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JP2940180B2 - 回線端末装置 - Google Patents
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JP2940180B2 - 回線端末装置 - Google Patents

回線端末装置

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JP2940180B2
JP2940180B2 JP2854391A JP2854391A JP2940180B2 JP 2940180 B2 JP2940180 B2 JP 2940180B2 JP 2854391 A JP2854391 A JP 2854391A JP 2854391 A JP2854391 A JP 2854391A JP 2940180 B2 JP2940180 B2 JP 2940180B2
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伸一 中根
邦彦 山下
芳功 大石
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電話回線に接続され電
話回線の極性反転を検出後、インピーダンスを半閉結状
態に制御してデータ通信を行うノーリンギング回線端末
装置に関するものでる。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の回線端末装置は、図6に
示すように電話回線1に接続され、電話回線1の極性反
転を検出する極性反転検出部2と、ノーリンギング呼出
信号を検出するNRS信号検出部3と、このノーリンギ
ング呼出信号に応答する信号を送出するANS信号送出
部4と、通信相手先とのデータ送受信を行う送受信部5
と、電話回線1の直流インピーダンスを開放ないし半閉
結ないし閉結に切り替えるインピーダンス制御部6と、
電話機などの通信機器の後段に接続された他装置9のオ
フフック検出を行うオフフック検出部7と、上記構成要
素の全体を制御する主制御部8とからなっていた。主制
御部8では、極性反転検出部2により電話回線1の極性
反転を検出すると、インピーダンス制御部6により電話
回線1の直流インピーダンスを開放(例えば∞Ω)から
半閉結(例えば10kΩ)に切り替え、電話回線に現れ
るノーリンギング呼出信号を受信待機する。NRS信号
検出部3により期待されるノーリンギング呼出信号を正
常に受信できた場合は、このノーリンギング呼出信号に
応答するANS信号を、ANS信号送出部4より電話回
線1へ送出し、以後は次の極性反転を検出するまで送受
信部5を用いてノーリンギング通信を行うものである。
一方、受信したノーリンギング呼出信号が期待される信
号でなかった場合や、極性反転検出後一定時間以上ノー
リンギング呼出信号を受信できなかった場合は、ANS
信号を送出せずに、インピーダンス制御部6により電話
回線1の直流インピーダンスを、半閉結から開放に戻し
ノーリンギング通信を終了させる。送受信部5を用いた
ノーリンギング通信中、極性反転検出部2により電話回
線1の極性反転を再び検出した場合は、インピーダンス
制御部6により電話回線1の直流インピーダンスを半閉
結から開放に戻しノーリンギング通信を終了させる。同
様に、ノーリンギング通信中にオフフック検出部7から
のオフフック検出信号を受信した場合にも、インピーダ
ンス制御部6により、電話回線1の直流インピーダンス
を半閉結から開放に戻しノーリンギング通信を終了させ
る。また、本回線端末装置から発信する場合は、インピ
ーダンス制御部6により、電話回線1の直流インピーダ
ンスを開放(例えば∞Ω)から閉結(例えば300Ω)
に切り替え、ダイヤリング動作を開始する。すなわちノ
ーリンギング回線に対応したAA(自動発着信)型NC
U機能を搭載しているものである。ここで極性反転検出
部2、NRS信号検出部3、ANS信号送出部4、送受
信部5、インピーダンス制御部6および主制御部8を合
わせ一般的なノーリンギング回線網制御部全体を構成し
ていると見なすことができる。
【0003】オフフック検出部7は、電話機などの通信
機器の後段に接続された他装置9に流れる電流を計測
し、電流が所定値以上であれば、他装置9のオフフック
検出信号を主制御部8に伝えるものであるが、これは他
装置9自体が直流インピーダンスを閉結制御したことを
示している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、オフフック検出部により後段に接続され
た他装置9のオフフック状態(すなわち閉結)を検出す
るだけなので、半閉結状態を検出することはできない。
また、図5aのような後段にではなく図5bのように、
本回線端末装置と並列に他装置9が接続された場合、他
装置9の閉結ないし半閉結状態を検出することもできな
い。さらに、電話回線の断線やショートといった異常状
態を検出することもできないという課題を有していた。
【0005】本発明はかかる従来の課題を解決するもの
で、電話回線間の電圧を計測することで、同一電話回線
に接続された他装置または本回線端末装置に接続された
他装置のインピーダンスの状態を検出し、異常状態であ
れば報知することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の回線端末装置は、電話回線間の電圧を計測す
る回線電圧検出部と、非通信中インピーダンス制御部に
よる開放ないし半閉結ないし閉結制御に対応する回線電
圧をあらかじめ記憶しておき、記憶された回線電圧と現
在回線電圧検出部から計測される回線電圧との差から前
記回線上の状態を検出する状態検出部と、状態検出部か
らの信号を受け異常状態を報知する異常報知部を備えた
ものである。
【0007】
【作用】本発明は上記した構成によって、本回線端末装
置のインピーダンス制御部による開放・半閉結・閉結制
御中の電話回線間の電圧をあらかじめ把握しておき同一
回線上に接続された他装置のインピーダンス状態を検出
する。
【0008】例えば電話交換機から本回線端末装置へ供
給される電源電圧を48v、電話回線1の線路抵抗を2
kΩと仮定する。いま他装置が接続されていない場合、
直流インピーダンスを開放(例えば∞Ω)・半閉結(例
えば10kΩ)・閉結(例えば300Ω)制御すると、
線路抵抗と本回線端末装置との合成抵抗はそれぞれ∞
Ω、12kΩ、2.3kΩとなる。よって電話回線1に現
れる電圧はそれぞれ V(開放時)=48〔V〕 V(半閉結時)=(48/12k)*10k〔V〕 =40〔V〕 V(閉結時)=(48/2.3k)*0.3k〔V〕 ≒6.3〔V〕 となる。よって例えば本回線端末装置が開放制御してい
るにかかわらず回線電圧が48vでなく約40vと計測
される場合は同一電話回線に接続されている他装置が半
閉結制御していることになる。回線電圧が約6.3vと計
測される場合は同一回線上に接続されている他装置が閉
結制御していることになる(すなわちオフフック検出す
る)。またこれは本回線端末装置が半閉結制御している
ノーリンギング通信中にも適用する。半閉結制御中(例
えば10kΩ)に他装置が開放制御から半閉結制御(例
えば10kΩ)にすると、電話回線間電圧Vは40vか
ら V=48/(2k+10k/2)*10k/2〔V〕≒
34.3〔V〕 に移行する。同様に半閉結制御中に他装置が閉結制御
(例えば300Ω)すると、電話回線間電圧は約6.1v
となるので、同一回線上に接続された他装置のインピー
ダンス制御状態を検出する。これは本回線端末装置の後
段に他装置が接続された場合でも図5bのように本回線
端末装置と並列に他装置を接続された場合でも全く同じ
効果となる。
【0009】また本回線端末装置が開放制御しているに
かかわらず回線間電圧が0vであった場合は、電話回線
の断線・未接続またはショート故障であることが考えら
れる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづ
いて説明する。
【0011】図1において、図6で示した従来の回線端
末装置と同一機能を持つブロック図で示す要素には同一
番号を付与する。電話回線1には、電話回線1の極性反
転を検出する極性反転検出部2と、ノーリンギング呼出
信号を検出するNRS信号検出部3と、このノーリンギ
ング呼出信号に応答する信号を送出するANS信号送出
部4と、通信相手先とのデータ送受信を行う送受信部5
と、電話回線1の直流インピーダンスを開放ないし半閉
結ないし閉結に切り替えるインピーダンス制御部6と、
電話回線1の電圧を計測する回線電圧検出部10とが接
続されている。状態検出部11は、インピーダンス制御
部6及び回線電圧検出部10に接続され、非通信中にイ
ンピーダンス制御部6による開放ないし半閉結ないし閉
結制御に対応する回線電圧をあらかじめ記憶しておき、
記憶された回線電圧と現在回線電圧検出部10から計測
される回線電圧との差から電話回線上のインピーダンス
状態を検出し、状態検出信号を異常報知部12へ送出す
る。
【0012】主制御部8には極性反転検出部2、NRS
信号検出部3、ANS信号送出部4、送受信部5、イン
ピーダンス制御部6、回線電圧検出部10、異常報知部
12とが接続されている。尚、本回線端末装置の後段に
は電話機などの他装置9が接続されている。
【0013】異常報知部12は、状態検出部11からの
状態検出信号を受け異常状態か否かを判定する異常判定
部12aと異常状態であると判定されるとこれを表示す
るためのLED表示部12bとから構成される。また異
常状態であると判定されると状態検出部11は主制御部
8に対し、通信禁止要求信号を送出する。
【0014】ノーリンギング通信の制御手順は従来例で
示したものと同じであるため詳述しないが、同様のノー
リンギング回線網制御部を構成している。
【0015】まず状態検出部11における動作を図2お
よび図3のフローチャートを用いて説明する。本回線端
末装置を電話回線1に接続し、他の装置が未接続または
開放制御中の状態で初期登録動作を実施する。また初期
登録中は登録完了まで非通信中かつ極性反転が発生しな
いことを確認しておかなければならない(ステップ20
1,202,214)。非通信中は開放制御状態である
がまずステップ203で閉結制御後、回線電圧を計測し 3v≦計測電圧≦20v であれば閉結電圧として記憶するが、そうでなければ範
囲エラーとして登録を中止する。(ステップ204,2
05)同様にステップ206〜208で半閉結制御中の
計測電圧が 20v≦計測電圧≦50v であること、ステップ209〜211で開放制御中の計
測電圧が 40v≦計測≦60v であることを確認する。さらにステップ212,213
で閉結電圧<半閉結電圧<開放電圧であることも確認
し、3種類の電圧情報を登録する。登録が中止の場合に
は再度初期登録動作を実施する。
【0016】次に図3で回線状態検出の動作を示す。ス
テップ301では現在の回線電圧を計測しこれがvε
(>0)より大きければステップ303に進むが、そう
でなければ回線断線/未接続ないしショート故障とみな
し、主制御部8に回線断線検出信号を伝え終了する。
(ステップ302)ステップ303では図2に示した初
期登録が完了しているか否かを確認し、未登録ならばそ
のまま終了する。現在本回線端末装置が閉結制御中か半
閉結制御中か開放制御中かに応じ、ステップ304,3
05はステップ306〜308のいずれかに分岐する。
閉結制御中ならばステップ306であらかじめ登録され
ている閉結電圧と現在計測された計測電圧との差V1
(=閉結電圧−計測電圧)を求める。ステップ309〜
311では V1≦v11 ならステップ320へ進み、他装置9は開放状態である
と判定後、開放状態検出信号を主制御部8に伝え終了す
る。
【0017】v11<V1≦v12 ならステップ319へ進み、他装置9は半閉結状態であ
ると判定後、半閉結状態検出信号を主制御部8に伝え終
了する。
【0018】v12<V1 ならステップ318へ進み、他装置9は閉結状態である
と判定後、閉結状態検出信号を主制御部8に伝え終了す
る。ここで 0<v11<v12<閉結電圧 である。同様にステップ312〜314で本回線端末装
置が半閉結制御中に他装置9の接続状態を判定し、ステ
ップ315〜317で本回線端末装置が開放制御中に他
装置9の接続状態を判定する。実際には回線電圧の計測
は1度のみではなく複数回連続して読み取り、安定した
電圧が得られることを確認する。また開放状態・半閉結
状態・閉結状態の間に不確実領域を設けても構わない。
【0019】次に異常報知部12における異常判定動作
を図4のフローチャートを用いて説明する。前述したよ
うに状態検出部11からの状態検出信号には、断線検出
状態、他装置回線開放状態、他装置回線半閉結状態、他
装置回線閉結状態の4種類がある。ステップ401で断
線検出状態であればすぐに異常状態とみなしステップ4
10へ進む。断線検出状態でなければステップ402へ
進み、本回線端末装置が開放制御中であれば他装置9も
開放状態であるか否かを調べる。ステップ403におい
て他装置9が開放状態でなければ異常状態ではないが、
この場合には次にステップ411へ進み通信禁止要求信
号だけ送出して終了する。本回線端末装置が半閉結制御
中(ステップ404)であれば、他装置9が閉結状態に
なっている(ステップ405)かどうかを調べ、そうで
あれば異常状態とみなしステップ410へ進む。他装置
9が半閉結状態の場合は1秒以上半閉結状態を保持して
いれば(ステップ406,407)、異常状態とみなし
ステップ410へ進む。本回線端末装置が半閉結制御中
で他装置9が開放制御中の場合は正常状態とみなしステ
ップ408へ進む。また本回線端末装置が閉結制御中の
場合は他装置9のインピーダンス状態を確認することな
く正常状態とみなし、ステップ408へ進む。ステップ
408ではLEDを消灯させ、さらに通信禁止要求は出
力しない(ステップ409)で終了する。ステップ41
0ではLEDを点滅させることで異常状態を報知後、通
知禁止要求信号を出力(ステップ411)して終了す
る。
【0020】この動作により、例えば複数の回線端末装
置が同一回線上に接続されている場合、規定台数以上の
回線端末装置が接続されていると、回線上の直流インピ
ーダンスが低下するため異常状態を判定できることにな
る。また誤って複数の回線端末装置が同じノーリンギン
グ呼出信号に応答するよう設定されていた場合、同時に
半閉結状態を保持することになるので同様に回線上のイ
ンピーダンスが低下するため異常状態を判定できること
になる。
【0021】ここでは異常状態のLED表示を1種類と
したが、内容別に異常報知の種類を分けてもよい。
【0022】上記構成において、本回線端末装置が通信
中か否かにかかわらずまた同一電話回線に本回線端末装
置を複数台接続した場合の接続形態にかかわらず、電話
回線および電話回線上に接続された他装置9の直流イン
ピーダンス状態を常時監視するよう作用し、異常報知部
12で異常と判定された場合に本回線端末装置の通信を
即座に終了させるとともにその異常状態を報知できると
いう効果がある。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明の回線端末装置によ
れば次の効果が得られる。
【0024】システム稼働中のまま回線上のインピーダ
ンス状態を常時監視し、異常の場合無駄な通信制御を回
避するとともに異常報知できるのでメンテナンス上非常
に有利である。特に複数の回線端末装置が同一回線上に
接続されている場合、規定台数以上の回線端末装置が接
続されていないか、誤って複数の回線端末装置が同時に
半閉結状態を保持していないかなどを自動的に診断でき
るためシステム全体の信頼性を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における回線端末装置の機能
ブロック図
【図2】同装置における状態検出部の動作を説明するフ
ローチャート
【図3】同装置における状態検出部の動作を説明するフ
ローチャート
【図4】同装置における異常報知部の異常判定動作を説
明するフローチャート
【図5】(a)同装置の後段に設けられた他装置の接続
形態を示すブロック図(b)同装置と並列に設けられた
他装置の接続形態を示すブロック図
【図6】従来の回線端末装置の機能ブロック図
【符号の説明】
2 極性反転検出部 3 NRS信号検出部 4 ANS信号送出部 5 送受信部 6 インピーダンス制御部 10 回線電圧検出部 11 状態検出部 12 異常報知部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大石 芳功 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−314056(JP,A) 特開 平1−256854(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04M 11/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回線のインピーダンスを開放ないし半閉結
    ないし閉結のそれぞれに切り替えるノーリンギング回線
    網制御部と、回線電圧を計測する回線電圧検出部と、非
    通信中に開放ないし半閉結ないし閉結にしたそれぞれに
    対応する前記回線電圧をあらかじめ記憶しこの記憶され
    た回線電圧と前記回線電圧検出部から計測される回線電
    圧との差から前記回線のインピーダンス状態を検出する
    状態検出部と、前記状態検出部からの信号を受け異常状
    態を報知する異常報知部とを備えた回線端末装置。
  2. 【請求項2】状態検出部は、開放制御中に回線電圧検出
    部から計測される回線電圧が所定値以下の場合、断線検
    出信号を異常報知部へ送出する請求項1記載の回線端末
    装置。
  3. 【請求項3】状態検出部は、開放ないし半閉結ないし閉
    結制御中に回線電圧検出部から計測される回線電圧があ
    らかじめ記憶された回線電圧より所定値以上低い場合、
    他装置の接続検出信号を異常報知部へ送出する請求項1
    記載の回線端末装置。
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