JP2913389B2 - 畳表の折り目形成装置と折り目形成方法 - Google Patents
畳表の折り目形成装置と折り目形成方法Info
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- JP2913389B2 JP2913389B2 JP24654496A JP24654496A JP2913389B2 JP 2913389 B2 JP2913389 B2 JP 2913389B2 JP 24654496 A JP24654496 A JP 24654496A JP 24654496 A JP24654496 A JP 24654496A JP 2913389 B2 JP2913389 B2 JP 2913389B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、一般に市販され
ている置畳や薄畳などに用いられる畳表の折り目形成装
置とその畳表の折り目形成方法に関する。
ている置畳や薄畳などに用いられる畳表の折り目形成装
置とその畳表の折り目形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】 これらの畳表は、図6(A)、(B)
に示すように、縦糸aに、一定の長さの天然の藺草や、
例えば、ポリプロピレンなどのプラスチックを細い管に
成形したものbを横糸のようにして織ったものである。
図6(B)に示すように、細い中空のプラスチックを用
いるのは、弾性を向上すると共に畳表を軽量化するため
である。
に示すように、縦糸aに、一定の長さの天然の藺草や、
例えば、ポリプロピレンなどのプラスチックを細い管に
成形したものbを横糸のようにして織ったものである。
図6(B)に示すように、細い中空のプラスチックを用
いるのは、弾性を向上すると共に畳表を軽量化するため
である。
【0003】図6(C)のように、この畳表の四周を折
り曲げて椰子の実の繊維などでできた畳床cに接着テー
プdなどで取り付けて置畳や薄畳などに形成する。な
お、図6(C)は、畳の手前側を切断して示したもので
ある。
り曲げて椰子の実の繊維などでできた畳床cに接着テー
プdなどで取り付けて置畳や薄畳などに形成する。な
お、図6(C)は、畳の手前側を切断して示したもので
ある。
【0004】このような畳表を折り曲げるときには、縦
糸aを折るようにして畳表の折り目形成予定部分a1を
折り曲げることは容易であるが、藺草や細い管状プラス
チックbは弾性が強くそれらを折っても反撥して元に戻
ってしまうので、藺草や細い管状プラスチックbを折る
ようにして畳表の折り目形成予定部分b1、b1を折り曲
げることは難しい。
糸aを折るようにして畳表の折り目形成予定部分a1を
折り曲げることは容易であるが、藺草や細い管状プラス
チックbは弾性が強くそれらを折っても反撥して元に戻
ってしまうので、藺草や細い管状プラスチックbを折る
ようにして畳表の折り目形成予定部分b1、b1を折り曲
げることは難しい。
【0005】従来、このように細い管状プラスチックを
折るようにして畳表の折り目部分を折り曲げる場合に
は、ドライヤーの如き熱風発生装置を用いて、その熱風
発生装置からの熱風で畳表の折り目形成予定部分を外か
ら加熱して、折り目をつけていた。
折るようにして畳表の折り目部分を折り曲げる場合に
は、ドライヤーの如き熱風発生装置を用いて、その熱風
発生装置からの熱風で畳表の折り目形成予定部分を外か
ら加熱して、折り目をつけていた。
【0006】しかしながら、この熱風発生装置によって
送風される熱風は幅広に畳表に当たり、直線的な折り目
部分に集中するわけではないから、畳表の折り曲げには
効果的でない。
送風される熱風は幅広に畳表に当たり、直線的な折り目
部分に集中するわけではないから、畳表の折り曲げには
効果的でない。
【0007】また、この熱風発生装置によって送風され
る熱風により細い管状のプラスチックを外から加熱する
と、加熱時間がかかり生産性が劣る上に、細い管状のプ
ラスチックの表面も傷つけやすい。更に、熱風発生装置
を用いた装置は大型化し、そこに用いられたヒーターな
どに長時間大電流を流すので、コストがかかる不都合が
ある。
る熱風により細い管状のプラスチックを外から加熱する
と、加熱時間がかかり生産性が劣る上に、細い管状のプ
ラスチックの表面も傷つけやすい。更に、熱風発生装置
を用いた装置は大型化し、そこに用いられたヒーターな
どに長時間大電流を流すので、コストがかかる不都合が
ある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】 本発明は、大型化せ
ずに、しかも、生産性が良く、畳表の表面を傷つけるこ
となく直線的な折り曲げのできる低コストの畳表の折り
目形成装置を得ることを課題とし、また、別の本発明
は、生産性が良く、畳表の表面を傷つけることなく直線
的に折り曲げのできる低コストの畳表の折り目形成方法
を得ることも課題とする。
ずに、しかも、生産性が良く、畳表の表面を傷つけるこ
となく直線的な折り曲げのできる低コストの畳表の折り
目形成装置を得ることを課題とし、また、別の本発明
は、生産性が良く、畳表の表面を傷つけることなく直線
的に折り曲げのできる低コストの畳表の折り目形成方法
を得ることも課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】 本発明は、上記の課題
を解決するものであって、その手段は、請求項1に記載
のとおり、横長の工具ホーンを装着した超音波発生装置
を、台座に設けた上下動自在のロッドに取り付け、該超
音波発生装置の下に、少なくとも一つの断面逆V形の直
線状の突条を有する工具を設け、該工具上に搬入した畳
表の折り目形成予定部分に前記工具ホーンを介して超音
波発生装置により発振した超音波の振動を加えると共に
前記工具ホーンにより畳表を押圧して、畳表にV溝状の
折り目を形成することを特徴とする畳表の折り目形成装
置である。
を解決するものであって、その手段は、請求項1に記載
のとおり、横長の工具ホーンを装着した超音波発生装置
を、台座に設けた上下動自在のロッドに取り付け、該超
音波発生装置の下に、少なくとも一つの断面逆V形の直
線状の突条を有する工具を設け、該工具上に搬入した畳
表の折り目形成予定部分に前記工具ホーンを介して超音
波発生装置により発振した超音波の振動を加えると共に
前記工具ホーンにより畳表を押圧して、畳表にV溝状の
折り目を形成することを特徴とする畳表の折り目形成装
置である。
【0010】断面逆V形の直線状の突条上に畳表を置
き、畳表の折り目形成予定部分に工具ホーンを介して超
音波発生装置により発振した超音波の振動を加え、この
折り目形成予定部分を内部摩擦により折り曲げのできる
温度に加熱し、前記工具ホーンにより該畳表を押圧し
て、V溝を畳表の折り目に形成して畳表を折り曲げる。
き、畳表の折り目形成予定部分に工具ホーンを介して超
音波発生装置により発振した超音波の振動を加え、この
折り目形成予定部分を内部摩擦により折り曲げのできる
温度に加熱し、前記工具ホーンにより該畳表を押圧し
て、V溝を畳表の折り目に形成して畳表を折り曲げる。
【0011】また、別の手段は、請求項2に記載のとお
り、横長の工具ホーンを装着した超音波発生装置の下に
設けた少なくとも一つの断面逆V形の直線状の突条を有
する工具上に畳表を搬入し、畳表の折り目が該突条の上
に来るように畳表を位置決めし、前記折り目形成予定部
分に工具ホーンを介して超音波発生装置により発振した
超音波の振動を加えて振動させると共に前記工具ホーン
により畳表を押圧して、畳表にV溝状の折り目を形成す
ることを特徴とする畳表の折り目形成方法である。
り、横長の工具ホーンを装着した超音波発生装置の下に
設けた少なくとも一つの断面逆V形の直線状の突条を有
する工具上に畳表を搬入し、畳表の折り目が該突条の上
に来るように畳表を位置決めし、前記折り目形成予定部
分に工具ホーンを介して超音波発生装置により発振した
超音波の振動を加えて振動させると共に前記工具ホーン
により畳表を押圧して、畳表にV溝状の折り目を形成す
ることを特徴とする畳表の折り目形成方法である。
【0012】本発明の畳表の折り目形成方法は、超音波
を用いて、畳表の折り目形成予定部分を内部摩擦により
折り曲げのできる温度に加熱するので、折り目形成予定
部分が該温度に達するまでの時間が短くなり、畳表の折
り曲げの生産性が良くなる。
を用いて、畳表の折り目形成予定部分を内部摩擦により
折り曲げのできる温度に加熱するので、折り目形成予定
部分が該温度に達するまでの時間が短くなり、畳表の折
り曲げの生産性が良くなる。
【0013】更に、別の手段は、請求項3に記載のとお
り、前記請求項2の畳表の折り目形成方法において、畳
表の天然藺草から泥染め染料を除去した後に、畳表の表
面に水分を含ませてから前記断面逆V形の直線状の突条
を有する工具上に畳表を搬入することを特徴とする畳表
の折り目形成方法である。
り、前記請求項2の畳表の折り目形成方法において、畳
表の天然藺草から泥染め染料を除去した後に、畳表の表
面に水分を含ませてから前記断面逆V形の直線状の突条
を有する工具上に畳表を搬入することを特徴とする畳表
の折り目形成方法である。
【0014】特に、天然藺草を用いた畳表を折り曲げる
場合において、天然藺草に泥染め染料が残っているとき
に、畳表の折り目形成予定部分に超音波の振動が加えら
れると該染料が飛び散ってしまうので、天然藺草から泥
染め染料を除去し、その後に畳表の表面に水分を含ませ
て超音波の振動を加えると、天然藺草が切れずに、畳表
の折り曲げが良くなる。
場合において、天然藺草に泥染め染料が残っているとき
に、畳表の折り目形成予定部分に超音波の振動が加えら
れると該染料が飛び散ってしまうので、天然藺草から泥
染め染料を除去し、その後に畳表の表面に水分を含ませ
て超音波の振動を加えると、天然藺草が切れずに、畳表
の折り曲げが良くなる。
【0015】
【発明の実施の形態】 図1乃至図4は、本発明の畳表
の折り目形成装置とその折り目形成方法を示す。1は、
超音波発生装置であり、台座2に油圧などで上下動する
ロッド3が設けられ、該ロッド3の上端部に該超音波発
生装置1が取り付けられている。超音波発生装置1は、
市販のもので15kHz以上超音波を発生する。
の折り目形成装置とその折り目形成方法を示す。1は、
超音波発生装置であり、台座2に油圧などで上下動する
ロッド3が設けられ、該ロッド3の上端部に該超音波発
生装置1が取り付けられている。超音波発生装置1は、
市販のもので15kHz以上超音波を発生する。
【0016】超音波発生装置1が発振した超音波の振動
を畳表の折り目部分に加えるために、横長の工具ホーン
4を超音波発生装置1に装着する。該工具ホーン4は、
図1に示すように、断面が略逆台形のジュラルミン製の
横長の箱状のものであり、その底面4aを、畳表に超音
波振動をよりよく伝えると共に畳表を押圧するために細
幅の平底にする。
を畳表の折り目部分に加えるために、横長の工具ホーン
4を超音波発生装置1に装着する。該工具ホーン4は、
図1に示すように、断面が略逆台形のジュラルミン製の
横長の箱状のものであり、その底面4aを、畳表に超音
波振動をよりよく伝えると共に畳表を押圧するために細
幅の平底にする。
【0017】図1に示すように、工具ホーン4の横幅W
は、畳表の幅W´に一致することが望ましいが、それよ
りも小さくても良い。その場合、超音波振動は工具ホー
ン4により複数回畳表に加えられる必要がある。
は、畳表の幅W´に一致することが望ましいが、それよ
りも小さくても良い。その場合、超音波振動は工具ホー
ン4により複数回畳表に加えられる必要がある。
【0018】超音波発生装置1の下に、断面逆V形の直
線状の突条5aを有する工具5を設ける。該工具5は、
図2に示すように、平板鋼材に三角鋼を溶着するか、又
は、厚い鋼板から無垢の突条5aを削り出して一体に形
成する。
線状の突条5aを有する工具5を設ける。該工具5は、
図2に示すように、平板鋼材に三角鋼を溶着するか、又
は、厚い鋼板から無垢の突条5aを削り出して一体に形
成する。
【0019】図1に示すように、細い管状のプラスチッ
クを折るような方向に畳表6を向けて該畳表6を工具5
の上に搬入し、畳表6の折り目部分6aを工具5の直線
状の突条5aの上に来るように位置決めする。
クを折るような方向に畳表6を向けて該畳表6を工具5
の上に搬入し、畳表6の折り目部分6aを工具5の直線
状の突条5aの上に来るように位置決めする。
【0020】更に、図3に示すように、超音波発生装置
1を取り付けたロッド3を下動して、1.5から2.5秒
の間前記工具ホーン4の底面4aにより、工具5の直線
状の突条5a上に置かれた畳表6の折り目形成予定部分
6aを7.5乃至8.0kgの荷重で押圧すると同時に、
超音波振動を前記工具ホーン4から前記折り目形成予定
部分6aに加え、畳表6の折り目形成予定部分6aの内
部摩擦により該折り目形成予定部分6aを折り曲げるこ
とのできる温度に加熱して、畳表6にV溝状の折り目を
形成する。
1を取り付けたロッド3を下動して、1.5から2.5秒
の間前記工具ホーン4の底面4aにより、工具5の直線
状の突条5a上に置かれた畳表6の折り目形成予定部分
6aを7.5乃至8.0kgの荷重で押圧すると同時に、
超音波振動を前記工具ホーン4から前記折り目形成予定
部分6aに加え、畳表6の折り目形成予定部分6aの内
部摩擦により該折り目形成予定部分6aを折り曲げるこ
とのできる温度に加熱して、畳表6にV溝状の折り目を
形成する。
【0021】更に、図4に示すように、前記ロッド3を
上動して、前記工具ホーン4の底面4aを畳表6から引
き離し、該畳表6を工具5から取り外して、上記のV溝
状の折り目に沿って直線状に畳表6を折り曲げる。
上動して、前記工具ホーン4の底面4aを畳表6から引
き離し、該畳表6を工具5から取り外して、上記のV溝
状の折り目に沿って直線状に畳表6を折り曲げる。
【0022】前記と同様の方法で畳表6の別の折り目形
成予定部分6bに折り目を付け、更に、畳表の他端側に
設ける他の折り目形成予定部分6a´、6b´にも同様
の方法で折り目を付ける。
成予定部分6bに折り目を付け、更に、畳表の他端側に
設ける他の折り目形成予定部分6a´、6b´にも同様
の方法で折り目を付ける。
【0023】そして、畳表6を折り目形成装置から取り
出して、それらの折り目を折り曲げて、更に、手によっ
て、縦糸を折るようにして畳表6の他の折り目形成予定
部分6c、6dも折り曲げ、畳表6の四周を折り曲げ
る。
出して、それらの折り目を折り曲げて、更に、手によっ
て、縦糸を折るようにして畳表6の他の折り目形成予定
部分6c、6dも折り曲げ、畳表6の四周を折り曲げ
る。
【0024】該四周を折り曲げた畳表6を畳床にかぶせ
て折り曲げ部分を接着テープなどで畳床の裏面に固定
し、置畳や薄畳などを形成する。
て折り曲げ部分を接着テープなどで畳床の裏面に固定
し、置畳や薄畳などを形成する。
【0025】上記の折り目形成装置と折り目形成方法に
用いられた畳表は、主に、ポリプロピレンのようなプラ
スチック製の細い中空の管を用いたものであるが、中空
ではないプラスチックを用いたものであっても良く、ま
た、天然藺草を用いた畳表を折り曲げる場合にも本発明
の方法と装置は用いられる。
用いられた畳表は、主に、ポリプロピレンのようなプラ
スチック製の細い中空の管を用いたものであるが、中空
ではないプラスチックを用いたものであっても良く、ま
た、天然藺草を用いた畳表を折り曲げる場合にも本発明
の方法と装置は用いられる。
【0026】この場合に、天然藺草に泥染め染料が残っ
ていて、そこに超音波振動が加えられると該染料が飛び
散ってしまい畳表が汚れてしまうので、予め天然藺草か
ら泥染め染料を除去し、その後に畳表の表面に水分を含
ませて、前記と同様の方法で超音波振動を畳表の折り目
部分に加え、更に、荷重を上記よりも軽く、例えば、4
乃至5kg程度にして工具ホーン4の底面4aによって
畳表を押圧すると、天然藺草が切れずに畳表を容易に折
り曲げることができる。
ていて、そこに超音波振動が加えられると該染料が飛び
散ってしまい畳表が汚れてしまうので、予め天然藺草か
ら泥染め染料を除去し、その後に畳表の表面に水分を含
ませて、前記と同様の方法で超音波振動を畳表の折り目
部分に加え、更に、荷重を上記よりも軽く、例えば、4
乃至5kg程度にして工具ホーン4の底面4aによって
畳表を押圧すると、天然藺草が切れずに畳表を容易に折
り曲げることができる。
【0027】上記においては、工具5に直線状の突条5
aを一つしか設けていない実施の態様を示したが、図5
に示すような別の実施の形態においては、畳床の厚さに
等しい間隔で畳表6に2つの折り目を同時に付けるため
に、畳床の厚さに等しい間隔をあけて2つの突条を工具
5上に平行に設けるようにしても良い。この場合、一度
に畳表6に折り目を二つ付けるために、工具ホーン4の
底面4aの幅を上記の実施の態様の場合よりも広くす
る。また、図5に示すように、台座2上に、位置決め部
材7をロッド3と工具5の間に設け、畳表6を工具5の
上に搬入したときに、畳表6の折り目形成予定部分6
a、6bを工具5の直線状の突条5a、5bの上に来る
ように位置決めし、畳表6を畳床に取り付けたときに畳
床の裏面に接着テープなどで貼着される畳表の部分6e
を確保する。
aを一つしか設けていない実施の態様を示したが、図5
に示すような別の実施の形態においては、畳床の厚さに
等しい間隔で畳表6に2つの折り目を同時に付けるため
に、畳床の厚さに等しい間隔をあけて2つの突条を工具
5上に平行に設けるようにしても良い。この場合、一度
に畳表6に折り目を二つ付けるために、工具ホーン4の
底面4aの幅を上記の実施の態様の場合よりも広くす
る。また、図5に示すように、台座2上に、位置決め部
材7をロッド3と工具5の間に設け、畳表6を工具5の
上に搬入したときに、畳表6の折り目形成予定部分6
a、6bを工具5の直線状の突条5a、5bの上に来る
ように位置決めし、畳表6を畳床に取り付けたときに畳
床の裏面に接着テープなどで貼着される畳表の部分6e
を確保する。
【0028】
【発明の効果】請求項1に記載の発明である畳表の折り
目形成装置は、比較的に小型の超音波発生装置を用いる
ので装置全体が大型化せず、また、この超音波発生装置
は大きな電流を極く短い時間しか流さないのでコストも
低廉である。
目形成装置は、比較的に小型の超音波発生装置を用いる
ので装置全体が大型化せず、また、この超音波発生装置
は大きな電流を極く短い時間しか流さないのでコストも
低廉である。
【0029】しかも、畳表の折り目形成予定部分に加え
られた超音波の振動によって極く短い時間にその折り目
部分の内部摩擦から畳表の折り目が形成できる温度に加
熱されるので畳表の折り曲げの生産性が良くなり、しか
も、藺草や細い管状のプラスチックの表面、言い換えれ
ば、畳表の面を傷つけない。
られた超音波の振動によって極く短い時間にその折り目
部分の内部摩擦から畳表の折り目が形成できる温度に加
熱されるので畳表の折り曲げの生産性が良くなり、しか
も、藺草や細い管状のプラスチックの表面、言い換えれ
ば、畳表の面を傷つけない。
【0030】更に、超音波発生装置に装着された横長の
工具ホーンから、超音波振動を畳表の折り目形成予定部
分に加え、前記工具に設けた少なくとも一つの断面逆V
形の直線状の突条上に置かれた畳表を前記工具ホーンに
よって押圧することで、畳表を直線的に折り曲げること
ができる。
工具ホーンから、超音波振動を畳表の折り目形成予定部
分に加え、前記工具に設けた少なくとも一つの断面逆V
形の直線状の突条上に置かれた畳表を前記工具ホーンに
よって押圧することで、畳表を直線的に折り曲げること
ができる。
【0031】請求項2に記載の発明である畳表の折り目
形成方法は、超音波発生装置に装着された横長の工具ホ
ーンから畳表の折り目形成予定部分に極く短い時間に超
音波振動を加えるので、折り目形成予定部分の内部摩擦
による加熱が極く短い時間ででき、畳表の折り曲げの生
産性が良くなり、コストも低減でき、しかも、畳表の面
を傷つけない。
形成方法は、超音波発生装置に装着された横長の工具ホ
ーンから畳表の折り目形成予定部分に極く短い時間に超
音波振動を加えるので、折り目形成予定部分の内部摩擦
による加熱が極く短い時間ででき、畳表の折り曲げの生
産性が良くなり、コストも低減でき、しかも、畳表の面
を傷つけない。
【0032】請求項3に記載の発明である畳表の折り目
形成方法は、特に、天然藺草を畳表に用いた場合に、そ
こから泥染め染料を完全に除去し、天然藺草の表面に水
分を含ませた後で、超音波振動を畳表の折り目形成予定
部分に加えて前記工具に設けた少なくとも一つの断面逆
V形の直線状の突条上で工具ホーンにより畳表を押圧す
るので、前記染料が飛散せずに畳表の表面が傷つかない
上に、畳表の折り曲げの生産性が良くなり、コストも低
減できる。
形成方法は、特に、天然藺草を畳表に用いた場合に、そ
こから泥染め染料を完全に除去し、天然藺草の表面に水
分を含ませた後で、超音波振動を畳表の折り目形成予定
部分に加えて前記工具に設けた少なくとも一つの断面逆
V形の直線状の突条上で工具ホーンにより畳表を押圧す
るので、前記染料が飛散せずに畳表の表面が傷つかない
上に、畳表の折り曲げの生産性が良くなり、コストも低
減できる。
【図1】 畳表を本発明の畳表の折り目形成装置に搬入
し、畳表の折り目部分を位置決めした状態を示す概略
図。
し、畳表の折り目部分を位置決めした状態を示す概略
図。
【図2】 本発明の工具の斜視図。
【図3】 ロッドを下動させ畳表を押圧した状態を示す
略図。
略図。
【図4】 ロッドを上動して畳表を取り出した状態を示
す略図。
す略図。
【図5】 工具に2条の突条を設けた本発明の別の実施
の態様を示す略図。
の態様を示す略図。
【図6】 (A)は、畳表の斜視図。(B)は、縦糸と
藺草などの織構造を示すための畳表の部分拡大図。
(C)は、(A)の畳表を折り曲げて、それを畳床に取
り付ける場合を示す略図。
藺草などの織構造を示すための畳表の部分拡大図。
(C)は、(A)の畳表を折り曲げて、それを畳床に取
り付ける場合を示す略図。
【符号の説明】 1 超音波発生装置 2 台座 3
ロッド 4 工具ホーン 5 工具 5a 断面逆V形
の直線状の突条 6 畳表 6a、6b 折り目形成予
定部分
ロッド 4 工具ホーン 5 工具 5a 断面逆V形
の直線状の突条 6 畳表 6a、6b 折り目形成予
定部分
Claims (3)
- 【請求項1】 横長の工具ホーンを装着した超音波発生
装置を、台座に設けた上下動自在のロッドに取り付け、
該超音波発生装置の下に、少なくとも一つの断面逆V形
の直線状の突条を有する工具を設け、該工具上に搬入し
た畳表の折り目形成予定部分に前記工具ホーンを介して
超音波発生装置により発振した超音波の振動を加えると
共に前記工具ホーンにより畳表を押圧して、畳表にV溝
状の折り目を形成することを特徴とする畳表の折り目形
成装置。 - 【請求項2】 横長の工具ホーンを装着した超音波発生
装置の下に設けた少なくとも一つの断面逆V形の直線状
の突条を有する工具上に畳表を搬入し、畳表の折り目形
成予定部分が該突条の上に来るように畳表を位置決め
し、前記折り目形成予定部分に工具ホーンを介して超音
波発生装置により発振した超音波の振動を加えて振動さ
せると共に前記工具ホーンにより畳表を押圧して、畳表
にV溝状の折り目を形成することを特徴とする畳表の折
り目形成方法。 - 【請求項3】 前記請求項2の畳表の折り目形成方法に
おいて、畳表の天然藺草から泥染め染料を除去した後
に、畳表の表面に水分を含ませてから前記断面逆V形の
直線状の突条を有する工具上に畳表を搬入することを特
徴とする畳表の折り目形成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24654496A JP2913389B2 (ja) | 1996-09-18 | 1996-09-18 | 畳表の折り目形成装置と折り目形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24654496A JP2913389B2 (ja) | 1996-09-18 | 1996-09-18 | 畳表の折り目形成装置と折り目形成方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1088775A JPH1088775A (ja) | 1998-04-07 |
| JP2913389B2 true JP2913389B2 (ja) | 1999-06-28 |
Family
ID=17149996
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24654496A Expired - Lifetime JP2913389B2 (ja) | 1996-09-18 | 1996-09-18 | 畳表の折り目形成装置と折り目形成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2913389B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4607371B2 (ja) * | 2001-05-10 | 2011-01-05 | 東海機器工業株式会社 | 畳表の折り曲げ方法及び当該方法に用いる畳表用折り筋付け器 |
-
1996
- 1996-09-18 JP JP24654496A patent/JP2913389B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH1088775A (ja) | 1998-04-07 |
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