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JP2910182B2 - 車両用空気調和装置のドア駆動装置 - Google Patents
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JP2910182B2 - 車両用空気調和装置のドア駆動装置 - Google Patents

車両用空気調和装置のドア駆動装置

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JP2910182B2 JP20420090A JP20420090A JP2910182B2 JP 2910182 B2 JP2910182 B2 JP 2910182B2 JP 20420090 A JP20420090 A JP 20420090A JP 20420090 A JP20420090 A JP 20420090A JP 2910182 B2 JP2910182 B2 JP 2910182B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、車両用空気調和装置のドア駆動装置に関す
る。
[従来の技術] 従来より、車両用空気調和装置においては、車室内に
空気を吹き出す複数の吹出口を有するケーシング、吹出
口を開閉する複数の板ダンパ、およびこの板ダンパを回
転駆動する駆動装置を備えている。
この駆動装置は、板ダンパの端部を固定するシャフ
ト、このシャフトの端部に固着されるレバー、このレバ
ーを回転駆動させるアクチュエータを具備している。
そして、車両用空気調和装置においては、一般に車両
搭載上の制約から、レバーとアクチュエータとの間にリ
ンク機構を介在させることが多い。なお、レバー、アク
チュエータおよびリンク機構は、ケーシングの外側に組
み付けられている。
[発明が解決しようとする課題] ところが、従来の車両用空気調和装置においては、レ
バー、アクチュエータ、リンク機構等の駆動装置がケー
シングの外側に組み付けられているので、空気調和装置
の搭載スペースが大きくなってしまうという課題があっ
た。
本発明は、搭載スペースを縮小させることが可能な車
両用空気調和装置のドア駆動装置の提供を目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明の車両用空気調和装置のドア駆動装置は、空気
が通過する空気通路を有するケーシングと、前記空気通
路の開口度合を調節するドアと、このドアを駆動する駆
動手段とを備え、 前記駆動手段は、内部に軸方向の軸穴を有し、外周に
前記ドアが固定され、前記ケーシング内に回動自在に支
持された筒状支持軸、および前記ケーシングに固定され
る出力軸を有し、前記軸穴内に嵌め込まれて前記支持軸
に保持されたモータを具備した技術手段を採用した。
[作用] モータの出力軸が回転しようとすると、出力軸がケー
シングに固定されているので、モータ自身が出力軸の回
転方向と逆方向に回転する。このとき、モータが軸穴内
に嵌め込まれて筒状支持軸に保持されているので、この
支持軸もモータとともに回転する。このため、支持軸の
外周に固定されたドアがモータの回転方向に駆動され
る。
[発明の効果] ケーシング内に回動自在に支持されてドアを駆動する
支持軸内に、この支持軸を回動させるモータが配設され
ているので、駆動手段全体がケーシング内に収まる。こ
のため、車両用空気調和装置の搭載スペースを縮小する
ことができる。
[実施例] 本発明の車両用空気調和装置のドア駆動装置を第1図
ないし第11図に示す実施例に基づき説明する。
第1図ないし第3図は本発明の第1実施例である。第
1図および第2図は駆動装置を示し、第3図は車両用空
気調和装置のドア駆動装置を示す。
車両用空気調和装置1は、ケーシング2内に、送風機
11、エバポレータ12およびヒータコア13を収納してい
る。
送風機11は、ケーシング2内に車室内に向かう空気流
を発生させるものである。
エバポレータ12は、冷凍サイクルの一部品で、ケーシ
ング2内を通過する空気と内部を流れる冷媒とを熱交換
して空気を冷却するものである。
ヒータコア13は、エンジンの冷却用ウォータジャケッ
ト内で暖められたエンジン冷却水が内部に供給され、こ
の冷却水と通過する空気とを熱交換して空気を加熱する
ものである。また、ヒータコア13の上流側の通路上に
は、ヒータコア13を通過する空気量とヒータコア13を迂
回する空気量との割合を調整するエアミックスダンパ14
が配設されている。
さらに、ケーシング2は、ベンチレーション吹出口2
1、サイドベンチレーション吹出口22、デフロスタ吹出
口23、ヒート吹出口24、フロントヒート吹出口25、リア
ヒート吹出口26および冷風バイパス27を有する。
ベンチレーション吹出口21は、本発明の空気通路であ
って、車両乗員の上半身に向かって空気流を吹き出す。
サイドベンチレーション吹出口22は、自動車の側方窓ガ
ラス、および車両乗員の側方窓ガラス側の身体に向かっ
て空気流を吹き出す。デフロスタ吹出口23は、本発明の
空気通路であって、自動車の前方窓ガラスに空気流を吹
き出す。ヒート吹出口24は、本発明の空気通路であっ
て、フロントヒート吹出口25およびリアヒート吹出口26
に温風を導く。フロントヒート吹出口25は、車両乗員の
足元に向かって空気流を吹き出す。リアヒート吹出口26
は、自動車の後部座席に向かって空気流を吹き出す。冷
風バイパス27は、エバポレータ12から吹き出された冷風
を直接ベンチレーション吹出口21およびサイドベンチレ
ーション吹出口22に導く通路で、切替ダンパ28によって
開閉される。
ベンチレーション吹出口21、デフロスタ吹出口23およ
びヒート吹出口24は、これらに対向した状態でケーシン
グ2内を移動するフィルムダンパ3によって開口度合が
調節される。
このフィルムダンパ3は、本発明のドアであって、例
えば可撓性のポリエチレン樹脂により構成され、両端部
が駆動装置4に連結されている。また、フィルムダンパ
3の中間部は、ケーシング2に回転自在に支持された複
数の支軸31に張設され、各吹出口を選択的に開口させる
複数の開口部32を有する。
駆動装置4は、駆動シャフト5、電動モータ6、従動
シャフト41、駆動ベルト42およびアイドルシャフト43を
有する。
駆動シャフト5は、本発明の支持軸であって、第1キ
ャップ7と第2キャップ8との間に回動自在に配設され
ている。この駆動シャフト5は、ABS樹脂またはポリプ
ロピレン樹脂などの樹脂製で、内部に電動モータ6、ラ
バー53およびテンショスプリング54を収納する軸方向の
軸穴55を有する。この駆動シャフト5は、図示左回転す
るとフィルムダンパ3の一端部が巻き取られる。また、
駆動シャフト5の外周には、フィルムダンパ3の一端部
を固定する取付金具56および複数の突起57が配設されて
いる。この取付金具56は、両端部が駆動シャフト5の外
周から突設された鉤状突起58に係止することによってフ
ィルムダンパ3の一端部を駆動シャフト5の外周に押さ
え付けている。複数の突起57には、フィルムダンパ3の
一端部に形成された複数の穴33が嵌め合わされる。
ラバー53は、合成ゴム製で、電動モータ6を駆動シャ
フト5内に固定保持するとともに、電動モータ6の防
振、防音を行うものである。
テンションスプリング54の一端は、電動モータに支持
され、他端は第2キャップ8に支持されている。このテ
ンションスプリング54は、常に駆動シャフト5がフィル
ムダンパ3の引張方向に引っ張るようにフィルムダンプ
3に引張(テンション)力(例えば0.3kg〜0.4kg)を与
える。このため、フィルムダンパ3は、ケーシング2内
を移動する際に弛まない。
電動モータ6は、本発明のモータであって、直流モー
タやステッピングモータ等が使用される。この電動モー
タ6の出力軸61は、この電動モータ6と同軸的に配設さ
れた遊星歯車減速機構62の存在により所定の回転速度に
減速される。この出力軸61は、テンションスプリング54
を介して第2キャップ8に固定されている。また、電動
モータ6は、図示左側端部から突出した2つの端子63、
64を有する。
第1キャップ7は、ポリプロピレン樹脂製で、ケーシ
ング2に形成された穴29にケーシング2にワンタッチで
嵌め込まれて固定されている。この第1キャップ7は、
ケーシング2に係止する複数の止めピン70を有する。ま
た、第1キャップ7は、電動モータ6に電力を供給する
ための2つの端子71、72や円環状の接点73、74をインサ
ート成形している。接点73、74は、電動モータ6の端子
63、64に常時接続されている。
第2キャップ8は、ポリプロピレン樹脂製で、ケーシ
ング2に形成された穴29にケーシング2にワンタッチで
嵌め込まれて固定されている。この第2キャップ8は、
ケーシング2に係止する複数の止めピン80を有する。
そして、従動シャフト41は、ケーシング2に回動自在
に支持され、フィルムダンパ3の他端部を駆動シャフト
5と同様に固着している。この従動シャフト41は、図示
右回転するとフィルムダンパ3の他端部が巻き取られ
る。駆動ベルト42は、駆動シャフト5の動力を従動シャ
フト41に伝達するものである。アイドルシャフト43は、
ケーシング2に回動自在に支持され、駆動ベルト42の張
力を安定させるものである。
本実施例の駆動装置4の作動を第1図ないし第3図に
基づき説明する。
電動モータ6が通電されると、出力軸61が遊星歯車減
速機構62によって減速されてゆっくり回転する。出力軸
61が回転することによって出力軸61の外周にテンション
スプリング54が巻き付けられる。そして、テンションス
プリング54がある程度巻き付けられると、第2キャップ
8に出力軸61が固定される。なお、電動モータ6はラバ
ー53によって駆動シャフト5に固定されているので、電
動モータ6が駆動シャフト5とともにゆっくりと出力軸
61と逆回転する。このため、フィルムダンパ3の一端部
が駆動シャフト5の外周に巻き取られる。このとき、駆
動シャフト5の回転によって駆動ベルト42を介して従動
シャフト41も駆動シャフト5と同方向に回転し、フィル
ムダンパ3を駆動シャフト5方向に送り出す。
よって、吹出口に対向した状態でフィルムダンパ3が
移動する。そして、フィルムダンパ3の開口部32と所望
の吹出口とが合致したところで電動モータ6の通電を停
止することによって、所望の吹出口から車室内に向かっ
て冷風または温風が吹き出される。
このように、フィルムダンパ3を吹出口に対向した状
態でケーシング2内を移動させる駆動装置4全体がケー
シング2内に収まっているので、ケーシング2の外側に
リンク機構やアクチュエータ等が配設されない。このた
め、車両用空気調和装置1の搭載スペースを従来の空気
調和装置より縮小することができる。
第4図は本発明の第2実施例で、駆動装置を示す。
この駆動装置4は、電動モータ6と第1キャップ7と
の間に、ポテンショメータ91を組み込んだものである。
このポテンショメータ91によって電動モータ6の回転位
置を検出して、フィルムダンパ3の停止位置の精度を向
上させることできる。このため、フィルムダンパ3の開
口部32が所望の吹出口からずれて停止することがなくな
るので、吹出口から所定の風量の空気流が吹き出され
る。
なお、第1キャップ7は、ポテンショメータ91用の3
つの端子75と電力供給用の2つの端子76とをインサート
成形している。
第5図ないし第8図は本発明の第3実施例で、第5図
は駆動装置を示し、第6図は車両用空気調和装置のドア
駆動装置の要部を示す。
この駆動装置4では、第1実施例のテンションスプリ
ング54を合成ゴム製のラバー92で代用し、第2キャップ
8側にポテンショメータ93を配設している。また、駆動
装置4は、第7図および第8図に示すように、フィルム
ダンパ3の両端部にそれぞれ駆動シャフト5および電動
モータ6を配設している。
なお、第2キャップ8は、ポテンショメータ93用の3
つの端子81をインサート成形している。
また、この実施例では、エアミックスダンパとしてフ
ィルムダンパ30を使用しており、フィルムダンパ30の両
端部に駆動シャフト5を配設している。
第9図ないし第11図は本発明の4実施例で、第9図お
よび第10図は駆動装置を示し、第11図は第2キャップを
示す。
この駆動装置4は、電動モータ6および遊星歯車減速
機構62を駆動シャフト5の軸穴55の図示右側に配設して
いる。
また、出力軸61の先端部は、直接第2キャップ8にイ
ンサート成形あるいは焼き付けられた硬質ゴム部材94に
固定されている。さらに、電動モータ6の端子63、64と
第1キャップ7の接点73、74との接続には、予め捩じら
れたワイヤハーネス95、96を用いている。なお、硬質ゴ
ム部材94は、出力軸61の先端部を係止する半月状の穴97
を有する。
(変形例) 本実施例では、ドアとしてフィルムダンパを使用した
が、ドアとして板ダンパを使用しても良い。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の第1実施例を示す。第1
図は駆動装置を示す断面図、第2図は駆動装置を示す側
面図、第3図は車両用空気調和装置のドア駆動装置を示
す概略図である。 第4図は本発明の第2実施例を示し、駆動装置を示す断
面図である。 第5図ないし第8図は本発明の第3実施例を示す。第5
図は駆動装置を示す断面図、第6図は車両用空気調和装
置のドア駆動装置を示す概略図、第7図は車両用空気調
和装置のドア駆動装置の要部を示す断面図、第8図はフ
ィルムダンパを示す断面図である。 第9図ないし第11図は本発明の第4実施例を示す。第9
図は駆動装置を示す断面図、第10図は駆動装置を示す側
面図、第11図は第2キャップを示す正面図である。 図中 1……車両用空気調和装置、2……ケーシング、3……
フィルムダンパ(ドア)、4……駆動装置(駆動手
段)、5……駆動シャフト(支持軸)、6……電動モー
タ(モータ)、21……ベンチレーション吹出口(空気通
路)、23……デフロスタ吹出口(空気通路)、24……ヒ
ート吹出口(空気通路)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】空気が通過する空気通路を有するケーシン
    グと、 前記空気通路の開口度合を調節するドアと、 このドアを駆動する駆動手段と を備え、 前記駆動手段は、 内部に軸方向の軸穴を有し、外周に前記ドアが固定さ
    れ、前記ケーシング内に回動自在に支持された筒状支持
    軸、 および前記ケーシングに固定される出力軸を有し、前記
    軸穴内に嵌め込まれて前記支持軸に保持されたモータ を具備したことを特徴とする車両用空気調和装置のドア
    駆動装置。
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