JP2906183B2 - 極細繊維発生繊維 - Google Patents
極細繊維発生繊維Info
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は極細繊維発生繊維に関し、さらに詳しくは溶
剤等を用いて構成成分の一部を除去することにより極細
繊維を発生させる海島構造を有し、かつその海島構造の
島部分が熱処理により接着が可能な二成分の重合体より
成ることを特徴とする極細繊維発生繊維及びこの極細繊
維発生繊維を用いて得られる極細複合繊維を有する織布
または不織布に関する。
剤等を用いて構成成分の一部を除去することにより極細
繊維を発生させる海島構造を有し、かつその海島構造の
島部分が熱処理により接着が可能な二成分の重合体より
成ることを特徴とする極細繊維発生繊維及びこの極細繊
維発生繊維を用いて得られる極細複合繊維を有する織布
または不織布に関する。
最近、衣料品の高級化、多様化に伴い繊維の極細化に
よる風合いの改良が試みられている。また合成紙、不織
布などの用途開発が進むにつれて、これらの用途に適し
た極細繊維の製造方法の開発が望まれている。極細繊維
を発生する繊維としては、一般に海島型繊維と称されて
いる極細繊維発生繊維が、きわめて有用であり、これを
用いた新しい製品が多く世に出ている。
よる風合いの改良が試みられている。また合成紙、不織
布などの用途開発が進むにつれて、これらの用途に適し
た極細繊維の製造方法の開発が望まれている。極細繊維
を発生する繊維としては、一般に海島型繊維と称されて
いる極細繊維発生繊維が、きわめて有用であり、これを
用いた新しい製品が多く世に出ている。
これらの海島型繊維のうち、特に特公昭47−37648号
公報等に開示されたものは、海部分と島部分の異種のポ
リマーをブレンドして溶融紡糸した後、海部分を溶剤に
より除去し、島部分のみを残すようにしたものである。
また特開昭60−21904号公報等に開示されたものは、海
島構造となるように異種のポリマーを複合紡糸したもの
である。しかし、これらはいずれも海成分を除去して得
られる極細繊維束の強力が不充分であるなどの欠点を有
している。
公報等に開示されたものは、海部分と島部分の異種のポ
リマーをブレンドして溶融紡糸した後、海部分を溶剤に
より除去し、島部分のみを残すようにしたものである。
また特開昭60−21904号公報等に開示されたものは、海
島構造となるように異種のポリマーを複合紡糸したもの
である。しかし、これらはいずれも海成分を除去して得
られる極細繊維束の強力が不充分であるなどの欠点を有
している。
一方、これら海島型繊維の改良型として本出願人によ
る特願平01−18269号(特開平2−200868として公開)
に示される極細繊維発生複合繊維は、海島構造を有する
極細繊維発生部分と他の部分からなる複合繊維であつ
て、極細繊維発生部分は繊維表面に露出しており、極細
繊維発生部分の島成分を単糸織度0.1デニール以下の極
細繊維とし、他の部分は繊度0.5デニール以上の繊維行
とすることにより、充分な強力と安定した紡糸性を得て
いる。
る特願平01−18269号(特開平2−200868として公開)
に示される極細繊維発生複合繊維は、海島構造を有する
極細繊維発生部分と他の部分からなる複合繊維であつ
て、極細繊維発生部分は繊維表面に露出しており、極細
繊維発生部分の島成分を単糸織度0.1デニール以下の極
細繊維とし、他の部分は繊度0.5デニール以上の繊維行
とすることにより、充分な強力と安定した紡糸性を得て
いる。
しかし、この極細繊維発生複合繊維では極細繊維発生
部分の海成分除去後も他の部分に用いた単糸織度0.5デ
ニール以上の繊維が残り、極細繊維のみが要求されてい
る分野には不適当であった。
部分の海成分除去後も他の部分に用いた単糸織度0.5デ
ニール以上の繊維が残り、極細繊維のみが要求されてい
る分野には不適当であった。
本発明の目的は、極細繊維発生繊維を用いて製造す
る、実用上充分な強力を有した、極細繊維のみよりなる
織布あるいは不織布を提供することにある。
る、実用上充分な強力を有した、極細繊維のみよりなる
織布あるいは不織布を提供することにある。
本発明者は、海島型極細繊維発生繊維の上記の課題を
解決するために鋭意研究の結果、海島構造の島部分を融
点が20℃以上異なる2種の重合体で構成した熱接着性複
合繊維とし、海部分を除去して島部分からなる極細繊維
を発生させた後、熱処理によって極細繊維同士を接着す
ることで所期の成果が得られることを知り本発明を完成
するに到った。
解決するために鋭意研究の結果、海島構造の島部分を融
点が20℃以上異なる2種の重合体で構成した熱接着性複
合繊維とし、海部分を除去して島部分からなる極細繊維
を発生させた後、熱処理によって極細繊維同士を接着す
ることで所期の成果が得られることを知り本発明を完成
するに到った。
本発明の極細繊維発生繊維とは、溶剤等で除去可能な
海部分中に溶剤等で除去できない島部分が分散して存在
する海島型の複合繊維であつて、島部分は融点の差が20
℃以上ある2種の重合体からなり、これらの重合体はそ
の最も低い融点を有する重合体が島部分の表面の少なく
とも一部を占めるように並列型に配置された単糸織度0.
1デニール以下の極細複合繊維を形成していることを特
徴とする極細繊維発生繊維である。
海部分中に溶剤等で除去できない島部分が分散して存在
する海島型の複合繊維であつて、島部分は融点の差が20
℃以上ある2種の重合体からなり、これらの重合体はそ
の最も低い融点を有する重合体が島部分の表面の少なく
とも一部を占めるように並列型に配置された単糸織度0.
1デニール以下の極細複合繊維を形成していることを特
徴とする極細繊維発生繊維である。
本発明の極細複合繊維束とは、前記の極細繊維発生繊
維の海部分を除去して得られる極細複合繊維束である。
維の海部分を除去して得られる極細複合繊維束である。
本発明の極細繊維不織布とは、前記の極細繊維発生繊
維からなる繊維集積体から、極細繊維発生繊維の海部分
を除去して得られる極細複合繊維集積体を、極細複合繊
維の最低融点を有する重合体の融点以上で他の重合体の
融点未満の温度で熱処理して得られる極細繊維不織布で
ある。
維からなる繊維集積体から、極細繊維発生繊維の海部分
を除去して得られる極細複合繊維集積体を、極細複合繊
維の最低融点を有する重合体の融点以上で他の重合体の
融点未満の温度で熱処理して得られる極細繊維不織布で
ある。
本発明における極細繊維発生繊維の形態の例として
は、サイドバイドサイド型の断面を有する島部分を海部
分が覆った物(第1図)が挙げられる。
は、サイドバイドサイド型の断面を有する島部分を海部
分が覆った物(第1図)が挙げられる。
本発明における極細繊維発生繊維を第1図、第2図及
び第3図の様な断面を有する繊維に紡糸する方法の例と
しては、本出願人による特願平01−112999号(特開平2
−293403として公開)に示される口金を用い海成分が固
化する前に数本〜数百本の繊維をまとめて引き取る方法
が挙げられる。
び第3図の様な断面を有する繊維に紡糸する方法の例と
しては、本出願人による特願平01−112999号(特開平2
−293403として公開)に示される口金を用い海成分が固
化する前に数本〜数百本の繊維をまとめて引き取る方法
が挙げられる。
本発明の極細繊維発生繊維の海部分には、溶剤等によ
つて除去可能な重合体、例えば、水溶性熱可塑性ポリビ
ニルアルコール等が使用できる。
つて除去可能な重合体、例えば、水溶性熱可塑性ポリビ
ニルアルコール等が使用できる。
本発明の極細繊維発生繊維の島部分を構成する複合部
分に用いる重合体としては一般に繊維原料として用いら
れるポリオレフイン、ポリアミド、ポリエステル等の中
から、海部分と海島構造を形成することが可能な程度に
相溶性が悪く、かつ融点が20℃以上異なる重合体の組合
せで、なおかつ低融点の重合体が島部分の表面の少なく
とも一部を形成するように使用する。融点の差が20℃未
満では不織布作成時の熱処理が極細繊維中の高融点成分
の重合体に悪影響を与える場合があるので好ましくな
い。また低融点の重合体が島部分の表面の少なくとも一
部を形成していないと、海成分除去後の、熱処理による
極細繊維同士の接着が不充分となり、不織布の強力が不
充分となるので好ましくない。
分に用いる重合体としては一般に繊維原料として用いら
れるポリオレフイン、ポリアミド、ポリエステル等の中
から、海部分と海島構造を形成することが可能な程度に
相溶性が悪く、かつ融点が20℃以上異なる重合体の組合
せで、なおかつ低融点の重合体が島部分の表面の少なく
とも一部を形成するように使用する。融点の差が20℃未
満では不織布作成時の熱処理が極細繊維中の高融点成分
の重合体に悪影響を与える場合があるので好ましくな
い。また低融点の重合体が島部分の表面の少なくとも一
部を形成していないと、海成分除去後の、熱処理による
極細繊維同士の接着が不充分となり、不織布の強力が不
充分となるので好ましくない。
以下、本発明を実施例により詳細に説明する。
実施例1 液部分の成分として熱可塑性ポリビニルアルコール
(メルトフローレート190℃:50g/10min、重合度400、ケ
ン化度62%)を230℃、20g/minで、また島部分を構成、
する第1の成分(第1図の2の部分)としてポリエチレ
ン(メルトフローレート190℃:15g/10min)を200℃、10
g/minで、第2の成分(第1図の3の部分)としてポリ
プロピレン(メルトフローレート230℃:30g/10min)を2
30℃、10g/minで、それぞれ、特願平01−112999号(特
開平2−2293403として公開)に示されるような分配板
を持ち、直径0.4mmの円形紡糸孔を有する紡糸口金(紡
糸孔数1000個)に供給し、口金直下で、紡出した繊維の
海部分が固化する前に繊維10本ずつをそれぞれ1本にま
とめ、1000m/minで引き取り、第1図に示すような断面
を有する極細繊維発生繊維の未延伸糸(3.6d/f)を得
た。
(メルトフローレート190℃:50g/10min、重合度400、ケ
ン化度62%)を230℃、20g/minで、また島部分を構成、
する第1の成分(第1図の2の部分)としてポリエチレ
ン(メルトフローレート190℃:15g/10min)を200℃、10
g/minで、第2の成分(第1図の3の部分)としてポリ
プロピレン(メルトフローレート230℃:30g/10min)を2
30℃、10g/minで、それぞれ、特願平01−112999号(特
開平2−2293403として公開)に示されるような分配板
を持ち、直径0.4mmの円形紡糸孔を有する紡糸口金(紡
糸孔数1000個)に供給し、口金直下で、紡出した繊維の
海部分が固化する前に繊維10本ずつをそれぞれ1本にま
とめ、1000m/minで引き取り、第1図に示すような断面
を有する極細繊維発生繊維の未延伸糸(3.6d/f)を得
た。
この未延伸糸を90℃に加熱しながら2倍延伸して極細
繊維発生繊維の延伸糸(1.8d/f)を得た。この延伸糸に
機械捲縮を掛け、長さ51mmにカットしステープルとし
た。このステープルをローラーカード機によつてカーデ
ィングして目付け50g/m2のウエブとし、水(30℃)にて
洗浄し海部分を除去した。このウエブをサクションドラ
イヤー(140℃、風速1.5m/sec)で熱処理し不織布とし
た。顕微鏡にて観察した結果、この不織布はポリエチレ
ン/ポリプロピレンの並列型複合極細繊維(0.09d/f)
で形成されており、各繊維の接点はポリエチレンの融着
により接着されていた。この不織布の強力についての結
果を第1表に示した。
繊維発生繊維の延伸糸(1.8d/f)を得た。この延伸糸に
機械捲縮を掛け、長さ51mmにカットしステープルとし
た。このステープルをローラーカード機によつてカーデ
ィングして目付け50g/m2のウエブとし、水(30℃)にて
洗浄し海部分を除去した。このウエブをサクションドラ
イヤー(140℃、風速1.5m/sec)で熱処理し不織布とし
た。顕微鏡にて観察した結果、この不織布はポリエチレ
ン/ポリプロピレンの並列型複合極細繊維(0.09d/f)
で形成されており、各繊維の接点はポリエチレンの融着
により接着されていた。この不織布の強力についての結
果を第1表に示した。
実施例2 実施例1で島部分を構成する第1の成分(第1図の2
の部分)としてポリエチレン(メルトフローレート190
℃:15g/10min)を200℃、10g/minで、第2の成分(第1
図の3の部分)としてナイロン6(メルトフローレート
275℃;85g/10min)を250℃、10g/minで、それぞれ、供
給する以外は実施例1と同様の操作を行い不織布を得
た。
の部分)としてポリエチレン(メルトフローレート190
℃:15g/10min)を200℃、10g/minで、第2の成分(第1
図の3の部分)としてナイロン6(メルトフローレート
275℃;85g/10min)を250℃、10g/minで、それぞれ、供
給する以外は実施例1と同様の操作を行い不織布を得
た。
得られた不織布を顕微鏡にて観察した結果、不織布は
ポリエチレン/ナイロン6の並列型複合極細繊維(0.09
d/f)で形成されており、各繊維の接点はポリエチレン
の融着により接着されていた。この不織布の強力につい
ての結果を第1表に示した。
ポリエチレン/ナイロン6の並列型複合極細繊維(0.09
d/f)で形成されており、各繊維の接点はポリエチレン
の融着により接着されていた。この不織布の強力につい
ての結果を第1表に示した。
実施例3 実施例1で得られた延伸糸を長さ5mmにカットしチョ
ップ繊維とした。このチョップ繊維を湿式抄紙して海部
分の除去と不織布加工を同時に行った。得られた不織布
(目付50タ/m2)をサクションドライヤー(140℃、風速
1.5m/sec)で熱処理した。熱処理後の不織布を顕微鏡に
て観察した結果、ポリエチレン/ポリプロピレンの並列
型複合極細繊維(0.09d/f)で形成されており、各繊維
はその接点がポリエチレンの融着により接着されてい
た。この不織布の強力についての結果を第1表に示し
た。
ップ繊維とした。このチョップ繊維を湿式抄紙して海部
分の除去と不織布加工を同時に行った。得られた不織布
(目付50タ/m2)をサクションドライヤー(140℃、風速
1.5m/sec)で熱処理した。熱処理後の不織布を顕微鏡に
て観察した結果、ポリエチレン/ポリプロピレンの並列
型複合極細繊維(0.09d/f)で形成されており、各繊維
はその接点がポリエチレンの融着により接着されてい
た。この不織布の強力についての結果を第1表に示し
た。
比較例1 海部分の成分として熱可塑性ポリビニルアルコール
(メルトフローレート190℃:50g/10min、重合度400、ケ
ン化度62%)を230℃、20g/minで、また島部分を構成す
る成分としてポリプロピレン(メルトフローレート230
℃:30g/10min)を230℃、20g/minで、直径0.4mmの円形
紡糸孔を有する紡糸口金(紡糸孔数1000個)に供給し、
口金直下で海部分が固化する前に、紡出した繊維10本づ
つを、それ、ぞれ一本にまとめ、1000m/minで引き取
り、極細繊維発生繊維の未延伸糸(3。6d/f)を得た。
(メルトフローレート190℃:50g/10min、重合度400、ケ
ン化度62%)を230℃、20g/minで、また島部分を構成す
る成分としてポリプロピレン(メルトフローレート230
℃:30g/10min)を230℃、20g/minで、直径0.4mmの円形
紡糸孔を有する紡糸口金(紡糸孔数1000個)に供給し、
口金直下で海部分が固化する前に、紡出した繊維10本づ
つを、それ、ぞれ一本にまとめ、1000m/minで引き取
り、極細繊維発生繊維の未延伸糸(3。6d/f)を得た。
この未延伸糸を90℃に加熱しながら2。倍延伸して極
細繊維発生複合繊維の延伸糸(1.8d/f)を得た。この延
伸糸に機械捲縮を掛け、長さ51mmにカットしてステープ
ルとした。このステープルをローラーカード機によって
カーディングして目付け50g/m2のウエブとし、水(30
℃)にて洗浄して海部分を除去した後、アクリル系樹脂
のエマルジョンを含浸させ、乾燥することによつて不織
布とした。この不織布を顕微鏡にて観察した結果、ポリ
プロピレンの極細繊維(0.09d/f)で形成されていた。
この不織布の強力を第1表に不した。
細繊維発生複合繊維の延伸糸(1.8d/f)を得た。この延
伸糸に機械捲縮を掛け、長さ51mmにカットしてステープ
ルとした。このステープルをローラーカード機によって
カーディングして目付け50g/m2のウエブとし、水(30
℃)にて洗浄して海部分を除去した後、アクリル系樹脂
のエマルジョンを含浸させ、乾燥することによつて不織
布とした。この不織布を顕微鏡にて観察した結果、ポリ
プロピレンの極細繊維(0.09d/f)で形成されていた。
この不織布の強力を第1表に不した。
比較例2 海部分の成分として熱可塑性ポリビニルアルコール
(メルトフローレート190℃:50g/10min、重合度400、ケ
ン化度62%)を用い、また島部分の成分としてポリプロ
ピレン(メルトフローレート230℃:30g/10min)を用
い、両者のブレンド物を230℃、100g/minで、それぞ
れ、直径0.4mmの円形紡糸孔を有する紡糸口金(紡糸孔2
00個)に供給し、スバンボンド法(引き取り速度は3000
m/min)で紡糸し、目付け30g/m2のフリース(単糸デニ
ール3d/f)を得た。
(メルトフローレート190℃:50g/10min、重合度400、ケ
ン化度62%)を用い、また島部分の成分としてポリプロ
ピレン(メルトフローレート230℃:30g/10min)を用
い、両者のブレンド物を230℃、100g/minで、それぞ
れ、直径0.4mmの円形紡糸孔を有する紡糸口金(紡糸孔2
00個)に供給し、スバンボンド法(引き取り速度は3000
m/min)で紡糸し、目付け30g/m2のフリース(単糸デニ
ール3d/f)を得た。
得られたフリースをウオーターニードル加工(水圧70
kg/cm2)することで、海部分の除去、フリースの不織布
化を同時に行った。この不織布を顕微鏡にて観察した結
果、ポリプロピレンの極細繊維(0.000,000,6〜0.1d/
f)で形成されていた。この不織布の強力についての結
果を第1表に示した。
kg/cm2)することで、海部分の除去、フリースの不織布
化を同時に行った。この不織布を顕微鏡にて観察した結
果、ポリプロピレンの極細繊維(0.000,000,6〜0.1d/
f)で形成されていた。この不織布の強力についての結
果を第1表に示した。
比較例3 比較例1で得られた延伸糸を長さ5mmにカツトしチョ
ップ繊維とした。このチョップ繊維に増強用ポリビニル
アルコール(5wt%)を加え湿式抄造して海部分の除去
と不織布加工を同時に行った。この不織布(目付50g/
m2)の強力についての結果を第1表に示した。
ップ繊維とした。このチョップ繊維に増強用ポリビニル
アルコール(5wt%)を加え湿式抄造して海部分の除去
と不織布加工を同時に行った。この不織布(目付50g/
m2)の強力についての結果を第1表に示した。
比較例4 実施例1で島部分の第1の成分(低融点成分)として用
いたポリエチレンの代わりにエチレン−プロピレン共重
合体(エチレン含量 0.3wt%、メルトフローレート230
℃:15g/10min、融点 150℃)を用い、ドライヤー熱処
理を(160℃、1.5m/sec)で行う以外は実施例1と同様
に操作を行い不織布を得た。この不織布の強力について
の結果を第1表に示した。
いたポリエチレンの代わりにエチレン−プロピレン共重
合体(エチレン含量 0.3wt%、メルトフローレート230
℃:15g/10min、融点 150℃)を用い、ドライヤー熱処
理を(160℃、1.5m/sec)で行う以外は実施例1と同様
に操作を行い不織布を得た。この不織布の強力について
の結果を第1表に示した。
〔発明の効果〕 本発明の極細繊維発生繊維は、海島構造中の海部分を
除去することで0.1デニール以下の極細繊維を発生し、
発生した極細繊維はすべて熱接着性複合繊維であるた
め、これを用いて得た熱接着性不織布は、通常の極細繊
維の不織布に比べて高い強力を有する。また、熱接着で
あるため、接着剤による接着に比べ有機溶剤などの不純
物が不織布中に残留することがなく安全性も高いという
優れた効果を示す。
除去することで0.1デニール以下の極細繊維を発生し、
発生した極細繊維はすべて熱接着性複合繊維であるた
め、これを用いて得た熱接着性不織布は、通常の極細繊
維の不織布に比べて高い強力を有する。また、熱接着で
あるため、接着剤による接着に比べ有機溶剤などの不純
物が不織布中に残留することがなく安全性も高いという
優れた効果を示す。
第1図はサイドバイサイド型の島部分を海部分が覆った
極細繊維発生繊維の断面の模式図。 1:海部分 2:島部分(低融点成分) 3:島部分(高融点成分)
極細繊維発生繊維の断面の模式図。 1:海部分 2:島部分(低融点成分) 3:島部分(高融点成分)
Claims (3)
- 【請求項1】溶剤で除去可能な海部分中に溶剤で除去で
きない島部分が分散して存在する海島型の複合繊維であ
って、島部分は融点の差が20℃以上ある2種の重合体か
らなり、これらの重合体はその最も低い融点を有する重
合体が島部分の表面の少なくとも一部を占めるように並
列型に配置された単糸織度0.1デニール以下の極細複合
繊維を形成していることを特徴とする極細繊維発生繊
維。 - 【請求項2】請求項(1)の極細繊維発生繊維の海部分
を除去して得られる極細複合繊維束。 - 【請求項3】請求項(1)の極細繊維発生繊維からなる
繊維集積体から、極細繊維発生繊維の海部分を除去して
得られる極細複合繊維集積体を、極細複合繊維の最低融
点を有する重合体の融点以上で他の重合体の融点未満の
温度で熱処理して得られる極細繊維不織布。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31739090A JP2906183B2 (ja) | 1990-11-21 | 1990-11-21 | 極細繊維発生繊維 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31739090A JP2906183B2 (ja) | 1990-11-21 | 1990-11-21 | 極細繊維発生繊維 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04194013A JPH04194013A (ja) | 1992-07-14 |
| JP2906183B2 true JP2906183B2 (ja) | 1999-06-14 |
Family
ID=18087719
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31739090A Expired - Fee Related JP2906183B2 (ja) | 1990-11-21 | 1990-11-21 | 極細繊維発生繊維 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2906183B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101279192B1 (ko) | 2005-02-28 | 2013-06-26 | 쓰리엠 이노베이티브 프로퍼티즈 컴파니 | 복합 중합체 섬유 |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6651849B2 (ja) * | 2014-02-25 | 2020-02-19 | 東レ株式会社 | 海島複合繊維、複合極細繊維および繊維製品 |
| JP6759661B2 (ja) * | 2016-03-30 | 2020-09-23 | 東レ株式会社 | 海島複合繊維 |
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1990
- 1990-11-21 JP JP31739090A patent/JP2906183B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
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