Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
JP2887827B2 - 車両の左右輪の差動制限制御装置 - Google Patents
[go: Go Back, main page]

JP2887827B2 - 車両の左右輪の差動制限制御装置 - Google Patents

車両の左右輪の差動制限制御装置

Info

Publication number
JP2887827B2
JP2887827B2 JP25320493A JP25320493A JP2887827B2 JP 2887827 B2 JP2887827 B2 JP 2887827B2 JP 25320493 A JP25320493 A JP 25320493A JP 25320493 A JP25320493 A JP 25320493A JP 2887827 B2 JP2887827 B2 JP 2887827B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
differential limiting
vehicle
differential
steering
steering angle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP25320493A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07101263A (ja
Inventor
亮 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP25320493A priority Critical patent/JP2887827B2/ja
Publication of JPH07101263A publication Critical patent/JPH07101263A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2887827B2 publication Critical patent/JP2887827B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
  • Retarders (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、左右輪の差動を少なく
とも操舵角に依存して制限する差動制限機構を備えた車
両の左右輪の差動制限制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】旋回中の車両の左右輪間に差動制限力を
与えると、旋回を妨げる方向に、即ち車両を直進状態に
戻そうとする方向に力が作用する。この作用を、この明
細書では差動制限によるアンチヨーモーメントと称する
ことにする。このアンチヨーモーメントは、加速時であ
っても減速時であっても、又左右輪どちらの車輪につい
てもタイヤ摩擦円の限界内であれば作用する。従って、
この作用を有効に利用することにより、ステアリングの
切り込み、切り戻しによる車両の挙動をより運転者の意
図に沿った方向に制御することが可能となる。
【0003】従来、車両の旋回時に左右輪の差動を制限
・制御し、アンチヨーモーメントの作用を利用して操舵
に対する車両の応答性・収束性を向上させるようにした
技術として、以下のようなものが提案されている。
【0004】例えば、特開平1−101236号公報に
おいては、操舵角(δ)が所定値以下の場合、又は操舵
角(δ)が所定値以上の場合に差動制限力を低下させる
技術が提案されている。
【0005】又、特開昭62−241732号公報に
は、車体の横加速度(Yg )に基づいて旋回初期か旋回
後期かを判断し、旋回初期には差動制限力を減少して旋
回性を向上させ、旋回後期には差動制限力を増大して直
行への戻り性を助長する技術が提案されている。
【0006】更には、特開平4−244429号公報に
は、ステアリングを切り増すときと切り戻すときとで場
合分けをし、ステアリングを切り増すときは、切り増し
量(dδ) が大きい程、又切り増し速度( dδ/dt) が
高い程、差動制限力を小さくして小廻り旋回を可能に
し、切り戻すときは、切り戻し量( dδ)が大きいとき
程、又切り戻し速度( dδ/dt)が高いとき程差動制限
力を大きくして安定した大廻り旋回を可能にするという
技術が提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の旋回時の差動制限制御は、 a)直進に近い状態からの
切り込み、 b)直進に近い状態からの切り戻し、 c)既
にステアリングがかなり切られている状態からの切り戻
し、あるいは d)更なる切り増し、 e)加速中における
操舵、 f)減速中における操舵等の種々の条件下におい
て適合する制御を実行しようとした場合、制御が複雑化
する上に、それでもその時の走行状態に最適な差動制限
力の指標を見出すのが至難であるという問題があった。
【0008】例えば、上述した特開平4−244429
号に提案されている技術においても、切り増し量 dδ、
切り増し速度 dδ/dtの他、現実には更に車速V、アク
セル開度A、あるいは求心加速度Yg 等をも考慮して差
動制限力を決定することとしており、実際にはかなり複
雑な制御が要求されるが、それにも拘らず必ずしも完全
な制御ができない恐れがある。
【0009】この事情をすこし具体的に説明すると、特
開平4−244429号公報における技術においては、
操舵角δ自体、即ちステアリングが現時点でどの程度切
られているかについては考慮していない。しかしなが
ら、操舵角が零(直進状態)、操舵角が小(大廻り旋
回)、あるいは操舵角が大(小廻り旋回)等の各状態
は、実際には差動制限力の決定に大きく関与するべきで
ある。
【0010】しかしながら、この操舵角δは、たとえ同
じ値であっても、それが切り戻されている時にとる値な
のか、あるいは切り増されている時にとる値なのかによ
って持つべき意味合いは全く異なってくる。そのため、
前記特開平4−244429号公報の技術においては、
あえて操舵角の絶対値を制御の指標とせず、代わりに求
心加速度Yg や更には車速V、アクセル開度A等も考慮
するようにしたものと考えられる。
【0011】しかしながら、現実には、これらを総合的
に考慮するのは容易ではなく、コンピュータの必要容量
が膨大となる上に、考慮するパラメータが多い分設計が
不適となる場合が発生する恐れもそれだけ高くなる。
【0012】しかも、より現実的な問題として、切り込
み(切り増し)と切り戻しとでは車両に期待する動きが
全く逆になるため、判断するべき必須の要件となるが、
これをどのようにして判断するかも重要な問題である。
一般的には、操舵零(直進)を基準として一方の方向を
正、他の方向を負とし、正の領域においては操舵角δが
増大するときは切り増し、減少するときには切り戻しと
いうようにし場合分けする方法が考えられる。
【0013】しかしながら、このようにして領域の正負
と操舵角δの増減状態から切り増し、切り戻しを判断す
る方法では、切り増しと切り戻しの切換えの際に差動制
限の指令値が不連続に激変するという問題がある。この
問題は例えばS字路等においてステアリング自体は一方
の側へ連続的に切られながら、車両が正の操舵領域から
負の操舵領域に移行するようなときに特に顕著となる。
【0014】このように指令値の不連続性という問題に
ついても、従来は有効な解決手段は提案されていなかっ
た。
【0015】本発明は、このような従来の問題に鑑みて
なされたものであって、考慮すべきパラメータが少な
く、しかも例えばステアリングの切り増しから切り戻し
への転換時等においても差動制限力の指令値に不連続な
激変が発生せず、(操舵に対する車両の応答性、収束性
制御に関し)いかなる旋回状態においても適切な差動制
限力を得ることのできる車両の左右輪の差動制限制御装
置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、図1にその要
旨を示すように、左右輪の差動を少なくとも操舵角に依
存して制限する差動制限機構を備えた車両の左右輪の差
動制限制御装置において、前記操舵角δを、操舵角零を
基準として一方の方向を正にとり、他方の方向を負にと
って検出する手段と、検出された操舵角δから操舵角速
度 dδ/dtを演算する手段と、操舵角δと操舵角速度 d
δ/dtの各値を乗算する手段と、少なくとも乗算結果δ
* dδ/dtに依存して、該乗算結果δ* dδ/dtが小さ
いときは前記差動制限機構の差動制限力を増大し、乗算
結果δ* dδ/dtが大きいときは差動制限力を減少する
手段と、を備えたことにより上記課題を解決したもので
ある。
【0017】なお、本発明は、更に車速をも考慮し、車
速が高いときは乗算結果δ* dδ/dtを差動制限力の増
減に反映させるときのゲインを増大し、車速が低いとき
は当該ゲインを減少するようにすると一層良好な効果が
得られる。
【0018】
【作用】本発明においては、車両の旋回中の差動制限力
の最適値を得るために、いかなるパラメータを用いてこ
れをどのように反映させるべきかにつき抜本的に見直す
ことにより開発された。
【0019】この結果、操舵角δを、操舵角零を基準と
して正、負まで考慮して検出し、この検出された操舵角
δから操舵角速度 dδ/dtを求め、これらの各値を乗算
し、該乗算結果δ* dδ/dtが小さいときは差動制限力
を増大し、逆に大きいときは差動制限力を減少するよう
にした。
【0020】本発明においては、このように操舵角δ及
び操舵角速度 dδ/dtの積を求めるようにしたため、操
舵角δが正の場合であっても負の場合であっても、即ち
左右どちら側に操舵されている時であっても、δ* dδ
/dtが正のときには切り込み(切り増し)、負のときに
は切り戻しと判断することができる。
【0021】又、ステアリングを切り込むときには切り
込むときの操舵角δが大きければ大きい程、又切り込む
操舵速度 dδ/dtが速ければ速い程差動制限力が減少さ
せられる。これにより、差動制限によるアンチヨーモー
メントが小さくなり、車両はより旋回し易くなる。即
ち、切り込むときの操舵角δが大きいとき程、又切り込
む操舵速度 dδ/dtが速いとき程車両がより旋回し易い
状態が形成されることになる。
【0022】一方、切り戻し時においては、切り戻し時
の操舵角δが大きければ大きい程、又、切り戻す操舵速
度 dδ/dtが速ければ速い程差動制限力が増加させられ
る。これにより、差動制限によるアンチヨーモーメント
が大きくなり、車両を直進状態に戻り易くする。即ち、
切り戻すときの操舵角δが大きいとき程、又切り戻すと
きの操舵速度 dδ/dtが速いとき程より強力に車両を直
進状態に戻そうとする状態が形成されることになる。
【0023】なお、この乗算結果δ* dδ/dtを差動制
限力の増減に反映させるときのゲインを、車速に依存さ
せるようにすると、一層きめ細かな制御を実現できる。
例えば、交差点等の右、左折後にステアリングを切り戻
しながら加速するような場合、乗算結果δ* dδ/dtに
対するゲインが大きいと場合によってはタイトコーナブ
レーキングが発生してしまう恐れがあるため、ゲインを
小さくし、一方高車速時においてはゲインを高めること
によって高速走行時の直進安定性あるいは走行レーンの
変更安定性を確保するというような制御が容易に実現で
きるようになる。
【0024】
【実施例】以下図面に基づいて本発明の実施例を詳細に
説明する。
【0025】図2にこの実施例に係るシステムの概略を
示す。
【0026】図において符号2、4が車両の左右輪、6
が差動装置(デファレンシャル装置)である。この差動
装置6の機能により、車両がコーナを曲がるとき等、左
右輪の回転に差が生じるべき状態になっても両輪を滑ら
すことなく、適切な回転数差をもって駆動することがで
きる。
【0027】差動制限手段8は、この差動装置6に付設
され、具体的には左右輪のドライブシャフト2a 、4a
が相対回転不能となるようにこれらの部材を例えばデュ
ーティソレノイド8a によって駆動させる湿式の多板ク
ラッチ等によって連結可能としたものである。この差動
制限手段8の差動制限力は、差動制限制御手段10によ
って制御される。差動制限制御手段10には車速検出手
段12からの車速V、操舵角検出手段14からのステア
リングの操舵角δが入力され、これらの入力信号を元に
後述の制御フローに従って発生するべき差動制限力の指
令値を求め、それに対応するデューティ信号を差動制限
手段8のデューティソレノイド8a に送る。
【0028】差動制限手段8では、このデューティ信号
を受けてデューティソレノイド8aが駆動され、この駆
動によって多板クラッチの油圧を調整することにより、
両ドライブシャフト2a 、4a の結合力、即ち差動制限
力を増減する。
【0029】この差動制限に関するシステムのハード構
成自体については、既に種々の構成が公知であるため、
ここではシステムの概略を説明するのに止どめることに
する。
【0030】次に、図3を用いて前記差動制限制御手段
10によって実行される制御フローを示す。
【0031】まずステップ102において、操舵角δが
検出される。又、ステップ104において車速Vが検出
される。
【0032】ステップ106では操舵角δから操舵角速
度 dδ/dtが算出される。又、ステップ108ではδ*
dδ/dtの値が算出される。
【0033】ステップ110では(操舵に対する車両の
応答性・収束性を向上させるため)差動制限をするため
の指令値T1 の算出がδ* dδ/dtの値及びゲインK1
* の関数f1としてマップから求められる。
【0034】図4にδ* dδ/dtの値及びゲインK1 *
と差動制限指令値T1 との関係を示す。図において横軸
がδ* dδ/dtの値、縦軸が差動制限指令値T1 にそれ
ぞれとられている。δ* dδ/dtは、切り戻しのときは
負、切り込みのときは正になる。図から明らかなよう
に、切り込みのときはゲインK1 * として、K1 P が設
定され、δ* dδ/dtが大きいとき程、即ち操舵角が大
きいとき程、又切り込み速度が速いとき程差動制限指令
値T1 が小さくなるように設定されている。なお、縦軸
の原点は、後述するT2 との関係で決定される。いずれ
にしても図の上方程T1 の値は大きくなる。
【0035】一方、切り戻しのときはゲインK1 * とし
て、K1 M が設定され、δ* dδ/dtの値が小さいとき
程(δ* dδ/dtは切り戻し時は負の値であるため、|
δ*dδ/dt|の値が大きいとき程)差動制限の指令値
T1 が大きくされ、大きいとき程、即ちδ* dδ/dtが
零に近付いていく程差動制限力の指令値T1 が小さくな
るように設定されている。これにより、切り戻すとき
は、切り戻すときの操舵角δが大きいとき程、又切り戻
すときの速度 dδ/dtが大きいとき程差動制限力が強め
られることになり、それだけ車両を直進状態に戻そうと
する力を強く得ることができる。
【0036】この実施例では、操舵の切り込み、切り戻
しの判断にδ* dδ/dtの値(具体的にはその符号)を
利用するようにしたため、ステアリングを切り込みとき
と切り戻すときとで発生する差動制限力を全体として大
きく異ならせるようにしながら、発生される差動制限力
は切り込み→切り戻し、切り戻し→切り込みのいずれの
場合も必ず連続的となり、差動制限力が不連続に急変す
ることがない。即ち、例えばS字等において右旋回から
左旋回へステアリングが連続的に変化している場合は、
その途中において切り戻しから切り込みに変化する時点
が生ずる。しかしながら、このような場合でも、操舵角
δ=0の時点を通過することからδ* dδ/dtは負の大
きな値から零に向かって大きくなり、その後符号を変え
て正の値が増加するような態様となる。従って、差動制
限指令値T1 は切り戻しから切り込みへの切換えに拘ら
ず、ステアリングが一定の方向に回転している限り減少
し続けることになる。このため、切り戻しの領域にある
うちはかなり強い差動制限によって直進状態により戻り
易く、又切り込みの領域に入った後は差動制限力が一層
低減されて切り込み易くなるという作用を極めて自然に
且つ滑らかに得ることができる。
【0037】又、この状態から再び切り戻しにかかる場
合は、δ* dδ/dtが再び負の大きな値となるため、差
動制限指令値T1 も再び大きな値となり、その結果大き
な差動制限力により直進状態へ戻り易くなる力が作用す
る。この場合でも、δ* dδ/dtは dδ/dtが、必ず零
を経ながら連続的に変化することから、δ* dδ/dtは
ステアリングの動きに応じて速く大きく変化するとして
も決して不連続となることはなく、その変化は運転者の
意図するステアリングの動きの変化と完全に一致する。
【0038】更に、この実施例の方法によれば、直進状
態からの切り込みよりも旋回状態からの更なる切り込み
時の方が差動制限力は減少され、又、より大きな操舵角
での旋回状態から直進状態に戻る場合には、より大きな
差動制限力が加わることになる。
【0039】又、より速い操舵時には遅い操舵時よりも
差動制限力の増減の速度も速められる。このような傾向
は運転者がより旋回し易い挙動を望む走行状態と、より
直進状態に戻り易い挙動を望む走行状態とに完全に一致
する。
【0040】従って、δ* dδ/dtの値を指標として差
動制限指令値T1 の指令値を求めることにより、いかな
るステアリング操作時においても適正な車両挙動を得る
ことができるようになる。
【0041】ところで、図4における傾斜角K1 * (K
1 M ,K1 P )は、δ* dδ/dtの値を差動制限力に反
映させるときのゲイン、即ちδ* dδ/dtが所定量変わ
った時にそれに依存してどれだけ差動制限力を変更する
かを決定するゲインに相当している。このゲインK1 *
を図5に示されるゲインK2 により、車速に応じて変更
し、即ちゲインK1 * *K2 とし、車速が低いときはほ
とんど零に近い値とし、車速が高くなるに従ってゲイン
を高くするようにすると一層良好である。
【0042】即ち、これにより低車速時にはδ* dδ/
dtに対するゲインが小さくなるため、例えば交差点等の
右・左折後に切り戻しながら加速するような場合であっ
ても、(差動制限力はあまり大きく設定されないため)
タイトコーナブレーキング現象が発生してしまうのを防
止できる。又、高車速時においては、もともとδ、ある
いは dδ/dtもあまり大きくはならないが、ゲインを大
きくしてδ* dδ/dtの値が小さくても差動制限力の増
減を大きくすることにより、走行レーンの変更やより安
定した高速直進性を得ることができる。
【0043】図3の制御フローに戻って、ステップ11
2では、差動制限指令値T2 の算出が車速Vの関数f2と
してマップから求められる。この差動制限指令値T2 は
いわゆる従来一般に行われてきた差動制限に関する指令
値であり、この実施例では例えば図6に示されるよう
な、車速Vに応じて増加するような指令値とされる。し
かしながら、ここでの指令値T2 は、例えば図7に示さ
れるような、操舵角δの絶対値に応じて減少するような
特性のものとしてもよい。無論、これらを組合せた特性
としてもよい。
【0044】ステップ114では、最終差動制限指令値
TがT1 +T2 として求められる。これにより、いわゆ
る従来の差動制限指令値T2 に対して操舵の切り込み、
切り戻しに伴う車両挙動に関する制御値であるT1 が付
加され、全体としての差動制限指令値Tが決定されるこ
とになる。
【0045】ステップ116では、指令値Tに対応した
デューティ信号が油圧指令値として出力される。
【0046】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば、
操舵の切り込み、切り戻しをδ* dδ/dtという値を指
標にして捕らえ、これに応じて差動制限力を増減するよ
うにしたため、操舵に関して運転者の望んでいる車両挙
動と完全に一致する車両挙動を差動制限力の増減によっ
て(制御指令値に連続性をもたせた上で)補佐すること
ができるようになり、操舵に対する車両の応答性・収束
性を非常に滑らかに向上させることができるようになる
という優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の要旨を示すブロック図
【図2】本発明が適用された差動制限制御装置のシステ
ムの概略を示すブロック図
【図3】上記実施例装置において実行される制御フロー
を示す流れ図
【図4】δ* dδ/dt及びゲインK1 * (K1 M 、K1
P )と差動制限指令値T1 との関係を示す線図
【図5】ゲインK2 を車速Vに依存させる様子を示した
線図
【図6】従来行われていた、差動制限指令値T2 を車速
Vに依存させる様子を示した線図
【図7】従来行われていた、差動制限指令値T2 を操舵
角δに依存させる様子を示した線図
【符号の説明】
δ…操舵角 dδ/dt…操舵角速度 2…左輪 4…右輪 6…差動装置(デファレンシャル装置) 8…差動制限手段 10…差動制限制御手段
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60K 23/04 B60K 17/34 - 17/358

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】左右輪の差動を少なくとも操舵角に依存し
    て制限する差動制限機構を備えた車両の左右輪の差動制
    限制御装置において、 前記操舵角δを、操舵角零を基準として一方の方向を正
    にとり、他方の方向を負にとって検出する手段と、 検出された操舵角δから操舵角速度 dδ/dtを演算する
    手段と、 操舵角δと操舵角速度 dδ/dtの各値を乗算する手段
    と、 少なくとも乗算結果δ* dδ/dtに依存して、該乗算結
    果δ* dδ/dtが小さいときは前記差動制限機構の差動
    制限力を増大し、乗算結果δ* dδ/dtが大きいときは
    差動制限力を減少する手段と、 を備えたことを特徴とする車両の左右輪の差動制限制御
    装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、更に車速を検出する手
    段を備え、前記乗算結果δ* dδ/dtを差動制限力の増
    減に反映させるときのゲインを車速に依存させ、車速が
    高いときは該ゲインを大きく車速が低いときは該ゲイン
    を小さく設定することを特徴とする車両の左右輪の差動
    制限制御装置。
JP25320493A 1993-10-08 1993-10-08 車両の左右輪の差動制限制御装置 Expired - Fee Related JP2887827B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25320493A JP2887827B2 (ja) 1993-10-08 1993-10-08 車両の左右輪の差動制限制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25320493A JP2887827B2 (ja) 1993-10-08 1993-10-08 車両の左右輪の差動制限制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07101263A JPH07101263A (ja) 1995-04-18
JP2887827B2 true JP2887827B2 (ja) 1999-05-10

Family

ID=17248005

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25320493A Expired - Fee Related JP2887827B2 (ja) 1993-10-08 1993-10-08 車両の左右輪の差動制限制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2887827B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB0210074D0 (en) * 2002-05-02 2002-06-12 Ford Global Tech Inc Vehicle differential control
JP4852931B2 (ja) * 2005-08-23 2012-01-11 日産自動車株式会社 車両の左右トルク配分制御装置
JP5299368B2 (ja) * 2010-07-09 2013-09-25 日産自動車株式会社 車両の左右輪駆動力配分制御装置
JP5494328B2 (ja) * 2010-07-23 2014-05-14 日産自動車株式会社 電動車両の回生制動時差動制限制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07101263A (ja) 1995-04-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3838048B2 (ja) 車両用走行制御装置
JP3497520B2 (ja) 車両の速度および車間距離制御方法および車両の速度および車間距離制御方法を実施する装置
JP3646660B2 (ja) 車両用追従走行制御装置
JP3127351B2 (ja) 車両用オートクルーズ装置
US6985805B2 (en) Adaptive cruise control system
JP3233739B2 (ja) 自動車の走行制御装置
US8265850B2 (en) Method and apparatus for target vehicle following control for adaptive cruise control
US7561955B2 (en) Preceding-vehicle following control system
JPH11198676A (ja) 車両用走行制御装置
JP2005138782A (ja) 車両制御装置
JP2000355234A (ja) 先行車追従制御装置
JP2002211267A (ja) 車両用追従走行制御装置
JP2887827B2 (ja) 車両の左右輪の差動制限制御装置
JP2002067734A (ja) 車両用追従走行制御装置
JP3365064B2 (ja) 車両用走行制御装置
JP4462078B2 (ja) 走行制御装置
JP3033354B2 (ja) 車間距離調整機能を備えた定速走行装置
JP3988647B2 (ja) 車間距離制御装置
JPH06227283A (ja) 車両の自動走行制御装置
JP4254139B2 (ja) 車両用制動力発生装置
JP2002029284A (ja) 車両用追従走行制御装置
JP2805067B2 (ja) 4輪駆動車の前後輪差動制御装置
JP2819532B2 (ja) 無段変速機の減速制御装置
JP2751232B2 (ja) 差動制限力制御装置
JPH08169251A (ja) 車両用追従走行制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 9

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080219

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090219

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 11

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100219

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees