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JP2913441B2 - しわ改善剤 - Google Patents
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JP2913441B2 - しわ改善剤 - Google Patents

しわ改善剤

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JP2913441B2
JP2913441B2 JP11490293A JP11490293A JP2913441B2 JP 2913441 B2 JP2913441 B2 JP 2913441B2 JP 11490293 A JP11490293 A JP 11490293A JP 11490293 A JP11490293 A JP 11490293A JP 2913441 B2 JP2913441 B2 JP 2913441B2
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幸博 矢田
幸浩 大橋
健敏 藤森
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はしわ改善剤及び老化防止
化粧料に関し、更に詳細にはしわの発生を抑制し、ま
た、しわを消滅させる効果に優れた老化防止化粧料に関
する。
【0002】
【従来の技術】健康で美しい肌を保つということは、特
に女性にとっては非常に関心の高い問題である。しか
し、肌の状態は湿度、紫外線、化粧品、加齢、疾病、ス
トレス、食習慣等の因子に常に影響され、その結果とし
て肌の諸機能の減退、肌の老化など、様々な肌のトラブ
ルが発生する。これらのうち、しわは加齢による肌の老
化や太陽光線への露出による光老化等により生じる。す
なわち、真皮の線維を作る細胞は太陽光線への露出や年
齢の増加とともに小さくかつ少なくなり、特にコラーゲ
ン線維が大きく失われ、真皮の退化、皮下脂肪組織の減
少などにより皮膚が老化し、これが主にしわ、弛緩及び
弾力性損失の原因となる。
【0003】従来、このようなしわなどの老化作用を抑
制したり、治療したりするため、種々の組成物や方法が
提案されている(特開昭62−185005号、特開昭
62−502546号、特開平2−72157号、特開
平2−288822号等)。しかし、これらはいずれ
も、しわを改善する効果に充分満足できるものではなか
った。従って、しわを改善する効果に優れた化粧料が望
まれていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、かかる実
情に鑑み、鋭意検討した結果、後述する特定のアミン誘
導体が、優れたしわ改善作用を有することを見出し、本
発明を完成するに至った。
【0005】すなわち、本発明は、下記一般式(1)
【0006】
【化3】
【0007】(式中、R1は炭素数4〜40の直鎖、分
岐鎖又は環状の飽和又は不飽和の炭化水素基を示す。R
2、R3、R4、R5及びR6はそれぞれ水素原子又は1若
しくは2以上の水酸基が置換していてもよい炭素数1〜
10の炭化水素基を示す。)で表わされるアミン誘導体
又はその酸付加塩からなるしわ改善剤を提供するもので
ある。
【0008】また、本発明は上記一般式(1)で表わさ
れるアミン誘導体又はその酸付加塩を配合してなること
を特徴とする老化防止化粧料を提供するものである。
【0009】本発明に使用されるアミン誘導体(1)の
うち、一部については既知の化合物であり、従来、その
N−アシル体であるアミド誘導体の製造中間体(特開昭
62−228048号公報)として、また乳化剤(特開
昭54−117421号公報、特開昭54−13523
3号公報)として知られている。しかし、その皮膚に対
する作用、特に表皮細胞に対する作用については全く知
られていなかった。
【0010】一般式(1)で表わされるアミン誘導体に
おいて、式中、R1は炭素数4〜40の直鎖、分岐鎖又
は環状の飽和又は不飽和の炭化水素基を示すが、その具
体例としては、ブチル、ヘキシル、オクチル、デシル、
ドデシル、テトラデシル、ペンタデシル、ヘキサデシ
ル、オクタデシル、ドコシル、ドトリアコンチル、メチ
ル分岐イソステアリル、2−エチルヘキシル、2−ヘプ
チルウンデシル、5,7,7−トリメチル−2−(1,
3,3−トリメチルブチル)−オクチル、9−オクタデ
セニル、9,12−オクタデカジエニル、シクロヘキシ
ル、フェニル、ベンジル、コレステリル等の炭化水素基
が挙げられる。また、R2、R3、R4、R5及びR6はそ
れぞれ水素原子又は1若しくは2以上の水酸基が置換し
ていてもよい炭素数1〜10の炭化水素基を示すが、そ
の具体例としては、水素原子、及びメチル、エチル、ブ
チル、ヘキシル、フェニル、ベンジル、ヒドロキシメチ
ル、ヒドロキシエチル、1,2−ジヒドロキシエチル、
1,2,3−トリヒドロキシプロピル、1,2,3,4
−テトラヒドロキシブチル、1,2,3,4,5−ペン
タヒドロキシペンチル等の炭化水素基が挙げられる。
【0011】前記アミン誘導体(1)において、特に好
ましい化合物としては、下記一般式(1′)
【0012】
【化4】
【0013】〔式中、R2は水素原子又は1若しくは2
以上の水酸基が置換していてもよい炭素数1〜10の炭
化水素基を示し、m及びnはm+n=11〜17、m=
4〜10、n=5〜11でm=7、n=8を頂点とする
分布を有する数を示す〕で表わされるアミン誘導体が挙
げられる。
【0014】本発明に使用されるアミン誘導体(1)
は、公知の種々の方法により合成される。例えば、下記
反応式で表わされるように、グリシジルエーテル誘導体
(2)にアミン誘導体(3)を付加させることにより合
成される。
【0015】
【化5】
【0016】(式中、R1、R2、R3、R4、R5及びR6
は前記と同じ意味を有する)このようにして得られるア
ミン誘導体(1)は、さらに、必要に応じて、常法によ
り塩酸、硫酸、硝酸、リン酸等の無機酸塩、又はコハク
酸、フマル酸、ヘキサデカン酸、オクタデカン酸、乳
酸、グリコール酸、クエン酸、酒石酸、安息香酸等の有
機酸塩とすることができる。これらのアミン誘導体
(1)又はその酸付加塩は、後述する実施例に示すよう
に、しわの発生を抑制し、また、しわを消滅させる作用
を有する。
【0017】本発明のしわ改善剤は、内服、外用その他
いずれの方法によっても投与可能であるが、外用剤とし
て皮膚に適用するのが好ましい。皮膚に適用する場合に
は、薬用皮膚外用剤、化粧料等の種々の使用形態をとる
ことができ、例えば化粧料に配合すれば、しわの発生を
抑制し、また、しわを消滅させる効果に優れた老化防止
化粧料が得られる。
【0018】前記アミン誘導体(1)又はその塩酸付加
塩の老化防止化粧料への配合量は、特に制限されない
が、全組成量の0.0001〜0.1重量%(以下単に
%で示す)が好ましい。
【0019】また、前記アミン誘導体(1)の中で、特
に一般式(1′)で表わされるアミン誘導体又はその酸
付加塩の配合量は、全組成量の0.0001〜10%が
好ましく、特に0.001〜2%が好ましい。
【0020】本発明の老化防止化粧料には、前記アミン
誘導体の他に、通常の化粧料、医薬部外品、医薬品等に
用いられている各種任意成分、例えば油剤、保湿剤、増
粘剤、防腐剤、乳化剤、紫外線吸収剤、抗炎症剤、美白
剤、顔料、薬効成分、粉体、pH調整剤、抗酸化剤、香
料、乳化安定剤等を必要に応じて適宜配合することがで
きる。老化防止化粧料としては、種々の用途及び形態、
例えば、水/油、油/水型乳化化粧料、クリーム、化粧
乳液、化粧水、油性化粧料、パック剤、ファンデーショ
ン等として用いることができる。これらの化粧料は、常
法の方法により上記種々の形態のものに調製することが
できる。
【0021】
【発明の効果】本発明のしわ改善剤及び老化防止化粧料
は、しわの発生を抑制し、また、しわを消滅させる効果
に優れたものである。
【0022】
【実施例】以下に本発明を実施例により具体的に説明す
るが、本発明がこれらに限定されるものでないことはい
うまでもない。
【0023】合成例1 1−(2−ヒドロキシエチルアミノ)−3−テトラデシ
ロキシ−2−プロパノール〔一般式(1)で、R1=C
1429−、R2=R3=R4=R5=R6=Hの化合物〕の
合成:撹拌装置、滴下ロート、温度計、N2導入管及び
蒸留装置を備えた3l容、5口フラスコに、エタノール
アミン916.2g(15mol)及びエタノール183
gを仕込み、N2雰囲気下で80℃に加熱撹拌しつつ、
これにテトラデシルグリシジルエーテル270.5g
(1mol)を3時間かけて滴下した。滴下終了後、エタ
ノール及び過剰のエタノールアミンを減圧下に留去し、
残渣をメタノールを用い再結晶することにより無色粉末
の目的化合物(1a)295.7gを得た(収率89.
2%)。
【0024】
【化6】
【0025】合成例2 合成例1と同様にして下記に示すアミン誘導体(1b)
〜(1f)を合成した。
【0026】
【化7】
【0027】合成例3 1−(2−ヒドロキシエチルアミノ)−3−メチル分岐
イソステアリルオキシ−2−プロパノール〔一般式
(1)で、R1=メチル分岐イソステアリル、R2=R3
=R4=R5=R6=Hの化合物〕の合成:撹拌装置、滴
下ロート、温度計、N2導入管及び蒸留装置を備えた3
l容、5口フラスコに、エタノールアミン916.2g
(15mol)及びエタノール183gを仕込み、N2雰囲
気下で80℃に加熱撹拌しつつ、これにメチル分岐イソ
ステアリルグリシジルエーテル326.6g(1mol)
を3時間かけて滴下した。滴下終了後、エタノール及び
過剰のエタノールアミンを減圧下に留去し、残渣をシリ
カゲルフラッシュクロマトグラフィーで精製することに
より、淡黄色ペースト状物の目的化合物(1g)32
0.5gを得た(収率82.7%)。
【0028】
【化8】
【0029】合成例4 1−(2−ヒドロキシエチルアミノ)−3−メチル分岐
イソステアリルオキシ−2−プロパノール塩酸塩の合
成:合成例3で得られたアミン誘導体(1g)13.2
g(34mmol)のエタノール100ml溶液に、12N塩
酸2.83ml(34mmol)を加えた後、溶媒を減圧留去
することにより淡黄色ゲル状の目的とするアミン誘導体
(1g)塩酸塩(1g′)14.4gを得た。
【0030】合成例5 合成例3と同様にして、1−(2−ヒドロキシエチルア
ミノ)−3−(9−オクタデセニルオキシ)−2−プロ
パノール(1h)を合成した。
【0031】
【化9】
【0032】合成例6 1−(2−ヒドロキシエチルアミノ)−3−フェニルオ
キシ−2−プロパノール〔一般式(1)で、R1=フェ
ニル、R2=R3=R4=R5=R6=Hの化合物〕の合
成:撹拌装置、滴下ロート、温度計、N2導入管及び蒸
留装置を備えた500ml容、4口フラスコに、エタノー
ルアミン91.6g(1.5mol)及びエタノール20
gを仕込み、N2雰囲気下で80℃に加熱撹拌しつつ、
これにフェニルグリシジルエーテル15.0gを2時間
かけて滴下した。滴下終了後、エタノール及び過剰のエ
タノールアミンを減圧下に留去し、残渣を減圧蒸留(1
75〜180℃/0.5Torr)することにより、無色固
体の目的化合物(1i)18.5gを得た(収率87.
6%)。
【0033】
【化10】
【0034】合成例7 1−〔ビス(2−ヒドロキシエチル)アミノ〕−3−テ
トラデシロキシ−2−プロパノール〔一般式(2)で、
1=C1429−、R2=−CH2CH2OH、R 3=R4
5=R6=Hの化合物〕の合成:撹拌装置、滴下ロー
ト、温度計、及びN2導入管を備えた1l容、5口フラ
スコに、ジエタノールアミン105.1g(1mol)及
びエタノール100gを仕込み、N2雰囲気下で80℃
に加熱撹拌しつつ、これにテトラデシルグリシジルエー
テル270.5g(1mol)を30分かけて滴下した。
滴下終了後、80℃でさらに6時間撹拌し、得られた反
応混合物をシリカゲルフラッシュクロマトグラフィーで
精製することにより、淡黄色油状の目的化合物(1j)
232.0gを得た(収率61.8%)。
【0035】
【化11】
【0036】合成例8 合成例7と同様にして、下記に示すアミン誘導体(1
k)〜(1o)を合成した。
【0037】
【化12】
【0038】合成例9 1−(2,3−ジヒドロキシプロピルアミノ)−3−テ
トラデシロキシ−2−プロパノール(1p)〔一般式
(1)で、R1=C1429−、R2=R3=R4=R 6
H、R5=−CH2OHの化合物〕の合成:撹拌装置、滴
下ロート、温度計、及びN2導入管を備えた2l容、4
口フラスコに、3−アミノ−1,2−プロパンジオール
25g(0.27mol)及びエタノール100gを仕込
み、N2雰囲気下で80℃に加熱撹拌しつつ、これにテ
トラデシルグリシジルエーテル9.9g(0.037mo
l)を3時間かけて滴下した。滴下終了後、80℃でさ
らに1時間撹拌し、得られた反応混合物に水1lを加
え、生成してきた固体を濾過した。次いで得られた固体
をメタノールより再結晶することにより、無色粉末の目
的化合物(1p)10.3gを得た(収率77.8
%)。
【0039】
【化13】
【0040】合成例10 合成例9と同様にして、下記に示すアミン誘導体(1
q)〜(1s)を合成した。
【0041】
【化14】
【0042】合成例11 合成例1と同様にして下記に示すアミン誘導体(1t)
〜(1x)を合成した。
【0043】
【化15】
【0044】合成例12 合成例3と同様にして下記に示すアミン誘導体(1y)
〜(1z)を合成した。
【0045】
【化16】
【0046】合成例13 合成例7と同様にして、下記に示すアミン誘導体(1a
a)〜(1ac)を合成した。
【0047】
【化17】
【0048】合成例14 合成例9と同様にして、下記に示すアミン誘導体(1a
d)〜(1af)を合成した。
【0049】
【化18】
【0050】前記(1a)〜(1af)で表わされるそ
れぞれのアミン誘導体の各置換基R 1〜R6を下記表1、
表2及び表3に示す。
【0051】
【表1】
【0052】
【表2】
【0053】
【表3】
【0054】得られたアミン誘導体(1a)〜(1a
f)の形状(融点)、IR、及びNMRに関するデータ
を以下に示す。 (1a)無色粉末 (融点 69.1〜69.5℃) IR(KBr,cm-1) 3448,2920,2852,1464,1374,1330,1120,10
90,1054.1 H-NMR(CDCl3,δ)0.67〜1.87(m,27H),2.53〜2.90(m,4
H),2.93〜3.20(br,3H),3.30〜4.07(m,7H).
【0055】(1b)無色粉末 (融点 52.7〜53.8℃) IR(KBr,cm-1) 3452,2920,2852,1466,1432,1380,1358,13
32,1120,1050,870.1 H-NMR(CDCl3,δ)0.63〜1.97(m,19H),2.52〜3.22(m,7
H),3.25〜4.10(m,7H).
【0056】(1c)無色粉末 (融点 60.2〜61.5℃) IR(KBr,cm-1) 3452,2920,2852,1464,1356,1382,1120,10
50,958,872.1 H-NMR(CDCl3,δ)0.63〜1.80(m,23H),2.54〜2.96(m,7
H),3.26〜4.13(m,7H).
【0057】(1d)無色粉末 (融点 70.6〜71.2℃) IR(KBr,cm-1) 3448,2920,2852,1462,1124,1050.1 H-NMR(CDCl3,δ)0.67〜1.67(m,31H),2.60〜2.80(m,4
H),3.10〜3.90(m,10H).
【0058】(1e)無色粉末 (融点 77.8〜78.3℃) IR(KBr,cm-1) 3452,2920,2852,1464,1376,1360,1330,11
20,1052,868.1 H-NMR(CDCl3,δ)0.67〜1.90(m,35H),2.13〜3.11(m,7
H),3.30〜4.13(m,7H).
【0059】(1f)無色粉末 (融点 177.6〜178.9℃) IR(KBr,cm-1) 3456,3376,2936,2912,1458,1368,1096,10
52,948,860.1 H-NMR(CDCl3,δ)0.68(s,3H),0.84〜1.72(m,32H),1.72
〜2.48(m,7H),2.66〜2.96(m,7H),3.06〜3.26(m,1H),3.3
6〜3.58(m,2H),3.67(bt,J=5.0Hz,2H),3.80〜3.96(m,1
H),5.32〜5.38(m,1H).
【0060】(1g)淡黄色ペースト状 IR(NaCl,cm-1) 3440,2924,2856,1462,1380,1118,1054.1 H-NMR(CDCl3,δ)0.65〜1.80(m,35H),2.38〜2.92(m,4
H),3.18〜4.22(m,10H).
【0061】(1g′)淡黄色ゲル状: IR(NaCl,cm-1) 3344,2920,2856,1588,1460,1376,1092.1 H-NMR(CDCl3,δ)0.62〜1.93(m,35H),2.90〜3.83(m,10
H),3.83〜4.67(m,5H).
【0062】(1h)淡黄色固体 (融点 36.0〜37.2℃) IR(NaCl,cm-1) 3344,2928,2856,1462,1352,1326,1112,1
058.1 H-NMR(CDCl3,δ)0.76〜2.33(m,33H),2.60〜2.93(m,4
H),3.13〜4.20(m,10H),5.23〜5.67(m,2H).
【0063】(1i)無色固体 (融点 77.0〜78.4℃) IR(KBr,cm-1) 3308,2872,1596,1496,1440,1244,1062,10
44,956,856,754,698.1 H-NMR(CDCl3,δ)2.70 〜2.90(m,4H),3.44(bs,3H),3.70
(bt,J=5.0Hz,2H),3.94(d,J=5.3Hz,2H),4.06〜4.20(m,1
H),6.85〜7.00(m,3H),7.22〜7.34(m,2H).
【0064】(1j)淡黄色油状物 IR(NaCl,cm-1) 3364,2924,2856,1460,1376,1118,1076,1
040.1 H-NMR(CDCl3,δ)0.89(t,J=6.5Hz,3H),1.10〜1.75(m,24
H),2.34〜2.95(m,6H),3.24〜4.06(m,9H),4.61(br,3H).
【0065】(1k)淡黄色油状物 IR(NaCl,cm-1) 3404,2928,2856,1462,1118,1080,1036,7
52.1 H-NMR(CDCl3,δ)0.88(t,J=6.5Hz,3H),1.12〜1.72(m,24
H),2.30〜2.77(m,7H),3.09(br,2H),3.33〜3.54(m,4H),
3.60〜3.70(m,2H),3.85〜4.00(m,1H).
【0066】(1l)淡黄色油状物 IR(NaCl,cm-1) 3404,2928,2856,1456,1378,1114,1068,7
36,698.1 H-NMR(CDCl3,δ)0.89(t,J=6.5Hz,3H),1.09〜1.70(m,27
H),2.55〜3.08(m,6H),3.25〜4.04(m,9H),7.18〜7.40(m,
5H).
【0067】(1m)無色固体 (融点 88.9〜90.2℃) IR(KBr,cm-1) 3360,2924,2852,1468,1348,1244,1126,11
00,1084,1042.1 H-NMR(CDCl3,δ)0.88(t,J=6.5Hz,3H),1.20〜1.80(m,27
H),2.27〜2.86(m,7H),3.30〜4.02(m,11H),4.57(br,5H).
【0068】(1n)淡黄色油状物 IR(NaCl,cm-1) 3388,2920,2856,1470,1110,1074,1036,1
026,744,702.1 H-NMR(CDCl3,δ)0.88(t,J=6.5Hz,3H),1.16〜1.72(m,28
H),2.46〜2.82(m,4H),3.22〜4.00(m,13H).
【0069】(1o)淡黄色油状物 IR(NaCl,cm-1) 3352,2928,2856,1458,1118,1088,1054,1
042,756,702.1 H-NMR(CDCl3,D2O,δ)0.86(t,J=6.5Hz,3H),1.08〜1.80
(m,28H),2.38〜2.90(m,4H),3.13〜4.13(m,13H),7.14(b
r,5H).
【0070】(1p)無色粉末 (融点 100.5〜102.2℃) IR(KBr,cm-1) 3388,2920,2852,1470,1352,1124,1076.1 H-NMR(CDCl3,δ)0.88(t,J=6.5Hz,3H),1.05〜1.67(m,24
H),1.68〜2.20(m,4H),2.58〜2.94(m,4H),3.31〜3.96(m,
8H).
【0071】(1q)無色粉末 (融点 98.4〜99.5℃) IR(KBr,cm-1) 3440,2920,2852,1468,1344,1124,1096,10
64.1 H-NMR(CDCl3,δ)0.88(t,J=6.5Hz,3H),1.13〜1.67(m,28
H),2.30〜2.97(m,8H),3.30〜4.00(m,8H).
【0072】 (1r)無色粉末(融点−分解、測定不能) IR(NaCl,cm-1) 3352,2928,2856,1470,1458,1118,1088,1
054,1042,756,702.1 H-NMR(CDCl3,D2O,δ)0.86(t,J=6.5Hz,3H),1.08〜1.80
(m,28H),2.38〜2.90(m,4H),3.13〜4.13(m,13H),7.14(b
r,5H).
【0073】(1s)無色粉末 (融点 85.7〜87.1℃) IR(KBr,cm-1) 3488,2924,2852,1470,1334,1120,1036.1 H-NMR(MeOH-d4,δ)0.67〜1.93(m,31H),2.50〜2.94(m,2
H),3.17〜3.98(m,13H).
【0074】(1t)無色粉末 (融点 50.3〜51.2℃) IR(KBr,cm-1) 3448,2920,2848,1464,1425,1359,1116,10
47,957,912,867.1 H-NMR(CDCl3,δ)1.18〜1.75(m,14H),1.95〜2.12(m,2
H),2.55〜2.84(m,4H),3.02(brs,3H),3.32〜3.52(m,4H),
3.60〜3.74(m,2H),3.82〜3.98(m,1H),4.85〜5.07(m,2
H),5.68〜5.94(m,1H).
【0075】(1u)無色粉末 (融点 61.2〜62.1℃) IR(KBr,cm-1) 3448,2920,2852,1466,1120,1052.1 H-NMR(CDCl3,δ)0.80〜0.98(m,3H),1.18〜1.70(m,18
H),2.54〜2.85(m,4H),3.05〜4.00(m,10H).
【0076】(1v)無色粉末 (融点 67.4〜68.4℃) IR(KBr,cm-1) 3444,2920,2848,1464,1358,1332,1120,10
90,1050,952,868,722.1 H-NMR(CDCl3,δ)0.88(t,J=6.24Hz,3H),1.10〜1.70(m,2
2H),2.54〜3.20(m,7H),3.30〜3.52(m,4H),3.58〜3.74
(m,2H),3.80〜3.98(m,1H).
【0077】(1w)無色粉末 (融点 72.2〜73.4℃) IR(KBr,cm-1) 3448,2920,2852,1464,1378,1328,1122,10
52,956,866,720.1 H-NMR(CDCl3,δ)0.88(t,J=6.19Hz,3H),1.08〜1.70(m,2
6H),2.50〜3.20(m,7H),3.28〜3.50(m,4H),3.58〜3.72
(m,2H),3.80〜3.98(m,1H).
【0078】(1x)無色粉末 (融点 77.4〜78.0℃) IR(KBr,cm-1) 3440,3312,2916,2852,1464,1378,1356,13
30,1120,1052,954,868,720.1 H-NMR(CDCl3,δ)0.88(t,J=6.24Hz,3H),1.10〜1.70(m,3
0H),2.50〜3.25(m,7H),3.32〜3.52(m,4H),3.62〜3.72
(m,2H),3.82〜3.98(m,1H).
【0079】(1y)淡黄色油状物 IR(NaCl,cm-1) 3388,2926,2856,1461,1377,1110.1 H-NMR(CDCl3,δ)0.70〜0.97(m,15H),0.98〜1.76(m,20
H),2.56〜2.73(m,4H),3.29〜3.59(m,4H),3.62〜4.10(m,
6H).
【0080】(1z)淡黄色油状物 IR(NaCl,cm-1) 3296,2924,2856,1458,1374,1118,1052,9
40,884.1 H-NMR(CDCl3,δ)0.70〜0.98(m,15H),0.98〜1.78(m,20
H),2.56〜2.92(m,4H),3.30〜3.60(m,4H),3.62〜4.10(m,
6H).
【0081】(1aa)淡黄色油状物 IR(NaCl,cm-1) 3356,2924,2856,1464,1376,1122,1070.1 H-NMR(CDCl3,δ)0.78〜1.00(m,6H),1.00〜1.75(m,29
H),2.32〜2.88(m,6H),3.30〜4.00(m,9H),4.90(brs,3H).
【0082】(1ab)淡黄色油状物 IR(NaCl,cm-1) 3424,2928,2856,1460,1378,1116,1040.1 H-NMR(CDCl3,δ)0.72〜0.96(m,6H),1.00〜1.76(m,29
H),2.33(s,3H),2.36〜2.72(m,4H),3.30〜3.52(m,6H),3.
57〜3.68(m,2H),3.82〜3.96(m,1H).
【0083】(1ac)淡黄色油状物 IR(NaCl,cm-1) 3388,2924,2856,1454,1370,1118.1 H-NMR(CDCl3,δ)0.63〜1.92(m,35H),2.40〜4.06(m,15
H),7.18(brs,5H).
【0084】(1ad)無色粉末 (融点 93.6〜94.5℃) IR(KBr,cm-1) 3404,2924,2852,1470,1350,1120,1102,10
50.1 H-NMR(CDCl3,δ)0.80〜1.00(m,6H),1.10〜1.68(m,24
H),2.45〜2.74(m,2H),3.20〜3.64(m,12H),3.78〜3.98
(m,1H).
【0085】(1ae)無色粉末 (融点 84.4〜85.4℃) IR(KBr,cm-1) 3308,2924,2856,1466,1378,1114.1 H-NMR(CDCl3,δ)0.80〜1.00(m,3H),1.10〜1.70(m,24
H),2.56〜2.74(m,2H),3.24〜3.74(m,15H),3.88〜4.06
(m,1H).
【0086】(1af)無色粉末 (融点 79.5〜81.2℃) IR(KBr,cm-1) 3424,3148,2914,2848,1467,1347,1110,10
29,969,870.1 H-NMR(CDCl3,δ)0.88(t,J=6.4Hz,3H),1.15(d,J=6.1Hz,
3H),1.21〜1.73(m,24H),2.38〜2.90(m,7H),3.30〜3.60
(m,4H),3.72〜4.01(m,2H).
【0087】実施例1 UVB照射によりヘアレスマウスに生成したしわへのア
ミン誘導体の作用: (1)ヘアレスマウス(HR/ICR,実験開始時9週
齢)に、東芝健康線用ランプ20SEを6本使用してU
VB光を週3回照射した。エネルギー量はTOKYO
OPTICAL 社製のUV−Radiometer
UVR−305/365Dを用いて測定した。1回の照
射量は1MED以下とし、0.28mW/cm2のエネルギ
ー量で65mjとした。照射期間は20週間で、ヘアレス
マウス背部にしわが形成されていることを確認した後、
各群8匹に分け、0.005%濃度のアミン誘導体
(1)のエタノール溶液を80μlずつ週5回、6週間
塗布し続けた。コントロールとしてエタノールのみ80
μlずつサンプル同様に塗布した。塗布終了後、しわの
度合を肉眼により、下記の基準(しわ指数)で評価し
た。結果を表5に示す。
【0088】
【表4】 (しわ指数) 1:しわが完全に消滅 2:しわがあるのかないのかわからない 3:しわが少しある 4:しわが非常にある
【0089】
【表5】
【0090】表5の結果から明らかなように、アミン誘
導体(1)を塗布することにより、ヘアレスマウス背部
に生成したしわを消滅することができる。
【0091】(2)さらに、しわの詳細を解析するた
め、各マウスについて、ハイドロフィリック エクザフ
レックス親水性ビニルシリコーン印象材を用いて、皮膚
のレプリカを直径1cm2の大きさで3ケ所から採取し
た。このレプリカを水平状態にして30度方向から光を
照射し、しわによってできる陰の割合を画像解析装置を
用いて面積率として求めた。結果を表6に示す。
【0092】
【表6】
【0093】表6の結果から明らかなように、アミン誘
導体(1)を塗布することにより、ヘアレスマウス背部
に生成したしわを消滅することができる。
【0094】
【表7】 実施例2 老化防止用W/Oクリームの製造: (重量%) (1) アミン誘導体(1a) 0.01 (2) コレステロール 0.5 (3) コレステロールイソステアレート 1.0 (4) ポリエーテル変性シリコーン 1.5 (5) 環状シリコーン 20.0 (6) メチルフェニルポリシロキサン 2.0 (7) メチルポリシロキサン 2.0 (8) 硫酸マグネシウム 0.5 (9) 55%エタノール 5.0 (10)カルボキシメチルキチン (一丸ファルコス社製,キチンリキッドHV) 0.5 (11)精製水 バランス
【0095】(1)〜(7)を80℃に加温して溶解
し、これに(8)〜(11)を加えて均一に混合し、W
/Oクリームを調製した。
【0096】
【表8】 実施例3 老化防止用O/Wクリームの製造: (重量%) (1) ポリオキシエチレン(10)硬化ヒマシ油 1.0 (2) モノステアリン酸ソルビタン 0.5 (3) ステアロイルメチルタウリンナトリウム 0.5 (4) セトステアリルアルコール 2.0 (5) ステアリン酸 1.8 (6) アミン誘導体(1g) 0.1 (7) コレステロール 1.5 (8) コレステリルイソステアレート 1.0 (9) ジカプリン酸ネオペンチルグリコール 8.0 (10)メチルポリシロキサン 5.0 (11)グリセリン 5.0 (12)精製水 バランス
【0097】(1)〜(10)を80℃に加温して溶解
し、これに(11)〜(12)を加えて均一に混合し、
O/Wクリームを調製した。
【0098】
【表9】 実施例4 老化防止用保湿サンスクリーンクリームの製造: (重量%) (1) アミン誘導体(1g) 0.2 (2) シリコン被覆酸化亜鉛 7.0 (3) p−メトキシ桂皮酸2−エチルヘキシル 3.0 (4) コレステリルイソステアレート 1.0 (5) ポリエーテル変性シリコーン 2.0 (6) メチルポリシロキサン 5.0 (7) 環状シリコーン 15.0 (8) 硫酸マグネシウム 1.0 (9) グリセリン 5.0 (10)精製水 バランス
【0099】(1)〜(7)を80℃に加温して溶解
し、これに(8)〜(10)を加えて均一に混合し、保
湿サンスクリーンクリームを調製した。
【0100】
【表10】 実施例5 老化防止用軟膏の製造: (重量%) (1)アミン誘導体(1a) 0.05 (2)白色ワセリン バランス (3)コレステリルイソステアレート 3.0 (4)流動パラフィン 10.0 (5)グリセリルエーテル 1.0 (6)グリセリン 10.0
【0101】(1)〜(6)を80℃に加温して溶解し
た後冷却し、軟膏を調製した。
【0102】
【表11】 実施例6 老化防止用パック剤の製造: (重量%) (1)アミン誘導体塩酸塩(1g′) 1.0 (2)ポリビニルアルコール 15.0 (3)カルボキシメチルセルロースナトリウム 5.0 (4)プロピレングリコール 3.0 (5)エタノール 8.0 (6)精製水 67.5 (7)香料 0.5 (8)防腐剤、酸化剤 適 量
【0103】(1)〜(8)を70℃に加温して溶解し
た後冷却し、パック剤を製造した。
【0104】
【表12】 実施例7 老化防止用ローションの製造: (重量%) (1)1,3−ブチレングリコール 8.0 (2)グリセリン 4.0 (3)ヒアルロン酸ナトリウム 1.0 (4)エタノール 3.0 (5)ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンデシルテト ラデシルエーテル 0.3 (6)アミン誘導体(1a) 0.05 (7)精製水 残量 (8)防腐剤 適量 (9)香料 微量
【0105】(製法)(1)〜(3)の成分を攪拌分散
させた後、これに精製水60%を加えてAとする。一方
(4),(5),(6),(8),(9)の成分を攪拌
溶解した後、これに残量の精製水を加えBとする。Aを
攪拌しながらBを加え、攪拌してローションを調製し
た。
【0106】
【表13】 実施例8 老化防止用エッセンス(美容液)の製造: (重量%) (1)1,3−ブチレングリコール 8.0 (2)グリセリン 4.0 (3)キサンタンガム 0.3 (4)コンドロイチン硫酸ナトリウム 0.1 (5)ヒアルロン酸ナトリウム 0.05 (6)エタノール 3.0 (7)ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンデシルテト ラデシルエーテル 0.3 (8)アミン誘導体(1g) 0.2 (9)精製水 残量 (10)防腐剤 適量 (11)香料 微量
【0107】(製法)(1)〜(5)の成分を攪拌分散
させた後、これに精製水65%を加えてAとする。一
方、(6),(7),(8),(10),(11)の成
分を攪拌溶解した後、これに残量の精製水を加えBとす
る。Aを攪拌しながらBを加え、攪拌してエッセンス
(美容液)を調製した。
【0108】実施例2〜8で調製した本発明の老化防止
用化粧料は、しわの発生を抑制、又は消滅させる効果に
優れたものであった。
フロントページの続き (72)発明者 矢田 幸博 栃木県芳賀郡二宮町久下田西1丁目115 −1 (72)発明者 大橋 幸浩 栃木県宇都宮市越戸町30−19 (72)発明者 藤森 健敏 栃木県芳賀郡市貝町市塙4594 (72)発明者 芋川 玄爾 栃木県宇都宮市氷室町1022−89 (56)参考文献 特開 平5−194185(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61K 7/48,7/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(1) 【化1】 (式中、R1は炭素数4〜40の直鎖、分岐鎖又は環状
    の飽和又は不飽和の炭化水素基を示す。R2、R3
    4、R5及びR6はそれぞれ水素原子又は1若しくは2
    以上の水酸基が置換していてもよい炭素数1〜10の炭
    化水素基を示す。)で表わされるアミン誘導体又はその
    酸付加塩からなるしわ改善剤。
  2. 【請求項2】 下記一般式(1′) 【化2】 〔式中、R2は水素原子又は1若しくは2以上の水酸基
    が置換していてもよい炭素数1〜10の炭化水素基を示
    し、m及びnはm+n=11〜17、m=4〜10、n
    =5〜11でm=7、n=8を頂点とする分布を有する
    数を示す〕で表わされるアミン誘導体又はその酸付加塩
    からなるしわ改善剤。
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