JP2910896B2 - 熱転写印刷装置 - Google Patents
熱転写印刷装置Info
- Publication number
- JP2910896B2 JP2910896B2 JP19207493A JP19207493A JP2910896B2 JP 2910896 B2 JP2910896 B2 JP 2910896B2 JP 19207493 A JP19207493 A JP 19207493A JP 19207493 A JP19207493 A JP 19207493A JP 2910896 B2 JP2910896 B2 JP 2910896B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- winding
- ink ribbon
- take
- ribbon
- printing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000010023 transfer printing Methods 0.000 title claims description 11
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 150
- 238000007639 printing Methods 0.000 claims description 58
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 15
- 230000008859 change Effects 0.000 claims description 11
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 11
- 230000004044 response Effects 0.000 claims description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000006870 function Effects 0.000 description 3
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000009471 action Effects 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 2
- 238000004590 computer program Methods 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000008186 active pharmaceutical agent Substances 0.000 description 1
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 238000012840 feeding operation Methods 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 description 1
- 230000008569 process Effects 0.000 description 1
- 230000002250 progressing effect Effects 0.000 description 1
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、巻取り式のインクリボ
ンを使用した熱転写印刷装置に関し、特に、インクリボ
ンの巻取り速度を所望のレベルに適確に制御できるよう
にしたことに関するものである。
ンを使用した熱転写印刷装置に関し、特に、インクリボ
ンの巻取り速度を所望のレベルに適確に制御できるよう
にしたことに関するものである。
【0002】
【従来の技術】今日一般的に利用されている熱転写印刷
装置としては、インクリボンの巻取りリールを、回転速
度を任意に可変制御可能なモータによって駆動するもの
がある。航空券の自動出札、発券機等に使用されている
この種の熱転写印刷装置においては、例えば図1に示さ
れているように、インクリボン2は、送出しリール3か
ら、複数のガイドローラ4に案内されながら、サーマル
ヘッド5とプラテン6との間を通って巻取りリール7に
巻取られようセットされる。前記巻取りリール7は、単
位時間当たりの回転変位量、つまり、回転速度を任意に
可変制御可能なパルスモータ等の巻取り駆動モータMに
よって、無端ベルト8を介して回転駆動され、これによ
って、印刷の進行に応じて、インクリボン2を巻取るよ
うになっている。例えば巻取りリール7と同軸上に取り
付けられたフリクションクラッチCLは、通常は摩擦力
によって巻取りリール7に対して巻取り駆動モータMか
らの回転駆動力を与えるが、例えば巻取り駆動モータM
の回転開始時等に該モータMから巻取りリール7に所定
以上の過大荷重、つまり、過大な回転駆動力が与えられ
る場合、巻取りリール7に対してスリップしてこれを阻
止するよう作用し、これにより、巻取りリール7の巻取
り力を適正化させるものである。また、前記送出しリー
ル3は、巻取りリール7によるインクリボン2の巻取り
動作に追従して、または、プラテン6によるインクリボ
ン2の送り動作に追従してインクリボン2の送出しを行
うものである。
装置としては、インクリボンの巻取りリールを、回転速
度を任意に可変制御可能なモータによって駆動するもの
がある。航空券の自動出札、発券機等に使用されている
この種の熱転写印刷装置においては、例えば図1に示さ
れているように、インクリボン2は、送出しリール3か
ら、複数のガイドローラ4に案内されながら、サーマル
ヘッド5とプラテン6との間を通って巻取りリール7に
巻取られようセットされる。前記巻取りリール7は、単
位時間当たりの回転変位量、つまり、回転速度を任意に
可変制御可能なパルスモータ等の巻取り駆動モータMに
よって、無端ベルト8を介して回転駆動され、これによ
って、印刷の進行に応じて、インクリボン2を巻取るよ
うになっている。例えば巻取りリール7と同軸上に取り
付けられたフリクションクラッチCLは、通常は摩擦力
によって巻取りリール7に対して巻取り駆動モータMか
らの回転駆動力を与えるが、例えば巻取り駆動モータM
の回転開始時等に該モータMから巻取りリール7に所定
以上の過大荷重、つまり、過大な回転駆動力が与えられ
る場合、巻取りリール7に対してスリップしてこれを阻
止するよう作用し、これにより、巻取りリール7の巻取
り力を適正化させるものである。また、前記送出しリー
ル3は、巻取りリール7によるインクリボン2の巻取り
動作に追従して、または、プラテン6によるインクリボ
ン2の送り動作に追従してインクリボン2の送出しを行
うものである。
【0003】さらに詳しく説明すると、印刷すべき被印
刷シートSは、図示しない送りローラ等によって、イン
クリボン2とプラテン6との間に送り込まれる。これに
呼応して、サーマルヘッド5が、待機位置から、インク
リボン2を前記被印刷シートSに対して接触させる印刷
位置に移動し、しかる後、インクリボン2のインクを被
印刷シートSに加熱転写し、これによって、前記被印刷
シートSに対して所望の情報を印刷する。この際、プラ
テン6の矢印方向への回転によって、被印刷シートSの
前方への送りが行われるとともに、前記印刷シートSの
送りに対応したインクリボン2の送りも行われる。通
常、このプラテン6によるインクリボン2の送り速度
は、巻取り駆動モータMFの回転に従う巻取りリール7
によるインクリボン2の巻取り速度より遅く設定されて
いる。従って、サーマルヘッド5が印刷位置にある間に
おいて、巻取り駆動モータMFは予め設定された速度で
回転されるが、巻取りリール7は、フリクションクラッ
チCLのスリップ作用によって、前記プラテン6の回転
による送り量だけ、インクリボン2を巻き取ることにな
る(図1における時計回り方向)。
刷シートSは、図示しない送りローラ等によって、イン
クリボン2とプラテン6との間に送り込まれる。これに
呼応して、サーマルヘッド5が、待機位置から、インク
リボン2を前記被印刷シートSに対して接触させる印刷
位置に移動し、しかる後、インクリボン2のインクを被
印刷シートSに加熱転写し、これによって、前記被印刷
シートSに対して所望の情報を印刷する。この際、プラ
テン6の矢印方向への回転によって、被印刷シートSの
前方への送りが行われるとともに、前記印刷シートSの
送りに対応したインクリボン2の送りも行われる。通
常、このプラテン6によるインクリボン2の送り速度
は、巻取り駆動モータMFの回転に従う巻取りリール7
によるインクリボン2の巻取り速度より遅く設定されて
いる。従って、サーマルヘッド5が印刷位置にある間に
おいて、巻取り駆動モータMFは予め設定された速度で
回転されるが、巻取りリール7は、フリクションクラッ
チCLのスリップ作用によって、前記プラテン6の回転
による送り量だけ、インクリボン2を巻き取ることにな
る(図1における時計回り方向)。
【0004】前記被印刷シートSに対する印刷が終了す
ると、サーマルヘッド5がインクリボン2から離隔する
当初の待機位置に退却し、それまで前記予め設定された
速度で回転していた巻取り駆動モータMが停止され、こ
れにより、前記巻取りリール7によるインクリボン2の
巻取り動作も停止されることになる。なお、印刷終了時
においては、サーマルヘッド5の待機位置への退却に伴
い、それまでサーマルヘッド5によって押されていたイ
ンクリボン2には、かなりのたるみが生じることにな
る。
ると、サーマルヘッド5がインクリボン2から離隔する
当初の待機位置に退却し、それまで前記予め設定された
速度で回転していた巻取り駆動モータMが停止され、こ
れにより、前記巻取りリール7によるインクリボン2の
巻取り動作も停止されることになる。なお、印刷終了時
においては、サーマルヘッド5の待機位置への退却に伴
い、それまでサーマルヘッド5によって押されていたイ
ンクリボン2には、かなりのたるみが生じることにな
る。
【0005】また、従来においては、被印刷シートSに
対する印刷が終了するのと同時に、それまで回転してい
たモータMの回転が直ちに停止させられ、巻取りリール
7によるインクリボン2の巻取り動作動作が直ちに停止
させられるようになっている。このようにして印刷終了
時にインクリボン2の巻取り動作が瞬時に停止させられ
ることにより、インクリボン2には、サーマルヘッド5
の退却によって発生したたるみが解消されないまま残留
する。しかも、巻取りリール7に追従して回転する送出
しリール3は、特にその直径が大きいものである場合、
巻取りリール7による巻取り動作が停止した後であって
も、自己の慣性力によって少なからず回転し続ける。こ
うして、前述したサーマルヘッド5の退却に伴って発生
したインクリボン2のたるみに、送出しリール3の慣性
力による回転によって発生するたるみが加わる結果、イ
ンクリボン2には、プラテン6の周囲面に接する程度の
大きなたるみが生じることになる。このようにたるんだ
インクリボン2は、静電気等の作用によってプラテン6
に付着したまま離れなくなることがある。この付着状態
のまま次の被印刷シートSのために上述したような印刷
動作を行うと、インクリボン2が、被印刷シートSの前
進に伴って回転するプラテン6の周囲に複雑に絡まった
り、損傷するなどの各種トラブルが発生する。
対する印刷が終了するのと同時に、それまで回転してい
たモータMの回転が直ちに停止させられ、巻取りリール
7によるインクリボン2の巻取り動作動作が直ちに停止
させられるようになっている。このようにして印刷終了
時にインクリボン2の巻取り動作が瞬時に停止させられ
ることにより、インクリボン2には、サーマルヘッド5
の退却によって発生したたるみが解消されないまま残留
する。しかも、巻取りリール7に追従して回転する送出
しリール3は、特にその直径が大きいものである場合、
巻取りリール7による巻取り動作が停止した後であって
も、自己の慣性力によって少なからず回転し続ける。こ
うして、前述したサーマルヘッド5の退却に伴って発生
したインクリボン2のたるみに、送出しリール3の慣性
力による回転によって発生するたるみが加わる結果、イ
ンクリボン2には、プラテン6の周囲面に接する程度の
大きなたるみが生じることになる。このようにたるんだ
インクリボン2は、静電気等の作用によってプラテン6
に付着したまま離れなくなることがある。この付着状態
のまま次の被印刷シートSのために上述したような印刷
動作を行うと、インクリボン2が、被印刷シートSの前
進に伴って回転するプラテン6の周囲に複雑に絡まった
り、損傷するなどの各種トラブルが発生する。
【0006】そこで、このようにして発生する印刷終了
時におけるインクリボン2のたるみを解消し、且つ、防
止する1つの方法として、印刷終了後の所定時間にわた
って、前記巻取り駆動モータMをいったん減速回転して
停止させることによって、巻取りリール7が減速状態で
追加的な巻取り動作を行うようにする方法が、この出願
人によって提案されている。つまり、この提案による
と、前記追加的な巻取り動作によって、サーマルヘッド
5の退却に伴って発生したインクリボン2のたるみが解
消され、また、この追加的な巻取り動作が減速状態で行
われ、しかる後に停止することによって、送出しリール
3の慣性力によって発生するたるみが効果的に防止され
ることになる。
時におけるインクリボン2のたるみを解消し、且つ、防
止する1つの方法として、印刷終了後の所定時間にわた
って、前記巻取り駆動モータMをいったん減速回転して
停止させることによって、巻取りリール7が減速状態で
追加的な巻取り動作を行うようにする方法が、この出願
人によって提案されている。つまり、この提案による
と、前記追加的な巻取り動作によって、サーマルヘッド
5の退却に伴って発生したインクリボン2のたるみが解
消され、また、この追加的な巻取り動作が減速状態で行
われ、しかる後に停止することによって、送出しリール
3の慣性力によって発生するたるみが効果的に防止され
ることになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の熱
転写印刷装置においては、常に印刷シートSに対してイ
ンクリボン2の新たな部分のインクが転写されるよう、
すなわち、異なる印字箇所に対して同一の部分のインク
が重複して転写される結果インクの転写濃度が薄くなる
ことがないよう、リボン巻取り速度(実際にインクリボ
ン2がその長手方向に巻き取られる速度であって、実際
のリボン巻取り量に比例する)を印刷速度より速くする
必要がある。そこで、従来にあっては、前記巻取り駆動
モータMの回転速度は、前記巻取りリール7におけるイ
ンクリボン2の巻取り半径が最小であるときにおいてリ
ボン巻取り速度が印刷速度より数パーセント速くなるよ
うな一定の回転速度に予め設定されている。こうして、
前記巻取り駆動モータMは、1つのインクリボン2の使
い始め(巻取り始端)から使い終り(巻取り終端)まで
終始一貫して、前記一定の回転速度で回転させられるよ
うになっている。
転写印刷装置においては、常に印刷シートSに対してイ
ンクリボン2の新たな部分のインクが転写されるよう、
すなわち、異なる印字箇所に対して同一の部分のインク
が重複して転写される結果インクの転写濃度が薄くなる
ことがないよう、リボン巻取り速度(実際にインクリボ
ン2がその長手方向に巻き取られる速度であって、実際
のリボン巻取り量に比例する)を印刷速度より速くする
必要がある。そこで、従来にあっては、前記巻取り駆動
モータMの回転速度は、前記巻取りリール7におけるイ
ンクリボン2の巻取り半径が最小であるときにおいてリ
ボン巻取り速度が印刷速度より数パーセント速くなるよ
うな一定の回転速度に予め設定されている。こうして、
前記巻取り駆動モータMは、1つのインクリボン2の使
い始め(巻取り始端)から使い終り(巻取り終端)まで
終始一貫して、前記一定の回転速度で回転させられるよ
うになっている。
【0008】しかし、このように終始一貫して前記一定
の回転速度で巻取り駆動モータMが回転するようにした
場合には、印刷の進行に伴って前記インクリボン2の巻
取り半径が大きくなるのに従って、リボン巻取り速度が
速くなることになる。つまり、原則的には、巻取り駆動
モータMの回転速度×巻取り半径がリボン巻取り速度に
相当するので、巻取り駆動モータMの回転速度が一定で
ある場合には、巻取りが進行して巻取り半径が大きくな
るのにつれてリボン巻取り速度も速くなるわけである。
かくして、前記インクリボン2をその終端まで使い終わ
る頃には、巻取り半径が最小時の数倍に増加し、従っ
て、リボン巻取り速度が印刷速度より極端に速くなって
しまう。これは、インクリボン2の大きな使用ロス(無
駄使い)を招くことになる。
の回転速度で巻取り駆動モータMが回転するようにした
場合には、印刷の進行に伴って前記インクリボン2の巻
取り半径が大きくなるのに従って、リボン巻取り速度が
速くなることになる。つまり、原則的には、巻取り駆動
モータMの回転速度×巻取り半径がリボン巻取り速度に
相当するので、巻取り駆動モータMの回転速度が一定で
ある場合には、巻取りが進行して巻取り半径が大きくな
るのにつれてリボン巻取り速度も速くなるわけである。
かくして、前記インクリボン2をその終端まで使い終わ
る頃には、巻取り半径が最小時の数倍に増加し、従っ
て、リボン巻取り速度が印刷速度より極端に速くなって
しまう。これは、インクリボン2の大きな使用ロス(無
駄使い)を招くことになる。
【0009】特に、このようにリボン巻取り速度が極端
に速い状態で、上述したこの出願人の提案のようにイン
クリボン2のたるみを解消、防止するために印刷終了後
に追加的な巻取り動作を行う場合、追加的に巻き取られ
ることになるインクリボン2の量が必要以上に多くな
る。これは、インクリボン2の大きな使用ロスとなる。
また、リボン巻取り速度が極端に速くなると、フリクシ
ョンクラッチCLが前述のようにスリップする条件が変
化し、その結果、巻取りリールの巻取り力を安定的に適
正化する機能が大幅に阻害されることにもなる。
に速い状態で、上述したこの出願人の提案のようにイン
クリボン2のたるみを解消、防止するために印刷終了後
に追加的な巻取り動作を行う場合、追加的に巻き取られ
ることになるインクリボン2の量が必要以上に多くな
る。これは、インクリボン2の大きな使用ロスとなる。
また、リボン巻取り速度が極端に速くなると、フリクシ
ョンクラッチCLが前述のようにスリップする条件が変
化し、その結果、巻取りリールの巻取り力を安定的に適
正化する機能が大幅に阻害されることにもなる。
【0010】この発明は上述の点に鑑みてなされたもの
で、インクリボンの巻取り速度を所望のレベルに適確に
制御できるようにした熱転写印刷装置を提供しようとす
るものである。
で、インクリボンの巻取り速度を所望のレベルに適確に
制御できるようにした熱転写印刷装置を提供しようとす
るものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明に係る熱転写印刷装置は、リボン送出し手
段(3)からリボン巻取り手段(7)に巻き取られるよ
うになったインクリボン(2)と、該インクリボン
(2)によって被印刷シート(S)に対して所望の情報
を印刷する印刷ヘッド(5)と、印刷ヘッド(5)によ
る印刷の進行に応じてインクリボン(2)の巻取りを行
うため、巻取り手段(7)を回転駆動する巻取り駆動モ
ータ(M)とを備え、印刷終了時にインクリボン(2)
のたるみを解消するために、巻取り手段(7)による追
加的な巻取りを行う熱転写印刷装置であって、巻取り手
段(7)におけるインクリボン(2)の巻取り進行度を
順次検出する巻取り進行検出手段(10、12、13、
S1、S2、S3、S4、18、20)と、検出手段
(10、12、13、S1、S2、S3、S4、18、
20)によって検出された巻取り進行度の変化に応じ
て、巻取り駆動モータ(M)の回転速度を変更制御する
モータ制御手段(14、16)とを具備し、検出手段
(S1、S2、S3、S4)が、巻取り手段(7)の半
径延長線(R)に沿う所定の間隔で設けられた複数の光
センサ(S1、S2、S3、S4)からなり、該複数の
光センサ(S1、S2、S3、S4)の出力信号に基づ
いて、巻取り手段(7)におけるインクリボン(2)の
巻取り半径の変化を検出するものであることを特徴とす
る。
め、この発明に係る熱転写印刷装置は、リボン送出し手
段(3)からリボン巻取り手段(7)に巻き取られるよ
うになったインクリボン(2)と、該インクリボン
(2)によって被印刷シート(S)に対して所望の情報
を印刷する印刷ヘッド(5)と、印刷ヘッド(5)によ
る印刷の進行に応じてインクリボン(2)の巻取りを行
うため、巻取り手段(7)を回転駆動する巻取り駆動モ
ータ(M)とを備え、印刷終了時にインクリボン(2)
のたるみを解消するために、巻取り手段(7)による追
加的な巻取りを行う熱転写印刷装置であって、巻取り手
段(7)におけるインクリボン(2)の巻取り進行度を
順次検出する巻取り進行検出手段(10、12、13、
S1、S2、S3、S4、18、20)と、検出手段
(10、12、13、S1、S2、S3、S4、18、
20)によって検出された巻取り進行度の変化に応じ
て、巻取り駆動モータ(M)の回転速度を変更制御する
モータ制御手段(14、16)とを具備し、検出手段
(S1、S2、S3、S4)が、巻取り手段(7)の半
径延長線(R)に沿う所定の間隔で設けられた複数の光
センサ(S1、S2、S3、S4)からなり、該複数の
光センサ(S1、S2、S3、S4)の出力信号に基づ
いて、巻取り手段(7)におけるインクリボン(2)の
巻取り半径の変化を検出するものであることを特徴とす
る。
【0012】
【作用】巻取り進行検出手段(10、12、13、S
1、S2、S3、S4、18、20)は、リボン巻取り
手段(7)におけるインクリボン(2)の巻取り進行度
を順次検出する。モータ制御手段(14、16)は、前
記検出手段(10、12、13、S1、S2、S3、S
4、18、20)によって検出された巻取り進行度の変
化に応じて、前記巻取り手段(7)を回転駆動する巻取
り駆動モータ(M)の回転速度を変更制御する。つま
り、モータ制御手段(14、16)は、例えば、巻取り
進行度が最小のときには、巻取り駆動モータ(M)の回
転速度を最高にし、以後、巻取り進行度が大きくなるの
につれて、巻取り駆動モータ(M)の回転速度を順次低
くする制御を行う。
1、S2、S3、S4、18、20)は、リボン巻取り
手段(7)におけるインクリボン(2)の巻取り進行度
を順次検出する。モータ制御手段(14、16)は、前
記検出手段(10、12、13、S1、S2、S3、S
4、18、20)によって検出された巻取り進行度の変
化に応じて、前記巻取り手段(7)を回転駆動する巻取
り駆動モータ(M)の回転速度を変更制御する。つま
り、モータ制御手段(14、16)は、例えば、巻取り
進行度が最小のときには、巻取り駆動モータ(M)の回
転速度を最高にし、以後、巻取り進行度が大きくなるの
につれて、巻取り駆動モータ(M)の回転速度を順次低
くする制御を行う。
【0013】このような制御により、インクリボン
(2)の巻取り始めから終りまで終始一貫して、リボン
巻取り速度を、例えば印刷速度より数パーセント速い所
望のレベルに略一定化することができる。特に、巻取り
進行度が最大値、すなわち、最大巻取り半径近くになっ
た時においても、リボン巻取り速度は、最小巻取り半径
時と同一の速度のままに維持されることになる。故に、
特に、被印刷シート(S)の印刷終了時にインクリボン
(2)のたるみを解消するために、前記巻取り手段
(7)による追加的な巻取りを行う場合、追加的に巻き
取られるインクリボン(2)の量を必要最少限に抑える
ことができる。その結果、インクリボン(2)の使用ロ
スを最少限にすることができる。
(2)の巻取り始めから終りまで終始一貫して、リボン
巻取り速度を、例えば印刷速度より数パーセント速い所
望のレベルに略一定化することができる。特に、巻取り
進行度が最大値、すなわち、最大巻取り半径近くになっ
た時においても、リボン巻取り速度は、最小巻取り半径
時と同一の速度のままに維持されることになる。故に、
特に、被印刷シート(S)の印刷終了時にインクリボン
(2)のたるみを解消するために、前記巻取り手段
(7)による追加的な巻取りを行う場合、追加的に巻き
取られるインクリボン(2)の量を必要最少限に抑える
ことができる。その結果、インクリボン(2)の使用ロ
スを最少限にすることができる。
【0014】
【0015】そして、巻取り進行検出手段(S1、S
2、S3、S4、18、20)は、リボン巻取り手段
(7)の半径延長線(R)に沿う所定の間隔で設けられ
た例えば透光タイプまたは反射タイプの複数の光センサ
(S1、S2、S3、S4)からなるものである。この
場合、複数の光センサ(S1、S2、S3、S4)の出
力信号に基づいて、リボン巻取り手段(7)におけるイ
ンクリボン(2)によるの巻取り径の変化を巻取り進行
度として検出する。さらに、印刷終了時にリボン巻取り
手段(7)で追加的な巻取りを行い、印刷中のインクリ
ボン(2)のたるみを解消するときに、巻き取るインク
リボン(2)の量をインクリボン(2)の巻取り径に応
じて巻取るようにして、必要最少限に抑える。
2、S3、S4、18、20)は、リボン巻取り手段
(7)の半径延長線(R)に沿う所定の間隔で設けられ
た例えば透光タイプまたは反射タイプの複数の光センサ
(S1、S2、S3、S4)からなるものである。この
場合、複数の光センサ(S1、S2、S3、S4)の出
力信号に基づいて、リボン巻取り手段(7)におけるイ
ンクリボン(2)によるの巻取り径の変化を巻取り進行
度として検出する。さらに、印刷終了時にリボン巻取り
手段(7)で追加的な巻取りを行い、印刷中のインクリ
ボン(2)のたるみを解消するときに、巻き取るインク
リボン(2)の量をインクリボン(2)の巻取り径に応
じて巻取るようにして、必要最少限に抑える。
【0016】
【実施例】以下、添付図面を参照してこの発明を詳述す
る。図1は、この発明の一実施例に係る熱転写印刷装置
の一構成例を示す正面図である。上述と同様に、先ず、
インクリボン2は、複数のガイドローラ4を介して、送
出しリール3からサーマルヘッド5とプラテン6との間
を通って、巻取りリール7に巻き取られるようセットさ
れる。図1における実線は、巻取りリール7によるイン
クリボン2の巻取りが未だ実質的に進行していない状態
を示している。従って、この状態において、巻取りリー
ル7における巻取り半径は最小である。また、この図示
例において、サーマルヘッド5は、インクリボン2から
所定距離離隔した待機位置にある。
る。図1は、この発明の一実施例に係る熱転写印刷装置
の一構成例を示す正面図である。上述と同様に、先ず、
インクリボン2は、複数のガイドローラ4を介して、送
出しリール3からサーマルヘッド5とプラテン6との間
を通って、巻取りリール7に巻き取られるようセットさ
れる。図1における実線は、巻取りリール7によるイン
クリボン2の巻取りが未だ実質的に進行していない状態
を示している。従って、この状態において、巻取りリー
ル7における巻取り半径は最小である。また、この図示
例において、サーマルヘッド5は、インクリボン2から
所定距離離隔した待機位置にある。
【0017】紙等の被印刷シートSは、矢印方向に、イ
ンクリボン2とプラテン6との間に送り込まれる。この
ような被印刷シートSの送り込みが検出されると、サー
マルヘッド5が、待機位置から、インクリボン2を被印
刷シートSに接触させる印刷位置に移動する。こうし
て、サーマルヘッド5は、そのドットマトリクスが選択
的に駆動されることによって、インクリボン2のインク
を被印刷シートSに加熱転写し、該被印刷シートSに対
して所望の情報を印刷する。印刷の進行に応じて、プラ
テン6が矢印方向に回転し、この回転によって、被印刷
シートSが前方に送られるとともに、該印刷シートSを
介して、前記印刷シートSの送りに対応したインクリボ
ン2の送りも行われる。通常、このプラテン6によるイ
ンクリボン2の送り速度は、巻取り駆動モータMによる
インクリボン2の巻取り速度より遅く設定されている。
ンクリボン2とプラテン6との間に送り込まれる。この
ような被印刷シートSの送り込みが検出されると、サー
マルヘッド5が、待機位置から、インクリボン2を被印
刷シートSに接触させる印刷位置に移動する。こうし
て、サーマルヘッド5は、そのドットマトリクスが選択
的に駆動されることによって、インクリボン2のインク
を被印刷シートSに加熱転写し、該被印刷シートSに対
して所望の情報を印刷する。印刷の進行に応じて、プラ
テン6が矢印方向に回転し、この回転によって、被印刷
シートSが前方に送られるとともに、該印刷シートSを
介して、前記印刷シートSの送りに対応したインクリボ
ン2の送りも行われる。通常、このプラテン6によるイ
ンクリボン2の送り速度は、巻取り駆動モータMによる
インクリボン2の巻取り速度より遅く設定されている。
【0018】従って、サーマルヘッド5が印刷位置にあ
る間においては、巻取り駆動モータMは予め設定された
速度で回転されるが、巻取りリール7は、フリクション
クラッチCLのスリップ作用によって、前記プラテン6
の回転による送り量だけ、インクリボン2を巻き取るこ
とになる(図1における時計回り方向)。インクリボン
2が巻取りリール7側に送られる。巻取り駆動モータM
によって、巻取りリール7が、無端ベルト8を介して回
転駆動されてインクリボン2を巻き取る。例えば巻取り
リール7と同軸上に取り付けられたフリクションクラッ
チCLは、通常は摩擦力によって巻取りリール7に巻取
り駆動モータMからの回転駆動力を与えるが、例えば巻
取り駆動モータMの回転開始時などにおいて該モータM
から過大な回転駆動力が加えられるとき、または、前述
のようにサーマルヘッド5が印刷位置にあるとき、巻取
りリール7に対してスリップし、これにより、前記巻取
りリール7による巻取り力を適正化する機能を有する。
る間においては、巻取り駆動モータMは予め設定された
速度で回転されるが、巻取りリール7は、フリクション
クラッチCLのスリップ作用によって、前記プラテン6
の回転による送り量だけ、インクリボン2を巻き取るこ
とになる(図1における時計回り方向)。インクリボン
2が巻取りリール7側に送られる。巻取り駆動モータM
によって、巻取りリール7が、無端ベルト8を介して回
転駆動されてインクリボン2を巻き取る。例えば巻取り
リール7と同軸上に取り付けられたフリクションクラッ
チCLは、通常は摩擦力によって巻取りリール7に巻取
り駆動モータMからの回転駆動力を与えるが、例えば巻
取り駆動モータMの回転開始時などにおいて該モータM
から過大な回転駆動力が加えられるとき、または、前述
のようにサーマルヘッド5が印刷位置にあるとき、巻取
りリール7に対してスリップし、これにより、前記巻取
りリール7による巻取り力を適正化する機能を有する。
【0019】前記被印刷シートSに対する印刷が終了す
ると、サーマルヘッド5が当初の待機位置に退却し、印
刷済みの被印刷シートSが、装置外に排出される。この
際、前記サーマルヘッド5の待機位置への退却に伴い、
それまでサーマルヘッド5に押されていたインクリボン
2には、かなりのたるみが生じることになる。そこで、
この実施例では、このように印刷終了時に生じたインク
リボン2のたるみを解消するために、例えばコンピュー
タプログラムによって、巻取り駆動モータMが印刷終了
後の所定時間にわたって、それまでの回転速度より低速
で減速回転してから停止するような制御が行われる。こ
れにより、巻取りリール7が減速状態で追加的な巻取り
を行った後に停止するようになっている。また、この追
加的な巻取りは減速状態で行われるので、前記追加的な
巻取りを行った後において、巻取りリール7は、送出し
リール3に大きな慣性力を発生することなく、比較的ゆ
っくりと停止することができる。従って、送出しリール
3の慣性力によるインクリボン2の新たなたるみの発生
が防止される。このようにして、印刷後において、イン
クリボン2を確実にたるみの無い状態にすることがで
き、次の被印刷シートSに対する印刷動作を支障なく行
うことができる。なお、前記追加的な巻取りは、巻取り
駆動モータMを複数段階でまたはリニアに徐々に減速し
ながら回転することによって行うのが最も好ましい。
ると、サーマルヘッド5が当初の待機位置に退却し、印
刷済みの被印刷シートSが、装置外に排出される。この
際、前記サーマルヘッド5の待機位置への退却に伴い、
それまでサーマルヘッド5に押されていたインクリボン
2には、かなりのたるみが生じることになる。そこで、
この実施例では、このように印刷終了時に生じたインク
リボン2のたるみを解消するために、例えばコンピュー
タプログラムによって、巻取り駆動モータMが印刷終了
後の所定時間にわたって、それまでの回転速度より低速
で減速回転してから停止するような制御が行われる。こ
れにより、巻取りリール7が減速状態で追加的な巻取り
を行った後に停止するようになっている。また、この追
加的な巻取りは減速状態で行われるので、前記追加的な
巻取りを行った後において、巻取りリール7は、送出し
リール3に大きな慣性力を発生することなく、比較的ゆ
っくりと停止することができる。従って、送出しリール
3の慣性力によるインクリボン2の新たなたるみの発生
が防止される。このようにして、印刷後において、イン
クリボン2を確実にたるみの無い状態にすることがで
き、次の被印刷シートSに対する印刷動作を支障なく行
うことができる。なお、前記追加的な巻取りは、巻取り
駆動モータMを複数段階でまたはリニアに徐々に減速し
ながら回転することによって行うのが最も好ましい。
【0020】さらに、最も重要な特徴として、この実施
例は、インクリボン2を無駄なく最も有効に使用できる
よう構成されている。すなわち、この実施例では、イン
クリボン2の巻取り進行度の変化に応じて巻取り駆動モ
ータMの回転速度を変更制御し、このことによって、各
インクリボン2の使い開め(巻取り始端)から使い終り
(巻取り終端)までの全期間にわたり一貫して、インク
リボン2の実際的な巻取り速度が印刷速度より数パーセ
ントだけ速くなるようにしている。この目的を達成する
ための新規の構成として、この実施例では、巻取りリー
ル7の外周部に隣接した箇所に、好ましくは赤外線測定
ビームまたはレーザ測定ビームを利用した既知の距離セ
ンサ10が設けられている。
例は、インクリボン2を無駄なく最も有効に使用できる
よう構成されている。すなわち、この実施例では、イン
クリボン2の巻取り進行度の変化に応じて巻取り駆動モ
ータMの回転速度を変更制御し、このことによって、各
インクリボン2の使い開め(巻取り始端)から使い終り
(巻取り終端)までの全期間にわたり一貫して、インク
リボン2の実際的な巻取り速度が印刷速度より数パーセ
ントだけ速くなるようにしている。この目的を達成する
ための新規の構成として、この実施例では、巻取りリー
ル7の外周部に隣接した箇所に、好ましくは赤外線測定
ビームまたはレーザ測定ビームを利用した既知の距離セ
ンサ10が設けられている。
【0021】すなわち、この場合、距離センサ10から
巻取りリール7に向けて半径方向に発射された測定ビー
ムが、巻取りリール7上に巻取られたインクリボン2の
表面によって反射して前記センサ10に帰還するまでの
測定ビーム往復時間が測定され、この測定時間に基づい
て、距離センサ10から前記巻取りリール7上のインク
リボン2までの距離(以下、便宜的にセンサリボン距離
という)が検出される。そして、このようにして検出さ
れたセンサリボン距離から、現在の巻取り半径が検出さ
れるようになっている。このようなセンサリボン距離お
よび巻取り半径の検出動作は、こうして、後で図2を参
照して説明するように、巻取り半径における順次の変化
に対応して、駆動モータMの回転速度、故に、巻取りリ
ール7によるリボン巻取り速度(従って、これに比例す
るリボン巻取り量)を所望のレベルに適確に制御するこ
とができるようになっている。
巻取りリール7に向けて半径方向に発射された測定ビー
ムが、巻取りリール7上に巻取られたインクリボン2の
表面によって反射して前記センサ10に帰還するまでの
測定ビーム往復時間が測定され、この測定時間に基づい
て、距離センサ10から前記巻取りリール7上のインク
リボン2までの距離(以下、便宜的にセンサリボン距離
という)が検出される。そして、このようにして検出さ
れたセンサリボン距離から、現在の巻取り半径が検出さ
れるようになっている。このようなセンサリボン距離お
よび巻取り半径の検出動作は、こうして、後で図2を参
照して説明するように、巻取り半径における順次の変化
に対応して、駆動モータMの回転速度、故に、巻取りリ
ール7によるリボン巻取り速度(従って、これに比例す
るリボン巻取り量)を所望のレベルに適確に制御するこ
とができるようになっている。
【0022】図2は、図1の実施例において、上述した
ようにリボン巻取り速度を所望のレベルに制御するため
の主要な構成を例示するブロック図である。被印刷シー
トSに対する印刷が開始され、巻取りリール7によるイ
ンクリボン2の巻取り動作が開始されると、距離センサ
10が始動し、該距離センサ10の出力信号が時々刻々
に距離検出回路12に与えられる。距離検出回路12で
は、この出力信号DSに基づいて、センサリボン距離を
検出する。巻取り半径検出回路13は、このようにして
検出されたセンサリボン距離と所定の基準センサリボン
距離とを減算するなどにより、巻取りリール7における
巻取り半径を検出する。こうして、モータ回転速度決定
回路14では、前記検出された巻取り半径に基づいて、
巻取りリール7によるリボン巻取り速度が印刷速度より
数パーセント速くなるような、巻取り駆動モータMの回
転速度を決定する。なお、このような回転速度の決定
は、既知のように、例えば、予めメモリに格納されたテ
ーブルを参照して実行してもよいし、または、所定の基
準データを利用する演算によって実行してもよい。
ようにリボン巻取り速度を所望のレベルに制御するため
の主要な構成を例示するブロック図である。被印刷シー
トSに対する印刷が開始され、巻取りリール7によるイ
ンクリボン2の巻取り動作が開始されると、距離センサ
10が始動し、該距離センサ10の出力信号が時々刻々
に距離検出回路12に与えられる。距離検出回路12で
は、この出力信号DSに基づいて、センサリボン距離を
検出する。巻取り半径検出回路13は、このようにして
検出されたセンサリボン距離と所定の基準センサリボン
距離とを減算するなどにより、巻取りリール7における
巻取り半径を検出する。こうして、モータ回転速度決定
回路14では、前記検出された巻取り半径に基づいて、
巻取りリール7によるリボン巻取り速度が印刷速度より
数パーセント速くなるような、巻取り駆動モータMの回
転速度を決定する。なお、このような回転速度の決定
は、既知のように、例えば、予めメモリに格納されたテ
ーブルを参照して実行してもよいし、または、所定の基
準データを利用する演算によって実行してもよい。
【0023】このようにして、前記決定された回転速度
を指示する回転速度指示信号MVは、モータ駆動制御回
路16に与えられる。モータ駆動制御回路16では、巻
取り駆動モータMがこの回転速度指示信号MVに従う速
度で回転するよう、前記モータMを駆動制御する。以上
のような動作は、インクリボン2の巻取りが行われてい
る間、連続的に繰り返し行われる。これにより、リボン
巻取り速度が常に印刷速度より数パーセント速くなるよ
う、図4の(a)に示すように、巻取り半径が最小(巻
取り始端)の時に巻取り駆動モータMの回転速度が最高
で、以後、巻取り半径が大きくなるのに従って駆動モー
タMの回転速度が低下するような制御が行われる。その
結果、例えば図1における二点鎖線によって示すように
巻取り半径が最大巻取り半径近くになった時において
も、リボン巻取り速度は、最小巻取り半径時と同一速度
のままに維持されることになる。これにより、終始一貫
して、インクリボン2を最も効率的に使用することがで
きる。
を指示する回転速度指示信号MVは、モータ駆動制御回
路16に与えられる。モータ駆動制御回路16では、巻
取り駆動モータMがこの回転速度指示信号MVに従う速
度で回転するよう、前記モータMを駆動制御する。以上
のような動作は、インクリボン2の巻取りが行われてい
る間、連続的に繰り返し行われる。これにより、リボン
巻取り速度が常に印刷速度より数パーセント速くなるよ
う、図4の(a)に示すように、巻取り半径が最小(巻
取り始端)の時に巻取り駆動モータMの回転速度が最高
で、以後、巻取り半径が大きくなるのに従って駆動モー
タMの回転速度が低下するような制御が行われる。その
結果、例えば図1における二点鎖線によって示すように
巻取り半径が最大巻取り半径近くになった時において
も、リボン巻取り速度は、最小巻取り半径時と同一速度
のままに維持されることになる。これにより、終始一貫
して、インクリボン2を最も効率的に使用することがで
きる。
【0024】特に、前述のように被印刷シートSの印刷
終了時にインクリボン2のたるみを解消するために、巻
取りリール7による追加的な巻取りを行う場合、追加的
に巻き取られるインクリボン2の量を必要最少限に抑え
ることができる。また、リボン巻取り速度が一定である
ため、フリクションクラッチCLのスリップ条件も変化
せず、従って、巻取りリール7の巻取り力を適正化する
ことができる。
終了時にインクリボン2のたるみを解消するために、巻
取りリール7による追加的な巻取りを行う場合、追加的
に巻き取られるインクリボン2の量を必要最少限に抑え
ることができる。また、リボン巻取り速度が一定である
ため、フリクションクラッチCLのスリップ条件も変化
せず、従って、巻取りリール7の巻取り力を適正化する
ことができる。
【0025】図3はこの発明の第2の実施例を示すもの
であり、ここでは、この実施例の特徴部分のみを抽出し
て示す。図1および図2に示した第1の実施例が距離セ
ンサ10を使用して巻取り半径を時々刻々検出できるよ
うにしたのに対して、図3の実施例では、発光素子P1
および受光素子P2を巻取りリール7の接線に平行な方
向に対向させた複数(図示例では4つ)の光センサS1
〜S4を、巻取りリール7の半径延長線R上に沿って所
定の間隔で設け、これによって、巻取りリール7におけ
る巻取り進行度、つまり、巻取り半径を段階的に検出で
きるようにしている。
であり、ここでは、この実施例の特徴部分のみを抽出し
て示す。図1および図2に示した第1の実施例が距離セ
ンサ10を使用して巻取り半径を時々刻々検出できるよ
うにしたのに対して、図3の実施例では、発光素子P1
および受光素子P2を巻取りリール7の接線に平行な方
向に対向させた複数(図示例では4つ)の光センサS1
〜S4を、巻取りリール7の半径延長線R上に沿って所
定の間隔で設け、これによって、巻取りリール7におけ
る巻取り進行度、つまり、巻取り半径を段階的に検出で
きるようにしている。
【0026】より詳しくは、巻取りリール7における巻
取りが実質的に進行しておらず巻取り半径が最小値近辺
であるときには、図4の(b)に示すように、複数の光
センサS1〜S4のすべては、受光素子P1からの光ビ
ームを受光素子P2で受光するようになっている。以
後、巻取り半径が大きくなるのにつれて、順次、S1→
S2→S3→S4の順で、それぞれの光センサが、受光
素子P1からの光ビームがインクリボン2によって遮光
される状態になり、その旨を示す信号を出力する。
取りが実質的に進行しておらず巻取り半径が最小値近辺
であるときには、図4の(b)に示すように、複数の光
センサS1〜S4のすべては、受光素子P1からの光ビ
ームを受光素子P2で受光するようになっている。以
後、巻取り半径が大きくなるのにつれて、順次、S1→
S2→S3→S4の順で、それぞれの光センサが、受光
素子P1からの光ビームがインクリボン2によって遮光
される状態になり、その旨を示す信号を出力する。
【0027】センサ状態検出回路18では、光センサS
1〜S4からの出力に基づいて、これら光センサS1〜
S4の受光状態または遮光状態を検出する。巻取り半径
検出回路20は、予めメモリに格納されている基準デー
タに基づいて、遮光状態にある光センサS1〜S4を認
識することによって、現在におけるおよその巻取り半径
を検出する。こうして、上述した第1の実施例のものと
同様なモータ回転速度決定回路14では、前記検出され
た巻取り半径に基づいて、巻取りリール7によるリボン
巻取り速度が印刷速度より数パーセント速くなるよう
な、巻取り駆動モータMの回転速度を決定する。なお、
このような回転速度の決定は、前述と同様に、予めメモ
リに格納されたテーブルを参照して実行してもよいし、
または、所定の基準データを利用する演算によって実行
してもよい。
1〜S4からの出力に基づいて、これら光センサS1〜
S4の受光状態または遮光状態を検出する。巻取り半径
検出回路20は、予めメモリに格納されている基準デー
タに基づいて、遮光状態にある光センサS1〜S4を認
識することによって、現在におけるおよその巻取り半径
を検出する。こうして、上述した第1の実施例のものと
同様なモータ回転速度決定回路14では、前記検出され
た巻取り半径に基づいて、巻取りリール7によるリボン
巻取り速度が印刷速度より数パーセント速くなるよう
な、巻取り駆動モータMの回転速度を決定する。なお、
このような回転速度の決定は、前述と同様に、予めメモ
リに格納されたテーブルを参照して実行してもよいし、
または、所定の基準データを利用する演算によって実行
してもよい。
【0028】このようにして、前記決定された回転速度
を指示する回転速度指示信号MVは、モータ駆動制御回
路16に与えられる。モータ駆動制御回路16では、巻
取り駆動モータMがこの回転速度指示信号MVに従う速
度で回転するよう、前記モータMを駆動制御する。
を指示する回転速度指示信号MVは、モータ駆動制御回
路16に与えられる。モータ駆動制御回路16では、巻
取り駆動モータMがこの回転速度指示信号MVに従う速
度で回転するよう、前記モータMを駆動制御する。
【0029】図3に示した第2の実施例における以上の
ような動作は、インクリボン2の巻取りが行われている
間、所定の時間間隔で段階的に繰り返し行われる。これ
により、巻取り速度が、ほぼ常時、印刷速度より数パー
セント速くなるよう、図4の(b)に示すように、巻取
り半径が大きくなるのに従って駆動モータMの回転速度
が段階的に低下するような制御が行われる。その結果、
例えば図3における二点鎖線によって示すように巻取り
半径が最大値近くになった時においても、リボン巻取り
速度は、最小の巻取り半径時とほぼ同一速度のままに維
持されることになる。従って、前記第1の実施例の場合
と同様な効果が実現されることになる。なお、この実施
例にあっては、より緻密に巻取り径を検出できるよう、
前記光センサの数を増加して、より狭い間隔で配設する
ようにしてもよい。また、光センサは、上述した透光タ
イプのものに限らず、巻取りリール7に巻き取られたイ
ンクリボン2による反射光を利用する反射タイプのもの
であってもよい。なお、上記第1および第2の実施例に
おいて、距離検出回路12、センサ状態検出回路18、
巻取り半径検出回路13、20、モータ回転速度決定回
路16およびモータ駆動制御回路16の機能は、コンピ
ュータプログラムによって実現してもよい。
ような動作は、インクリボン2の巻取りが行われている
間、所定の時間間隔で段階的に繰り返し行われる。これ
により、巻取り速度が、ほぼ常時、印刷速度より数パー
セント速くなるよう、図4の(b)に示すように、巻取
り半径が大きくなるのに従って駆動モータMの回転速度
が段階的に低下するような制御が行われる。その結果、
例えば図3における二点鎖線によって示すように巻取り
半径が最大値近くになった時においても、リボン巻取り
速度は、最小の巻取り半径時とほぼ同一速度のままに維
持されることになる。従って、前記第1の実施例の場合
と同様な効果が実現されることになる。なお、この実施
例にあっては、より緻密に巻取り径を検出できるよう、
前記光センサの数を増加して、より狭い間隔で配設する
ようにしてもよい。また、光センサは、上述した透光タ
イプのものに限らず、巻取りリール7に巻き取られたイ
ンクリボン2による反射光を利用する反射タイプのもの
であってもよい。なお、上記第1および第2の実施例に
おいて、距離検出回路12、センサ状態検出回路18、
巻取り半径検出回路13、20、モータ回転速度決定回
路16およびモータ駆動制御回路16の機能は、コンピ
ュータプログラムによって実現してもよい。
【0030】
【発明の効果】以上のように、この発明は、インクリボ
ンの巻取り進行度を順次検出し、この検出した巻取り進
行度の変化に応じて巻取り駆動モータの回転速度を可変
制御するようにしたので、リボン巻取り速度を所定のレ
ベルに適正に制御することができるという、優れた効果
を奏する。このため、特に、インクリボンを、最少の使
用ロスで有効に使用することができる。さらに、巻取り
進行検出手段を、巻取り手段の半径延長線に沿って複数
の光センサ所定の間隔で配置し、これらの複数の光セン
サの出力信号に基づいて、巻取り手段で巻取ったインク
リボンの巻取り径の変化を巻取り進行度として検出する
ようにたので、印刷終了時にリボン巻取り手段で追加的
な巻取りを行い、印刷中のインクリボンのたるみを解消
するときに、巻き取るインクリボンの量をインクリボン
の巻取り径に応じて巻取ることができ、必要最少限に抑
えることができる。
ンの巻取り進行度を順次検出し、この検出した巻取り進
行度の変化に応じて巻取り駆動モータの回転速度を可変
制御するようにしたので、リボン巻取り速度を所定のレ
ベルに適正に制御することができるという、優れた効果
を奏する。このため、特に、インクリボンを、最少の使
用ロスで有効に使用することができる。さらに、巻取り
進行検出手段を、巻取り手段の半径延長線に沿って複数
の光センサ所定の間隔で配置し、これらの複数の光セン
サの出力信号に基づいて、巻取り手段で巻取ったインク
リボンの巻取り径の変化を巻取り進行度として検出する
ようにたので、印刷終了時にリボン巻取り手段で追加的
な巻取りを行い、印刷中のインクリボンのたるみを解消
するときに、巻き取るインクリボンの量をインクリボン
の巻取り径に応じて巻取ることができ、必要最少限に抑
えることができる。
【図1】この発明の第1の実施例に係る熱転写装置の内
部構成例を示す正面図。
部構成例を示す正面図。
【図2】同実施例において、インクリボン巻取り半径の
変化に応じて、巻取駆動モータの回転速度を変更制御す
るための構成を例示するブロック図。
変化に応じて、巻取駆動モータの回転速度を変更制御す
るための構成を例示するブロック図。
【図3】この発明の第2の実施例の特徴的な部分のみを
抽出して示すブロック図。
抽出して示すブロック図。
【図4】図1および図2に示した第1の実施例、ならび
に、図3に示した第2の実施例の動作を説明するグラフ
図。
に、図3に示した第2の実施例の動作を説明するグラフ
図。
2 インクリボン 5 サーマルヘッド 7 巻取りリール 10 距離センサ 12 距離検出回路 13 巻取り半径検出回路 14 モータ回転速度決定回路 16 モータ駆動制御回路 20 巻取り半径検出回路 M 巻取り駆動モータ S1 光センサ S2 光センサ S3 光センサ S4 光センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 須藤 俊則 栃木県宇都宮市平出工業団地11−2 日 本信号株式会社 宇都宮事業所内 (56)参考文献 特開 平6−64266(JP,A) 特開 平2−175181(JP,A) 実開 昭63−145649(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 31/00 - 35/38 B41J 17/00 - 17/42
Claims (1)
- 【請求項1】 リボン送出し手段(3)からリボン巻取
り手段(7)に巻き取られるようになったインクリボン
(2)と、該インクリボン(2)によって被印刷シート
(S)に対して所望の情報を印刷する印刷ヘッド(5)
と、前記印刷ヘッド(5)による印刷の進行に応じて前
記インクリボン(2)の巻取りを行うため、前記巻取り
手段(7)を回転駆動する巻取り駆動モータ(M)とを
備え、印刷終了時にインクリボン(2)のたるみを解消
するために、巻取り手段(7)による追加的な巻取りを
行う熱転写印刷装置であって、 前記巻取り手段(7)における前記インクリボン(2)
の巻取り進行度を順次検出する巻取り進行検出手段(1
0、12、13、S1、S2、S3、S4、18、2
0)と、 前記検出手段(10、12、13、S1、S2、S3、
S4、18、20)によって検出された巻取り進行度の
変化に応じて、前記巻取り駆動モータ(M)の回転速度
を変更制御するモータ制御手段(14、16)とを具備
し、 前記検出手段(S1、S2、S3、S4)が、前記巻取
り手段(7)の半径延長線(R)に沿う所定の間隔で設
けられた複数の光センサ(S1、S2、S3、S4)か
らなり、該複数の光センサ(S1、S2、S3、S4)
の出力信号に基づいて、前記巻取り手段(7)における
前記インクリボン(2)の巻取り半径の変化を検出する
ものであることを特徴とする 熱転写印刷装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19207493A JP2910896B2 (ja) | 1993-07-06 | 1993-07-06 | 熱転写印刷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19207493A JP2910896B2 (ja) | 1993-07-06 | 1993-07-06 | 熱転写印刷装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0717119A JPH0717119A (ja) | 1995-01-20 |
| JP2910896B2 true JP2910896B2 (ja) | 1999-06-23 |
Family
ID=16285206
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19207493A Expired - Lifetime JP2910896B2 (ja) | 1993-07-06 | 1993-07-06 | 熱転写印刷装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2910896B2 (ja) |
-
1993
- 1993-07-06 JP JP19207493A patent/JP2910896B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0717119A (ja) | 1995-01-20 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3134871B1 (ja) | 昇華型カラープリンタ装置 | |
| US4611936A (en) | Thermal printer | |
| JPS63112185A (ja) | 印字装置 | |
| JPH0396378A (ja) | 熱転写記録装置及び熱転写記録方法 | |
| JP2910896B2 (ja) | 熱転写印刷装置 | |
| JP3674220B2 (ja) | プリンタ及びその記録紙ジャム処理方法 | |
| JPH0890883A (ja) | 熱転写プリンタ | |
| JPH06297741A (ja) | 染料レシーバの感熱プリント・ヘッド部通過補助装置 | |
| US6428162B2 (en) | Method and device for feeding recording sheet | |
| JP2731460B2 (ja) | プリンタ用紙の左端・右端位置検知方法 | |
| JP2954189B1 (ja) | サーマルプリンタの用紙フィード検知機構 | |
| JP3815711B2 (ja) | プリンタ | |
| US5152625A (en) | Dual use of ribbon sensor in a printing device | |
| JPH07309039A (ja) | プリンタ | |
| JP2001301255A (ja) | プリンタの用紙カット制御方法及びプリンタ | |
| JP3551835B2 (ja) | プリンタ | |
| JP4054911B2 (ja) | 印刷制御装置 | |
| JP4401073B2 (ja) | 印字装置 | |
| JPH10147026A (ja) | 画像形成装置 | |
| JP3288444B2 (ja) | ペーパーエンド検出装置 | |
| JP2797006B2 (ja) | 画像プリンタ | |
| JP4591646B2 (ja) | 印字装置の制御装置 | |
| JPH02265781A (ja) | インクシート及びインクシートカセット及び前記インクシートを用いる記録装置 | |
| JP2786850B2 (ja) | 記録装置 | |
| JPH0717120A (ja) | 熱転写印刷装置 |