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JP2939029B2 - 設定値検出機能付き測定装置 - Google Patents
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JP2939029B2 - 設定値検出機能付き測定装置 - Google Patents

設定値検出機能付き測定装置

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JP2939029B2
JP2939029B2 JP30977391A JP30977391A JP2939029B2 JP 2939029 B2 JP2939029 B2 JP 2939029B2 JP 30977391 A JP30977391 A JP 30977391A JP 30977391 A JP30977391 A JP 30977391A JP 2939029 B2 JP2939029 B2 JP 2939029B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、測定系に対して所望
の値を設定し、測定の際に設定した値を検出すると、そ
の旨を報せるように構成した設定値検出機能付き測定装
置に関する。特に、測定の中断等によって現測定値と設
定値の関係が不明になった際に、その現測定値と設定値
の関係を簡便に求めることができる設定値検出機能付き
測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の設定値検出機能付き測定装置1a
は、図3に示すように、測定手段2aからの測定値と、
所望値設定手段3aに保持されている設定値V1a,V2
a,V 3a,…Vnaをそれぞれ、n個のコンパレ−タ
1a,42a,43a…4naで比較し、それらの比較
の結果が小から大に又は大から小に変わる区間を、排他
的論理和回路の素子110a,111a,112a…11
naによって求める構成になっている。設定値検出機能
付き測定装置1aはこの構成により、現測定値と設定値
の大小関係が不明になった際に、現測定値が連続する二
つの設定値で作られる唯一の区間にあることを知り、測
定を続行するものである。尚、VLは、設定値が測定値
より小さい場合に排他的論理和回路の素子110aに入
力されるものであり、VHは設定値が測定値より大きい
場合に排他的論理和回路の素子11naに入力されるも
のである。
【0003】他の従来の設定値検出機能付き測定装置1
bは、図4に示すように、所望値設定手段3bと、コン
パレ−タ4bと、制御手段8bを備え、制御手段8b
が、所望値設定手段3bから設定値を呼出し、コンパレ
−タ4bにそれぞれ一つ送って測定手段2bの測定値と
比較させ、その比較結果が正から負、又は負から正に変
わる設定値を見つけるように構成される設定値検出機能
付き測定装置1bが考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】設定値検出機能付き測
定装置定1aでは、n個のコンパレ−タ41a,42a,
3a…4naと(n+1)個の排他的論理和回路の素
子110a,111a,112a…11naを必要とし、
部品点数が多く、又その分組立が煩雑となり、製造コス
トが高いという問題があった。殊に、実際の問題とし
て、設定値検出機能付き測定装置1aに汎用性を持たせ
る構成では設定値の数nが定まらず、いくつの比較系を
備えるのがよいのかわからない。そこで、設定値の数n
を多めに考えてそれに見合った数だけコンパレ−タと排
他的論理和回路の素子を備えてなるものを作ると、それ
だけ製造コストが多く嵩み、装置全体も大掛かりとな
り、又、不必要な比較系は使われないということであ
り、問題はより深刻であった。
【0005】他方、設定値検出機能付き測定装置1b
は、製造コストを低く抑えることができるが、測定値を
設定値と一つずつ比較するために、多くの処理時間を要
するという問題があり、又、設定値を順次一つずつ呼出
して測定値と比較するように制御には制御手段8bが複
雑な構成になるという問題もあった。この発明は、上記
の事情に鑑みてなされたものであり、測定の際に設定し
た値を検出するとその旨を報せ且つ現測定値と設定値の
関係が不明になった際にその関係を見付け出すことがで
き、部品点数を少なく抑えることよりコストダウン化が
得られ、且つ設定値と測定値の比較に多くの時間を必要
とせず処理時間が短く、又用いる制御手段の構成が簡便
な設定値検出機能付き測定装置を提供するものである。
【0006】 この発明は、測定値と連続する二つの設
定値を比較する二つの比較系を備え、且つ比較に関わる
二つの設定値を選択呼出し可能な構成にしたものであ
り、具体的には、所望値設定手段と、第1のコンパレー
タ及び第2のコンパレータの間にそれぞれ第1のマルチ
プレクサ及び第2のマルチプレクサを介在されて、制御
手段がそれら第1のマルチプレクサ及び第2のマルチプ
レクサからそれぞれ第1のコンパレータ及び第2のコン
パレータに連続する二つの設定値を選択的に送るように
構成した設定値検出機能付き測定装置である。そのより
詳細な構成は、測定手段と、その測定手段に対する所望
の値を設定する所望値設定手段と、測定手段の得る測定
値と所望値設定手段の設定値を比較する第1及び第2の
コンパレータと、測定手段の現測定値が所望値設定手段
の設定値と等しくなることを検出し、加えて、前記所望
値設定手段側から連続する二つの設定値を前記二つのコ
ンパレータに一つずつ呼出して、測定手段の測定値とそ
れぞれ比較させ、測定値が二つの設定値の間に外にある
場合には、連続する二つの設定値で測定値を挟むよう
に、所望値設定手段から二つのコンパレータにそれぞれ
連続する設定値を一つずつ呼出して、測定値を挟む連続
する二つの設定値を決定するように制御する制御手段を
備えて構成され、所望値設定手段と、第1のコンパレー
タ及び第2のコンパレータの間に、それぞれ第1のマル
チプレクサ及び第2のマルチプレクサが介在され、且つ
それら第1のマルチプレクサが第1のコンパレータに連
続する二つの設定値の一方を、第2のマルチプレクサが
第2のコンパレータに連続する二つの設定値の他方をそ
れぞれ選択的に送るための信号を、制御手段が第1のマ
ルチプレクサ及び第2のマルチプレクサに出力するよう
に構成されたことを特徴とする設定値検出機能付き測定
装置である。
【0007】
【作用】所望値設定手段からの連続した二つの設定値
は、制御手段と二つのマルチプレクサによって選択的に
二つのコンパレ−タに送られ、そこで測定置と比較され
る。
【0008】
【実施例】この発明を、図1〜図2に示す実施例に基づ
き詳述する。しかし、この実施例によってこの発明が限
定されるものではない。設定値検出機能付き測定装置1
は図1に示すように、測定手段2と、所望値設定手段3
と、コンパレ−タ4,5と、マルチプレクサ6,7と、
制御手段8と、加工手段9が備えられている。測定手段
2は、メインスケ−ル(図示省略)とインデックススケ
−ル(図示省略)を備え、加工手段9と被加工物10が
互いに相対移動した際に、その相対移動の距離(長さ)
を測定するものである。
【0009】所望値設定手段3は、測定手段2の測定範
囲内において、所望の値を設定するためのものである。
つまり、加工手段9と被加工物10が特定の相対位置を
とると、加工手段9が作動して被加工物10に加工を施
すという場合に、その相対位置を設定し、且つ加工手段
9と被加工物10と相対移動している際に設定した相対
位置が得られるとその旨を検出するためのものである。
コンパレ−タ4は測定手段2の測定値とマルチプレクサ
6からの値を、コンパレ−タ5は測定手段2の測定値と
マルチプレクサ6からの値を、それぞれ大小比較し、そ
の結果を制御手段8に送るものである。マルチプレクサ
6及びマルチプレクサ7は、共に所望値設定手段3から
n個の設定値を示す信号S1,S2,S3,…Snを受
け、それらの信号を選択的にそれぞれコンパレ−タ4及
び5に送るものである。
【0010】制御手段8は、測定手段2が得る現測定値
と所望値設定手段3に設定された値が等しくなった際、
そのことを検出するものである。又、加工手段9の制御
を行うものである。制御手段8は更に、加工手段9と被
加工物10の相対移動の際に、中断等によって現相対位
置と設定値の関係が不明になった場合に、その不明な位
置関係を簡便に求めるものである。つまり、現相対位置
(測定手段2の現測定値)と設定値の関係が不明になる
と、制御手段8は、連続する設定値Viに対応する信号
iをマルチプレクサ6からコンパレータ4に、設定値
i+1に対応する信号Si+1をマルチプレクサ7からコン
パレータ5にそれぞれ選択して出力するように、マルチ
プレクサ6及び7に制御の信号を送るものである。ここ
で、コンパレータ4及び5の比較結果において、測定手
段2の測定値が二つの設定値Vi、及びVi+1の間に外に
ある場合では、連続する二つの設定値で測定値を挟むよ
うに、コンパレータ4が設定値Vi+2で且つコンパレー
タ5が設定値Vi+1、コンパレータ4が設定値Vi+2で且
つコンパレータ5が設定値Vi+3・・・というように、
制御手段8は更に、連続する二つの設定値に対応する信
号を選択してコンパレータ4及び5に一つずつ出力させ
るための制御信号を、マルチプレクサ6及び7にそれぞ
れ送る。加えて、制御手段8は、設定値と測定値の大小
関係を把握し、測定の際に設定した値に至ると、その旨
を信号で加工手段9に伝える。
【0011】加工手段9は、被測定物10に加工を施す
ための手段であって、被加工物10と相対移動をおこな
うものであり、その相対移動は測定手段2によって測定
される。設定値検出機能付き測定装置1は、上述したよ
うに構成されている。設定値検出機能付き測定装置1を
作動させると、制御手段8は所望値設定手段3に設定さ
れた値と測定手段2からの現測定値を呼込んで比較し、
現測定値がある設定値になると制御手段8は所定加工を
行わせるための信号を加工手段9に送る。加工手段9は
その信号を受けて、被加工物10に所定の加工を施す。
【0012】ここで、設定値に対応する相対位置におい
て加工手段9によって被加工物10を加工させながら加
工手段9と被加工物10を相対移動させている際に、加
工手段9と被加工物10の相対位置、つまり測定手段2
の現測定値に対して設定値の位置が相対移動の中断等に
よって不明になると、制御手段8はマルチプレクサ6及
びマルチプレクサ7に信号を送って連続する二つの設定
値をコンパレ−タ4及びコンパレ−タ5に呼出させ、結
果的に現測定値が呼出した二つの連続した設定値で挟ま
れる状態に至ることにより、現測定値と設定値の関係を
得ることができる(以上、図2を参照)。
【0013】この加工手段9と被加工物10の相対位置
に関わる測定値に対する設定値の見付出しは、制御手段
8が所望値設定手段3からの連続した二つの設定値をマ
ルチプレクサ6,7によって選択的にコンパレ−タ4,
5に送らせて、そこで測定値と比較させることで行って
いる。従って、設定値検出機能付き測定装置1は、設定
値の数に対応するほどのコンパレ−タ及び排他的論理和
回路の素子を必要とせず、部品点数を少なく抑えること
ができ、よってコストダウン化が得られている。又、測
定値を二つの設定値の間に追込むという比較を行なうこ
とにより、測定値と1個の設定値を比較することに比べ
て現測定値に対する設定値の関係を得るのに多くの時間
を必要とせず処理時間が短く済むものになっている。更
に、従来のように、所望値設定手段3bから設定値を一
個ずつ選択してコンパレ−タ4bに呼出す場合に比べ
て、制御手段8はマルチプレクサ6及び7と共働して設
定値呼出しを行なう構成であることより、制御手段8の
構成が簡便になっている。又、設定値が増加しても、マ
ルチプレクサ6,7を予め入力側に余裕のあるものにし
ておくことによって設定値の増加に対処でき、設定値の
増加に伴ってコンパレ−タ及び排他的論理和回路の素子
を増加させるといったことを必要としない。
【0014】尚、現測定値と連続する二つの設定値の比
較において、測定手段2の現測定値がコンパレ−タ4側
の設定値Vi及びコンパレ−タ5側の設定値Vi+1の間に
外にある場合には、コンパレ−タ4が設定値Vi+2で且
つコンパレ−タ5が設定値Vi+1、次にコンパレ−タ4
が設定値Vi+2で且つコンパレ−タ5が設定値Vi+3、更
にコンパレ−タ4が設定値Vi+4で且つコンパレ−タ5
が設定値Vi+3、…というようにコンパレ−タ4とコン
パレ−タ5のいずれか一方の値を変えるように、制御手
段8はマルチプレクサ6及びマルチプレクサ7に選択的
に信号を送る構成であることより、マルチプレクサ6及
びマルチプレクサ7にそれぞれ信号を送る場合に比べて
送るべき信号の数が少ないものとなっている。
【0015】ここで、設定値検出機能付き測定装置1は
現測定値に最も近い設定値に基づき、加工手段9と被加
工物10の相対位置を得て、その時の相対位置に見合っ
た加工を被加工物10に施すように、制御手段が所定の
加工を行なわせるための信号を加工手段9に発する。加
工手段9は、所望値設定手段3で設定された位置におい
て被加工物10への加工を再開する。
【0016】尚、設定値検出機能付き測定装置1では測
定手段2は加工手段9と被加工物10の相対移動の移動
距離を測定するものであるが、この他に相対移動が回転
移動であれば角度の測定、三次元的移動であればいわゆ
るX方向、Y方向及びZ方向の三方向に関する測定等が
挙げられる。又、加工手段9の加工とは具体的に、切
削、通穴開設、研削等が挙げられ、加工手段9はマシニ
ングセンタのような単一の装置からなるものであっても
よく、複数個の装置からなるものであってもよい。
【0017】
【発明の効果】この発明は、設定した所望の値を測定中
に検出すると、その旨を報せるように構成したものであ
って、現測定値と連続する二つの設定値を比較する二つ
の比較系を備え、且つ比較に関わる二つの設定値を選択
呼出しが可能な構成としたことにより、現測定値と設定
値の関係が不明になった際にその関係を見付け出すこと
ができるものであって、部品点数を少なく抑えることよ
りコストダウン化が得られ、且つ設定値と測定値の比較
に多くの時間を必要とせず処理時間が短く、又用いる制
御手段の構成が簡便な設定値検出機能付き測定装置であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】図1に示す実施例の要の部作動を示すフローチ
ャートである。
【図3】従来の技術を示す図1相当図である。
【図4】他の従来の技術を示す図1相当図である。
【符号の説明】
1 設定値検出機能付き測定装置 2 測定手段 3 所望値設定手段 4、5 マルチプレクサ 6、7 コンパレータ 8 制御手段
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01B 7/00 - 7/34 G01B 21/00 - 21/30

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】測定手段と、その測定手段に対する所望の
    値を設定する所望値設定手段と、測定手段の得る測定値
    と所望値設定手段の設定値を比較する第1及び第2のコ
    ンパレ−タと、測定手段の現測定値が所望値設定手段の
    設定値と等しくなることを検出し、加えて、前記所望値
    設定手段側から連続する二つの設定値を前記二つのコン
    パレ−タに一つずつ呼出して、測定手段の測定値とそれ
    ぞれ比較させ、測定値が二つの設定値の間に外にある場
    合には、連続する二つの設定値で測定値を挟むように、
    所望値設定手段から二つのコンパレ−タにそれぞれ連続
    する設定値を一つずつ呼出して、測定値を挟む連続する
    二つの設定値を決定するように制御する制御手段を備え
    て構成され、 所望値設定手段と、第1のコンパレ−タ及び第2のコン
    パレ−タの間に、それぞれ第1のマルチプレクサ及び第
    2のマルチプレクサが介在され、且つそれら第1のマル
    チプレクサが第1のコンパレ−タに連続する二つの設定
    値の一方を、第2のマルチプレクサが第2のコンパレ−
    タに連続する二つの設定値の他方をそれぞれ選択的に送
    るための信号を、制御手段が第1のマルチプレクサ及び
    第2のマルチプレクサに出力するように構成されたこと
    を特徴とする設定値検出機能付き測定装置。
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