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JP2948082B2 - ジアゾ感熱シートの加熱方法 - Google Patents
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JP2948082B2 - ジアゾ感熱シートの加熱方法 - Google Patents

ジアゾ感熱シートの加熱方法

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JP2948082B2
JP2948082B2 JP34951293A JP34951293A JP2948082B2 JP 2948082 B2 JP2948082 B2 JP 2948082B2 JP 34951293 A JP34951293 A JP 34951293A JP 34951293 A JP34951293 A JP 34951293A JP 2948082 B2 JP2948082 B2 JP 2948082B2
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diazo
heat
flat heater
sheet
roll
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茂夫 木嶋
浩之 串田
太郎 林
洋 清水
泰敬 八尾
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Ushio Denki KK
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Ushio Denki KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、シート状の担体の一面にジアゾ
感材が塗布されたジアゾ感熱シートを平面ヒータ方式の
加熱装置で熱現像するジアゾ感熱シートの加熱方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】ジアゾ複写機は、ジアゾニウム塩の感光
性とカップリング反応性を利用して画像形成を行うもの
であり、露光と熱現像の2工程で直接ポジのコントラス
トの高い単色のコピーが得られるが、コピーコストが安
く、取扱いが容易な利点を有する。ジアゾ複写機におけ
る露光工程は、原図とジアゾ感材が塗布されたジアゾ感
光紙を重ね合せ、原図を光源側にして密着透過露光を行
うが、露光装置としては、内部に350〜450nm程度の近紫
外線をよく放射する管形光源ランプが1本ないし数本配
置された透明ガラスのシリンダーを使用する。このシリ
ンダーは、軸線方向に分割された複数本の布製のバック
アップベルトによって抱持され、バックアップベルトの
動きにつれてシリンダーが回転する。そして、原図とジ
アゾ感光紙を重ね合せ、原図をシリンダー側にしてシリ
ンダーとバックアップベルトの間に入れると、ジアゾ感
光紙は原図と密着したまま移動し、原図を透過した光に
よって露光される。
【0003】露光したジアゾ感熱シートは原図と分離し
て熱現像を行うが、従来は、ジアゾ感熱シートを熱現像
するために、主として熱ロール方式の加熱装置が採用さ
れていた。熱ロール方式の加熱装置は、ジアゾ感熱シー
トを加熱するためのヒートロールと、このヒートロール
にジアゾ感熱シートを押しつけるバックアップロールと
の一対のロールを有する。そして、ジアゾ感熱シートが
回転する両ロール間に供給され、ヒートロールに圧着状
態で移動しながら加熱処理される。このバックアップロ
ールは、ジアゾ感熱シートを確実に押しつけができるよ
うに、表面がシリコンゴムなどのように弾性に富んだ材
料からなり、ソフトロールとも称されるが、一方、ヒー
トロールは、熱伝導を良くするために、アルミパイプの
表面にテフロンなどをコーティングしたものが多く、ハ
ードロールとも称され、その内部には軸線方向に沿って
ハロゲン電球などの管状のヒータランプが配置されてい
る。
【0004】PPCやレーザプリンタなどの熱定着のよ
うに、必要加熱時間が比較的短い場合は、一対のロール
間で加熱するのみで、所定の加熱時間を確保することが
できるが、ジアゾ感熱シートを熱現像する場合は、比較
的長い加熱時間を要するので、ロールの回転速度を遅く
する必要があり、現像時間が長くなる問題点がある。こ
の問題点を解消するため、複数本のバックアップロール
をヒートロールの周囲に配置し、バックアップロール間
に、ヒートロールの周面からわずかに離間したガイド部
材を設け、ジアゾ感熱シートをヒートロールに巻き付く
ように圧接させて加熱時間を長くしている。
【0005】かかる熱ロール方式は、120〜130℃
程度の比較的低温で処理され、加熱時間も長くとれるの
で、均質で良好な複写画像を得ることができる。しか
し、熱容量の大きなヒートロールなどを加熱するため
に、ウォームアップ時間が長く、消費電力も大きい問題
点がある。そして、最近の高速処理化の要請に対応する
ためには、ヒートロールやバックアップロールなどを大
型化する必要があり、高重量化し、かつ消費電力がます
ます大きくなる。
【0006】このため、最近では平面ヒータを使用する
加熱装置が注目されている。平面ヒータ方式の加熱装置
は、例えばアルミナ基板の上に発熱抵抗体をスクリーン
印刷した平面ヒータとこの平面ヒータに圧接して回転す
るバックアップロールからなり、平面ヒータとバックア
ップロールの間に供給されたジアゾ感熱シートが、バッ
クアップロールの摩擦力によって駆動され、ジアゾ感熱
シートの感材が塗布された面が平面ヒータに摺動しなが
ら加熱処理される。
【0007】平面ヒータ方式の加熱装置は、加熱部全体
の熱容量を小さくできるので、ウォームアップ時間が短
くなり、構造が簡単で小型化、軽量化を図ることができ
る。また、ジアゾ感熱シートを集中的に効率良く加熱で
きるので、高速処理が可能であり、かつ消費電力が少な
い利点を有する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように、平面ヒー
タ方式の加熱装置は、熱ロール方式の加熱装置に比べて
加熱時間が短く、従って、平面ヒータは180〜200
℃程度の高温であるが、ジアゾ感熱シートは熱ロール方
式の加熱装置の1/10程度の短時間しか平面ヒータに
接触しない。そして、熱現像型ジアゾ感熱シートを現像
する時は、平面ヒータによる短時間の加熱のみでは良質
な複写画像を得ることができず、平面ヒータによって1
40〜180℃に予熱されたバックアップロールの熱に
よってジアゾ感熱シートを裏面からも加熱する必要があ
ることが分かった。
【0009】ところで、図4に示すように、ジアゾ感熱
シートPは、紙やフイルムなどのシート状の担体 91 の
一面にジアゾ感材 92 が塗布されているが、担体 91 に
は微小な凹凸が存在する。従って、ジアゾ感材 92 も凹
凸になって山部と谷部が存在するが、平面ヒータ方式の
加熱装置によって短時間で熱現像する場合、平面ヒータ
の温度が比較的低くて熱量が足りないときは、平面ヒー
タに確実に接触する山部は十分に発色するが、平面ヒー
タとの接触が不十分な谷部までは熱が満足に伝わらず、
十分に発色せずに部分的に現像不足になる。一方、平面
ヒータの温度を高くして熱量を大きくすると、谷部は十
分に発色するが、山部は加熱過多になってジアゾ感材が
分解して白くなり、濃度が十分にでない。つまり、いず
れにしても、ジアゾ感材が塗布された面を平面ヒータで
短時間で加熱しても、ジアゾ感材の発色能力を十分に引
き出すことができず、発色ムラが生じ易く、良好な画質
が得られない不具合がある。
【0010】そこで本発明は、発色ムラがなく、一様に
発色して良好な画質を得ることが可能なジアゾ感熱シー
トの加熱方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明は、シート状の担体の一面にジアゾ感材が
塗布されたジアゾ感熱シートを平面ヒータと該平面ヒー
タに圧接して回転するバックアップロールの間に供給
し、該バックアップロールの摩擦力によって駆動される
ジアゾ感熱シートを平面ヒータに摺動させながら熱現像
するジアゾ感熱シートの加熱方法において、ジアゾ感熱
シートのジアゾ感材が塗布された面をバックアップロー
ルに接触させて熱現像する。
【0012】
【作用】すなわち、ジアゾ感熱シートのジアゾ感材が塗
布された面(表面)を温度の低いバックアップロールに
接触させ、ジアゾ感材が塗布されない面(裏面)を温度
の高い平面ヒータに接触させて熱現像するので、平面ヒ
ータからの高温の熱は担体を通してジアゾ感材に伝わ
る。従って、平面ヒータを高温にしても熱の伝わり方は
緩やかになり、感材の山部と谷部へ伝わる熱量のバラン
スが取れ、一様に発色して良質な複写画像が得られる。
【0013】
【実施例】以下に図面に示す実施例に基づいて本発明を
具体的に説明する。図1は熱現像型ジアゾ複写機を示す
が、図1において、合成樹脂で射出成形されたケーシン
グ1は、その上部が前山 11 と後山 12 の2個の山を並
べた逆W字形をしており、前山 11 内に露光装置Aが、
後山 12 内に本発明の加熱装置である熱現像装置Bが収
容されている。前山 11 の前方斜面11a には、ジアゾ感
材が塗布されたジアゾ感光紙と原図を重ね合せて露光装
置Aに供給するための露光入口 13 と、露光後に排出さ
れる露光出口 14 が設けられており、更には、露光した
ジアゾ感光紙を原図と分離して熱現像装置Bに供給する
ための現像入口 15 が後山 12 の前方斜面12a の下端部
に設けられ、熱現像が完了したジアゾ感光紙が排出され
る現像出口 16 が後山 12 の後方斜面12b に設けられて
いる。ケーシング1の下面には底板 17 が取り付けら
れ、その内部に、図示略の駆動モータや各種制御部を構
成する電装部品などが収容されている。
【0014】露光装置Aには、透明なパイレックスガラ
スからなるシリンダー 21 が回転自由に配置され、その
内部には軸線に沿って定格が100Wであって波長が 4
20nmの光を強く放射する管形の蛍光ランプ 22 が1本配
置されている。そして、4本のアイドルロール 23 と1
本の駆動ロール 24 およびシリンダー 21 には、エンド
レスのバックアップベルト 25 が巻き掛けられており、
このバックアップベルト 25 がシリンダー 21 を抱持し
ている。そして、図示略のモータによって駆動ロール 2
4 が駆動されて回転すると、シリンダー 21 はバックア
ップベルト 25と共に矢印の方向に回転する。
【0015】次に、熱現像装置Bの加熱部として、平面
ヒータ4と平面ヒータ4に圧接して回転するバックアッ
プロール3からなる加熱装置が配置されている。そし
て、円弧状の搬入ガイド5と排出ガイド6がバックアッ
プロール3の外周面に沿うように配置され、排出ガイド
6の下流側に排出ロール 71 と排出板 72 が配置されて
いる。そして、図示略のモータによってバックアップロ
ール3と排出ロール 71が矢印の方向に回転する。ま
た、バックアップロール3に温度センサー8が接触し、
バックアップロール3の温度を検知できるようになって
いる。
【0016】平面ヒータ4の構成を図2に基づいて説明
すると、幅が10mmのアルミナ基板41 の表面に幅が3m
mの発熱抵抗体 42 がスクリーン印刷されており、その
表面がオーバーコート層 43 で覆われている。このアル
ミナ基板 41 は、発熱抵抗体42 の熱が圧接部以外に逃
げるのを防ぐための耐熱性樹脂材 44 で保持され、耐熱
性樹脂材 44 はバックアップロール3の圧接力などに耐
える剛性を有する支持枠 45 に固着されている。発熱抵
抗体 42 の定格電力は1200Wであるが、図示略のサ
ーミスタが平面ヒータ4の温度を検出し、位相制御によ
って所定の温度に制御するようになっている。
【0017】次に、バックアップロール3は、外径が4
0mmφ、長さが700mmの長尺のロールであるが、ステ
ンレス製の芯パイプ 31 の外周に厚さが8.5mmの発泡
スポンジからなる中間層 33 が配置され、中間層 33 は
厚さが2mmのシリコンゴムからなる表皮のソリッド層 3
2 で覆われている。
【0018】しかして、電源スイッチ(図示せず)をO
Nして発熱抵抗体 42 に通電するとともにバックアップ
ロール3を回転させるが、ウォームアップ時間が経過し
て平面ヒータ4によって加熱されたがバックアップロー
ル3が所定温度に上昇して複写可能となると、複写OK
の表示が行われる。しかる後、ジアゾ感材が塗布された
ジアゾ感光紙と原図を重ね合せて露光入口 13 から挿入
すると、バックアップベルト 25 によってシリンダー 2
1 に圧接されて移動し、この過程でシリンダー21 を透
過した蛍光ランプ 22 の光が原図を透過して感光紙を露
光し、露光出口14 から排出される。
【0019】次に、ジアゾ感熱シートであるジアゾ感光
紙を原図から分離して現像入口 15から供給すると、図
2に示すように、ジアゾ感光紙Pは、搬入ガイド5に導
かれてバックアップロール3と平面ヒータ4の間に供給
される。そして、ジアゾ感光紙Pは、バックアップロー
ル3の摩擦力によって駆動され、高温の平面ヒータ4に
圧接した状態で摺動し、平面ヒータ4および予熱された
バックアップロール3で加熱されて熱現像され、原図通
りに発色する。
【0020】ここで、図3に示すように、ジアゾ感熱シ
ートPは、ジアゾ感材 92 が塗布された面(表面)が温
度の低いバックアップロール3に接触し、ジアゾ感材 9
2 が塗布されない面(裏面)が温度の高い平面ヒータ4
に接触した状態で熱現像する。従って、平面ヒータ4か
らの高温の熱は担体 91 を通してジアゾ感材 92 に伝わ
るので、平面ヒータ4を高温にしても熱の伝わり方は緩
やかになり、ジアゾ感材 92 の山部と谷部へ伝わる熱量
のバランスが取れ、一様に発色して良質な複写画像が得
られる。また、ジアゾ感材 92 が平面ヒータ4の面上を
摺動しないので、平面ヒータ4とジアゾ感材 92 に傷が
付きにくい利点もある。なお、このように本発明は、平
面ヒータ4の熱を担体 91 を通してジアゾ感材92 に伝
えるので、平面ヒータ4の温度、従ってバックアップロ
ール3の温度も幾分高くする必要があり、バックアップ
ロール3の周速度が70mm/sの場合は、平面ヒータ4
の温度は220〜230℃、バックアップロール3の温
度は160〜170℃程度であるのが好ましい。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のジアゾ感
熱シートの加熱方法は、ジアゾ感熱シートのジアゾ感材
が塗布された面をバックアップロールに接触させ、平面
ヒータの熱を担体を通してジアゾ感材に伝えて熱現像す
るので、ジアゾ感材の発色能力を十分に引き出すことが
でき、発色ムラがなく、一様に発色して良好な画質を得
ることが可能なジアゾ感熱シートの加熱方法とすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】熱現像型ジアゾ複写機の断面説明図である。
【図2】熱現像型ジアゾ複写機の要部の断面図である。
【図3】本発明実施例の説明図である。
【図4】ジアゾ感熱シートの説明図である。
【符号の説明】
1 ケーシング 21 シリンダー 22 蛍光ランプ 3 バックアップロール 31 芯パイプ 32 ソリッド層 33 中間層 4 平面ヒータ 5 搬入ガイド 6 排出ガイド 91 担体 92 ジアゾ感材 P ジアゾ感熱シート
フロントページの続き (72)発明者 串田 浩之 群馬県館林市近藤262番地 群馬ウシオ 電機株式会社内 (72)発明者 林 太郎 群馬県館林市近藤262番地 群馬ウシオ 電機株式会社内 (72)発明者 清水 洋 群馬県館林市近藤262番地 群馬ウシオ 電機株式会社内 (72)発明者 八尾 泰敬 東京都港区西麻布2丁目26番30号 富士 写真フイルム株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−366840(JP,A) 実開 平1−172047(JP,U) 実開 平1−172046(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03D 13/00 G03C 5/18

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート状の担体の一面にジアゾ感材が塗
    布されたジアゾ感熱シートを、平面ヒータと該平面ヒー
    タに圧接して回転するバックアップロールの間に供給
    し、該バックアップロールの摩擦力によって駆動される
    ジアゾ感熱シートを平面ヒータに摺動させながら熱現像
    するジアゾ感熱シートの加熱方法であって、 前記ジアゾ感熱シートのジアゾ感材が塗布された面をバ
    ックアップロールに接触させて熱現像することを特徴と
    するジアゾ感熱シートの加熱方法。
JP34951293A 1993-12-28 1993-12-28 ジアゾ感熱シートの加熱方法 Expired - Lifetime JP2948082B2 (ja)

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