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JP2944941B2 - 訪問看護支援システム用携帯端末 - Google Patents
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JP2944941B2 - 訪問看護支援システム用携帯端末 - Google Patents

訪問看護支援システム用携帯端末

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JP2944941B2
JP2944941B2 JP27031596A JP27031596A JP2944941B2 JP 2944941 B2 JP2944941 B2 JP 2944941B2 JP 27031596 A JP27031596 A JP 27031596A JP 27031596 A JP27031596 A JP 27031596A JP 2944941 B2 JP2944941 B2 JP 2944941B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、訪問看護支援シス
テム及びこのシステムの構築に関連する技術に関する。
特に、係るシステムにおいて用いられる携帯端末におい
て、看護内容(ケア内容)のチェックを行うのが容易な
携帯端末に関する。
【0002】
【従来の技術】医療の現場において、重要な事項に「治
療」や、「診断」などがある。更に、医療の現場におい
ては「看護」も重要なものとして認識されている。その
ため、この看護を支援するシステムは従来から種々のも
のが提案されている。
【0003】例えば、特開平7−114596号公報に
は看護管理システムの例が示されている。ここに示され
ている看護管理システムの構成図が図14に示されてい
る。この看護管理システムは、看護に関するデータを正
しく、漏れなく入力し、日勤者と夜勤者との引継を円滑
にすることを目的にする。
【0004】図14に示されているように、携帯入力装
置20は、電子手帳型の小型コンピュータであり、看護
者の氏名、被看護者の氏名、看護の日時、看護の内容を
入力するために用いられている。入力されたこれらのデ
ータは、携帯入力装置20のメモリにいったん記憶され
た後、所定時刻に光通信によってホスト・コンピュータ
11に伝送される。ホスト・コンピュータ11は、引継
に必要な連絡事項を上記データから抽出して表にまとめ
表示装置12に表示する。更に、これらのデータはプリ
ンタ13により印字され得る。
【0005】このように、特開平7−114596号公
報に記載されている看護管理システムは主に病院や診療
所内での看護を円滑にするために用いられるものであ
る。
【0006】しかし、近年病院を退院した後の一定期間
の看護や入院するまでもない患者の看護をする目的でい
わゆる訪問看護が種々の団体により行われている。その
ため、このいわゆる訪問看護をより円滑にするためのシ
ステムが求められている。例えば、図15には、携帯端
末を応用した訪問看護システムの一例を示す。図15に
示されているように、訪問看護に先立って、まず訪問す
る患者データをパソコンから携帯端末に伝送する。この
伝送は看護ステーションにおいて行われる。次に、この
携帯端末を携えて訪問看護者が患者宅に訪れ、看護の結
果、患者の容態などを携帯端末に入力する。そして、訪
問看護が終了した後、看護ステーションにおいて患者デ
ータが携帯端末からパソコンに伝送されるのである。こ
れによって、パソコン内の患者データの更新が行われ
る。ここに示されているシステムは、簡単で高速な検索
機能により見たいデータをすぐに出力できると共に、看
護者の業務効率も大幅にアップするとされている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の訪
問看護支援システムにおいては、パソコンを中心とし
て、携帯端末に患者データをダウンロードしたり、携帯
端末に入力した患者データをパソコンにアップロードす
ることにより、患者データの集中管理が可能である。
【0008】しかし患者データをパソコンから携帯端末
にダウンロードしたり、あるいはパソコンにアップロー
ドしたりしながら看護を支援するシステムは従来の病院
内で行われてきた支援システムと結局のところ同一の構
成を有するものである。
【0009】例えば、図16は、病院や診療所内におい
て用いられる看護支援システムである。ここに示されて
いるシステムはホストコンピュータと、これとICカー
ド等を通じてデータのやりとりを行うペン入力型携帯端
末とを備えたシステムである。
【0010】上記図15に示されている訪問看護支援シ
ステムは、図16における病院内の看護支援システムの
端末を訪問の際に携帯するようにしたものである。しか
しながら、実際の訪問看護においては、各患者ごとにし
なければならない看護作業は、病院内の患者よりはるか
に多岐にわたり、かつ患者が療養している場所の環境も
各患者ごとに大きく異なる。また、病院内のシステムと
は異なり訪問看護の間隔は一般に長くなる(数日に一回
や、数週間に一回等)ため、看護者間の申し送り事項
や、チェック項目等も極めて複雑なものとなりがちであ
る。そのため、更に訪問看護を支援するためのきめの細
かい機能を有するシステムが所望されている。
【0011】本発明はかかる課題に鑑みなされたもので
あり、その目的はより効率的でかつ円滑な訪問看護を行
うために優れた訪問看護支援システムを提供すること、
及びそれに関連する技術を提供することである。
【0012】具体的には、係るシステムにおいて訪問看
護に携行される携帯端末であって、ケア内容のチェック
が容易に行える携帯端末を提供することが、本発明の目
的である。
【0013】
【課題を解決するための手段】第1の本発明は、上記課
題を解決するために、訪問看護支援システムに用いら
れ、患者宅に携行する携帯端末において、看護項目を実
施したか否かをチェックする欄を表示し、前記欄に実施
したか否かを入力しうる入力手段を含み、前記入力手段
は、前記看護項目が前回実施されている場合に、前回実
施されていなかった場合と異なる形態で前記欄を表示す
る表示手段を備えていることを特徴とする訪問看護支援
システム用携帯端末である。
【0014】第2の本発明は、上記課題を解決するため
に、前記入力手段は、前記各欄を、その欄が対応する前
記看護項目に応じてカテゴリー毎に分類して表示する分
類表示入力手段、を含むことを特徴とする第1の本発明
の訪問看護支援システム用携帯端末である。
【0015】第3の本発明は、上記課題を解決するため
に、前記入力手段により入力された看護項目を表示する
手段であって、前記入力された前記看護項目をそのカテ
ゴリー毎に分類して表示する分類表示手段、を含むこと
を特徴とする第1の本発明の訪問看護支援システム用携
帯端末である。
【0016】第3の本発明においては、入力した項目を
表示する際に、カテゴリー毎に表示が行われる。そのた
め、カテゴリー毎に入力された看護内容の確認を行うこ
とができる。
【0017】第4の本発明は、上記課題を解決するため
に、前記表示手段は、前記欄の色彩を、前回実施されて
いるか否かによって異ならしめて表示することを特徴と
する第1の本発明の訪問看護支援システム用携帯端末で
ある。
【0018】第5の本発明は、上記課題を解決するため
に、前記表示手段は、前回実施されていたか否かによっ
て、前記欄に枠を表示するか否かを決定することを特徴
とする第1の本発明の訪問看護支援システム用携帯端末
である。
【0019】第6の本発明は、上記課題を解決するため
に、前記表示手段は、前回実施されているか否かによっ
て、前記欄に所定のマークを表示するか否かを決定する
ことを特徴とする請求項1記載の訪問看護支援システム
用携帯端末である。
【0020】第7の本発明は、上記課題を解決するため
に、前記入力手段による入力が完了したときに、前回実
施された前記看護項目に対して、実施された旨が入力さ
れていない場合には、警告を発する警告手段、を含むこ
とを特徴とする第15又は6の本発明の
訪問看護支援システム用携帯端末である。
【0021】第8の本発明は、上記課題を解決するため
に、前記警告手段は、所定の音声による警告を出力する
ことを特徴とする第7の本発明の訪問看護支援システム
用携帯端末である。
【0022】第9の本発明は、上記課題を解決するため
に、前記警告手段は、所定の光による警告を出力するこ
とを特徴とする第7の本発明の訪問看護支援システム用
携帯端末である。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を図面に基づいて説明する。まず、本訪問看護システム
の概要について説明し、次に、携帯端末におけるケア内
容のチェックについて説明する。
【0024】実施の形態1 図1には、本発明の好適な実施の形態に係る訪問看護支
援システムの構成及びその動作の流れを表す説明図が示
されている。図1に示されているように、この訪問看護
支援システム全体を制御するサーバ100が、例えば訪
問看護ステーションや、診療所内に設けられている。こ
のサーバ100は、患者データや患者に対して行われた
看護の履歴の情報などを管理している。更に、外部から
の操作・要求により、このサーバ100が管理する患者
データや看護履歴情報は外部に出力され、印刷等に供さ
れる。この印刷等の結果、患者の一覧表や、ケア実績一
覧表、経過観察一覧表等が印刷され得る。
【0025】本訪問看護支援システムは、このサーバ1
00と、このサーバ100にLAN又は回線接続され得
る複数の携帯端末102とから構成されている。この携
帯端末102は、いわゆるペンPCが用いられ、だれで
も容易に操作ができるように構成されている(以下LA
N接続の場合について事例を示す。)。
【0026】まず、訪問看護を行う前に、看護者は、訪
問看護に携行すべき携帯端末102をサーバ100に接
続する。そして、これから訪問看護をしようとする患者
に関する患者データ(看護履歴の情報を含む)をサーバ
100からダウンロードする。このダウンロードは、看
護者の管理負担を軽減させるために、看護スケジュール
システム104によって示される患者のデータが自動的
に選択され、その患者データが携帯端末102にダウン
ロードされるのである。
【0027】本実施の形態において特徴的なことは、こ
のようにスケジュールに従って特に看護者の指示がなく
とも自動的に患者データがダウンロードされることであ
る。さらに、一度ダウンロードがされた患者データは、
更新不可フラグが設定され、他の看護者がダウンロード
し、データを書き換えて更新したりすることはできな
い。このように、本実施の形態においては、一旦正規の
ダウンロードが行われた後は、更新不可フラグが設定さ
れるので、患者データが2重に更新されたり、誤ってデ
ータが破壊されたりする恐れを小さくすることができ
る。すなわち、患者データをダウンロードするプログラ
ムは、患者データのダウンロードの要求があった場合に
は、更新不可フラグが設定されているか否かを検査し、
設定されていれば、ダウンロードを許可しないのであ
る。
【0028】具体的には、サーバ100内において、患
者毎のデータの上記更新フラグを格納したテーブルが作
成されており、患者データのダウンロードによってフラ
グが設定されるのである。
【0029】患者データがダウンロードされた後、看護
者は携帯端末をサーバ100から切り離し、患者宅に訪
問看護に向かう。患者宅において、この携帯端末を用い
て、所定の看護を行い、その記録をつけると共に、患者
の身体状況(病気の症状も含む)の記録もこの携帯端末
102を利用して行われる。
【0030】訪問看護が終了すると、看護者は看護の記
録や、患者の身体状況などが記録された携帯端末102
を再びサーバ100に接続する。そして、今回新たに記
録された情報がサーバ100内に記憶・保存されるので
ある。
【0031】上述したように、患者データには更新不可
フラグが設定されているが、正規にダウンロードした看
護者から患者データのアップロードがあった場合には、
患者データは更新され、併せて更新不可フラグも解除さ
れる。この更新不可フラグの解除は、患者データのアッ
プロードプログラムによって併せて行われる。
【0032】このように、本実施の形態においては、看
護ステーションなどに設けられたサーバ100に集中的
に患者データ・看護履歴データ等を管理し、訪問看護を
行う際には、必要な患者データ等を携帯端末102にダ
ウンロードして、この携帯端末を患者宅に携行してい
る。このため、多数の患者を取り扱う場合においても、
全てのデータを効率よく管理することができると共に、
看護スケジュールシステム104に基づいて、自動的に
必要な患者データが携帯端末102にダウンロードされ
るので、訪問者の管理負担が大幅に低減するという効果
を奏する。更に、患者宅において、看護者が看護データ
及び患者の身体状況などを携帯端末102に入力し、こ
の携帯端末102をサーバ100に接続されることによ
り、訪問看護において行われた所定の看護や、患者の身
体状況等をサーバ100に新たに登録することが可能で
ある。更に、このサーバ100に集中的に記憶された患
者データ等は外部からの操作により、容易に見ることが
可能であるので、全体の訪問看護の様子を容易に管理可
能な訪問看護支援システムが提供される。
【0033】訪問看護のスケジュール管理機能 上述したように、本訪問看護支援システムにおいては、
看護者が訪問看護に出発する前に、所定の携帯端末10
2をサーバ100にLAN接続し、看護スケジュールに
基づいて患者データを携帯端末102にダウンロードし
た。この患者データのダウンロードの詳細な動作を表す
フローチャートが図2に示されている。図2に示されて
いるように、訪問スケジュールの設定や訪問スケジュー
ルの変更がステップST2−1及びステップST2−2
において、必要に応じて随時実施される。このようにし
て、作成された訪問スケジュールを表すスケジュールフ
ァイルは、図2の表形式の部分にその構成が示されてい
るように、日付と時間と、患者名とを含む構成をなして
いる。また、この表中には示されていないが、その患者
に対する訪問看護者の名称もスケジュールファイルに記
録されている。なお、図1においては、このようなスケ
ジュールファイルを管理する看護スケジュールシステム
104は、サーバ100とは別体に構成されているよう
に説明したが、この看護スケジュールシステム104を
サーバ100内部の機能として実現することも好適であ
る。いずれの構成を採用する場合においても、サーバ1
00は、看護スケジュールシステム104が管理するス
ケジュールファイル(図2参照)の内容に基づき、所定
の患者データを携帯端末102にダウンロードするので
ある。
【0034】次に、例えば1995年8月1日の訪問看
護についての患者データがダウンロードされる様子につ
いて説明する。まず、ステップST2−3において携帯
端末102であるペンPCをサーバ100にLAN接続
してこの携帯端末102を立ち上げる。そして、看護者
はサーバ100から今日(1995年8月1日)訪問す
る予定の患者の患者データをダウンロードしようとす
る。
【0035】すると、サーバ100は、携帯端末102
からのダウンロードの要求に基づき、患者検索処理を起
動する。この時、看護スケジュール機能が稼働している
か否かによりダウンロードの動作が異なる。ステップS
T2−5においてはスケジュール機能が稼働しているか
否かの検査が行われ、スケジュール機能が稼働していな
い場合には、看護者の手入力によりダウンロードすべき
患者データが選択される。
【0036】一方、スケジュール機能が稼働している場
合には、ステップST2−6において看護者はダウンロ
ードすべき日程の範囲を入力する。この入力は、例えば
1995年8月1日から4日間、すなわち1995年8
月4日までのように携帯端末102から看護者が入力す
る。
【0037】すると、サーバ100は看護スケジュール
104が管理するスケジュールファイルの内容を参照
し、1995年8月1日から同年8月4日までの間のこ
の看護者が訪問する予定の患者名を抽出する。例えば図
2に示されているスケジュールファイルに基づけば、患
者はA、B、Cの3名である。サーバ100はこの3人
の患者名A、B、Cを携帯端末102に送出し、看護者
に確認を促す(ステップST2−7)。
【0038】さて、看護者はこの表示された患者名を見
て、追加/削除の必要があるか否かを判断する。それ
は、急に患者の要求があり訪問看護をしなければならな
くなった場合や、患者が急に来院した場合などに迅速に
対応するためである。ステップST2−8において患者
の追加や削除が必要がないと看護者が判断した場合に
は、ステップST2−9において現在選択されている患
者名に対応する患者の患者データがサーバ100から携
帯端末102にダウンロードされる。このデータは、一
般に患者マスタと呼ばれている。すなわち、図2に模式
的に示されているように、サーバ側の患者マスタのファ
イルから、携帯端末102であるペンPCの患者マスタ
に所定の患者の患者データ、看護履歴の情報などがダウ
ンロードされているのである。
【0039】一方、上記ステップST2−8において患
者の追加が必要であると看護者が判断した場合には、ス
テップST2−10において、看護者が患者の名称を入
力することにより、患者データの検索が行われる。な
お、本訪問看護支援システムにおいては、患者の名称が
仮名名前方一致検索により行われるため、看護者は患者
の名前を入力する。なお、このステップST2−10
は、上記ステップST2−5においてスケジュール機能
が稼働していないと判断された場合にもこの処理が行わ
れる。すなわち、看護スケジュールシステム104が機
能していない場合には、訪問すべき患者の名称は全て看
護者が入力することになる。
【0040】反対に、ステップST2−8において患者
の削除が必要であると看護者が判断した場合には、ステ
ップST2−11において削除処理が行われる。この削
除処理は、サーバ100が、携帯端末102において看
護者が入力した削除の要求に対応して対象患者の候補か
ら所定の患者名を取り除く処理を言う。
【0041】上記ステップST2−10またはステップ
ST2−11のいずれの場合においても、追加/削除さ
れた後の患者名の一覧が再びサーバ100から携帯端末
102に送出され、対象となる患者の名称が携帯端末1
02において看護者に表示される。これによって、ステ
ップST2−12において、訪問看護の対象となる患者
の看護者による確認が再び行われるのである。そして、
この確認の結果患者の追加や削除が再び必要であるかも
しくは必要ないかがステップST2−8において再び判
断され、上述した処理と同様の処理が再び行われる。
【0042】このように、本実施の形態の訪問看護シス
テムにおいては、原則として各携帯端末102を操作す
る各操作者(看護人)が自分で患者名を指定してデータ
をダウンロードするのではなく、予め定められた看護ス
ケジュールに従っていわば自動的に患者データがダウン
ロードされるのである。そのため、訪問看護に出発する
前の作業を簡略化でき、看護者の事務的な負担を軽減す
ることに寄与する。勿論、急なスケジュールの変更など
の場合も上述したように看護者が患者名を追加したり削
除したりすることが可能であるため、柔軟に対応するこ
とが可能である。
【0043】ケア内容のチェック 本実施の形態において特徴的なことはケア内容のチェッ
ク機能を有していることである。以下、詳細に説明す
る。
【0044】実施の形態2 本実施の形態2における携帯端末102は、患者の身体
状況を入力する機能のほかに、実際の看護内容の記録を
する機能も有している。本実施の形態においては、この
看護内容をケア内容と呼んでいる。図3には、本携帯端
末102において、ケア内容のチェックをする場合のケ
ア内容選択場面の様子が示されている。
【0045】本携帯端末102においては、ケア内容
を、「リハビリ訓練・レクリエーション」と、「保険・
相談・指導」と、「介護・看護・診療の介助」及び「家
事援助」等に分類してそれぞれ管理している。図3に
は、この中で「家事援助」について具体的なケア内容が
表示されている場合が示されている。この家事援助のケ
アとしては図3に示されているように例えば「移動の介
助」や「排泄の介助」等が含まれている。そして、今回
行ったケアについては、対応するチェックボックス内
に、スタイラスペンを用いてそれぞれチェックをいれて
ゆくのである。このように、行ったケアについてそれが
終了したことをそれぞれこの画面で記入するため、まだ
行っていないケアの内容が一目で把握することができ、
実行するのを忘れてしまうことを防止することが可能で
ある。
【0046】本実施の形態において特徴的なことは、前
回行ったケアについては、その周囲の色を変えて表示さ
れていることである。図3に示されているように、16
1:移動の介助と、163:食事の介助とは他のケアと
はその周囲の色が異なって表示されている。これは、こ
の161:移動の介助と、163:食事の介助とが前回
行ったケアであることを表している。このように、本携
帯端末102においては単に行ったケア(看護内容)を
チェックするだけでなく、前回行っていたケアを操作者
に一目で分かるように表示しているのである。このよう
な構成によって、前回行っているにもかかわらず今回そ
のケアを忘れてしまうということを防止することが可能
である。図3に示されているように、移動の介助と食事
の介助の周囲の色が他のケアとは異なっているため、看
護者は、この二つの項目については今回も行うように注
意を喚起されるからである。
【0047】このように、本携帯端末102によれば、
前回行ったケアは今回においても特にその注意を喚起さ
れるため、実行し忘れてしまうことを防止することがで
きるが、万が一、前回行ったにもかかわらず今回そのケ
アを行わなかった場合には、一定の警告が出力されるよ
うに構成されている。
【0048】すなわち、図3に示されているように、前
回行ったケアとして移動の介助と、食事の介助とが示さ
れているが、これらのケアをせずに(これらのケアに対
応するチェックボックスにチェックをいれずに)このケ
ア内容の選択画面を終了する場合には、画面に、警告を
表すメッセージが表示されるのである。例えば、このメ
ッセージは「前回行ったにもかかわらず、今回行ってい
ない介護内容があります。このまま登録しますか?」等
のメッセージが好適である。もし、本当に今回はそのケ
アをする必要がないのであれば、操作者はこのまま終了
することを選択するであろうし、もし何らかの過誤によ
りするべきであったケアをしていなかったもしくは画面
に入力するのを忘れていたなどの場合には、もう一度図
3に示されるケア内容の選択画面に戻り、所定のケアに
ついてチェックをいれることになる。
【0049】このように、本携帯端末102において
は、前回行ったケアを一目で看護者に知らせることが可
能であり、かつ、前回行いつつも今回行わなかったケア
があれば一定の警告を看護者に行った。このため、前回
行っているにもかかわらず今回同様のケアを忘れてしま
うのを未然に防止することが可能である。
【0050】本実施の形態においては、前回行ったケア
を表示するためその周辺の色を他のケアとは異なる色と
したが、前回行っていることを操作者に知らせることが
できれば他の方法を採用しても構わない。例えば、各ケ
アの頭に所定のマークを付することも考えられよう。更
に、前回行ってケアについてチェックが記入されずに登
録画面が終了した場合に本実施の形態においては所定の
警告メッセージを画面に表示したが、所定の警告音を発
するように構成することも好適である。この警告音は、
「チェック漏れがあります」等の音声メッセージや、ま
たは単なるビープ音等が好適である。これらの警告音
は、それ単体としても、また画面に表示される所定のメ
ッセージと共に使用されることが望ましい。もちろん、
警告の際に、LED等を点滅させるようにすることも操
作者の注意を喚起する上で好適である。
【0051】実施の形態3 以下、本発明の好適な実施の形態2に係る実施ケア内容
のチェック機能について説明する。
【0052】本実施の形態3は、上述した実施の形態2
と同様に訪問看護支援システムにおける携帯端末に搭載
されている機能の1つである。この機能は、訪問看護に
おいて、訪問者が患者(要援護者)に対して行ったケア
の内容を登録する機能である。
【0053】図4は、本実施の形態に係る携帯端末のケ
ア内容選択画面の様子を表す説明図である。このケア内
容選択画面は、訪問看護を行ったその日に施したケアの
内容をケア内容の一覧画面から選択することによって入
力する画面である。入力できるケアの内容は4個のカテ
ゴリーに分類されている。この分類は、図4に示されて
いるように、介護・看護・診療の介助と、家事援助と、
リハビリ訓練・レクリエーションと、保健・相談・指導
と、の4個のカテゴリーである。これらのカテゴリー
は、図4に示されているようにいわゆるタブをタップす
ることにより入力できるカテゴリーの切替が行われるよ
うに画面が設定されている。入力したいケアが属するカ
テゴリーのタブをスタイラスペンなどにより操作者はタ
ップをし、ケア内容を画面に表示させ、入力するケア内
容のチェックボックスをペンなどによりタップすること
によってそのケアを登録する。
【0054】このようにして、ケア内容選択画面におい
ては入力するケア内容のチェックボックスを含む表示が
なされる。
【0055】また、図4に示されているように、本実施
の形態に係るケア内容選択画面においては選択されたケ
ア内容を登録するための登録ボタン1004が設けられ
ている。また、ケア内容の選択を中止し、メニュー画面
に戻るためのメニューボタン1006も備えられてい
る。
【0056】また、図4には、介護・看護・診療の介助
のカテゴリーを選択した場合のケア内容選択画面の様子
が示されているが、図4の状態から家事援助のタブ10
00をタップすると、図5に示されているように家事援
助のカテゴリーに属するケア内容を表示する画面に移行
する。
【0057】ケア内容の入力 ケア内容の入力は、まず、所望のタブ1000をタップ
して、カテゴリーを選択する。すると、そのカテゴリー
に属するケア内容の一覧が画面に表示される。ケア内容
の一覧を画面に表示させた後、実施したケア内容に付さ
れているチェックボックス1002を操作者はタップす
る。このタップによって、チェックボックス1002は
×印が表示され、そのケア内容が選択されたことが示さ
れる。チェックボックス1002に×印が表示されてい
る画面の様子が図6の説明図に示されている。図6に示
されている画面は、カテゴリーとして介護・看護・診療
の介助が選択され、また実施したケア内容として、排泄
の介助、着替の介助、寝衣交換・採尿が選択されてお
り、そのチェックボックス1002には×印が表示され
ている。実施したケア内容を操作者は全て選択し、その
後登録ボタン1004をタップする。この登録ボタン1
004のタップにより選択された内容の登録が行われ
る。登録とは、本実施の形態においては選択した内容を
ファイルに保存することを言う。
【0058】入力ケア内容の確認 本実施の形態3においては、図4から図6において説明
したようにケア内容選択画面においてケア内容の登録が
行われている。この登録したケア内容を確認する上にお
いて、本実施の形態2においてはケア内容確認画面を用
意している。このケア内容確認画面が表示されている様
子が図7の説明図に示されている。ケア内容確認画面に
おいては登録されたケア内容の一覧を4個のカテゴリー
毎に表示を行っている。例えば、図7に示されている例
においては介護・看護・診療の介助のカテゴリーに属す
るケア内容として、排泄の介助、着替の介助、寝衣交
換、採尿とが示されている。また、家事援助のカテゴリ
ーにおいては入力したケア内容として屋内清掃と、布団
干しの2つの実施ケアが示されている。さらに、リハビ
リ訓練・レクリエーションのカテゴリーにおいては、機
能チェック、言語訓練、対話の3個のケア内容が表示さ
れている。また、保健・相談・指導のカテゴリーにおい
ては、栄養相談のケア内容が示されている。
【0059】本実施の形態3においては入力したケア内
容をそのケア内容のカテゴリー毎に分類して表示されて
いるため、どのようなケアを実施したか否かを明確に把
握することが可能である。
【0060】ケア内容入力時の前回内容とのチェック 上記図4において説明したように、実施したケア内容
は、ケア内容選択画面において各カテゴリー毎にそれぞ
れ入力することが可能である。
【0061】本実施の形態3においてはこのケア内容選
択画面において前回の訪問看護において実施されたケア
内容を示す機能が備えられている。図8には、図4と同
様にケア内容選択画面が表示されているが、前回の訪問
看護時に登録された(行われた)ケア内容が、通常のケ
ア内容とは異なる表示がなされている様子が示されてい
る。例えば、図8には前回の訪問看護時に行われたケア
内容をそのケア内容の項目を枠で囲んで表示する例が示
されている。このように前回行われたケア内容を枠で囲
んで表示しているため、前回実施したケア内容が一目で
把握できるという特徴を有している。
【0062】なお、図8に示されている例においては、
前回行ったケア内容はそのケア内容の項目を枠で囲むこ
とによって表したが、通常のケア内容と異なる表示方法
であれば、どのようなものでも構わない。例えば、前回
実施したケア内容の項目を反転表示したり、または別の
色彩(赤や青)で表示することも好適である。勿論、そ
の前回実施されたケア内容の項目の頭に所定のマークを
付すような表示を行っても構わない。
【0063】このように、前回の訪問看護時に行われた
ケア内容が一目で分るため、前回行われて、今回誤って
行われないようなケアが発生することを、未然に防止す
ることが可能である。
【0064】本実施の形態3においては前回実施された
ケア内容について、例えば四角い枠で囲む表示をするな
どして、通常のケア内容とは異なる表示を行い、前回実
施したケア内容が一目で分るように構成されている。し
かしながら、訪問看護時に行うケア内容は、本来医師の
指示や看護婦間で実施される会議によって予め定められ
ている場合が多い。本実施の形態2においてはこの予め
定められているケア内容の予定をケア計画と呼ぶ。そし
て、本来訪問看護において行われるケア内容はこのケア
計画に基づいて行われる場合が多い。そのため、前回実
施されたケア内容だけでなく、ケア計画において示され
ている実施すべきケア内容についても、四角い枠で囲む
などして他の通常のケア内容とは異なる表示をすること
が望ましい。
【0065】このように、ケア計画によって決められて
いるケア内容と、前回実施されたケア内容とを一目で把
握できるように構成すれば、実施すべきケア内容が一目
で把握できるという効果を奏する。なお、前回実施され
たケア内容と、ケア計画で決められているケア内容と
は、同じ種類の表示とすることも好適であるが、異なる
表示(例えば異なる色彩で表示する)などの工夫をする
ことによって、ケア計画によるケア内容であるのか、計
画にない場合であっても前回実施したケア内容であるの
か、などについて詳細な情報を得ることも可能となる。
【0066】本実施の形態3においては、前回実施され
たケア内容を知ることができる他に、今回の訪問看護に
おいて実施したケア内容の登録の際に、前回実施された
ケア内容との照合を行っている。この照合チェックにお
いて、前回実施されたケア内容であって、今回選択され
なかったケア内容が存在する場合には確認のためのメッ
セージボックスの表示を行って、実施すべきケア内容が
実施されないことを未然に防止している。このようなメ
ッセージボックスが画面に表示されている様子が、図9
の説明図に示されている。この図9に示されている画面
の説明図は、例えば着替の介助や寝衣交換などのケア内
容が前回及び今回でも実施されているのに対し、排泄の
介助については前回行われているが今回は行われていな
い(図9において排泄の介助には×印が付けられていな
いことに留意されたい)場合が示されている。この状態
から、登録ボタン1004を操作者がタップすると登録
を実際に行う前にメッセージボックス1010が表示さ
れる。このメッセージボックス1010は、図9に示さ
れているように、前回実施したケア内容であって、今回
は実施されていないものがある旨の警告をするメッセー
ジボックスである。このメッセージボックス1010に
はOKボタンと、キャンセルボタンとの2つのボタンが
設けられており、操作者がOKボタンをタップした場合
には、登録処理が続行される。一方、操作者がキャンセ
ルボタンをタップした場合には、登録処理は行われず、
再びケア内容選択画面が表示され、ケア内容の選択を行
うことが可能である。
【0067】以上述べたように、本実施の形態3によれ
ば、前回のケア内容が一目で把握できるため、ケアの実
施漏れを未然に防止することが可能である。さらに、ケ
ア内容選択画面において入力したケア内容と、前回実施
されたケア内容とを、入力したケア内容の登録時に比較
照合し、前回実施しているにも拘わらず、今回未実施の
ものがある場合には所定の警告メッセージを表示してい
る。そのため、操作者に注意を促すことができ、実施漏
れの防止をより一層図ることが可能である。
【0068】ファイル構成 本実施の形態に係る携帯端末における実施ケア内容のチ
ェック機能に関連して、携帯端末内のハードディスクな
どに格納されているファイルの構成が図10に示されて
いる。図10(1)にはケアマスタファイル1100の
構成が示されている。このケアマスタファイル1100
は訪問看護において実施される全てのケア内容が登録さ
れているファイルであり、具体的にはケア内容を表すケ
アコードとケア名称とが記録されたファイルである。ケ
アコードとしては、例えば「000」などの3桁の数字
などが用いられ、ケア名称としては「病状の観察」など
が割り当てられている。
【0069】ケア計画ファイル1102の構成が、図1
0(2)に示されている。このケア計画ファイル110
2は、要援護者(患者)に対し、毎回行うケア内容が登
録されているファイルである。具体的には、図10
(2)に示されているように、要援護者(患者)ID
と、実施ケアコードとの組が登録されているファイルで
ある。実施ケアコードの数値は、上記ケアマスタファイ
ル1100のケアコードと同一である。また、図10
(2)には要援護者IDとして、「00001」のみが
示されているが、その携帯端末が複数の患者に対する訪
問看護に携行される場合には、要援護者IDとして複数
の数値が用いられる。
【0070】図10(3)には、経過観察ファイル11
04の構成が示されている。この経過観察ファイル11
04は、訪問看護時の記録が登録されるファイルであ
り、要援護者(患者)IDと訪問日とをキーとするファ
イルである。この要援護者IDと訪問日とから特定され
るレコードには実施ケア内容テーブルが格納されてお
り、この実施ケア内容テーブルには最大10個のケア内
容を登録することが可能である。このテーブルの最大1
0個の項目の具体的な値としては上記ケアコード(ケア
マスタファイル1100参照)が用いられる。本実施の
形態2においては実施ケア内容テーブルとして最大10
個までのテーブルを用意したが、個数を無制限にするこ
とも好適である。
【0071】メモリ構成 本実施の形態3に係る携帯端末の実施ケア内容の入力及
び入力された実施ケア内容のチェック機能が稼動してい
る場合のメモリ内の関連する情報の説明図が図11に示
されている。まず、図11(1)には要援護者IDと、
訪問日付とが格納されている。この2つの項目は、経過
観察ファイル1104や、ケア計画ファイル1102を
検索する場合などに用いられる。この2つの項目は実際
には本携帯端末のメニュー画面において操作者が入力し
た値が用いられ、ケア内容の入力や、ケア内容のチェッ
クにおいてもこれらの値が用いられるのである。
【0072】図11(2)にはケア内容テーブルの構成
が示されている。本実施の形態2においてケア内容が入
力される場合や、ケア内容のチェックが行われる場合に
は、経過観察ファイル1104などに基づきメモリ上に
このケア内容テーブルが展開されている。このケア内容
テーブルには、まず実施されるケアを表すケアコードと
ケア名称がテーブルに格納されている。このケアコード
とケア名称とはケアマスタファイル1100から読み出
すことができる。また、ケア内容テーブルには実施計画
ケアの欄が設けられており、実施計画において行われる
べきケアにチェック(図11(2)においては○印)が
付されている。この実施計画ケアの欄は、ケア計画ファ
イル1102に基づき所定のチェックが入れられてい
る。また、ケア内容テーブルには前回行われたケアを表
す欄も設けられている。この欄は、経過観察ファイル1
104の中から訪問日に最も近い過去の日付のデータに
基づいて構築されるのである。そして、今回の訪問看護
において実施されたケアを入力すべく、ケア内容テーブ
ルには今回実施ケアを表すための欄も設けられている。
【0073】図12には、ケア内容入力画面における動
作を表すフローチャートが示されている。
【0074】まず、ステップST28−1においてメニ
ュー画面からケア内容入力画面を選択すると、次のステ
ップST28−2においてケア内容入力画面の表示が行
われると共に(図4参照)、ケア計画に示されている実
施項目と、前回実施項目とが例えば反転して画面表示が
行われる(図8参照)。このように、前回実施されてい
るケア内容と、ケア計画に登録されているケア内容とが
反転して画面表示が行われるため、前回実施された内容
やケア計画の内容を一目で操作者は把握することが可能
である。
【0075】このステップST28−2における動作に
おいては、まず図4に示されているような4個のタブが
用いられた画面表示が行われる。次に、図11のメモリ
構成において説明した要援護者IDと訪問日付とを用い
て、ケア計画ファイル1102と、経過観察ファイル1
104とをアクセスする。このケア計画ファイル110
2にはその患者に対して行うべきケア内容を表す実施ケ
アコードが格納されているため、この実施ケアコードを
ケアマスタファイル1100を用いて実際のケア名称に
変換し、対応するケア名称を反転表示することによりケ
ア計画に対応するケア内容の反転表示が行われる。さら
に、要援護者IDと、今回の訪問日付とから最も今日の
日付に近い過去の訪問日付を経過観察ファイル1104
から探すことが可能である。このようにして見つけられ
た前回の訪問看護の実施ケア内容テーブルを読み出すこ
とにより、前回行われたケア内容を把握することが可能
である。この実施ケア内容テーブルの内容は図10
(3)に示されているようにケアコードで表されている
ため、このケアコードはケアマスタファイル1100を
用いて実際のケア名称に変換され、対応するケア名称の
表示が反転して表示されるのである。ステップST28
−2においてはケア計画に対応するケア内容と前回実施
されたケア内容に対応する項目をそれぞれ反転して表示
している。
【0076】勿論、上で説明したように、反転表示では
なく、例えば色彩を変更して表示することも好適であ
る。さらに、ケア計画と前回実施項目とで異なる色彩で
表示することも好適である。また、ステップST28−
2においてはケア計画及び前回実施されたケア内容を把
握し、画面表示に反映させたが、このケア計画及び前回
実施項目の内容に基づき上述したケア内容テーブルがメ
モリ上に展開される。図11(2)に示されているよう
にこのケア内容テーブルはケアマスタファイル1100
から全てのケアを読み出し、実施計画ケア、前回実施ケ
ア、の各欄を設け、実施計画においてどのケアが行われ
るものと計画されているか、また前回どのケアが実施さ
れたか、についてそれぞれチェック(図11(2)にお
いては○印)が付されている。
【0077】このケア内容テーブルには、図11(2)
に示されているように今回実施されたケアを記入する欄
も設けられており、今回実施されたケアにチェックが付
されている(このチェックは、図11(2)に示されて
いるように○印で表されている)。
【0078】すなわち、ケア内容入力画面(図6参照)
において操作者がチェックボックス1002をタップす
ることにより×印が付与される、対応するケアの今回実
施ケアの欄にチェック(○印)が付与されるのである。
【0079】ケア内容入力画面においてはこの今回実施
ケアの欄にチェックが付され、最終的にファイルに書き
戻されることにより登録が終了する。
【0080】このように操作者がチェックボックス10
02をチェックすることにより、ケア内容テーブルにそ
の入力内容が反映され(ステップST28−3)、全て
のケア内容の入力が終了した場合には操作者は登録ボタ
ン1004をタッチすることにより登録を行う(ステッ
プST28−4)。
【0081】本実施の形態3においては、登録ボタン1
004がタッチされた場合、すぐにケア内容テーブルの
内容をファイルに書き戻すのではなく、ステップST2
8−5において未選択ケア内容のチェックを行う。この
未選択ケア内容チェックは、実施計画ケアに含まれるケ
アまたは前回実施ケアに含まれるケアであって、今回ケ
アを実施しなかったもの(今回実施ケアに含まれていな
いケア)が発見された場合には、未選択メッセージを表
示するのである。まず、ステップST28−6において
未選択ケア内容があるか否かが検査される。この検査に
おいて未選択ケア内容がない場合には、ステップST2
8−7に処理が移行し、ケア内容テーブルの内容が経過
観察ファイル1104に書き戻されるのである。具体的
には、その訪問日付と訪問を受けた患者の要援護者ID
に基づく新たなレコードが1つ付加されるのである。
【0082】ステップST28−6において未選択ケア
内容があると判断される場合には、ステップST28−
8において未選択メッセージの表示が行われる。この未
選択メッセージの表示は、図9に示されているようなメ
ッセージボックス1010を表示することにより行われ
る。このメッセージボックス1010には、図9におい
て説明したようにOKボタンとキャンセルボタンとが備
えられており、操作者はそのまま登録する場合にはOK
ボタンを、実施したケアの入力を行う場合にはキャンセ
ルボタンをそれぞれタッチする。ステップST28−9
において操作者がそのまま登録することを選択した場合
(すなわち、メッセージボックス1010上のOKボタ
ンをタッチした場合)にはステップST28−7に処理
が移行し、登録処理が行われる。この登録処理では、今
回実施したケア内容に基づく1つのレコードを経過観察
ファイル1104に付加することである。
【0083】一方、ステップST28−9において操作
者がそのまま登録しない場合を選んだ時(すなわち操作
者がメッセージボックス1010においてキャンセルボ
タンをタッチした時)は、上記ステップST28−3に
処理が移行し、メッセージボックス1010が消去され
ると共にケア内容入力画面におけるケア内容の入力を続
行することができる。
【0084】なお、上記ステップST28−7において
登録処理が終了すると、ケア内容入力画面が終了し、メ
ニュー画面に処理が戻ることになる。
【0085】本実施の形態3においては、上記図7にお
いて説明したように、ケア内容入力画面だけでなく、入
力したケア内容を確認するためのケア内容確認画面をも
準備している。
【0086】メニュー画面から、このケア内容確認画面
を操作者が選択するとこのケア内容確認画面が表示され
る。ケア内容確認画面における動作を表すフローチャー
トが図13に示されている。
【0087】図13に示されているように、ステップS
T29−1においてメニュー画面からケア内容の確認画
面を選択すると、ステップST29−2においてカテゴ
リー毎のケア内容の表示が行われる。これは、登録され
たケア内容の確認を行うため、経過観察ファイル110
4から、本日(訪問日付)に該当するレコードの実施ケ
ア内容テーブルを読み出すことによりケア内容の表示を
行うことが可能となる。
【0088】このケア内容確認画面において操作者がO
KボタンなどをタッチすることによりステップST29
−3においてケア内容確認画面の終了が行われる。この
画面が消去されると、元のメニュー画面に処理が移行す
る。
【0089】以上述べたように、本実施の形態3によれ
ば、ケアの内容を4個のカテゴリーに分けて一覧表示を
し、この一覧表示の中から選択することによりケア内容
を入力するように構成したので、極めて容易にケア内容
の入力をすることが可能である。
【0090】さらに、このケア内容の一覧において、前
回実施したケア内容及びケア計画におけるケア内容が共
に表示されるため、実施漏れを未然に防止することが可
能となる。
【0091】そして、選択したケア内容を登録ボタンに
タッチすることにより登録する場合に、実際にファイル
に書き込む前に、前回実施したケア内容(及びケア計画
におけるケア内容)との比較を行い、前回実施したケア
内容であって今回実施されないものが存在する場合に
は、所定の警告を操作者に出力した。そのため、ケアの
実施漏れをより確実に防止することが可能となる。
【0092】なお、本実施の形態においては訪問看護支
援システムの携帯端末において、実施ケアの内容のチェ
ックをするシステムについて説明したが、看護作業だけ
でなく、一般に複数項目の内容を含む作業の管理に本方
法は広く適用することが可能である。
【0093】
【発明の効果】以上述べたように、第1の本発明によれ
ば、前回実施した看護作業が予め判明するので、前回実
施された看護作業を看護者が忘れてしまうことを未然に
防止可能である。
【0094】第2の本発明によれば、カテゴリー毎に看
護項目を入力できるので、看護内容を入力しやすい携帯
端末が提供される。
【0095】第3の本発明によれば、カテゴリー毎に看
護項目が表示されるので、看護内容を把握しやすい携帯
端末が提供される。
【0096】第46の本発明によれば、前回実施
された看護内容を的確に把握することができる携帯端末
が提供される。
【0097】第7の本発明によれば、所定の警告が出力
されるため、実施すべき看護を忘れてしまうことを防止
可能である。
【0098】第8の本発明によれば、音声による警告が
出力されるため、より確実に看護の実行が可能である。
【0099】第9の本発明によれば、光による警告が出
力されるため、より確実に看護の実行が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の好適な実施の形態を表す訪問看護支
援システムの構成を表す説明図である。
【図2】 患者データのダウンロードの詳細な動作を表
すフローチャートである。
【図3】 ケア内容選択画面の様子を表す説明図であ
る。
【図4】 本実施の形態3に係るケア内容選択画面を表
す説明図である。
【図5】 ケア内容選択画面において、タブを操作し他
のカテゴリーの一覧を表示した場合の説明図である。
【図6】 ケア内容選択画面において、実施したケアの
チェックボックスをペンでタップし、×印を付与した様
子を表す説明図である。
【図7】 登録されたケア内容を確認する登録内容確認
画面の様子を表す説明図である。
【図8】 ケア内容選択画面において、前回実施したケ
ア内容が四角い枠線で囲まれて表示される例を表す説明
図である。
【図9】 ケア内容選択画面において選択したケア内容
を登録ボタンをタップすることにより登録する際に、前
回実施したケア内容であって、今回選択しなかったケア
内容がある場合にメッセージボックスが表示される様子
を表す説明図である。
【図10】 本実施の形態3において利用されるファイ
ルの構成図である。
【図11】 本実施の形態3においてケア内容選択画面
が選択された場合に、メモリ上に展開される内容を表す
説明図である。
【図12】 ケア内容入力画面が選択された場合の動作
を表すフローチャートである。
【図13】 ケア内容確認画面が選択された場合の動作
を表すフローチャートである。
【図14】 従来の看護管理システムの説明図である。
【図15】 訪問看護ケアプランソフトのシステムの説
明図である。
【図16】 従来の看護支援システムの説明図である。
【符号の説明】
100 サーバ、102 携帯端末、104 看護スケ
ジュールシステム、1000 タブ、1002 チェッ
クボックス、1004 登録ボタン、1006メニュー
ボタン、1010 メッセージボックス、1100 ケ
アマスタファイル、1102 ケア計画ファイル、11
04 経過観察ファイル。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04L 11/00 310B (72)発明者 佐香 清二 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三菱電機株式会社内 (72)発明者 望月 麻理 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三菱電機株式会社内 (72)発明者 小野 宜子 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三菱電機株式会社内 (72)発明者 新井 時男 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三菱電機株式会社内 (72)発明者 関根 千恵 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三菱電機株式会社内 (72)発明者 杉村 美砂 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三菱電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−114596(JP,A) 特開 平5−233204(JP,A) 特開 平6−44271(JP,A) 特開 平5−20298(JP,A) 特開 平4−291454(JP,A) 特開 平7−168882(JP,A) 実開 平6−56848(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 19/00 G06F 3/00 620 G06F 13/00 357 G06F 17/60 H04L 12/28 JICSTファイル(JOIS)

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 訪問看護支援システムに用いられ、患者
    宅に携行する携帯端末において、 看護項目を実施したか否かをチェックする欄を表示し、
    前記欄に実施したか否かを入力しうる入力手段、 を含み、 前記入力手段は、前記看護項目が前回実施されている場
    合に、前回実施されていなかった場合と異なる形態で前
    記欄を表示する表示手段を備えていることを特徴とする
    訪問看護支援システム用携帯端末。
  2. 【請求項2】 前記入力手段は、前記各欄を、その欄が
    対応する前記看護項目に応じてカテゴリー毎に分類して
    表示する分類表示入力手段、を含むことを特徴とする請
    求項1記載の訪問看護支援システム用携帯端末。
  3. 【請求項3】 前記入力手段により入力された看護項目
    を表示する手段であって、前記入力された前記看護項目
    をそのカテゴリー毎に分類して表示する分類表示手段、
    を含むことを特徴とする請求項1記載の訪問看護支援シ
    ステム用携帯端末。
  4. 【請求項4】 前記表示手段は、前記欄の色彩を、前回
    実施されているか否かによって異ならしめて表示するこ
    とを特徴とする請求項1記載の訪問看護支援システム用
    携帯端末。
  5. 【請求項5】 前記表示手段は、前回実施されていたか
    否かによって、前記欄に枠を表示するか否かを決定する
    ことを特徴とする請求項1記載の訪問看護支援システム
    用携帯端末。
  6. 【請求項6】 前記表示手段は、前回実施されているか
    否かによって、前記欄に所定のマークを表示するか否か
    を決定することを特徴とする請求項1記載の訪問看護支
    援システム用携帯端末。
  7. 【請求項7】 前記入力手段による入力が完了したとき
    に、前回実施された前記看護項目に対して、実施された
    旨が入力されていない場合には、操作者に対して警告を
    発する警告手段、を含むことを特徴とする請求項1
    5又は6記載の訪問看護支援システム用携
    帯端末。
  8. 【請求項8】 前記警告手段は、所定の音声による警告
    を出力することを特徴とする請求項7記載の訪問看護支
    援システム用携帯端末。
  9. 【請求項9】 前記警告手段は、所定の光による警告を
    出力することを特徴とする請求項7記載の訪問看護支援
    システム用携帯端末。
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