JP2933761B2 - 発熱量測定装置 - Google Patents
発熱量測定装置Info
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- JP2933761B2 JP2933761B2 JP24065191A JP24065191A JP2933761B2 JP 2933761 B2 JP2933761 B2 JP 2933761B2 JP 24065191 A JP24065191 A JP 24065191A JP 24065191 A JP24065191 A JP 24065191A JP 2933761 B2 JP2933761 B2 JP 2933761B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は測定試料の発熱量を正確
かつ迅速に測定することができる発熱量測定装置に関す
るものである。
かつ迅速に測定することができる発熱量測定装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】各種物体の発熱量を正確に測定するに
は、JISに規定されているように試料を高圧酸素ガス
とともに耐圧容器に封入し、この耐圧容器を内外二重の
水槽に浸漬したうえ通電により耐圧容器の内部で試料を
完全燃焼させ、そのときの水温の上昇量を温度計により
測定する方法が取られる。ところがJISの規定によれ
ば耐圧容器の蓋はねじにより容器本体に着脱されるよう
になっているので自動開閉が困難であり、発熱量測定を
自動化するうえで大きな障害となっていた。このため、
従来は人手により長い時間をかけて測定を行う必要があ
った。
は、JISに規定されているように試料を高圧酸素ガス
とともに耐圧容器に封入し、この耐圧容器を内外二重の
水槽に浸漬したうえ通電により耐圧容器の内部で試料を
完全燃焼させ、そのときの水温の上昇量を温度計により
測定する方法が取られる。ところがJISの規定によれ
ば耐圧容器の蓋はねじにより容器本体に着脱されるよう
になっているので自動開閉が困難であり、発熱量測定を
自動化するうえで大きな障害となっていた。このため、
従来は人手により長い時間をかけて測定を行う必要があ
った。
【0003】そこでこのような欠点を解消するために発
熱量の測定を自動的に行う装置が開発されているが、現
在のところ市販されている唯一の自動測定器はLECO
社のものであり、蓋の開閉を簡易に行えるように蓋を断
熱材を介して本体に密着させ、耐圧容器を単一の水槽中
に浸漬させる構造となっている。このために断熱材を通
じて熱が外部に漏れることやJISの規定するような内
外二重の水槽を使用していないことが原因となり、測定
誤差が大きくなるという欠点があった。
熱量の測定を自動的に行う装置が開発されているが、現
在のところ市販されている唯一の自動測定器はLECO
社のものであり、蓋の開閉を簡易に行えるように蓋を断
熱材を介して本体に密着させ、耐圧容器を単一の水槽中
に浸漬させる構造となっている。このために断熱材を通
じて熱が外部に漏れることやJISの規定するような内
外二重の水槽を使用していないことが原因となり、測定
誤差が大きくなるという欠点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した従来
の問題点を解消して、自動化を図るうえで障害となって
いた蓋の自動開閉を可能とし、しかもJISに規定する
方法で測定した場合と同様に正確な発熱量の測定を自動
的に行うことができる発熱量測定装置を提供するために
完成されたものである。
の問題点を解消して、自動化を図るうえで障害となって
いた蓋の自動開閉を可能とし、しかもJISに規定する
方法で測定した場合と同様に正確な発熱量の測定を自動
的に行うことができる発熱量測定装置を提供するために
完成されたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの本発明は、試料を酸素ガスとともに耐圧容器に封入
して水槽中で燃焼させる形式の発熱量測定装置におい
て、この耐圧容器の蓋を上面に突起を持つバヨネット型
の蓋とするとともに、この蓋の上方には蓋を屈曲可能な
紐状体により昇降させる昇降機構と、蓋が上昇したとき
にその上面の突起と係合して蓋を支持するとともに耐圧
容器本体との間に相対回転を与えるための蓋支持部とを
設けたことを特徴とするものである。以下に本発明を図
示の実施例により更に詳細に説明する。
めの本発明は、試料を酸素ガスとともに耐圧容器に封入
して水槽中で燃焼させる形式の発熱量測定装置におい
て、この耐圧容器の蓋を上面に突起を持つバヨネット型
の蓋とするとともに、この蓋の上方には蓋を屈曲可能な
紐状体により昇降させる昇降機構と、蓋が上昇したとき
にその上面の突起と係合して蓋を支持するとともに耐圧
容器本体との間に相対回転を与えるための蓋支持部とを
設けたことを特徴とするものである。以下に本発明を図
示の実施例により更に詳細に説明する。
【0006】
【実施例】図1において、1は発熱量測定装置の耐圧容
器本体、2はその蓋である。蓋2は図2、図3に平面図
を示したようなバヨネット型の蓋であり、実施例では蓋
2の周囲に8本の突起3が設けられている。一方、耐圧
容器本体1の上端部の内面にもこれに対応する凹凸4が
形成されており、蓋2を図2の位置から図3の位置まで
僅かに回転させることにより、耐圧容器本体1に対して
確実に固定できる構造となっている。
器本体、2はその蓋である。蓋2は図2、図3に平面図
を示したようなバヨネット型の蓋であり、実施例では蓋
2の周囲に8本の突起3が設けられている。一方、耐圧
容器本体1の上端部の内面にもこれに対応する凹凸4が
形成されており、蓋2を図2の位置から図3の位置まで
僅かに回転させることにより、耐圧容器本体1に対して
確実に固定できる構造となっている。
【0007】このバヨネット型の蓋2はその上面に複数
の突起5を備えており、これらの突起5にチェーン又は
紐のような屈曲可能な紐状体6の下端が取付けられてい
る。そしてこの紐状体6の上端は蓋2の上方に設けられ
たローラー7と図示しない巻取り機構とからなる昇降機
構8に結合されており、紐状体6を巻取ることにより蓋
2を昇降できるようになっている。
の突起5を備えており、これらの突起5にチェーン又は
紐のような屈曲可能な紐状体6の下端が取付けられてい
る。そしてこの紐状体6の上端は蓋2の上方に設けられ
たローラー7と図示しない巻取り機構とからなる昇降機
構8に結合されており、紐状体6を巻取ることにより蓋
2を昇降できるようになっている。
【0008】また蓋2の上面とローラー7との間には、
蓋2の上面の複数の突起5と係合できる孔部9を備えた
蓋支持部10が設けられている。この蓋支持部10は図示さ
れない回転機構により全体が回転されるものである。一
方、耐圧容器本体1の外側にも開閉式の容器本体支持機
構11が設けられており、これらの蓋支持部10と容器本体
支持機構11により蓋回転機構を構成している。そこで蓋
2の突起5を蓋支持部10の孔部9に係合させたうえ、容
器本体固定機構11により耐圧容器本体1をチャックして
蓋支持部10を回転させれば、蓋2と耐圧容器本体1との
間に相対回転を行わせることができ、バヨネット型の蓋
2の開閉を行えることとなる。このとき、蓋支持部10側
を固定するとともに、容器本体固定機構11側を回転させ
てもよいことはいうまでもないことである。
蓋2の上面の複数の突起5と係合できる孔部9を備えた
蓋支持部10が設けられている。この蓋支持部10は図示さ
れない回転機構により全体が回転されるものである。一
方、耐圧容器本体1の外側にも開閉式の容器本体支持機
構11が設けられており、これらの蓋支持部10と容器本体
支持機構11により蓋回転機構を構成している。そこで蓋
2の突起5を蓋支持部10の孔部9に係合させたうえ、容
器本体固定機構11により耐圧容器本体1をチャックして
蓋支持部10を回転させれば、蓋2と耐圧容器本体1との
間に相対回転を行わせることができ、バヨネット型の蓋
2の開閉を行えることとなる。このとき、蓋支持部10側
を固定するとともに、容器本体固定機構11側を回転させ
てもよいことはいうまでもないことである。
【0009】なお、12は蓋2の下部側面に取り付けられ
たOリングであり、耐圧容器本体1との間のシール性を
確保するためのものである。また13は下端に試料の保持
部14を持つ電極棒、15は点火用の電極棒であり、これら
の間に電流を流すことにより試料を燃焼させることがで
きる。
たOリングであり、耐圧容器本体1との間のシール性を
確保するためのものである。また13は下端に試料の保持
部14を持つ電極棒、15は点火用の電極棒であり、これら
の間に電流を流すことにより試料を燃焼させることがで
きる。
【0010】
【作用】このように構成された本発明の発熱量測定装置
により発熱量の測定を行うには、まず蓋2の電極棒13の
下端の保持部14にロボット等により試料をセットし、蓋
2の突起5を蓋支持部10の孔部9に係合させた状態で耐
圧容器本体1を上昇させて蓋2を耐圧容器本体1の内部
にセットする。次に容器本体固定機構11により耐圧容器
本体1をチャックして蓋支持部10を回転させれば、蓋2
は耐圧容器本体1に対して相対回転され、バヨネット型
の蓋2は耐圧容器本体1に確実に固定される。そこで耐
圧容器全体を紐状体6により吊り下げて図示されない二
重の水槽中に浸漬し、高圧酸素を注入後に電極棒13、15
間に通電して点火すれば、試料は完全燃焼して内側の水
槽の水温を上昇させる。このとき、耐圧容器は紐状体6
により外の系と連絡されているのみであるから、熱量の
損失を最小限とすることができ、高い精度で測定が可能
となる。
により発熱量の測定を行うには、まず蓋2の電極棒13の
下端の保持部14にロボット等により試料をセットし、蓋
2の突起5を蓋支持部10の孔部9に係合させた状態で耐
圧容器本体1を上昇させて蓋2を耐圧容器本体1の内部
にセットする。次に容器本体固定機構11により耐圧容器
本体1をチャックして蓋支持部10を回転させれば、蓋2
は耐圧容器本体1に対して相対回転され、バヨネット型
の蓋2は耐圧容器本体1に確実に固定される。そこで耐
圧容器全体を紐状体6により吊り下げて図示されない二
重の水槽中に浸漬し、高圧酸素を注入後に電極棒13、15
間に通電して点火すれば、試料は完全燃焼して内側の水
槽の水温を上昇させる。このとき、耐圧容器は紐状体6
により外の系と連絡されているのみであるから、熱量の
損失を最小限とすることができ、高い精度で測定が可能
となる。
【0011】測定終了後には再び紐状体6により全体を
吊り上げ、蓋2の突起5を蓋支持部10の孔部9に係合さ
せる。この状態で容器本体固定機構11により耐圧容器本
体1をチャックし、蓋支持部10を逆回転させれば、蓋2
は耐圧容器本体1に対して相対回転され、バヨネット型
の蓋2と耐圧容器本体1との間の係合は図2のように解
かれる。その後、耐圧容器本体1のみを降下させ、試料
の残渣等を除去すればよい。このようにして、本発明に
よれば蓋2の自動開閉が可能となり、発熱量測定を自動
的に行うことができる。
吊り上げ、蓋2の突起5を蓋支持部10の孔部9に係合さ
せる。この状態で容器本体固定機構11により耐圧容器本
体1をチャックし、蓋支持部10を逆回転させれば、蓋2
は耐圧容器本体1に対して相対回転され、バヨネット型
の蓋2と耐圧容器本体1との間の係合は図2のように解
かれる。その後、耐圧容器本体1のみを降下させ、試料
の残渣等を除去すればよい。このようにして、本発明に
よれば蓋2の自動開閉が可能となり、発熱量測定を自動
的に行うことができる。
【0012】
【発明の効果】本発明は以上に説明したように、蓋をバ
ヨネット型とするとともに、特殊な昇降機構や回転機構
を採用したので蓋の自動開閉が可能となり、従来は人手
に頼らざるをえなかった発熱量の測定を自動的に行うこ
とができる。しかも本発明によれば、JISに規定する
とおり内外二重の水槽内で発熱量の測定が可能である。
またそのときに蓋と外系とは紐状体を介して連絡されて
いるのみであるから、熱量の損失を最小限とすることが
でき、高い精度で測定が可能となる。このように本発明
によれば、JISの方法で測定した場合と同様に正確な
発熱量の測定を自動的に行うことができる。
ヨネット型とするとともに、特殊な昇降機構や回転機構
を採用したので蓋の自動開閉が可能となり、従来は人手
に頼らざるをえなかった発熱量の測定を自動的に行うこ
とができる。しかも本発明によれば、JISに規定する
とおり内外二重の水槽内で発熱量の測定が可能である。
またそのときに蓋と外系とは紐状体を介して連絡されて
いるのみであるから、熱量の損失を最小限とすることが
でき、高い精度で測定が可能となる。このように本発明
によれば、JISの方法で測定した場合と同様に正確な
発熱量の測定を自動的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す断面図である。
【図2】バヨネット型の蓋の非係合状態の平面図であ
る。
る。
【図3】バヨネット型の蓋の係合状態の平面図である。
1 容器本体 2 蓋 5 突起 6 紐状体 8 昇降機構 10 蓋支持部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上村 石男 大阪府大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西電力株式会社内 (72)発明者 清家 捷二 愛知県名古屋市緑区太子2丁目167番地 の1 (72)発明者 石田 順彦 愛知県名古屋市緑区旭出2丁目611番地 の1 (56)参考文献 実開 平3−90042(JP,U) 実開 昭49−25489(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01K 17/00
Claims (1)
- 【請求項1】 試料を酸素ガスとともに耐圧容器に封入
して水槽中で燃焼させる形式の発熱量測定装置におい
て、この耐圧容器の蓋(2) を上面に突起(5) を持つバヨ
ネット型の蓋(2) とするとともに、この蓋(2) の上方に
は蓋(2) を屈曲可能な紐状体(6) により昇降させる昇降
機構(8) と、蓋(2) が上昇したときにその上面の突起
(5) と係合して蓋(2) を支持するとともに耐圧容器本体
(1) との間に相対回転を与えるための蓋支持部(10)とを
設けたことを特徴とする発熱量測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24065191A JP2933761B2 (ja) | 1991-08-26 | 1991-08-26 | 発熱量測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24065191A JP2933761B2 (ja) | 1991-08-26 | 1991-08-26 | 発熱量測定装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0552674A JPH0552674A (ja) | 1993-03-02 |
| JP2933761B2 true JP2933761B2 (ja) | 1999-08-16 |
Family
ID=17062666
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24065191A Expired - Fee Related JP2933761B2 (ja) | 1991-08-26 | 1991-08-26 | 発熱量測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2933761B2 (ja) |
-
1991
- 1991-08-26 JP JP24065191A patent/JP2933761B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0552674A (ja) | 1993-03-02 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990514 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |