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JP2902282B2 - Catv用レベル調整器 - Google Patents
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JP2902282B2 - Catv用レベル調整器 - Google Patents

Catv用レベル調整器

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JP2902282B2
JP2902282B2 JP5293809A JP29380993A JP2902282B2 JP 2902282 B2 JP2902282 B2 JP 2902282B2 JP 5293809 A JP5293809 A JP 5293809A JP 29380993 A JP29380993 A JP 29380993A JP 2902282 B2 JP2902282 B2 JP 2902282B2
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  • Filters And Equalizers (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CATVシステムのケ
ーブルを伝送して来た信号の周波数特性およびレベルを
調整するCATV用レベル調整器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】受信困難な地域の難視聴対策、および自
主放送あるいは中央演算装置(CPU)との接続による
情報提供等の多チャンネルに渡る信号を同軸ケーブル等
の広帯域伝送路を使用して伝送し、伝送されたテレビ信
号などを加入者端末に分配するCATV(Cable Televi
sion )システムの設置が進められている。
【0003】このCATVシステムの概要を図7を参照
しながら説明する。この図において、幹線102にはス
パンaあるいはスパンbを置いて複数の幹線分岐増幅器
(TBA)101が挿入されている。このTBA101
の増幅部はCATV信号を所定レベルに増幅して分岐幹
線103に分岐していると共に、後続する幹線102に
CATV信号を出力している。ただし、この図において
はTBA101により分岐された分岐幹線103しか示
していないが、各々のTBA101からはそれぞれ複数
本の分岐幹線が分岐されている。
【0004】そして、分岐幹線103には縦続接続され
た複数の分岐器104と、CATV信号を増幅する延長
増幅器(EA)105、さらに延長増幅器105に後続
して複数の分岐器104が接続されている。この複数の
分岐器104により分岐されたCATV信号は各加入者
の受信機に入力されている。この延長増幅器105はC
ATV信号が所定レベルになるよう増幅を行っている。
ところで、幹線102や分岐幹線103は一般に同軸ケ
ーブルを布設することにより構成されており、この同軸
ケーブルのケーブルロスは概略伝送周波数の平方根に比
例することが知られている。従って、同軸ケーブルを伝
送された信号は図8に示すような右下がりの周波数特性
を有することになる。ただし、図8において、横軸は周
波数であり、縦軸は損失(ロス)である。
【0005】従来は幹線分岐増幅器101および延長増
幅器105に図9に示す右上がりの周波数特性を持たせ
て、これらの増幅器に入力される信号の周波数特性が規
定入力レベルになるように調整している。ところが、例
えば幹線102に挿入される幹線分岐増幅器101は所
定距離ごとにポールを立てて設置するようにしている
が、場所によってはポールを建てられない場所もあるた
め、幹線分岐増幅器101間のスパンは常に一定距離と
することができず、例えば図7に図示するように幹線分
岐増幅器101間の幹線102のスパンはaあるいはb
と異なるスパンとされている場合がある。
【0006】しかしながら、この幹線102の長さは設
計上定められた所定長さより長くはできず、短く設定さ
れる。これは、幹線分岐増幅器101の最大出力レベル
に応じて最大伝送距離が決定され、この距離に応じて設
計上の長さが定められているため、この長さを越えて幹
線102の長さを設定すると、適正な信号レベルを保証
することができなくなるからである。従って、幹線分岐
増幅器101の入力は予め定められている規定レベルを
越えることはあっても規定レベル未満になることはない
ため、幹線分岐増幅器101の入力を規定レベルになる
よう調整するには、同軸ケーブルの周波数特性を擬似す
るBON(Building-out Network)回路をレベル調整器
として使用すれば良いこととなる。
【0007】次に、BON回路を使用して延長増幅器1
05の周波数特性を調整する様子を図10ないし図12
を参照しながら説明する。図10は延長増幅器105の
周波数特性を調整する回路部分を示している。この図に
おいて、202は延長増幅器105内の増幅部であり、
この増幅部202に前置して、異なる通過ロスを与える
BON回路201−1〜201−4が4回路接続されて
いる。これらのBON回路201−1〜201−4の周
波数特性を図11に示す。この図のaは、BON回路2
01−1の周波数特性であり、伝送帯域の低域周波数f
1で略−0.5(正確には−0.483)dB、伝送帯
域の高域周波数f2で−1dB減衰する右下がりの周波
数特性とされており、同図bは、BON回路201−2
の周波数特性であり、伝送帯域の低域周波数f1で略−
1(正確には−0.966)dB、伝送帯域の高域周波
数f2で−2dB減衰する右下がりの周波数特性とされ
ている。
【0008】さらに、同図cは、BON回路201−3
の周波数特性であり、伝送帯域の低域周波数f1で略−
2(正確には−1.932)dB、伝送帯域の高域周波
数f2で−4dB減衰する右下がりの周波数特性とされ
ており、同図dは、BON回路201−4の周波数特性
であり、伝送帯域の低域周波数f1で略−4(正確には
−3.864)db、伝送帯域の高域周波数f2で−8
dB減衰する右下がりの周波数特性とされていると共
に、これらのBON回路201−1〜201−4には、
それぞれのBON回路に並列にスルー回路を接続させる
スイッチが設けられている。なお、この場合は、例えば
周波数f1を70MHz、周波数f2を300MHzと
した場合である。
【0009】ここで、幹線分岐増幅部器101の分岐出
力の周波数特性が図12のaに示すような右上りの特性
であったとし、分岐幹線103のケーブルロスが同図b
に示すような右下がりの特性であったとし、分岐器10
4のロスを無視すると、延長増幅器105の入力レベル
特性は同図cに示すように右上がりの周波数特性とな
る。この時、延長増幅器105の入力レベルが80dB
フラットに規定されているとし、周波数f1において+
2dB、周波数f2において+4dB入力オーバしてい
たとする。
【0010】そこで、増幅部202に前置したBON回
路の内、BON回路201−3だけを挿入し、他のBO
N回路をスルーすると、低域周波数f1において略−2
dB、高域周波数f2において−4dB信号が減衰する
ようになるため、図12のdに示すように規定された8
0dBのフラットな周波数特性に、ほぼ補正することが
できる。このように、増幅部202に前置するBON回
路201−1〜201−4をスイッチを用いて1回路あ
るいは複数回路を選択して挿入することにより、周波数
f2において−1dB〜−15dBまでの減衰を信号に
与えることができ、分岐幹線103の長さを短くしても
信号の周波数特性をフラットに補正することができるよ
うになる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、分岐幹
線系においては分岐器104はフラットロスを信号に与
えると共に、分岐器104の数は常に一定ではなく加入
者数により異なるため、分岐器104による損失は常に
一定とは限らず、信号に伝送周波数の平方根に略比例す
るケーブルロスを与える分岐幹線103のスパンcも、
設置態様に応じてそれぞれ異なるようにされている。こ
のように、延長増幅器105に入力する信号の周波数特
性は分岐器104の数及び分岐幹線103の長さ等の変
数に応じて、その周波数特性の傾きが異なるようにな
る。この様子を図13に図示する例を参照しながら説明
する。
【0012】例えば、幹線分岐増幅器101の分岐出力
の周波数特性がaに示すように右上がりの周波数特性と
されており、幹線分岐増幅器101から延長増幅器10
5までのスパンの分岐幹線103のケーブルロス及び分
岐器104によるロスが同図bに示すように、右下がり
のロスNO.1の特性であるとする。すると、延長増幅
器105に入力する信号の周波数特性は同図dに示す入
力レベル特性NO.1に示すようにフラットな特性とな
るが、この入力レベル特性NO.1はフラットな特性で
あるものの、そのレベルが規定レベルより高いため、延
長増幅器105が飽和して信号が歪んでしまう恐れが生
じる。
【0013】また、幹線分岐増幅器101と延長増幅器
105との間の分岐幹線103の長さが変化すると共
に、分岐器104の数が増えて、図21のcに示すよう
に右下がりのロスNO.2の特性になったとすると、延
長増幅器105に入力する信号の周波数特性は同図eに
示す入力レベル特性NO.2に示すように、右下がりの
特性となる。そこで、図13に示される入力レベル特性
NO.1および入力レベル特性NO.2の周波数特性を
イコライザにより補償して規定入力である80dBフラ
ットにする必要があるが、このためにはフラットな周波
数特性のアッテネータあるいは、左下がりの周波数特性
を有するイコライザ回路を挿入する必要がある。しかし
ながら、図10に示す構成では右下がりの周波数特性の
BON回路しか設けられていないため、規定された80
dBフラットの周波数特性に補正することはできない。
【0014】これを解決するには増幅部202に前置す
る回路をプラグイン方式として、アッテネータ、BON
回路あるいはBON回路の逆特性を有するいわゆる逆B
ON回路をプラグインユニットとすることが考えられる
が、このようにすると、プラグイン方式とするためにベ
ースユニットを変更する必要があること、及び、現場で
必要とするプラグインユニットの周波数特性及び減衰量
は、机上の計算に必ずしも一致しないことが一般的であ
るため、数種類の周波数特性及び減衰量のプラグインユ
ニットを予め用意しておく必要がある。このため、コス
トがアップすると共に周波数特性を合わせ込む作業が繁
雑になるという問題点が生じる。そこで、本発明はスロ
ープの方向及びレベルの周波数特性を連続的に可変する
ことができるCATV用レベル調整器を提供することを
目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は伝送帯域の低域の通過ロスが固定され、伝
送帯域全体における通過ロスの周波数特性の傾斜を連続
的に可変できる第1スロープチルト回路と、伝送帯域の
高域の通過ロスが固定され、伝送帯域全体における通過
ロスの周波数特性の傾斜を連続的に可変できる第2スロ
ープチルト回路と、上記第1スロープチルト回路と上記
第2スロープチルト回路とのいずれかを選択できる選択
手段とにより、CATV用レベル調整器を構成するよう
にしたものである。
【0016】
【作用】本発明によれば、選択された第1スロープチル
ト回路と第2スロープチルト回路との傾斜を、第1スロ
ープチルト回路ではレベル調整器全体の周波数特性を右
上がりの周波数特性から右下がりの周波数特性まで連続
的に可変することができ、第2スロープチルト回路では
レベル調整器全体の周波数特性を左上がりの周波数特性
から左下がりの周波数特性まで連続的に可変することが
できる。また、減衰量を調整することにより、レベル調
整も行うことができるようになる。このため、延長増幅
器にレベル調整器を前置すれば、延長増幅器に入力する
CATV信号の周波数特性およびレベルを規定レベルお
よびフラットな周波数特性とすることができる。
【0017】
【実施例】本発明のCATV用レベル調整器を設けたC
ATVシステムの概略を図1に示す。この図において、
幹線2には所定のスパンを置いて複数の幹線分岐増幅器
(TBA)1が挿入されている。このTBA1の増幅部
はCATV信号を所定レベルに増幅して分岐幹線3に分
岐していると共に、後続する幹線2にCATV信号を出
力している。ただし、この図においてはTBA1により
分岐された分岐幹線3しか示していないが、各々のTB
A1からはそれぞれ複数本の分岐幹線が分岐されてい
る。
【0018】そして、分岐幹線3には縦続接続された複
数の分岐器4と、CATV信号を増幅する延長増幅器
(EA)6、さらに延長増幅器6に後続して複数の分岐
器4、および延長増幅器6に前置してCATV用レベル
調整器5が設けられている。このCATV用レベル調整
器5は、その周波数特性を所定の傾斜に設定することに
より、延長増幅器5に入力する信号の周波数特性をフラ
ットに調整すると共に、そのレベルを規定レベルに調整
するものである。また、複数の分岐器4により分岐され
たCATV信号は各加入者の受信機に入力されている。
この延長増幅器5はCATV信号が所定レベルになるよ
う増幅を行っている。
【0019】次に、本発明のCATV用レベル調整器5
のブロック図を図2に示し、この図を参照しながらこの
レベル調整器5の説明を行う。図2において、11は伝
送帯域の低域の周波数f1において通過ロスが固定さ
れ、伝送帯域全体にわたる周波数特性の傾斜を右上りか
ら右下がりまで連続的に可変できる第1スロープチルト
回路である。また、12は伝送帯域の高域の周波数f2
において通過ロスが固定され、伝送帯域全体にわたる周
波数特性の傾斜を左上りから左下がりまで連続的に可変
できる第2スロープチルト回路であり、13はこの第1
スロープチルト回路11と第2スロープチルト回路12
とのいずれか一方を選択して入力端子14と出力端子1
5との間に接続するスライドスイッチである。
【0020】従って、図示するレベル調整器5におい
て、入力端子14に入力されたCATV信号は結合コン
デンサC11を介してスライドスイッチ13の接点aに
供給される。この場合、スライドスイッチ13が図示す
る位置に切り替えられていると、CATV信号は接点b
を介して第1スロープチルト回路11に入力され、第1
スロープチルト回路11の周波数特性の傾斜がCATV
信号に与えられるようになる。そして、この状態におい
て、第1スロープチルト回路11の周波数特性の傾斜を
CATV信号の周波数特性がフラットになるように可変
する。この時、出力ラインにコンデンサC13を介して
接続されたモニタ端子16に、モニタ回路を接続して周
波数特性を監視しながら第1スロープチルト回路11の
周波数特性を調整するようにする。
【0021】次に、スライドスイッチ13を切り替え
て、接点aと接点cとを接続すると共に、接点dと接点
fとを接続して、第2スロープチルト回路12を選択す
るようにすると、CATV信号は接点cを介して第2ス
ロープチルト回路12に入力され、第2スロープチルト
回路12の周波数特性の傾斜がCATV信号に与えられ
るようになる。そして、この状態において、第2スロー
プチルト回路12の周波数特性の傾斜をCATV信号の
周波数特性がフラットになるように可変する。この時、
出力ラインにコンデンサC13を介して接続されたモニ
タ端子16に、モニタ回路を接続して周波数特性を監視
しながら第2スロープチルト回路12の周波数特性を調
整するようにする。この第2スロープチルト回路12は
第1スロープチルト回路11と異なり、高域の周波数f
2における通過ロスが固定されているため、異なる態様
のレベル調整を行うことができる。
【0022】次に、第1スロープチルト回路11および
第2スロープチルト回路12の詳細な回路を説明する。
図3は第1スロープチルト回路11の回路図であり、入
力端子21と出力端子22との間に接続された第1のイ
ンダクタL1と、このインダクタL1に並列接続された
第1の抵抗R1と、出力端子22とアースとの間に直列
接続された可変抵抗R3と第4の抵抗R4と、入力端子
21と可変抵抗R3の可変抵抗端子との間に接続された
コンデンサC1と、このコンデンサC1に並列に接続さ
れた第2の抵抗R2と、入力端子21とアースとの間に
接続された第2のコンデンサC2と、入力端子21と可
変抵抗R3と第4の抵抗R4との接続点との間に接続さ
れたインダクタL2とを備えている。
【0023】この第1スロープチルト回路11の周波数
特性を図4に示す。この図に示すように、可変抵抗R3
の可変抵抗端子を摺動させてその抵抗値を可変すること
によりaに示す平坦な周波数特性を中心として、同図b
あるいはcに示すように上下方向に連続的に可変するこ
とができる。従って、入力端子21に印加される信号の
周波数軸の傾斜特性に応じて、可変抵抗R3を調整する
ことにより、その信号の周波数特性をフラットに調整す
ることができるようになる。
【0024】なお、平坦特性aの損失量およびb,cに
示す傾斜特性の可変量は、第1の抵抗R1、第2の抵抗
R2および第4の抵抗R4を調整することにより所望の
可変範囲に設定することができる。この場合、可変範囲
は平坦特性aを中心としてその上下方向に変化すること
から、平坦特性aの損失量を大きくすれば可変範囲も大
きくなり、逆に平坦特性aの損失量を小さくすれば可変
範囲を小さくすることができる。また、第2コンデンサ
C2により伝送帯域の高域の周波数(f2)より上の周
波数信号の減衰量を大きくすることができる。この例に
おいては、伝送帯域の低域の周波数f1を70MHz,
高域の周波数f2を300MHzとしているが、これに
限らず所望の伝送帯域とすることができる。
【0025】次に、第2のスロープチルト回路12の回
路図を図5に示す。この図において、入力端子31と出
力端子32との間に接続された第3のコンデンサC3
と、このコンデンサC3に並列接続された第5の抵抗R
5と、出力端子32とアースとの間に直列接続された可
変抵抗R7と第8の抵抗R8と、入力端子31と可変抵
抗R7の可変抵抗端子との間に接続された第3のインダ
クタL3と、このインダクタL3に並列に接続された第
6の抵抗R6と、入力端子31とアースとの間に接続さ
れた第4のインダクタL4と、入力端子31と可変抵抗
R7と第8の抵抗R8との接続点との間に接続された第
4のコンデンサC4とを備えている。
【0026】このように構成された第2スロープチルト
回路12の周波数特性を、図6に示す。この図に示すよ
うに、可変抵抗R7の可変抵抗端子を摺動させてその抵
抗値を可変することによりaに示す平坦な周波数特性を
中心として、伝送帯域の高域の通過ロスを固定して、伝
送帯域の低域の通過ロスを同図bあるいはcに示すよう
に上下方向に連続的に可変することができる。従って、
入力端子31に入力される信号の周波数軸上の傾斜特性
に応じて、可変抵抗R7を調整することにより、その信
号の周波数特性をフラットに調整することができる。
【0027】なお、平坦特性aの損失量およびb,cに
示す傾斜特性の可変量は、第5の抵抗R5、第6の抵抗
R6および第8の抵抗R8を調整することにより所望の
可変範囲に設定することができる。この場合、可変範囲
は平坦特性aを中心としてその上下方向に変化すること
から、平坦特性aの損失量を大きくすれば可変範囲も大
きくなり、逆に平坦特性aの損失量を小さくすれば可変
範囲を小さくすることができる。また、第4インダクタ
L4により伝送帯域の低域の周波数(f1)より下の周
波数信号の減衰量を図示するように大きくすることがで
きる。この例においては、伝送帯域の低域の周波数f1
を70MHz,高域の周波数f2を300MHzとして
いるが、これに限らず所望の伝送帯域とすることができ
る。
【0028】このような、第1スロープチルト回路11
および第2スロープチルト回路12を用いてCATV信
号の周波数特性の調整を行うには、例えば、CATV信
号の低域の周波数f1において減衰すべき減衰量を規準
とした時は、第1スロープチルト回路11を選択して、
その平坦特性の減衰量をCATV信号を減衰すべき減衰
量に調整した後、可変抵抗R3をCATV信号の周波数
特性がフラットになるよう調整すれば、CATV信号の
レベルおよび周波数特性を調整することができる。ま
た、高域の周波数f2において減衰すべき減衰量を規準
とした時は、第2スロープチルト回路12を選択して、
その平坦特性の減衰量をCATV信号を減衰すべき減衰
量に調整した後、可変抵抗R7をCATV信号の周波数
特性がフラットになるよう調整すれば、CATV信号の
レベルおよび周波数特性を調整することができる。
【0029】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので、選
択された第1スロープチルト回路と第2スロープチルト
回路との傾斜を、第1スロープチルト回路ではレベル調
整器全体の周波数特性を右上がりの周波数特性から右下
がりの周波数特性まで連続的に可変することができ、第
2スロープチルト回路ではレベル調整器全体の周波数特
性を左上がりの周波数特性から左下がりの周波数特性ま
で連続的に可変することができる。また、減衰量を調整
することにより、レベル調整も行うことができるように
なる。このため、延長増幅器にレベル調整器を前置すれ
ば、延長増幅器に入力するCATV信号の周波数特性お
よびレベルを規定レベルの所望の周波数特性とすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のレベル調整器を用いたCATVシステ
ムの概略を示す図である。
【図2】本発明のレベル調整器のブロック図を示す図で
ある。
【図3】第1スロープチルト回路の回路図である。
【図4】第1スロープチルト回路の周波数特性図であ
る。
【図5】第2スロープチルト回路の回路図である。
【図6】第2スロープチルト回路の周波数特性図であ
る。
【図7】従来のCATVシステムの概略図である。
【図8】同軸ケーブルの周波数特性図である。
【図9】増幅器の周波数特性図である。
【図10】従来の周波数特性を調整するブロック図であ
る。
【図11】BON回路の周波数特性図である。
【図12】周波数特性を調整する態様を示す図である。
【図13】周波数特性を調整する態様を示す図である。
【符号の説明】
1,101 幹線分岐増幅器 2,102 幹線 3,103 分岐幹線 4,104 分岐器 5 レベル調整器 6,105 延長増幅器 11 第1スロープチルト回路 12 第2スロープチルト回路 13 スライドスイッチ 14,21,31 入力端子 15,22,32 出力端子 16 モニタ端子 201−1〜201−4 BON回路 R1〜R8 抵抗 C1〜C4,C11〜C13 コンデンサ L1〜L4 インダクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 7/10 H04N 7/16

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力端子および出力端子と、 伝送帯域の低域の通過ロスが固定され、伝送帯域全体に
    おける通過ロスの周波数特性の傾斜を可変できる第1ス
    ロープチルト回路と、 伝送帯域の高域の通過ロスが固定され、伝送帯域全体に
    おける通過ロスの周波数特性の傾斜を可変できる第2ス
    ロープチルト回路と、 上記第1スロープチルト回路と上記第2スロープチルト
    回路とのいずれかのスロープチルト回路を選択して上記
    入力端子・出力端子間に接続する切替手段とを備えるこ
    とを特徴とするCATV用レベル調整器。
  2. 【請求項2】上記出力端子に接続されるラインに、モニ
    タ端子が接続可能とされていることを特徴とする請求項
    1記載のCATV用レベル調整器。
JP5293809A 1993-11-01 1993-11-01 Catv用レベル調整器 Expired - Fee Related JP2902282B2 (ja)

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