JP2939043B2 - アクティブマトリクス基板 - Google Patents
アクティブマトリクス基板Info
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- JP2939043B2 JP2939043B2 JP4085780A JP8578092A JP2939043B2 JP 2939043 B2 JP2939043 B2 JP 2939043B2 JP 4085780 A JP4085780 A JP 4085780A JP 8578092 A JP8578092 A JP 8578092A JP 2939043 B2 JP2939043 B2 JP 2939043B2
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- JP
- Japan
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- clock signal
- line
- scanning line
- signal line
- scanning
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶テレビジョン受信
器、ワードプロセッサ、コンピュータ端末表示装置など
の表示パネルに用いられ、複数の絵素単位に分割された
電極をマトリクス駆動することによって、電場によって
光学的性質が変化する、たとえば液晶などの物質に、電
圧を印加するためのアクティブマトリクス基板に関す
る。
器、ワードプロセッサ、コンピュータ端末表示装置など
の表示パネルに用いられ、複数の絵素単位に分割された
電極をマトリクス駆動することによって、電場によって
光学的性質が変化する、たとえば液晶などの物質に、電
圧を印加するためのアクティブマトリクス基板に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図4は、本発明の前提となるアクティブ
マトリクス基板50の概略的構成を示した平面図であ
り、図5はアクティブマトリクス基板50と対向基板5
8の配置を示す概略的斜視図である。
マトリクス基板50の概略的構成を示した平面図であ
り、図5はアクティブマトリクス基板50と対向基板5
8の配置を示す概略的斜視図である。
【0003】アクティブマトリクス基板50は、絶縁性
基板51の表面上に、複数の絵素電極52および絵素電
極52への印加電圧を制御するスイッチング素子53が
マトリクス状に形成される。
基板51の表面上に、複数の絵素電極52および絵素電
極52への印加電圧を制御するスイッチング素子53が
マトリクス状に形成される。
【0004】絵素電極52を選択駆動するスイッチング
素子53は、TFT(薄膜トランジスタ)素子、MOS
FET(金属酸化膜半導体電界効果トランジスタ)素子
などの三端子素子や、MIM(金属−絶縁層−金属)素
子、ダイオード、バリスタなどの二端子素子が用いられ
る。
素子53は、TFT(薄膜トランジスタ)素子、MOS
FET(金属酸化膜半導体電界効果トランジスタ)素子
などの三端子素子や、MIM(金属−絶縁層−金属)素
子、ダイオード、バリスタなどの二端子素子が用いられ
る。
【0005】スイッチング素子53が三端子素子の場合
は、絵素電極52が形成された基板上に複数のデータ線
54および走査線55がお互いに直交して格子状に形成
され、三端子素子のソースはデータ線54に、ゲートは
走査線55に、ドレインは絵素電極52に各々接続され
るとともに、図5に示したように、絵素電極52と液晶
などを介して対向する対向基板58には、全面にわたっ
て一様な対向電極56が形成される。なお、カラー表示
を行う場合は、色フィルタ57B,57G,57Rが千
鳥格子状に形成される。
は、絵素電極52が形成された基板上に複数のデータ線
54および走査線55がお互いに直交して格子状に形成
され、三端子素子のソースはデータ線54に、ゲートは
走査線55に、ドレインは絵素電極52に各々接続され
るとともに、図5に示したように、絵素電極52と液晶
などを介して対向する対向基板58には、全面にわたっ
て一様な対向電極56が形成される。なお、カラー表示
を行う場合は、色フィルタ57B,57G,57Rが千
鳥格子状に形成される。
【0006】スイッチング素子53が二端子素子の場合
は、絵素電極52が形成された基板上に、複数の走査線
55が平行に形成され、二端子素子の一方の端子は走査
線55に、他方の端子は絵素電極52に各々接続される
とともに、絵素電極52と液晶などを介して対向する対
向基板には、各絵素に対応した対向絵素電極とこれらを
接続する複数で平行なデータ線が走査線と直交して形成
される。
は、絵素電極52が形成された基板上に、複数の走査線
55が平行に形成され、二端子素子の一方の端子は走査
線55に、他方の端子は絵素電極52に各々接続される
とともに、絵素電極52と液晶などを介して対向する対
向基板には、各絵素に対応した対向絵素電極とこれらを
接続する複数で平行なデータ線が走査線と直交して形成
される。
【0007】アクティブマトリクス方式において、走査
線の数がm本で、データ線の数がn本の場合、これらを
時分割走査することによってm×n個の絵素電極をマト
リクス駆動することができ、一般に、1絵素毎に順次表
示データを転送する点順次駆動方式、または1走査線毎
に順次表示データを転送する線順次駆動方式が用いられ
る。
線の数がm本で、データ線の数がn本の場合、これらを
時分割走査することによってm×n個の絵素電極をマト
リクス駆動することができ、一般に、1絵素毎に順次表
示データを転送する点順次駆動方式、または1走査線毎
に順次表示データを転送する線順次駆動方式が用いられ
る。
【0008】以下、図4に示したように、スイッチング
素子53が三端子素子である例を用いて説明する。
素子53が三端子素子である例を用いて説明する。
【0009】アクティブマトリクス基板50の一部に
は、互いに逆位相の第1および第2クロック信号が伝わ
る第1クロック信号線61および第2クロック信号線6
2と、各クロック信号を用いて各走査線55の駆動タイ
ミングを伝える走査線制御信号を発生する論理回路60
が形成されている。論理回路60は、各走査線毎に印加
電圧を制御する走査線駆動回路70などで構成され、そ
の他に各走査線駆動回路70へ一定電圧を供給する電源
線65および接地線64と、各走査線駆動回路70の間
で走査線制御信号を伝える制御線63が形成されてお
り、第1クロック信号線61、第2クロック信号線6
2、制御線63、電源線65および接地線64は、アク
ティブマトリクス基板の端部に形成された電極61a,
62a,63a,65a,64aに各々接続される。
は、互いに逆位相の第1および第2クロック信号が伝わ
る第1クロック信号線61および第2クロック信号線6
2と、各クロック信号を用いて各走査線55の駆動タイ
ミングを伝える走査線制御信号を発生する論理回路60
が形成されている。論理回路60は、各走査線毎に印加
電圧を制御する走査線駆動回路70などで構成され、そ
の他に各走査線駆動回路70へ一定電圧を供給する電源
線65および接地線64と、各走査線駆動回路70の間
で走査線制御信号を伝える制御線63が形成されてお
り、第1クロック信号線61、第2クロック信号線6
2、制御線63、電源線65および接地線64は、アク
ティブマトリクス基板の端部に形成された電極61a,
62a,63a,65a,64aに各々接続される。
【0010】図6は、従来の走査線駆動回路70の一例
である。第1クロック信号線61および第2クロック信
号線62には、図3(1),(2)に示すようなお互い
に逆位相である2相のクロック信号φ1,φ2が伝わっ
ており、前段からの制御線63には走査線の駆動タイミ
ングを伝える走査線制御信号STPが前段の走査線駆動
回路から伝わる。
である。第1クロック信号線61および第2クロック信
号線62には、図3(1),(2)に示すようなお互い
に逆位相である2相のクロック信号φ1,φ2が伝わっ
ており、前段からの制御線63には走査線の駆動タイミ
ングを伝える走査線制御信号STPが前段の走査線駆動
回路から伝わる。
【0011】走査線駆動回路70の動作について説明す
ると、アナログスイッチ71,74,75,78および
インバータ72,73,76,77でシフトレジスタ回
路が構成され、走査線制御信号STPが前段からの制御
線63によって1パルス入力すると、クロック信号φ1
がH(ハイレベル)となったときに、アナログスイッチ
71が導通してインバータ72に入力され、L(ローレ
ベル)を出力する。このときインバータ73はHを出力
するが、クロック信号φ2がLのため、アナログスイッ
チ74,75は遮断状態である。
ると、アナログスイッチ71,74,75,78および
インバータ72,73,76,77でシフトレジスタ回
路が構成され、走査線制御信号STPが前段からの制御
線63によって1パルス入力すると、クロック信号φ1
がH(ハイレベル)となったときに、アナログスイッチ
71が導通してインバータ72に入力され、L(ローレ
ベル)を出力する。このときインバータ73はHを出力
するが、クロック信号φ2がLのため、アナログスイッ
チ74,75は遮断状態である。
【0012】次に、クロック信号φ1がLに、クロック
信号φ2がHに各々反転すると、アナログスイッチ71
が遮断し、アナログスイッチ74,75は導通すること
によって、インバータ72の入力がHに保持されるとと
もに、インバータ76にLが入力され、その出力はHと
なり、インバータ77はLを出力する。そのため、次段
の走査線駆動回路へ接続された制御線63によって伝わ
る走査線制御信号STPは、Hとなるとともに、バッフ
ァ79,80を介して走査線55にHを出力して、該走
査線55に接続されたスイッチング素子53を導通させ
る。
信号φ2がHに各々反転すると、アナログスイッチ71
が遮断し、アナログスイッチ74,75は導通すること
によって、インバータ72の入力がHに保持されるとと
もに、インバータ76にLが入力され、その出力はHと
なり、インバータ77はLを出力する。そのため、次段
の走査線駆動回路へ接続された制御線63によって伝わ
る走査線制御信号STPは、Hとなるとともに、バッフ
ァ79,80を介して走査線55にHを出力して、該走
査線55に接続されたスイッチング素子53を導通させ
る。
【0013】次に、クロック信号φ1がHに、クロック
信号φ2がLに各々反転すると、アナログスイッチ7
1,78が導通し、アナログスイッチ74,75が遮断
することによって、インバータ76の入力がLに保持さ
れて、次段への走査線制御信号STPがHに保持される
とともに、前段からの走査線制御信号STPがLになれ
ば、インバータ72にLが入力されて、その出力はHと
なる。
信号φ2がLに各々反転すると、アナログスイッチ7
1,78が導通し、アナログスイッチ74,75が遮断
することによって、インバータ76の入力がLに保持さ
れて、次段への走査線制御信号STPがHに保持される
とともに、前段からの走査線制御信号STPがLになれ
ば、インバータ72にLが入力されて、その出力はHと
なる。
【0014】次に、クロック信号φ1がLに、クロック
信号φ2がHに各々反転すると、アナログスイッチ7
1,78が遮断してアナログスイッチ74,75が導通
することによって、インバータ76にHが入力され、次
段への走査線駆動信号STPがLになるとともに、走査
線55に接続されたスイッチング素子53が遮断され
る。
信号φ2がHに各々反転すると、アナログスイッチ7
1,78が遮断してアナログスイッチ74,75が導通
することによって、インバータ76にHが入力され、次
段への走査線駆動信号STPがLになるとともに、走査
線55に接続されたスイッチング素子53が遮断され
る。
【0015】このように前段からの走査線制御信号ST
Pとして、クロック信号φ1の立上がり時にHで、次の
立上がり時にLとなるパルスが入力されると、クロック
1周期分の時間幅を有するパルスが走査線55に出力さ
れるとともに、次段の走査線駆動回路ではクロック1周
期分遅延して、同様なパルスがその走査線に出力される
ため、結局、論理回路60はクロック1周期毎に各走査
線を順次走査することができる。なお、各スイッチング
素子の導通時間は、15μsecから100μsecの
範囲に設定される。
Pとして、クロック信号φ1の立上がり時にHで、次の
立上がり時にLとなるパルスが入力されると、クロック
1周期分の時間幅を有するパルスが走査線55に出力さ
れるとともに、次段の走査線駆動回路ではクロック1周
期分遅延して、同様なパルスがその走査線に出力される
ため、結局、論理回路60はクロック1周期毎に各走査
線を順次走査することができる。なお、各スイッチング
素子の導通時間は、15μsecから100μsecの
範囲に設定される。
【0016】図7は、図6に示した走査線駆動回路70
のシフトレジスタ回路の入力部付近の導体の一部を示し
た正面図である。図7の2点鎖線で囲まれた部分90
は、図6の2点鎖線で囲まれた部分90に対応してお
り、第1クロック信号線61および第2クロック信号線
62の導体が平行に形成され、第1クロック信号線61
の導体は途中で枝別れして第2クロック信号線62の導
体と絶縁膜を介して交差し、さらに走査線制御信号ST
Pが伝わる制御線63の導体と絶縁膜を介して交差して
いる。なお、導体の配線構造は、Ta,Alなどからな
る下層金属膜と、SiNx,SiO2などからなる絶縁膜
と、Ti,Moなどからなる上層金属膜とからなる金属
膜−絶縁膜−金属膜の3層構造で形成されており、図7
において、たとえば第1クロック信号線61および第2
クロック信号線62は下層金属膜で配線され、第1クロ
ック信号線61の枝別れが第2クロック信号線62と交
差する場合に、コンタクトホール82を介して上層金属
膜にて配線され、さらにコンタクトホール63で下層金
属膜へ接続される。同様に、制御線63は、上層金属膜
で配線され、絶縁膜を介して第1クロック信号61と容
量結合して斜視部の交差領域で結合容量81が生じ、ア
ナログスイッチ71に接続されている。
のシフトレジスタ回路の入力部付近の導体の一部を示し
た正面図である。図7の2点鎖線で囲まれた部分90
は、図6の2点鎖線で囲まれた部分90に対応してお
り、第1クロック信号線61および第2クロック信号線
62の導体が平行に形成され、第1クロック信号線61
の導体は途中で枝別れして第2クロック信号線62の導
体と絶縁膜を介して交差し、さらに走査線制御信号ST
Pが伝わる制御線63の導体と絶縁膜を介して交差して
いる。なお、導体の配線構造は、Ta,Alなどからな
る下層金属膜と、SiNx,SiO2などからなる絶縁膜
と、Ti,Moなどからなる上層金属膜とからなる金属
膜−絶縁膜−金属膜の3層構造で形成されており、図7
において、たとえば第1クロック信号線61および第2
クロック信号線62は下層金属膜で配線され、第1クロ
ック信号線61の枝別れが第2クロック信号線62と交
差する場合に、コンタクトホール82を介して上層金属
膜にて配線され、さらにコンタクトホール63で下層金
属膜へ接続される。同様に、制御線63は、上層金属膜
で配線され、絶縁膜を介して第1クロック信号61と容
量結合して斜視部の交差領域で結合容量81が生じ、ア
ナログスイッチ71に接続されている。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
走査線駆動回路において、クロック信号線と走査線との
交差領域の発生は、走査線を順次駆動するアクティブマ
トリクス方式においては避けることができない。
走査線駆動回路において、クロック信号線と走査線との
交差領域の発生は、走査線を順次駆動するアクティブマ
トリクス方式においては避けることができない。
【0018】走査線駆動回路70を構成するアナログス
イッチやインバータなどは、一般に、絵素電極を制御す
るスイッチング素子と同じ回路形式で形成されており、
特にスイッチング素子としてTFTやMOSFETが用
いられる場合は、アナログスイッチ71のオン抵抗が比
較的高いため、制御線63は高インピーダンスとなって
いる。そのため、制御線63は他の導体からの信号が混
入しやすい状態にあり、第1クロック信号線61と容量
結合すると、図3(3)に示すように、走査線制御信号
STPにクロック信号φ1のパルス波形が重畳されて異
常パルスが生じ、論理回路60が誤動作を生ずるという
課題がある。
イッチやインバータなどは、一般に、絵素電極を制御す
るスイッチング素子と同じ回路形式で形成されており、
特にスイッチング素子としてTFTやMOSFETが用
いられる場合は、アナログスイッチ71のオン抵抗が比
較的高いため、制御線63は高インピーダンスとなって
いる。そのため、制御線63は他の導体からの信号が混
入しやすい状態にあり、第1クロック信号線61と容量
結合すると、図3(3)に示すように、走査線制御信号
STPにクロック信号φ1のパルス波形が重畳されて異
常パルスが生じ、論理回路60が誤動作を生ずるという
課題がある。
【0019】本発明の目的は、前述した課題を解決する
ため、複数の絵素電極への印加電圧を制御するスイッチ
ング素子をマトリクス駆動する際に、走査線を制御する
走査線制御信号へのクロック信号の重畳を解消して、論
理回路の誤動作を防ぐことができるアクティブマトリク
ス基板を提供することである。
ため、複数の絵素電極への印加電圧を制御するスイッチ
ング素子をマトリクス駆動する際に、走査線を制御する
走査線制御信号へのクロック信号の重畳を解消して、論
理回路の誤動作を防ぐことができるアクティブマトリク
ス基板を提供することである。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明は、絶縁性基板上
に、複数の絵素電極および前記絵素電極への印加電圧を
制御するスイッチング素子がマトリクス状に形成されて
おり、前記スイッチング素子を駆動するための複数の走
査線と、互いに逆位相の第1および第2クロック信号が
伝わる第1クロック信号線および第2クロック信号線
と、前記第1および第2クロック信号を用いて、前記走
査線の駆動タイミングを伝える走査線制御信号を発生す
る論理回路とが形成されたアクティブマトリクス基板に
おいて、前記走査線制御信号が伝わる導体が絶縁膜を介
して第1クロック信号線の導体と交差して第1結合容量
を形成し、かつ絶縁膜を介して第2クロック信号線の導
体と重なって第2結合容量を形成していることを特徴と
するアクティブマトリクス基板。
に、複数の絵素電極および前記絵素電極への印加電圧を
制御するスイッチング素子がマトリクス状に形成されて
おり、前記スイッチング素子を駆動するための複数の走
査線と、互いに逆位相の第1および第2クロック信号が
伝わる第1クロック信号線および第2クロック信号線
と、前記第1および第2クロック信号を用いて、前記走
査線の駆動タイミングを伝える走査線制御信号を発生す
る論理回路とが形成されたアクティブマトリクス基板に
おいて、前記走査線制御信号が伝わる導体が絶縁膜を介
して第1クロック信号線の導体と交差して第1結合容量
を形成し、かつ絶縁膜を介して第2クロック信号線の導
体と重なって第2結合容量を形成していることを特徴と
するアクティブマトリクス基板。
【0021】
【作用】本発明に従えば、走査線制御信号が伝わる導体
が絶縁膜を介して第1クロック信号線の導体と交差して
第1結合容量を形成し、かつ絶縁膜を介して第2クロッ
ク信号線の導体と重なって第2結合容量を形成している
ことによって、一方のクロック信号が一方の結合容量を
介して走査線制御信号へ重畳しても、逆位相である他の
クロック信号が他方の結合容量を介して該走査線制御信
号へ重畳するため、重畳されたクロック信号を相殺する
ことができ、異常パルスの発生を防止することができ
る。
が絶縁膜を介して第1クロック信号線の導体と交差して
第1結合容量を形成し、かつ絶縁膜を介して第2クロッ
ク信号線の導体と重なって第2結合容量を形成している
ことによって、一方のクロック信号が一方の結合容量を
介して走査線制御信号へ重畳しても、逆位相である他の
クロック信号が他方の結合容量を介して該走査線制御信
号へ重畳するため、重畳されたクロック信号を相殺する
ことができ、異常パルスの発生を防止することができ
る。
【0022】
【実施例】図1は、本発明の一実施例であるアクティブ
マトリクス基板を構成する走査線駆動回路10の回路図
である。走査線駆動回路10の構成は、図6に示したも
のと同様に、アナログスイッチ11,14,15,18
およびインバータ12,13,16,17からなるシフ
トレジスタ回路と、バッファ19,20で構成されてお
り、第1クロック信号線1および第2クロック信号線2
にはお互いに逆位相のクロック信号φ1,φ2が伝わっ
ており、制御線3には走査線の駆動タイミングを伝える
走査線制御信号STPが前段の走査線駆動回路から伝わ
る。なお、制御線3と第2クロック信号線との間に結合
容量22が形成されている点が従来のものと相違する。
マトリクス基板を構成する走査線駆動回路10の回路図
である。走査線駆動回路10の構成は、図6に示したも
のと同様に、アナログスイッチ11,14,15,18
およびインバータ12,13,16,17からなるシフ
トレジスタ回路と、バッファ19,20で構成されてお
り、第1クロック信号線1および第2クロック信号線2
にはお互いに逆位相のクロック信号φ1,φ2が伝わっ
ており、制御線3には走査線の駆動タイミングを伝える
走査線制御信号STPが前段の走査線駆動回路から伝わ
る。なお、制御線3と第2クロック信号線との間に結合
容量22が形成されている点が従来のものと相違する。
【0023】各アナログスイッチ11,14,15,1
8、インバータ12,13,16,17およびバッファ
19,20を構成する能動素子は、アクティブマトリク
ス基板の製造工程の簡略化のため、絵素電極を制御する
スイッチング素子と同じ素子構成であることが好まし
い。
8、インバータ12,13,16,17およびバッファ
19,20を構成する能動素子は、アクティブマトリク
ス基板の製造工程の簡略化のため、絵素電極を制御する
スイッチング素子と同じ素子構成であることが好まし
い。
【0024】走査線駆動回路10の動作は、前述したも
のと同様であって、前段からの走査線制御信号STPと
して、クロック信号φ1の立上がり時にHで、つぎの立
上がり時にLとなるパルスが入力されると、クロック1
周期分の時間巾を有するパルスが走査線5に出力され
て、次段の走査線駆動回路ではクロック1周期分遅延し
て同様なパルスがその走査線に出力されるため、結局、
論理回路60はクロック周期毎に各走査線を順次走査す
ることができる。
のと同様であって、前段からの走査線制御信号STPと
して、クロック信号φ1の立上がり時にHで、つぎの立
上がり時にLとなるパルスが入力されると、クロック1
周期分の時間巾を有するパルスが走査線5に出力され
て、次段の走査線駆動回路ではクロック1周期分遅延し
て同様なパルスがその走査線に出力されるため、結局、
論理回路60はクロック周期毎に各走査線を順次走査す
ることができる。
【0025】このような各走査線の走査に同期して、各
絵素に対応した映像信号を複数のデータ線54を介して
伝送することによって、映像の二次元表示を行うことが
できる。
絵素に対応した映像信号を複数のデータ線54を介して
伝送することによって、映像の二次元表示を行うことが
できる。
【0026】図2(a)は、図1に示した走査線駆動回
路のシフトレジスタ回路の入力部付近の導体の一部を示
した正面図であり、図2(b)は図2(a)のA−A′
断面図である。図2(a)の2点鎖線で囲まれた部分3
0は、図1の2点鎖線で囲まれた部分30に対応してお
り、導体の配線構造は、図7で示したものと同様に、ガ
ラスや石英などの絶縁性基板31の上に、Ta,Alな
どからなる下層金属膜32がスパッタリングなどにより
形成され、SiNx,SiO2などからなる絶縁膜33が
プラズマCVDなどにより形成され、Ti,Moなどか
らなる上層金属膜34がスパッタリングなどにより形成
され、全体として金属膜−絶縁膜−金属膜の3層構造を
有し、各層のパターンはプラズマエッチングなどにより
形成される。また、アナログスイッチ11は、絵素電極
への印加電圧を制御するスイッチング素子と同様な構成
であって、Ta,Alなどからなるゲート電極11a
と、SiNx ,SiO2 などからなる絶縁膜11bと、
アモルファスSi、多結晶Siなどからなる機能膜11
cと、Ti,Moなどからなるソース電極11dおよび
ドレイン電極11eとで構成される。
路のシフトレジスタ回路の入力部付近の導体の一部を示
した正面図であり、図2(b)は図2(a)のA−A′
断面図である。図2(a)の2点鎖線で囲まれた部分3
0は、図1の2点鎖線で囲まれた部分30に対応してお
り、導体の配線構造は、図7で示したものと同様に、ガ
ラスや石英などの絶縁性基板31の上に、Ta,Alな
どからなる下層金属膜32がスパッタリングなどにより
形成され、SiNx,SiO2などからなる絶縁膜33が
プラズマCVDなどにより形成され、Ti,Moなどか
らなる上層金属膜34がスパッタリングなどにより形成
され、全体として金属膜−絶縁膜−金属膜の3層構造を
有し、各層のパターンはプラズマエッチングなどにより
形成される。また、アナログスイッチ11は、絵素電極
への印加電圧を制御するスイッチング素子と同様な構成
であって、Ta,Alなどからなるゲート電極11a
と、SiNx ,SiO2 などからなる絶縁膜11bと、
アモルファスSi、多結晶Siなどからなる機能膜11
cと、Ti,Moなどからなるソース電極11dおよび
ドレイン電極11eとで構成される。
【0027】第1クロック信号線1および第2クロック
信号線2は下層金属膜で配線され、第1クロック信号1
の枝別れが第2クロック信号線2と交差する場合に、コ
ンタクトホール23を介して上層金属膜に配線され、さ
らにコンタクトホール24で下層金属膜へ接続される。
同様に、制御線3は、上層金属膜で配線され、絶縁膜を
介して第1クロック信号線と容量結合して、斜視部の交
差領域で結合容量21が生じてアナログスイッチ11に
接続されるとともに、その途中で枝別れし、絶縁膜を介
して第2クロック信号線2とも容量結合して、斜視部の
交差領域で結合容量22が形成される。
信号線2は下層金属膜で配線され、第1クロック信号1
の枝別れが第2クロック信号線2と交差する場合に、コ
ンタクトホール23を介して上層金属膜に配線され、さ
らにコンタクトホール24で下層金属膜へ接続される。
同様に、制御線3は、上層金属膜で配線され、絶縁膜を
介して第1クロック信号線と容量結合して、斜視部の交
差領域で結合容量21が生じてアナログスイッチ11に
接続されるとともに、その途中で枝別れし、絶縁膜を介
して第2クロック信号線2とも容量結合して、斜視部の
交差領域で結合容量22が形成される。
【0028】図3は、走査線駆動回路の各信号の波形を
示したタイミングチャートである。制御線3と第1クロ
ック信号線1とが結合容量21によって容量結合してい
るため、制御線3に伝わる走査線制御信号STPにクロ
ック信号φ1のパルス波形が重畳されるが、一方、制御
線3と第2クロック信号線2とも結合容量22によって
容量結合しているため、制御線3に伝わる走査線制御信
号STPに逆位相のクロック信号φ2が重畳されること
になり、結局、クロック信号φ1の重畳パルスとクロッ
ク信号φ2の重畳パルスがお互いに相殺されて、走査線
制御信号STPは正常なパルス波形を保つことができる
(図3(4)参照)。したがって、異常なパルス発生に
より論理回路60の誤動作を防止することが可能とな
る。
示したタイミングチャートである。制御線3と第1クロ
ック信号線1とが結合容量21によって容量結合してい
るため、制御線3に伝わる走査線制御信号STPにクロ
ック信号φ1のパルス波形が重畳されるが、一方、制御
線3と第2クロック信号線2とも結合容量22によって
容量結合しているため、制御線3に伝わる走査線制御信
号STPに逆位相のクロック信号φ2が重畳されること
になり、結局、クロック信号φ1の重畳パルスとクロッ
ク信号φ2の重畳パルスがお互いに相殺されて、走査線
制御信号STPは正常なパルス波形を保つことができる
(図3(4)参照)。したがって、異常なパルス発生に
より論理回路60の誤動作を防止することが可能とな
る。
【0029】なお、以上の実施例において、走査線制御
信号STPが伝わる制御線3が、第1クロック信号線1
および第2クロック信号線2とそれぞれ1箇所ずつで容
量結合している例を説明したが、それぞれ2箇所以上で
容量結合していても構わず、結合容量の和を各々調整す
ることによって、異常パルス発生を同様に防ぐことがで
きる。
信号STPが伝わる制御線3が、第1クロック信号線1
および第2クロック信号線2とそれぞれ1箇所ずつで容
量結合している例を説明したが、それぞれ2箇所以上で
容量結合していても構わず、結合容量の和を各々調整す
ることによって、異常パルス発生を同様に防ぐことがで
きる。
【0030】また本発明は、絵素電極への印加電圧を制
御するスイッチング素子が二端子素子であって、データ
線が対向基板に形成される表示パネルなどにも同様に適
用することができる。
御するスイッチング素子が二端子素子であって、データ
線が対向基板に形成される表示パネルなどにも同様に適
用することができる。
【0031】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
走査線制御信号が伝わる導体が絶縁膜を介して第1クロ
ック信号線の導体と交差して第1結合容量を形成し、か
つ絶縁膜を介して第2クロック信号線の導体と重なって
第2結合容量を形成していることによって、2つのクロ
ック信号の重畳が相殺されて異常なパルス発生を防ぐこ
とができ、論理回路の誤動作を簡単な構成で確実に防止
することができる。また、本発明は、制御線の導体の形
状を修正するだけで実現することができるため、アクテ
ィブマトリクス基板の製造コスト増を抑えることができ
る。
走査線制御信号が伝わる導体が絶縁膜を介して第1クロ
ック信号線の導体と交差して第1結合容量を形成し、か
つ絶縁膜を介して第2クロック信号線の導体と重なって
第2結合容量を形成していることによって、2つのクロ
ック信号の重畳が相殺されて異常なパルス発生を防ぐこ
とができ、論理回路の誤動作を簡単な構成で確実に防止
することができる。また、本発明は、制御線の導体の形
状を修正するだけで実現することができるため、アクテ
ィブマトリクス基板の製造コスト増を抑えることができ
る。
【図1】本発明の一実施例であるアクティブマトリクス
基板を構成する走査線駆動回路の回路図である。
基板を構成する走査線駆動回路の回路図である。
【図2】図1に示した走査線駆動回路のシフトレジスタ
回路の入力部付近の導体の一部を示した正面図である。
回路の入力部付近の導体の一部を示した正面図である。
【図3】走査線駆動回路の各信号の波形を示したタイミ
ングチャートである。
ングチャートである。
【図4】本発明の前提となるアクティブマトリクス基板
の概略的構成を示した正面図である。
の概略的構成を示した正面図である。
【図5】アクティブマトリクス基板と対向基板の配置を
示す概略的斜視図である。
示す概略的斜視図である。
【図6】従来の走査線駆動回路の一例である。
【図7】図6に示した走査線駆動回路のシフトレジスタ
回路の入力部付近の導体の一部を示した正面図である。
回路の入力部付近の導体の一部を示した正面図である。
1 第1クロック信号線 2 第2クロック信号線 3 制御線 5 走査線 10 走査線駆動回路 11,14,15,18 アナログスイッチ 12,13,16,17 インバータ 19,20 バッファ 21,22 結合容量 23,24 コンタクトホール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤木 裕 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (72)発明者 片岡 義晴 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (72)発明者 宮後 誠 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−3008(JP,A) 特開 昭49−114333(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G09G 3/36 G02F 1/133 G02F 1/1333 G02F 1/1345
Claims (1)
- 【請求項1】 絶縁性基板上に、複数の絵素電極および
前記絵素電極への印加電圧を制御するスイッチング素子
がマトリクス状に形成されており、 前記スイッチング素子を駆動するための複数の走査線
と、 互いに逆位相の第1および第2クロック信号が伝わる第
1クロック信号線および第2クロック信号線と、 前記第1および第2クロック信号を用いて、前記走査線
の駆動タイミングを伝える走査線制御信号を発生する論
理回路とが形成されたアクティブマトリクス基板におい
て、 前記走査線制御信号が伝わる導体が絶縁膜を介して第1
クロック信号線の導体と交差して第1結合容量を形成
し、かつ絶縁膜を介して第2クロック信号線の導体と重
なって第2結合容量を形成していることを特徴とするア
クティブマトリクス基板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4085780A JP2939043B2 (ja) | 1992-04-07 | 1992-04-07 | アクティブマトリクス基板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4085780A JP2939043B2 (ja) | 1992-04-07 | 1992-04-07 | アクティブマトリクス基板 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05289632A JPH05289632A (ja) | 1993-11-05 |
| JP2939043B2 true JP2939043B2 (ja) | 1999-08-25 |
Family
ID=13868404
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4085780A Expired - Lifetime JP2939043B2 (ja) | 1992-04-07 | 1992-04-07 | アクティブマトリクス基板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2939043B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5712653A (en) * | 1993-12-27 | 1998-01-27 | Sharp Kabushiki Kaisha | Image display scanning circuit with outputs from sequentially switched pulse signals |
| KR100205259B1 (ko) * | 1996-03-04 | 1999-07-01 | 구자홍 | 액티브매트릭스 액정디스플레이의 구동회로 |
| JP4099913B2 (ja) * | 1999-12-09 | 2008-06-11 | セイコーエプソン株式会社 | 電気光学装置、そのクロック信号調整方法および回路、その生産方法、ならびに電子機器 |
| KR101014172B1 (ko) * | 2004-09-13 | 2011-02-14 | 삼성전자주식회사 | 구동유닛 및 이를 갖는 표시장치 |
| KR101259727B1 (ko) * | 2008-10-24 | 2013-04-30 | 가부시키가이샤 한도오따이 에네루기 켄큐쇼 | 반도체 장치 |
-
1992
- 1992-04-07 JP JP4085780A patent/JP2939043B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05289632A (ja) | 1993-11-05 |
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