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JP2937008B2 - ハイブリッド車用エンジンの制御装置 - Google Patents
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JP2937008B2 - ハイブリッド車用エンジンの制御装置 - Google Patents

ハイブリッド車用エンジンの制御装置

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JP2937008B2
JP2937008B2 JP7467794A JP7467794A JP2937008B2 JP 2937008 B2 JP2937008 B2 JP 2937008B2 JP 7467794 A JP7467794 A JP 7467794A JP 7467794 A JP7467794 A JP 7467794A JP 2937008 B2 JP2937008 B2 JP 2937008B2
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  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Hybrid Electric Vehicles (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハイブリッド車用エン
ジンの始動制御装置、特に、モータの出力する駆動力で
の走行後に、エンジンの駆動力に基づき走行を継続可能
なハイブリッド車用エンジンの始動制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、無公害車として電気自動車(E
V)の実用化が進んでいる。この電気自動車(EV)の
一例が、例えば、特開平4−331402号公報に開示
される。ここでの電気自動車としてのハイブリッド車
(HEV)は、始動に先立ち触媒コンバータ内に配備し
たヒータにバッテリより電力供給を行い、触媒を活性化
させてからエンジン運転に入る。このため、ハイブリッ
ド車(HEV)の一層の低公害化を図れるものとなって
いる。例えば、図12に示すタイプ1のハイブリッド車
は駆動輪をトランスミッションTを介しモータMが駆動
し、そのモータMはバッテリーBより電力供給を受ける
と共に、バッテリーBは補助エンジンEに駆動される発
電機Gによって充電され、走行を継続する。
【0003】図13に示すタイプ2のハイブリッド車は
互いに並列的に配設されると共に選択的に使用されるモ
ータM及び補助エンジンEがワンウェイクラッチを内蔵
するトランスミッションTを介して駆動輪を駆動する。
ここで、モータMはバッテリーBより電力供給を受け、
そのバッテリー充電率が低下するとハイブリッド走行へ
移行すべく、補助エンジンEを作動さて車両を直接走行
させる。図14に示すタイプ3のハイブリッド車はバッ
テリーBより電力供給を受けるモータMが一方の駆動輪
を駆動して走行し、そのバッテリー充電率が低下する
と、補助エンジンEが駆動してトランスミッションTを
介して他方の駆動輪を直接駆動し、その際、補助エンジ
ンEは発電機Gを駆動してバッテリーBを充電してい
る。
【0004】このような各ハイブリッド車の内、タイプ
1は駆動力を出力する駆動系が比較的簡素化され、補助
エンジンEは発電のための定常運転が可能となるので排
ガス中の有害物質の排出レベルも低い。タイプ2は複合
駆動系を必要となり、補助エンジン作動後はモータをア
シストしてエンジンで走行又はエンジンのみで走行とな
るので、排ガス中の有害物質の排出レベルは低従来車に
近いレベルとなる。タイプ3は駆動系が複雑で、補助エ
ンジン作動条件もタイプ2と同等であり、排ガス中の有
害物質の排出レベルもタイプ2と同等と見做せる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、これらハイ
ブリッド車はエンジンの最大熱効率点に運転条件を固定
し、定格運転を行うと共に、バッテリ残量に応じてエン
ジンの作動、停止を繰り返している。このため、車両が
停止時や減速時であっても、定格運転時にあるエンジン
は駆動し続け、乗員にとってエンジン騒音が違和感を生
じ問題と成っている。しかも、ハイブリッド車において
は、バッテリが定格運転状態にあるエンジンにより充電
されていると、車両の駆動系から減速制動エネルギを電
力に変換してバッテリに供給する際に、バッテリ側が一
時的に飽和状態となり、減速制動エネルギの回収効率が
低くなり、この点でも問題となっている。
【0006】
【0007】
【0008】請求項の発明の目的は、騒音が設定音圧
レベル未満であるときに、エンジンの出力を低滅し、エ
ンジン騒音の低減及び違和感を排除し、減速制動エネル
ギの回収効率の向上を図ることのできるハイブリッド用
エンジンの制御装置を提供することにある。
【0009】請求項の発明の目的は、特に、第2検出
部により検出されたエンジン音圧レベルが、第1検出部
により検出された車両音圧レベルよりも高く、且つ、運
転状態検出手段により検出された車速又は負荷の少なく
とも一方が所定値以下と判断されたときに、エンジン出
力を低減し、エンジン騒音の低減及び違和感を排除し、
減速制動エネルギの回収効率を向上させることのできる
ハイブリッド用エンジンの制御装置を提供することにあ
る。
【0010】請求項の発明の目的は、請求項l乃至2
のいずれか一つの発明において、電動モータ手段が回生
制動時に電力をバッテリに充電するように制御し、制動
エネルギを電力として回収することのできるハイブリッ
ド用エンジンの制御装置を提供することにある。
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】上述の目的を達成するために、請求項1の
発明は、少なくとも車両の車輪を駆動する電動モータ手
段、同電動モータ手段に電力供給するバッテリー、少な
くとも同バッテリーに電力を供給すべく発電機を駆動す
るエンジン、上記車両の騒音を検出する音圧レベル検出
手段、少なくとも、上記エンジンを停止、アイドル運
転、及び、定格運転の運転条件に制御可能であり、上記
エンジンの運転中に上記音圧レベル検出手段により検出
された騒音が設定音圧レベル未満であると判断されたと
きに、上記エンジンの運転条件をアイドル運転となるよ
うに制御する制御手段、を備えたことを特徴とする。請
求項の別形態の一として、上記音圧レベル検出手段
が、上記車両の車室内に設けられた、とすることもでき
る。請求項の別形態の二として、上記音圧レベル検出
手段が、上記車両の車室外に設けられた、とすることも
できる。
【0015】請求項の別形態の三として、上記音圧レ
ベル検出手段が、少なくとも上記車両の車室内又は車室
外のいずれか一方に設けられた第1検出部と、上記エン
ジンの近傍に設けられた第2検出部とからなり、上記制
御手段が、上記エンジンの運転中に上記第2検出部によ
り検出されたエンジン音圧レベルが、上記第1検出部に
より検出された車両音圧レベルよりも、設定音圧レベル
以上高いと判断されたときに、上記エンジンの運転条件
をアイドル運転となるように上記エンジンの運転条件を
制御する、とすることもできる。
【0016】請求項の発明は、少なくとも車両の車輪
を駆動する電動モータ手段、同電動モータ手段に電力供
給するバッテリー、少なくとも同バッテリーに電力を供
給すべく発電機を駆動するエンジン、上記車両の車速又
は負荷の少なくとも一方を検出する運転状態検出手段、
少なくとも上記車両の車室内又は車室外のいずれか一方
に設けられた第1検出部と、上記エンジンの近傍に設け
られた第2検出部とを有し、上記車両の騒音を検出する
音圧レベル検出手段、少なくとも、上記エンジンを停
止、アイドル運転、及び、定格運転の運転条件に制御可
能であり、上記エンジンの運転中に上記第2検出部によ
り検出されたエンジン音圧レベルが、上記第l検出部に
より検出された車両音圧レベルよりも高く、且つ、上記
運転状態検出手段により検出された車速又は負荷の少な
くとも一方が所定値以下と判断されたときに、上記エン
ジンの運転条件をアイドル運転となるように制御する制
御手段、を備えたことを特徴とする。請求項の発明
は、請求項l乃至請求項のいずれか一つに記載のハイ
ブリッド用エンジンの制御装置において、上記電動モー
タ手段は、制動エネルギーを電力として回収する回生制
動手段を有し、上記制動手段は、上記電動モータ手段が
回生制動時にあると判断したとき、回収された電力を上
記バッテリに充電するように制御することを特徴とす
る。
【0017】
【0018】
【0019】請求項1の発明によれば、エンジン運転中
に音圧レベル検出手段により検出された騒音が設定音圧
レベル以上であると判断されたときに、エンジンをアイ
ドル運転となるように制御し、エンジンの出力を低減す
る。請求項の別形態の一あるいは二として、音圧レベ
ル検出手段が車両の車室内、あるいは車室外に設けられ
るとした場合、車両の騒音を検出することとなる。
【0020】請求項の別形態の三として、制御手段
が、第2検出部により検出されたエンジン音圧が、第1
検出部により検出された車両音圧レベルよりも、設定音
圧レベル以上高いと判断された時に、エンジンをアイド
ル運転となるようにした場合、エンジンの出力を低減す
る。請求項の発明によれば、制御手段が、第2検出部
により検出されたエンジン音圧が、第l検出部により検
出された車両音圧レベルよりも高く、且つ、運転状態検
出手段により検出された車速又は負荷の少なくとも一方
が所定値以下と判断されたときに、エンジンをアイドル
運転となるようにエンジンの出力を低減する。請求項
の発明によれば、制御手段が、電動モータ手段が回生制
動時にあると判断したとき、エンジンをアイドル運転と
なるように、エンジンの出力を低減して、制動エネルギ
を電力として回収する。
【0021】
【実施例】図1は本発明に係るハイブリッド車用エンジ
ンの制御装置を示した。図1に示したハイブリッド車1
は、電気自動車(EV)としてモータ2で走行(EV走
行)し、バッテリー3の充電率が低下するとハイブリッ
ド走行へ移行すべく、補助エンジン4を駆動させ、発電
機5を回し、バッテリーチャージをして走行を継続す
る。ハイブリッド車1はその駆動輪6が変速機7を介し
モータ2に接続され、モータ2はバッテリー3より電力
供給を受け、バッテリー3は発電機5によって充電さ
れ、発電機5は図示しない回転力伝達系を介して補助エ
ンジン4に連結され、エンジン駆動時に充電される。な
お、発電機5は電流制御回路501を備え、電流制御回
路501は後述のエンジンコントロールユニット20の
始動信号Ssを受けた際に、発電機に始動電流を供給
し、スタータとして発電機を駆動できるように構成され
る。
【0022】モータ2は誘導モータであり、モータ内の
図示しないコイルが駆動回路ユニット8及び回生制御回
路12に接続され、図示しないロータが変速機7に回転
力を伝達する。駆動回路ユニット8はバッテリー3より
モータ2に送る電流を交流電力に変換してモータ2を駆
動するもので、モータコントロールユニット10の電流
制御信号Siに応じて出力調整を行う。回生制御回路1
2は車両の制動時等に、モータ2が駆動輪6側よりの機
械的回転力を受けて発電し、電力をバッテリ3側に供給
するようにモータ2と駆動回路ユニット8間を切り換え
るもので、その切換え指令としての回生信号Sbはモー
タコントロールユニット10より出力される。補助エン
ジン4はその吸気系に図示しないスロットル弁及び燃料
供給用の図示しない燃料噴射弁を備え、排気系には図示
しない周知の排ガス浄化装置及びマフラーを備える。こ
こでのスロットル弁には弁開度操作用のアクチュエータ
15が装備され、アクチュエータ15は後述のエンジン
コントロールユニット20に接続され、周知の点火回路
内の点火時期制御回路16も後述のエンジンコントロー
ルユニット20に接続される。
【0023】なお、図1中の符号Fの矢視は進行方向を
示す。ハイブリッド車1の補助エンジン4の出力制御は
エンジンコントロールユニット20によって行われる。
ここで、制御手段としてのエンジンコントロールユニッ
ト20及びモータコントロールユニット10は共にマイ
クロコンピュータによってその主要部が成り、両者は互
いに信号の授受を可能とするように信号回線で連結され
る。ここで、モータコントロールユニット10は、その
入力ポートにメインスイッチ31からの開閉信号Sm、
アクセルペダルの開度信号θaを出力する負荷センサ3
2、車速信号Vcを出力する車速センサ33、バッテリ
ー3の充電率信号Vbを出力するバッテリーセンサ3
4、ブレーキ信号Bを出力するブレーキセンサ35等の
各運転状態検出手段が接続される。更に、出力ポートは
モータ2の駆動回路ユニット8に電流制御信号Siを、
回生制御回路12に回生信号Sbをそれぞれ出力するよ
うに接続される。更に、モータコントロールユニット1
0の図示しないROMには図5のメインルーチン及び図
6走行制御サブルーチン等の各制御プログラムが記憶処
理される。
【0024】ここで、モータコントロールユニット10
は、少なくともエンジンを停止、アイドル運転、及び、
定格運転の運転条件に制御する機能に加え、特に、エン
ジンの運転中に、電動モータ2が回生制動時にあると判
断したとき、回収された電力をバッテリ3に充電するよ
うに制御するという機能を有する。エンジンコントロー
ルユニット20は、その入力ポートにモータコントロー
ルユニット10が受けた各運転状態検出信号を信号回線
を介して取り込む。エンジンコントロールユニット20
の出力ポートはエンジン4の燃料供給手段の図示しない
スロットル弁駆動用のアクチュエータ15に現スロット
ル開度θTHや点火回路16内の点火時期信号θi等を出
力するように接続される。更に、エンジンコントロール
ユニット20の図示しないROMには図7のエンジン制
御ルーチンの制御プログラムが記憶処理される。
【0025】このエンジンコントロールユニット20
は、エンジン4を停止、アイドル運転、及び、定格運転
の運転条件に制御する機能を有し、特に、ここでは、エ
ンジン4の運転中において、車両が低速走行中、減速
中、又は、停車中、即ち、車速が設定速度V1未満であ
り、しかも、負荷としてのアクセルペダル開度θaが設
定負荷(ここでは全閉判定値θc)未満であり、更に、
加速度検出手段により検出された加速度が設定加速度未
満のときに、即ち、アクセルペダル開度θaの変化量d
θaが負(閉じ方向)で、且つこの状態が所定時間tα
継続したときに、エンジンをアイドル運転(スロットル
開度θTRGをθLOWに設定)になるように制御するという
機能を備える。以下、各制御プログラムに沿って、ハイ
ブリッド車用エンジンの制御装置の作動を説明する。モ
ータコントロールユニット10及びエンジンコントロー
ルユニット20は図示しないメインスイッチのキーオン
信号Smによって制御を開始する。
【0026】モータコントロールユニット10は、図5
のメインルーチンのステップa1において、各種構成要
素の作動チェックや各種初期値を取り込む初期設定の後
にステップa2に進み、現在の運転状態データ、即ち、
アクセルペダル開度信号θa、車速信号Vc、バッテリ
ー3の充電率信号Vb、ブレーキ信号B等を取り込み図
示しないRAMの所定エリアにストアする。その上で、
ステップa3の走行制御サブルーチンに進む。図6に示
すように、走行制御サブルーチンではステップb1でア
クセルペダル開度信号θaを読み取り、ステップb2で
アクセルペダル開度信号θa相当の目標車速VTを図3
に示すような特性の目標車速設定マップm−1に沿って
求める。なお、図3の目標車速VTは第1踏込み量θ1
までは車両の発進を阻止し、第2踏込み量θ2までは車
両のゆるやかな発進を許容し、それ以上の開度では通常
走行を許容する用に設定される。
【0027】ステップb3では現在の車速信号Vcを読
み取る。ステップb4では、現在の車速信号Vcと目標
車速VTの車速差(=Vc−VT)を演算し、次いで、車
速差より車体加速度αを図4に示すような特性の車体加
速度設定マップm−2に沿って求める。ここで、この車
体加速度αは、実車速信号Vcが目標車速Voよりも大
きく、従って車速差が正では、車両を減速する必要性を
表す負になる一方で、車速差が負では、車両を加速する
必要性を表す正になる。又、加速度αの絶対値は、車速
差の絶対値が一定であっても、実車速が大になるほど大
きくなる。更に、ここでは予め、車両の空気抵抗係数
C、前面投影面積A、転がり抵抗係数μ、総重量W、動
力伝達効率ηを予め設定された値とし、重力加速度g、
単位概算係数K1(例えば270)が設定されており、
これらより、(1)式を用いてモータ出力PSが演算さ
れる。
【0028】 PS=〔{C×A×(Vc)2+μ×W+α×W/g}×Vc〕/(K1 ×η)・・・・・・・(1) 次いで、ここでは予め、単位概算係数K2(例えば73
5)、モータ効率ηMT R、モータ作動電圧VMが設定され
ており、これらより、(2)式を用いてモータ駆動電流
値(モータ通電量)Iが演算される。 I=(K2×PS)/(ηMTR×VM)・・・・・・・(2) ステップb5に達すると、モータ駆動電流値(モータ通
電量)Iを表す電流制御信号Siを駆動回路ユニット8
に出力し、駆動回路ユニット8を介しバッテリよりモー
タ2に値Iのモータ駆動電流が供給されるように、電流
制御がなされる。これによって、車両は目標車速VT
まで実車速を増大又は減少させ、維持することとなる。
従って、スタートキーオン直後であっても、アクセルペ
ダル開度が第1踏込み量θ1を上回ると電動モータが始
動して車両が発進する。
【0029】ステップb7に達すると、アクセルペダル
開度θaが読み込まれ、負荷としてのアクセルペダル開
度θaが設定負荷(ここでは全閉判定値θc)未満であ
り、更に、ブレーキ信号Bがオンであることを判定する
とステップb9に、そうでないとステップb8に進む。
ステップb9では電動モータ2が回生制動時にあるとの
判断に従い、回生制御回路12に回生信号Sbを出力
し、メインルーチンに戻る。この回生制動時には、駆動
輪6側よりの機械的回転力をモータ2が受けて発電機と
して作動しており、その電力をバッテリ3側に供給する
ように回生制御回路12が切換え作動し、減速制動エネ
ルギを回収して、エンジンブレーキ作用を向上できる。
制動時より脱出すると、ステップb8で回生信号Sbの
出力をオフし、回生制御回路12を非作動状態に戻す。
【0030】このような走行制御サブルーチンの実行の
後、メインルーチンのステップa4に戻る。ここでは、
充電時、即ちエンジン駆動時を示す充電フラグがオンか
否かを判断し、Noでステップa5に、Yesでステッ
プa6に進む。ステップa5及びa7ではバッテリー3
の現在の充電率信号Vbnを取り込み、充電率信号Vb
nが規定値Vb1(例えば充電率20%)を下回るのを
待ち、下回ると(図2の時点td参照)ステップa8に
進み、そうでないとステップa6に進む。ステップa8
ではエンジン駆動信号Dをエンジンコントロールユニッ
ト20に出力する。これに応じてエンジンコントロール
ユニット20が駆動し、後述のエンジン制御ルーチンに
沿った制御を開始させる。この後ステップa9で充電フ
ラグをオンし、ステップa6に進む。ステップa6,a
10ではバッテリー3の現在の充電率信号Vbnを取り
込み、これが規定値Vb2(例えば充電率25%)を上
回るか否か判断し、上回ると(図2の時点tu参照)ス
テップa11に、下回る間はステップa13に進む。ス
テップa11,a12では充電率25%を上回ることよ
り、エンジン駆動指令Dを停止し、充電フラグをオフ
し、ステップa13に進む。ステップa13ではメイン
スイッチがキーオフでない限りステップa2に戻り、キ
ーオフで制御を終了させる。
【0031】一方、エンジンコントロールユニット20
もキーオンで制御を開始し、ステップc1で、エンジン
駆動信号Dがモータコントロールユニット10より入力
されているか否かを判断し、非入力時にはステップc3
でエンジン停止処理をし、あるいは確認し、ステップc
14に進む。エンジン駆動信号Dが入力時にステップc
2に達すると、モータコントロールユニット10を介し
て車速Vc、アクセルペダル踏込量θa、その他の周知
のエンジンの各種運転状態情報を取り込み、ステップc
4に進む。ここでは、エンジンが作動中か検出し、非作
動時にステップc6に、作動時にはステップc5に進
む。ステップc6ではエンジン始動時の制御処理を行
う。例えば、目標スロットル開度θTRGを始動用のスロ
ットル開度に設定し、点火時期を始動用の点火時期に設
定し、エンジン始動処理を実行する。ステップc7では
エンジン始動を行うべく、発電機5の電流制御回路50
1にスタータ駆動信号Ssを出力し、発電機5にバッテ
リ電流を供給し、スタータとして発電機5を駆動させ、
エンジンを始動させる。この結果、エンジンが始動し
て、発電機5が駆動し、バッテリー3の充電が開始され
る。
【0032】エンジン始動後にステップc5に達する
と、ここでは、車速信号Vcが設定速度V1未満で、車
両が低速走行中、減速中、又は、停車中か否か判断し、
Yesでステップc11にそうでないとステップc8に
進む。ステップc8では、アクセルペダル開度θaが設
定負荷(ここでは全閉判定値θc)未満か否か判断し、
Yesでステップc11にそうでないとステップc9に
進む。ステップc9では、アクセルペダル開度θaの変
化量dθaが演算され、変化量dθaが負(閉じ方向)
で、且つこの状態が所定時間tαを上回るか否かの判断
をし、即ち車両の加速度が設定加速度未満であるか否か
の判断をし、Yesでステップc11にそうでないとス
テップc10に進む。ステップc11では、現在の運転
域が、車速が設定速度V1未満か、アクセルペダル開度
θaが設定負荷(ここでは全閉判定値θc)未満か、ア
クセルペダル開度θaの変化量dθaが負(閉じ方向)
で、この状態が所定時間tα継続した設定加速度未満で
あるか、のいずれかのとき、エンジンをアイドル運転
(目標スロットル開度θTRGをθLOWに設定)になるよう
に制御し、ステップc12に進む。このような低速及び
減速運転域ではステップc11でエンジンをアイドル運
転に設定し、エンジン騒音を低減させ、しかも、エンジ
ン出力をゼロ、即ち発電を抑制し、モータ側の減速制動
エネルギの回収を効率良く行わせることができる。
【0033】ステップc10では、現在の運転域が、低
速及び減速運転域で内通上運転域都判断し、エンジンを
通常運転(目標スロットル開度θTRGをθHIGHに設定)
になるように制御し、ステップc12に進む。
【0034】ステップc12では、目標スロットル開度
θTRGを現スロットル開度θTHが上回るか否か判断し、
上回るとスロットル開度を閉側に単位量だけ狭め、下回
るとステップb14でスロットル開度を開側に単位量だ
け開き、ステップc13に進む。このため、エンジンの
現スロットル開度θTHが開かれあるいは閉じられ、目標
スロットル開度θTRGに制御され、このスロットル開度
でエンジンが運転される。ステップc13では点火時期
制御、燃料噴射制御等を含む通常のエンジン制御が実行
され、ステップc14に進む。ステップc14ではメイ
ンスイッチがキーオフでない限りステップc1に戻り、
キーオフで制御を終了させる。図8には本発明の実施例
2を示す。
【0035】図8に示したハイブリッド車1aは、図1
に示したハイブリッド車1と比べ、同様の構成部分を多
く含み、ここでは同一部材には同一符号を付し、重複説
明を略す。ここで実施例2におけるハイブリッド車1a
は、特に、そのエンジンルームR1に対して隔離された
車室R2を備え、車室R2内に車両の騒音を検出する音
圧レベル検出手段としての第1収音マイク21aを装備
する。この第1収音マイク21aはエンジンコントロー
ルユニット20aに車室内音圧信号DB1を出力する。
ここで、モータコントロールユニット10aは、モータ
コントロールユニット10と同様に、少なくともエンジ
ンを停止、アイドル運転、及び、定格運転の運転条件に
制御する機能に加え、特に、エンジンの運転中に、電動
モータ2が回生制動時にあると判断したとき、回収され
た電力をバッテリ3に充電するように制御するという機
能を有する。
【0036】このモータコントロールユニット10aの
図示しないROMには図5に示したと同様のメインルー
チン及び図6の走行制御サブルーチンの各制御プログラ
ムが記憶処理されている。モータコントロールユニット
10aはメインルーチンで、モータコントロールユニッ
ト10と同様に、制御の実行の途中で、走行制御処理サ
ブルーチンを実行し、ここで、車体加速度、各種走行抵
抗、動力伝達率等によるモータ出力PSを求め、次い
で、モータ出力PSやモータ効率等に基づきモータ通電
量Iを演算し、モータ通電量Iを確保できる電流制御信
号Siを駆動回路ユニット8に出力する。更に、バッテ
リー3の現在の充電率信号Vbnが規定値Vb1(例え
ば充電率20%)を下回ると、エンジン駆動指令Dを出
力し、バッテリ充電を行い、次いで、現在の充電率信号
Vbnが規定値Vb1(例えば充電率25%)を上回る
のを待ち、上回るとエンジン駆動指令Dを停止し、バッ
テリ充電を停止している。
【0037】一方、エンジンコントロールユニット20
aはエンジンコントロールユニット20と同様に、その
入力ポートにモータコントロールユニット10aが受け
た各運転状態検出信号を信号回線を介して取り込み、特
に、車室内音圧信号DB1を検出する第1収音マイク2
1aを接続する。出力ポートはエンジン4の燃料供給手
段の図示しないスロットル弁駆動用のアクチュエータ1
5に現スロットル開度θTHや点火回路16内の点火時期
信号θi等を出力するように接続される。更に、エンジ
ンコントロールユニット20の図示しないROMには図
9のエンジン制御ルーチンの制御プログラムが記憶処理
される。このエンジンコントロールユニット20aは、
エンジン4を停止、アイドル運転、及び、定格運転の運
転条件に制御する機能に加え、特に、ここでは、エンジ
ン4の運転中において、車室内音圧信号DB1が設定音
圧値DBβ以上であるか、あるいは、車両が設定速度V
1未満であるか、負荷としてのアクセルペダル開度θa
が全閉判定値θc未満であるか、更に、アクセルペダル
開度θaの変化量dθaが負(閉じ方向)で、且つこの
状態が所定時間tα継続したときに、エンジンをアイド
ル運転(スロットル開度θTRGをθLOWに設定)になるよ
うに制御するという機能を備える。
【0038】以下、各制御プログラムに沿って、ハイブ
リッド車用エンジンの制御装置の作動を説明する。ここ
で、エンジンコントロールユニット20aの図示しない
ROMには図7に示したと同様のエンジン制御ルーチン
の制御プログラムが記憶処理され、特に、ここではステ
ップc4乃至ステップc5にわたる処理が相違する以外
は図7のエンジン制御ルーチンと同様の処理が実行され
るので、重複説明を簡略化する。エンジンコントロール
ユニット20aはキーオン信号Smで制御を開始し、ス
テップc1で、エンジン駆動信号Dが非入力でエンジン
停止処理をし、入力時にエンジンの各種運転状態情報を
取り込み、ステップc4に進む。ここでエンジン非作動
時には始動を行い、ステップc15に進む。
【0039】ステップc15では車室内音圧信号DB
を取り込み、この車室内音圧信号DB1が設定音圧値DB
β未満か否か判断され、Yesでステップc11に、上
回るとステップc5に進む。ステップc5では、車速信
号Vcが設定速度V1未満でステップc11にそうでな
いとステップc8に進む。ステップc8ではアクセルペ
ダル開度θaが設定負荷(ここでは全閉判定値θc)未
満でステップc11にそうでないとステップc9に進
む。ステップc9では、アクセルペダル開度θaの変化
量dθaが負(閉じ方向)で、この状態が所定時間tα
を上回るか否か判断し、即ち車両の加速度が設定加速度
未満であるか否かの判断をし、Yesであるとステップ
c11にそうでないとステップc10に進む。
【0040】ステップc11,c12では、車室R2内
の車室内音圧信号DB1が設定音圧値DBβを上回るか、
現在の運転域が、設定速度V1未満(低速域)か、アク
セルペダル開度θaが全閉判定値θc未満か、アクセル
ペダル開度θaの変化量dθaが負で、この状態が所定
時間tα継続した設定加速度未満(減速域)であるか、
のいずれかのとき、エンジンをアイドル運転(目標スロ
ットル開度θTRGをθLOWに設定)に設定し、現スロット
ル開度θTHを目標スロットル開度θTRGに制御し、この
スロットル開度でエンジンが運転される。これにより、
車室R2内の車室内音圧信号DB1のレベルが高いか、
低速及び減速運転域であるとエンジンをアイドル運転に
して、エンジン騒音を確実に低減させ、違和感を排除
し、エンジン出力をゼロ、即ち発電を抑制し、モータ側
の減速制動エネルギの回収を効率良く行わせることがで
きる。
【0041】ステップc10,c12では、現在低速及
び減速運転域と判断し、エンジンを通常運転(目標スロ
ットル開度θTRGをθHIGHに設定)になるように制御
し、現スロットル開度θTHを目標スロットル開度θTRG
に制御し、このスロットル開度でエンジンが運転され
る。これにより、通常走行を継続できる。ステップc1
3では点火時期制御、燃料噴射制御等を含む通常のエン
ジン制御が実行され、ステップc14で、メインスイッ
チがキーオフでない限りステップc1に戻り、キーオフ
で制御を終了させる。図10には本発明の実施例3を示
す。図10に示したハイブリッド車1bは、図1に示し
たハイブリッド車1と比べ、同様の構成部分を多く含
み、ここでは同一部材には同一符号を付し、重複説明を
略す。
【0042】ここで実施例3におけるハイブリッド車1
bは、特に、そのエンジンルームR1に対して隔離され
た車室R2を備え、車室R2外の車輪近傍に第1収音マ
イク21bを装備し、エンジンルームR1内に第2収音
マイク22を装備する。第1収音マイク21bはエンジ
ンコントロールユニット20bに車室外音圧信号D
B1’を、第2収音マイク22はエンジンコントロール
ユニット20bにエンジン音圧信号DB2をそれぞれ出
力する。ここで、モータコントロールユニット10b
は、モータコントロールユニット10と同様に、少なく
ともエンジンを停止、アイドル運転、及び、定格運転の
運転条件に制御する機能に加え、特に、エンジンの運転
中に、電動モータ2が回生制動時にあると判断したと
き、回収された電力をバッテリ3に充電するように制御
するという機能を有する。ここで、モータコントロール
ユニット10bの図示しないROMには図5に示したと
同様のメインルーチン及び図6の走行制御サブルーチン
の各制御プログラムが記憶処理されている。
【0043】モータコントロールユニット10bはメイ
ンルーチンで、実施例1のモータコントロールユニット
10と同様に、制御の実行の途中で、走行制御処理サブ
ルーチンを実行し、ここで、車体加速度、各種走行抵
抗、動力伝達率等によるモータ出力PSを求め、次い
で、モータ出力PSやモータ効率等に基づきモータ通電
量Iを演算し、モータ通電量Iを確保できる電流制御信
号Siを駆動回路ユニット8に出力する。更に、バッテ
リー3の現在の充電率信号Vbnが規定値Vb1(例え
ば充電率20%)を下回ると、エンジン駆動指令Dを出
力し、バッテリ充電を行い、次いで、現在の充電率信号
Vbnが規定値Vb1(例えば充電率25%)を上回る
のを待ち、上回るとエンジン駆動指令Dを停止し、バッ
テリ充電を停止している。一方、エンジンコントロール
ユニット20bはエンジンコントロールユニット20と
同様に、その入力ポートにモータコントロールユニット
10bが受けた各運転状態検出信号を信号回線を介して
取り込み、特に、車室外音圧信号DB1’を検出する第
1収音マイク21bとエンジン音圧信号DB2を検出す
る第2収音マイク22をそれぞれ接続する。出力ポート
はエンジン4の燃料供給手段の図示しないスロットル弁
駆動用のアクチュエータ15に現スロットル開度θTH
点火回路16内の点火時期信号θi等を出力するように
接続される。更に、エンジンコントロールユニット20
bの図示しないROMには図11のエンジン制御ルーチ
ンの制御プログラムが記憶処理される。
【0044】このエンジンコントロールユニット20b
は、エンジン4を停止、アイドル運転、及び、定格運転
の運転条件に制御する機能を有し、特に,ここでは、エ
ンジン4の運転中において、第2収音マイク22により
検出されたエンジン音圧信号DB2が、第1収音マイク
21bにより検出された車室外音圧信号DB1’より
も、設定音圧信号dDBα以上高いか、あるいは、車両
が設定速度V1未満であるか、負荷としてのアクセルペ
ダル開度θaが全閉判定値θc未満であるか、更に、ア
クセルペダル開度θaの変化量dθaが負(閉じ方向)
で、且つこの状態が所定時間tα継続したときに、エン
ジンをアイドル運転(スロットル開度θTRGをθL OWに設
定)になるように制御するという機能を備える。以下、
各制御プログラムに沿って、ハイブリッド車用エンジン
の制御装置の作動を説明する。ここで、エンジンコント
ロールユニット20bの図示しないROMには図7に示
したと同様のエンジン制御ルーチンの制御プログラムが
記憶処理される。ここでは図7中のステップc4乃至ス
テップc5にわたる処理が相違する以外は図5のエンジ
ン制御ルーチンと同様の処理が実行されるので、重複説
明を簡略化する。エンジンコントロールユニット20b
はキーオン信号Smで制御を開始し、ステップc1で、
エンジン駆動信号Dが非入力でエンジン停止処理をし、
入力時にエンジンの各種運転状態情報を取り込み、ステ
ップc4に進む。ここでエンジン非作動時には始動を行
い、ステップc16に進む。
【0045】ステップc16では車室外音圧信号D
B1’、エンジン音圧信号DB2を取り込み、エンジン音
圧信号DB2が、車室外音圧信号DB1’よりも、設定音
圧信号dDBα以上高いか否か判断され、Yesでステ
ップc11にそうでないとステップc5に進む。ステッ
プc5では、車速信号Vcが設定速度V1未満でステッ
プc11にそうでないとステップc8に進む。ステップ
c8ではアクセルペダル開度θaが設定負荷(ここでは
全閉判定値θc)未満でステップc11にそうでないと
ステップc9に進む。ステップc9では、アクセルペダ
ル開度θaの変化量dθaが負(閉じ方向)で、この状
態が所定時間tα以上継続すると判断すると、即ち、車
両の加速度が設定加速度未満であると判断すると、ステ
ップc11にそうでないとステップc10に進む。ステ
ップc11,c12では、エンジン音圧信号DB2が車
室外音圧信号DB1’よりも設定レベルdDBα以上高い
か、現在の運転域が、設定速度V1未満(低速域)か、
アクセルペダル開度θaが全閉判定値θc未満か、アク
セルペダル開度θaの変化量dθaが負で、この状態が
所定時間tα継続した設定加速度未満(減速域)である
として、エンジンをアイドル運転(目標スロットル開度
θTRGをθLOWに設定)に設定し、現スロットル開度θTH
を目標スロットル開度θTRGに制御し、このスロットル
開度でエンジンが運転される。
【0046】これにより、エンジン音圧レベルが設定レ
ベルdDBαを確実に上回る運転域であるか、低速及び
減速運転域であるとエンジンをアイドル運転にして、エ
ンジン騒音を確実に低減させ、違和感を排除し、エンジ
ン出力をゼロ、即ち発電を抑制し、モータ側の減速制動
エネルギの回収を効率良く行わせることができる。特
に、ここではエンジン音圧信号DB2が車室外音圧信号
B1’よりも設定レベルdDBα以上高い場合を判断し
ており、外部の騒音をエンジン騒音と誤判定することを
防止でき、より信頼性のあるエンジン騒音低減及び違和
感排除制御を行うとができる。図10の実施例3のとこ
ろにおいて、車室R2外の車輪近傍に設けた第1収音マ
イク21bを用いて車室外音圧信号DB1’を検出する
構成を採っていたが、これに代えて、車室R2内に第1
収音マイク21a(図8参照)を設け、第1音圧信号D
B1を取り込むように構成しても良く、この場合も図1
0の制御装置と同様の作用、効果が得られる。
【0047】さらに、第3実施例3の変形例として、音
圧レベル検出手段として、車室R2内の騒音を検出する
第1収音マイク21a、及びエンジンルームR1内の騒
音を検出する第2収音マイク22を装備する。そしてこ
の場合には、車両が設定速度V1未満であるか、負荷と
してのアクセルペダル開度信号θaが全閉判定値θC
満であるかのいずれかであり、且つ、エンジン音圧信号
B2が、車室内音圧信号DB1よりも高いときに、エン
ジンをアイドル運転になるよう制御する。この場合に
も、図10の制御装置とほぼ同様の作用、効果が得られ
る。
【0048】
【0049】
【0050】
【発明の効果】 以上のように、請求項1の発明によれ
ば、 エンジンの運転中に騒音が設定音圧レベル未満であ
ると判断されたときに、エンジンをアイドル運転となる
ように制御し、エンジンの出力を低減し、エンジン騒音
の低減及び違和感を排除し、減導制動エネルギの回収効
率の向上を図ることができる。更に、請求項の別形態
の一あるいは二として、音圧レベル検出手段を車室内、
あるいは車室外に設け、車室内、あるいは車室外の騒音
を確実に検出するとした場合には、エンジン騒音の低減
及び違和感を排除し、減速制動エネルギの回収効率の向
上を図ることができる。
【0051】更に、請求項の別形態の三として、制御
手段が、エンジンの運転中にエンジンの近傍で検出され
たエンジン音圧レベルが、車室内又は車室外のいずれか
一方で検出された車両音圧レベルよりも、設定レベル以
上高いと判断したときに、エンジンをアイドル運転とな
るように制御するとした場合には、エンジン出力を低減
し、エンジン騒音の低滅及び違和感を排除し、減速制動
エネルギの回収効率を向上させることができる。更に、
請求項の発明によれば、制御手段が、エンジンの運転
中にエンジンの近傍で検出されたエンジン音圧レベル
が、車室内又は車室外のいずれか一方で検出された車両
音圧レベルよりも高く、且つ、車速又は負荷の少なくと
も一方が所定値以下と判断されたときに、エンジンをア
イドル運転となるように制御し、エンジン出力を低減
し、エンジン騒音の低減及び違和感を排除し、減速制動
エネルギの回収効率を向上させることができる。更に、
請求項の発明によれば、請求項1乃至3のいずれか一
つの発明において、電動モータ手段が回生制動時にある
と判断したとき、回収された電力をバッテリに充電する
ように制御し、制動エネルギを電力として回収すること
ができ、減速制動エネルギの回収効率の向上を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1としてのハイブリッド車用エ
ンジンの制御装置の全体構成図である。
【図2】図1の制御装置を装備したハイブリッド車のバ
ッテリー充電率の経時変化線図である。
【図3】図1の制御装置が走行制御サブルーチンで用い
るアクセルペダル踏込量θaと目標車速VTとの関係を
表し、目標車速VT設定マップの特性線図である。
【図4】図1の制御装置が走行制御サブルーチンで用い
る車速信号Vcと車体加速度α度との関係を表し、車体
加速度α設定マップの特性線図である。
【図5】図1の制御装置のモータコントロールユニット
がで用いるメインルーチンのフローチャートである。
【図6】図1の制御装置のモータコントロールユニット
がで用いる走行制御サブルーチンのフローチャートであ
る。
【図7】図1の制御装置のエンジンコントロールユニッ
トがで用いるエンジン制御ルーチンのフローチャートで
ある。
【図8】本発明の実施例2としてハイブリッド車用エン
ジンの制御装置の全体構成図である。
【図9】図8の制御装置のエンジンコントロールユニッ
トがで用いるエンジン制御ルーチンのフローチャートで
ある。
【図10】本発明の実施例3としてハイブリッド車用エ
ンジンの制御装置の全体構成図である。
【図11】図10の制御装置のエンジンコントロールユ
ニットがで用いるエンジン制御ルーチンのフローチャー
トである。
【図12】従来のハイブリッド車の概略構成図である。
【図13】従来のハイブリッド車の概略構成図である。
【図14】従来のハイブリッド車の概略構成図である。
【符号の説明】
1 ハイブリッド車用エンジンの制御装置 1a ハイブリッド車用エンジンの制御装置 1b ハイブリッド車用エンジンの制御装置 2 モータ 3 バッテリ 4 エンジン 5 発電機 8 駆動回路ユニット 10 モータコントロールユニット 10a モータコントロールユニット 10b モータコントロールユニット 12 回生制御回路 20 エンジンコントロールユニット 20a エンジンコントロールユニット 20b エンジンコントロールユニット 32 負荷センサ 33 車速センサ 34 バッテリーセンサ 35 ブレーキセンサ Sm 開閉信号 θa アクセルペダルの開度信号 Vc 車速信号 Vb 充電率信号 B ブレーキ信号 Si 電流制御信号 Sb 回生信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−331402(JP,A) 特開 平6−93892(JP,A) 特開 平6−48190(JP,A) 特開 平6−48189(JP,A) 特開 平6−27973(JP,A) 特開 平5−11769(JP,A) 特開 平7−236203(JP,A) 特開 平6−319206(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F02D 29/02 - 29/06 B60L 11/00 - 11/14

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも車両の車輪を駆動する電動モー
    タ手段、 同電動モータ手段に電力供給するバッテリー、 少なくとも同バッテリーに電力を供給すべく発電機を駆
    動するエンジン、 上記車両の騒音を検出する音圧レベル検出手段、 少なくとも、上記エンジンを停止、アイドル運転、及
    び、定格運転の運転条件に制御可能であり、上記エンジ
    ンの運転中に上記音圧レベル検出手段により検出された
    騒音が設定音圧レベル未満であると判断されたときに、
    上記エンジンの運転条件をアイドル運転となるように制
    御する制御手段、 を備えたことを特徴とするハイブリッド車用エンジンの
    制御装置。
  2. 【請求項2】少なくとも車両の車輸を駆動する電動モー
    タ手段、 同電動モータ手段に電力供給するバッテリー、 少なくとも同バッテリーに電力を供給すべく発電機を駆
    動するエンジン、 上記車両の車速又は負荷の少なくとも一方を検出する運
    転状態検出手段、 少なくとも上記車両の車室内又は車室外のいずれか一方
    に設けられた第l検出部と、上記エンジンの近傍に設け
    られた第2検出部とを有し、上記車両の騒音を検出する
    音圧レベル検出手段、 少なくとも、上記エンジンを停止、アイドル運転、及
    び、定格運転の運転条件に制御可能であり、上記エンジ
    ンの運転中に上記第2検出部により検出されたエンジン
    音圧レベルが、上記第1検出部により検出された車両音
    圧レベルよりも高く、且つ、上記運転状態検出手段によ
    り検出された車速又は負荷の少なくとも一方が所定値以
    下と判断されたときに、上記エンジンの運転条件をアイ
    ドル運転となるように制御する制御手段、 を備えたことを特徴とするハイブリッド車用エンジンの
    制御装置。
  3. 【請求項3】上記電動モータ手段は、制動エネルギーを
    電力として回収する回生制動手段を有し、上記回生制動
    手段は、上記エンジン運転中に上記電動モータ手段が回
    生制動時にあると判断したとき、回収された電力を上記
    バッテリに充電すべく、上記エンジンの運転条件をアイ
    ドル運転となるように上記エンジンの運転条件を制御す
    ることを特徴とする請求項l乃至2のいずれか一つに記
    載のハイブリッド車用エンジンの制御装置。
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