JP2938181B2 - 包装用ストレッチフィルム及び易開封性ストレッチ包装体 - Google Patents
包装用ストレッチフィルム及び易開封性ストレッチ包装体Info
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
レッチ包装体に関し、更に詳しくは、フィルム流れ方向
に対し直角方向(横方向)に切断しやすい包装用ストレ
ッチフィルム及び一方向に引裂き易い易開封性ストレッ
チ包装体に関するものである。
製、ポリ塩化ビニリデン製、ポリエチレン製等種々あ
る。中でも塩化ビニル樹脂製のものは透明性、柔軟性、
防曇性、食品保存性、包装適性、自己密着性等に優れ、
家庭及びスーパーマーケット、商店、飲食店等で精肉、
鮮魚、青果、惣菜、出前料理等の食品包装に多量使用さ
れている。
は、ノコ刃を包装用ストレッチフィルムの外箱に装着し
それを使用してフィルムを切断する方法や熱線でフィル
ムを溶断する方法(ハンドラッパーとして市販されてい
る)等がある。特にノコ刃を包装用ストレッチフィルム
の外箱に装着し、それを使用してフィルムを切断する方
法は家庭で多く用いられている。しかし、このノコ刃は
フィルムを切断する際、手を傷つけたりして大変危険で
ある。
にくいため、ノコ刃の種類によってはフィルムを切断す
る際に斜めに裂けたり、またかなり強い力が必要とな
る。
で物品を包んだ包装体の開封は、トレーの底に位置する
フィルムの端を持ってフィルムを剥がすか、或いはトレ
ー上面に張られたフィルムに指を差し込んで、強引にフ
ィルムを引裂いていた。
フィルムを剥がす場合には、該フィルムが柔らかく薄い
ため、フィルムの端を持つのが難しく、剥がす際にもな
かなか剥がれず非常に労力や時間を要した。またトレー
上面に張られたフィルムに指を差し込んで、強引にフィ
ルムを引裂く場合は、該フィルムが引裂き難いことか
ら、過剰な力が加わり物品の形を損ねたり、また勢い余
って物品に手が触れ、手を汚すといった問題点を持って
いた。
320号公報、特公昭46−33799号公報がある。この手法に
よって作成された食品包装用ストレッチフィルムは軟質
塩化ビニル樹脂フィルムを成形した後、ガラス転移点以
上の温度でフィルム流れ方向に延伸することによって得
られ、フィルム流れ方向に対して直角方向(横方向)に
引裂き易く、また該フィルムで包んだ包装体はフィルム
を容易に引裂くことができ物品を容易に取り出すことが
できる。
ィルムはフィルム流れ方向の収縮率が大きいため、フィ
ルムを巻物にした場合に端面かズレ、巻物の見栄えが悪
くなるとともに、端面が不揃いになるため自動包装機で
使用する際フィルムが蛇行し包装できないという問題が
ある。またトレーを用いて物品を包装した場合、包装後
のフィルムにシワが入ったり、包装体が保温を必要とす
る場合や高温にさらされるとフィルムの収縮が起こりト
レーが変形したり潰れたりするという問題があった。
且つ横方向に容易に切断できる包装用ストレッチフィル
ム及び、フィルムを容易に引裂くことができ、物品をス
ムーズに取り出すことができる易開封性ストレッチ包装
体を提供することにある。
果、本発明を完成した。
ッチフィルムにおいて、フィルムの流れ方向の収縮率が
60℃で5〜25%であり、且つ該フィルムの流れ方向に対
し直角方向のエレメンドルフ引裂強度が20℃において、
2〜30gfであることを特徴とする包装用ストレッチフィ
ルム及び該フィルムで物品を包んだ、一方向に引裂き易
いことを特徴とする易開封性ストレッチ包装体である。
は、塩化ビニル系樹脂に可塑剤及びその他必要に応じて
添加する添加剤を配合し、混合、成形することにより得
られる。
ビニルだけでなく、塩化ビニルを主成分とする共重合体
も使用できる。塩化ビニルと共重合させることのできる
単量体としては、エチレン、プロピレン、アクリロニト
リル、酢酸ビニル、マレイン酸、イタコン酸、アクリル
酸、メタアクリル酸等が挙げられる。
する添加剤としては、塩ビ食品衛生協議会編発行の「塩
化ビニル樹脂製食品包装等に関する自主規制基準」(19
89年発行、PL規格改定第9版)に示されており、食品包
装用に用いられるものであればいずれでも使用できる。
この基準より好ましい可塑剤を例示するならば、アジピ
ン酸ジイソブチル、アジピン酸ジノルマルヘキシル、ア
ジピン酸ジノルマルヘプチル、アジピン酸ジイソヘプチ
ル、アジピン酸ジノルマルオクチル、アジピン酸ジノル
マルノニル、アジピン酸ジイソノニル、アジピン酸ジノ
ルマルデシル、アジピン酸ジイソデシル、セバチン酸ジ
ノルマルブチル、セバチン酸ジノルマルオクチル、アジ
ピン酸−ジ−2−エチルヘキシル、アゼライン酸ジノル
マルヘキシル、アゼライン酸−ジ−2−エチルヘキシル
等の脂肪2塩基エステル系可塑剤、酒石酸ジエステル、
アセチルクエン酸トリエチル、アセチルクエン酸トリブ
チル、アセチルクエン酸トリ−2−エチルヘキシル、ク
エン酸トリブチル、クエン酸モノステアリル、クエン酸
ジステアリル、クエン酸トリステアリル等のヒドロキシ
多価カルボン酸エステル系可塑剤、アセチルリシノール
酸メチル、パルミチン酸エチル、ステアリン酸エチル、
ステアリン酸ノルマルブチル、ステアリン酸アミル、ス
テアリン酸シクロヘキシル、オレイン酸ブチル、水添ロ
ジンメチルエステル等の脂肪酸エステル系可塑剤、グリ
セリントリアセテート、グリセリントリプオピオレー
ト、グリセリントリブチレート、グリセリントリヘプタ
ノエート、トリメチレングリコールジカプリレート、ト
リメチレングリコールジカプレート、2,2,4−トリメチ
ル−1,3−ペンタンジオールジイソブチレート等の多価
アルコールの脂肪酸エステル系可塑剤、エポキシ化大豆
油、エポキシ化ヒマシ油、エポキシ化アマニ油、エポキ
シ化サフラワー油、エポキシ化アマニ油脂肪酸ブチル、
エポキシステアリン酸オクチル、3−(2−キセノキ
シ)−1,2エポキシプロパン等のエポキシ系可塑剤、ポ
リ(プロピレングリコール、アジピン酸)エステル、ポ
リ(1,3−ブタンジオール、アジピン酸)エステル、ポ
リ(プロピレングリコール、セバチン酸)エステル、ポ
リ(1,3−ブタンジオール、セバチン酸)エステル、ポ
リ(プロピレングリコール、フタル酸)エステル、ポリ
(1,3−ブタンジオール、フタル酸)エステル、ポリ
(プロピレングリコール、アジピン酸)エステル、ポリ
(1,6−ヘキサンジオール、アジピン酸)エステル、ア
セチル化ポリ(ブタンジオール、アジピン酸)エステル
等のポリエステル系可塑剤を挙げることができ、これら
は1種または2種以上を併用して用いられる。好ましく
はエポキシ系可塑剤と他の可塑剤とを併用して用いる。
当り60重量部以内、好ましくは20〜50重量部が適当であ
る。
剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤、滑剤、着
色剤、防曇剤等が挙げられる。
ルムの製造方法は、上記塩化ビニル系樹脂に可塑剤及び
その他必要に応じて添加する添加剤を配合し、ヘンシェ
ルミキサー等公知の混合機で混合した後、公知の押出成
形法に製膜して厚さ15〜100μmのフィルムを得、次い
で公知のロール延伸法によりフィルムを50〜120℃に予
熱し、流れ方向に1.5〜5.0倍、好ましくは2.0〜4.0倍に
延伸した後、80〜120℃で熱固定することにより得られ
る。
まい、また120℃を越えると、延伸ロールにフィルムが
巻き付き製膜作業性が悪くなり、例え製膜できたとして
も目標とするエレメンドルフ引裂強度が得られない。
ため目標とするエレメンドルフ引裂強度が得られず、ま
た5.0倍を越えると、フィルムが破れてしまうため製品
を得ることができない。
縮率が目標値より大きくなり、また120℃を越えると熱
固定ロールにフィルムが巻き付き製膜作業性が悪くな
り、例え製膜できたとしても目標とする収縮率か得られ
ない。
樹脂ストレッチフィルムは、流れ方向の収縮率が60℃で
5〜25%の範囲であり、好ましくは10〜20%の範囲であ
る。また、流れ方向に対して直角方向に引裂き易く、エ
レメンドルフ引裂強度が20℃において2〜30gfの範囲で
あり、好ましくは4〜20gfの範囲である。
する際にフィルムに張りがなく撓んでしまい、上手く包
装できない。また収縮率が25%を越えると、フィルム流
れ方向の収縮率が大きくなり、フィルムを巻物にした場
合に端面がズレ、巻物の見栄えが悪くなると共に、端面
が不揃いになるため、自動包装機に使用する際フィルム
が蛇行し包装できなくなる。またトレーを用いて物品を
包装した場合、包装後のフィルムにシワが入ったり、包
装体が保温を必要とする場合や高温にさらされるとフィ
ルムの収縮が起こりトレーが変形したり潰れたりする。
撃でもフィルムが裂けてしまい、包装体としての機能を
果たさない。また30gfを越えるとフィルムが裂け難くな
り、開封作業が困難になる。
いと収縮率は高くなる。また延伸温度、延伸倍率が高い
とエレメンドルフ引裂強度は下がり、延伸温度、延伸倍
率が低いとエレメンドルフ引裂強度は上がるので熱固定
温度、延伸温度、延伸倍率を色々組み合わせることによ
って収縮率、エレメンドルフ引裂強度を調節することが
できる。
化ビニル系樹脂ストレッチフィルムを用いて、通常のス
トレッチフィルムで包装する際に使用する手動包装機、
自動包装機等で包装することにより得られる。
り、ラベルを貼り付けたり、ミシン目を入れても差し支
えない。
く、例えば、段ボール箱、缶等の一般的なストレッチ包
装体にも適用できる。
は、例えばポリエチレン、ポリプロピレン等のオレフィ
ン系樹脂、ポリスチレン、塩化ビニル系樹脂、アクリル
系樹脂、紙、木製等が挙げられるが、材質は限定されな
い。また、形状、大きさ等も必要に応じて適宜選択でき
る。
コ、ティッシュペーパー、プラモデル等幅広く使用で
き、用途は限定されない。
表に示す配合割合でヘンシェルミキサーを用いて混合し
た後、押出機で混練し、T−ダイから200℃で溶融押出
しを行い、第2表に示す厚さのフィルムを得た。得られ
たフィルムを第2表に示す延伸温度、延伸倍率、熱固定
温度でフィルム流れ方向に延伸し、第2表に示す厚みと
エレメンドルフ引裂強度及び収縮率のフィルムを得た。
ンドラッパーを用いて包装し、包装体作成時のシワ発生
状態、及び得られた包装体を60℃に保ったオーブン中に
1時間入れ、トレーの変形状態を目視評価した。またト
レー上面に張られたフィルムに指を差し込んで開封し、
開封性を評価した。以上の結果を第2表に示す。
法で算出した。
装体は、上記実施例からも明らかなごとく下記の様な効
果がある。
巻物にした場合に、端面が揃っているため巻物の見栄え
が良くなるとともに、自動包装機に使用してもフィルム
が蛇行することなく包装作業性が向上する。
装後のフィルムに発生するシワを防止する。
る際、フィルムの切断に危険なノコ刃を使用しなくて
も、容易に横方向に真っ直ぐ切断でき、必要最小限のフ
ィルムで包装することができる。
刃の材質、形状を問わず、軽く力を加えるだけでフィル
ムが容易に切断でき、誤ってノコ刃で手を傷つけること
がなく安全である。
場合でも、トレーが変形したり潰れたりすることがな
い。
物品を取り出し易い。特に弁当等を包装し電子レンジで
加熱した場合は、従来のストレッチ包装体と比べ開封が
非常に楽である。
ィルム及びストレッチ包装体は取り扱い易いので、流通
業界及び末端消費者に貢献すること極めて大である。
Claims (2)
- 【請求項1】軟質塩化ビニル系樹脂の包装用ストレッチ
フィルムにおいて、フィルム流れ方向の収縮率が60℃で
5〜25%であり、且つ該フィルム流れ方向に対し直角方
向のエレメンドルフ引裂強度が20℃において、2〜30gf
であることを特徴とする包装用ストレッチフィルム。 - 【請求項2】請求項1記載の包装用ストレッチフィルム
で物品を包んだ一方向に引裂き易いことを特徴とする易
開封性ストレッチ包装体。
Applications Claiming Priority (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32616889 | 1989-12-18 | ||
| JP1-326168 | 1989-12-18 | ||
| JP17751690 | 1990-07-06 | ||
| JP2-177516 | 1990-07-06 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04175145A JPH04175145A (ja) | 1992-06-23 |
| JP2938181B2 true JP2938181B2 (ja) | 1999-08-23 |
Family
ID=26498041
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32313790A Expired - Lifetime JP2938181B2 (ja) | 1989-12-18 | 1990-11-28 | 包装用ストレッチフィルム及び易開封性ストレッチ包装体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2938181B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4214245B2 (ja) * | 2001-01-25 | 2009-01-28 | 東洋紡績株式会社 | 熱収縮性ポリエステル系フィルムおよびラベル |
| JP5748776B2 (ja) * | 2010-02-03 | 2015-07-15 | エメリー・オレオケミカルス・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツングEmery Oleochemicals Gmbh | 親油性材料用包装体 |
-
1990
- 1990-11-28 JP JP32313790A patent/JP2938181B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04175145A (ja) | 1992-06-23 |
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