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JP2894073B2 - 宇宙用構造物の結合装置 - Google Patents
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JP2894073B2 - 宇宙用構造物の結合装置 - Google Patents

宇宙用構造物の結合装置

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JP2894073B2
JP2894073B2 JP4052992A JP5299292A JP2894073B2 JP 2894073 B2 JP2894073 B2 JP 2894073B2 JP 4052992 A JP4052992 A JP 4052992A JP 5299292 A JP5299292 A JP 5299292A JP 2894073 B2 JP2894073 B2 JP 2894073B2
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    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
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    • B64G1/00Cosmonautic vehicles
    • B64G1/22Parts of, or equipment specially adapted for fitting in or to, cosmonautic vehicles
    • B64G1/64Systems for coupling or separating cosmonautic vehicles or parts thereof, e.g. docking arrangements
    • B64G1/646Docking or rendezvous systems
    • B64G1/6462Docking or rendezvous systems characterised by the means for engaging other vehicles

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、宇宙空間で結合される
二つの構造物のうち一方の構造物に設けられて、他方の
構造物に設けられたトラニオンを捕獲して引き込むこと
により二つの構造物同士を結合する結合装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば宇宙ステーションの建設にあた
り、宇宙ステーションの骨格となるトラス構造体に予め
スペースロボット(宇宙ロボット)と称されるマニピュ
レータを搭載しておき、このマニピュレータを使って宇
宙往還機(スペースシャトル)から実験機器等のペイロ
ードをトラス構造体側に移載することが試みられてい
る。この場合、例えば図5に示すように、宇宙ステーシ
ョンの骨格となるトラス構造体Tには複数のラフガイド
51と結合装置1とを予め設けておき、図示外のマニピ
ュレータでペイロードPのドローグロッド52をつかん
でペイロードPをトラス構造体T側に移載することにな
るのであるが、その際にペイロードPを複数のラフガイ
ド51で規制することによりマニピュレータの位置決め
誤差を吸収しつつペイロードPの一次的な位置精度出し
を行い、最終的にはペイロードP側のトラニオン2を結
合装置1で捕獲して引き込むことによりトラス構造体T
に対してペイロードPが堅固に結合されて固定される。
【0003】上記の結合装置1は、図6,7,8に示す
ように、V溝部3が形成された二枚のベースプレート4
と、二枚のベースプレート4の間に挾まれてこのベース
プレート4のうち前記V溝部3の両側部分に回転可能に
軸支された一対の爪片5,6と、前記V溝部3の最深部
に設けられたプリロードプリズム7とを中心として構成
されている。そして、一方のベースプレート4には、リ
ンク8を回転させるためのモータ等のアクチュエータ9
が設けられている一方、リンク8は一端がアクチュエー
タ9の出力軸16に、他端がトグル式のリンク機構1
0,11,12を介して一方の爪片6に連結されてい
る。また、各爪片5,6にはその回転軸13と同軸一体
のピニオン14が設けられており、これらのピニオン1
4が同期歯車列15に噛み合っていることで一対の爪片
5,6が互いに同期して開閉動作するようになってい
る。なお、前記プリロードプリズム7は、図9に示すよ
うにその軸部17を回転中心としてわずかな回転自由度
を有していると同時に、図示外の複数の皿ばねによって
同図(A)の上方向に付勢されていて上下方向のわずか
な自由度を有している。
【0004】したがって、上記の結合装置1は、図9の
(A)に示すようにトラニオン2が一対の爪片5,6の
捕獲領域aに入ると爪片5,6がアクチュエータ9の起
動により閉動作を開始し、同図(B)に示すように一対
の爪片5,6の先端部が互いに交差することでトラニオ
ン2を捕獲する。一対の爪片5,6により捕獲されたト
ラニオン2は、同図(C)に示すように爪片5,6に拘
束されながら徐々にベースプレート4のV溝部3に引き
込まれ、最終的には同図(D)に示すように一対の爪片
5,6とプリロードプリズム7との間にトラニオン2が
挾まれて拘束されることにより、図5に示したトラス構
造体TとペイロードPとが結合される。
【0005】なお、ペイロードPが結合装置1によって
トラス構造体Tと結合される前の三方向の状態を図10
に、結合が完了した三方向の状態を図11にそれぞれ示
してある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の結
合装置1を採用したトラス構造体TとペイロードPとの
結合方式においては、結合装置1とは別に複数のラフガ
イド51を必要とすることから、結合のための機構の総
重量と占有スペースが大きくなって好ましくない。
【0007】また、上記のようなトラス構造体Tとペイ
ロードPとの結合においては、単に両者が機械的に結合
されるだけでは必ずしも十分でなく、例えばトラス構造
体TとペイロードPとの間の電力供給や各種の信号授受
のためにアンビリカル・コネクタを用いて両者をアンビ
リカル結合する必要がある。しかしながら従来の結合装
置1を用いた場合、仮にペイロードPがラフガイド51
によって位置規制され、かつトラニオン2が図9の
(B)に示すように一対の爪片5,6によって捕獲され
たとしても、トラニオン2は爪片5,6とベースプレー
ト4のV溝部3とで形成される空間bの範囲内で移動す
ることが可能である。したがって、前記結合装置1によ
るペイロードPの引込動作を利用してアンビリカル・コ
ネクタのプラグとソケット(トラス構造体Tとペイロー
ドPのうちいずれか一方にプラグが設けられ、他方にソ
ケットが設けられる)とを結合しようとしても両者を確
実に結合することができない。
【0008】そのため、トラス構造体TとペイロードP
とを確実にアンビリカル結合しようとすると、例えば図
12に示すようにトラス構造体TとペイロードPとが前
記結合装置1によって結合されたのちに、トラス構造体
T側に設けられたアンビリカル・コネクタ53のプラグ
54をアクチュエータ56を有する所定の駆動機構57
により押し上げてペイロードP側のソケット55に結合
するか、もしくは図13に示すようにアンビリカル・コ
ネクタ53のプラグ54およびソケット55の双方にフ
ローティングマウント機構58もしくは59を持たせる
とともに、一方にはコネクタガード60を、他方にはガ
イドコーン61をそれぞれに装着し、コネクタガード6
0とガイドコーン61との摺接により両者をセンタリン
グしながらアンビリカル結合する必要がある。
【0009】その結果、上記の結合装置1のためのラフ
ガイド51とは別に、アンビリカル結合部においても駆
動機構57もしくはフローティングマウント機構58,
59やコネクタガード60およびガイドコーン61を設
けなければならず、システム全体の重量および占有スペ
ースの増加と複雑化を招くこととなって好ましくない。
【0010】本発明は以上のような課題に着目してなさ
れたもので、結合装置そのものに改良を加えて、トラニ
オンが一対の爪片によって捕獲されたならばその早い時
期からトラニオンの動き(可動範囲)を著しく制限する
ことによって、結合装置のためのラフガイドやアンビリ
カル結合のためのガイド機構を不要にした構造を提供し
ようとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、宇宙
空間で結合される二つの構造物のうち一方の構造物に設
けられ、他方の構造物に設けられたトラニオンを捕獲し
て引き込むことにより二つの構造物同士を結合する結合
装置において、前記一方の構造物に固定されて、V溝部
が形成されたベースプレートと、前記V溝部をはさんで
ベースプレートの両側部に回転可能に支持されるととも
に回転駆動手段によって開閉駆動され、その閉動作によ
り互いに交差して前記トラニオンを捕獲した上でこのト
ラニオンをベースプレートのV溝部の最深部に引き込む
一対の爪片と、前記V溝部をはさんでベースプレートの
両側部に回転可能に支持されるとともに、前記一対の爪
片で捕獲されるべきトラニオンよりも前記V溝部の最深
部側で互いにX字状に交差し、前記一対の爪片が捕獲し
たトラニオンをその一対の爪片との間に挾み込みながら
前記爪片の動きに応じてトラニオンを前記V溝部の最深
部に案内する一対のアライメントアームとから構成され
ていることを特徴としている。
【0012】また請求項2の発明は、請求項1の構成に
加えて、一対のアライメントアームの先端部が互いに内
側に中折れ可能に構成されている一方、ベースプレート
には、一対の爪片によるV溝部へのトラニオンの引き込
み動作の進行に応じて前記一対のアライメントアームを
中折れさせるアーム規制部材が設けられていることを特
徴としている。
【0013】
【作用】請求項1の発明によると、一対の爪片によって
捕獲されたトラニオンがX字状に交差しているアライメ
ントアームに当接するようになると、トラニオンは一対
の爪片とアライメントアームとによって形成される菱形
状の空間に挾み込まれて拘束され、トラニオンはその拘
束された位置からV溝部の最深部に向かう最短の直線的
な動き以外の動きが不可能になる。したがって、一対の
爪片の全開状態において、相互に結合される構造物同士
の最大相対位置誤差を吸収し得るだけの開度を一対の爪
片が有してさえいれば、結合装置だけでラフガイドを必
要とすることなしに構造物同士を確実に結合することが
できるとともに、例えばアンビリカル結合部においても
従来のような大型の駆動機構やガイド機構を必要とする
ことなしに上記の結合装置による引き込み動作を利用し
てアンビリカル結合することができる。
【0014】また請求項2の発明によると、トラニオン
が一対の爪片とアライメントアームによって拘束された
のちになおも一対の爪片によるトラニオンの引き込みが
進行すると、アライメントアームはトラニオンを拘束し
つつアーム規制部材との当接により徐々に内側に中折れ
する。したがって、アライメントアームを長尺化して
も、アライメントアームが中折れ式で折り畳み可能な構
造であるが故にスペース的に不利になることがなく、ア
ライメントアームの長尺化によって、結合装置がトラニ
オンを捕獲する際の捕獲領域を請求項1のものよりも大
きく確保することができ、結果的には、より早い時期か
ら結合装置でトラニオンを拘束することができるように
なる。
【0015】
【実施例】図1の(A)〜(D)は本発明の一実施例を
示す図で、図5に示したように宇宙ステーションの骨格
となるトラス構造体TとペイロードPとの結合に用いら
れる結合装置1の例を示しており、結合装置1の基本構
造部分は図6,7,8に示したものと同様であるので、
図6,7,8のピニオン14や同期歯車列15等は図示
省略してある。
【0016】図1の(A)は一対の爪片5,6が全開状
態にあって、かつその爪片5,6がトラニオン2を捕獲
する前の状態を示しており、ベースプレート4のうちV
溝部3をはさんだその両側部分には、一対のアライメン
トアーム18,19が軸20を介して回転可能に設けら
れている。これら一対のアライメントアーム18,19
は、爪片5,6で捕獲すべきトラニオン2よりもV溝部
3の最深部側で互いに交差しているとともに、爪片5,
6による捕獲領域aを阻害しないようにその開き角が調
整されている。そして、各アライメントアーム18,1
9は軸20に組み込まれた図示外のトーションスプリン
グによってそれぞれ矢印e1方向に付勢されているもの
の、図1の(A)の状態から矢印e1方向への回転動作
はストッパー21によって阻止されている。
【0017】一方、前記トラス構造体TとペイロードP
とのアンビリカル結合部においては、図2に示すように
トラス構造体T側にフローティングマウント機構22を
介してアンビリカル・コネクタ23のプラグ24が設け
られ、プラグ24の外周には先端部がテーパ状に拡がっ
たコネクタガイド26が設けられている。また、前記ペ
イロードP側にはフローティングマウント機構22を受
容する受容凹部27が形成され、この受容凹部27にア
ンビリカル・コネクタ23のソケット25が設けられて
いる。
【0018】したがって本実施例構造によると、図1の
(A)に示すように一対の爪片5,6の全開状態におい
て、その爪片5,6の捕獲領域aにトラニオン2が進入
すると、図6,7,8に示したアクチュエータ9の起動
により爪片5,6が閉動作を開始する。そして、図1の
(B)に示すように爪片5,6の先端部が互いに交差す
るとその一対の爪片5,6によってトラニオン2が捕獲
・拘束され、トラニオン2の可動範囲は一対の爪片5,
6とアライメントアーム18,19とで囲まれた略菱形
状の範囲b内に制限される。
【0019】前記爪片5,6によって捕獲されたトラニ
オン2が爪片5の閉動作によってなおもV溝部3側に引
き込まれると、トラニオン2は一対の爪片5,6やアラ
イメントアーム18,19に案内されながらプリロード
プリズム7の真上まで移動し、同図(C)に示すように
爪片5,6の交差によって生じるV字形状部とアライメ
ントアーム18,19同士の交差によって生じるV字形
状部とで上下から挾み込まれる。したがって、この時点
からはトラニオン2の横方向への動きが阻止され、トラ
ニオン2は同図(C)に示す位置からその真下のV溝部
3の最深部に向かう最短の直進方向の動き、すなわち同
図(C)に斜線で示す範囲c内での動きのみが可能とな
る。
【0020】そして、同図(C)の状態から爪片5,6
の閉動作によりなおもトラニオン2が引き込まれると、
同図(D)に示すようにトラニオン2は一対の爪片5,
6とアライメントアーム18,19とによって上下から
挾まれたままアライメントアーム18,19を押し拡げ
ながら真下に移動し、最終的にはトラニオン2がプリロ
ードプリズム7に着座して爪片5,6によってクランプ
されることで前述したトラス構造体TとペイロードPと
が堅固に結合される。
【0021】また、結合解除時には一対のアライメント
アーム18,19は軸20に組み込まれたトーションス
プリングの力によって図1の(A)に示す初期状態に戻
ることになる。
【0022】一方、図2に示したアンビリカル結合部で
は、図1の(C)に示した範囲cでの直進ストロークを
利用してそのプラグ24とソケット25のアンビリカル
結合が行われることになるが、図1の(C)に示すよう
にトラニオン2が一対の爪片5,6とアライメントアー
ム18,19とによって拘束された以降はアンビリカル
・コネクタ23のプラグ24とソケット25とが同一軸
線上に位置することになって、トラス構造体Tとペイロ
ードPとの結合完了と同時にプラグ24とソケット25
とがスムーズに結合される。したがって、アンビリカル
結合部には図12に示した駆動機構57も必要でなけれ
ば図13に示した大型のガイドコーン61等のガイド機
構も必要なく、アンビリカル結合部の構造を簡素化でき
ることになる。
【0023】図3,4は本発明の他の実施例を示す図
で、この実施例では一対のアライメントアーム31,3
2を互いに内側に中折れ可能に構成した点で第1の実施
例と異なっている。すなわち、図3の(A)に示すよう
に、一対のアライメントアーム31,32は軸20によ
り互いに回転可能に結合された根元側の第1アーム31
a,32aと先端部側の第2アーム31b,32bとで
形成され、第1アーム31a,32aは軸20に組み込
まれた図示外のトーションスプリングにより矢印e1方
向に付勢されているものの、図3の(A)の状態から矢
印e1方向への動きがストッパー21によって阻止され
ている。同様に、第2アーム31b,32bは軸33に
組み込まれた図示外のトーションスプリングによって矢
印e2方向に付勢されているものの、図3の(A)の状
態から矢印e2方向への動きがストッパー34によって
阻止され、アライメントアーム31,32としては図3
の(A)の状態から内側への中折れのみが可能となって
いる。そして、図3の(A)に示す爪片5,6の全開状
態においては、一対のアライメントアーム31,32は
真直状態のまま互いに交差した上で、爪片5,6の捕獲
領域aを阻害しないように爪片5,6の上方まで伸びて
静止している。
【0024】また、ベースプレート4の両側部には中央
部が切り欠かれたアーム規制部材35が設けられてお
り、このアーム規制部材35に第2アーム31b,32
bの根元部分が当接するも、このアーム規制部材35に
よって第1アーム31a,32aの回転運動が阻害され
ないような形状となっている。
【0025】したがって、本実施例の構造によると、図
3の(A)に示すように各アライメントアーム31,3
2の先端部が爪片5,6の上方に伸びている分だけ結合
装置1によるトラニオン2の捕獲領域を大きく確保でき
ることから、トラニオン2が爪片5,6による捕獲領域
aに入る前であっても、トラニオン2と第2アーム31
b,32bとの当接によってトラニオン2を爪片5,6
の捕獲領域aに誘導することができる。
【0026】前記トラニオン2が爪片5,6の捕獲領域
aに入ると同図(B)に示すように一対の爪片5,6が
トラニオン2を捕獲し、爪片5,6がトラニオン2をプ
リロードプリズム7側に引き込むことで図4の(A)に
示すようにトラニオン2が爪片5,6とアライメントア
ーム31,32の第1アーム31a,32aとによって
上下から挾み込まれる。この時、一対のアライメントア
ーム31,32は爪片5,6によるトラニオン2の引込
力によって徐々に押し拡げられ、第2アーム31b,3
2bが互いに内側に回転して中折れする。そして、最終
的には同図(B)に示すようにトラニオン2がプリロー
ドプリズム7に着座することで結合が完了する。
【0027】また、結合解除時には一対のアライメント
アーム31,32は軸20に組み込まれたトーションス
プリングの力によって図3の(A)に示す初期状態に戻
ることになる。
【0028】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように請求項1
の発明によれば、一対の爪片でトラニオンを捕獲してト
ラニオンの動きを徐々に制限し、最終的にはトラニオン
を一対の爪片とアライメントアームとで上下から挾み込
んで直線的にV溝部の最深部に引き込むようにしたこと
により、従来のように大型のラフガイドを併用すること
なく結合装置単独で二つの構造物を結合することができ
る。その結果、従来のラフガイドが不要になることによ
ってその分だけ重量と占有スペースとを小さくすること
ができる。
【0029】加えて、例えばアンビリカル・コネクタ等
の他の結合対象物がある場合でも、上記のような二つの
構造物の直線的な動きを利用して確実に結合することが
できる。したがって、従来では例えばアンビリカル結合
部に必須とされた駆動機構や大型のガイド機構等を廃止
することができ、これによってもまたシステム全体の重
量および占有スペースを小さくして構造を簡素化でき
る。
【0030】また請求項2の発明によれば、上記の効果
に加えて、アライメントアームが中折れする分だけアラ
イメントアームを長くして結合装置によるトラニオンの
捕獲領域を大きく確保できることから、結合されるべき
二つの構造物の間のより大きな相対位置誤差を許容でき
る利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す結合装置の作動説明
図。
【図2】図1の結合装置によって結合される構造物のア
ンビリカル結合部の構成説明図。
【図3】本発明の他の実施例を示す図で、(A)はトラ
ニオンの捕獲前の作動説明図、(B)はトラニオンの捕
獲後の作動説明図。
【図4】本発明の他の実施例を示す図で、(A)は捕獲
後のトラニオンの引き込み途中の作動説明図、(B)は
結合完了時の作動説明図。
【図5】宇宙用構造物であるトラス構造体とペイロード
との関係を示す斜視図。
【図6】図5に示す従来の結合装置の拡大正面図。
【図7】図6の右側面図。
【図8】図6の平面図。
【図9】図6に示す結合装置の作動説明図。
【図10】図5の構造の詳細を示す図で、(A)は正面
図、(B)は同図(A)の平面図、(C)は同図(A)
の左側面図。
【図11】図5の構造の結合後の状態を示す図で、
(A)は正面図、(B)は同図(A)の平面図、(C)
は同図(A)の左側面図。
【図12】図5に示す構造に用いられるアンビリカル結
合部の構成説明図。
【図13】図5に示す構造に用いられるアンビリカル結
合部の他の例を示す構成説明図。
【符号の説明】
1…結合装置 2…トラニオン 3…V溝部 4…ベースプレート 5,6…爪片 7…プリロードプリズム 9…アクチュエータ(回転駆動手段) 18,19…アライメントアーム 23…アンビリカル・コネクタ 31,32…アライメントアーム 31a,32a…第1アーム 31b,32b…第2アーム 35…アーム規制部材 P…ペイロード(宇宙用構造物) T…トラス構造体(宇宙用構造物)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 宇宙空間で結合される二つの構造物のう
    ち一方の構造物に設けられ、他方の構造物に設けられた
    トラニオンを捕獲して引き込むことにより二つの構造物
    同士を結合する結合装置において、 前記一方の構造物に固定されて、V溝部が形成されたベ
    ースプレートと、 前記V溝部をはさんでベースプレートの両側部に回転可
    能に支持されるとともに回転駆動手段によって開閉駆動
    され、その閉動作により互いに交差して前記トラニオン
    を捕獲した上でこのトラニオンをベースプレートのV溝
    部の最深部に引き込む一対の爪片と、 前記V溝部をはさんでベースプレートの両側部に回転可
    能に支持されるとともに、前記一対の爪片で捕獲される
    べきトラニオンよりも前記V溝部の最深部側で互いにX
    字状に交差し、前記一対の爪片が捕獲したトラニオンを
    その一対の爪片との間に挾み込みながら前記爪片の動き
    に応じてトラニオンを前記V溝部の最深部に案内する一
    対のアライメントアーム、 とから構成されていることを特徴とする宇宙用構造物の
    結合装置。
  2. 【請求項2】 一対のアライメントアームの先端部が互
    いに内側に中折れ可能に構成されている一方、ベースプ
    レートには、一対の爪片によるV溝部へのトラニオンの
    引き込み動作の進行に応じて前記一対のアライメントア
    ームを中折れさせるアーム規制部材が設けられているこ
    とを特徴とする請求項1記載の宇宙用構造物の結合装
    置。
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