JP2909875B2 - 気密型コンパクト容器 - Google Patents
気密型コンパクト容器Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は気密型コンパクト容器に
関するものである。
関するものである。
【0002】
【従来の技術】ファンデーション、おしろい、アイシャ
ドーなどで代表される固型化粧料は揮発成分を含有した
ものが多いが、慣用のコンパクト容器は気密性が乏しい
ため揮発成分が消失して、化粧料が乾燥したり、収縮し
てひび割れを起こしやすいという問題があった。この対
策として、従来、実開昭63−129512号公報(以
下先行技術1という)、実開平3−119315号公報
(以下先行技術2という),実開平4−気密型コンパク
ト容器41316号公報(以下先行技術3という)が知
られている。先行技術1は、化粧料収納部を有する本体
にこれの全面を覆う外蓋を枢着すると共に、該外蓋に前
記化粧料収納部を蓋い得る中蓋を枢着し、この中蓋に弾
性体を介して上下方向に可動に支持された可動蓋を取付
け、可動蓋に化粧料収納部の外縁に接触可能な弾性パッ
キンを定着し、外蓋を閉じるときに中蓋を押圧し、それ
により弾性体を圧縮して可動蓋を押圧させ、弾性パッキ
ンでシールを図るようになっていた。先行技術2は、本
体に化粧料収容ドラムを嵌着させる環状壁の外周に雄ね
じ状突条を配設する一方、蓋体の内面には環状壁を形成
し、これに前記雄ねじ状突条と螺合可能な雌ねじ状突条
を内設した雌ねじリングを回動可能に保持させ、該短筒
の内径側の蓋体内部に前記化粧料収容ドラムにフランジ
と接触されるリングパッキンを取付けており、蓋体の周
壁を欠設して前記雌ねじリングの一部を露出させ、雌ね
じリングを雌ねじ状突条と螺合することによりシールを
図るようにしていた。先行技術3は、蓋体を枢着した本
体に化粧品ドラムの嵌合部を有する中枠を取付け、この
中枠の前部と本体前部間に係合部を有する押圧式蓋体開
閉用ボタンを取付ける一方、蓋体の内面には、化粧品ド
ラムのフランジに接触可能なパッキンと、前記係合部に
係脱する掛止め片とを設け、中枠には前記掛止め片の通
過を許す窓孔を設け、蓋体を閉じることにより掛止め片
を係合部に係合させるとともにパッキンを化粧品ドラム
のフランジに密接させるようになっていた。
ドーなどで代表される固型化粧料は揮発成分を含有した
ものが多いが、慣用のコンパクト容器は気密性が乏しい
ため揮発成分が消失して、化粧料が乾燥したり、収縮し
てひび割れを起こしやすいという問題があった。この対
策として、従来、実開昭63−129512号公報(以
下先行技術1という)、実開平3−119315号公報
(以下先行技術2という),実開平4−気密型コンパク
ト容器41316号公報(以下先行技術3という)が知
られている。先行技術1は、化粧料収納部を有する本体
にこれの全面を覆う外蓋を枢着すると共に、該外蓋に前
記化粧料収納部を蓋い得る中蓋を枢着し、この中蓋に弾
性体を介して上下方向に可動に支持された可動蓋を取付
け、可動蓋に化粧料収納部の外縁に接触可能な弾性パッ
キンを定着し、外蓋を閉じるときに中蓋を押圧し、それ
により弾性体を圧縮して可動蓋を押圧させ、弾性パッキ
ンでシールを図るようになっていた。先行技術2は、本
体に化粧料収容ドラムを嵌着させる環状壁の外周に雄ね
じ状突条を配設する一方、蓋体の内面には環状壁を形成
し、これに前記雄ねじ状突条と螺合可能な雌ねじ状突条
を内設した雌ねじリングを回動可能に保持させ、該短筒
の内径側の蓋体内部に前記化粧料収容ドラムにフランジ
と接触されるリングパッキンを取付けており、蓋体の周
壁を欠設して前記雌ねじリングの一部を露出させ、雌ね
じリングを雌ねじ状突条と螺合することによりシールを
図るようにしていた。先行技術3は、蓋体を枢着した本
体に化粧品ドラムの嵌合部を有する中枠を取付け、この
中枠の前部と本体前部間に係合部を有する押圧式蓋体開
閉用ボタンを取付ける一方、蓋体の内面には、化粧品ド
ラムのフランジに接触可能なパッキンと、前記係合部に
係脱する掛止め片とを設け、中枠には前記掛止め片の通
過を許す窓孔を設け、蓋体を閉じることにより掛止め片
を係合部に係合させるとともにパッキンを化粧品ドラム
のフランジに密接させるようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、いずれの先行
技術も、蓋体を開披すると化粧品に対するシールが解除
されてしまうため、使用時に蓋体を開披し、そのままの
状態に放置すると化粧料の揮発分が蒸発してしまうとい
う問題があった。また、先行技術1は、中蓋と可動蓋お
よび弾性体を用いた複雑な構造であるため高価なものと
なり、しかも外蓋の内面による押圧力でシール性が左右
されるため、中蓋の受圧用突台部と蓋体内面との寸法誤
差や弾性体の経年変化により気密が不完全になりやすい
という問題があった。さらに、この先行技術1では鏡の
面積を大きく取ることができず、鏡を大きく取ると開閉
のたびに中蓋の受圧用突台部と接触するため、鏡に圧痕
がついたり、中蓋に付着した化粧料が鏡に転写されて鏡
が汚れるという不具合があった。
技術も、蓋体を開披すると化粧品に対するシールが解除
されてしまうため、使用時に蓋体を開披し、そのままの
状態に放置すると化粧料の揮発分が蒸発してしまうとい
う問題があった。また、先行技術1は、中蓋と可動蓋お
よび弾性体を用いた複雑な構造であるため高価なものと
なり、しかも外蓋の内面による押圧力でシール性が左右
されるため、中蓋の受圧用突台部と蓋体内面との寸法誤
差や弾性体の経年変化により気密が不完全になりやすい
という問題があった。さらに、この先行技術1では鏡の
面積を大きく取ることができず、鏡を大きく取ると開閉
のたびに中蓋の受圧用突台部と接触するため、鏡に圧痕
がついたり、中蓋に付着した化粧料が鏡に転写されて鏡
が汚れるという不具合があった。
【0004】先行技術2も、特殊で非常に複雑な構造の
ものとなり、雌ねじリングの半部が外部に露出している
ため化粧品容器として重要な外観のシンプルさやスマー
トさが損なわれたり、螺合方式のため蓋体の開閉にかな
り大きな操作力が必要となるという問題があった。さら
に、前記雌ねじリングにより蓋体内面の半分の領域が占
拠されるため、鏡を設けうる面積が小さくなってしま
い、化粧状態を十分に視認しにくくなるという問題があ
った。
ものとなり、雌ねじリングの半部が外部に露出している
ため化粧品容器として重要な外観のシンプルさやスマー
トさが損なわれたり、螺合方式のため蓋体の開閉にかな
り大きな操作力が必要となるという問題があった。さら
に、前記雌ねじリングにより蓋体内面の半分の領域が占
拠されるため、鏡を設けうる面積が小さくなってしま
い、化粧状態を十分に視認しにくくなるという問題があ
った。
【0005】先行技術3は、蓋体内面にパッキンが固定
されているため体裁が悪いと共に、パッキンに化粧料や
異物が付着するとすき間が生じてシール性が悪くなると
いう問題があり、また前記先行技術2と同様に、パッキ
ンが蓋体内面の半分の面積を占めるため、鏡が蓋体の半
分程度の小さな面積にしか設けることができないという
問題があった。
されているため体裁が悪いと共に、パッキンに化粧料や
異物が付着するとすき間が生じてシール性が悪くなると
いう問題があり、また前記先行技術2と同様に、パッキ
ンが蓋体内面の半分の面積を占めるため、鏡が蓋体の半
分程度の小さな面積にしか設けることができないという
問題があった。
【0006】本発明は前記のような問題を解消するため
に創案されたもので、その目的とするところは、外観形
状を通常のものと変わらないシンプルなものに保ちつつ
簡単な構造により優れた気密性を実現することができ、
また蓋体内面に視認しやすい大きな鏡面を設けることが
できる気密型コンパクト容器を提供することにある。
に創案されたもので、その目的とするところは、外観形
状を通常のものと変わらないシンプルなものに保ちつつ
簡単な構造により優れた気密性を実現することができ、
また蓋体内面に視認しやすい大きな鏡面を設けることが
できる気密型コンパクト容器を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、後部に蓋体を枢着した本体と、化粧料ドラム
の嵌着用穴部を有し本体に取り付けられる中枠と、前記
中枠に後部を持って起伏可能に枢着され下部に前記化粧
料ドラムのフランジに接触可能なパッキンを取り付けた
中蓋を備えた形式のコンパクト容器において、前記中蓋
に水平状突出部を下部に有するレバーを下設するととも
に、中枠には前記レバーの装脱を許す切欠きと長孔を近
接して設け、前記中枠の下面側には、前記長孔から突出
する操作部と前記レバーの水平状突出部上に進出可能な
ストッパ部とを備えた中蓋ロック用スライダを配した構
成としたものである。前記操作部はロック解除時に本体
前部の蓋体係止部の上に到る長さとなっていてもよい。
また、水平状突出部が上面に突条または凹溝を有し、こ
れらに係脱可能な凹溝または突条をストッパ部の上面に
有していてもよい。
本発明は、後部に蓋体を枢着した本体と、化粧料ドラム
の嵌着用穴部を有し本体に取り付けられる中枠と、前記
中枠に後部を持って起伏可能に枢着され下部に前記化粧
料ドラムのフランジに接触可能なパッキンを取り付けた
中蓋を備えた形式のコンパクト容器において、前記中蓋
に水平状突出部を下部に有するレバーを下設するととも
に、中枠には前記レバーの装脱を許す切欠きと長孔を近
接して設け、前記中枠の下面側には、前記長孔から突出
する操作部と前記レバーの水平状突出部上に進出可能な
ストッパ部とを備えた中蓋ロック用スライダを配した構
成としたものである。前記操作部はロック解除時に本体
前部の蓋体係止部の上に到る長さとなっていてもよい。
また、水平状突出部が上面に突条または凹溝を有し、こ
れらに係脱可能な凹溝または突条をストッパ部の上面に
有していてもよい。
【作用】中蓋を伏せばレバーが中枠の切欠きを通して中
枠内に進入し、この状態で移動操作部を操作すれば、こ
れを含む中蓋ロック用スライダが摺動し、ストッパ部が
レバー下部の水平状突出部上に進出する。このため水平
状突出部が下方に押圧され、パッキンによって化粧料ド
ラムの開口部はシールされるとともに、中蓋は開披でき
なくなる。すなわち、本発明においては、蓋体の開放と
独立して中蓋がシールとロックされ、蓋体が開けられて
も中蓋は自動的に開かない。したがって蓋体を開いたま
まにしておいても良好な気密性を保つことができる。そ
して、蓋体は中蓋のシールとシール解除に関与せず、中
蓋の上面との間に透き間を設定できるため、鏡を蓋体内
面全体に大きく取り付けることができ、化粧状態の視認
が容易となり、また中蓋の表面に化粧料が付着してもこ
れにより鏡が汚されない。さらに中蓋ロツク機構が中蓋
の一部を利用しこれと協働する中蓋ロック用スライダを
中枠の下のスペースを利用して配置した構成であるた
め、慣用の中蓋付きコンパクトと外観形状の変わらない
シンプルでスマートな形態とすることができ、かつまた
構造が簡単でコストも安価にすることができる。
枠内に進入し、この状態で移動操作部を操作すれば、こ
れを含む中蓋ロック用スライダが摺動し、ストッパ部が
レバー下部の水平状突出部上に進出する。このため水平
状突出部が下方に押圧され、パッキンによって化粧料ド
ラムの開口部はシールされるとともに、中蓋は開披でき
なくなる。すなわち、本発明においては、蓋体の開放と
独立して中蓋がシールとロックされ、蓋体が開けられて
も中蓋は自動的に開かない。したがって蓋体を開いたま
まにしておいても良好な気密性を保つことができる。そ
して、蓋体は中蓋のシールとシール解除に関与せず、中
蓋の上面との間に透き間を設定できるため、鏡を蓋体内
面全体に大きく取り付けることができ、化粧状態の視認
が容易となり、また中蓋の表面に化粧料が付着してもこ
れにより鏡が汚されない。さらに中蓋ロツク機構が中蓋
の一部を利用しこれと協働する中蓋ロック用スライダを
中枠の下のスペースを利用して配置した構成であるた
め、慣用の中蓋付きコンパクトと外観形状の変わらない
シンプルでスマートな形態とすることができ、かつまた
構造が簡単でコストも安価にすることができる。
【0008】
【実施例】以下本発明の実施例を添付図面に基いて説明
する。図1ないし図5は本発明による気密型コンパクト
容器の第1実施例を示しており、1は本体、2は本体1
の後部側に枢着された蓋体、3は前記本体1の上面に取
り付けられた中枠、4は前記中枠3に後部側が枢着され
た中蓋、5は本発明で特徴とする中蓋ロツク用スライダ
であり、いずれも合成樹脂で作られている。Aは化粧品
ドラム、Bはパフやブラシなど所望の塗布具である。
する。図1ないし図5は本発明による気密型コンパクト
容器の第1実施例を示しており、1は本体、2は本体1
の後部側に枢着された蓋体、3は前記本体1の上面に取
り付けられた中枠、4は前記中枠3に後部側が枢着され
た中蓋、5は本発明で特徴とする中蓋ロツク用スライダ
であり、いずれも合成樹脂で作られている。Aは化粧品
ドラム、Bはパフやブラシなど所望の塗布具である。
【0009】前記本体1は囲壁1fと底壁により皿状に
凹入した形状に構成され、中央部を境として片側領域
に、前記化粧品ドラムAの胴部固定用の突片1aが複数
個所要間隔で形成されており、それら突片1a,1aに
は図4のように化粧品ドラムAの胴部に形成された係合
溝に係合するアンダーカット部100が設けられてい
る。また、本体1の中央部を境として他側領域には、前
記塗布具7を収容するための環状囲壁1bが形成されて
いる。また、本体1の囲壁前面には、中央部位に凹入部
1cが形成されており、該凹入部1cの奥部壁には蓋体
2のフック201と係脱可能なフック101が形成さ
れ、また凹入部両側壁には支軸102が対設されてい
る。そして凹入部1cには前記蓋体2のフック201の
装脱を許す大きさの切欠き60を有するフツク係脱用の
操作ボタン6が嵌められ、前記支軸102によって傾動
可能に枢支されている。一方、本体1の囲壁後面には中
央域には凹所1dが形成されており、該凹所1dに蓋体
2の枢着用脚部2aが嵌まり、ヒンジピン2cが挿着さ
れることで本体1と蓋体2は連結されている。蓋体2の
内面には全面にミラー取付け用凹部2bが設けられこれ
に鏡2dが取付けられている。
凹入した形状に構成され、中央部を境として片側領域
に、前記化粧品ドラムAの胴部固定用の突片1aが複数
個所要間隔で形成されており、それら突片1a,1aに
は図4のように化粧品ドラムAの胴部に形成された係合
溝に係合するアンダーカット部100が設けられてい
る。また、本体1の中央部を境として他側領域には、前
記塗布具7を収容するための環状囲壁1bが形成されて
いる。また、本体1の囲壁前面には、中央部位に凹入部
1cが形成されており、該凹入部1cの奥部壁には蓋体
2のフック201と係脱可能なフック101が形成さ
れ、また凹入部両側壁には支軸102が対設されてい
る。そして凹入部1cには前記蓋体2のフック201の
装脱を許す大きさの切欠き60を有するフツク係脱用の
操作ボタン6が嵌められ、前記支軸102によって傾動
可能に枢支されている。一方、本体1の囲壁後面には中
央域には凹所1dが形成されており、該凹所1dに蓋体
2の枢着用脚部2aが嵌まり、ヒンジピン2cが挿着さ
れることで本体1と蓋体2は連結されている。蓋体2の
内面には全面にミラー取付け用凹部2bが設けられこれ
に鏡2dが取付けられている。
【0010】そして前記本体1の内部中央部には、図3
のように前記凹入部1cの背部から高さレベルが囲壁1
fのそれよりも適度に低い台部1eが突出形成されてい
る。該台部1eは図2に示す幅方向中央線CLを適度に
越える長さを持っている。この実施例では台部1eは途
中で終わっているが、後面側の囲壁に連結されていても
よい。前記台部1eには、凹入部1cの背部から適度の
距離をおいた位置から幅方向中央線CLの手前の部位に
渡って、上方に開口した溝孔10が形成されており、ま
た、溝孔10の終端から適度の間隔をおいた位置には、
幅方向中央線CLを含むように所要幅の凹入座部11が
設けられている。
のように前記凹入部1cの背部から高さレベルが囲壁1
fのそれよりも適度に低い台部1eが突出形成されてい
る。該台部1eは図2に示す幅方向中央線CLを適度に
越える長さを持っている。この実施例では台部1eは途
中で終わっているが、後面側の囲壁に連結されていても
よい。前記台部1eには、凹入部1cの背部から適度の
距離をおいた位置から幅方向中央線CLの手前の部位に
渡って、上方に開口した溝孔10が形成されており、ま
た、溝孔10の終端から適度の間隔をおいた位置には、
幅方向中央線CLを含むように所要幅の凹入座部11が
設けられている。
【0011】前記中枠3は外周縁の短いフランジによっ
て前記本体1の囲壁上面に係止されるようになってお
り、中央部を境として片側領域には、前記化粧料ドラム
Aを装入するための窓孔状の開口3aが設けられ、該開
口3aの縁には化粧料ドラムAのフランジaと密接する
リング状凹部32が設けられている。前記開口3aの下
部には前記本体1の突片1a,1aを差し合わせ可能な
スペースをおいて複数の分割囲壁33,33が垂設さ
れ、これと前記突片1a,1aと化粧料ドラムAを保持
させるようになっている。また、中枠3の他側領域に
は、前記本体1の環状囲壁1bに合致する形状寸法の開
口3bが形成され、これと前記環状囲壁1bとで塗布具
Bを収納させるようになっている。そして前記中央部外
側縁部位には前記本体1の凹入部1cに対応する欠設部
3cが形成されている。
て前記本体1の囲壁上面に係止されるようになってお
り、中央部を境として片側領域には、前記化粧料ドラム
Aを装入するための窓孔状の開口3aが設けられ、該開
口3aの縁には化粧料ドラムAのフランジaと密接する
リング状凹部32が設けられている。前記開口3aの下
部には前記本体1の突片1a,1aを差し合わせ可能な
スペースをおいて複数の分割囲壁33,33が垂設さ
れ、これと前記突片1a,1aと化粧料ドラムAを保持
させるようになっている。また、中枠3の他側領域に
は、前記本体1の環状囲壁1bに合致する形状寸法の開
口3bが形成され、これと前記環状囲壁1bとで塗布具
Bを収納させるようになっている。そして前記中央部外
側縁部位には前記本体1の凹入部1cに対応する欠設部
3cが形成されている。
【0012】中蓋4は前記化粧料ドラムAのフランジa
と相似した形状とこれを覆うに充分な寸法を有してお
り、かかる中蓋4には前記フランジaに接触されるパッ
キン7が押えリング8を介して定着されている。パッキ
ン7はプラスチックやゴムなどの軟質材料により可縮可
能に作られている。また、中蓋4には後端部に枢着用突
部4aが連設される一方、これと180度対称位置には
舌状の開閉操作用の手掛り部4bが突出形成されてお
り、この手掛り部4bの先端鉛直線よりも後方好ましく
は基端側の下面にはロック用のレバー4cが下設されて
いる。このレバー4cは下部の水平状突出部40とで側
面略L字状をなしている。詳しくは、前記レバー4cは
前記手掛り部4bよりも幅が狭く、前記本体1の凹入座
部11の幅とほぼ一致している。そして、レバー4c
は、中蓋4が伏せられたときに図5(a)のように水平状
突出部40の下面が前記凹入座部11の底に接触せず適
度に離間しているような高さ寸法を有している。水平状
突出部40は図1と図4のように手掛り部4bよりも半
径方向に長く突出する長さ寸法を有し、かつ図5のよう
に凹入座部11の深さと同等またはこれよりも少し小さ
い厚さに構成され、図5(a)のように中蓋4が伏せられ
たときに上面が凹入座部11の上面から寸法hだけ上の
レベルに位置するようになっている。なお、水平状突出
部40は必ずしも正確に水平であることは要さず、適度
に傾斜していたり、上面が曲率を持っていてもよく、本
発明はこれらも含むものである。
と相似した形状とこれを覆うに充分な寸法を有してお
り、かかる中蓋4には前記フランジaに接触されるパッ
キン7が押えリング8を介して定着されている。パッキ
ン7はプラスチックやゴムなどの軟質材料により可縮可
能に作られている。また、中蓋4には後端部に枢着用突
部4aが連設される一方、これと180度対称位置には
舌状の開閉操作用の手掛り部4bが突出形成されてお
り、この手掛り部4bの先端鉛直線よりも後方好ましく
は基端側の下面にはロック用のレバー4cが下設されて
いる。このレバー4cは下部の水平状突出部40とで側
面略L字状をなしている。詳しくは、前記レバー4cは
前記手掛り部4bよりも幅が狭く、前記本体1の凹入座
部11の幅とほぼ一致している。そして、レバー4c
は、中蓋4が伏せられたときに図5(a)のように水平状
突出部40の下面が前記凹入座部11の底に接触せず適
度に離間しているような高さ寸法を有している。水平状
突出部40は図1と図4のように手掛り部4bよりも半
径方向に長く突出する長さ寸法を有し、かつ図5のよう
に凹入座部11の深さと同等またはこれよりも少し小さ
い厚さに構成され、図5(a)のように中蓋4が伏せられ
たときに上面が凹入座部11の上面から寸法hだけ上の
レベルに位置するようになっている。なお、水平状突出
部40は必ずしも正確に水平であることは要さず、適度
に傾斜していたり、上面が曲率を持っていてもよく、本
発明はこれらも含むものである。
【0013】前記中枠3には開口3aと長手方向端部外
縁との間の部位とりわけ幅方向中央線CLを挟んだ部位
に一対の枢支用軸受部34が設けられており、ここに前
記中蓋4の枢着用突部4aが嵌まり、枢ピンで連結され
ることにより中蓋4は起伏可能となっている。また、中
枠3には前記枢支用軸受部34と反対側すなわち中央領
域に一端が開口3aに通じる切欠き31が形成されると
ともに、この切欠き31の近傍には前記本体1の溝孔1
0と一致する寸法形状の長孔30が形成されている。前
記切欠き31はレバー4cの自由な挿脱を許す寸法形状
を有しており、長孔30の両端に対応する中枠表面には
中蓋の状態を示す表示たとえばOPENとLOCKが施
されている。そして、中枠3の下面には、図3のように
前記長孔30と切欠き31を含む領域に前記中蓋ロック
用スライダ5の摺動空間を形成するための帯溝35が欠
設されている。
縁との間の部位とりわけ幅方向中央線CLを挟んだ部位
に一対の枢支用軸受部34が設けられており、ここに前
記中蓋4の枢着用突部4aが嵌まり、枢ピンで連結され
ることにより中蓋4は起伏可能となっている。また、中
枠3には前記枢支用軸受部34と反対側すなわち中央領
域に一端が開口3aに通じる切欠き31が形成されると
ともに、この切欠き31の近傍には前記本体1の溝孔1
0と一致する寸法形状の長孔30が形成されている。前
記切欠き31はレバー4cの自由な挿脱を許す寸法形状
を有しており、長孔30の両端に対応する中枠表面には
中蓋の状態を示す表示たとえばOPENとLOCKが施
されている。そして、中枠3の下面には、図3のように
前記長孔30と切欠き31を含む領域に前記中蓋ロック
用スライダ5の摺動空間を形成するための帯溝35が欠
設されている。
【0014】中蓋ロック用スライダ5は、前記下面が本
体1の台部1eに摺動可能に受支され、上面が前記帯溝
35の底に摺接可能な帯板状のストッパ部5aと、前記
台部1eの溝孔10に嵌まるガイドレバー5bと、前記
中枠3の長孔30から突出する操作部5cとを備えてい
る。操作部5cはこの実施例では柱状をなし、ガイドレ
バー5bと同軸上に設けられている。前記ストッパ部5
aは、図3(a)のように操作部5cとガイドレバー5
bが長孔30の外方側位置すなわちOPENと表示され
た位置にある時に、先端が凹入受座11よりも手前に位
置され、図3(b)のように操作部5cとガイドレバー
5bがを長孔30の内方側位置すなわちLOCKと表示
された位置に移動したときに、凹入受座11に達する長
さ寸法を持つている。そして、ストッパ部5aは先端に
ガイド用の斜面50が設けられており、また、好ましく
は、水平状突出部40には幅方向縁部に小さなアール面
が設けられる。
体1の台部1eに摺動可能に受支され、上面が前記帯溝
35の底に摺接可能な帯板状のストッパ部5aと、前記
台部1eの溝孔10に嵌まるガイドレバー5bと、前記
中枠3の長孔30から突出する操作部5cとを備えてい
る。操作部5cはこの実施例では柱状をなし、ガイドレ
バー5bと同軸上に設けられている。前記ストッパ部5
aは、図3(a)のように操作部5cとガイドレバー5
bが長孔30の外方側位置すなわちOPENと表示され
た位置にある時に、先端が凹入受座11よりも手前に位
置され、図3(b)のように操作部5cとガイドレバー
5bがを長孔30の内方側位置すなわちLOCKと表示
された位置に移動したときに、凹入受座11に達する長
さ寸法を持つている。そして、ストッパ部5aは先端に
ガイド用の斜面50が設けられており、また、好ましく
は、水平状突出部40には幅方向縁部に小さなアール面
が設けられる。
【0015】図6ないし図8は、本発明による気密型コ
ンパクト容器の第2実施例を示している。この実施例に
おいては、中蓋ロック用スライダ5の操作部5cを柱状
でなく長方形ないしこれに類する大きな形状となってお
り、操作部5cがOPENの表示位置に移動したとき
に、後端部が中枠3の切欠部3cを越えて、本体1のフ
ック101の上方に位置し得るような長さに構成してい
る。この場合、組付けの関係から前記操作部5cは長孔
30とほぼ同等ないしこれより若干小さな寸法とするこ
とが好ましく、これより大きな寸法としたい場合には、
操作部5cを別部品として作り、本体1に中枠3を取付
けた後、ストッパ部5aに設けられている突起に嵌着す
ればよい。なお、他の構成は第1実施例と同じであるか
ら、同じ部分に同符号を付すに止め、説明は省略する。
図9は前記第1実施例と第2実施例に適用可能な他の態
様を示している。この態様は中蓋ロック用スライダ5の
ストッパ部5aとレバー4cの水平状突出部40に係合
機構を設けたもので、図9の例では水平状突出部40の
上面に突条41を形成し、ストッパ部5aの下面好まし
くは先端に比較的近い部位の下面に凹溝51を形成して
いる。これと逆に水平状突出部40の上面に凹溝を形成
し、ストッパ部5aの下面に突条を形成してもよい。
ンパクト容器の第2実施例を示している。この実施例に
おいては、中蓋ロック用スライダ5の操作部5cを柱状
でなく長方形ないしこれに類する大きな形状となってお
り、操作部5cがOPENの表示位置に移動したとき
に、後端部が中枠3の切欠部3cを越えて、本体1のフ
ック101の上方に位置し得るような長さに構成してい
る。この場合、組付けの関係から前記操作部5cは長孔
30とほぼ同等ないしこれより若干小さな寸法とするこ
とが好ましく、これより大きな寸法としたい場合には、
操作部5cを別部品として作り、本体1に中枠3を取付
けた後、ストッパ部5aに設けられている突起に嵌着す
ればよい。なお、他の構成は第1実施例と同じであるか
ら、同じ部分に同符号を付すに止め、説明は省略する。
図9は前記第1実施例と第2実施例に適用可能な他の態
様を示している。この態様は中蓋ロック用スライダ5の
ストッパ部5aとレバー4cの水平状突出部40に係合
機構を設けたもので、図9の例では水平状突出部40の
上面に突条41を形成し、ストッパ部5aの下面好まし
くは先端に比較的近い部位の下面に凹溝51を形成して
いる。これと逆に水平状突出部40の上面に凹溝を形成
し、ストッパ部5aの下面に突条を形成してもよい。
【0016】
【実施例の作用】次に、実施例の作用と使用状況を説明
する。まず、本発明による気密型コンパクト容器の組立
てについて説明すると、予め本体1に蓋体2を枢着し、
中枠3に中蓋4を枢着しておく。そして本体1の台部1
eに中蓋ロック用スライダ5を配し、ガイドレバー5b
を溝孔10に嵌める。この状態で中枠3を本体1の上面
に配しフランジに続く主部を嵌合させる。この時に、操
作部5cは中枠3の長孔30から上方に突出する。前記
中枠3の組付け時には、各分割囲壁33,33間の空所
が本体1の底から立ち上がっている突片1a,1aに嵌
まることにより位置決めされると共に突片1a,1aと
各分割囲壁33,33により環状保持部が画成される。
したがって、中枠3の開口3aに化粧料ドラムAを嵌装
することにより、図4のように化粧料ドラムAのフラン
ジaは環状凹部32に受支され、また胴部の周溝に突片
1a,1aのアンダカット部100が係合するため化粧
料ドラムAは安定的に保持される。
する。まず、本発明による気密型コンパクト容器の組立
てについて説明すると、予め本体1に蓋体2を枢着し、
中枠3に中蓋4を枢着しておく。そして本体1の台部1
eに中蓋ロック用スライダ5を配し、ガイドレバー5b
を溝孔10に嵌める。この状態で中枠3を本体1の上面
に配しフランジに続く主部を嵌合させる。この時に、操
作部5cは中枠3の長孔30から上方に突出する。前記
中枠3の組付け時には、各分割囲壁33,33間の空所
が本体1の底から立ち上がっている突片1a,1aに嵌
まることにより位置決めされると共に突片1a,1aと
各分割囲壁33,33により環状保持部が画成される。
したがって、中枠3の開口3aに化粧料ドラムAを嵌装
することにより、図4のように化粧料ドラムAのフラン
ジaは環状凹部32に受支され、また胴部の周溝に突片
1a,1aのアンダカット部100が係合するため化粧
料ドラムAは安定的に保持される。
【0017】これで化粧品容器は完成し、この状態にお
いて、化粧料ドラムAに充填されている化粧料を気密シ
ールするには、中蓋4を閉じ中枠3から突出している操
作部5cをLOCKと表示されている側へ押圧すればよ
い。こうすれは、まず、中蓋4が伏せられるのに伴って
前端のレバー4cが中枠3の切欠き部31を通過し、中
蓋4の下面のパッキン7が化粧料ドラムAのフランジa
に接触するとともに、レバー下部の水平状突出部40が
本体1の凹入受座11内に位置される。この状態が図5
(a)であり、水平状突出部40の下面は凹入受座11の
底に接しておらず、上面が凹入受座11の上面レベルよ
りも適度に浮いている。この状態で操作部5cを押圧す
ると、ガイドレバー5bが溝穴10に沿って移動するた
め、ストッパ部5aは台部1eの上面と中枠3の凹溝3
5とに摺接しながら安定的に移動する。これにより、ス
トッパ部5aはレバー4cの水平状突出部40上に到
り、これを下方に押圧する。これによりレバー4cを介
して中蓋4は下方に牽引されるためパッキン7は圧縮さ
れ、化粧料ドラムAのフランジaに密接するため、図3
(b)と図5(b)のように確実なシール状態が形成され
る。この状態では中蓋4の手掛り部4bを持ち上げよう
としても、ストッパ部5aがレバー4cの水平状突出部
40上に位置しているため中蓋4は開くことができな
い。しかも、こうした中蓋4のロック状態は蓋体2の開
閉と切り離されているため、うっかり蓋体2を開けたま
まにしておいても、化粧料ドラムA内は気密状態に保た
れるため化粧料の揮発分は蒸発しない。したがって、長
期にわたって安定した品質を保つことができる。
いて、化粧料ドラムAに充填されている化粧料を気密シ
ールするには、中蓋4を閉じ中枠3から突出している操
作部5cをLOCKと表示されている側へ押圧すればよ
い。こうすれは、まず、中蓋4が伏せられるのに伴って
前端のレバー4cが中枠3の切欠き部31を通過し、中
蓋4の下面のパッキン7が化粧料ドラムAのフランジa
に接触するとともに、レバー下部の水平状突出部40が
本体1の凹入受座11内に位置される。この状態が図5
(a)であり、水平状突出部40の下面は凹入受座11の
底に接しておらず、上面が凹入受座11の上面レベルよ
りも適度に浮いている。この状態で操作部5cを押圧す
ると、ガイドレバー5bが溝穴10に沿って移動するた
め、ストッパ部5aは台部1eの上面と中枠3の凹溝3
5とに摺接しながら安定的に移動する。これにより、ス
トッパ部5aはレバー4cの水平状突出部40上に到
り、これを下方に押圧する。これによりレバー4cを介
して中蓋4は下方に牽引されるためパッキン7は圧縮さ
れ、化粧料ドラムAのフランジaに密接するため、図3
(b)と図5(b)のように確実なシール状態が形成され
る。この状態では中蓋4の手掛り部4bを持ち上げよう
としても、ストッパ部5aがレバー4cの水平状突出部
40上に位置しているため中蓋4は開くことができな
い。しかも、こうした中蓋4のロック状態は蓋体2の開
閉と切り離されているため、うっかり蓋体2を開けたま
まにしておいても、化粧料ドラムA内は気密状態に保た
れるため化粧料の揮発分は蒸発しない。したがって、長
期にわたって安定した品質を保つことができる。
【0018】そして化粧料を使用するときには、操作部
5cを再びOPENの表示位置まで移動すればよい。こ
うすれば、ストッパ部5aとガイドレバー5bは後退
し、ストッパ部5aとレバー4cの水平状突出部40と
の係合が解かれてロックが解除されるため、手掛り部4
bをつまんで持ち上げることで中蓋4は開披され、露出
した化粧料を塗布具Bを使って塗布し、化粧を行うこと
ができる。本発明は鏡2bを大きな面積にすることがで
きる(蓋体2の押圧により中蓋4を押圧したり蓋内面に
パッキンを設けたりしていない)ため、化粧状態の視認
も容易であり、鏡2bをフルに使って希望するきれいな
化粧を施すことができる。また、化粧料ドラムAを取り
替えるべく保持部から取り出すときにも、切欠き部31
に指先を挿し込んでフランジaを持ち上げることができ
るため簡単に行うことができる。すなわち切欠き31を
化粧料ドラムAの交換用操作部として共用することがで
き、従来のように別途交換用のへこみや切欠きを設ける
必要がない。
5cを再びOPENの表示位置まで移動すればよい。こ
うすれば、ストッパ部5aとガイドレバー5bは後退
し、ストッパ部5aとレバー4cの水平状突出部40と
の係合が解かれてロックが解除されるため、手掛り部4
bをつまんで持ち上げることで中蓋4は開披され、露出
した化粧料を塗布具Bを使って塗布し、化粧を行うこと
ができる。本発明は鏡2bを大きな面積にすることがで
きる(蓋体2の押圧により中蓋4を押圧したり蓋内面に
パッキンを設けたりしていない)ため、化粧状態の視認
も容易であり、鏡2bをフルに使って希望するきれいな
化粧を施すことができる。また、化粧料ドラムAを取り
替えるべく保持部から取り出すときにも、切欠き部31
に指先を挿し込んでフランジaを持ち上げることができ
るため簡単に行うことができる。すなわち切欠き31を
化粧料ドラムAの交換用操作部として共用することがで
き、従来のように別途交換用のへこみや切欠きを設ける
必要がない。
【0019】第2実施例においては、操作部5cをOP
ENの表示位置まで移動すると、図7と図8(b)のよう
に操作部5cの端部が中枠3の端部を越えて凹入部1c
のフック101の上方に位置する。この状態では蓋体2
を閉じようとしてもフック201が操作部5cに当接す
るためフック201とフック101との係合が阻止され
る。したがって、中蓋4のロック忘れを確実に回避する
ことができ、常に気密が保持された安全な状態で蓋体2
を閉じることができる。
ENの表示位置まで移動すると、図7と図8(b)のよう
に操作部5cの端部が中枠3の端部を越えて凹入部1c
のフック101の上方に位置する。この状態では蓋体2
を閉じようとしてもフック201が操作部5cに当接す
るためフック201とフック101との係合が阻止され
る。したがって、中蓋4のロック忘れを確実に回避する
ことができ、常に気密が保持された安全な状態で蓋体2
を閉じることができる。
【0020】また、図9のように水平状突出部40の上
面に突条または凹溝41を設け、ストッパ部5aの上面
に凹溝または突条51を設けた場合には、ストッパ部5
aの移動時に突条または凹溝41と凹溝または突条51
がパチンと係合するため、その感触が手に伝わり、ロッ
ク状態となったことを確実に判別することができる。ま
た、ロック時にパッキン7の弾力による反力で水平状突
出部40とストッパ部5aが密接する上に、突条または
凹溝41と凹溝または突条51とが係合することにより
ストッパ部5aはみだりに動かなくなる。したがって、
操作部5cに手指が触れたり、容器全体を乱暴にゆすっ
たりしたも水平状突出部40とストッパ部5aは位置ず
れせず、確実にシールおよびロック状態を維持すること
ができる。
面に突条または凹溝41を設け、ストッパ部5aの上面
に凹溝または突条51を設けた場合には、ストッパ部5
aの移動時に突条または凹溝41と凹溝または突条51
がパチンと係合するため、その感触が手に伝わり、ロッ
ク状態となったことを確実に判別することができる。ま
た、ロック時にパッキン7の弾力による反力で水平状突
出部40とストッパ部5aが密接する上に、突条または
凹溝41と凹溝または突条51とが係合することにより
ストッパ部5aはみだりに動かなくなる。したがって、
操作部5cに手指が触れたり、容器全体を乱暴にゆすっ
たりしたも水平状突出部40とストッパ部5aは位置ず
れせず、確実にシールおよびロック状態を維持すること
ができる。
【0021】
【発明の効果】以上説明した本発明の請求項1によると
きは、蓋体2を開放したままにしても中蓋ロック用スラ
イダ5を動かさない限り化粧料ドラムAはシールされ、
したがって、確実な気密性を実現することができる。し
かも構造が簡単で、外観形状を通常のものと変わらない
シンプルなものにすることができ、また蓋体内面に視認
しやすい大きな鏡面を設けることができるというすぐれ
た効果が得られる。請求項2によれば、操作部5aがロ
ック解除時に本体前部の蓋体係止部101の上に到る長
さとしているため中蓋4がロック状態でないかぎり蓋体
2を閉じることができなくなり、従って、気密保持状態
か否かを瞬時に確認することができるとともにロック忘
れを回避することができるというすぐれた効果が得られ
る。請求項3によれば、中蓋4のシール・ロック状態を
確実に維持することができるともに、ロック完了とロッ
ク解除とを手の感触で感得することができるというすぐ
れた効果が得られる。
きは、蓋体2を開放したままにしても中蓋ロック用スラ
イダ5を動かさない限り化粧料ドラムAはシールされ、
したがって、確実な気密性を実現することができる。し
かも構造が簡単で、外観形状を通常のものと変わらない
シンプルなものにすることができ、また蓋体内面に視認
しやすい大きな鏡面を設けることができるというすぐれ
た効果が得られる。請求項2によれば、操作部5aがロ
ック解除時に本体前部の蓋体係止部101の上に到る長
さとしているため中蓋4がロック状態でないかぎり蓋体
2を閉じることができなくなり、従って、気密保持状態
か否かを瞬時に確認することができるとともにロック忘
れを回避することができるというすぐれた効果が得られ
る。請求項3によれば、中蓋4のシール・ロック状態を
確実に維持することができるともに、ロック完了とロッ
ク解除とを手の感触で感得することができるというすぐ
れた効果が得られる。
【図1】本発明による気密型コンパクト容器の第1実施
例を分解状態で示す斜視図である。
例を分解状態で示す斜視図である。
【図2】同じくその一部切欠平面図である。
【図3】(a)は図2X−X線に沿う断面図、(b)は
ロック状態の断面図である。
ロック状態の断面図である。
【図4】図2の縦断側面図である。
【図5】(a)はロック解除時のレバーとストッパ部の
関係を示す部分的断面図、(b)はロック時のレバーと
ストッパ部の関係を示す部分的断面図である。
関係を示す部分的断面図、(b)はロック時のレバーと
ストッパ部の関係を示す部分的断面図である。
【図6】本発明の第2実施例を示す部分的平面図であ
る。
る。
【図7】おなじくその部分的斜視図である。
【図8】(a)は第2実施例のロック状態の断面図、
(b)はロック解除状態の断面図である。
(b)はロック解除状態の断面図である。
【図9】本発明におけるレバーとストッパ部の他の態様
を示す部分拡大断面図である。
を示す部分拡大断面図である。
1…本体 2…蓋体 3…中枠 4…中蓋 4c…レバー 5…中蓋ロック用スライダ 5a…ストッパ部 5c…操作部 7…パッキン 30…長孔 31…切欠き 40…水平状突出部 41…突条または凹溝 51…凹溝または突条 A…化粧料ドラム a…フランジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A45D 33/00 640 A45D 33/00 645 A45D 33/00 625
Claims (3)
- 【請求項1】後部に蓋体2を枢着した本体1と、化粧料
ドラムAの嵌着用穴部を有し本体1に取り付けられる中
枠3と、前記中枠3に後部を持って起伏可能に枢着され
下部に前記化粧料ドラムAのフランジaに接触可能なパ
ッキン7を取り付けた中蓋4とを備えた形式のコンパク
ト容器において、前記中蓋4に水平状突出部40を下部
に有するレバー4cを下設するとともに、中枠3には前
記レバー4cの装脱を許す切欠き31と長孔30を近接
して設け、前記中枠3の下面側には、前記長孔30から
突出する操作部5cと前記レバー4cの水平状突出部4
0上に進出可能なストッパ部5aとを備えた中蓋ロック
用スライダ5を配したことを特徴とする気密型コンパク
ト容器。 - 【請求項2】操作部5cがロック解除時に本体前部の蓋
体係止部101の上に到る長さを有しているものを含む
請求項1に記載の気密型コンパクト容器。 - 【請求項3】水平状突出部40が上面に突条または凹溝
41を有し、これらに係脱可能な凹溝または突条51を
ストッパ部5aの上面に有しているものを含む請求項1
または請求項2のいずれかに記載の気密型コンパクト容
器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33912194A JP2909875B2 (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 気密型コンパクト容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33912194A JP2909875B2 (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 気密型コンパクト容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08182533A JPH08182533A (ja) | 1996-07-16 |
| JP2909875B2 true JP2909875B2 (ja) | 1999-06-23 |
Family
ID=18324451
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33912194A Expired - Fee Related JP2909875B2 (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 気密型コンパクト容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2909875B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008055200A (ja) * | 2007-11-13 | 2008-03-13 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
| JP2008086790A (ja) * | 2007-11-13 | 2008-04-17 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
| JP2008212747A (ja) * | 2008-06-17 | 2008-09-18 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
| JP2011255245A (ja) * | 2011-10-05 | 2011-12-22 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
| KR101366466B1 (ko) * | 2012-11-20 | 2014-02-21 | 최민철 | 이중 화장품 용기 |
| JP2014110998A (ja) * | 2013-10-30 | 2014-06-19 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
| JP2016129707A (ja) * | 2016-03-17 | 2016-07-21 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3119315U (ja) | 2005-11-16 | 2006-02-23 | 陽太郎 池田 | 木構構造用側接金物 |
-
1994
- 1994-12-28 JP JP33912194A patent/JP2909875B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3119315U (ja) | 2005-11-16 | 2006-02-23 | 陽太郎 池田 | 木構構造用側接金物 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08182533A (ja) | 1996-07-16 |
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| JPH0448745Y2 (ja) |
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