JP2913381B2 - 弁駆動装置 - Google Patents
弁駆動装置Info
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- JP2913381B2 JP2913381B2 JP7278411A JP27841195A JP2913381B2 JP 2913381 B2 JP2913381 B2 JP 2913381B2 JP 7278411 A JP7278411 A JP 7278411A JP 27841195 A JP27841195 A JP 27841195A JP 2913381 B2 JP2913381 B2 JP 2913381B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として工場内や
屋外プラントの圧搾空気又は計装空気を動力として、ボ
ールバルブなどのバルブを開閉する弁駆動装置に関する
ものである。
屋外プラントの圧搾空気又は計装空気を動力として、ボ
ールバルブなどのバルブを開閉する弁駆動装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】工場内や屋外プラントのバルブに用いら
れる弁駆動装置は、従来は一般に、圧搾空気や計装空気
を直接動力として使用する場合が多く、これら圧搾空気
や計装空気の利用できる圧力は4〜7Kgf/cm2であっ
て、比較的低い圧力であるために、特にバルブの口径が
大きい場合には、使用する操作機が極めて大きく重くな
り、このためバルブの設置場所に制限を設けたり、架台
を設ける必要が生じたりして、操作機そのものが高価に
なるだけでなく他に多くの費用を必要とし、また、消費
空気量が多く開閉時間が長いなどの課題を有していた。
れる弁駆動装置は、従来は一般に、圧搾空気や計装空気
を直接動力として使用する場合が多く、これら圧搾空気
や計装空気の利用できる圧力は4〜7Kgf/cm2であっ
て、比較的低い圧力であるために、特にバルブの口径が
大きい場合には、使用する操作機が極めて大きく重くな
り、このためバルブの設置場所に制限を設けたり、架台
を設ける必要が生じたりして、操作機そのものが高価に
なるだけでなく他に多くの費用を必要とし、また、消費
空気量が多く開閉時間が長いなどの課題を有していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
に工場内や屋外プラントの圧搾空気や計装空気を動力と
してバルブを開閉する従来の弁駆動装置が、操作機が大
きく重くて設置場所に制限を受けたり、架台を設ける必
要が生じたり、操作機そのものが高価になるだけでなく
他に多くの費用を必要とし、消費空気量が多く開閉時間
が長いという課題を解決するためのものである。
に工場内や屋外プラントの圧搾空気や計装空気を動力と
してバルブを開閉する従来の弁駆動装置が、操作機が大
きく重くて設置場所に制限を受けたり、架台を設ける必
要が生じたり、操作機そのものが高価になるだけでなく
他に多くの費用を必要とし、消費空気量が多く開閉時間
が長いという課題を解決するためのものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は、ブースタに圧搾空気又は計装空気を送
入して圧力を上昇させた作動油を送出させて、バルブに
装着した油圧式操作機を作動させてバルブを開閉するよ
うにした弁駆動装置であって、このブースタは、シリン
ダに大径のピストンを装入し、このピストンの一方の側
に同軸に設けた小径の円柱部をシリンダの一方の端壁を
貫通して外方へ密封状に突出し、このシリンダのピスト
ンの一方の側に作動油を満たし、このシリンダのピスト
ンの他方の側に圧搾空気又は計装空気を装入するとピス
トンが一方に移動して、その空気圧に対してピストンに
作用する空気と油との作用面積の比に反比例して圧力が
上昇した作動油を送出し、シリンダのピストンの一方の
側に接続した空油増圧器に圧搾空気又は計装空気を装入
すると、この空油増圧器から圧力を上昇させた作動油を
シリンダのピストンの一方の側に送入してピストンを他
方へ移動させるように構成した。
めに、本発明は、ブースタに圧搾空気又は計装空気を送
入して圧力を上昇させた作動油を送出させて、バルブに
装着した油圧式操作機を作動させてバルブを開閉するよ
うにした弁駆動装置であって、このブースタは、シリン
ダに大径のピストンを装入し、このピストンの一方の側
に同軸に設けた小径の円柱部をシリンダの一方の端壁を
貫通して外方へ密封状に突出し、このシリンダのピスト
ンの一方の側に作動油を満たし、このシリンダのピスト
ンの他方の側に圧搾空気又は計装空気を装入するとピス
トンが一方に移動して、その空気圧に対してピストンに
作用する空気と油との作用面積の比に反比例して圧力が
上昇した作動油を送出し、シリンダのピストンの一方の
側に接続した空油増圧器に圧搾空気又は計装空気を装入
すると、この空油増圧器から圧力を上昇させた作動油を
シリンダのピストンの一方の側に送入してピストンを他
方へ移動させるように構成した。
【0005】この場合、上記の円柱部が貫通する端壁に
設けられた複数のシール部の間から油タンクに接続する
ドレン管を設けるとよい。
設けられた複数のシール部の間から油タンクに接続する
ドレン管を設けるとよい。
【0006】
【作用】本発明の弁駆動装置を上記のように構成したの
で、この弁駆動装置のブースタのシリンダのピストンの
他方の側に圧搾空気又は計装空気を送入すると、ピスト
ンが一方に押され、シリンダのピストンの一方の側に満
たされた作動油が送出され、この作動油によってバルブ
に装着した油圧式操作機を作動させてバルブを開閉させ
る。
で、この弁駆動装置のブースタのシリンダのピストンの
他方の側に圧搾空気又は計装空気を送入すると、ピスト
ンが一方に押され、シリンダのピストンの一方の側に満
たされた作動油が送出され、この作動油によってバルブ
に装着した油圧式操作機を作動させてバルブを開閉させ
る。
【0007】この場合、シリンダのピストンの他方の側
に送入された圧搾空気又は計装空気が大径のピストンの
全断面面積に圧力を加えるのに対し、シリンダのピスト
ンの一方の側に満たされた作動油がピストンに対して圧
力を加える面積は、大径のピストンの全断面面積から小
径の円柱部の断面面積を差し引いた面積であり、従っ
て、作動油の圧力は、圧搾空気又は計装空気の圧力に対
して上記のピストンに作用する空気と油との作用面積の
比に反比例して上昇した圧力になる。
に送入された圧搾空気又は計装空気が大径のピストンの
全断面面積に圧力を加えるのに対し、シリンダのピスト
ンの一方の側に満たされた作動油がピストンに対して圧
力を加える面積は、大径のピストンの全断面面積から小
径の円柱部の断面面積を差し引いた面積であり、従っ
て、作動油の圧力は、圧搾空気又は計装空気の圧力に対
して上記のピストンに作用する空気と油との作用面積の
比に反比例して上昇した圧力になる。
【0008】このようにブースタによって昇圧した高い
圧力の作動油で操作機を作動させるので、バルブの口径
が大きい場合でも、使用する操作機は小さく軽く、この
ため設置場所に制限を受けたり、架台を設ける必要が生
じたりすることが少なく、操作機そのものが安価になる
だけでなく、他の費用も少なくてすむ。また、消費空気
量が少なくてすみ、開閉時間が短い。更に、ガス/油式
アキュムレータを使用する必要がないので、操作機の出
力が次第に低下して作動速度が遅くなることもない。
圧力の作動油で操作機を作動させるので、バルブの口径
が大きい場合でも、使用する操作機は小さく軽く、この
ため設置場所に制限を受けたり、架台を設ける必要が生
じたりすることが少なく、操作機そのものが安価になる
だけでなく、他の費用も少なくてすむ。また、消費空気
量が少なくてすみ、開閉時間が短い。更に、ガス/油式
アキュムレータを使用する必要がないので、操作機の出
力が次第に低下して作動速度が遅くなることもない。
【0009】次に、ブースタを復帰させるには、シリン
ダのピストンの一方の側へ、これに接続した空油増圧器
から圧力が上昇した作動油を送入してピストンを他方へ
移動させる。このためには、空油増圧器から送出される
作動油の圧力は、これがピストンの小さい作用面積に作
用しても、圧搾空気又は計装空気がピストンの大きい作
用面積に作用して生ずる力に打ち勝つのに十分に高くな
ければならない。
ダのピストンの一方の側へ、これに接続した空油増圧器
から圧力が上昇した作動油を送入してピストンを他方へ
移動させる。このためには、空油増圧器から送出される
作動油の圧力は、これがピストンの小さい作用面積に作
用しても、圧搾空気又は計装空気がピストンの大きい作
用面積に作用して生ずる力に打ち勝つのに十分に高くな
ければならない。
【0010】この場合、ブースタと油圧式操作機とを結
ぶ作動油配管の途中に設けた切替弁は、直前の操作時の
ままにしておいて、特に切替えの中立の状態にしなくて
も、何等支障はない。上記の空油増圧器は、圧搾空気又
は計装空気を送入して、油タンクから吸入した作動油を
圧力を上昇させて送出させ、ブースタに送入させる作用
を行うように構成され配管されている。
ぶ作動油配管の途中に設けた切替弁は、直前の操作時の
ままにしておいて、特に切替えの中立の状態にしなくて
も、何等支障はない。上記の空油増圧器は、圧搾空気又
は計装空気を送入して、油タンクから吸入した作動油を
圧力を上昇させて送出させ、ブースタに送入させる作用
を行うように構成され配管されている。
【0011】以上に説明した本発明の弁駆動装置の作用
を、操作の順序に従って具体的に説明すると、まず、ブ
ースタをピストンが他方へ移動しており、シリンダのピ
ストンの他方の側に圧搾空気又は計装空気が送入されて
加圧している状態にしておく。次に、切替弁を操作して
ブースタからの作動油を油圧式操作機に送り、油圧式操
作機を作動させてバルブを開弁又は閉弁させる。
を、操作の順序に従って具体的に説明すると、まず、ブ
ースタをピストンが他方へ移動しており、シリンダのピ
ストンの他方の側に圧搾空気又は計装空気が送入されて
加圧している状態にしておく。次に、切替弁を操作して
ブースタからの作動油を油圧式操作機に送り、油圧式操
作機を作動させてバルブを開弁又は閉弁させる。
【0012】バルブの開弁又は閉弁が完了したら空油増
圧器を作動させて、これから圧力が高い作動油をブース
タのシリンダのピストンの一方の側に送入させ、ピスト
ンを他方へ移動させてブースタを復帰させる。
圧器を作動させて、これから圧力が高い作動油をブース
タのシリンダのピストンの一方の側に送入させ、ピスト
ンを他方へ移動させてブースタを復帰させる。
【0013】切替弁を前とは反対に操作してブースタか
ら油圧式操作機に送られている作動油を切替え、油圧式
操作機を前とは反対に作動させて、バルブを閉弁又は開
弁させる。バルブの閉弁又は開弁が完了したら、再び空
油増圧器を作動させて、ブースタを復帰させる。
ら油圧式操作機に送られている作動油を切替え、油圧式
操作機を前とは反対に作動させて、バルブを閉弁又は開
弁させる。バルブの閉弁又は開弁が完了したら、再び空
油増圧器を作動させて、ブースタを復帰させる。
【0014】なお、このブースタの円柱部が貫通するシ
リンダの端壁に設けられた複数のシール部の間からドレ
ン管を設けて油タンクに接続したので、シリンダからシ
ール部の一部を通って漏れ出る作動油がこのドレン管を
通って油タンクに流れ、シリンダからすなわちブースタ
から作動油が外部に漏れ出て附近を汚すことがない。ま
た、作動油が漏失によって消耗することがない。
リンダの端壁に設けられた複数のシール部の間からドレ
ン管を設けて油タンクに接続したので、シリンダからシ
ール部の一部を通って漏れ出る作動油がこのドレン管を
通って油タンクに流れ、シリンダからすなわちブースタ
から作動油が外部に漏れ出て附近を汚すことがない。ま
た、作動油が漏失によって消耗することがない。
【0015】本発明の駆動装置では、ブースタの復帰に
空油増圧器によって昇圧した作動油を用いており、この
ためブースタの構造は簡単なものである。
空油増圧器によって昇圧した作動油を用いており、この
ためブースタの構造は簡単なものである。
【0016】
【実施例】図1は、本発明の弁駆動装置の一実施例を示
す配管系統図であって、1はブースタ、2は油圧式操作
機、3はバルブ、4は切替弁、5は空油増圧器、6は油
タンク、7はドレン管、8及び9は速度調整弁、10は
遮断弁、11は圧搾空気又は計装空気の供給元、12は
コントロールボックス、13、14、15及び16はリ
ミットスイッチである。また、ブースタ1において、1
7はシリンダ、18はピストン、19は円柱部、20は
シリンダ17のピストン18の一方の側、21はシリン
ダ17のピストン18の他方の側、22はシリンダ17
の端壁、23及び24はシール部である。
す配管系統図であって、1はブースタ、2は油圧式操作
機、3はバルブ、4は切替弁、5は空油増圧器、6は油
タンク、7はドレン管、8及び9は速度調整弁、10は
遮断弁、11は圧搾空気又は計装空気の供給元、12は
コントロールボックス、13、14、15及び16はリ
ミットスイッチである。また、ブースタ1において、1
7はシリンダ、18はピストン、19は円柱部、20は
シリンダ17のピストン18の一方の側、21はシリン
ダ17のピストン18の他方の側、22はシリンダ17
の端壁、23及び24はシール部である。
【0017】ブースタ1のシリンダ17には、大径のピ
ストン18が装入されており、このピストン18の一方
(図の左方)の側に小径の円柱部19が同軸に設けられ
ていて、この円柱部19がシリンダ17の端壁22を貫
通して外方へ突出している。このシリンダ17のピスト
ン18の一方の側20には作動油が満たされており、こ
れから配管によって遮断弁10を径て切替弁4と結ばれ
ている。また、空油増圧器5とも結ばれている。更に、
切替弁4と油圧式操作機2との間が図のように速度調整
弁8及び9を介する配管によって結ばれている。
ストン18が装入されており、このピストン18の一方
(図の左方)の側に小径の円柱部19が同軸に設けられ
ていて、この円柱部19がシリンダ17の端壁22を貫
通して外方へ突出している。このシリンダ17のピスト
ン18の一方の側20には作動油が満たされており、こ
れから配管によって遮断弁10を径て切替弁4と結ばれ
ている。また、空油増圧器5とも結ばれている。更に、
切替弁4と油圧式操作機2との間が図のように速度調整
弁8及び9を介する配管によって結ばれている。
【0018】シリンダ19のピストン18の他方の側2
1及び空油増圧器5は、圧搾空気又は計装空気の供給元
11と接続されている。また、油タンク6は、切替弁4
及び空油増圧器5と接続されている。
1及び空油増圧器5は、圧搾空気又は計装空気の供給元
11と接続されている。また、油タンク6は、切替弁4
及び空油増圧器5と接続されている。
【0019】図1において、供給元11から送られる圧
搾空気又は計装空気がブースタ1のシリンダ17のピス
トン18の他方(図の右方)の側に送入されており、ピ
ストン18が一方(図の左方)へ押され、シリンダ17
のピストン18の一方の側20に満たされている作動油
が送り出される。
搾空気又は計装空気がブースタ1のシリンダ17のピス
トン18の他方(図の右方)の側に送入されており、ピ
ストン18が一方(図の左方)へ押され、シリンダ17
のピストン18の一方の側20に満たされている作動油
が送り出される。
【0020】この場合の作動油の圧力Pと圧搾空気又は
計装空気の圧力Pとの関係は、
計装空気の圧力Pとの関係は、
【数1】 である。
【0021】今仮に、円柱部19の直径がピストン18
の直径の75%であって、圧搾空気又は計装空気の圧力
が5Kgf/cm2であるとすると、上式は、次のようにな
る。
の直径の75%であって、圧搾空気又は計装空気の圧力
が5Kgf/cm2であるとすると、上式は、次のようにな
る。
【数2】 従って、P≒11.43(Kgf/cm2)となり、Pは高い
圧力である。
圧力である。
【0022】このため、バルブ3を開閉するための油圧
式操作機2は小さく軽く、このため設置場所に制限を受
けたり、架台を設ける必要が生じたりすることが少な
く、操作機2そのものが安価になるだけでなく、他の費
用も少なくてすむ。また、消費空気量が少なくてすみ、
開閉時間が短い。更に、ガス/油圧アキュムレータを使
用する必要がないので、操作機の出力が次第に低下して
作動速度が遅くなることもない。
式操作機2は小さく軽く、このため設置場所に制限を受
けたり、架台を設ける必要が生じたりすることが少な
く、操作機2そのものが安価になるだけでなく、他の費
用も少なくてすむ。また、消費空気量が少なくてすみ、
開閉時間が短い。更に、ガス/油圧アキュムレータを使
用する必要がないので、操作機の出力が次第に低下して
作動速度が遅くなることもない。
【0023】ブースタ1から送出された高圧の作動油
は、常時は開弁している遮断弁10を通って切替弁4に
至る。切替弁4がコントロールボックス12からの指令
によって作動すると、上記の高圧の作動油が速度調整弁
8又は9を通って油圧式操作機2を作動させ、バルブ3
を開弁又は閉弁させる。今仮に速度調整弁8の方へ流れ
たとすると、油圧式操作機2の図における一方のシリン
ダ2aに作動油が流入し、他方のシリンダ2bの中の作
動油は速度調整弁9を通って油タンク6に送り込まれ
る。
は、常時は開弁している遮断弁10を通って切替弁4に
至る。切替弁4がコントロールボックス12からの指令
によって作動すると、上記の高圧の作動油が速度調整弁
8又は9を通って油圧式操作機2を作動させ、バルブ3
を開弁又は閉弁させる。今仮に速度調整弁8の方へ流れ
たとすると、油圧式操作機2の図における一方のシリン
ダ2aに作動油が流入し、他方のシリンダ2bの中の作
動油は速度調整弁9を通って油タンク6に送り込まれ
る。
【0024】次に、ブースタ1を復帰させるために、切
替弁4を図に示した状態、すなわち遮断弁10を径た作
動油の流れが切替弁4によって止められる切替えの中立
の状態にするか、或は切替弁4をそのままにして、供給
元11からの圧搾空気又は計装空気を空油増圧器5に作
用させ、これから高圧に昇圧させた作動油をブースタ1
のシリンダ17のピストン18の一方(図の左方)の側
20に送入して、ピストン18を図の右方へ移動させ
る。空油増圧器5は、この操作を終えると作動油の送出
を止めて逆流防止状態になる。
替弁4を図に示した状態、すなわち遮断弁10を径た作
動油の流れが切替弁4によって止められる切替えの中立
の状態にするか、或は切替弁4をそのままにして、供給
元11からの圧搾空気又は計装空気を空油増圧器5に作
用させ、これから高圧に昇圧させた作動油をブースタ1
のシリンダ17のピストン18の一方(図の左方)の側
20に送入して、ピストン18を図の右方へ移動させ
る。空油増圧器5は、この操作を終えると作動油の送出
を止めて逆流防止状態になる。
【0025】次に、切替弁4を操作してブースタ1から
遮断弁10を径て切替弁4に至る作動油を、速度調整弁
9を通って油圧式操作機2に流れるようにすると、油圧
式操作機2の図における他方のシリンダ2bに作動油が
流入し、一方のシリンダ2aの中の作動油が速度調整弁
8を通って油タンク6に送り込まれる。これを終える
と、上に説明したのと同じ方法で、ブースタ1を復帰さ
せる。
遮断弁10を径て切替弁4に至る作動油を、速度調整弁
9を通って油圧式操作機2に流れるようにすると、油圧
式操作機2の図における他方のシリンダ2bに作動油が
流入し、一方のシリンダ2aの中の作動油が速度調整弁
8を通って油タンク6に送り込まれる。これを終える
と、上に説明したのと同じ方法で、ブースタ1を復帰さ
せる。
【0026】13、14は、ブースタ1に設けられたリ
ミットスイッチであり、15、16は、油圧式操作機2
に設けられたリミットスイッチであって、これらのリミ
ットスイッチはブースタ1又は油圧式操作機2の作動状
態をキャッチして、空油増圧器5や切替弁4に、或はコ
ントロールボックス12に信号を送り、このコントロー
ルボックス12からの指令によって切替弁4及び空油増
圧器5を作動させて、この弁駆動装置全体を正しく操作
させるようになっている。
ミットスイッチであり、15、16は、油圧式操作機2
に設けられたリミットスイッチであって、これらのリミ
ットスイッチはブースタ1又は油圧式操作機2の作動状
態をキャッチして、空油増圧器5や切替弁4に、或はコ
ントロールボックス12に信号を送り、このコントロー
ルボックス12からの指令によって切替弁4及び空油増
圧器5を作動させて、この弁駆動装置全体を正しく操作
させるようになっている。
【0027】ブースタ1のシリンダ17の円柱部19が
貫通する端壁22には複数のシール部23及び24が設
けられ、これらシール部23及び24の間から油タンク
6に接続するドレン管7を設けたので、シリンダ17か
ら従ってブースタ1から作動油が外部に流れ出て附近を
汚すことがなく、また、作動油の漏失による消耗を防い
でいる。
貫通する端壁22には複数のシール部23及び24が設
けられ、これらシール部23及び24の間から油タンク
6に接続するドレン管7を設けたので、シリンダ17か
ら従ってブースタ1から作動油が外部に流れ出て附近を
汚すことがなく、また、作動油の漏失による消耗を防い
でいる。
【0028】図2は、図1に示された空油増圧器5の構
造の一例を示した断面図であって、5aは空圧用シリン
ダ、5b及び5cは油圧用シリンダ、5d及び5eは空
圧用給排口である。図において、空圧用給排口5dから
圧搾空気又は計装空気が送入されると、ピストン5fが
右方へ押され、ピストン5fに直結された円柱部5g
は、油圧用シリンダ5bに油タンク6から作動油を吸入
させ、また、円柱部5hは油圧用シリンダ5c内の作動
油を配管25に送り出す。この配管25は、図1におけ
る配管25に相当する。また、油タンク6からの配管2
6は、図1における配管26に相当する。この時、空圧
用給排口5eからは空圧用シリンダ5a内の空気が大気
中へ排出される。
造の一例を示した断面図であって、5aは空圧用シリン
ダ、5b及び5cは油圧用シリンダ、5d及び5eは空
圧用給排口である。図において、空圧用給排口5dから
圧搾空気又は計装空気が送入されると、ピストン5fが
右方へ押され、ピストン5fに直結された円柱部5g
は、油圧用シリンダ5bに油タンク6から作動油を吸入
させ、また、円柱部5hは油圧用シリンダ5c内の作動
油を配管25に送り出す。この配管25は、図1におけ
る配管25に相当する。また、油タンク6からの配管2
6は、図1における配管26に相当する。この時、空圧
用給排口5eからは空圧用シリンダ5a内の空気が大気
中へ排出される。
【0029】この空油増圧器5においては、圧搾空気又
は計装空気の空気用シリンダ5aへの給排を、空圧用給
排口5dと5eとを交互に切替えて行い、それに応じて
作動油を5c及び5bから交互に配管25へ送出させる
ことができる。なお、空圧用シリンダ5aに送入される
圧搾空気又は計装空気の圧力をpとすると、これと配管
25に送出される作動油の圧力p1との比は、
は計装空気の空気用シリンダ5aへの給排を、空圧用給
排口5dと5eとを交互に切替えて行い、それに応じて
作動油を5c及び5bから交互に配管25へ送出させる
ことができる。なお、空圧用シリンダ5aに送入される
圧搾空気又は計装空気の圧力をpとすると、これと配管
25に送出される作動油の圧力p1との比は、
【数3】 である。
【0030】今仮に、円柱部5g及び5hの直径がシリ
ンダ5fの1/6であって、圧搾空気又は計装空気の圧
力pが5Kgf/cm2であると、上式は、次のようになる。
ンダ5fの1/6であって、圧搾空気又は計装空気の圧
力pが5Kgf/cm2であると、上式は、次のようになる。
【数4】 従って、P1=175(Kgf/cm2)となり、P1は極めて
高い圧力である。
高い圧力である。
【0031】この極めて高い圧力P1がブースタ1のシ
リンダ17のピストン18の一方の側20に加わった力
と、5Kgf/cm2の圧搾空気又は計装空気の圧力がシリン
ダ17のピストン18の他方の側21に加わった力との
関係は、
リンダ17のピストン18の一方の側20に加わった力
と、5Kgf/cm2の圧搾空気又は計装空気の圧力がシリン
ダ17のピストン18の他方の側21に加わった力との
関係は、
【数5】 となる。
【0032】先にブースタ1の復帰の操作について、空
油増圧器5によって高圧に昇圧させた作動油をブースタ
1のシリンダ17のピストン18の一方の側20に送入
してピストン18を図の右方へ移動させると述べたが、
ピストン18が右方へ移動するのは、上記の力の関係に
よるのである。
油増圧器5によって高圧に昇圧させた作動油をブースタ
1のシリンダ17のピストン18の一方の側20に送入
してピストン18を図の右方へ移動させると述べたが、
ピストン18が右方へ移動するのは、上記の力の関係に
よるのである。
【0033】この弁駆動装置のブースタ1は、既に説明
したように、復帰を空油増圧器5によって昇圧した作動
油を用いて行っているので、ブースタ1に復帰のための
余分のシリンダを必要とせず、構造が簡単である。
したように、復帰を空油増圧器5によって昇圧した作動
油を用いて行っているので、ブースタ1に復帰のための
余分のシリンダを必要とせず、構造が簡単である。
【0034】
【発明の効果】本発明の弁駆動装置は、既に説明したよ
うなブースタを設けて高圧の作動油で油圧式操作機を作
動させるようにしたので、操作機が小さくて軽く、この
ため設置場所に制限を受けたり、架台を設ける必要が生
じたりすることが少なく、操作機そのものが安価になる
だけでなく他の費用も少なくてすみ、消費空気量が少な
くてすみ、操作機の出力が次第に低下して作業速度が遅
くなることもない。
うなブースタを設けて高圧の作動油で油圧式操作機を作
動させるようにしたので、操作機が小さくて軽く、この
ため設置場所に制限を受けたり、架台を設ける必要が生
じたりすることが少なく、操作機そのものが安価になる
だけでなく他の費用も少なくてすみ、消費空気量が少な
くてすみ、操作機の出力が次第に低下して作業速度が遅
くなることもない。
【0035】更に、ブースタから作業油が流れ出て附近
を汚すことがなく、また、作業油の漏出による消耗もな
い。また、本発明の駆動装置では、ブースタの復帰に空
油増圧器を用いて昇圧した作動油を用いているので、ブ
ースタの構造は簡単なものである。
を汚すことがなく、また、作業油の漏出による消耗もな
い。また、本発明の駆動装置では、ブースタの復帰に空
油増圧器を用いて昇圧した作動油を用いているので、ブ
ースタの構造は簡単なものである。
【図1】本発明の弁駆動装置の一実施例を示す配管系統
図である。
図である。
【図2】図1における空油増圧器の一例を示す断面図で
ある。
ある。
1 ブースタ 2 油圧式操作機 3 バルブ 4 切替弁 5 空油増圧器 6 油タンク 7 ドレン管 17 シリンダ 18 ピストン 19 円柱部 20 シリンダのピストンの一方の側 21 シリンダのピストンの他方の側 22 端壁 23、24 シール部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−243408(JP,A) 特開 平7−63275(JP,A) 特開 昭60−256607(JP,A) 実開 昭62−167908(JP,U) 実開 平2−66846(JP,U) 実開 平4−34503(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F15B 3/00 F15B 11/072
Claims (2)
- 【請求項1】 ブースタに圧搾空気又は計装空気を送入
して圧力を上昇させた作動油を送出させて、バルブに装
着した油圧式操作機を作動させてバルブを開閉するよう
にした弁駆動装置であって、このブースタは、シリンダ
に大径のピストンを装入し、このピストンの一方の側に
同軸に設けた小径の円柱部をシリンダの一方の端壁を貫
通して外方へ密封状に突出し、このシリンダのピストン
の一方の側に作動油を満たし、このシリンダのピストン
の他方の側に圧搾空気又は計装空気を装入するとピスト
ンが一方に移動して、その空気圧に対してピストンに作
用する空気と油との作用面積の比に反比例して圧力が上
昇した作動油を送出し、シリンダのピストンの一方の側
に接続した空油増圧器に圧搾空気又は計装空気を装入す
ると、この空油増圧器から圧力を上昇させた作動油をシ
リンダのピストンの一方の側に送入してピストンを他方
へ移動させるように構成したことを特徴とする弁駆動装
置。 - 【請求項2】 上記の円柱部が貫通する端壁に設けられ
た複数のシール部の間から油タンクに接続するドレン管
を設けた請求項1記載の弁駆動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7278411A JP2913381B2 (ja) | 1995-10-02 | 1995-10-02 | 弁駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7278411A JP2913381B2 (ja) | 1995-10-02 | 1995-10-02 | 弁駆動装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09100802A JPH09100802A (ja) | 1997-04-15 |
| JP2913381B2 true JP2913381B2 (ja) | 1999-06-28 |
Family
ID=17596977
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7278411A Expired - Fee Related JP2913381B2 (ja) | 1995-10-02 | 1995-10-02 | 弁駆動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2913381B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4482346B2 (ja) * | 2004-02-16 | 2010-06-16 | 定之 中西 | ガス・油圧力変換器 |
| JP4596796B2 (ja) * | 2004-03-03 | 2010-12-15 | 定之 中西 | ガス・油圧式駆動装置 |
| JP4809941B2 (ja) * | 2005-08-26 | 2011-11-09 | 豊興工業株式会社 | 油圧装置 |
| JP4796894B2 (ja) * | 2006-06-05 | 2011-10-19 | 豊興工業株式会社 | 油圧装置 |
| JP4809949B2 (ja) * | 2007-09-25 | 2011-11-09 | 豊興工業株式会社 | 油圧装置 |
| DE102013006220B4 (de) * | 2013-04-11 | 2022-08-18 | Bürkert Werke GmbH | Pneumatischer Antrieb und Verfahren zur Erfassung der Leistung eines pneumatischen Antriebs |
-
1995
- 1995-10-02 JP JP7278411A patent/JP2913381B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09100802A (ja) | 1997-04-15 |
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