JP2904071B2 - 半導体装置 - Google Patents
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- H10D84/83—Integrated devices formed in or on semiconductor substrates that comprise only semiconducting layers, e.g. on Si wafers or on GaAs-on-Si wafers characterised by the integration of at least one component covered by groups H10D12/00 or H10D30/00, e.g. integration of IGFETs of only field-effect components of only insulated-gate FETs [IGFET]
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- H10D84/854—Complementary IGFETs, e.g. CMOS comprising arrangements for preventing bipolar actions between the different IGFET regions, e.g. arrangements for latchup prevention
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- Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
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Description
たはプルダウン抵抗を有する半導体装置に関し、特に、
プルアップ抵抗またはプルダウン抵抗を有するCMOS
半導体装置に関する。
導体装置の回路の一例を示す図である。図7に示されて
いる回路は、入力バッファ回路として動作させることが
できると共に、出力バッファ回路として動作させること
もできる入出力バッファ回路である。この回路は入出力
端子(以下、端子と記す)201、プルアップ抵抗20
3、CMOS回路210、入力バッファ206によって
構成されている。CMOS回路210の出力点X(P型
MOSFET207のドレインとN型MOSFET20
8のドレインとの接続点)は端子201に接続されてい
ると共に入力バッファ206の入力端子に接続されてい
る。プルアップ抵抗203は、駆動電源202と端子2
01との間に接続されている。端子201は、図7の入
出力バッファ回路が入力バッファ回路として使用される
場合には、入力端子として使用され、図7の入出力バッ
ファ回路が出力バッファ回路として使用される場合には
出力端子として使用される。
OSFETのゲート205には2出力のゲート回路(図
示せず)の出力が入力される。このゲート回路は、図7
の入出力バッファ回路が入力バッファ回路として使用さ
れる場合には、P型MOSFET207のゲート204
にハイレベルを出力し、N型MOSFET208のゲー
ト205にローレベルを出力する。その結果、P型MO
SFET207、N型MOSFET208はいずれも非
導通状態になる。また、入出力バッファ回路が出力バッ
ファ回路として使用される場合には、図示されていない
前記ゲート回路は、P型MOSFETのゲート204お
よびN型MOSFETのゲート205に同一のデータ信
号を出力する。したがって、この場合には、CMOS回
路210はCMOSインバータとして働く。
する。先ず、この入出力バッファ回路が入力バッファ回
路として使用される場合には、前記のように、P型MO
SFET207、N型MOSFET208はいずれも非
導通状態にされる。端子201から入力されたデータ信
号は直接入力バッファ206に入力され、入力バッファ
206でデータ信号の論理レベルが判別され、論理レベ
ルが判別されたデータ信号は内部回路(不図示)へ伝達
される。もし、端子201が外部回路に接続されていな
ければプルアップ抵抗203により端子201の電位は
ハイレベルとなり、端子201がフローティング状態に
なることが回避される。
して使用される場合には、前記のように、CMOS回路
210はインバータとした働く。したがって、CMOS
回路210のゲートに入力されたデータ信号は反転され
て端子201から出力される。図8は図7の回路の配置
例を示す平面図である。図8において、参照番号301
は端子を含むパッドを表し、参照番号302は内部回路
が配置される領域を表す。パッド301と内部回路30
2との間に、パッド301の側からN型MOSFET2
08、P型MOSFET207、プルアップ抵抗203
が順に並んでいる。この例ではプルアップ抵抗203は
P型拡散層で作られている。
図である。
SFET207のソースおよびドレインを構成する領域
を表し、ポリシリコン604はP型MOSFET207
のゲートである。第2アルミ配線607は、拡散ー第2
アルミコンタクトを介してP型MOSFET207のソ
ースに電源電位を供給する配線である。
8のソースおよびドレインを構成する領域を表し、ポリ
シリコン603はN型MOSFET208のゲートであ
る。第2アルミ配線606は拡散ー第2アルミコンタク
ト611を介してN型MOSFET208にソース電位
としてグラウンド電位を供給する配線である。第1アル
ミ配線610は、拡散層と上層配線である第2アルミ配
線との間のコンタクトを直接とることが出来ないので、
下層配線である第1アルミ配線を介して拡散層と第2ア
ルミ配線のコンタクトをとるためのものである。第1ア
ルミ配線609は、拡散ー第1アルミコンタクト612
を介してP型MOSFET207のドレインとN型MO
SFET208のドレインとパッド301を接続してい
る。
203を形成し、電源電位である第2アルミ配線607
と、端子(パッド301)に接続されている第1アルミ
配線609との間に接続されている。パッド301は基
板上に下層配線である第1アルミ配線を形成し、その上
に層間絶縁膜を介して第2アルミ配線が形成されてい
る。
図において、プルアップ抵抗203はN型MOSFET
208の横に配置されている。この例ではプルアップ抵
抗203はN型拡散層で作られている。プルアップ抵抗
203をN型MOSFET208の横に配置した理由
は、プルアップ抵抗203もパッド301すなわち端子
201に直接接続されているN型拡散層であるからP型
MOSFET207との間に距離が必要であるためであ
る。
図である。図11において図9の回路要素に対応する回
路要素には同一の番号を付けて表す。
7のソースおよびドレインを構成する領域を表す。ポリ
シリコン604はP型MOSFET207のゲートであ
る。第2アルミ配線607はP型MOSFET207に
ソース電位として電源電位を供給する配線である。
8のソースおよびドレインを構成する領域を表す。ポリ
シリコン603はN型MOSFET208のゲートであ
る。第2アルミ配線606はN型MOSFET208に
ソース電位としてグラウンド電位を供給する配線であ
る。第1アルミ配線609は、拡散ー第1アルミコンタ
クト612を介してP型MOSFET207のドレイン
とN型MOSFET208のドレインとパッド301を
接続している。
203を形成し、基板上においてN型MOSFET20
8の横に配置され、電源電位である第2アルミ配線60
7と、端子(パッド301)に接続されている第1アル
ミ配線609との間に接続されている。
散層で作るのではなく、ポリシリコンなどPN接合を持
たない抵抗体でつくる例もある。図12はその一例のレ
イアウトの断面構造を示す図である。図12の配置例で
は、N型MOSFET208のドレインとP型MOSF
ET207のドレインとを含む基板上に絶縁膜401を
形成し、その絶縁膜401上にポリシリコン抵抗体40
2が形成されている。ポリシリコンなどPN接合を持た
ない抵抗体は寄生サイリスタであるNPNP構造に影響
を与えないので、図12に示されている様に、ほかの素
子と距離を置かないで配置することができるという長所
がある。
るLSIはCMOS型LSIと呼ばれ,CMOS型LS
Iには一般にラッチアップと呼ばれる問題が存在する。
ラッチアップとは、管野卓雄氏監修のCMOS超LSI
の設計で説明されているように、CMOSの構造に付随
する寄生サイリスタに電流が流れる現象であり、最悪チ
ップの破壊をもたらすことがある。
めのCMOS回路の一例の断面構造を示す図、図14は
図13の回路の寄生サイリスタ構造を示す図である。
T208のソース、P型基板、Nウエルは寄生NPNバ
イポーラトランジスタT1を構成し、P型基板、Nウエ
ルおよびP型MOSFET207のソースは寄生PNP
バイポーラトランジスタT2を構成している。このよう
にして、図14に示されているように、N型MOSFE
T208のソース、P型基板、Nウエル、P型MOSF
ET207のソースでなる寄生サイリスタが構成され
る。
のベース(サイリスタの第1ゲート)に該当するP型基
板、または、トランジスタT2のベース(サイリスタの
第2ゲート)に該当するNウエルに何らかの理由で電流
が注入されると、電源とグラウンドの間のPNPN構造
の寄生サイリスタ構造が機能して大電流が流れ、所謂ラ
ッチアップが発生する。CMOS型の半導体装置でラッ
チアップが最も良く起こるのは、端子201の電位が電
源電位より高くなった場合、もしくはグラウンド電位よ
り低くなった場合、すなわち端子201に過電圧が加わ
った場合である。
OSを構成するP型MOSFETのドレインおよびN型
MOSFETのドレインになるそれぞれP型拡散層、N
型拡散層が接続されているのが普通である。例えば、端
子201にグラウンド電位より低い電位が加わると、図
13に示されている様に、端子201に接続されている
N型MOSFET208のドレインとグラウンドに接続
されているP型基板の間に作られているPN接合が順バ
イアスとなり、大きな電流が流れる。このP型基板に流
れる大きな電流の一部は拡散して、近傍にある、図14
に示されているサイリスタ構造に到達する。
第1ゲート(トランジスタT1のベース)となるので、
第1ゲート領域に注入された電流がこのサイリスタを導
通状態にするのに十分であるとこの寄生サイリスタが導
通状態となり大電流が流れ、ラッチアップが発生する。
01の電位が電源電位よりも高くなった場合にも生じ
る。この場合には、P型MOSFET207のドレイン
であるP型拡散層とNウエルとの間のPN接合に順方向
電圧が加わり、このPN接合を通って電流が流れる。こ
の電流が寄生サイリスタ構造に到達すると、トランジス
タT2のベース、すなわち、寄生サイリスタの第2ゲー
トに電流が注入されたことになり、寄生サイリスタが導
通状態になって大電流が流れ、ラッチアップが発生す
る。このような、寄生サイリスタの導通状態は電源電圧
を下げない限り継続し、電源からグランド端子に電流が
流れ続ける。
たらすので、可能な限り発生しない様、チップの設計が
なされる必要がある。LSIの集積度が低く、P型MO
SFETとN型MOSFETとの間の距離が長いときに
は、図13のトランジスタT 1、T2のベース幅d1、d2
が大きくなり、その結果、トランジスタT1、T2の増幅
率(hFE)が小さくなるのでラッチアップは抑止され、
ラッチアップを問題にする必要はない。しかし、集積度
を上げるためにP型MOSFETとN型MOSFETと
を接近させると、ベース幅d1、d2が小さくなり、その
結果、トランジスタT1、T2の増幅率が大きくなって、
ラッチアップが発生し易くなる。
に、特に端子に直接接続されるP型拡散層、N型拡散層
は他のP型拡散層、N型拡散層とそれぞれ一定の距離を
確保されるのが一般的である。その理由は、端子に過電
圧が加わった場合にラッチアップを引き起こす原因とな
る電流の侵入口となる、端子に直接接続されているP型
拡散層、N型拡散層(図7のP型MOSFET、N型M
OSFETのドレイン)から、寄生サイリスタへ、ラッ
チアップを起動するために十分な電流が到達しないよう
にする為、すなわち、寄生トランジスタT1、T2のベー
ス幅d1、d2を大きくし、寄生トランジスタT1、T2の
増幅率を小さくする為である。
OSFET207の間、およびプルアップ抵抗203と
内部回路302の間に必要な距離が確保されている。プ
ルアップ抵抗203と内部回路302との間に一定以上
の距離を確保する理由は、プルアップ抵抗203もパッ
ド301すなわち端子201に直接接続されているP型
拡散層であるから、ラッチアップを抑止するために内部
回路302との間に距離が必要であるからである。ま
た、ラッチアップをトリガするに至らないまでも、P型
基板に侵入する電流は内部回路302を誤動作に至らし
める場合もある。図8の例から分かるように、ラッチア
ップの発生を抑止するための従来のレイアウトはチップ
面積大きくし、コストを増大させるという欠点を持つ。
208の横にプルアップ抵抗203が配置されるので、
N型MOSFET208の形状が厚型になるけれど、内
部回路302とP型MOSFET207との間にプルア
ップ抵抗203がないので、内部回路302とP型MO
SFET207との間の間隔は図8の例より小さくする
ことができるという長所がある。しかし、この例におい
ても、前記の例と同様に、N型MOSFET208とP
型MOSFET207の間、およびP型MOSFET2
07と内部回路302の間には何も配置されていないの
で、そのことがチップ面積を大きくする要因となってい
る。換言すれば、図10のレイアウト例は、図8の例よ
りは、チップ面積を減少させるための改善が計られてい
るけれど、コストを増大させるという欠点を持つ。
402を他の回路要素に接近させて配置することができ
るので、チップ面積を小さくすることができる。しか
し、ポリシリコンは、一般にP型拡散層、N型拡散層の
拡散層に比べ単位面積あたりの抵抗値が小さいため、同
じ大きさの抵抗値を作る場合に、P型拡散層、N型拡散
層に比較して面積が大きくなり、それ自体がチップ面積
を大きくし、コストを増大させるという欠点を持ってい
る。
は、寄生サイリスタのラッチアップを抑止するために拡
散層相互間の距離を大きくすると、それによって、逆に
集積回路の集積度が低下し、その結果、チップが大型化
し、コストを増大させるという欠点があった。
なく、端子に過電圧が印加された場合においても、ラッ
チアップの発生を抑止することができる半導体装置を提
供することにある。
端子と電源電位との間にプルアップもしくはプルダウン
抵抗を有する半導体装置である。プルアップもしくはプ
ルダウン抵抗は直列に接続された2つの抵抗によって構
成され、その直列に接続された2つの抵抗のうち、端子
に接続されている抵抗は半導体基板とPN接合を作らな
い抵抗体で形成され、他の抵抗は半導体基板とPN接合
を作る導電型の拡散層で形成されている。以下の記載に
おいて、端子に接続されていて、半導体基板とPN接合
を作らない抵抗体として形成されている抵抗を第1の抵
抗と記し、半導体基板とPN接合を作る導電型の拡散層
として形成されている、前記他の抵抗を第2の抵抗と記
す。
記第2の抵抗と半導体基板とによって作られる寄生PN
接合が順方向にバイアスされても、電流の供給路にある
第1の抵抗による電圧降下によって、当該PN接合を流
れる寄生電流は小さい値に抑制される。
上に形成されたCMOSFETと、該CMOSFETを
構成するP型MOSFETのドレインとN型MOSFE
Tのドレインとの接続点に信号線を介して接続されてい
る端子と、該信号線と電源電位との間にプルアップもし
くはプルダウン抵抗を有する半導体装置であって、プル
アップもしくはプルダウン抵抗は直列に接続された2つ
の抵抗によって構成され、該直列に接続された2つの抵
抗のうち、信号線に接続された抵抗は半導体基板とPN
接合を作らない抵抗体で形成され(第1の抵抗)、他の
抵抗は半導体基板とPN接合を作る導電型の拡散層で形
成されている(第2の抵抗)。
に、CMOSFETは、本来、サイリスタ構造をもって
いる。そして、そのCMOSFETを構成するN型MO
SFETのドレイン領域とP型MOSFETのドレイン
領域とはその寄生サイリスタのゲート領域に該当してい
る。したがって、寄生サイリスタのラッチアップを抑止
するためには、少なくとも、上記のドレイン領域に接続
されているプルアップもしくはプルダウン抵抗が半導体
基板と共に構成する寄生PN接合を流れる寄生電流が該
ラッチアップをトリガしない程度に抑止することが必要
である。このことは、プルアップもしくはプルダウン抵
抗を本発明の第1および第2の抵抗によって構成するこ
とによって達成することができる。
しては、前記端子に過電圧が印加されたときに半導体基
板とCMOSFETによって構成される寄生サイリスタ
にラッチアップが発生することを阻止し得る最小の間隔
でP型MOSFETとN型MOSFETとを半導体基板
上に、相互に平行に形成し、かつ、第1、第2の抵抗を
半導体基板上の、P型MOSFETとN型MOSFET
との間に、それらのFETに平行に形成し、さらに、第
1の抵抗は、前記端子に過電圧が印加されたときに第2
の抵抗と前記半導体基板とのPN接合から半導体基板中
に流れる寄生電流によって当該CMOSFETに誘起さ
れ得るラッチアップを抑止することができる値に設定さ
れている、第1の抵抗を、前記端子に過電圧が印加され
たときに第2の抵抗と前記半導体基板とのPN接合から
半導体基板中に流れる寄生電流によって当該CMOSF
ETに誘起され得るラッチアップを抑止することができ
る値に設定することが望ましい。このように配置するこ
とによって、ラッチアップを抑止しながら、P型MOS
FETとN型MOSFETとの間の空いた面積を有効利
用することができ、LSIの集積度を改善することがで
きる。
有する半導体装置である。該入出力回路は、CMOSF
ETと、該CMOSFETを構成するP型MOSFET
のドレインとN型MOSFETのドレインとを接続する
接続点に信号線を介して接続されている入出力端子と、
該信号線と電源電位との間に接続されているプルアップ
もしくはプルダウン抵抗と、P型MOSFETのドレイ
ンとN型MOSFETのドレインとを接続する前記接続
点に接続されている内部回路を有する。
ダウン抵抗は直列に接続された2つの抵抗によって構成
され、該直列に接続された2つの抵抗のうち、入出力端
子に接続されている抵抗は半導体基板とPN接合を作ら
ない抵抗体で形成され、他の抵抗は半導体基板とPN接
合を作る導電型の拡散層で形成されている。
1の半導体装置の、CMOS入出力回路への応用であ
る。その特徴は基本的に本発明の第2の半導体装置と同
様である。
図面を参照して説明する。
ある。本実施の形態の回路は、基本的には図7の回路と
同様に構成されている。異なる点はプルアップ抵抗が、
N型拡散層によって作られたプルアップ抵抗103とポ
リシリコンによって作られたプルアップ抵抗109の直
列接続によって構成されている点である。
回路として動作させることができると共に、出力バッフ
ァ回路として動作させることもできる入出力バッファ回
路である。この回路は端子101、プルアップ抵抗10
3、109、CMOS回路110、入力バッファ106
によって構成されている。CMOS回路110の出力点
X(P型MOSFET107のドレインとN型MOSF
ET108のドレインとの接続点)は端子101に接続
されていると共に入力バッファ106の入力端子に接続
されている。プルアップ抵抗103とプルアップ抵抗1
09とが直列接続されてなるプルアップ抵抗体の、プル
アップ抵抗103側の端部は駆動電源102に接続さ
れ、該プルアップ抵抗体の他端は端子101に接続され
ている。端子101は、図1の入出力バッファ回路が入
力バッファ回路として使用される場合には入力端子とし
て使用され、図1の入出力バッファ回路が出力バッファ
回路として使用される場合には出力端子として使用され
る。
N型MOSFETのゲート105には、図7の回路と同
様に、2出力のゲート回路(図示せず)の出力が入力さ
れる。入出力バッファ回路が入力バッファ回路として使
用される場合には、このゲート回路は、該ゲート回路に
入力されているデータ信号の出力を阻止して、P型MO
SFETのゲート104にハイレベルを出力し、N型M
OSFETのゲート105にローレベルを出力する。し
たがって、P型MOSFET107、N型MOSFET
108はいずれも非導通状態になる。その結果、端子1
01から入力された信号は直接入力バッファ106に入
力され、該入力バッファ106によって信号レベルが判
別された後、判別された信号が入力バッファ106から
LSIの内部回路へ伝達される。もし、端子101に外
部から信号が与えられていなければN型拡散層によるプ
ルアップ抵抗103およびポリシリコンによるプルアッ
プ抵抗109により端子101の電位はハイレベルとな
る。
回路として使用される場合には、前記ゲート回路は、該
ゲート回路に入力されているデータ信号に対応する同一
の信号をP型MOSFET107のゲート104および
N型MOSFET108のゲート105に出力する。し
たがって、この場合には、CMOS回路210はCMO
Sインバータとして働く。その結果、P型MOSFET
107、N型MOSFET108のゲートに入力された
信号は反転されて端子101から外部回路に出力され
る。
を示す平面図である。図2においてはP型MOSFET
107と内部回路302の間にN型拡散層によって形成
されたプルアップ抵抗103とポリシリコンによって形
成されたプルアップ抵抗109が配置されている。間隔
については、内部回路302とP型MOSFET107
との間の間隔、P型MOSFET107とN型MOSF
ET108との間の間隔として一定の間隔が確保されて
いるが、N型拡散層によるプルアップ抵抗103と内部
回路302との間の間隔、ポリシリコンによるプルアッ
プ抵抗109とN型拡散層によるプルアップ抵抗103
との間の間隔、ポリシリコンによるプルアップ抵抗10
9とP型MOSFET107の間隔は小さい間隔しか取
られていない。
ンドより低い電位、すなわち過電圧が加わった場合を考
察する。図3は端子101にグラウンドより低い電位が
印加された場合の寄生ダイオードの等価回路である。図
1から分かるように、端子101にはP型MOSFET
のドレインを構成するP型拡散層と、N型MOSFET
108のドレインを構成するN型拡散層と、ポリシリコ
ンによるプルアップ抵抗109を介してプルアップ抵抗
103のN型拡散層とが接続されている。このうち、P
型MOSFETのドレインを構成するP型拡散層は考慮
の対象外に置くことができる。その理由は、当該P型拡
散層がNウエルと共に構成するPN接合は、端子101
の電位がグラウンドより低い場合には逆方向バイアスに
なり、寄生ダイオードを構成しないからである。端子1
01に接続されているN型拡散層とP型基板の間にでき
る寄生ダイオードはP型基板とN型MOSFET108
のドレインによって構成される寄生ダイオードと、P型
基板とプルアップ抵抗103によって構成される寄生ダ
イオードである。このうち、前者の等価回路は、図3に
おいて端子101とP型基板との間に接続されたダイオ
ードで表され、後者の等価回路は、図3において、アノ
ードがP型基板に接続され、カソードがプルアップ抵抗
109を介して端子101に接続されているダイオード
で表されている。
ードとN型拡散層を形成するプルアップ抵抗103によ
る寄生ダイオードは共に過電圧によって順方向バイアス
になるので導通状態となる。しかし、プルアップ抵抗1
03による寄生ダイオードを流れる電流によってプルア
ップ抵抗109に電圧降下が発生するため、プルアップ
抵抗103による寄生ダイオードの順方向電圧がN型M
OSFET108による寄生ダイオードより小さくな
る。したがって、電流は双方の寄生ダイオードを流れる
けれどその大部分はN型MOSFET108による寄生
ダイオードを流れる。
端子101にグラウンド電位よりも低い過電圧が加わっ
た時、P型基板からプルアップ抵抗103へ流れ込む電
流が少なくなる分、プルアップ抵抗103を内部回路3
02に近づけることができる。
記過電圧が加わった時においてP型基板から、ポリシリ
コンのプルアップ抵抗109へ電流の注入は起きない。
それであるから、ポリシリコンによるプルアップ抵抗1
09は回路の他の部分の近くに配置することができる。
また、端子101に過電圧が印加されてポリシリコンの
プルアップ抵抗109に電流が流れる場合に、当該プル
アップ抵抗109に生じる電圧降下が寄生ダイオードの
順方向電圧以下であっても、端子101へ流入する電流
の大部分はN型MOSFET108による寄生ダイオー
ドを流れるようになるのでポリシリコンのプルアップ抵
抗の面積を過大な大きさにする必要はない。
とP型MOSFET107の間の面積が有効に利用さ
れ、それによって、チップ面積を小さくすることができ
る。
を示す平面図である。本配置例は、N型拡散層によって
形成されたプルアップ抵抗103とポリシリコンによっ
て形成されたプルアップ抵抗109をP型MOSFET
107とN型MOSFET108の間に配置した例であ
る。本配置例において、プルアップ抵抗103、109
をP型MOSFET107とN型MOSFET108の
近くに配置してもラッチアップが起こりにくい理由は第
一の配置例と同様であるのでその説明を省略する。この
ように、本配置例においても、第1の配置例と同様に、
チップ面積の増大を回避しつつ、ラッチアップを防止す
ることができる。さらに、第2の配置例では第1の配置
例に比べ、N型拡散層によるプルアップ抵抗103が内
部回路302から遠くに配置されるので、端子101す
なわちパッド301に過電圧が加わった時、内部回路3
02でラッチアップが起こる可能性をさらに低減すると
共に、内部回路302の誤動作の可能性をも低減するこ
とができる。
で説明したが、プルダウン抵抗についても全く同様な議
論が成り立つ。その理由は、本発明においては、端子に
接続されている拡散層抵抗と半導体基板とによって作ら
れる寄生ダイオードを流れる寄生電流を考慮の対象にし
ているのであって、電源から拡散層抵抗に供給される正
規の回路電流を問題にしているのではなく、したがっ
て、端子に接続されている拡散層抵抗の他端が駆動電源
の正負電極のどちらに接続されているかは、本発明には
全く無関係であるからである。
平面図である。図5においてP型拡散層501はP型M
OSFET107のソースおよびドレインが形成されて
いる領域である。ポリシリコン504はP型MOSFE
T107のゲートである。第2アルミ配線507は拡散
ー第2アルミコンタクトを介してP型MOSFET10
7にソース電位として電源電位を供給する配線である。
8のソースおよびドレインが形成されている領域であ
る。ポリシリコン503はN型MOSFET108のゲ
ートである。第2アルミ配線506は、拡散ー第2アル
ミコンタクト511を介してN型MOSFET108に
ソース電位としてグラウンド電位を供給する配線であ
る。第1アルミ配線510は図9の第1アルミ配線61
0と同様に、拡散層と上層配線である第2アルミ配線と
を仲介するための配線である。
コンタクト512を介してP型MOSFET107のド
レインとN型MOSFET108のドレインとを接続す
ると共に、これらのドレインをパッド301に接続して
いる。パッド301は図9のと同様に、下層配線である
第1アルミ配線の上に、層間絶縁膜を介して第2アルミ
配線505が形成されて構成されている。前記したよう
に、端子101はパッド301に含まれている。
9を形成し、N型拡散層521はプルアップ抵抗103
を形成する。それらのプルアップ抵抗109、103、
すなわち、ポリシリコン520、N型拡散層521は、
電源電位を供給する第2アルミ配線507と端子(パッ
ド301)に接続されている第1アルミ配線509との
間に直列に接続されている。ポリシリコンー第1アルミ
コンタクト513は、ポリシリコン520と第1アルミ
配線509とを接続するコンタクトである。ポリシリコ
ン520とN型拡散層521との直列接続でなるプルア
ップ抵抗体は、P型拡散層501と内部回路302との
間の基板上の位置に配置されている。
ある。図6において、図5の回路要素に対応する回路要
素には、図5の回路要素と同一の参照番号を付けてあ
る。
7のソースおよびドレインを構成する領域を表す。ポリ
シリコン504はP型MOSFET107のゲートであ
る。第2アルミ配線507はP型MOSFET107に
ソース電位として電源電位を供給する配線である。
8のソースおよびドレインを構成する領域を表す。ポリ
シリコン503はN型MOSFET108のゲートであ
る。第2アルミ配線506はN型MOSFET108に
ソース電位としてグラウンド電位を供給する配線であ
る。
ミコンタクト512を介してP型MOSFET107の
ドレインと、N型MOSFET108のドレインと、パ
ッド301とを接続している。
プ抵抗109とN型拡散層521で成るプルアップ抵抗
103は、電源電位である第2アルミ配線507と端子
に接続されている第1アルミ配線509の間に、直列に
接続されている。ポリシリコン520とN型拡散層52
1との直列接続でなるプルアップ抵抗体は、P型拡散層
501とN型拡散層502の間の基板上の位置に配置さ
れている。
プもしくはプルダウン抵抗を直列に接続された2つの抵
抗によって構成し、その直列に接続された2つの抵抗の
うち、端子に接続されている抵抗を半導体基板とPN接
合を作らない抵抗体で形成し、他の抵抗を半導体基板と
PN接合を作る導電型の拡散層で形成することによっ
て、次の効果を有する。 1)プルアップもしくはプルダウン抵抗と半導体基板と
によって構成される寄生PN接合を通って端子から半導
体装置に導入される寄生電流を抑制することができ、該
寄生電流によって生ずる誤動作および該寄生電流によっ
てトリガされる寄生現象を抑止することができる。 2)本発明のプルアップもしくはプルダウン抵抗をCM
OS回路に適用することによって、CMOSが本来持っ
ているサイリスタ構造にラッチアップが発生することを
防止した上で、CMOS半導体装置の集積度を向上さ
せ、チップ面積を小さくすることができる。 3)半導体装置のチップを大型化することなく、したが
ってコストを増大させることなく、端子に過電圧が加わ
った場合においてもラッチアップの発生を押さえること
ができる安定した半導体装置を提供することができる。
る。
等価回路を示す図である。
路の一例を示す図である。
コンで作った一例のレイアウトの断面構造を示す図であ
る。
S回路の一例の断面構造を示す図である。
である。
Claims (5)
- 【請求項1】 半導体基板上に形成されたCMOSFE
Tと、該CMOSFETを構成するP型MOSFETの
ドレインとN型MOSFETのドレインとを接続する接
続点に信号線を介して接続されている端子と、該信号線
と電源電位との間にプルアップもしくはプルダウン抵抗
を有する半導体装置において、 前記プルアップもしくはプルダウン抵抗は直列に接続さ
れた2つの抵抗によって構成され、前記直列に接続され
た2つの抵抗のうち、信号線に接続されている第1の抵
抗は半導体基板とPN接合を作らない抵抗体で形成さ
れ、前記電源電位に接続されている第2の抵抗は半導体
基板とPN接合を作る導電型の拡散層で形成されている
ことを特徴とする半導体装置。 - 【請求項2】 前記P型MOSFETを構成するP型拡
散層の領域とN型MOSFETを構成するN型拡散層の
領域は、前記端子に過電圧が印加されたときに該半導体
基板と該CMOSFETによって構成される寄生サイリ
スタにラッチアップが発生することを阻止し得る最小の
間隔で前記半導体基板上に平行に形成され、前記第1,
第2の抵抗は、前記半導体基板上の前記P型拡散層の領
域と前記N型拡散層の領域との間の、各拡散層の領域に
平行な領域に形成され、第1の抵抗は、前記端子に過電
圧が印加されたときに第2の抵抗と前記半導体基板との
PN接合から半導体基板中に流れる寄生電流によって当
該CMOSFETに誘起され得るラッチアップを抑止す
ることができる値に設定されている、請求項1に記載の
半導体装置。 - 【請求項3】 半導体基板上に形成されたCMOSFE
Tと、該CMOSFETを構成するP型MOSFETの
ドレインとN型MOSFETのドレインとを接続する接
続点に信号線を介して接続されている入出力端子と、前
記信号線と電源電位との間に接続されているプルアップ
もしくはプルダウン抵抗と、P型MOSFETのドレイ
ンとN型MOSFETのドレインとを接続する前記接続
点に接続されている内部回路を有する半導体装置におい
て、 前記プルアップもしくはプルダウン抵抗は、直列に接続
された2つの抵抗によって構成され、前記直列に接続さ
れた2つの抵抗のうち、前記信号線に接続されている第
1の抵抗は半導体基板とPN接合を作らない抵抗体で形
成され、前記電源 電位に接続されている第2の抵抗は半
導体基板とPN接合を作る導電型の拡散層で形成されて
いることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項4】 前記P型MOSFETを構成するP型拡
散層の領域とN型MOSFETを構成するN型拡散層の
領域は、前記入出力端子に過電圧が印加されたときに該
半導体基板と該CMOSFETによって構成される寄生
サイリスタにラッチアップが発生することを阻止し得る
最小の間隔で前記半導体基板上に相互に平行に形成さ
れ、前記第1,第2の抵抗は、該半導体基板上の前記P
型拡散層の領域と前記N型拡散層の領域との間の、各拡
散層の領域に平行な領域に形成され、第1の抵抗は、前
記入出力端子に過電圧が印加されたときに第2の抵抗と
前記半導体基板とのPN接合から半導体基板中に流れる
寄生電流によって当該CMOSFETに誘起され得るラ
ッチアップを抑止することができる値に設定されてい
る、請求項3に記載の半導体装置。 - 【請求項5】 前記内部回路は、CMOSFETが形成
されているCMOS領域に平行に前記半導体基板上に形
成され、前記第1,第2の抵抗は、半導体基板上の前記
CMOS領域と前記内部回路との間の、該CMOS領域
に平行な領域に形成され、第1の抵抗は、前記入出力端
子に過電圧が印加されたときに第2の抵抗と前記半導体
基板とのPN接合から半導体基板中に流れる寄生電流に
よって当該CMOSFETおよび前記内部回路に誘起さ
れ得るラッチアップを抑止することができる値に設定さ
れている、請求項3に記載の半導体装置。
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