JP2889779B2 - スチーム発生器の洗浄方法 - Google Patents
スチーム発生器の洗浄方法Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、煮沸式のスチーム発生
器のうち、蒸発槽内で蒸発の結果濃縮され、高硬度とな
った残留水から析出するスケールに対して、そのスケー
ルのうち排水管、排水弁に詰まりなどの悪影響を及ぼす
可能性のあるスケール片が蒸発槽外に排出されないよう
に蒸発槽の排水口の近傍にスケール流出防止用のフィル
ターを設けたスチーム発生器において、スチーム発生器
を洗浄するのに用いる方法に関するものである。
器のうち、蒸発槽内で蒸発の結果濃縮され、高硬度とな
った残留水から析出するスケールに対して、そのスケー
ルのうち排水管、排水弁に詰まりなどの悪影響を及ぼす
可能性のあるスケール片が蒸発槽外に排出されないよう
に蒸発槽の排水口の近傍にスケール流出防止用のフィル
ターを設けたスチーム発生器において、スチーム発生器
を洗浄するのに用いる方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一般的にスチーム発生器の蒸発槽
の洗浄は、蒸発槽内を満水にした後、排水することによ
り行われていた。しかし蒸発槽内にスケール片を一時的
に貯留するような構造において、単に蒸発槽内を洗浄す
る方法では蒸発槽の下部のスケール溜まり部の通水性を
回復する程の効果が得られない。
の洗浄は、蒸発槽内を満水にした後、排水することによ
り行われていた。しかし蒸発槽内にスケール片を一時的
に貯留するような構造において、単に蒸発槽内を洗浄す
る方法では蒸発槽の下部のスケール溜まり部の通水性を
回復する程の効果が得られない。
【0003】一方、この点を改善すべく蒸発槽下部のみ
を繰り返して洗浄することも行われているが、この場
合、蒸発槽下部のスケール溜まり部近傍は洗浄により通
水性が回復され、またその近傍の蒸発槽の内面の洗浄も
行われるが、蒸発槽内の全面の洗浄がなされていなかっ
た。
を繰り返して洗浄することも行われているが、この場
合、蒸発槽下部のスケール溜まり部近傍は洗浄により通
水性が回復され、またその近傍の蒸発槽の内面の洗浄も
行われるが、蒸発槽内の全面の洗浄がなされていなかっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点に
鑑みてなされたものであって、本発明の目的とするとこ
ろは蒸発槽の下部のスケール滞留部の通水性を回復する
ように洗浄でき、且つ浸水面全面の洗浄ができるスチー
ム発生器の洗浄方法を提供するにある。
鑑みてなされたものであって、本発明の目的とするとこ
ろは蒸発槽の下部のスケール滞留部の通水性を回復する
ように洗浄でき、且つ浸水面全面の洗浄ができるスチー
ム発生器の洗浄方法を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明スチーム発生器の洗浄方法は、煮沸式であって、
蒸発槽1の下部の排水口2付近に蒸発槽1内部で発生す
るスケールの流出を防止するフィルター3を設けたスチ
ーム発生器において、スチーム発生後、蒸発槽1内の残
留水を排出し、残留水の排出後に蒸発槽1の排出口2の
近傍へ給水して給水圧を利用した蒸発槽1の排出口2の
付近のスケール滞留部の洗浄を少なくとも1回以上行
い、しかる後、蒸発槽1の内部の浸水面まで満水にし、
次いで排水して蒸発槽1内の濃縮水を洗い流すことを特
徴とする。
本発明スチーム発生器の洗浄方法は、煮沸式であって、
蒸発槽1の下部の排水口2付近に蒸発槽1内部で発生す
るスケールの流出を防止するフィルター3を設けたスチ
ーム発生器において、スチーム発生後、蒸発槽1内の残
留水を排出し、残留水の排出後に蒸発槽1の排出口2の
近傍へ給水して給水圧を利用した蒸発槽1の排出口2の
付近のスケール滞留部の洗浄を少なくとも1回以上行
い、しかる後、蒸発槽1の内部の浸水面まで満水にし、
次いで排水して蒸発槽1内の濃縮水を洗い流すことを特
徴とする。
【0006】
【作用】上記構成によれば、蒸発槽1の下部の排水口2
の近傍のスケールが滞留する部分に給水して給水圧で洗
浄するので、スケールの滞留を確実に除去できる。また
スケールの滞留を除去した後に蒸発槽1の内部の浸水面
まで満水にし、排水して蒸発槽1内の濃縮水を洗い流す
ことにより蒸発槽1内全体を洗浄できる。
の近傍のスケールが滞留する部分に給水して給水圧で洗
浄するので、スケールの滞留を確実に除去できる。また
スケールの滞留を除去した後に蒸発槽1の内部の浸水面
まで満水にし、排水して蒸発槽1内の濃縮水を洗い流す
ことにより蒸発槽1内全体を洗浄できる。
【0007】
【実施例】図1、図2で1は蒸発槽であって、上面に蓋
体5が被着してある。蒸発槽1内には内部の水を加熱し
て蒸発させる加熱用ヒータ6を内装してあり、蒸発槽1
内の水位を検出する水位センサーとなる電極棒7を蓋体
5から下方に垂下してあり、蓋体5にはスケール点検口
8を設けてある。この蒸発槽1では蒸発によって高硬度
となった残水(湯)から析出したスケールが槽内壁面や
加熱用ヒータ6面に付着し、これが剥離して底面にスケ
ール片として沈む。蒸発槽1の下部には排水口2が設け
られており、排水口2には排水管9が接続されており、
排水管9には水路の開閉が可能なように電動弁10が設
けられている。このとき上記スケールがそのまま排水管
9に流れた場合、排水管9を詰まらせたり、電動弁10
の不良となるため、蒸発槽1の排水口2の上方にフィル
ター3を設けてある。このフィルター3は例えば配管の
径より小さい開口を有するパンチングメタルであって、
逆V字状になるように配置してある。
体5が被着してある。蒸発槽1内には内部の水を加熱し
て蒸発させる加熱用ヒータ6を内装してあり、蒸発槽1
内の水位を検出する水位センサーとなる電極棒7を蓋体
5から下方に垂下してあり、蓋体5にはスケール点検口
8を設けてある。この蒸発槽1では蒸発によって高硬度
となった残水(湯)から析出したスケールが槽内壁面や
加熱用ヒータ6面に付着し、これが剥離して底面にスケ
ール片として沈む。蒸発槽1の下部には排水口2が設け
られており、排水口2には排水管9が接続されており、
排水管9には水路の開閉が可能なように電動弁10が設
けられている。このとき上記スケールがそのまま排水管
9に流れた場合、排水管9を詰まらせたり、電動弁10
の不良となるため、蒸発槽1の排水口2の上方にフィル
ター3を設けてある。このフィルター3は例えば配管の
径より小さい開口を有するパンチングメタルであって、
逆V字状になるように配置してある。
【0008】給水管11は蒸発槽1の下部に接続してあ
り、給水管11の先端に設けた給水口11aを給水がフ
ィルター3に勢いよく給水圧で当たるようにフィルター
3に向けてある。この給水管11には水路を開閉する電
動弁12や、逆止弁13や、水抜き管14を設けてあ
る。蒸発槽1内の水位は上記水位センサーとなる電極棒
で検知され、水位は電動弁10,12で制御される。
り、給水管11の先端に設けた給水口11aを給水がフ
ィルター3に勢いよく給水圧で当たるようにフィルター
3に向けてある。この給水管11には水路を開閉する電
動弁12や、逆止弁13や、水抜き管14を設けてあ
る。蒸発槽1内の水位は上記水位センサーとなる電極棒
で検知され、水位は電動弁10,12で制御される。
【0009】スチームは、蒸発槽1に満水まで給水後、
加熱用ヒータ6で煮沸状態まで加熱され、蒸気圧にてス
チーム管15から吐出される。蒸発により水中のカルシ
ウム等の濃度が高くなり、スケールが析出し易くなるた
め、給水初期に対する濃縮率があまり高くならないよう
にスチーム発生時間(ヒータ加熱時間)を一定時間内に
制限している。その一定時間を超えると、蒸発槽1内の
湯が全て排出されるが、一定時間を超えない場合は、給
水初期に比べる硬度の高い状態で蒸発槽1内に保持され
ることになる。この場合運転スイッチをオフにされた
後、一定時間が経過し、引き続き使用する可能性が低い
ときには、残留水(湯)を排出し、蒸発槽1内の洗浄を
次のように行う。
加熱用ヒータ6で煮沸状態まで加熱され、蒸気圧にてス
チーム管15から吐出される。蒸発により水中のカルシ
ウム等の濃度が高くなり、スケールが析出し易くなるた
め、給水初期に対する濃縮率があまり高くならないよう
にスチーム発生時間(ヒータ加熱時間)を一定時間内に
制限している。その一定時間を超えると、蒸発槽1内の
湯が全て排出されるが、一定時間を超えない場合は、給
水初期に比べる硬度の高い状態で蒸発槽1内に保持され
ることになる。この場合運転スイッチをオフにされた
後、一定時間が経過し、引き続き使用する可能性が低い
ときには、残留水(湯)を排出し、蒸発槽1内の洗浄を
次のように行う。
【0010】洗浄はまず、給水管11から給水される給
水圧を利用して、給水口11aからフィルター3に水流
を当て、排出路が閉塞しなく且つ通水性がよくなるよう
に給水しながら洗浄後排水する。これを数十秒のサイク
ルで最低1サイクル繰り返した後、蒸発槽1内に満水に
なるように給水し、蒸発槽1内の浸水面全面を洗浄し排
出する。尚、蒸発槽1内のスケールはスケール点検口8
より一定期間毎に専用の洗浄剤を投入し、溶解洗浄す
る。
水圧を利用して、給水口11aからフィルター3に水流
を当て、排出路が閉塞しなく且つ通水性がよくなるよう
に給水しながら洗浄後排水する。これを数十秒のサイク
ルで最低1サイクル繰り返した後、蒸発槽1内に満水に
なるように給水し、蒸発槽1内の浸水面全面を洗浄し排
出する。尚、蒸発槽1内のスケールはスケール点検口8
より一定期間毎に専用の洗浄剤を投入し、溶解洗浄す
る。
【0011】
【発明の効果】本発明は叙述のようにスチーム発生後、
蒸発槽内の残留水を排出し、残留水の排出後に蒸発槽の
排出口の近傍へ給水して給水圧を利用した蒸発槽の排出
口の付近のスケール滞留部の洗浄を少なくとも1回以上
行っているので、蒸発槽の下部のスケールの溜まりによ
りフィルター等が閉塞することのないように洗浄される
ものであって、動作信頼性が向上し、メンテナンスサイ
クルを長くでき、さらに使用性を向上できるものであ
り、またスケール滞留部の洗浄を行った後、蒸発槽の内
部の浸水面まで満水にし、次いで排水して蒸発槽内の濃
縮水を洗い流すので、蒸発槽の内壁面に高濃度の残水が
付着しないように全面が洗浄されるものであって、残水
が蒸発乾燥して蒸発槽内壁面にスケールとして固着する
心配がなく、耐スケール信頼性が向上するものである。
蒸発槽内の残留水を排出し、残留水の排出後に蒸発槽の
排出口の近傍へ給水して給水圧を利用した蒸発槽の排出
口の付近のスケール滞留部の洗浄を少なくとも1回以上
行っているので、蒸発槽の下部のスケールの溜まりによ
りフィルター等が閉塞することのないように洗浄される
ものであって、動作信頼性が向上し、メンテナンスサイ
クルを長くでき、さらに使用性を向上できるものであ
り、またスケール滞留部の洗浄を行った後、蒸発槽の内
部の浸水面まで満水にし、次いで排水して蒸発槽内の濃
縮水を洗い流すので、蒸発槽の内壁面に高濃度の残水が
付着しないように全面が洗浄されるものであって、残水
が蒸発乾燥して蒸発槽内壁面にスケールとして固着する
心配がなく、耐スケール信頼性が向上するものである。
【図1】本発明を実施するスチーム発生器の一部切欠正
面図である。
面図である。
【図2】同上の側面図である。
1 蒸発槽 2 排水口 3 フィルター
Claims (1)
- 【請求項1】 煮沸式であって、蒸発槽の下部の排水口
付近に蒸発槽内部で発生するスケールの流出を防止する
フィルターを設けたスチーム発生器において、スチーム
発生後、蒸発槽内の残留水を排出し、残留水の排出後に
蒸発槽の排出口の近傍へ給水して給水圧を利用した蒸発
槽の排出口の付近のスケール滞留部の洗浄を少なくとも
1回以上行い、しかる後、蒸発槽の内部の浸水面まで満
水にし、次いで排水して蒸発槽内の濃縮水を洗い流すこ
とを特徴とするスチーム発生器の洗浄方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34223092A JP2889779B2 (ja) | 1992-12-22 | 1992-12-22 | スチーム発生器の洗浄方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34223092A JP2889779B2 (ja) | 1992-12-22 | 1992-12-22 | スチーム発生器の洗浄方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06193810A JPH06193810A (ja) | 1994-07-15 |
| JP2889779B2 true JP2889779B2 (ja) | 1999-05-10 |
Family
ID=18352125
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34223092A Expired - Fee Related JP2889779B2 (ja) | 1992-12-22 | 1992-12-22 | スチーム発生器の洗浄方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2889779B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5191909B2 (ja) * | 2009-01-09 | 2013-05-08 | シャープ株式会社 | 加熱調理器及び蒸気発生装置の洗浄方法 |
| JP6925291B2 (ja) * | 2018-03-02 | 2021-08-25 | 株式会社コロナ | 加湿装置 |
-
1992
- 1992-12-22 JP JP34223092A patent/JP2889779B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06193810A (ja) | 1994-07-15 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990209 |
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