JP2899231B2 - 金属板の切断方法 - Google Patents
金属板の切断方法Info
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- JP2899231B2 JP2899231B2 JP7150225A JP15022595A JP2899231B2 JP 2899231 B2 JP2899231 B2 JP 2899231B2 JP 7150225 A JP7150225 A JP 7150225A JP 15022595 A JP15022595 A JP 15022595A JP 2899231 B2 JP2899231 B2 JP 2899231B2
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- ear
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金属板から、耳屑を切
り離すための切断方法に関するものである。
り離すための切断方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】圧延されたままの金属板(鋼板など、以
下、鋼板の場合について記す。)は、所定の製品サイズ
に調整するために、一般に、余部を切断除去すなわち耳
屑処理される。この耳屑は、多くが幅狭の短冊状の形状
をした金属片であり、長手方向に複数個連なるものであ
ることが多い。耳屑が複数個になるのは、ハンドリン
グ、下流に配置されたスクラップ収容容器の寸法制限な
どの面から、個々の耳屑の長さが1.6〜2.0m程度
以下に制限されるからである。そして、この切断方法と
して、例えばレーザ切断、ガス切断等の各種エネルギー
源を用いた溶断が採用されている。
下、鋼板の場合について記す。)は、所定の製品サイズ
に調整するために、一般に、余部を切断除去すなわち耳
屑処理される。この耳屑は、多くが幅狭の短冊状の形状
をした金属片であり、長手方向に複数個連なるものであ
ることが多い。耳屑が複数個になるのは、ハンドリン
グ、下流に配置されたスクラップ収容容器の寸法制限な
どの面から、個々の耳屑の長さが1.6〜2.0m程度
以下に制限されるからである。そして、この切断方法と
して、例えばレーザ切断、ガス切断等の各種エネルギー
源を用いた溶断が採用されている。
【0003】ところで、鋼板から、溶断により耳屑を切
り離す方法は、従来、図1に示すような工程によって行
われ、切り出した耳屑は、下流に設けたスクラップ収容
容器に集められ、スクラップとして回収される。さて、
図1において、鋼板1から、長手方向に連なっている耳
屑2a,2b,2cからなる耳屑2を溶断する場合、従
来の切断工程は、実線で示す切断経路、、、お
よびと、点線で示す移動経路(早送り等の方法により
切断を行わず、切断ノズルを移動するのみの経路)お
よびに沿って、〜の順番に行うものであった。こ
こで、耳屑の長手方向の切断工程、の終端位置
pa 、pb は、それぞれ耳屑2a,2bの長さに相当す
る位置であった。
り離す方法は、従来、図1に示すような工程によって行
われ、切り出した耳屑は、下流に設けたスクラップ収容
容器に集められ、スクラップとして回収される。さて、
図1において、鋼板1から、長手方向に連なっている耳
屑2a,2b,2cからなる耳屑2を溶断する場合、従
来の切断工程は、実線で示す切断経路、、、お
よびと、点線で示す移動経路(早送り等の方法により
切断を行わず、切断ノズルを移動するのみの経路)お
よびに沿って、〜の順番に行うものであった。こ
こで、耳屑の長手方向の切断工程、の終端位置
pa 、pb は、それぞれ耳屑2a,2bの長さに相当す
る位置であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来方法においては、以下のような不都合があった。す
なわち、図2に示すように、切断経路に沿って切断
後、切断経路に沿った切断を終了すると、切断した耳
屑は熱変形により上方に反る。この反った耳屑は、鋼板
を支える架台4上で、反ったまま保持される。この状態
で、次のを経ての耳屑の切断を開始する際に、切断
ノズルの鋼板面からの高さの倣いが反りのために行え
ず、切断面が荒れたり、切断が中断したりする問題がし
ばしば生じていた。
従来方法においては、以下のような不都合があった。す
なわち、図2に示すように、切断経路に沿って切断
後、切断経路に沿った切断を終了すると、切断した耳
屑は熱変形により上方に反る。この反った耳屑は、鋼板
を支える架台4上で、反ったまま保持される。この状態
で、次のを経ての耳屑の切断を開始する際に、切断
ノズルの鋼板面からの高さの倣いが反りのために行え
ず、切断面が荒れたり、切断が中断したりする問題がし
ばしば生じていた。
【0005】本発明の目的は、溶断により耳屑を切り離
す際に、上記のような問題を発生することなく、良質な
切断面を、安定して得ることができる新規な方法を提案
するところにある。
す際に、上記のような問題を発生することなく、良質な
切断面を、安定して得ることができる新規な方法を提案
するところにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、架台上の金属
板を、1本の切断ノズルにより、耳屑の長手方向に沿っ
て切断し、続けて短辺方向に沿って切断することによ
り、耳屑を切り離す方法において、耳屑の長手方向を、
耳屑予定長さよりも長めに切断し、この切断経路の一部
を逆走後退し、この後退した位置にて短辺方向を切断
し、次いで、前記長手方向の切断経路の終端位置から再
び長手方向を切断する、繰り返しにより耳屑を切り離す
ことを特徴とする金属板の切断方法である。ここに、長
手方向の切断長さは、耳屑の予定長さよりも10〜10
0mmの範囲で長くするのが好ましい。
板を、1本の切断ノズルにより、耳屑の長手方向に沿っ
て切断し、続けて短辺方向に沿って切断することによ
り、耳屑を切り離す方法において、耳屑の長手方向を、
耳屑予定長さよりも長めに切断し、この切断経路の一部
を逆走後退し、この後退した位置にて短辺方向を切断
し、次いで、前記長手方向の切断経路の終端位置から再
び長手方向を切断する、繰り返しにより耳屑を切り離す
ことを特徴とする金属板の切断方法である。ここに、長
手方向の切断長さは、耳屑の予定長さよりも10〜10
0mmの範囲で長くするのが好ましい。
【0007】
【作用】発明者らは、熱変形による上反りが少なく、ま
た上反りが生じた場合でも、後続の切断工程に及ぼす影
響が少ない方法について、ラボテストおよび実機テスト
により調査した。その結果、図3に示すような切断工程
を採用することによって前述した問題点が一挙に解決す
るとの結論に達した。
た上反りが生じた場合でも、後続の切断工程に及ぼす影
響が少ない方法について、ラボテストおよび実機テスト
により調査した。その結果、図3に示すような切断工程
を採用することによって前述した問題点が一挙に解決す
るとの結論に達した。
【0008】図3は、鋼板1から、長手方向に連なって
いる耳屑2a,2b,2cからなる耳屑2を切断して切
り離す場合における、本発明法による切断工程を示した
ものである。図3において、本発明法では、実線で示す
切断経路、、、およびと、点線で示す移動経
路(早送り等の方法により、切断を行わず、切断トーチ
を移動するのみの経路)およびに沿って、〜の
順番に行うものであり、従来法との大きな違いは、長手
方向の切断経路およびの各終端位置qa およびq b
を耳屑の予定長さ(図3のla 、lb )より長くするこ
とである。
いる耳屑2a,2b,2cからなる耳屑2を切断して切
り離す場合における、本発明法による切断工程を示した
ものである。図3において、本発明法では、実線で示す
切断経路、、、およびと、点線で示す移動経
路(早送り等の方法により、切断を行わず、切断トーチ
を移動するのみの経路)およびに沿って、〜の
順番に行うものであり、従来法との大きな違いは、長手
方向の切断経路およびの各終端位置qa およびq b
を耳屑の予定長さ(図3のla 、lb )より長くするこ
とである。
【0009】このように、長手方向の切断経路の終端位
置を長くすることによって、例えば耳屑2aを切り離す
場合、経路、に沿って切断後に耳屑に反りが発生し
ても、切断ノズルは経路を通過せず、経路に沿って
qa まで移動すればよいので、鋼板面からの高さの倣い
が反りに邪魔されず問題なく行われ、次の耳屑切り離し
のための切断をスムースに開始、進行させることがで
きる。ここに、本発明における長手方向の切断長さは、
切断ノズルと耳屑の上反り部分との干渉を防止するに必
要な長さであればよく、その長さは、例えば耳屑の予定
長さよりも10〜100mmの範囲で長いものであるこ
とが好ましい。なお、移動経路、は図3では直線で
表してあるが、次の耳屑の長手方向切断の開始点qa 、
qb まで移動するだけよいので、直線状に移動すること
自体は必ずしも必要ではない。
置を長くすることによって、例えば耳屑2aを切り離す
場合、経路、に沿って切断後に耳屑に反りが発生し
ても、切断ノズルは経路を通過せず、経路に沿って
qa まで移動すればよいので、鋼板面からの高さの倣い
が反りに邪魔されず問題なく行われ、次の耳屑切り離し
のための切断をスムースに開始、進行させることがで
きる。ここに、本発明における長手方向の切断長さは、
切断ノズルと耳屑の上反り部分との干渉を防止するに必
要な長さであればよく、その長さは、例えば耳屑の予定
長さよりも10〜100mmの範囲で長いものであるこ
とが好ましい。なお、移動経路、は図3では直線で
表してあるが、次の耳屑の長手方向切断の開始点qa 、
qb まで移動するだけよいので、直線状に移動すること
自体は必ずしも必要ではない。
【0010】図4は、本発明法による切断工程について
の他の態様を示したものである。図4の場合には、実線
で示す切断経路、、、およびと、点線で示す
移動経路およびに沿って、〜の順番に行うもの
である。この場合は、上記した図3の場合と比較して、
長手方向の切断経路、の終端位置qa 、qb を耳屑
の予定長さより長くする点では同じであるが、短辺方向
の切断経路と移動経路の順序が逆になっている点で相違
する。この場合に得られる効果も図3で得られるそれと
ほぼ同じである。
の他の態様を示したものである。図4の場合には、実線
で示す切断経路、、、およびと、点線で示す
移動経路およびに沿って、〜の順番に行うもの
である。この場合は、上記した図3の場合と比較して、
長手方向の切断経路、の終端位置qa 、qb を耳屑
の予定長さより長くする点では同じであるが、短辺方向
の切断経路と移動経路の順序が逆になっている点で相違
する。この場合に得られる効果も図3で得られるそれと
ほぼ同じである。
【0011】
【実施例】板厚が16mmで2500mm×6800m
mの鋼板 (鋼種:JIS SS400)の幅端部から、幅2
00mm、長さ1700mmの耳屑が4本連なった耳屑
切断処理を行った。切断方法はレーザ切断法(出力:5
000W)であり、切断速度は1200mm/minと
した。本発明法(図3に示す方法を採用)における耳屑
の長さ方向切断長さは、予定耳屑長さ+100mmとし
た。また、比較のために従来法による切断も同様に行っ
た。
mの鋼板 (鋼種:JIS SS400)の幅端部から、幅2
00mm、長さ1700mmの耳屑が4本連なった耳屑
切断処理を行った。切断方法はレーザ切断法(出力:5
000W)であり、切断速度は1200mm/minと
した。本発明法(図3に示す方法を採用)における耳屑
の長さ方向切断長さは、予定耳屑長さ+100mmとし
た。また、比較のために従来法による切断も同様に行っ
た。
【0012】その結果、本発明法では、切断開始から全
ての耳屑切断処理が終了するまで、トラブルは全くな
く、また健全な切断面が得られた。これに対して、比較
例では切断ノズルの高さ倣いが行えなくて、切断溝が裏
面まで達せず、ガウジング及びバーニングが発生し、良
好な切断が行えなかった。
ての耳屑切断処理が終了するまで、トラブルは全くな
く、また健全な切断面が得られた。これに対して、比較
例では切断ノズルの高さ倣いが行えなくて、切断溝が裏
面まで達せず、ガウジング及びバーニングが発生し、良
好な切断が行えなかった。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、鋼
板面からのノズル高さの調整がスムースに行えるので、
切断作業の中断のようなトラブルを防止できるととも
に、良質の切断面を安定して得ることができる。
板面からのノズル高さの調整がスムースに行えるので、
切断作業の中断のようなトラブルを防止できるととも
に、良質の切断面を安定して得ることができる。
【図1】従来の切断経路を示す図である。
【図2】切断時に発生する耳屑の反りの状況を示す図で
ある。
ある。
【図3】本発明法による切断経路を示す図である。
【図4】本発明法による切断経路の別の態様を示す図で
ある。
ある。
1 鋼板 2 耳屑 3 切断線 4 架台
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−34292(JP,A) 特開 昭59−193780(JP,A) 特開 昭48−96435(JP,A) 特開 昭64−87091(JP,A) 実開 平2−1579(JP,U) 実開 昭62−142185(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B23K 26/00 - 26/18
Claims (1)
- 【請求項1】架台上の金属板を、1本の切断ノズルによ
り、耳屑の長手方向に沿って切断し、続けて短辺方向に
沿って切断することにより、耳屑を切り離す方法におい
て、耳屑の長手方向を、耳屑予定長さよりも長めに切断
し、この切断経路の一部を逆走後退し、この後退した位
置にて短辺方向を切断し、次いで、前記長手方向の切断
経路の終端位置から再び長手方向を切断する、繰り返し
により耳屑を切り離すことを特徴とする金属板の切断方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7150225A JP2899231B2 (ja) | 1995-06-16 | 1995-06-16 | 金属板の切断方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7150225A JP2899231B2 (ja) | 1995-06-16 | 1995-06-16 | 金属板の切断方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH091367A JPH091367A (ja) | 1997-01-07 |
| JP2899231B2 true JP2899231B2 (ja) | 1999-06-02 |
Family
ID=15492284
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7150225A Expired - Fee Related JP2899231B2 (ja) | 1995-06-16 | 1995-06-16 | 金属板の切断方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2899231B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103347641A (zh) * | 2011-01-31 | 2013-10-09 | 通快激光与系统工程有限公司 | 用于借助于激光分离切割分离工件的边缘部段的方法以及配属的激光切割装置 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7347403B2 (ja) * | 2020-11-30 | 2023-09-20 | Jfeスチール株式会社 | 金属板の切断装置及び切断方法、並びに、製品金属板の製造方法 |
-
1995
- 1995-06-16 JP JP7150225A patent/JP2899231B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103347641A (zh) * | 2011-01-31 | 2013-10-09 | 通快激光与系统工程有限公司 | 用于借助于激光分离切割分离工件的边缘部段的方法以及配属的激光切割装置 |
| CN103347641B (zh) * | 2011-01-31 | 2015-12-02 | 通快激光与系统工程有限公司 | 用于借助于激光分离切割分离工件的边缘部段的方法以及配属的激光切割装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH091367A (ja) | 1997-01-07 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |