JP2913392B2 - がらり構造 - Google Patents
がらり構造Info
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Landscapes
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Description
られ屋内と屋外で空気の流通を許すと共に、屋外から屋
内への雨水の浸入を阻止するがらり構造に関するもので
ある。
し、しかも、屋内外の空気流通をとるために、がらり構
造が用いられている。この種のがらり構造として、屋外
へ向かう仕切板と、この仕切板の両側部に垂直に交差す
る2つの側板とを有する、防水ユニットを備えたものが
ある。そして、このものでは、防水ユニットを千鳥状に
配置して、ラビリンス状の空気流路を構成している。
は、弱い風雨に対しては、十分な防水性を発揮すること
ができる。しかしながら、台風やそれに準ずるような強
い風雨がおこると、次に述べるように、十分な防水がで
きず、屋内に浸水を生ずることがあった。
説明する。図6(a)には、従来のがらり構造における
防水ユニット1を示してある。図示しているように、防
水ユニット1は、屋外S1に向かう仕切板2と、仕切板
2の両側部に直交する側板3、4を有している。また、
S2は屋内であり、雨滴6を多量に含む強風雨5が、屋
外S1から屋内S2へ吹き込もうとしているものとす
る。
起こる。即ち、一般に、強風雨5、7には、下から上へ
向けて勢い良く吹き上がるものが多い。殊に、がらり構
造は、壁の高所に設けられることが多く、壁の中程ある
いは下部にぶつかった強風雨は、しばしば、がらり構造
の付近で上向きになる。そして、このような上向きの強
風雨5が吹くと、強風雨5が仕切板2に激突して、強風
雨5に含まれる雨滴6の一部は、仕切板2に打ち付けら
れ仕切板2に付着する。
付着した雨滴6は、仕切板2をつたって滴下する。しか
し、強風雨5、7が勢い良く吹き上がると、それに押さ
れて、仕切板2に付着した雨滴6も矢印N1方向に上昇
する。そして、次々に上昇する雨滴6が結合して、雨溜
まりAが形成される。一方、仕切板2にぶつかった強風
雨5は、図6(a)に示すように、側板3、4を迂回し
て、室内S2側へ向かう。また、この迂回する強風雨5
によって、雨溜まりAの一部がはぎ取られて雨滴6とな
る。そして、迂回する強風雨5とともに、雨滴6が、防
水ユニット1を通過して屋内S2へ浸水してしまう。こ
のように、従来のがらり構造では、防水性が損なわれる
ことがあった。
防止できるがらり構造を提供することを目的とする。
壁に開口する換気口に取り付けられる取付枠と、取付枠
に保持される防水体とを備え、防水体は、縦長複数の防
水ユニットが屋外から屋内へ向かって空気の流通を許す
ように千鳥状に配置されてなり、この防水ユニットは、
屋外に向かう仕切板と、仕切板の側部に設けられる側板
と、空気を貫通させ得る複数の通気孔があけられ、かつ
仕切板よりも屋外側の位置に仕切板に対して間隔をあけ
て設けられた通気板とを有し、仕切板と通気板とに挟ま
れた滴下空間を形成して、滴下空間内に通気孔を通過し
減勢した風雨のみの進入を許して、仕切板又は通気板の
一方又は双方をつたって、この風雨に含まれる雨滴を滴
下させるようにした。
に開口する換気口に取り付けられる取付枠と、取付枠に
保持される防水体とを備え、防水体は、縦長複数の防水
ユニットが屋外から屋内へ向かって空気の流通を許すよ
うに千鳥状に配置されてなり、この防水ユニットは、屋
外に向かう仕切板と、仕切板の側部に設けられる側板
と、空気を貫通させ得る複数の通気孔があけられ、かつ
仕切板よりも屋外側の位置に仕切板に対して間隔をあけ
て設けられた通気板とを有し、仕切板と通気板とに挟ま
れた滴下空間を形成して、滴下空間内に通気孔を通過し
減勢した風雨のみの進入を許して、仕切板又は通気板の
一方又は双方をつたって、この風雨に含まれる雨滴を滴
下させるようにした。
のまま入り込むことはなく、通気孔を通過して減勢され
た弱い風雨のみが存在できる。即ち、屋外で強風雨が吹
き上げても、滴下空間内の風圧は弱いままの状態にあ
る。
し上げられることがなく、仕切板又は通気板の一方又は
双方に付着して、これらの板を下向きにつたい滴下する
か、あるいはそのまま自然落下することになる。その結
果、雨滴は、仕切板を上向きにつたって、屋内側へ至る
ことはなく、浸水を効果的に防止できる。
形態について説明する。図1に示すように、壁8に開口
する換気口9に、本形態のがらり構造が取り付けられ
る。このがらり構造は、換気口9に固定される取付枠1
0と、取付枠10に保持される防水体11とを有する。
また、図2に示すように、防水体11は、取付枠10に
固定ねじ12を用いて固定される。
雨滴6を多量に含む強風雨5が上向きに吹き上げている
ものとする。
ついて説明する。ここで、図3は、図1のA−A断面図
である。図3に示しているように、防水体11は、縦長
複数の防水ユニットU1、U2が、屋外S1から屋内S
2へ向かって空気の流通を許すように千鳥状に配置され
ている。そして、図3に矢印で示しているように、ラビ
リンス状の空気流路が形成され、屋外S1と屋内S2と
の双方向に通気できるようになっている。
ユニットU2は、屋外S1側から見て、互いに交差して
おり、空気あるいはそれに含まれる物質は、矢印のよう
に蛇行してはじめて通気でき、屋外S1から屋内S2へ
一直線に流通することはできない。
1に垂直に対面する仕切板13と、仕切板13の側部に
仕切板13と直交するように設けられる側板14、15
を有する。
は、垂直な溝部を有する挿入部16、17が相対向して
突設され、これらの挿入部16、17の溝部には、薄板
状をなす通気板18が垂直に挿入されている。通気板1
8は、例えばパンチングプレートで構成するものであ
り、厚さ方向に貫通する多数の小さな通気孔19を備え
ている。
通気板18とには、間隔tがあいており、仕切板13、
側板14、通気板18、側板15に囲まれる滴下空間R
が形成されている。この滴下空間Rには、後に詳述する
ように、通気孔19を通過して減勢した風雨のみの進入
が許され、屋外S1の風圧が高くとも、滴下空間R内の
風圧は、常に低くなるようになっている。
には、発泡体などからなるシート状の吸音層20が形成
されている。ここで、がらり構造は、工場の建屋などに
よく取り付けられるが、工場の屋内S2内で発生するエ
ンジン音などの騒音が、吸音層20によって吸収され、
屋外S1に伝わりにくくなっている。
ユニットU1と異なり、略U字状の断面形状をなす。し
かし、第2防水ユニットU2は、第1防水ユニットU1
と同様に、屋外S1に向かう仕切板21と、仕切板21
の側部に仕切板21と直交するように設けられる側板2
2、23を有する。
は、縦方向の溝部を備えた挿入部24、25が相対向し
て突設され、これら挿入部24、25には、薄板状の通
気板26が垂直に挿入され、通気板26には、厚さ方向
に貫通する多数の小さな通気板26が形成されている。
ユニットU2の形状は、設計の事情に応じて種々変更で
きるものであり、図示しているものは、その一例にすぎ
ない。
防水ユニットU1による防水作用を説明する。図4は、
従来技術を示す図6(b)と対比されるものであり、雨
滴6を伴い、上向きの強風雨5、7が吹き付けている状
態を示している。
1防水ユニットU1に吹き付けると、雨滴6が仕切板1
3ではなく、通気板18に打ち付けられ、雨滴6は通気
板18に付着する。そして、強風雨5、7の力によっ
て、矢印N3で示すように、屋内S2方向に押されなが
ら、通気板18をつたって上昇する。
あけてあり、強風雨5、7の一部は、通気孔19を介し
て滴下空間R内に流れ込んでいるから、雨滴6は最寄り
の通気孔19に近づくと、矢印N4で示すように、滴下
空間R内へ浸入する。
5、7が吹き荒れていても、強風雨5、7のほとんど
は、通気板18に阻まれて滴下空間R内に進入できず、
強風雨5、7のごく一部のみが、通気孔19を通過して
滴下空間Rに至ることができる。
空間R内に至るものは、小さな通気孔19を通過する際
に、エネルギを損失して弱い通過風28となる。さら
に、通過風28が、仕切板13に当たり、反射して反射
風29となることもあるが、反射風29は、通過風28
よりもさらに減勢される。
1の風圧に比べて非常に小さいものとなる。即ち、滴下
空間R内では、弱い風雨が吹いているときと、ほぼ同じ
状態にある。
通気孔19を通過した雨滴6を持ち上げるほどの勢いは
なく、雨滴6は、通気孔19を通過し仕切板13に対面
する通気板18の面に至った後、矢印N5で示すよう
に、下方へ滴下する。
雨滴6も、自然落下するか又は仕切板13あるいは通気
板18の面をつたって、矢印N6、N7に示すように、
下方へ滴下する。
1では、通気板18の背部に滴下空間Rを設けたことに
より、屋外S1の強風雨5、7の風圧を実質的に減殺す
るようになっており、従来のがらり構造のように、雨滴
6が側板14、15を迂回して屋内S2へ浸水するよう
なことがない。
いても、同様に奏され、第1防水ユニットU1と第2防
水ユニットU2は、上述したように、互いにオーバーラ
ップするように千鳥配置されているから、屋内S2への
雨水の浸入を効果的に防止できる。
る。この例では、上記形態の第1防水ユニットU1と、
第2防水ユニットU2の間に、第3防水ユニットU3を
千鳥配置した3段構成となっている。このため、矢印で
示すように、上記形態よりやや入り組んだラビリンス状
の空気流路が形成されている。
ユニットU2の中心を境にして、左右対称に配置され、
仕切板30、側板31、32、通気板33を有する。勿
論、通気板33には、複数の通気孔があけてある。この
形態でも、上記形態と同様の作用効果がある。
勢いよく強風雨が吹き上げる状態でも、仕切板上を雨滴
がはね上がることがなく、屋内への浸水を効果的に防止
できる。
面図
図
の防水ユニットの防水作用の説明図
Claims (2)
- 【請求項1】壁に開口する換気口に取り付けられる取付
枠と、前記取付枠に保持される防水体とを備え、 前記防水体は、縦長複数の防水ユニットが屋外から屋内
へ向かって空気の流通を許すように千鳥状に配置されて
なり、 前記防水ユニットは、屋外に向かう仕切板と、前記仕切
板の側部に設けられる側板と、空気を貫通させ得る複数
の通気孔があけられ、かつ前記仕切板よりも屋外側の位
置に前記仕切板に対して間隔をあけて設けられた通気板
とを有し、 前記仕切板と前記通気板とに挟まれた滴下空間を形成し
て、前記滴下空間内に前記通気孔を通過し減勢した風雨
のみの進入を許して、前記仕切板又は前記通気板の一方
又は双方をつたって、この風雨に含まれる雨滴を滴下さ
せるようにしたことを特徴とするがらり構造。 - 【請求項2】前記仕切板のうち、屋内へ向かう面に吸音
層を設けたことを特徴とする請求項1記載のがらり構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34047596A JP2913392B2 (ja) | 1996-12-05 | 1996-12-05 | がらり構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34047596A JP2913392B2 (ja) | 1996-12-05 | 1996-12-05 | がらり構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10169328A JPH10169328A (ja) | 1998-06-23 |
| JP2913392B2 true JP2913392B2 (ja) | 1999-06-28 |
Family
ID=18337324
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34047596A Expired - Fee Related JP2913392B2 (ja) | 1996-12-05 | 1996-12-05 | がらり構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2913392B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102191288B1 (ko) * | 2019-09-10 | 2020-12-15 | 강수철 | 방수형 가스 누설경보기 |
-
1996
- 1996-12-05 JP JP34047596A patent/JP2913392B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH10169328A (ja) | 1998-06-23 |
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