JP2915605B2 - インクジェット記録装置 - Google Patents
インクジェット記録装置Info
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- JP2915605B2 JP2915605B2 JP7209991A JP7209991A JP2915605B2 JP 2915605 B2 JP2915605 B2 JP 2915605B2 JP 7209991 A JP7209991 A JP 7209991A JP 7209991 A JP7209991 A JP 7209991A JP 2915605 B2 JP2915605 B2 JP 2915605B2
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- ink jet
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクジェット記録装
置に関し、例えばファクシミリ、複写機あるいはプリン
ター等の機能を有するインクジェット記録装置およびそ
れ等機能を備える複合機あるいはワークステーション等
の出力機器として用いられるインクジェット記録装置に
関する。
置に関し、例えばファクシミリ、複写機あるいはプリン
ター等の機能を有するインクジェット記録装置およびそ
れ等機能を備える複合機あるいはワークステーション等
の出力機器として用いられるインクジェット記録装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】ノンインパクト記録法は、記録時におけ
る騒音の発生が無視しうる程度に極めて小さいという点
において、最近関心を集めている。その中で高速記録の
可能性が有り、しかもいわゆる普通紙に特定の定着処理
を必要とせずに記録を行うことができるインクジェット
記録方法は極めて有力な記録法である。
る騒音の発生が無視しうる程度に極めて小さいという点
において、最近関心を集めている。その中で高速記録の
可能性が有り、しかもいわゆる普通紙に特定の定着処理
を必要とせずに記録を行うことができるインクジェット
記録方法は極めて有力な記録法である。
【0003】インクジェット記録装置に適用される記録
ヘッドは、一般に微細な液体吐出口(オリフィス)、液
路およびこの液路の一部に設けられるエネルギー作用部
と、このエネルギー作用部にある液体に作用させる液滴
形成エネルギーを発生するエネルギー発生手段を備えて
いる。
ヘッドは、一般に微細な液体吐出口(オリフィス)、液
路およびこの液路の一部に設けられるエネルギー作用部
と、このエネルギー作用部にある液体に作用させる液滴
形成エネルギーを発生するエネルギー発生手段を備えて
いる。
【0004】このようなエネルギーを発生するエネルギ
ー発生手段としてはピエゾ素子等のような電気機械変換
体を用いた記録方法、レーザー等の電磁波を照射し、そ
こにある液体に電磁波を吸収させて発熱させ、この発熱
による作用で液滴を吐出、飛翔させるエネルギー発生手
段を用いた記録方法、あるいは発熱抵抗体を有する発熱
素子等の電気熱変換体によって液体を加熱して液体を吐
出させるエネルギー発生手段を用いた記録方法等があ
る。
ー発生手段としてはピエゾ素子等のような電気機械変換
体を用いた記録方法、レーザー等の電磁波を照射し、そ
こにある液体に電磁波を吸収させて発熱させ、この発熱
による作用で液滴を吐出、飛翔させるエネルギー発生手
段を用いた記録方法、あるいは発熱抵抗体を有する発熱
素子等の電気熱変換体によって液体を加熱して液体を吐
出させるエネルギー発生手段を用いた記録方法等があ
る。
【0005】その中でも熱エネルギーによって液体を吐
出させるインクジェット記録方法に用いられる記録ヘッ
ドは、記録用の液滴を吐出して飛翔用液滴を形成するた
めの液体吐出口(オリフィス)を高密度に配列すること
ができるために高解像力の記録をすることが可能であ
る。
出させるインクジェット記録方法に用いられる記録ヘッ
ドは、記録用の液滴を吐出して飛翔用液滴を形成するた
めの液体吐出口(オリフィス)を高密度に配列すること
ができるために高解像力の記録をすることが可能であ
る。
【0006】その中でも電気熱変換体を熱エネルギー発
生手段として用いた記録ヘッドは、記録ヘッドとして全
体的なコンパクト化も容易でかつ、最近の半導体分野に
おける技術の進歩と信頼性の向上が著しいIC技術やマ
イクロ加工技術の長所を十二分に活用でき、長尺化およ
び面状化(2次元化)が容易であること等からマルチノ
ズル化、高密度実装化が容易であり、しかも大量に生産
性良く、製造コストも安価なインクジェット記録用ヘッ
ドおよびこのヘッドを有する装置を提供することが可能
である。
生手段として用いた記録ヘッドは、記録ヘッドとして全
体的なコンパクト化も容易でかつ、最近の半導体分野に
おける技術の進歩と信頼性の向上が著しいIC技術やマ
イクロ加工技術の長所を十二分に活用でき、長尺化およ
び面状化(2次元化)が容易であること等からマルチノ
ズル化、高密度実装化が容易であり、しかも大量に生産
性良く、製造コストも安価なインクジェット記録用ヘッ
ドおよびこのヘッドを有する装置を提供することが可能
である。
【0007】このようにエネルギー発生手段に電気熱変
換体を用い、半導体製造プロセスを経て製造されたイン
クジェット用記録ヘッドは、一般には各オリフィスに対
応した液路を設け、この液路毎にこの液路を満たす液体
に熱エネルギーを作用させて、対応するオリフィスから
液体を吐出して飛翔用液滴を形成する手段としての電気
熱変換体が設けられている。また、それ等液路には、各
液路に連通している共通液室から液体が供給される構造
となっている。
換体を用い、半導体製造プロセスを経て製造されたイン
クジェット用記録ヘッドは、一般には各オリフィスに対
応した液路を設け、この液路毎にこの液路を満たす液体
に熱エネルギーを作用させて、対応するオリフィスから
液体を吐出して飛翔用液滴を形成する手段としての電気
熱変換体が設けられている。また、それ等液路には、各
液路に連通している共通液室から液体が供給される構造
となっている。
【0008】従来、この種のインクジェット記録装置
は、図13に示すように、インクを吐出するための複数
個の記録ヘッドが、第1移動手段により記録位置および
回復位置間を移動可能なヘッドブロック7Xに搭載され
てなる記録ヘッドユニット(記録ヘッド部)1Xと、被
記録媒体を搬送するための一対のレジストローラ6X,
6Yおよびベルト搬送部4Xと、第2移動手段により待
機位置および回復位置間を移動可能な回復キャップユニ
ット(回復キャップ部)2Xとを備えている。そして、
記録休止期間後等には、記録ヘッドユニット1Xおよび
回復キャップユニット2Xがそれぞれ回復位置に移動さ
れることにより、各記録ヘッドは回復キャップユニット
2Xによりキャッピングされ、記録動作ON時に空吐出
モードが選択されて空吐出動作が行われ、装置本体への
電源投入時や長時間の待機状態後にはインク加圧循環モ
ードが選択されてインク加圧循環が行われる。
は、図13に示すように、インクを吐出するための複数
個の記録ヘッドが、第1移動手段により記録位置および
回復位置間を移動可能なヘッドブロック7Xに搭載され
てなる記録ヘッドユニット(記録ヘッド部)1Xと、被
記録媒体を搬送するための一対のレジストローラ6X,
6Yおよびベルト搬送部4Xと、第2移動手段により待
機位置および回復位置間を移動可能な回復キャップユニ
ット(回復キャップ部)2Xとを備えている。そして、
記録休止期間後等には、記録ヘッドユニット1Xおよび
回復キャップユニット2Xがそれぞれ回復位置に移動さ
れることにより、各記録ヘッドは回復キャップユニット
2Xによりキャッピングされ、記録動作ON時に空吐出
モードが選択されて空吐出動作が行われ、装置本体への
電源投入時や長時間の待機状態後にはインク加圧循環モ
ードが選択されてインク加圧循環が行われる。
【0009】また、記録紙センサ5Xは、記録ヘッドユ
ニット1Xから離れた定着排紙部3X付近に設けられ、
記録中に、被記録媒体が一対のレジストローラ6X,6
Yにより検知されたときからコントローラに予め設定さ
れた所定時間経過内に被記録媒体が前記記録紙センサ5
Xで検出されない場合、コントローラは被記録媒体の滞
留(ジャム)が発生したと判断し、前記ベルト搬送部4
Xを含む搬送手段を停止させるための指令を、前記搬送
手段の駆動源に出力するとともに、各記録ヘッドの記録
動作を停止させていた。そして、前記滞留が発生した場
合でも、記録ヘッドユニット1Xおよび回復キャップユ
ニット2Xはそれぞれ記録位置、待機位置の状態に保持
されて各記録ヘッドのキャッピングは行われず、また前
記滞留が記録ヘッドユニット1Xの近傍で発生した場合
には、オペレーターは前記ベルト搬送部4Xを下方に移
動させることにより、記録ヘッドユニット1Xおよびベ
ルト搬送部4X間に所要の空間を設け、前記滞留の処理
を行っていた。
ニット1Xから離れた定着排紙部3X付近に設けられ、
記録中に、被記録媒体が一対のレジストローラ6X,6
Yにより検知されたときからコントローラに予め設定さ
れた所定時間経過内に被記録媒体が前記記録紙センサ5
Xで検出されない場合、コントローラは被記録媒体の滞
留(ジャム)が発生したと判断し、前記ベルト搬送部4
Xを含む搬送手段を停止させるための指令を、前記搬送
手段の駆動源に出力するとともに、各記録ヘッドの記録
動作を停止させていた。そして、前記滞留が発生した場
合でも、記録ヘッドユニット1Xおよび回復キャップユ
ニット2Xはそれぞれ記録位置、待機位置の状態に保持
されて各記録ヘッドのキャッピングは行われず、また前
記滞留が記録ヘッドユニット1Xの近傍で発生した場合
には、オペレーターは前記ベルト搬送部4Xを下方に移
動させることにより、記録ヘッドユニット1Xおよびベ
ルト搬送部4X間に所要の空間を設け、前記滞留の処理
を行っていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のインク
ジェット記録装置は、記録中に、被記録媒体の滞留(ジ
ャム)が発生した場合でも、記録ヘッドユニットは記録
位置に保持され、各記録ヘッドがキャッピングされる構
成ではないので、以下に記載するような問題点がある。
ジェット記録装置は、記録中に、被記録媒体の滞留(ジ
ャム)が発生した場合でも、記録ヘッドユニットは記録
位置に保持され、各記録ヘッドがキャッピングされる構
成ではないので、以下に記載するような問題点がある。
【0011】前記滞留の処理の間、各記録ヘッドのノズ
ル内のインクが増粘し、前記処理後の記録中にインクの
吐出不良が発生して記録品位が低下する。また、被記録
媒体として普通紙の他にコート紙やBPF(バックプリ
ントフィルム)紙を用いて記録を行うと、特に、前記滞
留が記録ヘッドユニットの近傍で発生した場合、大気中
に浮遊した紙粉やコート粉が各記録ヘッドのノズル内に
侵入して該ノズルの目詰まりが発生する。
ル内のインクが増粘し、前記処理後の記録中にインクの
吐出不良が発生して記録品位が低下する。また、被記録
媒体として普通紙の他にコート紙やBPF(バックプリ
ントフィルム)紙を用いて記録を行うと、特に、前記滞
留が記録ヘッドユニットの近傍で発生した場合、大気中
に浮遊した紙粉やコート粉が各記録ヘッドのノズル内に
侵入して該ノズルの目詰まりが発生する。
【0012】さらに、記録紙センサが記録ヘッドユニッ
トよりも離れた部位に設けられているので、記録ヘッド
ユニット近傍で前記滞留が発生すると、実際に滞留が発
生した時刻と、コントローラにより滞留が検知される時
刻との差が長いため、前記実際に滞留が発生した時刻
と、コントローラにより各記録ヘッドの記録動作が停止
される時刻との差も長くなる。その結果、各記録ヘッド
から吐出されて、搬送ベルトや他の部材に付着するイン
ク量が多量となるので、その処理に多くの時間や手間が
かかるという問題点がある。
トよりも離れた部位に設けられているので、記録ヘッド
ユニット近傍で前記滞留が発生すると、実際に滞留が発
生した時刻と、コントローラにより滞留が検知される時
刻との差が長いため、前記実際に滞留が発生した時刻
と、コントローラにより各記録ヘッドの記録動作が停止
される時刻との差も長くなる。その結果、各記録ヘッド
から吐出されて、搬送ベルトや他の部材に付着するイン
ク量が多量となるので、その処理に多くの時間や手間が
かかるという問題点がある。
【0013】本発明は、上記従来技術の有する問題点に
鑑みてなされたものであり、請求項1に記載の発明は、
被記録媒体の滞留が発生した場合、記録ヘッドのキャッ
ピングを自動的に行うことにより、ノズル内のインクが
増粘しにくいとともに、紙粉やコート紙のノズル内への
侵入を阻止し、記録品位が向上するインクジェット記録
装置を提供することを目的とする。
鑑みてなされたものであり、請求項1に記載の発明は、
被記録媒体の滞留が発生した場合、記録ヘッドのキャッ
ピングを自動的に行うことにより、ノズル内のインクが
増粘しにくいとともに、紙粉やコート紙のノズル内への
侵入を阻止し、記録品位が向上するインクジェット記録
装置を提供することを目的とする。
【0014】上記目的に加えて、請求項2に記載の発明
は、搬送ベルトや他の部材に付着するインク量が減少
し、その処理に要する時間や手間が低減されるインクジ
ェット記録装置を提供することを目的とする。
は、搬送ベルトや他の部材に付着するインク量が減少
し、その処理に要する時間や手間が低減されるインクジ
ェット記録装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、インクを吐出するインクジェット記録ヘ
ッドを被記録媒体の搬送方向に沿って複数配することに
より、該搬送方向に前記インクジェット記録ヘッドそれ
ぞれに対応する複数のインクジェット記録領域を形成す
るインクジェット記録装置において、前記複数のインク
ジェット記録ヘッドのそれぞれをキャッピングするため
のキャップを具備する回復手段と、前記複数のインクジ
ェット記録ヘッドを、前記インクジェット記録ヘッドの
それぞれによる前記被記録媒体へのインクジェット記録
を行う記録位置と、前記キャップによる前記インクジェ
ット記録ヘッドのそれぞれのキャッピングを行うキャッ
ピング位置とに移動させるためのヘッド移動手段と、前
記複数のインクジェット記録ヘッドそれぞれの近傍に配
され、それぞれの前記インクジェット記録ヘッドの前記
搬送方向上流を通過する際の前記被記録媒体を検出する
ための検出手段と、記録を行う際において、予め設定さ
れた所定時間内に前記被記録媒体が前記検出手段によっ
て検出されない場合に、前記複数のインクジェット記録
ヘッドを前記記録位置から前記キャッピング位置へ移動
させるように前記ヘッド移動手段を制御する制御手段と
を有し、前記搬送方向の上流側から順に前記検出手段と
前記インクジェット記録ヘッドとが交互に配されている
ことを特徴とする。
め、本発明は、インクを吐出するインクジェット記録ヘ
ッドを被記録媒体の搬送方向に沿って複数配することに
より、該搬送方向に前記インクジェット記録ヘッドそれ
ぞれに対応する複数のインクジェット記録領域を形成す
るインクジェット記録装置において、前記複数のインク
ジェット記録ヘッドのそれぞれをキャッピングするため
のキャップを具備する回復手段と、前記複数のインクジ
ェット記録ヘッドを、前記インクジェット記録ヘッドの
それぞれによる前記被記録媒体へのインクジェット記録
を行う記録位置と、前記キャップによる前記インクジェ
ット記録ヘッドのそれぞれのキャッピングを行うキャッ
ピング位置とに移動させるためのヘッド移動手段と、前
記複数のインクジェット記録ヘッドそれぞれの近傍に配
され、それぞれの前記インクジェット記録ヘッドの前記
搬送方向上流を通過する際の前記被記録媒体を検出する
ための検出手段と、記録を行う際において、予め設定さ
れた所定時間内に前記被記録媒体が前記検出手段によっ
て検出されない場合に、前記複数のインクジェット記録
ヘッドを前記記録位置から前記キャッピング位置へ移動
させるように前記ヘッド移動手段を制御する制御手段と
を有し、前記搬送方向の上流側から順に前記検出手段と
前記インクジェット記録ヘッドとが交互に配されている
ことを特徴とする。
【0016】
【0017】また、前記制御手段は、前記インクジェッ
ト記録ヘッドを前記キャッピング位置へ移動させるに伴
って、前記回復手段に空吐出モードによる回復処理を実
行させるものや、前記インクジェット記録ヘッドを前記
キャッピング位置へ移動させるに伴って、前記回復手段
にインク加圧循環モードによる回復処理を実行させるも
のや、あるいは前記インクジェット記録ヘッドを前記キ
ャッピング位置へ移動させるに伴って、前記回復手段に
空吐出モードおよびインク加圧循環モードによる回復処
理を実行させるものとすることができる。
ト記録ヘッドを前記キャッピング位置へ移動させるに伴
って、前記回復手段に空吐出モードによる回復処理を実
行させるものや、前記インクジェット記録ヘッドを前記
キャッピング位置へ移動させるに伴って、前記回復手段
にインク加圧循環モードによる回復処理を実行させるも
のや、あるいは前記インクジェット記録ヘッドを前記キ
ャッピング位置へ移動させるに伴って、前記回復手段に
空吐出モードおよびインク加圧循環モードによる回復処
理を実行させるものとすることができる。
【0018】そして、前記インクジェット記録ヘッド
は、前記被記録媒体の記録領域の全幅にわたって吐出口
が複数設けられたフルラインタイプのものや、熱エネル
ギーを利用してインクを吐出するものであり、前記熱エ
ネルギーを発生するための電気熱変換体を備えているも
のとすることができる。
は、前記被記録媒体の記録領域の全幅にわたって吐出口
が複数設けられたフルラインタイプのものや、熱エネル
ギーを利用してインクを吐出するものであり、前記熱エ
ネルギーを発生するための電気熱変換体を備えているも
のとすることができる。
【0019】
【作用】請求項1に記載の発明においては、被記録媒体
はインクジェット記録ヘッドへ順次搬送されて記録がな
された後、排出されるが、何らかの要因により被記録媒
体の滞留(ジャム)が発生した場合には、制御手段に予
め設定された所定時間内に被記録媒体が前記検出手段で
検出されないことにより、制御手段は前記滞留を検出で
きる。該検出後、制御手段はヘッド移動手段を制御する
ことにより、複数のインクジェット記録ヘッドはそれぞ
れ記録位置からキャッピング位置へ移動される。ここ
で、被記録媒体の搬送方向の上流側から順に検出手段と
インクジェット記録ヘッドとが交互に配されているの
で、被記録媒体の搬送方向に複数配されているインクジ
ェット記録領域のうちいずれかで搬送不良による被記録
媒体の滞留が生じても、実際に滞留が発生した時刻と、
制御手段により滞留が検知される時刻との差が短い、す
なわちタイムラグが短いため、前記実際に滞留が発生し
た時刻と、制御手段により記録ヘッドの記録動作(吐出
動作)が停止されるまでの時刻との差が短くなる。
はインクジェット記録ヘッドへ順次搬送されて記録がな
された後、排出されるが、何らかの要因により被記録媒
体の滞留(ジャム)が発生した場合には、制御手段に予
め設定された所定時間内に被記録媒体が前記検出手段で
検出されないことにより、制御手段は前記滞留を検出で
きる。該検出後、制御手段はヘッド移動手段を制御する
ことにより、複数のインクジェット記録ヘッドはそれぞ
れ記録位置からキャッピング位置へ移動される。ここ
で、被記録媒体の搬送方向の上流側から順に検出手段と
インクジェット記録ヘッドとが交互に配されているの
で、被記録媒体の搬送方向に複数配されているインクジ
ェット記録領域のうちいずれかで搬送不良による被記録
媒体の滞留が生じても、実際に滞留が発生した時刻と、
制御手段により滞留が検知される時刻との差が短い、す
なわちタイムラグが短いため、前記実際に滞留が発生し
た時刻と、制御手段により記録ヘッドの記録動作(吐出
動作)が停止されるまでの時刻との差が短くなる。
【0020】
【0021】請求項2に記載の発明においては、前記キ
ャッピング後、制御手段が回復手段に空吐出モードによ
る回復処理を実行させることにより、インクジェット記
録ヘッドの空吐出動作が自動的に行われる。請求項3に
記載の発明においては、前記キャッピング後、制御手段
が回復手段にインク加圧循環モードによる回復処理を実
行させることにより、インクジェット記録ヘッドのイン
ク加圧循環動作が自動的に行われる。
ャッピング後、制御手段が回復手段に空吐出モードによ
る回復処理を実行させることにより、インクジェット記
録ヘッドの空吐出動作が自動的に行われる。請求項3に
記載の発明においては、前記キャッピング後、制御手段
が回復手段にインク加圧循環モードによる回復処理を実
行させることにより、インクジェット記録ヘッドのイン
ク加圧循環動作が自動的に行われる。
【0022】請求項4に記載の発明においては、前記キ
ャッピング後、制御手段が回復手段に空吐出モードおよ
びインク加圧循環モードによる回復処理を実行させるこ
とにより、インクジェット記録ヘッドの空吐出動作やイ
ンク加圧循環動作が自動的に行われる。
ャッピング後、制御手段が回復手段に空吐出モードおよ
びインク加圧循環モードによる回復処理を実行させるこ
とにより、インクジェット記録ヘッドの空吐出動作やイ
ンク加圧循環動作が自動的に行われる。
【0023】
【実施例】本発明のインクジェット記録装置の実施例に
ついて図面を参照して説明する。まず、インクジェット
記録装置の第1実施例の全体構成について、図1を参照
して説明する。
ついて図面を参照して説明する。まず、インクジェット
記録装置の第1実施例の全体構成について、図1を参照
して説明する。
【0024】複写機能を有するインクジェット記録装置
は、プリンタ部14と該プリンタ部14の上部に設置さ
れたスキャナ部17とから構成されている。前記スキャ
ナ部17の上面は、ガラス板が嵌め込まれた原稿載置台
となっており、原稿15が画像側を伏せて載せられる。
前記ガラス板の下方には、露光手段16a、ロッドアイ
レンズ16bおよび等倍型色分解ラインセンサ16cが
それぞれ配設された原稿走査ユニット16がスキャナ部
17の内部で矢印A方向およびその逆方向に往復移動可
能に装着されている。
は、プリンタ部14と該プリンタ部14の上部に設置さ
れたスキャナ部17とから構成されている。前記スキャ
ナ部17の上面は、ガラス板が嵌め込まれた原稿載置台
となっており、原稿15が画像側を伏せて載せられる。
前記ガラス板の下方には、露光手段16a、ロッドアイ
レンズ16bおよび等倍型色分解ラインセンサ16cが
それぞれ配設された原稿走査ユニット16がスキャナ部
17の内部で矢印A方向およびその逆方向に往復移動可
能に装着されている。
【0025】前記原稿走査ユニット16により原稿15
の画像が読み取られるときには、原稿走査ユニット16
は、露光手段16aの露光ランプを点灯させて光を原稿
15の画像に照射しながら図示する位置から矢印A方向
へ移動走査し、前記移動走査中、原稿15の画像からの
反射光をロッドアイレンズ16bにより導いて等倍型分
解ラインセンサ16cに集光し、該等倍型分解ラインセ
ンサ16cにより原稿15の画像をカラー別の画像情報
として読み取り、電気的デジタル信号に変換する。この
電気的デジタル信号は後述するプリンタ部14のカラー
別の記録手段である記録ヘッドユニット10へ送信され
る。
の画像が読み取られるときには、原稿走査ユニット16
は、露光手段16aの露光ランプを点灯させて光を原稿
15の画像に照射しながら図示する位置から矢印A方向
へ移動走査し、前記移動走査中、原稿15の画像からの
反射光をロッドアイレンズ16bにより導いて等倍型分
解ラインセンサ16cに集光し、該等倍型分解ラインセ
ンサ16cにより原稿15の画像をカラー別の画像情報
として読み取り、電気的デジタル信号に変換する。この
電気的デジタル信号は後述するプリンタ部14のカラー
別の記録手段である記録ヘッドユニット10へ送信され
る。
【0026】一方、プリンタ部14の底部には所定の大
きさに切断された被記録媒体であるカット紙を納める給
紙カセット9が脱着自在に装着されており、また、プリ
ンタ部14の図示右側の側面には被記録媒体を手で供給
するための手差し部8が設けられている。前記給紙カセ
ット9および手差し部8のそれぞれから後述する搬送ベ
ルト部1までの間には、被記録媒体が給紙カセット9ま
たは手差し部8から搬送ベルト部1まで送り出されるた
めの送路が複数の対をなすローラおよびガイド板により
形成されている。前記複数の対をなすローラのうち最後
に被記録媒体を送り出す一対のレジストローラ7a,7
bは、所定のタイミングで被記録媒体をガイド板6a,
6bに沿わせて搬送ベルト部1に向けて送り出すもので
ある。
きさに切断された被記録媒体であるカット紙を納める給
紙カセット9が脱着自在に装着されており、また、プリ
ンタ部14の図示右側の側面には被記録媒体を手で供給
するための手差し部8が設けられている。前記給紙カセ
ット9および手差し部8のそれぞれから後述する搬送ベ
ルト部1までの間には、被記録媒体が給紙カセット9ま
たは手差し部8から搬送ベルト部1まで送り出されるた
めの送路が複数の対をなすローラおよびガイド板により
形成されている。前記複数の対をなすローラのうち最後
に被記録媒体を送り出す一対のレジストローラ7a,7
bは、所定のタイミングで被記録媒体をガイド板6a,
6bに沿わせて搬送ベルト部1に向けて送り出すもので
ある。
【0027】前記搬送ベルト部1の図示左側には、複数
のガイド板および対をなすローラが列設されており、画
像記録が行われた被記録媒体が搬送手段1から定着排紙
部12を通過してトレイ13へ排出されるように構成さ
れている。前記定着排紙部12の近傍には、従来と同様
に記録紙センサ5Aが設けられている。符号11は公知
の後述する回復手段としての回復キャップユニットを示
しており、この回復キャップユニット11は、記録ヘッ
ドユニット10の各記録ヘッドをキャッピングするため
のものである。
のガイド板および対をなすローラが列設されており、画
像記録が行われた被記録媒体が搬送手段1から定着排紙
部12を通過してトレイ13へ排出されるように構成さ
れている。前記定着排紙部12の近傍には、従来と同様
に記録紙センサ5Aが設けられている。符号11は公知
の後述する回復手段としての回復キャップユニットを示
しており、この回復キャップユニット11は、記録ヘッ
ドユニット10の各記録ヘッドをキャッピングするため
のものである。
【0028】ここで、プリンタ部14の中央部に設けら
れた搬送ベルト部1について、図2を参照して説明す
る。
れた搬送ベルト部1について、図2を参照して説明す
る。
【0029】搬送ベルト1aは、被記録媒体(記録紙)
13aを搬送するのに十分な幅を有するものであり、適
宜距離離れて軸支された互いの回転軸が平行な駆動ロー
ラ1b,従動ローラ1cおよび2個のテンションローラ
1d,1eにかけまわされ、2〜5kgの張力がかかって
いる。前記搬送ベルト1aは、帯電可能な材質のものか
らなり他の部分から絶縁されて、その外周面は、被記録
媒体13aを吸着させて搬送するための搬送面となって
いる。また、前記搬送ベルト1aは2層構造になってお
り、前記搬送面側が体積抵抗1012Ω・cm 以上の絶縁
層、内周側が体積抵抗108 Ω・cm 以下の導電層になっ
ている。前記搬送ベルト1aのうち図示上側の走行路の
直下には適宜長さのプラテン1fが配設されており、該
プラテン1f上を走行する搬送ベルト1aの搬送面が平
面を形成するように構成されている。
13aを搬送するのに十分な幅を有するものであり、適
宜距離離れて軸支された互いの回転軸が平行な駆動ロー
ラ1b,従動ローラ1cおよび2個のテンションローラ
1d,1eにかけまわされ、2〜5kgの張力がかかって
いる。前記搬送ベルト1aは、帯電可能な材質のものか
らなり他の部分から絶縁されて、その外周面は、被記録
媒体13aを吸着させて搬送するための搬送面となって
いる。また、前記搬送ベルト1aは2層構造になってお
り、前記搬送面側が体積抵抗1012Ω・cm 以上の絶縁
層、内周側が体積抵抗108 Ω・cm 以下の導電層になっ
ている。前記搬送ベルト1aのうち図示上側の走行路の
直下には適宜長さのプラテン1fが配設されており、該
プラテン1f上を走行する搬送ベルト1aの搬送面が平
面を形成するように構成されている。
【0030】前記2個の駆動ローラ1bおよび従動ロー
ラ1cのうち図示左側に位置する駆動ローラ1bは、図
示しない電動モータなどの駆動源と公知の駆動伝動手段
(不図示)を介して接続されており、前記駆動源の駆動
により駆動ローラ1bが矢印B方向に回転することによ
り搬送ベルト1aを矢印B方向に回転させる構成となっ
ている。前記搬送ベルト1aの搬送面(外周面)には、
帯電器2の帯電ローラ1gが接触しており、この帯電ロ
ーラ1gは、金属もしくは導電ゴムなどの導電性の材料
からなり、搬送ベルト1aの幅と同一の幅またはそれよ
り広い幅を有する上、接地されている。搬送ベルト1a
の前記搬送面は帯電器2により数百〜数千ボルトの電圧
が印加される。
ラ1cのうち図示左側に位置する駆動ローラ1bは、図
示しない電動モータなどの駆動源と公知の駆動伝動手段
(不図示)を介して接続されており、前記駆動源の駆動
により駆動ローラ1bが矢印B方向に回転することによ
り搬送ベルト1aを矢印B方向に回転させる構成となっ
ている。前記搬送ベルト1aの搬送面(外周面)には、
帯電器2の帯電ローラ1gが接触しており、この帯電ロ
ーラ1gは、金属もしくは導電ゴムなどの導電性の材料
からなり、搬送ベルト1aの幅と同一の幅またはそれよ
り広い幅を有する上、接地されている。搬送ベルト1a
の前記搬送面は帯電器2により数百〜数千ボルトの電圧
が印加される。
【0031】次に、前記搬送ベルト部の上方に装着され
た記録ヘッドユニットの詳細について、図2を参照して
説明する。
た記録ヘッドユニットの詳細について、図2を参照して
説明する。
【0032】記録ヘッドユニット10は、インクを吐出
口から吐出して被記録媒体13aに付着させることによ
り画像を記録する4つのフルラインタイプの記録ヘッド
4a〜4dが精度良くヘッドブロック3に配設されたも
のである。該ヘッドブロック3は、歯車等を含む後述す
る第1移動手段により記録位置および回復位置間を移動
可能であり、この第1移動手段は、駆動モータや該駆動
モータを制御するための駆動回路等を含む後述する駆動
手段により作動されるものである。
口から吐出して被記録媒体13aに付着させることによ
り画像を記録する4つのフルラインタイプの記録ヘッド
4a〜4dが精度良くヘッドブロック3に配設されたも
のである。該ヘッドブロック3は、歯車等を含む後述す
る第1移動手段により記録位置および回復位置間を移動
可能であり、この第1移動手段は、駆動モータや該駆動
モータを制御するための駆動回路等を含む後述する駆動
手段により作動されるものである。
【0033】各記録ヘッド4a〜4dは、シアン,マゼ
ンタ,イエロー,ブラックの各色のインクをそれぞれ貯
留するためのインクタンク(不図示)にそれぞれ接続さ
れ、各記録ヘッド4a〜4dのインクを吐出する吐出口
が複数並列してなる吐出口形成面は前記搬送ベルト1a
の搬送面から所定の間隙L上方に離反した位置にある。
上述したとおり、前記搬送ベルト1aのうち図示上側の
走行路の直下にはプラテン1fが配設されており、該プ
ラテン1f上を走行する搬送ベルト1aの搬送面が平面
を形成し、しかも前記間隙Lを精度良く保持できる構成
になっている。各記録ヘッド4a〜4dの側方には、ヘ
ッドブロック3に固定された検出手段としての記録紙セ
ンサ5a〜5dがそれぞれ位置しており、これら4つの
記録紙センサ5a〜5dは、前記搬送ベルト1aにより
各記録ヘッド4a〜4dの前方を通過する被記録媒体1
3aを検出するものであって、図示しない後述の、制御
手段としてのコントローラに結線されている。すなわ
ち、記録ヘッド4a〜4dそれぞれの近傍に記録紙セン
サ5a〜5dがそれぞれ配されており、図2に示すよう
に、被記録媒体13aの搬送方向の上流側から順に記録
紙センサと記録ヘッドとが交互に配されるように記録紙
センサ5a〜5dおよび記録ヘッド4a〜4dが位置し
ている。
ンタ,イエロー,ブラックの各色のインクをそれぞれ貯
留するためのインクタンク(不図示)にそれぞれ接続さ
れ、各記録ヘッド4a〜4dのインクを吐出する吐出口
が複数並列してなる吐出口形成面は前記搬送ベルト1a
の搬送面から所定の間隙L上方に離反した位置にある。
上述したとおり、前記搬送ベルト1aのうち図示上側の
走行路の直下にはプラテン1fが配設されており、該プ
ラテン1f上を走行する搬送ベルト1aの搬送面が平面
を形成し、しかも前記間隙Lを精度良く保持できる構成
になっている。各記録ヘッド4a〜4dの側方には、ヘ
ッドブロック3に固定された検出手段としての記録紙セ
ンサ5a〜5dがそれぞれ位置しており、これら4つの
記録紙センサ5a〜5dは、前記搬送ベルト1aにより
各記録ヘッド4a〜4dの前方を通過する被記録媒体1
3aを検出するものであって、図示しない後述の、制御
手段としてのコントローラに結線されている。すなわ
ち、記録ヘッド4a〜4dそれぞれの近傍に記録紙セン
サ5a〜5dがそれぞれ配されており、図2に示すよう
に、被記録媒体13aの搬送方向の上流側から順に記録
紙センサと記録ヘッドとが交互に配されるように記録紙
センサ5a〜5dおよび記録ヘッド4a〜4dが位置し
ている。
【0034】ここで、前述の記録ヘッドユニットに使用
される4つの記録ヘッド4a〜4dの内1つの記録ヘッ
ド4aの一例について説明する。
される4つの記録ヘッド4a〜4dの内1つの記録ヘッ
ド4aの一例について説明する。
【0035】図3において、記録ヘッド4aは、被記録
媒体の記録領域の全幅にわたって列状に複数個の吐出口
31が形成された吐出口形成面を有するフルラインタイ
プであり、また、前記各吐出口31からインクを吐出さ
せるために、印加電圧が供給される熱エネルギーを発生
させる電気熱変換体30が各インク液路毎に配設されて
いる。そして駆動信号を印加することによって、前記電
気熱変換体30に熱エネルギーを発生せしめて膜沸騰を
生じインク液路内に気泡を形成する。そしてこの気泡の
成長によって前記各吐出口30からインクを吐出させ
る。
媒体の記録領域の全幅にわたって列状に複数個の吐出口
31が形成された吐出口形成面を有するフルラインタイ
プであり、また、前記各吐出口31からインクを吐出さ
せるために、印加電圧が供給される熱エネルギーを発生
させる電気熱変換体30が各インク液路毎に配設されて
いる。そして駆動信号を印加することによって、前記電
気熱変換体30に熱エネルギーを発生せしめて膜沸騰を
生じインク液路内に気泡を形成する。そしてこの気泡の
成長によって前記各吐出口30からインクを吐出させ
る。
【0036】次に、前記回復ユニットの詳細について、
図4を参照して説明する。
図4を参照して説明する。
【0037】前記回復キャップユニット11は、スライ
ド台やレール等を含む公知の第2移動手段により待機位
置および回復位置間を水平方向に移動されるものであっ
て、前記回復キャップユニット11は、前記スライド台
に固定された回復系容器19を備え、該回復系容器19
の下部には排インク口25が形成されている。該排イン
ク口25は図示しないチューブを介して排インクタンク
(図示せず)に連通されている。また、前記回復系容器
19内の空間は4つの仕切板24a〜24dにより5つ
の空間に仕切られ、その内の4つの空間にはインク吸収
体21a〜21dがそれぞれ配設されている。これら4
つのインク吸収体21a〜21dは、前記4つの記録ヘ
ッド4a〜4dの間隔と等しい間隔をおいて配設され、
その材料としては高吸水性スポンジであるRVF(ポリ
ビニル系)樹脂等が好適であり、また耐久性に優れたも
のを用いると良い。
ド台やレール等を含む公知の第2移動手段により待機位
置および回復位置間を水平方向に移動されるものであっ
て、前記回復キャップユニット11は、前記スライド台
に固定された回復系容器19を備え、該回復系容器19
の下部には排インク口25が形成されている。該排イン
ク口25は図示しないチューブを介して排インクタンク
(図示せず)に連通されている。また、前記回復系容器
19内の空間は4つの仕切板24a〜24dにより5つ
の空間に仕切られ、その内の4つの空間にはインク吸収
体21a〜21dがそれぞれ配設されている。これら4
つのインク吸収体21a〜21dは、前記4つの記録ヘ
ッド4a〜4dの間隔と等しい間隔をおいて配設され、
その材料としては高吸水性スポンジであるRVF(ポリ
ビニル系)樹脂等が好適であり、また耐久性に優れたも
のを用いると良い。
【0038】4つの絞り部材23a〜23dは、図示し
ない駆動手段によってそれぞれ駆動されて各インク吸収
体21a〜21dを押え部材22a〜22dに押圧可能
であり、これにより、インク吸収体21a〜21dに吸
収されたインクを絞り出すことができる。蓋体であるイ
ンクシール20は、回復系容器19の上端に固定されて
いる。
ない駆動手段によってそれぞれ駆動されて各インク吸収
体21a〜21dを押え部材22a〜22dに押圧可能
であり、これにより、インク吸収体21a〜21dに吸
収されたインクを絞り出すことができる。蓋体であるイ
ンクシール20は、回復系容器19の上端に固定されて
いる。
【0039】本実施例では、記録ヘッドは通常の場合、
非記録時にはインクの吐出口の内部にインクを残したま
ま放置される。記録ヘッドの吐出口形成面あるいは吐出
口形成面側に接合可能なキャップを有する回復キャップ
ユニットを設け、非記録時には前記キャップと記録ヘッ
ドとの接合を行うことにより、いわば記録ヘッドに蓋を
かぶせた状態で周囲の雰囲気から密封し、かつ接合部分
の空気層をインクの蒸気で満たしてキャップと記録ヘッ
ドとで形成される空間をインクの飽和蒸気圧にすること
によって液路内のインク液の蒸発およびそれにともなう
粘度の増加や液路内のインクの乾燥を防止する。
非記録時にはインクの吐出口の内部にインクを残したま
ま放置される。記録ヘッドの吐出口形成面あるいは吐出
口形成面側に接合可能なキャップを有する回復キャップ
ユニットを設け、非記録時には前記キャップと記録ヘッ
ドとの接合を行うことにより、いわば記録ヘッドに蓋を
かぶせた状態で周囲の雰囲気から密封し、かつ接合部分
の空気層をインクの蒸気で満たしてキャップと記録ヘッ
ドとで形成される空間をインクの飽和蒸気圧にすること
によって液路内のインク液の蒸発およびそれにともなう
粘度の増加や液路内のインクの乾燥を防止する。
【0040】しかしながら、低湿環境下や長期間記録を
休止するような場合には、上記の如きキャッピングを行
って液路内のインク液の蒸発防止を図ってもインクの粘
度の増加が発生する場合があり、記録休止期間後の記録
に際して吐出口からのインクの不吐出や不安定吐出を防
止することができない場合がある。本発明では、休止後
最初にインクが吐出するかしないかの問題を以下「発一
問題」と呼ぶ。この発一問題に対しては回復ポンプを駆
動してインクを循環加圧し、記録ヘッドの全吐出口から
インクを排出させるようにしたインク循環加圧手段をも
併用して行っている。また上記の不吐出の状態が軽微な
ものに対してはヘッドの全エネルギー発生手段を駆動
し、用紙等に記録を行うのと同様のインク吐出動作を行
う。これは画像記録を行うための吐出ではないため本発
明では以下「空吐出」と称する。
休止するような場合には、上記の如きキャッピングを行
って液路内のインク液の蒸発防止を図ってもインクの粘
度の増加が発生する場合があり、記録休止期間後の記録
に際して吐出口からのインクの不吐出や不安定吐出を防
止することができない場合がある。本発明では、休止後
最初にインクが吐出するかしないかの問題を以下「発一
問題」と呼ぶ。この発一問題に対しては回復ポンプを駆
動してインクを循環加圧し、記録ヘッドの全吐出口から
インクを排出させるようにしたインク循環加圧手段をも
併用して行っている。また上記の不吐出の状態が軽微な
ものに対してはヘッドの全エネルギー発生手段を駆動
し、用紙等に記録を行うのと同様のインク吐出動作を行
う。これは画像記録を行うための吐出ではないため本発
明では以下「空吐出」と称する。
【0041】以上述べたように長時間の非記録放置状態
によりインクが乾燥し粘度が増加して吐出口および/ま
たは液路内が固着している場合にはインクの加圧循環に
より、また非記録状態が比較的短時間で、それ等の固着
状態が軽微なものは空吐出動作により印字記録可能な状
態に記録ヘッドを回復するようにしている。
によりインクが乾燥し粘度が増加して吐出口および/ま
たは液路内が固着している場合にはインクの加圧循環に
より、また非記録状態が比較的短時間で、それ等の固着
状態が軽微なものは空吐出動作により印字記録可能な状
態に記録ヘッドを回復するようにしている。
【0042】次に、本実施例に好適に使用される被記録
部材について説明する。
部材について説明する。
【0043】インクジェット記録方式ではインクと称さ
れる記録用液体の小液滴を飛翔させ、それを紙等の記録
用紙面に付着させて記録を行うもので、インクが用紙面
で必要以上滲んで印字がぼけたりしないことが必要であ
る。また、被記録部材に付着したインクが速やかにその
内部に吸収され、特に異なる色のインクが短時間内に同
一箇所に重複して付着した場合でもインクの流れ出しや
滲み出しの現象がなく、しかも印字ドットの広がりを、
画質の鮮明さを損なわない程度に抑えられるような特質
が好適とされる。
れる記録用液体の小液滴を飛翔させ、それを紙等の記録
用紙面に付着させて記録を行うもので、インクが用紙面
で必要以上滲んで印字がぼけたりしないことが必要であ
る。また、被記録部材に付着したインクが速やかにその
内部に吸収され、特に異なる色のインクが短時間内に同
一箇所に重複して付着した場合でもインクの流れ出しや
滲み出しの現象がなく、しかも印字ドットの広がりを、
画質の鮮明さを損なわない程度に抑えられるような特質
が好適とされる。
【0044】これらの特質は電子写真複写機等で使用さ
れる普通紙と呼ばれる複写用紙等やその他一般の記録用
紙として用いられているものでは充分に満足されていな
い場合もある。これらの用紙において1色のみの印字も
しくは2色重ね合せでは画像品位としてある程度満足で
きるものが得られる場合が多いが、例えば3色以上のイ
ンクの重ね合せによるフルカラー画像を印字記録する際
のように用紙に付着するインクの量が増える際には充分
満足できる画像品位の記録が得られてないこともある。
れる普通紙と呼ばれる複写用紙等やその他一般の記録用
紙として用いられているものでは充分に満足されていな
い場合もある。これらの用紙において1色のみの印字も
しくは2色重ね合せでは画像品位としてある程度満足で
きるものが得られる場合が多いが、例えば3色以上のイ
ンクの重ね合せによるフルカラー画像を印字記録する際
のように用紙に付着するインクの量が増える際には充分
満足できる画像品位の記録が得られてないこともある。
【0045】上述した特質を満足する用紙として本実施
例のインクジェット記録装置では特開昭56−1485
83号公報に開示されるような、基紙の上に上記の特質
が得られるようなコーティング(例えば微粉ケイ酸)を
施した被記録部材を用いることが好ましい。インクの付
着は、被記録部材のコーティング面に行われる。
例のインクジェット記録装置では特開昭56−1485
83号公報に開示されるような、基紙の上に上記の特質
が得られるようなコーティング(例えば微粉ケイ酸)を
施した被記録部材を用いることが好ましい。インクの付
着は、被記録部材のコーティング面に行われる。
【0046】従って、本実施例においてはより高品質な
画像記録のため3色以上のインクを用いて画像記録を行
う際にはコーティング用紙、1色もしくは2色のインク
を用いて画像記録を行う際にはノンコート紙(上記コー
ティングを行っていない紙)を選択して使用するように
している。ただしコート紙によって1色もしくは2色の
インクを用いて画像記録を行っても一向に構わない。
画像記録のため3色以上のインクを用いて画像記録を行
う際にはコーティング用紙、1色もしくは2色のインク
を用いて画像記録を行う際にはノンコート紙(上記コー
ティングを行っていない紙)を選択して使用するように
している。ただしコート紙によって1色もしくは2色の
インクを用いて画像記録を行っても一向に構わない。
【0047】次に、ヘッド部分の移動機構について、図
5,6および図7の(A)ないし(C)のプリンタ部の
模式的要部上視図および模式的要部断面図を用いて説明
を行う。
5,6および図7の(A)ないし(C)のプリンタ部の
模式的要部上視図および模式的要部断面図を用いて説明
を行う。
【0048】図5および図6は、それぞれ図2および図
4の上面側からプリンタ部を見た状態を、図7の(A)
ないし(C)はそれぞれ断面図を示す。26は駆動手段
としての回復系ユニット駆動部であり、この駆動手段は
2つの第1および第2駆動モータと、該第1および第2
駆動モータをそれぞれ駆動制御するための第1および第
2駆動回路とから構成されている。前記第1駆動モータ
の出力軸にはベルトプーリー2001が固着され、第1
駆動モータの駆動力は、前記ベルトプーリー2001,
2002およびタイミングベルト2003を介して、ヘ
ッド移動手段である第1移動手段としてのヘッドブロッ
ク駆動ユニット2004に伝達される。ヘッドブロック
駆動ユニット2004には駆動方向を直角方向に変換す
るためのねじれ角45°のはすば歯車対2005,平歯
車2006および2007,ウォーム減速器2008が
配されており、ベルトによって入力された駆動は最終的
に、平歯車列を経てラックギア2009に伝達される。
ラックギア2009の駆動はヘッドブロック3に設けら
れたラック2010に伝達されヘッドブロック3の鉛直
方向の移動に変換される。
4の上面側からプリンタ部を見た状態を、図7の(A)
ないし(C)はそれぞれ断面図を示す。26は駆動手段
としての回復系ユニット駆動部であり、この駆動手段は
2つの第1および第2駆動モータと、該第1および第2
駆動モータをそれぞれ駆動制御するための第1および第
2駆動回路とから構成されている。前記第1駆動モータ
の出力軸にはベルトプーリー2001が固着され、第1
駆動モータの駆動力は、前記ベルトプーリー2001,
2002およびタイミングベルト2003を介して、ヘ
ッド移動手段である第1移動手段としてのヘッドブロッ
ク駆動ユニット2004に伝達される。ヘッドブロック
駆動ユニット2004には駆動方向を直角方向に変換す
るためのねじれ角45°のはすば歯車対2005,平歯
車2006および2007,ウォーム減速器2008が
配されており、ベルトによって入力された駆動は最終的
に、平歯車列を経てラックギア2009に伝達される。
ラックギア2009の駆動はヘッドブロック3に設けら
れたラック2010に伝達されヘッドブロック3の鉛直
方向の移動に変換される。
【0049】ヘッドブロック3は前部および後部にカム
2011および2012が設けられており、各々がヘッ
ドブロック移動用レール2013および2014の内面
に沿って移動することにより、ヘッドブロック3の上下
動、すなわち、記録ヘッドの鉛直方向への移動が行われ
る。これによって、ヘッドブロック3はウォーム減速器
2008の特質により駆動源側からの駆動によってのみ
移動可能であり、ヘッドブロック3内に搭載された複数
のヘッドの重量によってもヘッドフレーム自体が自然落
下してしまうような事故がなく、また、モータの駆動を
止めた位置においてヘッドブロック3の位置を固定させ
ることが可能である。
2011および2012が設けられており、各々がヘッ
ドブロック移動用レール2013および2014の内面
に沿って移動することにより、ヘッドブロック3の上下
動、すなわち、記録ヘッドの鉛直方向への移動が行われ
る。これによって、ヘッドブロック3はウォーム減速器
2008の特質により駆動源側からの駆動によってのみ
移動可能であり、ヘッドブロック3内に搭載された複数
のヘッドの重量によってもヘッドフレーム自体が自然落
下してしまうような事故がなく、また、モータの駆動を
止めた位置においてヘッドブロック3の位置を固定させ
ることが可能である。
【0050】図7の(A)ないし(C)はヘッド移動機
構要部断面図を示す。ヘッドの停止位置は、ヘッド回
復位置(キャッピング位置),印字(記録)位置,
退避位置の3つの位置がある。図7の(A)は回復位
置(キャッピング位置)を、図7の(B)は印字(記
録)位置を、図7の(C)は退避位置を各々示す。こ
れらの各々の位置検出は、ヘッドブロック3に設けられ
た遮光板2021が各々の停止位置に対応して配置され
ているセンサ51aないし51cの検出部を遮光するこ
とによって正確に行われる。
構要部断面図を示す。ヘッドの停止位置は、ヘッド回
復位置(キャッピング位置),印字(記録)位置,
退避位置の3つの位置がある。図7の(A)は回復位
置(キャッピング位置)を、図7の(B)は印字(記
録)位置を、図7の(C)は退避位置を各々示す。こ
れらの各々の位置検出は、ヘッドブロック3に設けられ
た遮光板2021が各々の停止位置に対応して配置され
ているセンサ51aないし51cの検出部を遮光するこ
とによって正確に行われる。
【0051】次に、ヘッドの回復装置の駆動機構につい
て説明を行う。図5および6に示すように、上述した回
復系ユニット駆動部26の第2駆動モータの出力軸には
駆動ワイヤプーリー2015が固着され、第2駆動モー
タの駆動力は駆動ワイヤプーリー2015に伝達され
る。駆動ワイヤプーリー2015には駆動ワイヤ201
6が巻架されており、テンションプーリー2017およ
び2018を介してワイヤの両端部は各々回復系容器1
9に取付けられたワイヤ架け部材2019に取付けられ
ている。
て説明を行う。図5および6に示すように、上述した回
復系ユニット駆動部26の第2駆動モータの出力軸には
駆動ワイヤプーリー2015が固着され、第2駆動モー
タの駆動力は駆動ワイヤプーリー2015に伝達され
る。駆動ワイヤプーリー2015には駆動ワイヤ201
6が巻架されており、テンションプーリー2017およ
び2018を介してワイヤの両端部は各々回復系容器1
9に取付けられたワイヤ架け部材2019に取付けられ
ている。
【0052】回復系容器19は後側はスライドシャフト
2020上をスライド軸受(不図示)を介してスライド
可能となっており、前側は、スライドコロ2030がレ
ール2031上をスライドする。これにより、回復系ユ
ニット駆動部26からの駆動は回復系容器19の往復動
に変換され、回復系容器19を回復位置すなわちキャッ
ピング位置から退避(待機)位置へ移動させる。回復系
容器19の停止位置は図6に示した位置すなわち回復位
置と、図5に示した位置すなわち(印字時)退避(待
機)位置であり、各々の位置検出は、回復系容器19に
取付けられた遮光板(不図示)が各々の停止位置に対応
して配置されているセンサー(フォトインタラプタ等)
の検出部を遮光することにより正確に行われる。
2020上をスライド軸受(不図示)を介してスライド
可能となっており、前側は、スライドコロ2030がレ
ール2031上をスライドする。これにより、回復系ユ
ニット駆動部26からの駆動は回復系容器19の往復動
に変換され、回復系容器19を回復位置すなわちキャッ
ピング位置から退避(待機)位置へ移動させる。回復系
容器19の停止位置は図6に示した位置すなわち回復位
置と、図5に示した位置すなわち(印字時)退避(待
機)位置であり、各々の位置検出は、回復系容器19に
取付けられた遮光板(不図示)が各々の停止位置に対応
して配置されているセンサー(フォトインタラプタ等)
の検出部を遮光することにより正確に行われる。
【0053】次に、本実施例の制御ユニットについて説
明する。
明する。
【0054】図8に示すように、上述した制御手段とし
てのコントローラ18には、各記録ヘッド4a〜4d
(図2参照)にそれぞれ対応する、第1,第2,第3お
よび第4所定時間が予め設定され、このコントローラ1
8は、記録中に被記録媒体13aが前記一対のレジスト
ローラ7a,7b(図1参照)により検知されたときか
ら前記第1,第2,第3および第4所定時間内に前記4
つの記録紙センサ5a〜5dの少なくとも1つの記録紙
センサ5a〜5dで検出されない場合、前記ヘッドブロ
ック3および回復キャップユニット11をそれぞれ回復
位置に移動させるための指令を前記第1駆動モータ52
および第2駆動モータ53の第1および第2駆動回路5
4,55にそれぞれ出力するとともに、搬送ベルト部1
を含む搬送手段の駆動モータおよび各記録ヘッド4a〜
4dの記録動作(吐出動作)を停止させる。ここで、前
記第1,第2,第3および第4所定時間は後者ほど長い
ものである。
てのコントローラ18には、各記録ヘッド4a〜4d
(図2参照)にそれぞれ対応する、第1,第2,第3お
よび第4所定時間が予め設定され、このコントローラ1
8は、記録中に被記録媒体13aが前記一対のレジスト
ローラ7a,7b(図1参照)により検知されたときか
ら前記第1,第2,第3および第4所定時間内に前記4
つの記録紙センサ5a〜5dの少なくとも1つの記録紙
センサ5a〜5dで検出されない場合、前記ヘッドブロ
ック3および回復キャップユニット11をそれぞれ回復
位置に移動させるための指令を前記第1駆動モータ52
および第2駆動モータ53の第1および第2駆動回路5
4,55にそれぞれ出力するとともに、搬送ベルト部1
を含む搬送手段の駆動モータおよび各記録ヘッド4a〜
4dの記録動作(吐出動作)を停止させる。ここで、前
記第1,第2,第3および第4所定時間は後者ほど長い
ものである。
【0055】つぎに、本実施例の画像記録の動作につい
て、図1,2および8を参照して詳細に説明する。
て、図1,2および8を参照して詳細に説明する。
【0056】スキャナ部17の上面の前記原稿載置台の
上に画像側を伏せて置かれた原稿15の画像は、原稿走
査ユニット16によりカラー別の画像情報として読み取
られ、電気的デジタル信号に変換されてプリンタ部14
の記録ヘッドユニット10へ送信される。他方、給紙カ
セット9または手差し部8から送られてレジストローラ
7a,7bに達した被記録媒体13aは、所定のタイミ
ングでガイド板6a,6bに沿って搬送ベルト部1へ向
けて送り出され、回転している搬送ベルト1aの搬送面
に静電気により吸着されて記録ヘッドユニット10のカ
ラー別の各記録ヘッドの吐出口面の下方を通過する。そ
の際、前記各記録ヘッドは、レジストローラ7a,7b
が被記録媒体13aを送り出したときのタイミングに合
わせ、前記電気的デジタル信号に基いて各記録ヘッドの
吐出口からインクを吐出させ、搬送面に吸着して移動し
ている被記録媒体13aに画像を記録する。前記画像の
記録が行われた被記録媒体13aは、定着排紙部12を
通過してトレイ13へ排出される。なお、画像の記録は
被記録媒体13aの搬送面に吸着する面とは反対側の面
に行われる。
上に画像側を伏せて置かれた原稿15の画像は、原稿走
査ユニット16によりカラー別の画像情報として読み取
られ、電気的デジタル信号に変換されてプリンタ部14
の記録ヘッドユニット10へ送信される。他方、給紙カ
セット9または手差し部8から送られてレジストローラ
7a,7bに達した被記録媒体13aは、所定のタイミ
ングでガイド板6a,6bに沿って搬送ベルト部1へ向
けて送り出され、回転している搬送ベルト1aの搬送面
に静電気により吸着されて記録ヘッドユニット10のカ
ラー別の各記録ヘッドの吐出口面の下方を通過する。そ
の際、前記各記録ヘッドは、レジストローラ7a,7b
が被記録媒体13aを送り出したときのタイミングに合
わせ、前記電気的デジタル信号に基いて各記録ヘッドの
吐出口からインクを吐出させ、搬送面に吸着して移動し
ている被記録媒体13aに画像を記録する。前記画像の
記録が行われた被記録媒体13aは、定着排紙部12を
通過してトレイ13へ排出される。なお、画像の記録は
被記録媒体13aの搬送面に吸着する面とは反対側の面
に行われる。
【0057】前記画像を記録中、何らかの要因により記
録ヘッドユニット10の上流側において被記録媒体13
aの滞留が発生すると、前記コントローラ18に予め設
定された第1所定時間内に被記録媒体13aが各記録ヘ
ッド4a〜4dの前方を通過せず、記録紙センサ5aで
検出されないので、コントローラ18は前記記録ヘッド
ユニット10および回復キャップユニット11をそれぞ
れ回復位置に移動させるための指令を前記第1駆動モー
タ52および第2駆動モータ53の各駆動回路54,5
5にそれぞれ出力するとともに、搬送ベルト部1を含む
搬送手段の駆動モータおよび各記録ヘッド4a〜4dの
記録動作(吐出動作)を停止させる。ついで、コントロ
ーラ18は、空吐出モードを選択することにより、以下
に記述するヘッド保護シーケンスが実行され、該実行の
間、前記滞留の処理を行う。
録ヘッドユニット10の上流側において被記録媒体13
aの滞留が発生すると、前記コントローラ18に予め設
定された第1所定時間内に被記録媒体13aが各記録ヘ
ッド4a〜4dの前方を通過せず、記録紙センサ5aで
検出されないので、コントローラ18は前記記録ヘッド
ユニット10および回復キャップユニット11をそれぞ
れ回復位置に移動させるための指令を前記第1駆動モー
タ52および第2駆動モータ53の各駆動回路54,5
5にそれぞれ出力するとともに、搬送ベルト部1を含む
搬送手段の駆動モータおよび各記録ヘッド4a〜4dの
記録動作(吐出動作)を停止させる。ついで、コントロ
ーラ18は、空吐出モードを選択することにより、以下
に記述するヘッド保護シーケンスが実行され、該実行の
間、前記滞留の処理を行う。
【0058】すなわち、図9の(A)に示すように、記
録位置にある記録ヘッドユニット10および待機位置に
ある回復キャップユニット11のうち、先ず、記録ヘッ
ドユニット10が上昇されてヘッドアップ位置に移動さ
れた後(図9の(B)参照)、回復キャップユニット1
1が回復位置に移動される(図9の(C)参照)。つい
で、記録ヘッドユニット10が下降され、ユニットクロ
ーズすなわちキャッピングが行われる(図10の(A)
および図4参照)。これにより、ヘッドブロック3(図
2参照)の下端は回復キャップユニット11のインクシ
ール20(図4参照)に係合されるとともに、各記録ヘ
ッド4a〜4dの吐出口形成面は一定の間隔をおいて各
インク吸収体21a〜21dにそれぞれ対向するととも
に、回復系容器19、インクシール20および4つの仕
切板24a〜24dにより形成された適度な湿潤雰囲気
中にさらされる。
録位置にある記録ヘッドユニット10および待機位置に
ある回復キャップユニット11のうち、先ず、記録ヘッ
ドユニット10が上昇されてヘッドアップ位置に移動さ
れた後(図9の(B)参照)、回復キャップユニット1
1が回復位置に移動される(図9の(C)参照)。つい
で、記録ヘッドユニット10が下降され、ユニットクロ
ーズすなわちキャッピングが行われる(図10の(A)
および図4参照)。これにより、ヘッドブロック3(図
2参照)の下端は回復キャップユニット11のインクシ
ール20(図4参照)に係合されるとともに、各記録ヘ
ッド4a〜4dの吐出口形成面は一定の間隔をおいて各
インク吸収体21a〜21dにそれぞれ対向するととも
に、回復系容器19、インクシール20および4つの仕
切板24a〜24dにより形成された適度な湿潤雰囲気
中にさらされる。
【0059】こののち、各記録ヘッド4a〜4dの全ノ
ズルに対してインク吐出パルスが任意のパルス数だけ与
えられ、各記録ヘッド4a〜4dの吐出口からそれぞれ
吐出されたインク滴は各インク吸収体21a〜21dに
当たって吸収される。その結果、各記録ヘッド4a〜4
dのノズル内のインク増粘が阻止され、次に行われる記
録中にインク不吐出が発生しない。
ズルに対してインク吐出パルスが任意のパルス数だけ与
えられ、各記録ヘッド4a〜4dの吐出口からそれぞれ
吐出されたインク滴は各インク吸収体21a〜21dに
当たって吸収される。その結果、各記録ヘッド4a〜4
dのノズル内のインク増粘が阻止され、次に行われる記
録中にインク不吐出が発生しない。
【0060】上述した空吐出動作後、記録ヘッドユニッ
ト10は上昇されてヘッドアップ位置に移動され(図1
0の(B)参照)、一方、回復キャップユニット11は
待機位置に移動された後(図10の(C)参照)、記録
ヘッドユニット10は記録位置まで下降され(図9の
(A)参照)、この状態で正常な記録が行われる。
ト10は上昇されてヘッドアップ位置に移動され(図1
0の(B)参照)、一方、回復キャップユニット11は
待機位置に移動された後(図10の(C)参照)、記録
ヘッドユニット10は記録位置まで下降され(図9の
(A)参照)、この状態で正常な記録が行われる。
【0061】また、記録ヘッドユニット10の下流側に
おいて被記録媒体13aの滞留が発生した場合には、コ
ントローラに予め設定された第5所定時間内に被記録媒
体13aが記録紙センサ5A(図1参照)で検出されな
いので、前記コントローラ18は、前記記録ヘッドユニ
ット10および回復キャップユニット11をそれぞれ回
復位置に移動させるための指令を前記第1駆動回路54
および第2駆動回路55にそれぞれ出力するとともに、
ベルト搬送部1aを含む搬送手段の駆動モータおよび各
記録ヘッド4a〜4dの記録動作を停止させる。つい
で、コントローラ18は、空吐出モードを選択すること
により、上述したヘッド保護シーケンスが実行される。
おいて被記録媒体13aの滞留が発生した場合には、コ
ントローラに予め設定された第5所定時間内に被記録媒
体13aが記録紙センサ5A(図1参照)で検出されな
いので、前記コントローラ18は、前記記録ヘッドユニ
ット10および回復キャップユニット11をそれぞれ回
復位置に移動させるための指令を前記第1駆動回路54
および第2駆動回路55にそれぞれ出力するとともに、
ベルト搬送部1aを含む搬送手段の駆動モータおよび各
記録ヘッド4a〜4dの記録動作を停止させる。つい
で、コントローラ18は、空吐出モードを選択すること
により、上述したヘッド保護シーケンスが実行される。
【0062】さらに、非記録時や記録休止期間後には、
従来と同様に、記録ヘッドユニット10および回復キャ
ップユニット11が回復位置に移動されてキャッピング
が行われ、記録動作ON時に空吐出モードが選択されて
空吐出動作が行われ、さらに設置本体への電源投入時や
長時間の待機状態後には後述するインク加圧循環モード
が選択されてインク加圧循環が行われるように構成され
ている。
従来と同様に、記録ヘッドユニット10および回復キャ
ップユニット11が回復位置に移動されてキャッピング
が行われ、記録動作ON時に空吐出モードが選択されて
空吐出動作が行われ、さらに設置本体への電源投入時や
長時間の待機状態後には後述するインク加圧循環モード
が選択されてインク加圧循環が行われるように構成され
ている。
【0063】本実施例によれば、各記録紙センサ5a〜
5dが各記録ヘッド4a〜4dの近傍にそれぞれ設けら
れているので、記録ヘッドユニット10の近傍で被記録
媒体13aの滞留が発生した場合、実際に前記滞留が発
生した時刻と、コントローラ18により滞留が検知され
る時刻との差が短い、すなわちタイムラグが短いため、
前記実際に滞留が発生した時刻と、コントローラ18に
より各記録ヘッド4a〜4dの記録動作(吐出動作)が
停止されるまでの時刻との差が短くなる。
5dが各記録ヘッド4a〜4dの近傍にそれぞれ設けら
れているので、記録ヘッドユニット10の近傍で被記録
媒体13aの滞留が発生した場合、実際に前記滞留が発
生した時刻と、コントローラ18により滞留が検知され
る時刻との差が短い、すなわちタイムラグが短いため、
前記実際に滞留が発生した時刻と、コントローラ18に
より各記録ヘッド4a〜4dの記録動作(吐出動作)が
停止されるまでの時刻との差が短くなる。
【0064】本実施例においては、被記録媒体の滞留が
検出された後、コントローラが空吐出モードを選択して
空吐出動作が自動的に行われるものを示したが、これに
限らず、空吐出動作は必ずしも行わなくてもよい。
検出された後、コントローラが空吐出モードを選択して
空吐出動作が自動的に行われるものを示したが、これに
限らず、空吐出動作は必ずしも行わなくてもよい。
【0065】次に、第2実施例について説明する。
【0066】本実施例のインクジェット記録装置におけ
るコントローラ18は、被記録媒体13aの滞留を検知
した場合、ヘッドブロック3および回復キャップユニッ
ト11をそれぞれ回復位置に移動させるための指令を第
1駆動モータ52および第2駆動モータ53の各駆動回
路54,55にそれぞれ出力した後、インク加圧循環モ
ードを選択するものであり、その他の構成は第1実施例
のそれと同一である。次に、本実施例の動作について、
第1実施例のそれと相違する点を強調して説明する。
るコントローラ18は、被記録媒体13aの滞留を検知
した場合、ヘッドブロック3および回復キャップユニッ
ト11をそれぞれ回復位置に移動させるための指令を第
1駆動モータ52および第2駆動モータ53の各駆動回
路54,55にそれぞれ出力した後、インク加圧循環モ
ードを選択するものであり、その他の構成は第1実施例
のそれと同一である。次に、本実施例の動作について、
第1実施例のそれと相違する点を強調して説明する。
【0067】コントローラ18により被記録媒体13a
の滞留が検出されると、記録ヘッドユニット10および
回復キャップユニット11はそれぞれ回復位置に移動さ
れ、各記録ヘッド4a〜4dはキャッピングされる(図
10の(A)および図11の(A)参照)。
の滞留が検出されると、記録ヘッドユニット10および
回復キャップユニット11はそれぞれ回復位置に移動さ
れ、各記録ヘッド4a〜4dはキャッピングされる(図
10の(A)および図11の(A)参照)。
【0068】この状態において、コントローラ18によ
りインク加圧循環モードが選択されるので、各記録ヘッ
ド4a〜4dに対して一定の間隔をもって保持されてい
たインク吸収体21a〜21dは図示しない移動手段に
より上昇され、各記録ヘッド4a〜4dの吐出口形成面
にそれぞれ当接する。
りインク加圧循環モードが選択されるので、各記録ヘッ
ド4a〜4dに対して一定の間隔をもって保持されてい
たインク吸収体21a〜21dは図示しない移動手段に
より上昇され、各記録ヘッド4a〜4dの吐出口形成面
にそれぞれ当接する。
【0069】この状態で、各記録ヘッド4a〜4d内
に、各各不図示のインク供給ポンプによって強制的にイ
ンクが供給されて各記録ヘッド4a〜4d内が加圧状態
になる。その結果、各記録ヘッド4a〜4d内のインク
が循環され内部の泡が除去されるとともに、ノズル部か
らも加圧されたインク滴26a〜26dが吐出口より吐
出してくる。これにより、各吐出口形成面に付着した塵
埃等も吐出インクとともに除去されて洗浄される。吐出
口から吐出されたインクは一旦、各インク吸収体21a
〜21dに吸収されるが、インク吸収体21a〜21d
がインクで飽和状態になると、各インク吸収体21a〜
21dからインク滴26a〜26dが回復系容器19内
に落下し、該落下した排インクは排インク口25を通っ
て前記排インクホースを介して排インクタンクに送られ
る(図11の(B)参照)。加圧循環時間すなわち供給
ポンプの駆動時間は、通常、0.5 秒〜数秒程度である。
加圧循環が終了すると、再び各インク吸収体21a〜2
1dが各記録ヘッド4a〜4dから離脱される。そし
て、この状態において、各絞り部材23a〜23dが駆
動されると、ほぼ飽和状態にあるインク吸収体21a〜
21dが絞り部材23a〜23dにより絞られ、各イン
ク吸収体21a〜21dからインク滴27a〜27dが
落下する(図12の(A)参照)。その結果、各インク
吸収体21a〜21dの吸収能力が復活し、次のインク
吸収に備える。ついで、各絞り部材23a〜23dが待
機位置に戻り、各インク吸収体21a〜21dは、再び
各記録ヘッド4a〜4dの各吐出口形成面にそれぞれ当
接する(図12の(B)参照)。その結果、図11の
(B)に示した状態において各インク吸収体21a〜2
1dがほぼ飽和状態にあったために、各吐出口形成面か
ら完全に吸収しきれなかったインクを、この段階におい
ては、各インク吸収体21a〜21dの前記当接によっ
て、完全に清浄するものである。こののち、各インク吸
収体21a〜21dは前記移動手段により下降され、図
11の(A)に示した状態に戻る。
に、各各不図示のインク供給ポンプによって強制的にイ
ンクが供給されて各記録ヘッド4a〜4d内が加圧状態
になる。その結果、各記録ヘッド4a〜4d内のインク
が循環され内部の泡が除去されるとともに、ノズル部か
らも加圧されたインク滴26a〜26dが吐出口より吐
出してくる。これにより、各吐出口形成面に付着した塵
埃等も吐出インクとともに除去されて洗浄される。吐出
口から吐出されたインクは一旦、各インク吸収体21a
〜21dに吸収されるが、インク吸収体21a〜21d
がインクで飽和状態になると、各インク吸収体21a〜
21dからインク滴26a〜26dが回復系容器19内
に落下し、該落下した排インクは排インク口25を通っ
て前記排インクホースを介して排インクタンクに送られ
る(図11の(B)参照)。加圧循環時間すなわち供給
ポンプの駆動時間は、通常、0.5 秒〜数秒程度である。
加圧循環が終了すると、再び各インク吸収体21a〜2
1dが各記録ヘッド4a〜4dから離脱される。そし
て、この状態において、各絞り部材23a〜23dが駆
動されると、ほぼ飽和状態にあるインク吸収体21a〜
21dが絞り部材23a〜23dにより絞られ、各イン
ク吸収体21a〜21dからインク滴27a〜27dが
落下する(図12の(A)参照)。その結果、各インク
吸収体21a〜21dの吸収能力が復活し、次のインク
吸収に備える。ついで、各絞り部材23a〜23dが待
機位置に戻り、各インク吸収体21a〜21dは、再び
各記録ヘッド4a〜4dの各吐出口形成面にそれぞれ当
接する(図12の(B)参照)。その結果、図11の
(B)に示した状態において各インク吸収体21a〜2
1dがほぼ飽和状態にあったために、各吐出口形成面か
ら完全に吸収しきれなかったインクを、この段階におい
ては、各インク吸収体21a〜21dの前記当接によっ
て、完全に清浄するものである。こののち、各インク吸
収体21a〜21dは前記移動手段により下降され、図
11の(A)に示した状態に戻る。
【0070】上述したインク加圧循環動作後、記録ヘッ
ドユニット10は上昇されてヘッドアップ位置に移動さ
れ(図10の(B)参照)、一方、回復キャップユニッ
ト11は待機位置に移動された後(図10の(C)参
照)、この状態で正常な記録が行われる。
ドユニット10は上昇されてヘッドアップ位置に移動さ
れ(図10の(B)参照)、一方、回復キャップユニッ
ト11は待機位置に移動された後(図10の(C)参
照)、この状態で正常な記録が行われる。
【0071】また、非記録時や記録休止期間後には、従
来と同様に、記録ヘッドユニット10および回復キャッ
プユニット11が回復位置に移動されてキャッピングが
行われ、記録動作ON時に空吐出モードが選択されて空
吐出動作が行われ、さらに設置本体への電源投入時や長
時間の待機状態後にはインク加圧循環モードが選択され
てインク加圧循環が行われるように構成されている。
来と同様に、記録ヘッドユニット10および回復キャッ
プユニット11が回復位置に移動されてキャッピングが
行われ、記録動作ON時に空吐出モードが選択されて空
吐出動作が行われ、さらに設置本体への電源投入時や長
時間の待機状態後にはインク加圧循環モードが選択され
てインク加圧循環が行われるように構成されている。
【0072】次に、第3実施例について説明する。
【0073】本実施例のインクジェット記録装置におけ
るコントローラ18は、被記録媒体13aの滞留を検知
した場合、ヘッドブロック3および回復キャップユニッ
ト11をそれぞれ回復位置に移動させるための指令を第
1駆動モータ52および第2駆動モータ53の各駆動回
路54,55にそれぞれ出力した後、空吐出モードおよ
びインク加圧循環モードを順次選択するものであり、そ
の他の構成は第1実施例のそれと同一である。
るコントローラ18は、被記録媒体13aの滞留を検知
した場合、ヘッドブロック3および回復キャップユニッ
ト11をそれぞれ回復位置に移動させるための指令を第
1駆動モータ52および第2駆動モータ53の各駆動回
路54,55にそれぞれ出力した後、空吐出モードおよ
びインク加圧循環モードを順次選択するものであり、そ
の他の構成は第1実施例のそれと同一である。
【0074】本実施例においては、被記録媒体の滞留が
発生した場合、各記録ヘッドがキャッピングされた後、
第1実施例で詳述した空吐出動作および第2実施例で詳
述したインク加圧循環動作が順次行われ、その他の動作
は同様である。
発生した場合、各記録ヘッドがキャッピングされた後、
第1実施例で詳述した空吐出動作および第2実施例で詳
述したインク加圧循環動作が順次行われ、その他の動作
は同様である。
【0075】また、非記録時や記録休止期間後には、従
来と同様に、記録ヘッドユニット10および回復キャッ
プユニット11が回復位置に移動されてキャッピングが
行われ、記録動作ON時に空吐出モードが選択されて空
吐出動作が行われ、さらに設置本体への電源投入時や長
時間の待機状態後にはインク加圧循環モードが選択され
てインク加圧循環が行われるように構成されている。
来と同様に、記録ヘッドユニット10および回復キャッ
プユニット11が回復位置に移動されてキャッピングが
行われ、記録動作ON時に空吐出モードが選択されて空
吐出動作が行われ、さらに設置本体への電源投入時や長
時間の待機状態後にはインク加圧循環モードが選択され
てインク加圧循環が行われるように構成されている。
【0076】上記各実施例においては、ヘッドブロック
に複数個(4個)の記録ヘッドが設けられているものを
示したが、これに限られず、記録ヘッドの個数が1つで
あるインクジェット記録装置にも本発明を適用でき、こ
れに対応して、記録紙センサを1個のみ設けても良い。
また、記録ヘッドとして、エネルギー発生手段に電気熱
変換体を用いたものを詳述したが、ピエゾ素子等の電気
機械変換体やレーザー等の電磁波を用いる記録ヘッドを
備えたインクジェット記録装置にも本発明を適用でき
る。さらに、第1移動手段と第2移動手段とを、共通の
駆動手段の駆動力を用いて作動するように構成してもよ
い。
に複数個(4個)の記録ヘッドが設けられているものを
示したが、これに限られず、記録ヘッドの個数が1つで
あるインクジェット記録装置にも本発明を適用でき、こ
れに対応して、記録紙センサを1個のみ設けても良い。
また、記録ヘッドとして、エネルギー発生手段に電気熱
変換体を用いたものを詳述したが、ピエゾ素子等の電気
機械変換体やレーザー等の電磁波を用いる記録ヘッドを
備えたインクジェット記録装置にも本発明を適用でき
る。さらに、第1移動手段と第2移動手段とを、共通の
駆動手段の駆動力を用いて作動するように構成してもよ
い。
【0077】本発明は、特にインクジェット記録装置の
中でもキヤノン株式会社の提唱している、バブルジェッ
ト方式の記録ヘッド備えたものにおいて、優れた効果を
もたらすものである。
中でもキヤノン株式会社の提唱している、バブルジェッ
ト方式の記録ヘッド備えたものにおいて、優れた効果を
もたらすものである。
【0078】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式は所謂オンデマンド型、
コンティニュアス型のいずれにも適用可能であるが、特
に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)が保持
されているシートや液路に対応して配置されている電気
熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越える急
速な温度上昇を与える少なくとも一つの駆動信号を印加
することによって、電気熱変換体に熱エネルギーを発生
せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰させて、結果的
にこの駆動信号に一対一対応し液体(インク)内の気泡
を形成できるので有効である。この気泡の成長、収縮に
より吐出用開口を介して液体(インク)を吐出させて、
少なくとも一つの滴を形成する。この駆動信号をパルス
形状とすると、即時適切に気泡の成長収縮が行われるの
で、特に応答性に優れた液体(インク)の吐出が達成で
き、より好ましい。このパルス形状の駆動信号としては
米国特許第4463359号明細書、同第434526
2号明細書に記載されているようなものが適している。
なお、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特
許第4313124号明細書に記載されている条件を採
用すると、さらに優れた記録を行うことができる。
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式は所謂オンデマンド型、
コンティニュアス型のいずれにも適用可能であるが、特
に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)が保持
されているシートや液路に対応して配置されている電気
熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越える急
速な温度上昇を与える少なくとも一つの駆動信号を印加
することによって、電気熱変換体に熱エネルギーを発生
せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰させて、結果的
にこの駆動信号に一対一対応し液体(インク)内の気泡
を形成できるので有効である。この気泡の成長、収縮に
より吐出用開口を介して液体(インク)を吐出させて、
少なくとも一つの滴を形成する。この駆動信号をパルス
形状とすると、即時適切に気泡の成長収縮が行われるの
で、特に応答性に優れた液体(インク)の吐出が達成で
き、より好ましい。このパルス形状の駆動信号としては
米国特許第4463359号明細書、同第434526
2号明細書に記載されているようなものが適している。
なお、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特
許第4313124号明細書に記載されている条件を採
用すると、さらに優れた記録を行うことができる。
【0079】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組み合わせ構成(直線状液流路または直角液流路)の
他に熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開
示する米国特許第4558333号明細書、米国特許第
4459600号明細書を用いた構成のものにも有効で
ある。加えて、複数の電気熱変換体に対して、共通する
スリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示する
特開昭59年第123670号公報や熱エネルギーの圧
力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開示す
る特開昭59年第138461号公報に基づいた構成と
しても本発明は有効である。
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組み合わせ構成(直線状液流路または直角液流路)の
他に熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開
示する米国特許第4558333号明細書、米国特許第
4459600号明細書を用いた構成のものにも有効で
ある。加えて、複数の電気熱変換体に対して、共通する
スリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示する
特開昭59年第123670号公報や熱エネルギーの圧
力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開示す
る特開昭59年第138461号公報に基づいた構成と
しても本発明は有効である。
【0080】さらに、画像記録装置が記録できる最大被
記録媒体の幅に対応した長さを有するフルラインタイプ
の記録ヘッドとしては、上述した明細書に開示されてい
るような複数記録ヘッドの組み合わせによって、その長
さを満たす構成や一体的に形成された一個の記録ヘッド
としての構成のいずれでもよいが、本発明は、上述した
効果を一層有効に発揮することができる。
記録媒体の幅に対応した長さを有するフルラインタイプ
の記録ヘッドとしては、上述した明細書に開示されてい
るような複数記録ヘッドの組み合わせによって、その長
さを満たす構成や一体的に形成された一個の記録ヘッド
としての構成のいずれでもよいが、本発明は、上述した
効果を一層有効に発揮することができる。
【0081】加えて、装置本体に装着されることで、装
置本体との電気的な接続や装置本体からのインクの供給
が可能になる交換自在のチップタイプの記録ヘッド、あ
るいは、記録ヘッド自体に一体的に設けられたカートリ
ッジタイプの記録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効
である。
置本体との電気的な接続や装置本体からのインクの供給
が可能になる交換自在のチップタイプの記録ヘッド、あ
るいは、記録ヘッド自体に一体的に設けられたカートリ
ッジタイプの記録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効
である。
【0082】また、本発明の画像記録装置の構成として
設けられる、記録ヘッドに対しての、予備的な補助手段
等を付加することは本発明の効果を一層安定できるので
好ましいものである。これらを具体的に挙げれば、記録
ヘッドに対しての、クリーニング手段、電気熱変換体あ
るいはこれとは別の加熱素子あるいはこれらの組み合わ
せによる予備加熱手段、記録とは別の吐出を行う予備吐
出モードを行うことも安定した記録を行うために有効で
ある。
設けられる、記録ヘッドに対しての、予備的な補助手段
等を付加することは本発明の効果を一層安定できるので
好ましいものである。これらを具体的に挙げれば、記録
ヘッドに対しての、クリーニング手段、電気熱変換体あ
るいはこれとは別の加熱素子あるいはこれらの組み合わ
せによる予備加熱手段、記録とは別の吐出を行う予備吐
出モードを行うことも安定した記録を行うために有効で
ある。
【0083】さらに、画像記録装置の記録モードとして
は黒色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録
ヘッドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによっ
てでもよいが、異なる色の複色カラーまたは、混色によ
るフルカラーの少なくとも一つを備えた画像記録装置に
も本発明は極めて有効である。
は黒色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録
ヘッドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによっ
てでもよいが、異なる色の複色カラーまたは、混色によ
るフルカラーの少なくとも一つを備えた画像記録装置に
も本発明は極めて有効である。
【0084】以上説明した本発明実施例においては、イ
ンクを液体として説明しているが、室温やそれ以下で固
化するインクであって、室温で軟化もしくは液体あるい
は、上述のインクジェットではインク自体を30℃以上
70℃以下の範囲内で温度調整を行ってインクの粘性を
安定吐出範囲にあるように温度制御するものが一般的で
あるから、使用記録信号付与時にインクが液状をなすも
のであればよい。加えて、積極的に熱エネルギーによる
昇温をインクの固形状態から液体状態への態変化のエネ
ルギーとして使用せしめることで防止するかまたは、イ
ンクの蒸発防止を目的として放置状態で固化するインク
を用いるかして、いずれにしても熱エネルギーの記録信
号に応じた付与によってインクが液化してインク液状と
して吐出するものや被記録媒体に到達する時点ではすで
に固化し始めるものなどのような、熱エネルギーによっ
て初めて液化する性質のインク使用も本発明には適用可
能である。このような場合インクは、特開昭54−56
847号公報あるいは特開昭60−71260号公報に
記載されるような、多孔質シート凹部または貫通孔に液
状または固形物として保持された状態で、電気熱変換体
に対して対向するような形態としてもよい。本発明にお
いては、上述した各インクに対して最も有効なものは、
上述した膜沸騰方式を実行するものである。
ンクを液体として説明しているが、室温やそれ以下で固
化するインクであって、室温で軟化もしくは液体あるい
は、上述のインクジェットではインク自体を30℃以上
70℃以下の範囲内で温度調整を行ってインクの粘性を
安定吐出範囲にあるように温度制御するものが一般的で
あるから、使用記録信号付与時にインクが液状をなすも
のであればよい。加えて、積極的に熱エネルギーによる
昇温をインクの固形状態から液体状態への態変化のエネ
ルギーとして使用せしめることで防止するかまたは、イ
ンクの蒸発防止を目的として放置状態で固化するインク
を用いるかして、いずれにしても熱エネルギーの記録信
号に応じた付与によってインクが液化してインク液状と
して吐出するものや被記録媒体に到達する時点ではすで
に固化し始めるものなどのような、熱エネルギーによっ
て初めて液化する性質のインク使用も本発明には適用可
能である。このような場合インクは、特開昭54−56
847号公報あるいは特開昭60−71260号公報に
記載されるような、多孔質シート凹部または貫通孔に液
状または固形物として保持された状態で、電気熱変換体
に対して対向するような形態としてもよい。本発明にお
いては、上述した各インクに対して最も有効なものは、
上述した膜沸騰方式を実行するものである。
【0085】
【発明の効果】本発明は、以上説明したとおり構成され
ているので、以下に記載するような効果を奏する。
ているので、以下に記載するような効果を奏する。
【0086】請求項1に記載の発明においては、被記録
媒体の滞留が発生した直後に、インクジェット記録ヘッ
ドは回復手段のキャップによりキャッピングされるの
で、前記滞留の処理間、インクジェット記録ヘッドのノ
ズル内のインクが増粘しにくく、しかも、紙粉やコート
粉等がノズル内に侵入せず、ノズルの目づまりを防止で
きる。この結果、前記処理後の記録時に、インクの吐出
不良が発生しないので、記録品位が向上する。また、イ
ンクジェット記録ヘッドの吐出口形成面に付着していた
インクが搬送ベルトや他の部材に落下せず、さらに、前
記処理中に、オペレータの手や服がインクジェット記録
ヘッドの吐出口形成面に接触しないので、前記手や服が
インクで汚れないとともに、目づまり、衝撃等の悪影響
もインクジェット記録ヘッドに及ぼされない。さらに、
インクジェット記録ヘッドの近傍で被記録媒体の滞留が
発生した場合でも、搬送ベルトや他の部材に付着するイ
ンク量が減少するので、該インクの処理に要する時間お
よび労力が低減される。
媒体の滞留が発生した直後に、インクジェット記録ヘッ
ドは回復手段のキャップによりキャッピングされるの
で、前記滞留の処理間、インクジェット記録ヘッドのノ
ズル内のインクが増粘しにくく、しかも、紙粉やコート
粉等がノズル内に侵入せず、ノズルの目づまりを防止で
きる。この結果、前記処理後の記録時に、インクの吐出
不良が発生しないので、記録品位が向上する。また、イ
ンクジェット記録ヘッドの吐出口形成面に付着していた
インクが搬送ベルトや他の部材に落下せず、さらに、前
記処理中に、オペレータの手や服がインクジェット記録
ヘッドの吐出口形成面に接触しないので、前記手や服が
インクで汚れないとともに、目づまり、衝撃等の悪影響
もインクジェット記録ヘッドに及ぼされない。さらに、
インクジェット記録ヘッドの近傍で被記録媒体の滞留が
発生した場合でも、搬送ベルトや他の部材に付着するイ
ンク量が減少するので、該インクの処理に要する時間お
よび労力が低減される。
【0087】
【0088】さらに、前記キャッピング後に、空吐出動
作あるいはインク加圧循環動作を行うと、その後の記録
品位はさらに向上するとともに、前記滞留の処理中に回
復動作が済むので、通常のウエイトタイムで記録を行え
る。
作あるいはインク加圧循環動作を行うと、その後の記録
品位はさらに向上するとともに、前記滞留の処理中に回
復動作が済むので、通常のウエイトタイムで記録を行え
る。
【図1】本発明のインクジェット記録装置の第1実施例
の全体構成を示す図である。
の全体構成を示す図である。
【図2】図1の記録時における要部詳細図である。
【図3】本実施例における記録ヘッドの要部詳細図であ
る。
る。
【図4】図1のキャッピング時における要部詳細図であ
る。
る。
【図5】図2の上面図である。
【図6】図4の上面図である。
【図7】記録ヘッドの駆動部平面図である。
【図8】本実施例の制御ユニットのブロック図である。
【図9】キャッピング動作時の記録ヘッドユニットおよ
び回復キャップユニットの各過程の状態をそれぞれ示す
図であり、(A)はヘッドアップ,(B)はユニットク
ローズ,(C)はヘッドダウンを示している。
び回復キャップユニットの各過程の状態をそれぞれ示す
図であり、(A)はヘッドアップ,(B)はユニットク
ローズ,(C)はヘッドダウンを示している。
【図10】図9と同様な図であり、(A)はキャップお
よびヘッドアップ,(B)はユニットオープン,(C)
はヘッドダウンを示している。
よびヘッドアップ,(B)はユニットオープン,(C)
はヘッドダウンを示している。
【図11】第2実施例においてインク加圧循環時の記録
ヘッドユニットおよび回復キャップユニットの状態の各
過程をそれぞれ示す図であり、(A)はキャップ工程,
(B)はノズル部加圧工程を示している。
ヘッドユニットおよび回復キャップユニットの状態の各
過程をそれぞれ示す図であり、(A)はキャップ工程,
(B)はノズル部加圧工程を示している。
【図12】図11と同様な図であり、(A)は絞り工程
を、(B)は当接工程を示している。
を、(B)は当接工程を示している。
【図13】従来例の全体構成図である。
1 搬送ベルト部 1a 搬送ベルト 1b 駆動ローラ 1c 従動ローラ 1d,1e テンションローラ 1f プラテン 1g 帯電ローラ 2 帯電器 3 ヘッドブロック 4a,4b,4c,4d 記録ヘッド 5A,5a,5b,5c,5d 記録紙センサ 6a,6b ガイド板 7a,7b レジストローラ 8 手差し部 9 給紙カセット 10 記録ヘッドユニット(記録ヘッド部) 11 回復キャップユニット(回復キャップ部) 12 定着排紙部 13 トレイ 13a 被記録媒体 14 プリンタ部 15 原稿 16 原稿走査ユニット 16a 露光手段 16b ロッドアイレンズ 16c 等倍型分解ラインセンサ 17 スキャナ部 18 コントローラ 19 回復系容器 20 インクシール 21a,21b,21c,21d インク吸収体 22a,22b,22c,22d 押え部材 23a,23b,23c,23d 絞り部材 24a,24b,24c,24d 仕切板 25 排インク口 26 回復系ユニット駆動部(駆動手段) 26a〜26d,27a〜27d インク滴 30 電気熱変換体 31 吐出口 51a,51b,51c センサ 52 第1駆動モータ 53 第2駆動モータ 54 第1駆動回路 55 第2駆動回路 2001,2002 ベルトプーリー 2003 タイミングベルト 2004 ヘッドブロック駆動ユニット 2005 はすば歯車対 2006,2007 平歯車 2008 ウォーム減速器 2009 ラックギア 2010 ラック 2011,2012 カム 2013,2014 ヘッドブロック移動用レール 2021 遮光板 2015 駆動ワイヤプーリー 2016 駆動ワイヤ 2017,2018 テンションプーリー 2019 ワイヤ架け部材 2020 スライドシャフト 2030 スライドコロ 2031 レール L 間隙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村山 泰 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 内田 節 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 三富 達夫 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 根村 雅晴 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 ▲高▼中 康之 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−78566(JP,A) 特開 昭62−30068(JP,A) 特開 平2−231147(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 2/175 B41J 2/165
Claims (6)
- 【請求項1】 インクを吐出するインクジェット記録ヘ
ッドを被記録媒体の搬送方向に沿って複数配することに
より、該搬送方向に前記インクジェット記録ヘッドそれ
ぞれに対応する複数のインクジェット記録領域を形成す
るインクジェット記録装置において、 前記複数のインクジェット記録ヘッドのそれぞれをキャ
ッピングするためのキャップを具備する回復手段と、 前記複数のインクジェット記録ヘッドを、前記インクジ
ェット記録ヘッドのそれぞれによる前記被記録媒体への
インクジェット記録を行う記録位置と、前記キャップに
よる前記インクジェット記録ヘッドのそれぞれのキャッ
ピングを行うキャッピング位置とに移動させるためのヘ
ッド移動手段と、 前記複数のインクジェット記録ヘッドそれぞれの近傍に
配され、それぞれの前記インクジェット記録ヘッドの前
記搬送方向上流を通過する際の前記被記録媒体を検出す
るための検出手段と、 記録を行う際において、予め設定された所定時間内に前
記被記録媒体が前記検出手段によって検出されない場合
に、前記複数のインクジェット記録ヘッドを前記記録位
置から前記キャッピング位置へ移動させるように前記ヘ
ッド移動手段を制御する制御手段とを有し、 前記搬送方向の上流側から順に前記検出手段と前記イン
クジェット記録ヘッドとが交互に配されていることを特
徴とするインクジェット記録装置。 - 【請求項2】 前記制御手段は、前記インクジェット記
録ヘッドを前記キャッピング位置へ移動させるに伴っ
て、前記回復手段に空吐出モードによる回復処理を実行
させるものである請求項1に記載のインクジェット記録
装置。 - 【請求項3】 前記制御手段は、前記インクジェット記
録ヘッドを前記キャッピング位置へ移動させるに伴っ
て、前記回復手段にインク加圧循環モードによる回復処
理を実行させるものである請求項1に記載のインクジェ
ット記録装置。 - 【請求項4】 前記制御手段は、前記インクジェット記
録ヘッドを前記キャッピング位置へ移動させるに伴っ
て、前記回復手段に空吐出モードおよびインク加圧循環
モードによる回復処理を実行させるものである請求項1
に記載のインクジェット記録装置。 - 【請求項5】 前記インクジェット記録ヘッドは、前記
被記録媒体の記録領域の全幅にわたって吐出口が複数設
けられたフルラインタイプのものである請求項1〜4の
いずれか1項に記載のインクジェット記録装置。 - 【請求項6】 前記インクジェット記録ヘッドは、熱エ
ネルギーを利用してインクを吐出するものであり、前記
熱エネルギーを発生するための電気熱変換体を備えてい
る請求項1〜5のいずれか1項に記載のインクジェット
記録装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7209991A JP2915605B2 (ja) | 1991-03-13 | 1991-03-13 | インクジェット記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7209991A JP2915605B2 (ja) | 1991-03-13 | 1991-03-13 | インクジェット記録装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04284257A JPH04284257A (ja) | 1992-10-08 |
| JP2915605B2 true JP2915605B2 (ja) | 1999-07-05 |
Family
ID=13479625
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7209991A Expired - Fee Related JP2915605B2 (ja) | 1991-03-13 | 1991-03-13 | インクジェット記録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2915605B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011110769A (ja) * | 2009-11-25 | 2011-06-09 | Olympus Corp | 画像記録装置及び画像記録装置の制御方法 |
| JP6850721B2 (ja) * | 2015-04-21 | 2021-03-31 | 芝浦メカトロニクス株式会社 | 錠剤印刷装置及び錠剤印刷方法 |
| JP7771682B2 (ja) * | 2021-11-30 | 2025-11-18 | セイコーエプソン株式会社 | 記録装置及び記録装置の制御方法 |
-
1991
- 1991-03-13 JP JP7209991A patent/JP2915605B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04284257A (ja) | 1992-10-08 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |