図1〜図3において、継手20には、例え
ば200mmφの流入管(図4の符号4参照)が接続さ
れる流入管用受口21が、また、例えば160mmφの
副管(図4の符号7参照)が接続される副管用受口22
がそれぞれ形成され、これらの流入管用受口21と副管
用受口22とを基にして、いわゆる径違い90°大曲り
エルボの仮想管路を形成している。したがって、流入管
用受口21と副管用受口22とは滑らかな曲面構造によ
って連結され、排水の流れを円滑にすると共に、掃除具
の挿入操作を容易にしている。
【0016】そして、この仮想90°大曲りエルボにお
ける内曲壁23は継手本体24によって構成され、ま
た、外曲壁25の一部は横向きの受口プラグ26の先端
面27によって、更に、残りの外曲壁25Aは継手本体
24によって、それぞれ構成されている。勿論、残りの
外曲壁25Aはなくてもよく、先端面27で全ての外曲
壁25を構成してもよい。
【0017】すなわち、この受口プラグ(単にプラグと
もいう)26は塩ビ射出成形品またはFRP成形品であ
り、また、継手本体24を水平状に延長した延長部に横
向き受口(プラグ挿入口ともいう)28を設け、この横
向き受口28に前記受口プラグ26は挿入される。そし
て、受口プラグ26の先端面27が、前記のように仮想
90°大曲りエルボの外曲壁25を構成するので、先端
面27は仮想管路の約上半部を担持する凹状湾曲面で形
成されている。
【0018】また、この受口プラグ26の差口部29の
外端には、フランジ30が一体的に形成され、一方、継
手本体24の横向き受口28の開口端には、継手本体2
4に接着されたド−ナツ塩ビ板によってフランジ31が
形成されている。これらのフランジ30,31は複数の
ボルト・ナット(不図示)によって着脱自在に固着され
る。なお、32はボルト孔を示すが、受口プラグ26の
先端面27を所定の向きにセットするため、これらのフ
ランジ30,31を接合するときの目印(不図示)を設
けている。
【0019】また、継手本体24には、上向きに塩ビ製
リング33Aを嵌合・接着したキヤップ挿入口(単に開
口部ともいう)33が設けられ、このキヤップ挿入口3
3に、ツマミ34を有するキヤップ35が着脱自在に挿
入される。なお、このキヤップ35は、前記図4で示す
従来例のように挿入しなくてもよい。なお、図2中、1
8はFRPコ−ティングを示す。
【0020】次に、本実施例の作用を述べる。流入管
(4)(カッコ内符号は、従来例の図4および図5のも
のを参照、以下同じ)を接続するコンクリ−ト製マンホ
−ル本体(1)に継手本体24をモルタルにより固定す
る。そして、流入管用受口21に流入管(4)を、副管
用受口22に副管(7)を接着接合すると共に、横向き
受口28に受口プラグ26を挿入して、ボルト・ナット
で固定する。
【0021】したがって、流入管(4)を流れる排水
は、受口プラグ26の滑らかな曲面になった先端面27
により、垂直下方にスム−ズに流れ、固形物の堆積を防
ぐ。
【0022】また、流入管(4)や副管(7)を掃除ロ
ッド等の掃除具によって掃除するときは、受口プラグ2
6を外さなくても、流入管(4)側から挿入すれば先端
面27に案内されて副管(7)の掃除ができる。
【0023】なお、本実施例の継手20は、塩ビ製流入
管(4)と接続するのにTS接合で構成したが、図4で
示すようにゴム輪接合で構成してもよい。また、流入管
(4)に塩ビ管でなく、ヒュ−ム管を用いてもよく、そ
の場合、流入管用受口21はモルタルコ−キングができ
る拡径受口にする。
【0024】また、受口プラグ26を継手本体24に固
定するのに、フランジ接合で構成したが、バヨネット接
合であってもよい。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、流入管と副管とを90
°エルボで接続したので、その接続部で排水が円滑に流
れ、固形物の残存がなく、副管を閉塞することがない
し、副管への掃除具の挿入も容易にできる。しかも、9
0°エルボの外曲壁をプラグの先端面で構成したので、
プラグの取外し作業のみにより、副管のオ−バホ−ル的
な掃除ができる。
【0026】その上、大曲りエルボ形状をした配管部材
によって、副管をマンホ−ル内に設置するとき、副管が
マンホ−ル壁に接近でき、マンホ−ル内空間を大きく
し、マンホ−ル内自身の点検・掃除作業時のスペ−スが
大きくなる。
【0027】また、請求項3のマンホ−ル用配管部材に
よれば、プラグを着脱することにより、直交して配置さ
れているプラグ挿入口と開口部とが同時に開閉でき、マ
ンホ−ルの点検・掃除の作業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の要部断面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1の側面図である。
【図4】従来例図である。
【図5】従来例図である。
【符号の説明】
1…マンホ−ル本体、4…流入管、7…副管、26…受
口プラグ、27…先端面

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平状流入管と、コンクリ−ト製マンホ
    −ルの内部に設けられた垂直状副管とを、流入管側を大
    口径側に配置した径違い径90°大曲りエルボで接続し
    たことを特徴とする副管付コンクリ−ト製マンホ−ル。
  2. 【請求項2】 水平状流入管と、コンクリ−ト製マンホ
    −ルの内部に設けられた垂直状副管とを90°大曲りエ
    ルボで接続し、該エルボの外曲壁を、前記流入管と略同
    一軸線上で、かつ、その反対側に着脱自在に固定したプ
    ラグの先端面で形成したことを特徴とする副管付コンク
    リ−ト製マンホ−ル。
  3. 【請求項3】 水平状流入管(4)と垂直状副管(7)
    とを90°大曲りエルボで接続し、該エルボの外曲壁
    (25)を、流入管(4)と略同一軸線で、かつ、その
    反対側に着脱自在に固定したプラグ(26)の先端面で
    形成し、該プラグ(26)を、該エルボ本体を水平状に
    一体的に延長した延長部に設けたプラグ挿入口(28)
    に、着脱自在に挿入し、該延長部における、前記流入管
    (4)側とプラグ挿入口(28)との間で、かつ、前記
    副管(7)と略同一軸線上の部位に、前記プラグ(2
    6)により開閉する開口部(33)を設けたことを特徴
    とするマンホ−ル用配管部材。
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