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JP2930173B2 - 基板端縁洗浄装置 - Google Patents
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JP2930173B2 - 基板端縁洗浄装置 - Google Patents

基板端縁洗浄装置

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JP2930173B2
JP2930173B2 JP12353893A JP12353893A JP2930173B2 JP 2930173 B2 JP2930173 B2 JP 2930173B2 JP 12353893 A JP12353893 A JP 12353893A JP 12353893 A JP12353893 A JP 12353893A JP 2930173 B2 JP2930173 B2 JP 2930173B2
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敦久 北山
喜宣 平山
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  • Cleaning In General (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フォトレジスト液や感
光性ポリイミド樹脂やカラーフィルター用の染色剤など
から成る薄膜が表面に塗布された液晶用ガラス基板やフ
ォトマスク用ガラス基板やサーマルヘッド製造用のセラ
ミック基板などの角型基板に対し、その薄膜塗布後に角
型基板の端縁に付着した不要薄膜を溶解除去するため
に、表面に薄膜が形成された角型基板を載置保持する基
板保持手段と、その基板保持手段によって保持された角
型基板の端縁の表裏両面の少なくともいずれか一方に溶
剤を吐出して不要薄膜を溶解する溶剤吐出手段とを備え
た基板端縁洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上述のような基板端縁洗浄装置として
は、従来、特公平3−78777号公報に開示されてい
るものがあった。この従来例によれば、表面に薄膜が形
成された基板の周縁部の上面と下面に対向して第1の管
と第2の管が設けられるとともに、第1および第2の管
の間の間隙部でかつ基板端部の延長上に第3の管が設け
られ、第1および第2の管から基板の周縁部の上面と下
面に溶剤を供給するとともに、それらの溶剤ならびに溶
解除去された不要薄膜を第3の管から吸引排出できるよ
うに構成されている。
【0003】そして、第3の管から不要薄膜を吸引排出
することにより溶剤が基板の中心側に侵入していくこと
を回避し、基板を低速で回転させながら第1、第2およ
び第3の管を基板の回転中心から遠近する方向に移動さ
せることにより、オリエンテーションフラットのある基
板とか液晶用ガラス基板のような角型基板に対しても、
その端縁の不用薄膜を溶解除去できるように構成されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、角型基
板の回転に伴う回転中心からの距離の変化に対応できる
ように、第1、第2および第3の管を基板の回転中心か
ら遠近する方向に移動するためには、極めて高精度な制
御を必要とし、また、基板を高速で回転することができ
ないために処理効率が大幅に低下し、上述の従来例の装
置によって角型基板の端縁を洗浄することは実用的では
ない。
【0005】そこで、角型基板の一辺または二辺に、角
型基板の端縁の表裏両面の少なくともいずれか一方に溶
剤を吐出して不要薄膜を溶解する溶剤吐出手段を設け、
回転を停止した状態の角型基板に対して、その端縁に沿
って溶剤吐出手段を移動させるように構成したものが提
案されているが、溶剤吐出手段を一辺に対して設ける場
合であれば、一辺の洗浄が終わる度に90°づつ回転させ
なければならず、また、二辺に対して設ける場合であれ
ば、二辺の洗浄が終わる度に 180°づつ回転させなけれ
ばならず、処理効率の面で未だ改善の余地があった。
【0006】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであって、請求項1に係る発明の基板端縁洗浄装
置は、構成的に簡単にできながら、角型基板の端縁全周
を短時間で効率良く洗浄できるようにすることを目的と
し、また、請求項2に係る発明の基板端縁洗浄装置は、
溶剤吐出手段の駆動系のスペースを小さくできるように
することを目的とし、また、請求項3に係る発明の基板
端縁洗浄装置は、制御構成を簡単にできるようにするこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明の基
板端縁洗浄装置は、上述のような目的を達成するため
に、表面に薄膜が形成された角型基板を載置保持する基
板保持手段と、その基板保持手段によって保持された角
型基板の端縁の表裏両面の少なくともいずれか一方に溶
剤を吐出して不要薄膜を溶解する溶剤吐出手段とを備え
た基板端縁洗浄装置において、溶剤吐出手段を、基板保
持手段によって保持された角型基板の四辺それぞれごと
にその端縁に沿って移動可能に設けるとともに、四個の
溶剤吐出手段を一体的に移動可能に連係機構を介して連
動連結し、かつ、連係機構に、四個の溶剤吐出手段を一
体的に移動する単一の駆動機構を設けて構成する。
【0008】また、請求項2に係る発明の基板端縁洗浄
装置は、上述のような目的を達成するために、上述した
請求項1に係る発明の基板端縁洗浄装置における連係機
構を、一個の駆動プーリーと遊転プーリーとにわたって
基板保持手段によって保持された角型基板の外周縁に沿
うようにループ状に巻回したワイヤーで構成し、かつ、
駆動機構を、駆動プーリーに連動連結した正逆転可能な
一個の電動モータで構成する。
【0009】また、請求項3に係る発明の基板端縁洗浄
装置は、上述のような目的を達成するために、請求項1
または2に係る発明の基板端縁洗浄装置における四個の
溶剤吐出手段のうちの一個の溶剤吐出手段の移動位置を
検出する移動位置検出手段を設け、その移動位置検出手
段による検出結果に基づいて駆動機構を制御する制御手
段を備えて構成する。
【0010】
【作用】請求項1に係る発明の基板端縁洗浄装置の構成
によれば、単一の駆動機構の駆動により、角型基板の四
辺それぞれに対応させて設けた溶剤吐出手段を角型基板
の端縁に沿わせて一体的に移動させ、角型基板の四辺を
一挙に洗浄することができる。
【0011】また、請求項2に係る発明の基板端縁洗浄
装置の構成によれば、四個の溶剤吐出手段を連動連結し
た一本のワイヤーを、電動モータによる駆動プーリーの
正逆転によって往復移動し、角型基板の四辺それぞれに
対応させて設けた溶剤吐出手段を角型基板の端縁に沿わ
せて一体的に移動することができる。
【0012】また、請求項3に係る発明の基板端縁洗浄
装置の構成によれば、四個の溶剤吐出手段のうちの一個
の溶剤吐出手段に対する移動位置に基づいて制御するこ
とにより、それと一体的に移動する他の溶剤吐出手段の
移動をも制御することができる。
【0013】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。
【0014】図1は、本発明の第1実施例に係る基板端
縁洗浄装置の全体概略側面図、図2は一部切欠全体概略
平面図であり、回転塗布によって表面に薄膜が形成され
た角型基板1を載置して真空吸着により保持する基板保
持手段2の周囲4箇所それぞれに、角型基板1の表裏両
面に溶剤を吐出して不要薄膜を溶解する溶剤吐出手段3
…と、溶剤および溶解した不要薄膜を吸引する吸引部材
4…とが備えられて、基板端縁洗浄装置5が構成されて
いる。
【0015】基板端縁洗浄装置5の一側方にフォトレジ
スト液を塗布するスピンコータ6が設けられるととも
に、他側方に乾燥用のオーブン7が設けられ、かつ、ス
ピンコータ6と基板端縁洗浄装置5との間に基板搬送用
の入口側アーム8が設けられ、一方、基板端縁洗浄装置
5と乾燥用のオーブン7との間に基板搬送用の出口側ア
ーム9が設けられている。
【0016】溶剤吐出手段3…それぞれは、図3の要部
の拡大側面図、および、図4の平面図に示すように、吸
引部材4の吸引口4aを挟んだ上下方向の上側に第1の
リンス液ノズル10aと第1のガスノズル11aとを設
け、一方、下側に第2のリンス液ノズル10bと第2の
ガスノズル11bとを設けて構成されている。
【0017】前記第1および第2のリンス液ノズル10
a,10bと第1および第2のガスノズル11a,11
b、ならびに、吸引部材4がノズルブロック12に一体
的に取り付けられ、そのノズルブロック12を取り付け
た支持アーム13が、固定フレーム14に付設した上下
一対のガイド15,15を介して、角型基板1の端縁に
沿って移動可能に設けられている。
【0018】基板保持手段2に保持された角型基板1の
ひとつの角部に対応する箇所に、正逆転可能な駆動機構
としての電動モータ16を設けたモータブラケット17
が立設されるとともに、電動モータ16の駆動軸に駆動
プーリー18が連動連結されている。
【0019】基板保持手段2に保持された角型基板1の
ひとつの角部に対応する箇所に1個の遊転プーリー19
が、そして、他の3箇所の角部に対応する箇所に2個づ
つの遊転プーリー19,19がそれぞれ設けられ、前記
駆動プーリー18と遊転プーリー19…とにわたって一
対のワイヤー20,20が巻回され、そのワイヤー2
0,20の所定の四箇所それぞれに支持アーム13が連
結され、電動モータ16の正逆転により、四個の溶剤吐
出手段3…、吸引部材4…それぞれを角型基板1の各辺
に沿わせて往復移動し、角型基板1の端縁を洗浄できる
ように構成されている。
【0020】角型基板1の所定の一辺に対応する箇所に
おいて、支持アーム13に当接してひとつのノズルブロ
ック12が原点位置に移動したことを検出するノズルブ
ロック原点検出センサ21が設けられるとともに、その
ノズルブロック原点検出センサ21に近い位置に、ノズ
ルブロック12が原点位置側に移動していくときに、原
点に到達する直前の所定位置に到達したことを検出する
ノズルブロックドックセンサ22が設けられている。
【0021】図5のブロック図に示すように、前記入口
側アーム8に付設されている、入口側アームin検出セ
ンサ23、入口側アームdown検出センサ24、入口
側アームopen検出センサ25、入口側アームup検
出センサ26、入口側アームout検出センサ27、な
らびに、出口側アーム9に付設されている、出口側アー
ムin検出センサ28、出口側アームdown検出セン
サ29、出口側アームclose検出センサ30、出口
側アームup検出センサ31、出口側アームout検出
センサ32、および、前記ノズルブロック原点検出セン
サ21、ノズルブロックドックセンサ22がCPU33
に接続され、更に、基板保持手段2が角型基板1を真空
吸着保持したことを検出する基板吸着確認センサ34が
CPU33に接続されている。
【0022】入口側アームin検出センサ23は、スピ
ンコータ6内に置かれた角型基板1を把持した入口側ア
ーム8が基板端縁洗浄装置5内の所定位置まで移動した
ことを検出するようになっている。
【0023】入口側アームdown検出センサ24は、
角型基板1を把持した入口側アーム8が基板端縁洗浄装
置5の基板保持手段2上に角型基板1を載置する位置ま
で下降したことを検出するようになっている。
【0024】入口側アームopen検出センサ25は、
角型基板1を基板保持手段2上に載置する位置まで下降
した入口側アーム8の爪が開いて、角型基板1の把持を
解除したことを検出するようになっている。
【0025】入口側アームup検出センサ26は、角型
基板1の把持を解除した入口側アーム8が爪を開いたま
まで所定位置まで上昇したことを検出するようになって
いる。また、入口側アームout検出センサ27は、所
定位置まで上昇した入口側アーム8がスピンコータ6側
の退避位置まで移動したことを検出するようになってい
る。
【0026】出口側アームin検出センサ28は、端縁
洗浄処理が終了した角型基板1を把持してオーブン7に
搬送するための出口側アーム9が基板端縁洗浄装置5内
の所定位置まで移動したことを検出するようになってい
る。
【0027】出口側アームdown検出センサ29は、
角型基板1を把持した出口側アーム9が基板端縁洗浄装
置5の基板保持手段2上に載置された角型基板1を把持
可能な下降位置まで下降したことを検出するようになっ
ている。
【0028】出口側アームclose検出センサ30
は、基板保持手段2上に載置された角型基板1を把持可
能な位置まで下降した出口側アーム9の爪が閉じて、角
型基板1を把持したことを検出するようになっている。
【0029】出口側アームup検出センサ31は、角型
基板1を把持した出口側アーム9が爪を閉じたままで所
定位置まで上昇したことを検出するようになっている。
また、出口側アームout検出センサ32は、所定位置
まで上昇した出口側アーム9がオーブン7側の所定の退
避位置まで移動したことを検出するようになっている。
【0030】また、CPU33には、スキャン回数n設
定手段35が接続され、1枚の角型基板1に対し、ノズ
ルブロック12を往復させる回数を手動(キーボードな
ど)により入力して設定するようになっている。
【0031】また、CPU33には、端点A,B設定手
段36が接続され、角型基板1のサイズに応じ、ノズル
ブロック12の移動する距離を設定するようになってい
る。角型基板1を入口側アーム8によって基板保持手段
2上に搬送するときに、角型基板1のサイズにかかわら
ず、常に、角型基板1の長辺側の中央が基板保持手段2
の所定位置に位置するように搬送される。このことに着
目して、ノズルブロック12の移動における端点Aおよ
びBの位置を、上述所定位置からの距離により設定して
表すようになっている。そして、スピンコータ6におい
て、角型基板1のサイズが測定されるとともに、そのサ
イズデータがCPU33に入力されるようになってい
て、既知の原点位置とノズルブロック12の幅とサイズ
データとから端点AおよびBの位置を自動的に演算して
設定するとともに表示するようになっている。この表示
値は、微調整のために手動により変更可能である。この
端点A,B設定手段36によって設定される端点Aと端
点Bとにわたる移動量と原点から端点Aにわたる移動量
は、前記ノズルブロック原点検出センサ21によって検
出される原点位置に基づき、それを基準にして電動モー
タ16の回転量から検出するようになっており、この構
成をして移動位置検出手段と称する。
【0032】フォトレジスト液が塗布された角型基板1
を基板端縁洗浄装置5に搬送する入口側アーム8の動作
(アームの回転、昇降、爪の開閉)を制御する入口側ア
ーム制御手段37、端縁洗浄処理が終了した角型基板1
をオーブン7に搬送する出口側アーム9の動作(アーム
の回転、昇降、爪の開閉)を制御する出口側アーム制御
手段38、基板保持手段2により角型基板1を真空吸着
保持するための吸着動作を制御する基板吸着制御手段3
9、電動モータ16の回転方向および速度を制御してノ
ズルブロック12の移動方向および速度を制御するノズ
ルブロック駆動手段40、第1および第2のリンス液ノ
ズル10a…,10bからのリンス液の吐出と停止とを
行うリンス液ノズル制御手段41、ならびに、第1およ
び第2のガスノズル11a…,11bからの窒素ガスの
吹き出しと停止とを行うガスノズル制御手段42それぞ
れがCPU33に接続されている。なお、吸引部材4か
らの吸気は常に行われている。
【0033】以上の構成により、基板端縁洗浄装置5へ
の角型基板1の搬入と搬出、および、端縁洗浄が自動的
に行うようになっており、次に、図6のタイムチャート
と、図7および図8のフローチャートを用いて説明す
る。
【0034】先ず、スピンコータ7でフォトレジスト液
が塗布された角型基板1を入口側アーム8に保持させた
後、その入口側アーム8を回転させ、角型基板1を基板
端縁洗浄装置5上に搬送し(S1)、所定位置まで搬送
されたかどうかを入口側アームin検出センサ23で検
出する(S2)。
【0035】所定位置まで搬送された後に入口側アーム
8を下降させ(S3)、角型基板1を基板保持手段2に
載置する位置まで入口側アーム8が下降したかどうかを
入口側アームdown検出センサ24により検出した
(S4)後に、基板吸着制御手段39により基板保持手
段2による真空吸着を開始する(S5)とともに、入口
側アーム8の爪を開く(S6)。
【0036】入口側アーム8の爪が開いたことを入口側
アームopen検出センサ25により検出して(S7)
から、入口側アーム8を上昇させる(S8)。その後、
入口側アームup検出センサ26で入口側アーム8が所
定位置まで上昇したことを検出してから(S9)、基板
吸着確認センサ34で基板保持手段2が角型基板1を真
空吸着保持したことを検出させる(S10)。
【0037】その後に、ノズルブロック駆動手段40に
より電動モータ16を駆動し、ノズルブロック12を原
点位置から端点Aに移動させる(S11)とともに、ガ
スノズル制御手段42による窒素ガスの供給とリンス液
ノズル制御手段41によるリンス液の吐出とを開始し
(S12、S13)、更に、入口側アーム8を回転し、
基板端縁洗浄装置5の上方から外れた退避位置へ退避さ
せる(S14)とともに、電動モータ16を所定のタイ
ミングで正逆転して、ノズルブロック12を端点Aから
端点Bに(S15)、そして、端点Bから端点Aに(S
16)と往復移動させて角型基板1の端縁全周を洗浄処
理する。
【0038】そのノズルブロック12の一回のスキャン
が終了した時点でカウント(n=n−1)して(S1
7)から、そのカウント値が設定回数になったかどうか
を判断し(S18)、設定回数になっていなければ、ス
テップS15に戻し、再度ノズルブロック12を往復移
動させて角型基板1の端縁全周を洗浄処理する。ここで
はスキャン設定回数を二回に設定している(図6参
照)。
【0039】設定回数のスキャンが終了した後には、リ
ンス液ノズル制御手段41によるリンス液の吐出とガス
ノズル制御手段42による窒素ガスの供給とを停止する
(S19、S20)とともに、ノズルブロック駆動手段
40により電動モータ16を駆動してノズルブロック1
2を端点Aから原点位置まで移動し(S21)、かつ、
基板吸着制御手段39により、真空吸着を解除する(S
22)。
【0040】そして、ノズルブロックドックセンサ22
でノズルブロック12が所定のドック位置に移動したこ
とを検出する(S23)に伴い、電動モータ16の回転
速度を低下し(S24)、オーバーランを防止する。次
いで、ノズルブロック原点検出センサ21により原点位
置を検出する(S25)までノズルブロック12を移動
し、原点位置を検出してから電動モータ16の駆動を停
止してノズルブロック12の移動を停止する(S2
6)。
【0041】その後、入口側アームout検出センサ2
7により、入口側アーム8が退避位置に移動したことを
確認する(S27)とともに、角型基板1の真空吸着が
解除されていることを確認した(S28)後、出口側ア
ーム9を回転させ、基板端縁洗浄装置5上の所定の搬出
位置に移動させる(S29)。ここで、入口側アーム8
の退避確認は、出口側アーム9と入口側アーム8との干
渉を防止するためであり、また、吸着解除の確認は、吸
着状態の角型基板1に出口側アーム9が作用して角型基
板1が破損することを防止するためである。
【0042】その後、出口側アーム9が基板端縁洗浄装
置5上の所定の搬出位置に移動したかどうかを出口側ア
ームin検出センサ28で検出し(S30)、その所定
位置まで搬送された後に出口側アーム9を下降させ(S
31)、真空吸着を解除した状態で基板保持手段2に保
持されている角型基板1を把持可能な位置まで下降した
かどうかを出口側アームdown検出センサ29で検出
する(S32)。
【0043】所定位置まで下降した後に、出口側アーム
9の爪を閉じて角型基板1を把持させ(S33)、その
爪を閉じて角型基板1を把持したことを出口側アームc
lose検出センサ30で検出した(S34)後、出口
側アーム9を上昇させる(S35)。
【0044】その後、出口側アームup検出センサ31
で出口側アーム9が所定位置まで上昇したことを検出し
て(S36)から、出口側アーム9を回転してオーブン
7側の所定の退避位置に移動させる(S37)。
【0045】出口側アーム9が所定の退避位置に移動し
たかどうかを出口側アームout検出センサ32で検出
し(S38)、その退避を確認した後に、連続処理する
かどかを判断し(S39)、連続処理であればステップ
S1に戻して、上述処理を繰り返し、一方、連続処理で
無ければ、処理を終了する。
【0046】以上の動作により、スピンコータ6から基
板端縁洗浄装置5への角型基板1の搬入、端縁洗浄処
理、および、基板端縁洗浄装置5からオーブン7への角
型基板1の搬出を自動的に行うことができる。
【0047】上述した移動位置検出手段により検出した
ノズルブロック12の位置、すなわち、溶剤吐出手段3
の位置に基づいてノズルブロック駆動手段40の動作を
制御する構成をして制御手段と称する。
【0048】図9は、本発明に係る基板端縁洗浄装置の
第2実施例の概略平面図であり、基板保持手段2に載置
された角型基板1の各辺それぞれと平行にネジ軸43が
回転可能に設けられるとともに、各ネジ軸43…それぞ
れに支持アーム13が螺合されている。
【0049】ネジ軸43…のうちの所定のひとつに電動
モータ16aが連動連結され、そのネジ軸43と他の2
本のネジ軸43,43とがベベルギア機構44を介して
連動連結されるとともに、そのうちの1本のネジ軸43
と残りの1本のネジ軸43とが別のベベルギア機構44
を介して連動連結され、単一の電動モータ16の正逆転
により、溶剤吐出手段3…および吸引部材4…それぞれ
を一体的に往復移動して角型基板1の端縁全周に対する
洗浄処理を一挙に行うことができるように構成されてい
る。
【0050】第1実施例における、駆動プーリー18と
遊転プーリー19…とワイヤー20とから成る構成、な
らびに、第2実施例におけるネジ軸43…とベベルギア
機構44…とから成る構成をして、四個の溶剤吐出手段
3…を一体的に移動するための連係機構と総称する。
【0051】本発明としては、吸引部材4…を備えず
に、溶剤吐出手段3…だけを備える基板端縁洗浄装置に
も適用できる。
【0052】また、上記実施例では、角型基板端縁の表
裏両面に溶剤を吐出するように構成しているが、例え
ば、回転可能に保持された角型基板1の下方側に溶剤を
供給し、角型基板1の裏面に回り込んで形成される薄膜
を溶解除去するように構成した裏面洗浄タイプの回転塗
布装置で裏面を洗浄しながら回転塗布により薄膜が形成
された角型基板1に対しては、角型基板1の端縁の表面
側にのみ溶剤を吐出するように構成するとか、あるい
は、角型基板1の端縁の裏面側にのみ溶剤を吐出して表
面張力により表面側に回り込ませるように構成するな
ど、本発明としては、角型基板1の端縁の表裏両面の少
なくともいずれか一方に溶剤を吐出するように構成する
ものであれば良い。
【0053】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1に係る発明の基板端縁洗浄装置によれば、単一の駆動
機構と四個の溶剤吐出手段とを連係機構を介して連動連
結するだけで、その駆動機構の駆動により、基板保持手
段に載置保持された角型基板の四辺の端縁を一挙に洗浄
するから、例えば、各溶剤吐出手段それぞれに駆動機構
を連動連結する場合に比べて駆動機構の個数を減らせる
のみならず、その設置スペースも小さくでき、また、例
えば、一辺を洗浄した後に、角型基板を90°回転させ、
次の一辺を洗浄するような場合に比べて1/4以下の時
間で洗浄でき、また、二辺づつ洗浄するような場合に比
べて1/2以下の時間で洗浄でき、構成的に簡単にでき
ながら、角型基板の端縁全周を短時間で効率良く洗浄で
きるようになった。
【0054】また、請求項2に係る発明の基板端縁洗浄
装置によれば、電動モータによって正逆転される駆動プ
ーリーと遊転プーリーとに巻回した一本のワイヤーに四
個の溶剤吐出手段を連動連結し、角型基板の四辺それぞ
れに対応させて設けた溶剤吐出手段を角型基板の端縁に
沿わせて一体的に移動するから、例えば、ベルトのよう
に幅の有る部材を用いる場合に比べて、溶剤吐出手段の
駆動系のスペースを小さくでき、また、フェルト製のベ
ルトを使用する場合に比べて発塵の問題を抑制できる。
【0055】また、請求項3に係る発明の基板端縁洗浄
装置によれば、一個の溶剤吐出手段に対する移動位置に
基づいて制御するだけで、四個の溶剤吐出手段すべての
移動を制御できるから、制御構成を簡単にできるように
なった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る基板端縁洗浄装置の
全体概略側面図である。
【図2】一部切欠全体概略平面図である。
【図3】要部の拡大側面図である。
【図4】要部の拡大平面図である。
【図5】ブロック図である。
【図6】タイムチャートである。
【図7】フローチャートである。
【図8】フローチャートである。
【図9】本発明の第2実施例に係る基板端縁洗浄装置の
全体概略側面図である。
【符号の説明】
1…角型基板 2…基板保持手段 3…溶剤吐出手段 5…基板端縁洗浄装置 16…駆動機構としての電動モータ 18…駆動プーリー 19…遊転プーリー 20…ワイヤー 21…ノズルブロック原点検出センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 悟史 滋賀県彦根市高宮町480番地の1 大日 本スクリーン製造株式会社 彦根地区事 業所内 (56)参考文献 特開 平6−275590(JP,A) 特開 平6−208948(JP,A) 特開 平6−204131(JP,A) 特開 平6−29132(JP,A) 特開 平6−97067(JP,A) 特開 平6−196401(JP,A) 特開 平5−175117(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 21/027

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に薄膜が形成された角型基板を載置
    保持する基板保持手段と、その基板保持手段によって保
    持された前記角型基板の端縁の表裏両面の少なくともい
    ずれか一方に溶剤を吐出して不要薄膜を溶解する溶剤吐
    出手段とを備えた基板端縁洗浄装置であって、 前記溶剤吐出手段を、前記基板保持手段によって保持さ
    れた前記角型基板の四辺それぞれごとにその端縁に沿っ
    て移動可能に設けるとともに、前記四個の溶剤吐出手段
    を一体的に移動可能に連係機構を介して連動連結し、か
    つ、前記連係機構に、前記四個の溶剤吐出手段を一体的
    に移動する単一の駆動機構を設けたことを特徴とする基
    板端縁洗浄装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の連係機構が、一個の駆
    動プーリーと遊転プーリーとにわたって前記基板保持手
    段によって保持された前記角型基板の外周縁に沿うよう
    にループ状に巻回されたワイヤーであり、前記駆動機構
    が、前記駆動プーリーに連動連結された正逆転可能な一
    個の電動モータである基板端縁洗浄装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の四個の溶剤吐
    出手段のうちの一個の溶剤吐出手段の移動位置を検出す
    る移動位置検出手段を設け、前記移動位置検出手段によ
    る検出結果に基づいて駆動機構を制御する制御手段を備
    えた基板端縁洗浄装置。
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