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JP2947438B2 - 液晶駆動回路 - Google Patents
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JP2947438B2 - 液晶駆動回路 - Google Patents

液晶駆動回路

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JP2947438B2
JP2947438B2 JP11593093A JP11593093A JP2947438B2 JP 2947438 B2 JP2947438 B2 JP 2947438B2 JP 11593093 A JP11593093 A JP 11593093A JP 11593093 A JP11593093 A JP 11593093A JP 2947438 B2 JP2947438 B2 JP 2947438B2
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健 柴田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、出力回路部が複数の電
源電圧を有する集積回路からなり、かつ、液晶パネルに
垂直あるいは水平周期で反転するビデオ信号を印加する
液晶駆動回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、液晶パネルに垂直あるいは水平周
期で反転するビデオ信号を印加する液晶駆動回路には、
耐圧の小さい集積回路を用いて構成されたものがある。
図4は、従来の集積回路を用いて構成された液晶駆動回
路の例である。また、図5は、当該液晶駆動回路の各部
信号波形例である。
【0003】図4において、符号Lは2点鎖線で示す集
積回路内のバッファアンプ、Mは集積回路以外の演算増
幅器(以下、オペアンプという)である。図4に示すよ
うに、バッファアンプLは、電源電圧が5V(Vcc)
と−8V(Vee)であり、入力信号がlで出力信号が
mである。この出力信号mはオペアンプMに入力され
る。なお、入力信号lと出力信号mの例は図5の(a)
に示すようになる。
【0004】オペアンプMは電源電圧を5Vと−10V
として、液晶パネルにビデオ信号を印加するソースドラ
イバを構成する。ソースドライバは、ビデオ信号の増幅
(特性抵抗ra及びrbで増幅率が決定される)及びレ
ベルシフト(分圧抵抗rc及びrdで参照電圧が決定さ
れる)を行う。なお、ソースドライバの出力信号例は図
5の(b)に示すようになる。ここで、前記集積回路の
電源電圧の耐圧は、13V(5V〜−8V)である。こ
れに対して、前記ソースドライバの電源電圧は5V及び
−10Vである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって、集積回路
の出力信号mは、図5(a)に示すように、−1.5V
(−2.5Vより1V高い)を中心に9Vpp(Vpp
はピーク間電圧を表わす)程度が限度であるので、液晶
に加えるべきビデオ信号は、図5の(b)に示すよう
に、−2.5Vを中心に振幅は10Vpp以上必要であ
る。よって、前記ソースドライバのように増幅及びDC
レベルシフトを行わなければならず、集積回路外部に増
幅回路を設けるため、部品点数が多くなり、コスト上昇
を招いていた。これに対し、増幅回路を集積回路上に設
けようとすれば、集積回路の耐圧を上げなければなら
ず、コスト上昇を招いてしまう。
【0006】また、カラー画面の液晶駆動回路において
は、従来、ビデオ帯域を増幅するための増幅回路が赤
(R)、緑(G)、青(B)の3回路以上が必要である
ので、高価となり、また、各々の増幅回路を調整する必
要があり繁雑である。
【0007】本発明は、前記従来の問題点を解消するた
めになされたものであって、集積回路の耐圧を変える事
なく、少ない部品点数で広いダイナミックレンジを得る
ことができ、歪みの少ない大振幅ビデオ信号を得ること
ができる液晶駆動回路を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、次の構成を有する。本発明は、出力回路部が
複数の電源電圧を有する集積回路からなり、かつ、液晶
パネルに垂直あるいは水平周期で反転するビデオ信号を
印加する液晶駆動回路において、出力回路部は、ビデオ
信号を反転させる反転用オペアンプと、ビデオ信号又は
反転用オペアンプにより反転された反転ビデオ信号を所
定周期にて切り換え接続する切換スイッチと、切換スイ
ッチから出力されるビデオ信号又は反転ビデオ信号を増
幅する増幅用オペアンプと、反転用オペアンプと増幅用
オペアンプへの電源電圧を印加する少なくとも1対の電
源端子とを有し、出力回路部外には、ツェナーダイオー
ドに逆電圧印加してツェナー電圧を発生させるツェナー
電圧発生手段を設け、切換スイッチの切り換え周期と同
一周期で変化する電源信号を、ツェナー電圧発生手段か
らのツェナー電圧とともに出力回路部の少なくとも1対
の電源端子に印加することを特徴とする液晶駆動回路で
ある。
【0009】
【作用】本発明によれば、増幅及びレベルシフトの回路
を用いずに液晶パネルを駆動可能なビデオ信号が得られ
る。したがって、集積回路の耐圧を変えることなく、少
ない部品点数で、広いダイナミックレンジの、歪みの少
ない大振幅ビデオ信号を得ることができる
【0010】
【実施例】以下図面を参照しながら本発明を詳細に説明
する。図1は本発明の実施例に係る液晶パネル駆動回路
である。また、図2は該液晶パネル駆動回路の符号a〜
gで示す各部信号波形の例である。図1において、符号
Aはバッファ、Bはゲインが−1の反転アンプ、Cはオ
ペアンプであり、いずれも周知のオペレーショナルアン
プリファイア(演算増幅器)から構成される。また、D
はスイッチであり、これらバッファA、反転アンプB、
オペアンプC及びスイッチDは集積回路10上に構成さ
れる。また、集積回路10上の一点鎖線OCで示す範囲
には出力回路部が構成される。符号1〜8は当該集積回
路10の各端子を示す。また、R1〜R8は各抵抗、D
1はツェナ−ダイオ−ドを示す。また、前記液晶パネル
駆動回路の、オペアンプCを含むソースドライバの電源
電圧は5V及び−10Vである。また、前記集積回路1
0の耐圧は12Vとする。
【0011】次に図1の回路構成を中心に、図2の信号
波形を例に引きながら、前記液晶パネル駆動回路を説明
する。バッファAは−5V〜GNDの電源電圧で働いて
おり、バッファAの入力はaで出力はbである。この出
力bは反転アンプBの反転入力(−)に加えられる。
【0012】反転アンプBには抵抗R3及びR4で決定
される参照電圧が端子2を介して非反転入力端子(+)
に印加され、反転アンプBは前記出力bを該端子2の電
圧を中心に反転して出力cをする。この時、抵抗R3,
R4を等しくすると、中点電位は−2.5Vとなり、−
2.5Vを中心にした信号cを得ることができる。前記
反転アンプBの出力cと前記バッファAの出力bは、ス
イッチDのL側端子とH側端子に加えられる。スイッチ
Dの出力はタイミング発生回路から出力される水平信号
あるいは垂直信号の信号eにより選択され、−2.5V
を中心にした信号dを得る。該出力信号dはオペアンプ
Cの非反転入力端子に加えられ、オペアンプCにより所
定の振幅まで増幅される。
【0013】ここで、液晶パネルに必要な所定の振幅を
得るためには電源電圧を大きく取る必要がある。出力回
路部OCの電源端子7、及び、集積回路10の端子で最
も低い電源端子4(サブストレート)は、他の集積回路
(IC1やIC2等)内の電源電圧と分離している。こ
れらの回路は、図3(a)のように表すことができる。
したがって、集積回路IC2に入力する信号fを前記信
号eに同期させて、この電源端子7及び4を水平あるい
は垂直信号に応じて振ることができる。
【0014】すなわち、ツェナーダイオードD1のカソ
ードには前記信号eと同一周期の信号fが入力され、こ
の場合、前記集積回路10と別基板の集積回路IC1に
は信号fが、同じく別基板の集積回路IC2にはツェナ
−ダイオ−ドD1のツェナー電圧VD1の分低い電位とな
った波形fの信号が加えられる。したがって、電源端子
7にはIC1を介してfと同波形の電位が入力され、電
源端子4には、前記ツェナー電圧VD1の分低い電位とな
った波形fの電位が入力される。このため、図3(b)
のようにオペアンプCの出力gは、電位端子7及び4の
電位(信号)の変化により、オペアンプCの入力dを水
平信号あるいは垂直信号で、振った大振幅の信号にな
る。これにより、大振幅で出力信号を振る。
【0015】なお、ツェナ−ダイオ−ドD1の集積回路
IC2接続側には、−12Vの電源との間に定電流源が
設けられている。この定電流源は、前記信号fの高レベ
ルと低レベルで、ツェナ−ダイオ−ドD1に流れる電流
が変動しても、ツェナー電圧が変動するのを防ぐため設
けられている。ただ、図1の回路ではこの定電流源に代
えて抵抗を設けることができる。
【0016】また、集積回路IC1,IC2はともにボ
ルテージフォロアでインピーダンス変換を行い、出力回
路部OCの電源となる。このように電源のインピーダン
ス変換を行うのは、次の理由による。すなわち、他の集
積回路IC1は出力回路部OCの「+」側の電源を供給
する。また、集積回路IC2は出力回路部OCの「−」
側の電源を供給しており、常に集積回路IC内電源中最
低電圧レベル(サブストレートに接続される)になって
いる。一方、集積回路10内部の反転アンプBとオペア
ンプCを通るビデオ信号の直流電圧レベルは、それぞれ
のアンプBとCの非反転入力(+)端子、反転入力
(−)端子に与えられる直流電圧レベルによって決ま
り、電源電圧に依存しない。したがって、符号2の端子
の電圧及び抵抗R6、R7が管理されていると、出力信
号gの波形は5Vと−10Vの中心電圧を基準にした対
称波形が出力され、出力回路から大振幅の信号(液晶パ
ネル駆動信号)が出力されても電源電圧の調整の必要が
ないことからインピーダンス変換を行う。
【0017】以上のように、前記ビデオ信号は水平また
は垂直周期で反転しているため、同じ周期で出力部回路
OC電源とサブストレートの電圧をビデオ信号と同じ周
期で振ることにより、大振幅のビデオ信号を耐圧の低い
集積回路10から取り出すことができる。
【0018】
【発明の効果】以上説明した通り本発明によれば、集積
回路の耐圧を変える事なく、少ない部品点数で広いダイ
ナミックレンジを得ることができ、歪みの少ない大振幅
ビデオ信号を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る液晶駆動回路の説明図で
ある。
【図2】図1の各部の信号波形図である。
【図3】(a)は図1の中の出力回路の概念図、(b)
は電源電圧の変化とする出力信号の変化の例の説明図で
ある。
【図4】従来の液晶駆動回路の説明図である。
【図5】図4の回路の各部信号波形図である。
【符号の説明】
A バッファ B 反転アンプ C オペアンプ D スイッチ OC 出力回路部 1〜8 集積回路の端子 10 集積回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出力回路部が複数の電源電圧を有する集
    積回路からなり、かつ、液晶パネルに垂直あるいは水平
    周期で反転するビデオ信号を印加する液晶駆動回路にお
    いて、前記出力回路部は、前記ビデオ信号を反転させる反転用
    オペアンプと、 前記ビデオ信号又は前記反転用オペアンプにより反転さ
    れた反転ビデオ信号を所定周期にて切り換え接続する切
    換スイッチと、 前記切換スイッチから出力されるビデオ信号又は反転ビ
    デオ信号を増幅する増幅用オペアンプと、 反転用オペアンプと増幅用オペアンプへの電源電圧を印
    加する少なくとも1対の電源端子とを有し、 前記出力回路部外には、ツェナーダイオードに逆電圧印
    加してツェナー電圧を発生させるツェナー電圧発生手段
    を設け、 前記切換スイッチの切り換え周期と同一周期で変化する
    電源信号を、前記ツェナー電圧発生手段からのツェナー
    電圧とともに前記出力回路部の少なくとも1対の電源端
    子に印加することを特徴とする液晶駆動回路。
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