JP2903466B2 - 海水より食塩の製造法 - Google Patents
海水より食塩の製造法Info
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01D—COMPOUNDS OF ALKALI METALS, i.e. LITHIUM, SODIUM, POTASSIUM, RUBIDIUM, CAESIUM, OR FRANCIUM
- C01D3/00—Halides of sodium, potassium or alkali metals in general
- C01D3/04—Chlorides
- C01D3/06—Preparation by working up brines; seawater or spent lyes
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A23—FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
- A23L—FOODS, FOODSTUFFS OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; PREPARATION OR TREATMENT THEREOF
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボイラ等の燃焼機
から排出される排煙や水蒸気の熱を有効利用して海水か
ら食塩を製造する方法に関する。
から排出される排煙や水蒸気の熱を有効利用して海水か
ら食塩を製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】食塩は、我が国では明治38年頃より政
府の専売となり、製造・輸入・販売の全てが大蔵省の管
理下にあった。その当時からの塩は、天日製塩を主とし
た自然塩であり、「にがり」(カルシウム、マグネシウ
ム、その他約60種類の微量ミネラルからなる成分)を
十分含んだものであった。
府の専売となり、製造・輸入・販売の全てが大蔵省の管
理下にあった。その当時からの塩は、天日製塩を主とし
た自然塩であり、「にがり」(カルシウム、マグネシウ
ム、その他約60種類の微量ミネラルからなる成分)を
十分含んだものであった。
【0003】昭和47年頃より近代工業の発達に伴い、
塩は食用だけではなく工業用に多く使われるようにな
り、国内生産では需要に到底応じられないので、海外よ
りコストの安い塩の大量輸入が始まった。
塩は食用だけではなく工業用に多く使われるようにな
り、国内生産では需要に到底応じられないので、海外よ
りコストの安い塩の大量輸入が始まった。
【0004】また、工場に海水を導入してイオン交換樹
脂膜を使い電気的方法にて製塩する方法(例えば、特公
昭63−27290号公報参照)も一部では採用され
た。
脂膜を使い電気的方法にて製塩する方法(例えば、特公
昭63−27290号公報参照)も一部では採用され
た。
【0005】しかし、このような製法による塩は、自然
塩と異なり、「にがり」の含有量が極めて少なく、中で
も人体の栄養上最も大切なカルシウムやマグネシウム等
が特に少なく、食用としては自然塩に比べはるかに劣
る。
塩と異なり、「にがり」の含有量が極めて少なく、中で
も人体の栄養上最も大切なカルシウムやマグネシウム等
が特に少なく、食用としては自然塩に比べはるかに劣
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
従前の背景に鑑み、また平成9年4月1日よりの塩専売
法の廃止に伴い、民間中小企業においても安易に製塩で
きる路がひらけたことを踏まえ、人体の栄養上大切なカ
ルシウムやマグネシウム等が含まれた自然塩を、ボイラ
等の燃焼機から排出される排煙や水蒸気の熱を有効利用
して海水から容易にかつ経済的にしかも品質の安定した
食塩として製塩できる方法を提供しようとするものであ
る。
従前の背景に鑑み、また平成9年4月1日よりの塩専売
法の廃止に伴い、民間中小企業においても安易に製塩で
きる路がひらけたことを踏まえ、人体の栄養上大切なカ
ルシウムやマグネシウム等が含まれた自然塩を、ボイラ
等の燃焼機から排出される排煙や水蒸気の熱を有効利用
して海水から容易にかつ経済的にしかも品質の安定した
食塩として製塩できる方法を提供しようとするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の形態で
は、ボイラ等の燃焼機からの排煙経路の途中に回転ドラ
ム型乾燥機を配置し、該乾燥機の温度を検出しながらそ
の回転するドラム本体の外表面に、海水を、検出した温
度に応じて流量調整しつつ滴下又は塗布して水分を蒸発
させ、ドラム本体の外表面に付着した塩分を剥離して採
取する。
は、ボイラ等の燃焼機からの排煙経路の途中に回転ドラ
ム型乾燥機を配置し、該乾燥機の温度を検出しながらそ
の回転するドラム本体の外表面に、海水を、検出した温
度に応じて流量調整しつつ滴下又は塗布して水分を蒸発
させ、ドラム本体の外表面に付着した塩分を剥離して採
取する。
【0008】例えば、海産物の加工工場の大半はボイラ
等の燃焼機を備え、沿岸に所在する場合が多いが、燃焼
機からの排煙ダクトの外表面の温度は概ね100℃以上
の高温で、熱量としては厖大であるのに、現在までその
熱は殆ど利用されていない。このような工場において
は、既設の設備を利用して排煙経路の途中に回転ドラム
型乾燥機を配備し、近くの海水を導入することで本発明
を簡単かつ経済的に実施できる。なお、本発明はこのよ
うなところに限らず、その他に排煙の熱を利用できると
ころであれば広範に利用できるものである。
等の燃焼機を備え、沿岸に所在する場合が多いが、燃焼
機からの排煙ダクトの外表面の温度は概ね100℃以上
の高温で、熱量としては厖大であるのに、現在までその
熱は殆ど利用されていない。このような工場において
は、既設の設備を利用して排煙経路の途中に回転ドラム
型乾燥機を配備し、近くの海水を導入することで本発明
を簡単かつ経済的に実施できる。なお、本発明はこのよ
うなところに限らず、その他に排煙の熱を利用できると
ころであれば広範に利用できるものである。
【0009】また、本発明の第2の形態では、回転ドラ
ム型乾燥機内に加熱媒体として水蒸気を送入し、該乾燥
機の温度を検出しがらその回転するドラム本体の外表面
に、海水を、検出した温度に応じて流量調整しつつ滴下
又は塗布して水分を蒸発させ、ドラム本体の外表面に付
着した塩分をある程度の乾燥度に抑え、これを剥離し
て、加熱媒体として水蒸気を送入されている蒸気乾燥式
撹拌コンベアに投入し、撹拌しつつ搬送しながら乾燥さ
せる。
ム型乾燥機内に加熱媒体として水蒸気を送入し、該乾燥
機の温度を検出しがらその回転するドラム本体の外表面
に、海水を、検出した温度に応じて流量調整しつつ滴下
又は塗布して水分を蒸発させ、ドラム本体の外表面に付
着した塩分をある程度の乾燥度に抑え、これを剥離し
て、加熱媒体として水蒸気を送入されている蒸気乾燥式
撹拌コンベアに投入し、撹拌しつつ搬送しながら乾燥さ
せる。
【0010】蒸気乾燥式撹拌コンベアは、樋の周壁の中
空内部に水蒸気を送入し、樋内に投入された塩分を撹拌
送り羽根で撹拌しながら搬送するものが良い。
空内部に水蒸気を送入し、樋内に投入された塩分を撹拌
送り羽根で撹拌しながら搬送するものが良い。
【0011】海産物の加工工場等では、水蒸気発生源を
設備の一つとして備えていることも多く、このようなと
ころでは、既設の水蒸気発生源をそのまま使用して海水
から食塩を簡単かつ経済的に製造できる。また、水蒸気
発生装置を新設する場合にも、水蒸気は取り扱いが容易
であり、且つ、ドラム型乾燥機から排出される高温のド
レンは、そのまま水蒸気発生源に環流使用できるので、
製塩コストは低廉である。
設備の一つとして備えていることも多く、このようなと
ころでは、既設の水蒸気発生源をそのまま使用して海水
から食塩を簡単かつ経済的に製造できる。また、水蒸気
発生装置を新設する場合にも、水蒸気は取り扱いが容易
であり、且つ、ドラム型乾燥機から排出される高温のド
レンは、そのまま水蒸気発生源に環流使用できるので、
製塩コストは低廉である。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳述する。
に基づいて詳述する。
【0013】図1及び図2は本発明の第1の実施形態を
示す。図1において、海産物の加工工場等では、通常
は、ボイラ等の燃焼機1からの排煙を排煙ダクト2を通
じ煙突3から屋外へ排気しているが、このようなところ
で、排煙ダクト2の水平になっているところに回転ドラ
ム型乾燥機4を介在させ、燃焼機1からの排煙を、この
回転ドラム型乾燥機4の横長円筒形のドラム本体5中を
通じて煙突3から排気することにより、ドラム本体5を
加熱する。
示す。図1において、海産物の加工工場等では、通常
は、ボイラ等の燃焼機1からの排煙を排煙ダクト2を通
じ煙突3から屋外へ排気しているが、このようなところ
で、排煙ダクト2の水平になっているところに回転ドラ
ム型乾燥機4を介在させ、燃焼機1からの排煙を、この
回転ドラム型乾燥機4の横長円筒形のドラム本体5中を
通じて煙突3から排気することにより、ドラム本体5を
加熱する。
【0014】乾燥機4のドラム本体5の両端は、排煙ダ
クト2の途中に軸受6により回転自在に支承され、ドラ
ム本体5の一端外周に設けられたスプロケットホイール
7とモータ8側のスプロケットホイール9との間にチェ
ーン10を掛け回すことにより、モータ8により矢印方
向に回転駆動される。
クト2の途中に軸受6により回転自在に支承され、ドラ
ム本体5の一端外周に設けられたスプロケットホイール
7とモータ8側のスプロケットホイール9との間にチェ
ーン10を掛け回すことにより、モータ8により矢印方
向に回転駆動される。
【0015】一方、海水ポンプ11により海から海水を
汲み上げ、濾過タンク12で濾過するとともに、予熱タ
ンク13で予熱してから、送水ポンプ14により海水導
入配管15を通じて乾燥機4へ海水を導入する。予熱タ
ンク13の熱源としては、燃焼機1からの排煙の一部や
工場内から排出する温水等の熱を利用すればよい。
汲み上げ、濾過タンク12で濾過するとともに、予熱タ
ンク13で予熱してから、送水ポンプ14により海水導
入配管15を通じて乾燥機4へ海水を導入する。予熱タ
ンク13の熱源としては、燃焼機1からの排煙の一部や
工場内から排出する温水等の熱を利用すればよい。
【0016】図1及び図2に示すように、乾燥機4のド
ラム本体5の周辺の上部には、横長の海水滴下又は塗布
器16がドラム本体5の軸線と平行に配置されている。
この海水滴下又は塗布器16は、送水ポンプ14により
送水されてくる海水を、ドラム本体5の外表面の上部に
滴下又は塗布するもので、滴下する場合には、例えばパ
イプに多数の小孔を設けた構造とし、塗布する場合に
は、例えばパイプの溝に耐熱性の浸潤材を設け、この浸
潤材をドラム本体5の外表面に摺接させる。その滴下又
は塗布する海水量を乾燥機4の表面温度に応じて自動調
整するため、ドラム本体5の外周の排煙入口側又はその
周辺に温度センサ17が配置され、この温度センサ17
の信号によりインバータ18を介して送水ポンプ14が
制御される。なお、温度センサ17の設置位置は上記の
ようなところに限られないが、海水滴下又は塗布器16
による海水の滴下又は塗布による温度低下の影響をなる
べく受けない位置が好ましい。
ラム本体5の周辺の上部には、横長の海水滴下又は塗布
器16がドラム本体5の軸線と平行に配置されている。
この海水滴下又は塗布器16は、送水ポンプ14により
送水されてくる海水を、ドラム本体5の外表面の上部に
滴下又は塗布するもので、滴下する場合には、例えばパ
イプに多数の小孔を設けた構造とし、塗布する場合に
は、例えばパイプの溝に耐熱性の浸潤材を設け、この浸
潤材をドラム本体5の外表面に摺接させる。その滴下又
は塗布する海水量を乾燥機4の表面温度に応じて自動調
整するため、ドラム本体5の外周の排煙入口側又はその
周辺に温度センサ17が配置され、この温度センサ17
の信号によりインバータ18を介して送水ポンプ14が
制御される。なお、温度センサ17の設置位置は上記の
ようなところに限られないが、海水滴下又は塗布器16
による海水の滴下又は塗布による温度低下の影響をなる
べく受けない位置が好ましい。
【0017】ドラム本体5の外表面に滴下又は塗布され
た海水は、ドラム本体5が加熱されているため、水分が
蒸発し、塩分がドラム本体5の外表面に付着する。その
付着した塩分を剥離するため、ドラム本体5の周辺に横
長の剥離器19が配置されている。この剥離器19は、
水分ができるだけ蒸発した状態で塩分を剥離するため、
ドラム本体5の回転方向に向かって、滴下又は塗布位置
よりもできるだけ離れたところに配置するのが好まし
い。
た海水は、ドラム本体5が加熱されているため、水分が
蒸発し、塩分がドラム本体5の外表面に付着する。その
付着した塩分を剥離するため、ドラム本体5の周辺に横
長の剥離器19が配置されている。この剥離器19は、
水分ができるだけ蒸発した状態で塩分を剥離するため、
ドラム本体5の回転方向に向かって、滴下又は塗布位置
よりもできるだけ離れたところに配置するのが好まし
い。
【0018】ドラム本体5の上方には、海水の蒸発によ
る排蒸気を回収する蒸気回収器20及びこれに連通する
冷却器22が配置され、ドラム本体5の下方には、剥離
器19で剥離されて落下する塩分をホッパ22を通じて
導入して精製処理部(図示せず)へ搬送するスクリュー
コンベア23が配置されている。なお、排煙ダクト2と
ドラム本体5と煙突3との接触面には、高温用パキング
を介在させ、煙の外部漏出を遮断して工場内の汚染を防
止する。
る排蒸気を回収する蒸気回収器20及びこれに連通する
冷却器22が配置され、ドラム本体5の下方には、剥離
器19で剥離されて落下する塩分をホッパ22を通じて
導入して精製処理部(図示せず)へ搬送するスクリュー
コンベア23が配置されている。なお、排煙ダクト2と
ドラム本体5と煙突3との接触面には、高温用パキング
を介在させ、煙の外部漏出を遮断して工場内の汚染を防
止する。
【0019】以上のような設備において、海水ポンプ1
1により海から汲み上げられた海水は、濾過タンク12
で濾過され、予熱タンク13で予熱されてから、乾燥機
4の温度に応じて流量を自動調整しながら(温度が低く
なれば流量を少なくし、温度が高くなれば流量を多くす
る)、回転するドラム本体5の外表面に滴下又は塗布さ
れる。ドラム本体5上では、水分は蒸発して蒸気回収器
20により回収され、塩分は、ドラム本体5の外表面に
付着してドラム本体5上で乾燥されてから剥離器19で
剥離されてスクリューコンベア23中に落下し、精製処
理部において食塩として精製される。
1により海から汲み上げられた海水は、濾過タンク12
で濾過され、予熱タンク13で予熱されてから、乾燥機
4の温度に応じて流量を自動調整しながら(温度が低く
なれば流量を少なくし、温度が高くなれば流量を多くす
る)、回転するドラム本体5の外表面に滴下又は塗布さ
れる。ドラム本体5上では、水分は蒸発して蒸気回収器
20により回収され、塩分は、ドラム本体5の外表面に
付着してドラム本体5上で乾燥されてから剥離器19で
剥離されてスクリューコンベア23中に落下し、精製処
理部において食塩として精製される。
【0020】冷却器21の内部には螺旋状の冷却パイプ
24が配置され、この冷却パイプ24中には、冷媒とし
て海水が流入・流出しているため、蒸気回収器20に入
った排蒸気は冷却されて淡水として回収される。
24が配置され、この冷却パイプ24中には、冷媒とし
て海水が流入・流出しているため、蒸気回収器20に入
った排蒸気は冷却されて淡水として回収される。
【0021】上記のような方法により、北海道北部の綺
麗な海水1000Kgから食塩35Kgを得た。図3に
その成分を現行の市販精製塩と比較して示す。
麗な海水1000Kgから食塩35Kgを得た。図3に
その成分を現行の市販精製塩と比較して示す。
【0022】次に、本発明の第2の実施形態を図4、図
5及び図6を参照して説明する。図4において、海水ポ
ンプ11、濾過タンク12、予熱タンク13、送水ポン
プ14、海水導入配管15、海水滴下又は塗布器16、
剥離器19、蒸気回収器20及び冷却器21について
は、図1に示した例と同様であるが、第2の実施形態で
は、排煙に代えて水蒸気を加熱媒体として用いることか
ら、回転ドラム型乾燥機4のドラム本体5中に図示しな
い水蒸気発生装置から水蒸気を送入する。
5及び図6を参照して説明する。図4において、海水ポ
ンプ11、濾過タンク12、予熱タンク13、送水ポン
プ14、海水導入配管15、海水滴下又は塗布器16、
剥離器19、蒸気回収器20及び冷却器21について
は、図1に示した例と同様であるが、第2の実施形態で
は、排煙に代えて水蒸気を加熱媒体として用いることか
ら、回転ドラム型乾燥機4のドラム本体5中に図示しな
い水蒸気発生装置から水蒸気を送入する。
【0023】水蒸気の温度はほぼ一定であるため、図4
の例では、海水の流量調整のための温度センサ17、イ
ンバータ18及び送水ポンプ14は省略されているが、
図1の場合と同様に温度変化を検出して流量調整しても
よいこと勿論である。
の例では、海水の流量調整のための温度センサ17、イ
ンバータ18及び送水ポンプ14は省略されているが、
図1の場合と同様に温度変化を検出して流量調整しても
よいこと勿論である。
【0024】ドラム本体5中に送入されて海水の乾燥に
使用された水蒸気は、ドラム本体5からトラップ25を
経由してドレン水として排出される。
使用された水蒸気は、ドラム本体5からトラップ25を
経由してドレン水として排出される。
【0025】ドラム本体5の外表面に付着し剥離器19
で剥離された塩分は、図4の例では、回転ドラム型乾燥
機4の下方に配置されている蒸気乾燥式撹拌コンベア2
6内に投入され、この蒸気乾燥式撹拌コンベア26内で
撹拌しつつ乾燥されて精製処理部へ搬送される。塩分
は、ドラム本体5の外周面でも乾燥されるが、乾燥し過
ぎると塩分が蒸気と共に浮上して、蒸気回収器20と冷
却器21とによる淡水化性能が低下するので、ドラム本
体5の外周面上での塩分の乾燥はある程度に抑え、蒸気
乾燥式撹拌コンベア26で充分な乾燥を行う。
で剥離された塩分は、図4の例では、回転ドラム型乾燥
機4の下方に配置されている蒸気乾燥式撹拌コンベア2
6内に投入され、この蒸気乾燥式撹拌コンベア26内で
撹拌しつつ乾燥されて精製処理部へ搬送される。塩分
は、ドラム本体5の外周面でも乾燥されるが、乾燥し過
ぎると塩分が蒸気と共に浮上して、蒸気回収器20と冷
却器21とによる淡水化性能が低下するので、ドラム本
体5の外周面上での塩分の乾燥はある程度に抑え、蒸気
乾燥式撹拌コンベア26で充分な乾燥を行う。
【0026】図5及び図6に蒸気乾燥式撹拌コンベア2
6の構成例を示す。この蒸気乾燥式撹拌コンベア26で
は、断面半円形の樋27の周壁を中空にしてその中空内
部に、ドラム本体5内と同様に水蒸気発生装置から水蒸
気を送入する。樋27の内側には、多数の撹拌送り羽根
28が、同時に旋回するように1本の回転軸29に装着
されている。
6の構成例を示す。この蒸気乾燥式撹拌コンベア26で
は、断面半円形の樋27の周壁を中空にしてその中空内
部に、ドラム本体5内と同様に水蒸気発生装置から水蒸
気を送入する。樋27の内側には、多数の撹拌送り羽根
28が、同時に旋回するように1本の回転軸29に装着
されている。
【0027】従って、ドラム本体5の外周面から剥離さ
れて樋27内に落ち込んだ塩分は、撹拌送り羽根28に
より撹拌しつつ搬送されながら、樋27の周壁の中空内
部へ送入される水蒸気で加熱されて乾燥される。なお、
予熱タンク13の熱源も水蒸気を用いることができる。
れて樋27内に落ち込んだ塩分は、撹拌送り羽根28に
より撹拌しつつ搬送されながら、樋27の周壁の中空内
部へ送入される水蒸気で加熱されて乾燥される。なお、
予熱タンク13の熱源も水蒸気を用いることができる。
【0028】
【発明の効果】以上述べたように請求項1に係る発明に
よれば、人体の栄養上大切なカルシウムやマグネシウム
等が含まれた自然塩を、海産物の加工工場等から排出さ
れる排煙の熱を有効利用して海水から容易にかつ経済的
に製塩できる。乾燥機の温度を検出しながら、その検出
した温度に応じて海水を流量調整しつつドラム本体の外
表面に滴下又は塗布するので、排煙の温度変化に影響さ
れることなく、品質の安定した食塩を得ることができ
る。
よれば、人体の栄養上大切なカルシウムやマグネシウム
等が含まれた自然塩を、海産物の加工工場等から排出さ
れる排煙の熱を有効利用して海水から容易にかつ経済的
に製塩できる。乾燥機の温度を検出しながら、その検出
した温度に応じて海水を流量調整しつつドラム本体の外
表面に滴下又は塗布するので、排煙の温度変化に影響さ
れることなく、品質の安定した食塩を得ることができ
る。
【0029】また、請求項2に係る発明によれば、人体
の栄養上大切なカルシウムやマグネシウム等が含まれた
自然塩を、水蒸気の熱を利用して海水から容易にかつ経
済的に製塩できる。乾燥機の温度を検出しながら、その
検出した温度に応じて海水を流量調整しつつドラム本体
の外表面に滴下又は塗布するので、水蒸気の温度変化に
影響されることなく、品質の安定した食塩を得ることが
できる。回転ドラム型乾燥機のドラム本体から剥離した
塩分を、加熱媒体として水蒸気を送入されている蒸気乾
燥式撹拌コンベアで撹拌しつつ搬送しながら乾燥させる
ので、塩分の乾燥も水蒸気を利用して経済的に行うこと
ができるとともに、ドラム本体の外周面での塩分の乾燥
はある程度に抑え、蒸気乾燥式撹拌コンベアで充分な乾
燥を行えるので、ドラム本体からの排蒸気には塩分を含
まないため、淡水化も効率良く行える。
の栄養上大切なカルシウムやマグネシウム等が含まれた
自然塩を、水蒸気の熱を利用して海水から容易にかつ経
済的に製塩できる。乾燥機の温度を検出しながら、その
検出した温度に応じて海水を流量調整しつつドラム本体
の外表面に滴下又は塗布するので、水蒸気の温度変化に
影響されることなく、品質の安定した食塩を得ることが
できる。回転ドラム型乾燥機のドラム本体から剥離した
塩分を、加熱媒体として水蒸気を送入されている蒸気乾
燥式撹拌コンベアで撹拌しつつ搬送しながら乾燥させる
ので、塩分の乾燥も水蒸気を利用して経済的に行うこと
ができるとともに、ドラム本体の外周面での塩分の乾燥
はある程度に抑え、蒸気乾燥式撹拌コンベアで充分な乾
燥を行えるので、ドラム本体からの排蒸気には塩分を含
まないため、淡水化も効率良く行える。
【0030】請求項3に係る発明によれば、ドラム本体
から剥離した塩分を乾燥させる蒸気乾燥式撹拌コンベア
が、その樋の周壁の中空内部に水蒸気を送入し、樋内に
投入された塩分を撹拌送り羽根で撹拌しながら搬送する
ので、塩分の乾燥と搬送を効率良く行える。
から剥離した塩分を乾燥させる蒸気乾燥式撹拌コンベア
が、その樋の周壁の中空内部に水蒸気を送入し、樋内に
投入された塩分を撹拌送り羽根で撹拌しながら搬送する
ので、塩分の乾燥と搬送を効率良く行える。
【図1】本発明の第1の実施形態のシステム構成図であ
る。
る。
【図2】同上において、乾燥機のドラム本体に対する海
水滴下又は塗布器と剥離器とスクリューコンベアの配置
関係を示す図である。
水滴下又は塗布器と剥離器とスクリューコンベアの配置
関係を示す図である。
【図3】第1の実施形態で得た食塩と現行の市販精製塩
との成分の比較図である。
との成分の比較図である。
【図4】本発明の第2の実施形態のシステム構成図であ
る。
る。
【図5】第2の実施形態で使用する蒸気乾燥式撹拌コン
ベアの平面図である。
ベアの平面図である。
【図6】同上の断面図である。
1 ボイラ等の燃焼機 2 排煙ダクト 3 煙突 4 回転ドラム型乾燥機 5 ドラム本体 6 軸受 7 スプロケットホイール 8 モータ 9 スプロケットホイール 10 チェーン 11 海水ポンプ 12 濾過タンク 13 予熱タンク 14 送水ポンプ 15 海水導入配管 16 海水滴下又は塗布器 17 温度センサ 18 インバータ 19 剥離器 20 蒸気回収器 21 冷却器 22 ホッパ 23 スクリューコンベア 24 冷却パイプ 25 トラップ 26 蒸気乾燥式撹拌コンベア 27 樋 28 撹拌送り羽根 29 回転軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C01D 3/06 B01B 1/00 - 1/08 B01D 1/00 - 1/30 B01D 3/00 - 8/00
Claims (3)
- 【請求項1】ボイラ等の燃焼機からの排煙経路の途中に
回転ドラム型乾燥機を配置し、該乾燥機の温度を検出し
ながらその回転するドラム本体の外表面に、海水を、検
出した温度に応じて流量調整しつつ滴下又は塗布して水
分を蒸発させ、ドラム本体の外表面に付着した塩分を剥
離して採取することを特徴とする、海水より食塩の製造
法。 - 【請求項2】回転ドラム型乾燥機内に加熱媒体として水
蒸気を送入し、該乾燥機の温度を検出しがらその回転す
るドラム本体の外表面に、海水を、検出した温度に応じ
て流量調整しつつ滴下又は塗布して水分を蒸発させ、ド
ラム本体の外表面に付着した塩分をある程度の乾燥度に
抑え、これを剥離して、加熱媒体として水蒸気を送入さ
れている蒸気乾燥式撹拌コンベアに投入し、撹拌しつつ
搬送しながら乾燥させることを特徴とする、海水より食
塩の製造法。 - 【請求項3】蒸気乾燥式撹拌コンベアは、樋の周壁の中
空内部に水蒸気を送入し、樋内に投入された塩分を撹拌
送り羽根で撹拌しながら搬送することを特徴とする、請
求項2に記載の、海水より食塩の製造法。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10006862A JP2903466B2 (ja) | 1997-05-15 | 1998-01-16 | 海水より食塩の製造法 |
| TW87107031A TW575521B (en) | 1997-05-15 | 1998-05-06 | Method of making salt from seawater |
| KR1019980016246A KR100269770B1 (ko) | 1997-05-15 | 1998-05-07 | 해수로부터의 식염제조법(Method of Making Salt from Sea Water) |
| FR9806176A FR2763324B1 (fr) | 1997-05-15 | 1998-05-15 | Procede de production de sel a partir d'eau de mer au moyen d'un secheur a tambour rotatif |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13912697 | 1997-05-15 | ||
| JP9-139126 | 1997-05-15 | ||
| JP10006862A JP2903466B2 (ja) | 1997-05-15 | 1998-01-16 | 海水より食塩の製造法 |
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|---|---|
| JPH1129321A JPH1129321A (ja) | 1999-02-02 |
| JP2903466B2 true JP2903466B2 (ja) | 1999-06-07 |
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ID=26341071
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10006862A Expired - Fee Related JP2903466B2 (ja) | 1997-05-15 | 1998-01-16 | 海水より食塩の製造法 |
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|---|---|
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| FR (1) | FR2763324B1 (ja) |
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Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105549643A (zh) * | 2015-12-08 | 2016-05-04 | 成都捷冠科技有限公司 | 基于电流驱动电路的智能型喷漆烘干机用温度控制系统 |
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|---|---|---|---|---|
| JP3077062B1 (ja) * | 1999-02-09 | 2000-08-14 | 田上食品工業株式会社 | 海水より食塩の製造法 |
| KR20020087598A (ko) * | 2001-05-15 | 2002-11-23 | 황택성 | 질산성 질소 오염 염수 염분 회수 장치 |
| KR20010096679A (ko) * | 2001-07-12 | 2001-11-08 | 김선회 | 해수를 이용한 소금 제조장치 |
| KR100436222B1 (ko) * | 2002-05-25 | 2004-06-19 | 서희동 | 자염(煮鹽) 및 간수의 제조방법 |
| JP3855238B2 (ja) * | 2003-06-05 | 2006-12-06 | 田上食品工業株式会社 | 食塩製造装置 |
| KR101385101B1 (ko) * | 2008-06-27 | 2014-04-15 | 동부대우전자 주식회사 | 가스식 건조기의 밸브 제어 방법 |
| JP5600489B2 (ja) * | 2010-06-28 | 2014-10-01 | 京史 寺本 | 溶液の精製装置および精製方法 |
| KR101135149B1 (ko) * | 2010-07-08 | 2012-04-16 | 순천대학교 산학협력단 | 센서 네트워크를 이용한 스마트 천일염 모니터링 제어시스템 |
| JP2014083474A (ja) * | 2012-10-19 | 2014-05-12 | Ohbayashi Corp | 混合物の処理装置及び処理方法 |
| CN109110847A (zh) * | 2018-08-22 | 2019-01-01 | 黄冠盛 | 独立风电驱动海水淡化装置 |
| CN109879345A (zh) * | 2019-04-09 | 2019-06-14 | 上海龙净环保科技工程有限公司 | 一种燃煤电厂高含盐废水治理系统及方法 |
| CN110683601A (zh) * | 2019-11-27 | 2020-01-14 | 衡阳丰联精细化工有限公司 | 一种高盐废水节能蒸发结晶装置 |
| CN112587945A (zh) * | 2020-12-22 | 2021-04-02 | 刘杨 | 一种柜式浓缩干燥设备 |
| KR102302082B1 (ko) * | 2021-02-01 | 2021-09-13 | 박연희 | 신속한 추출 및 농축이 가능한 전기식 농축추출장치 |
| CN114887348A (zh) * | 2022-06-10 | 2022-08-12 | 中国海洋大学 | 一种食用盐结晶装置 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US1475314A (en) * | 1918-04-12 | 1923-11-27 | Sherwin Williams Co | Method of and apparatus for evaporating liquids |
| DE472789C (de) * | 1925-11-20 | 1930-01-02 | Carl Knoch Dr | Einrichtung zur Herstellung wasserloeslicher Trockenpraeparate aus fett- und eiweisshaltigen Fluessigkeiten |
| DE937286C (de) * | 1953-04-24 | 1956-01-05 | Ver Badische Staats Salinen Du | Verfahren und Einrichtung zur Gewinnung von Salzen aus Sole |
| GB911130A (en) * | 1959-11-10 | 1962-11-21 | Dominion Tar & Chemical Co | Salt production |
| DE2740031A1 (de) * | 1977-09-06 | 1979-03-15 | Bosch Gmbh Robert | Verfahren und vorrichtung zur entsorgung von abwaessern |
-
1998
- 1998-01-16 JP JP10006862A patent/JP2903466B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1998-05-06 TW TW87107031A patent/TW575521B/zh not_active IP Right Cessation
- 1998-05-07 KR KR1019980016246A patent/KR100269770B1/ko not_active Expired - Fee Related
- 1998-05-15 FR FR9806176A patent/FR2763324B1/fr not_active Expired - Fee Related
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| JPH1129321A (ja) | 1999-02-02 |
| KR100269770B1 (ko) | 2000-10-16 |
| KR19980086807A (ko) | 1998-12-05 |
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| TW575521B (en) | 2004-02-11 |
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