JP2954782B2 - 分割型複合繊維 - Google Patents
分割型複合繊維Info
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- JP2954782B2 JP2954782B2 JP4133506A JP13350692A JP2954782B2 JP 2954782 B2 JP2954782 B2 JP 2954782B2 JP 4133506 A JP4133506 A JP 4133506A JP 13350692 A JP13350692 A JP 13350692A JP 2954782 B2 JP2954782 B2 JP 2954782B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、分割処理することによ
って単繊維繊度が0.8デニール以下の極細繊維を発現
し得る分割型複合繊維に関する。さらに詳しくは、捲縮
を付与する際の押込捲縮機通過性あるいはカード工程通
過性等に優れた工程安定性の良好な分割型複合繊維に関
する。
って単繊維繊度が0.8デニール以下の極細繊維を発現
し得る分割型複合繊維に関する。さらに詳しくは、捲縮
を付与する際の押込捲縮機通過性あるいはカード工程通
過性等に優れた工程安定性の良好な分割型複合繊維に関
する。
【0002】
【従来の技術】不織布用としては、単糸繊度が1.5デ
ニール以上の短繊維が一般的であるが、単糸繊度は小さ
いほど柔軟性は向上し表面感触も良好となることから、
1.0デニール以下の極細短繊維を用いる試みがなされ
ている。しかし、極細短繊維はカード工程通過性に劣
り、生産性が低下してコストも上昇をまねくといった問
題がある。
ニール以上の短繊維が一般的であるが、単糸繊度は小さ
いほど柔軟性は向上し表面感触も良好となることから、
1.0デニール以下の極細短繊維を用いる試みがなされ
ている。しかし、極細短繊維はカード工程通過性に劣
り、生産性が低下してコストも上昇をまねくといった問
題がある。
【0003】かかる問題点を解消するため、従来、互い
に親和性の低い重合体からなる分割型複合繊維を用いて
カーディングし、その後高圧流体流等の機械的衝撃で分
割して極細繊維からなる不織布を製造する方法が提案さ
れている(特開昭62―133164号公報等)。
に親和性の低い重合体からなる分割型複合繊維を用いて
カーディングし、その後高圧流体流等の機械的衝撃で分
割して極細繊維からなる不織布を製造する方法が提案さ
れている(特開昭62―133164号公報等)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来提
案されている分割型複合繊維は、押込捲縮機等により捲
縮を付与する際あるいはカード工程通過時に分割が進行
して、発現した極細繊維がシリンダーに捲付いたりネッ
プ発生の要因となって、良好なカード性を得ることがで
きない。
案されている分割型複合繊維は、押込捲縮機等により捲
縮を付与する際あるいはカード工程通過時に分割が進行
して、発現した極細繊維がシリンダーに捲付いたりネッ
プ発生の要因となって、良好なカード性を得ることがで
きない。
【0005】特公平3―1426号公報には、捲縮付与
時に分割が進行しても、新たに表出した剥離面に油剤を
付与することにより後工程通過性が改善されることが示
されているものの、極細繊維発現を抑制するものではな
く、且つカード工程での分割進行を抑制するものではな
いので、上記問題の本質的解決策とはなっていない。
時に分割が進行しても、新たに表出した剥離面に油剤を
付与することにより後工程通過性が改善されることが示
されているものの、極細繊維発現を抑制するものではな
く、且つカード工程での分割進行を抑制するものではな
いので、上記問題の本質的解決策とはなっていない。
【0006】本発明の目的は、上記問題点が解消され、
容易に極細繊維からなる不織布を得ることのできる分割
型複合繊維を提供することにある。
容易に極細繊維からなる不織布を得ることのできる分割
型複合繊維を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成するため鋭意検討した結果、シリコン系油剤が特
定量付着した分割型複合繊維は、捲縮工程やカード工程
等の後加工工程での分割進行が著しく抑制され、その結
果良好なカード通過性が達成され、風合の良好な不織布
が安定して得られることを見い出し本発明を完成するに
至った。
を達成するため鋭意検討した結果、シリコン系油剤が特
定量付着した分割型複合繊維は、捲縮工程やカード工程
等の後加工工程での分割進行が著しく抑制され、その結
果良好なカード通過性が達成され、風合の良好な不織布
が安定して得られることを見い出し本発明を完成するに
至った。
【0008】すなわち、本発明によれば、互いに親和性
の低い重合体からなり、単繊維繊度が0.8デニール以
下の極細繊維を発現し得る分割型複合繊維において、該
複合繊維にはシリコン系油剤がシリコン成分として0.
01〜1.0重量%(繊維重量に対して)付着している
ことを特徴とする分割型複合繊維、が提供される。
の低い重合体からなり、単繊維繊度が0.8デニール以
下の極細繊維を発現し得る分割型複合繊維において、該
複合繊維にはシリコン系油剤がシリコン成分として0.
01〜1.0重量%(繊維重量に対して)付着している
ことを特徴とする分割型複合繊維、が提供される。
【0009】本発明でいう分割型複合繊維は、複数の繊
維に分割し得るものであって、分割された繊維の少なく
とも一部の単繊維繊度が0.8デニール以下であれば特
定に限定する必要はなく、例えば相互に親和性の低い二
種以上の重合体が、図1(a)〜(f)に示される如く
配置された断面形状を例示することができる。
維に分割し得るものであって、分割された繊維の少なく
とも一部の単繊維繊度が0.8デニール以下であれば特
定に限定する必要はなく、例えば相互に親和性の低い二
種以上の重合体が、図1(a)〜(f)に示される如く
配置された断面形状を例示することができる。
【0010】また互いに親和性の低い重合体とは、溶融
混合しても実質的に均一に混合されない組み合わせをい
い、なかでもポリエステル類とポリアミド類、ポリエス
テル類とポリオレフィン類、ポリアミド類とポリオレフ
ィン類等、重合体の系が異なる組み合わせが好ましい。
混合しても実質的に均一に混合されない組み合わせをい
い、なかでもポリエステル類とポリアミド類、ポリエス
テル類とポリオレフィン類、ポリアミド類とポリオレフ
ィン類等、重合体の系が異なる組み合わせが好ましい。
【0011】なお、ここで用いられる重合体は、分割後
にも充分な機械的特性を有していることが大切で、繊維
形成性を有することが好ましく、例えば、ポリアミド類
としてはポリカプロラクタム(ナイロン6)、ポリヘキ
サメチレンアジポアミド(ナイロン66)等を、ポリエ
ステル類としてはポリエチレンテレフタレート、ポリブ
チレンテレフタレート等を、ポリオレフィン類としては
ポリエチレン、ポリプロピレン等をあげることができ、
その他ポリウレタン類、(メタ)アクリレート系重合体
等も使用可能である。またこれらの重合体には、染料染
着性、制電性等を改善するために第3成分を共重合また
は混合してもよい。
にも充分な機械的特性を有していることが大切で、繊維
形成性を有することが好ましく、例えば、ポリアミド類
としてはポリカプロラクタム(ナイロン6)、ポリヘキ
サメチレンアジポアミド(ナイロン66)等を、ポリエ
ステル類としてはポリエチレンテレフタレート、ポリブ
チレンテレフタレート等を、ポリオレフィン類としては
ポリエチレン、ポリプロピレン等をあげることができ、
その他ポリウレタン類、(メタ)アクリレート系重合体
等も使用可能である。またこれらの重合体には、染料染
着性、制電性等を改善するために第3成分を共重合また
は混合してもよい。
【0012】本発明においては、上記の互いに親和性の
低い重合体からなる分割型複合繊維にシリコン系油剤が
付着していることが大切であり、シリコン成分として
0.01〜1.0重量%、好ましくは0.02〜0.8
重量%付着している必要がある。シリコン成分の付着量
が0.01重量%未満の場合には、繊維・金属間の摩擦
低減効果が不充分となり、押込捲縮を付与する際もしく
はカーディングの際複合繊維に過度の応力が負荷され、
成分間の剥離が進行して極細繊維が生成し、シリンダー
への捲付き及びネップが発生してカード通過性が低下す
るため好ましくない。一方1.0重量%を越える場合に
は、繊維・繊維間の摩擦低下が大きすぎ、ウエブの絡合
性が不足して均一なウエブを得ることが困難になると同
時にカード通過性も低下し、また制電性が低下するため
に多量の制電剤を付与することが必要となってスカム発
生の問題を生じるので好ましくない。
低い重合体からなる分割型複合繊維にシリコン系油剤が
付着していることが大切であり、シリコン成分として
0.01〜1.0重量%、好ましくは0.02〜0.8
重量%付着している必要がある。シリコン成分の付着量
が0.01重量%未満の場合には、繊維・金属間の摩擦
低減効果が不充分となり、押込捲縮を付与する際もしく
はカーディングの際複合繊維に過度の応力が負荷され、
成分間の剥離が進行して極細繊維が生成し、シリンダー
への捲付き及びネップが発生してカード通過性が低下す
るため好ましくない。一方1.0重量%を越える場合に
は、繊維・繊維間の摩擦低下が大きすぎ、ウエブの絡合
性が不足して均一なウエブを得ることが困難になると同
時にカード通過性も低下し、また制電性が低下するため
に多量の制電剤を付与することが必要となってスカム発
生の問題を生じるので好ましくない。
【0013】好ましく用いられるシリコン成分として
は、ジメチルポリシロキサン、アミノ変性ポリシロキサ
ン、メチルハイドロジエンポリシロキサン、ポリエチレ
ングリコール変性ポリシロキサン、ポリプロピレングリ
コール変性ポリシロキサン等が例示される。
は、ジメチルポリシロキサン、アミノ変性ポリシロキサ
ン、メチルハイドロジエンポリシロキサン、ポリエチレ
ングリコール変性ポリシロキサン、ポリプロピレングリ
コール変性ポリシロキサン等が例示される。
【0014】かかるシリコン成分を複合繊維に付与する
には、繊維用油剤として常用されている平滑剤、乳化
剤、制電剤、その他増白剤、酸化防止剤、紫外線吸収
剤、顔料、染料等を必要に応じて併用したシリコン系油
剤として付与すればよい。この際、平滑剤成分としてワ
ックス又は鉱物油等の耐熱性が不充分なものを用いる場
合にはシリコン成分に対して5〜100重量%の範囲と
するのが好ましく、フッ素系の平滑剤はコストアップに
なる場合が多いので多量に併用することは好ましくな
い。
には、繊維用油剤として常用されている平滑剤、乳化
剤、制電剤、その他増白剤、酸化防止剤、紫外線吸収
剤、顔料、染料等を必要に応じて併用したシリコン系油
剤として付与すればよい。この際、平滑剤成分としてワ
ックス又は鉱物油等の耐熱性が不充分なものを用いる場
合にはシリコン成分に対して5〜100重量%の範囲と
するのが好ましく、フッ素系の平滑剤はコストアップに
なる場合が多いので多量に併用することは好ましくな
い。
【0015】また制電剤としては、アルキルホスフェー
ト塩、アルキルスルホネート塩等のアニオン界面活性
剤、第四級アンモニウム塩、アルキルイミダゾリン塩等
のカチオン界面活性剤、ベタイン型両性界面活性剤等の
いずれをも使用可能であるが、経時的に繊維の内部に浸
透し易いものは好ましくないので、常温で固状のものを
少なくとも一部に用いるのが好ましい。配合量は、ポリ
エステル/ポリアミド、ポリエステル/ポリオレフィン
の複合繊維の場合は、シリコン成分に対して100〜5
00重量%の範囲内とするのが好ましい。
ト塩、アルキルスルホネート塩等のアニオン界面活性
剤、第四級アンモニウム塩、アルキルイミダゾリン塩等
のカチオン界面活性剤、ベタイン型両性界面活性剤等の
いずれをも使用可能であるが、経時的に繊維の内部に浸
透し易いものは好ましくないので、常温で固状のものを
少なくとも一部に用いるのが好ましい。配合量は、ポリ
エステル/ポリアミド、ポリエステル/ポリオレフィン
の複合繊維の場合は、シリコン成分に対して100〜5
00重量%の範囲内とするのが好ましい。
【0016】さらに、本発明の複合繊維を高圧水流で分
割して極細繊維となす場合には、シリコン系油剤は親水
性に富んでいることが分割効率向上の面で好ましいの
で、シリコン成分としてはアミノ変性ポリシロキサン、
ポリエチレングリコール/ポリプロピレングリコール変
性ポリシロキサン等が特に好ましく、制電剤としては炭
素数8〜12のアルキルホスフェート金属塩を併用する
こと、あるいはソルビタンの脂肪酸エステル等の親水性
化合物を併用することも好ましい。
割して極細繊維となす場合には、シリコン系油剤は親水
性に富んでいることが分割効率向上の面で好ましいの
で、シリコン成分としてはアミノ変性ポリシロキサン、
ポリエチレングリコール/ポリプロピレングリコール変
性ポリシロキサン等が特に好ましく、制電剤としては炭
素数8〜12のアルキルホスフェート金属塩を併用する
こと、あるいはソルビタンの脂肪酸エステル等の親水性
化合物を併用することも好ましい。
【0017】上述のシリコン系油剤は、複合繊維を製造
する任意の段階で付与すればよいが、通常は延伸後に付
与される。なかでも該複合繊維の延伸後であって捲縮付
与以前の段階で付与する方法は、捲縮を付与する段階で
の分割進行が抑制されるので好ましい。しかしながら、
該複合繊維をカットして短繊維となす直前またはカーデ
ィング工程の直前の段階で付与しても、カード工程での
分割進行を抑制することができ、カード通過性は良好と
なる。
する任意の段階で付与すればよいが、通常は延伸後に付
与される。なかでも該複合繊維の延伸後であって捲縮付
与以前の段階で付与する方法は、捲縮を付与する段階で
の分割進行が抑制されるので好ましい。しかしながら、
該複合繊維をカットして短繊維となす直前またはカーデ
ィング工程の直前の段階で付与しても、カード工程での
分割進行を抑制することができ、カード通過性は良好と
なる。
【0018】なおシリコン系油剤は常温で液状を呈して
いることが、異種ポリマー間の剥離面に浸透し易くなる
ので、捲縮工程、カード工程等で分割が進行しても、新
たに表出した面にシリコン成分が浸透してカード通過性
の低下を小さくすることができ、特に好ましい。
いることが、異種ポリマー間の剥離面に浸透し易くなる
ので、捲縮工程、カード工程等で分割が進行しても、新
たに表出した面にシリコン成分が浸透してカード通過性
の低下を小さくすることができ、特に好ましい。
【0019】以上に説明した本発明の分割型複合繊維
は、常法にしたがってカードを通してウエブとなした
後、ニードルパンチや高圧水流等により複合繊維の極細
繊維への分割と繊維間の絡合を同時に行なうことによっ
て、品位の良好な極細繊維からなる不織布を容易に得る
ことができる。
は、常法にしたがってカードを通してウエブとなした
後、ニードルパンチや高圧水流等により複合繊維の極細
繊維への分割と繊維間の絡合を同時に行なうことによっ
て、品位の良好な極細繊維からなる不織布を容易に得る
ことができる。
【0020】
【発明の作用・効果】本発明の分割型複合繊維表面には
特定量のシリコン成分が付着しているので、繊維・金属
間の摩擦係数が抑制されて捲縮付与工程あるいはカード
工程で複合繊維に負荷される応力が低減する。その結
果、かかる工程での異種重合体界面の剥離が抑制され、
極細繊維のシリンダーへの捲付き、ネップの発生等が少
なくなる。一方繊維・繊維間の摩擦係数はそれほど低下
しないので、繊維の絡合性は充分で、安定して均質なウ
エブを得ることができる。
特定量のシリコン成分が付着しているので、繊維・金属
間の摩擦係数が抑制されて捲縮付与工程あるいはカード
工程で複合繊維に負荷される応力が低減する。その結
果、かかる工程での異種重合体界面の剥離が抑制され、
極細繊維のシリンダーへの捲付き、ネップの発生等が少
なくなる。一方繊維・繊維間の摩擦係数はそれほど低下
しないので、繊維の絡合性は充分で、安定して均質なウ
エブを得ることができる。
【0021】また得られたウエブは、ニードルパンチ、
高圧水流等により、極めて容易に極細繊維への分割と繊
維間の絡合とを同時に行なうことができるので、柔軟性
及び表面感触の優れた極細繊維不織布が容易に且つ安定
して得ることができる。
高圧水流等により、極めて容易に極細繊維への分割と繊
維間の絡合とを同時に行なうことができるので、柔軟性
及び表面感触の優れた極細繊維不織布が容易に且つ安定
して得ることができる。
【0022】
【実施例】以下実施例により本発明を具体的に説明す
る。
る。
【0023】
【実施例1〜4、比較例1〜2】ポリエチレンテレフタ
レートを第1成分、ナイロン6を第2成分とし、重量比
1:1の割合で溶融複合紡糸し、1000m/分で巻き
取って図1(C)で表される横断面を有する分割型複合
未延伸糸を得た。この未延伸糸を引き揃えて、80℃の
温水浴中で3.0倍に延伸した。引続きオイル浴で表1
記載のシリコン系油剤を付与し、次いで押込捲縮機にて
18山/25mmの機械捲縮を付与した。その後、130
℃にて30分間弛緩熱処理した後51mmの長さに切断し
て単繊維繊度2デニールの短繊維を得た。
レートを第1成分、ナイロン6を第2成分とし、重量比
1:1の割合で溶融複合紡糸し、1000m/分で巻き
取って図1(C)で表される横断面を有する分割型複合
未延伸糸を得た。この未延伸糸を引き揃えて、80℃の
温水浴中で3.0倍に延伸した。引続きオイル浴で表1
記載のシリコン系油剤を付与し、次いで押込捲縮機にて
18山/25mmの機械捲縮を付与した。その後、130
℃にて30分間弛緩熱処理した後51mmの長さに切断し
て単繊維繊度2デニールの短繊維を得た。
【0024】得られた短繊維をローラーカードにて速度
60m/分で目付20g/m2 のウエブを得た。結果を
表1に示す。なお捲縮を付与した際の繊維分割度及びカ
ード通過後の繊維分割度を下記式より求めた。 繊維分割度(%)=(分割した繊維本数/全繊維本数)
×100 また、カード通過性については、ネップ及びシリンダー
捲付きもなく良好な品位のウエブが得られたものを○、
若干ネップあるいはシリンダー捲付き等が発生するがな
んとか紡出可能なものを△、ネップまたはシリンダー捲
付き等が発生して紡出不可のものを×とした。
60m/分で目付20g/m2 のウエブを得た。結果を
表1に示す。なお捲縮を付与した際の繊維分割度及びカ
ード通過後の繊維分割度を下記式より求めた。 繊維分割度(%)=(分割した繊維本数/全繊維本数)
×100 また、カード通過性については、ネップ及びシリンダー
捲付きもなく良好な品位のウエブが得られたものを○、
若干ネップあるいはシリンダー捲付き等が発生するがな
んとか紡出可能なものを△、ネップまたはシリンダー捲
付き等が発生して紡出不可のものを×とした。
【0025】得られたウエブを、直径0.1mmの孔が
0.6mmピッチで1列に並んだ噴射ノズルから圧力12
0kg/cm2 で柱状水流を噴き当てる処理を3回繰り返し
て極細繊維不織布となした。得られた不織布の極細繊維
への分割度(高圧水流分割度)は下式により求めた。 高圧水流分割度(%)=(分割した繊維本数/全繊維本
数)×100
0.6mmピッチで1列に並んだ噴射ノズルから圧力12
0kg/cm2 で柱状水流を噴き当てる処理を3回繰り返し
て極細繊維不織布となした。得られた不織布の極細繊維
への分割度(高圧水流分割度)は下式により求めた。 高圧水流分割度(%)=(分割した繊維本数/全繊維本
数)×100
【0026】
【表1】
【図1】(a)〜(f)は本発明の分割型複合繊維の例
を示す概略横断面である。
を示す概略横断面である。
【符号の説明】 1 重合体1 2 重合体1とは親和性の低い重合体2 3 中空部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池田 雅彦 愛媛県松山市北吉田町77番地 帝人株式 会社 松山事業所内 (56)参考文献 特開 昭63−309673(JP,A) 特開 平2−41470(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】 互いに親和性の低い重合体からなり、単
繊維繊度が0.8デニール以下の極細繊維を発現し得る
分割型複合繊維において、該複合繊維にはシリコン系油
剤がシリコン成分として0.01〜1.0重量%(繊維
重量に対して)付着していることを特徴とする分割型複
合繊維。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4133506A JP2954782B2 (ja) | 1992-05-26 | 1992-05-26 | 分割型複合繊維 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4133506A JP2954782B2 (ja) | 1992-05-26 | 1992-05-26 | 分割型複合繊維 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05331773A JPH05331773A (ja) | 1993-12-14 |
| JP2954782B2 true JP2954782B2 (ja) | 1999-09-27 |
Family
ID=15106370
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4133506A Expired - Fee Related JP2954782B2 (ja) | 1992-05-26 | 1992-05-26 | 分割型複合繊維 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2954782B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6506327B2 (en) | 1997-11-05 | 2003-01-14 | Pedex & Co. Gmbh | Process of making monofilaments |
| DE19841974A1 (de) | 1998-09-14 | 2000-03-23 | Braun Gmbh | Borste für eine Zahnbürste, insbesondere für eine elektrische Zahnbürste, sowie Verfahren zu deren Herstellung |
| CA3141239A1 (en) * | 2020-12-02 | 2022-06-02 | Fiber Innovation Technology, Inc. | Splittable chargeable fiber, split multicomponent fiber, a split multicomponent fiber with a durable charge, nonwoven fabric, filter, and yarn containing, and manufacturing processes therefor |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63309673A (ja) * | 1987-06-11 | 1988-12-16 | 東レ株式会社 | 清拭用不織シ−ト状物 |
| JPH0241470A (ja) * | 1988-07-26 | 1990-02-09 | Kanebo Ltd | 複合糸よりなる布帛の処理方法 |
-
1992
- 1992-05-26 JP JP4133506A patent/JP2954782B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05331773A (ja) | 1993-12-14 |
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