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JP2901330B2 - 潤滑油 - Google Patents
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JP2901330B2 - 潤滑油 - Google Patents

潤滑油

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JP2901330B2
JP2901330B2 JP25853090A JP25853090A JP2901330B2 JP 2901330 B2 JP2901330 B2 JP 2901330B2 JP 25853090 A JP25853090 A JP 25853090A JP 25853090 A JP25853090 A JP 25853090A JP 2901330 B2 JP2901330 B2 JP 2901330B2
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cst
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は代替フロンである1,1,1,2−テトラフルオロ
エタン冷媒を使用する圧縮機用潤滑油に関するもので、
圧縮機内で共存した場合の安定性、相溶性に優れた圧縮
機用潤滑油に関するものである。
[従来の技術] 電気冷蔵庫、カーエアコン用の冷凍用冷媒としてR12
(ジクロロフルオロメタン)が使用されているが、最近
成層圏のオゾン破壊が社会問題化し、その代替フロンと
して、1,1,1,2−テトラフルオロエタン(R134a)が注目
されている。
しかし、従来の圧縮機用潤滑油はこのR134aとの相溶
性が悪く使用することができない。
[発明が解決しようとする課題] 本発明はR134aを冷媒として使用するに適した圧縮機
用潤滑油を提供する。
[課題を解決するための手段] 本発明者らは上記課題を解決するため、各種合成油に
ついて検討した結果、一般式(A)で示される化合物が
1,1,1,2−テトラフルオロエタン(R134a)を使用する冷
凍機用潤滑油として優れている事を見出した。
(但し、R1〜R3及びR4〜R6はアルキル基又は水素残基よ
り選ばれ、そのグループ内で少なくとも2個以上がアル
キル基でそのアルキル基は同一でも異なっていても良
い。又R7はアルキレン基、アリレン基又はアラルキレン
基からなる。) 一般にR134aを使用する圧縮機用潤滑油としてはR134a
との相溶性が良好であることは勿論のこと、耐加水分解
性及び熱安定性が良く、而も流動点が−10℃以下好まし
くは−20〜−60℃であり、かつ100℃における動粘度が
1〜50cSt、好ましくは3〜40cStの範囲であることが必
要である。流動点が−10℃より高い場合には、低温時に
潤滑油が固化する恐れがあるため好ましくない。
また、100℃における動粘度が1cSt未満の場合は圧縮
機の密封性の保つことができなくなり、一方、動粘度が
50cStを越える場合には粘度が高くなりすぎて潤滑性が
悪くなる。また、粘度の温度勾配の指標となる粘度指数
は100以上が好ましい。本発明の一般式(A)の化合物
はこれらの条件を満足するものである。
本発明に使用される式(A)で示される化合物は一般
に下記の式(B)と式(C)で表わされる化合物を2:1
(モル比)割合で反応させることによって得られる。
(但し、R1〜R3及びR4〜R6はそれぞれアルキル基又は水
素残基より選ばれ、そのグループ内で少なくとも2個以
上がアルキル基でそのアルキル基は同一でも異なってい
ても良い。又R7はアルキレン基、アリレン基又はアラル
キレン基からなる。) 又、式(B)の化合物は 又は とを反応させて得る方法とグリセリンと とを反応させて得る方法があるが、前者の方が反応し易
さの点で優れている。
それぞれの化合物の具体例を示すと としてはピバリン酸、2,2−ジメチルブタン酸、2,2−ジ
メチルペンタン酸、2−エチル−2−メチルブタン酸、
2,2,4,4−テトラメチルペンタン酸、ネオノナン酸、ネ
オデカン酸、2−イソプロピル−2,3−ジメチルブタン
酸、2−エチル−2,3,3−トリメチルブタン酸、2,2,3,4
−テトラメチルペンタン酸、2,2,3,3−テトラメチルペ
ンタン酸、2−イソプロピル−2,3,5,5−テトラメチル
ヘキサン酸、2,3,4−トリメチル−2−ネオペンチルペ
ンタン酸、2,2,4,4,6,6−ヘキサメチルヘプタン酸、2,
2,4−トリメチル−2−tert−ペンチルペンタン酸、2
−エチル−2,3,3,5,5−ペンタメチルヘキサン酸、2−
エチルヘキサン酸、2−メチルヘキサン酸、2−メチル
ヘプタン酸、2−エチルヘプタン酸、2−エチルブタン
酸等が例示される。
は同一でも異なっていても良い。又、これは実用面から
は混合物として得られ、その混合物のまま使用されるこ
ともたびたびである。
及び は上記に述べた酸類のグリシジルエステルである。
次に式(C)で示される化合物はポリイソシアネート
化合物であり、ヘキサメチレンジイソシアネート、ジシ
クロヘキシルメタンジイソシアネート、ジフェニルメタ
ンジイソシアネート等が例示される。
式(B)と式(C)の反応は通常60〜160℃で反応が
行なわれるが、必要な場合は更に200℃位まで温度を上
げて反応せしめることもある。
本発明の式(A)で示される化合物においてR1〜R3
びR4〜R6はそれぞれそのグループ内で少なくとも2個以
上がアルキル基であれば良いが、より高い耐加水分解性
の面からは3個ともアルキル基である方が好ましい。
本発明の式(A)で示される化合物に対して、その性
能を更に高めるために必要に応じて他の潤滑油及び潤滑
油添加剤例えば酸化防止剤、粘度指数向上剤、消泡剤、
金属不活性化剤等を使用することができる。
[実施例] 以下、本発明を実施例により具体的に説明するが、本
発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
尚、潤滑油としての特性は下記の試験法で測定した。
1)100℃における動粘度及び粘度指数;JIS K2283 2)流動点;JIS K2269 3)R−134aとの相溶性;供試油とR−134aとを2:8
(重量)で混合し−20℃に冷却し、分離するものを×、
分離しないものを○とする。
4)耐加水分解性:ASTM D2619の試験において供試油の
酸価に変化のないものを○、酸価の変化率が5%以内の
ものを△、5%を越えるものを×とする。
実施例1 ピバリン酸グリシジルエステル276gと2−エチル−2
−メチルブタン酸260gを150〜200℃で酸価が0.1以下に
なるまで反応させて、次いで120℃に冷却してヘキサメ
チレンジイソシアネート168gを加え、イソシアネート価
からの反応率が99%以上になるまで反応させる。得られ
たものの潤滑油としての物性を測定するとつぎの通りで
あった。
・100℃における動粘度:28cst ・粘度指数:112 ・流動点:−17.5℃ ・R −134aとの相溶性:○ ・耐加水分解性:○ 実施例2 カージュラE(シェル化学(株)の商品名:炭素数10
のネオ酸のグリシジルエステル)250gと2,2−ジメチル
ブタン酸116gを加え実施例1と同様に反応させる。
次いで120℃でヘキサメチレンジイソシアネート84gを
加え、イソシアネート価からの反応率が99%以上になる
まで反応させる。得られたものの潤滑油としての物性を
測定すると次の通り。
・100℃における動粘度:25cst ・粘度指数:123 ・流動点:−32.5℃ ・R−134aとの相溶性:○ ・耐加水分解性:○ 実施例3 カージュラE250gと2−エチルヘキサン酸144gとを150
〜200℃で酸価が0.1以下になるまで反応させ、次いで12
0℃に冷却してメチレンビス(4−フェニレンイソシア
ネート)125gを加え、イソシアネート価からの反応率が
99%以上になるまで反応させる。得られたものの潤滑油
としての物性値はつぎの通り。
・100℃における動粘度:38cst ・粘度指数:105 ・流動点:−25℃ ・R−134aとの相溶性:○ ・耐加水分解性:△ 実施例4 エクアテート9G(出光石油化学(株)の商品名:炭素
数9のネオ酸のグリシジルエステル)226gと2−エチル
ヘキサン酸144gとを150〜200℃で酸価が0.1以下になる
まで反応させ、次いで120℃に冷却してヘキサメチレン
ジイソシアネート84gを加え、イソシアネート価からの
反応率が99%以上になるまで反応させる。得られたもの
の潤滑油としての物性値はつぎの通り。
・100℃における動粘度:31cst ・粘度指数:118 ・流動点:−27.5℃ ・R−134aとの相溶性:○ ・耐加水分解性:△

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式(A)で示される化合物を基油とし
    て用いることを特徴とする潤滑油。 (但し、R1〜R3及びR4〜R6はアルキル基又は水素残基よ
    り選ばれ、それぞれそのグループ内で少なくとも2個以
    上がアルキル基でそのアルキル基は同一でも異なってい
    ても良い。又R7はアルキレン基、アリレン基又はアラル
    キレン基からなる。)
  2. 【請求項2】上記一般式(A)においてR1〜R6のすべて
    がアルキル基でそのアルキル基は同一でも異なっていて
    も良い特許請求の範囲第一項記載の潤滑油。
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