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JP2957909B2 - ショーケースの冷却方法および冷却装置ならびにショーケース - Google Patents
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JP2957909B2 - ショーケースの冷却方法および冷却装置ならびにショーケース - Google Patents

ショーケースの冷却方法および冷却装置ならびにショーケース

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JP2957909B2
JP2957909B2 JP6320926A JP32092694A JP2957909B2 JP 2957909 B2 JP2957909 B2 JP 2957909B2 JP 6320926 A JP6320926 A JP 6320926A JP 32092694 A JP32092694 A JP 32092694A JP 2957909 B2 JP2957909 B2 JP 2957909B2
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cooling air
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    • F25D15/00Devices not covered by group F25D11/00 or F25D13/00, e.g. non-self-contained movable devices
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2400/00Component parts or details not otherwise provided for in this subclass
    • F25B2400/22Refrigeration systems for supermarkets
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D17/00Arrangements for circulating cooling fluids; Arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces
    • F25D17/04Arrangements for circulating cooling fluids; Arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces for circulating air, e.g. by convection
    • F25D17/042Air treating means within refrigerated spaces
    • F25D17/045Air flow control arrangements

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Freezers Or Refrigerated Showcases (AREA)
  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、食品陳列用のショーケ
スの冷却方法および冷却装置ならびにショーケースに
係り、特に、大型店舗に設置される冷凍用または冷蔵用
ショーケースの冷却に好適なショーケースの冷却方法お
よび冷却装置ならびにショーケースに関する。
【0002】
【従来の技術】大型店舗法の緩和により店舗の大型化が
進む傾向にある昨今、食品業界では冷凍食品・チルド食
品が増勢を示している。それに伴い、冷凍食品を陳列す
るためのショーケースや、冷蔵食品用のショーケース
(以下、特記しない限り、これらの冷凍・冷蔵ショーケ
ースを合わせて「ショーケース」という)が店舗の売り
場面積を占める割合も増加している。
【0003】これらのショーケースは、冷凍サイクルを
構成する冷却ユニットにより冷却された冷却空気により
食品を冷凍または冷蔵するようになっている。この冷却
ユニットは、圧縮機、凝縮器、膨脹部材および蒸発器か
らなる冷凍サイクルを構成する各種機器を冷媒を循環さ
せる配管をもって接続し、ファンにより蒸発器内の冷媒
と周囲の被冷却媒体との熱交換を行って被冷却媒体を冷
却するものである。
【0004】ここで、この冷却ユニットについて簡単に
説明する。
【0005】まず、冷媒を圧縮機に吸入して圧縮し、高
温高圧の状態にする。この高温高圧の冷媒をキャピラリ
チューブのような凝縮器に通過せしめて外気との間で熱
交換して冷媒から放熱させ、冷媒を液化させる。この液
冷媒を膨脹弁のような膨脹部材において断熱膨脹させて
低温低圧の液状態とし、この低温低圧の液冷媒を蒸発器
に通過せしめて蒸発器の周囲を通過する被冷却媒体より
冷媒が熱を奪うことにより、被冷却媒体を冷却するとと
もに冷媒を気化させて元の気化状態とする。そして、冷
媒を再び圧縮機に吸入するという工程を繰り返し、被冷
却媒体を冷却する。
【0006】つぎに、従来のショーケースの冷却装置に
ついて説明する。
【0007】店舗内に配置された従来の各ショーケース
は、その内部に前述した膨脹部材、蒸発器、ファンおよ
び各種制御機器を有していた。一方、前記圧縮機は、こ
の圧縮機を駆動するモータとともに店舗外に設けられた
機械室に配設され、また、前記凝縮器は屋上などの風通
しのよい場所に配設されており、これらの圧縮機および
凝縮器と各ショーケース内の前記膨脹部材、蒸発器と
は、冷媒を循環するための複数本の配管(冷媒配管)に
より接続されていた。
【0008】前記圧縮機を複数のショーケース内の機器
と接続するためには、圧縮機側から各ショーケースに至
るにつれて分岐するように複数本の配管を冷媒が漏洩し
ないように連結しなければならないが、銅管からなる配
管の連結手段としては隣接する配管を熔接することによ
って連結したり、ねじ等の連結部材をもって連結したり
していた。また、各配管の外周を断熱部材により被覆し
ていた。
【0009】そして、従来のショーケースの冷却装置に
おいては、機械室に配置された冷却ユニットから前記配
管を通じて送られる高温高圧の冷媒を、ショーケース内
の蒸発器において、ショーケースの商品陳列部の空気と
熱交換することによりショーケースの商品陳列部を冷却
するようにしていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ショーケー
ス内に設置されショーケースの商品陳列部の空気と熱交
換を行う蒸発器の表面温度は一般に氷点下であるため、
蒸発器の表面には霜が付着することになる。このため、
デフロストといわれる霜取り作業が3〜4時間に1回程
度の頻度で行なわれていた。このデフロストは、ショー
ケースの冷却を一時的に中断することにより、蒸発器の
着霜を除去するものであり、このため、従来、各ショー
ケースには、除霜の結果として生じるドレン水の水抜き
のための排水管を1本ずつ設置しなければならなかっ
た。
【0011】ショーケースの設置には、前述したような
冷媒配管工事、断熱部材被覆作業の他、各ショーケース
近傍に排水管を設けるための排水管工事、各ショーケー
スの機器に給電するための電気工事などの大掛かりな工
事が必要であり、そして、一旦、ショーケースを設置し
た後は、排水管の確保や電気配線などの関係上、ショー
ケースの大幅な移動がしにくかったし、ショーケースの
配置替えを行おうとすると、大規模な工事が必要となる
ため、その費用も高額なものとなっているのが実情であ
った。
【0012】また、前記冷媒配管工事において、前記配
管の連結を熔接をもって行なった場合、外部からの何ら
かの衝撃で接続箇所に過度に負担が掛かって配管が破損
したり、前記配管の接続をねじをもって行なった場合に
も、温度変化による銅管たる配管の収縮でねじが緩み、
フロンガスからなる冷媒が漏洩することがあったが、こ
のフロンガスの漏洩はオゾン層の破壊を招来するため、
重大な環境問題となっていた。一方、前記配管の連結箇
所は、ショーケースの数が増すほど増大し、冷媒漏洩の
可能性も高くなるため、メンテナンスも煩雑であった。
【0013】さらに、前述したように蒸発器の着霜除去
のためデフロストを行なった場合、ショーケース内の温
度が10〜15℃上昇することは避けられないが、冷却
によってチルド状態に保たれている生鮮食料品のうち精
肉や鮮魚に、いわゆるドリップといわれる汁が染み出る
状態が生じるなど冷凍または冷蔵されている食品の品質
管理上の問題が生じていた。また、ショーケースに配置
された各機器に故障が生じた場合、店内での修理作業を
余儀なくされるため、営業上の支承をきたすことがあっ
た。
【0014】一方、全国的に多数のものが設置されてい
る自動販売機もそれぞれの内部に冷却ユニットを内蔵し
ているため同一の場所に複数台の自動販売機を設置する
場合には、前述したショーケースにおける諸問題と似た
問題が発生していた。
【0015】また、例えば、従来のオープンショーケー
スでは、ショーケース前面に大きく開放されている商品
取りだし口からショーケース内の冷却空気がショーケー
ス外(店内)に流出する、いわゆるコールドアイルが発
生し、冷却効率が著しく悪かった。さらに、買い物客が
そのショーケース前を通過する際、または商品を物色す
る際に寒さを感じるといったことがあった。
【0016】本発明は、前述した従来のものにおける問
題点を克服し、ランニングコスト、イニシャルコストが
低廉で、しかもショーケースの本体内部を商品収納のた
めに有効に利用することができ、冷却効率を向上させる
ことができるショーケースの冷却方法および冷却装置な
らびにショーケースを提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に記載のショーケースの冷却方法
は、冷却ユニットにおいてショーケースの設定温度より
低温に冷却された冷却空気を冷却源としてショーケース
内の供給空気通路に供給配管を介して供給し、ショーケ
ース内の空気と混合させてショーケース内の冷却を行な
うとともに、冷却源としてショーケースに供給された前
記冷却空気量とほぼ等しい量のショーケース内の回収空
気通路の空気を前記冷却ユニットに回収配管を介して回
収し、この回収空気を冷却ユニットにおいて再冷却して
再度冷却空気として利用するショーケースの冷却方法で
あって、前記ショーケース内の温度に対応して、前記冷
却空気の供給配管および供給空気通路を含む供給通路
と、前記冷却空気の回収配管および回収空気通路を含む
回収通路とに設けられた通気自動調節手段を制御し、前
記冷却空気の供給量および回収量を、冷却空気の回収量
が冷却空気の供給量より若干多くなるように比例調節す
ることを特徴とする。請求項2に記載のショーケースの
冷却装置は、供給空気通路に連通する冷却空気吹出口お
よび回収空気通路に連通する冷却空気吸込口をそれぞれ
有する複数のショーケースと、各ショーケースから隔離
して設置され、圧縮機、凝縮器、膨脹部材および蒸発器
を有し循環されるブラインを冷却する冷凍サイクル、
の冷凍サイクルにより冷却されたブラインの保冷を行な
う蓄冷槽およびこの蓄冷槽内のブラインが導入される熱
交換器を有し空気との熱交換を行い各ショーケース冷却
用の冷気を発生する冷気発生室から構成される冷却ユニ
ットと、前記冷却ユニットの冷気発生室内において製造
された冷却空気を前記各ショーケースの冷却空気吹出口
から吹出すように供給する供給配管と、前記各ショーケ
ースの冷却空気吸込口から冷却空気を前記冷気発生室内
の熱交換器に通過させるために前記冷却ユニットに回収
する回収配管とからなり、前記供給配管および回収配管
に、供給冷気または回収冷気の風量を予め一定に設定す
るために各配管の開度を調節しうる開閉手段を配設し、
各ショーケースに対応する前記冷却空気の供給配管およ
びショーケース内の供給空気通路を含む供給通路と各シ
ョーケースに対応する前記冷却空気の回収配管およびシ
ョーケースの回収空気通路を含む回収通路に、ショーケ
ース内に配設された温度制御手段によって冷気の流通を
冷却空気の回収量が冷却空気の供給量より若干多くなる
ように比例制御するためにその通気量を自動的に制御し
うる少なくとも1つの通気自動調節手段を配設したこと
を特徴とする。請求項3に記載のショーケースの冷却装
置は、請求項2に記載のショーケースの冷却装置におい
て、前記通気自動調節手段は、前記冷却空気の供給配管
および回収配管に設けられ、前記温度制御手段により駆
動されるステップモータを介して開度を調節される開度
自動調節弁であることを特徴とする。請求項4に記載の
ショーケースの冷却装置は、請求項2に記載のショーケ
ースの冷却装置において、前記通気自動調節手段は、前
記温度制御手段によりインバータ制御されるファンであ
ることを特徴とする。請求項5に記載のショーケース
は、冷却に供する商品を陳列する商品陳列部と、この商
品陳列部に連通し外部からの冷却空気を前記商品陳列部
に供給する供給空気通路の開放口と、前記商品陳列部に
連通し外部へ冷却空気を前記商品陳列部から回収する回
収空気通路の回収口とを有し、前記商品陳列部には、商
品陳列部の温度管理を行う温度制御手段を有し、前記供
給空気通路および回収空気通路には、前記商品陳列部の
冷却に供する冷却空気の供給量および冷却に供した冷却
空気の回収量を、前記商品陳列部内の温度に対応して
却空気の回収量が冷却空気の供給量より若干多くなるよ
うに比例調節するための通気自動調節手段を有すること
を特徴とする。請求項6に記載のショーケースは、請求
項5のショーケースにおいて、前記ショーケースは、オ
ープンショーケースであることを特徴とする。請求項7
に記載のショーケースは、請求項5のショーケースにお
いて、前記ショーケースは、クローズショーケースであ
ることを特徴とする。請求項8に記載のショーケース
は、請求項5のショーケースにおいて、前記ショーケー
スは、リーチインショーケースであることを特徴とす
る。
【0018】
【作用】本発明の冷却方法および冷却装置によれば、各
ショーケースの冷却空気を回収配管により冷却ユニット
に導入して蒸発器内の冷媒または熱交換器内のブライン
との間で熱交換してさらに冷却し、この冷却空気を供給
配管を通じて各ショーケースに供給する際に、個々のシ
ョーケース内に配設された温度制御手段により、通気自
動調節手段を制御し、冷却空気の供給量および回収量を
相互に比例するように調節することで、個々のショーケ
ースの温度管理を行うようにしたので、各ショーケース
に冷凍サイクルを構成する機器を設置することなく、ま
た、ショーケース内に陳列した食品を常に一定の温度で
冷却・保管することができる。
【0019】
【0020】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例により説明
する。
【0021】図1は本発明のショーケースの冷却装置の
概略を示すものであり、スーパーマーケットなどの店舗
S内には、複数のショーケース1が設置されているが、
図1には代表する1つのみのショーケース1が示されて
いる。このショーケース1は、図2に詳示するように、
前面の一部が商品取出し口2として広く開放された箱型
に形成されており、ショーケース1の商品取出し口2内
には、商品陳列部3が商品取出し口2と連通するように
形成されている。この商品陳列部3には、複数枚の着脱
可能な棚板4,4…が上下方向に間隔を隔てて配設され
るとともに、商品陳列部3の下端部には、箱型の商品収
納部5が形成されている。なお、このショーケース1に
は、従来のものにおける凝縮器、膨脹部材、蒸発器など
は設置されてなく、また、ドレン水回収のための配水管
も接続されていない。さらに、このショーケース1の商
品陳列部3は、図2の構成に限定されるものではない。
【0022】また、前記ショーケース1の商品陳列部3
の裏側には、この商品陳列部3の上面、背面および下面
に沿ってコ字状に形成された冷却空気通路6が配設され
ており、この冷却空気通路6の中間部には、冷却空気を
前記ショーケース1に供給する供給配管7の先端部7a
が前記ショーケース1の背面を貫通するように接続され
ており、前記先端部7aには、例えば図3に示すよう
な、断熱部材により筒状に成型された冷気吹出ダクト8
がショーケース1の幅方向に水平に配設されるように9
0度折曲して接続されている。前記冷気吹出ダクト8
は、円筒状に形成された断熱部材の上部には、前記供給
配管7から供給される冷気を上方に向かって吹き出すよ
うに形成された複数の冷気吹出孔9,9…を有してい
る。
【0023】また、図2に戻り、前記冷却空気通路6の
上端部は、前記商品陳列部3の前方に開口し前記冷却空
気通路6の冷却空気を下方に吹出す冷却空気吹出口10
とされており、前記冷却空気通路6の下端部に連なる前
端部は、前記商品陳列部3の前方に開口し前記冷却空気
通路6の冷却空気を吸込む冷却空気吸込口11とされて
いる。そして、冷却空気通路6の前記冷却空気の供給配
管7の先端部12aに接続された冷気吹出ダクト8の配
設位置より冷却空気吸込口11側には、仕切板12が形
成されており、前記仕切板12には冷却空気通路6を連
通させるファン13が設けられている。
【0024】そして、冷却空気通路6内の前記ファン1
3と供給配管7の先端部7aの配設位置の中間部には、
ショーケース1内の冷却空気を回収するための回収配管
14の先端部14aが前記ショーケース1の背面を貫通
するように接続されている。そして、前記先端部14a
には、前記冷気吹出ダクト8と同様に、断熱部材により
円筒状に成型された図示しない冷気回収ダクトがショー
ケース1の幅方向に水平に配設されるように90度折曲
して接続されている。この冷気回収ダクトは、円筒状に
形成された断熱部材の下部に、前記ファン13によって
冷却空気通路6内に回収されたショーケース1内の空気
を吸込むための複数の吸込孔を有している。なお、この
吸込孔はその配設面積が、前記冷気吹出ダクト8に設け
られた冷気吹出孔9の総配設面積と等しくなるように形
成されているものとする。
【0025】前記ショーケース1の前記冷却空気通路6
の背部には、この冷却空気通路6に沿って同じくコ字状
に形成されたガイド空気通路15が配設されており、前
記ガイド空気通路15の上端部は、前記冷却空気吹出口
10の前方隣に開口し前記ガイド空気通路15の空気を
下方に吹出すガイド空気吹出口16とされており、前記
ガイド空気通路15の下端部に連なる前端部は、前記冷
却空気吸込口11の前方隣に開口し商品陳列部3内の空
気を吸込むガイド空気吸込口17とされている。また、
ガイド空気通路15内の前記ガイド空気吸込口17の近
傍には、ガイド空気を循環させるファン18が支持板1
9に支持されるようにして設けられている。なお、前記
ガイド空気通路15はショーケース1のタイプによって
は設けなくてもよい。
【0026】ショーケース1内の上端部となる前記ガイ
ド空気通路15の上方には、外部空気通路20が配設さ
れており、外部空気通路20の一端部は、前記ガイド空
気吹出口16の前方隣に開口し前記外部空気通路20に
供給される外部空気を下方に吹出す外部空気吹出口21
とされており、外部空気通路20の上面を構成するショ
ーケース1の天板の背面側には、外部空気を前記外部空
気通路20内に取込むファン22が配設されている。
【0027】そして、ショーケース1の商品陳列部3内
の背面最上部には、前記商品陳列部3内の温度を制御管
理する温度制御手段としてのサーモスタットTの検知部
23が配設されている。
【0028】前記供給配管7および回収配管14には、
最初の運転開始前に供給配管7および回収配管14内の
内圧を測定したうえで、供給分冷却空気量と回収分空気
量とがほぼ等しくなるようにその開度を調整するための
手動開閉弁24と、ショーケース1内に配設された前記
サーモスタットTと電気的に接続されたステップモータ
SMによりその開度を自動的に調節される通気自動調節
手段としての開度自動調節弁25がそれぞれ配設されて
いる。前記開度自動調節弁25は、比例式温度調節手段
であり、ショーケース1内の温度を一定に保つために、
常にショーケース1内の温度と任意の設定温度との比較
を前記サーモスタットTを用いて行い、その結果で、前
記ステップモータSMによって、供給分冷却空気量と回
収分空気量との量的調和を図るようにして、その開度を
ショーケース1内の温度に対応して調節するようになっ
ている。すなわち、供給配管7および回収配管14に配
設された開度自動調節弁25は、ショーケース1内に配
設されたサーモスタットTの検知部23により検知した
ショーケース1内の温度が設定温度より上昇した場合に
は、供給配管7および回収配管14の開度自動調節弁2
5をその開度を調整しつつ開き、また、前記サーモスタ
ットTが検知した温度が設定温度から多少でも下がった
場合には、供給配管7および回収配管14の開度自動調
節弁25を開度を小さくするように閉じるように制御さ
れている。
【0029】なお、前記開度自動調節弁25の開度は、
供給配管7側と回収配管14側において必ずしも同じに
する必要はなく、本実施例においては、前記開度自動調
節弁25は、供給配管7側に設けられた開度自動調節弁
25の開度より、回収配管14側に設けられた開度自動
調節弁25の開度を大きくし、ショーケース1への供給
分冷却空気量よりも回収分冷却空気量の方が多少多くな
るように制御されるものであり、本実施例においては約
5%の増量としているが、この%に限定されるものでは
ない。
【0030】また、前記手動開閉弁24と開度自動調節
弁25との機能を併せて、1つの弁とすることもでき
る。さらに、前記手動開閉弁24および開度自動調節弁
25はショーケース1内の供給空気通路6aおよび回収
空気通路6bに設けるようにしてもよい。
【0031】なお、前記開度自動調節弁25の構造につ
いては、前記供給配管7および回収配管14の構造の説
明をする際に併せて詳述する。
【0032】図1に戻って、前記各ショーケース1が設
置されている店舗S内と隔離した機械室M内には、前記
各ショーケース1の商品収納部5を冷却するための冷却
ユニット26が設置されている。
【0033】図4は冷却ユニット26の概略を示すもの
である。
【0034】この冷却ユニット26は、圧縮機、凝縮
器、膨脹部材および蒸発器からなる冷凍サイクル27を
収納しているケーシング28と、前記冷凍サイクル27
によって冷却されたブラインの保冷を行なう蓄冷槽29
と、熱交換器30内を循環するブラインと周囲の被冷却
媒体との熱交換を行うことにより冷却空気を発生させる
冷気発生室31とから構成されている。なお、前記冷凍
サイクル27の凝縮器は屋上等にクーリングタワー等と
して別設することもできる。
【0035】そして、前記冷凍サイクル27を構成する
圧縮機、凝縮器、膨脹部材および蒸発器を、冷媒を循環
させるための図示しない2本の配管をもって接続し、前
記冷凍サイクル27を蓄冷部材32を配設する蓄冷槽2
9と、ブラインを循環させるための2本の配管P1,P
1をもって接続し、さらに、前記蓄冷槽29を冷気発生
室31内の各熱交換器30と、ブラインを循環させるた
めの2本の配管P2,P2をもってそれぞれ接続するも
のである。なお、前記ブラインは図示しないポンプによ
ケーシング28、蓄冷槽29および冷気発生室31間
を循環するようになっている。
【0036】ここで、この冷却ユニット26を構成する
各々についてさらに説明する。
【0037】まず、前述した冷凍サイクル27をもって
冷却冷媒たるブラインを冷却するため、図示は省略した
ケーシング28内において、ブラインは冷凍サイクル
27の蒸発器と接触して熱交換を行なうようにように構
成されている。本実施例においては、前記ブラインとし
て、粘性が出にくい特性を有する塩化カルシウム溶液を
用いるか、あるいはエチレングリコール溶液を用いるこ
とが望ましく、本実施例としては、塩化カルシウム溶液
を用いた場合をもって説明する。
【0038】前記冷凍サイクル27には、ブラインを循
環させる2本の配管P1,P1をもって蓄冷槽29が接
続されており、前記蓄冷槽29内には、他のブライン、
例えばエチレングリコールまたは塩化カルシウムを水と
調合し、冷却された前記塩化カルシウム溶液より若干高
い温度(−25℃〜−30℃)で凍結するようにしたも
のを封入した複数の蓄冷容器33,33が整列状に配設
されている。この蓄冷容器33の整列方向は、ブライン
がケーシング28、蓄冷槽29および冷気発生室31間
において流通しやすくするため、配管P1,P2が接続
されている蓄冷槽29の対向壁面29a,29aに平行
する方向とされている。なお、ブラインとしては、前記
塩化カルシウム、エチレングリコールの他に、ポリプレ
ングリコール、塩化ナトリウム、塩化マグネシウム等が
ある。
【0039】そして、前記蓄冷槽29には、ブラインを
循環させる2本の配管P2,P2をもって熱交換器30
が接続されており、前記各配管P2には、冷気収集室3
4内に配設された前記サーモスタットTと連結されたモ
ータ(図示せず)により自動的に開閉される開閉弁35
と前記蓄冷槽29に保冷されたブラインを循環させるた
めのポンプ36とが配設されている。この配管P2に配
設された開閉弁35およびポンプ36は、冷気収集室3
4内に配設されたサーモスタットTが検知した発生冷気
の温度が上限設定温度より上昇した場合に、配管P2の
開閉弁35を開くとともにポンプの駆動を開始し、ま
た、前記サーモスタットTが下限設定温度を検知した
ら、配管P2の開閉弁35を閉じるとともにポンプ36
の駆動を停止するように構成されている。
【0040】また、本実施例において、前記冷気発生室
31には、図5に示すように、前記ブラインを循環させ
る冷却フィンコイルをそれぞれ有する2室の熱交換室3
7,37が設けられている。そして、隔壁38を介して
前記熱交換室37,37に隣接するように冷気収集室3
4が設けられており、前記熱交換室37,37と冷気収
集室34との隔壁38には冷気の流通を行なうファン3
9が形成されている。前記ファン39は、図6に示すよ
うに、冷気発生室31内の隔壁38の上方に配設されて
おり、熱交換室37と冷気収集室34との一切の通気を
遮断可能とする遠隔操作により開閉し得るシャッタ40
を有している。
【0041】前記熱交換室37,37において発生する
冷気は、前記熱交換室37,37と冷気収集室34との
隔壁38に配設されたファン39を駆動させることによ
って冷気収集室34に集められる。
【0042】前記熱交換室37,37は2室で同時に冷
却動作させることも、もちろん可能であるが、本実施例
においては、どちらか一方の熱交換室37の熱交換器3
0を使用して空気の冷却を行ない、他方の熱交換室37
は、必要に応じて熱交換器30のデフロスト等の保守を
おこなったり、非常時に備えた待機状態とするようにし
て、前記2室の熱交換室37,37を交互に使用するも
のとする。
【0043】また、前記デフロストの際には、デフロス
トが行なわれている熱交換室37と冷気収集室34との
隔壁38に配設されたファン39に設けられたシャッタ
40を閉ざすことにより、デフロストの際に発生する暖
気が冷気収集室34へ侵入することを防止することがで
きる。
【0044】図5に示すように、前記熱交換器30にブ
ラインを循環させる配管P2にはデフロスト用に別設さ
れたホットブラインの供給・回収用の配管P3が接続さ
れており、この配管P3に介装されているデフロスト用
弁41の開閉操作をもってデフロストを行なうようにな
されている。前記配管P3内には、前記ブラインたる塩
化カルシウム溶液が封入されており、この配管P3内の
ブラインは、前記冷凍サイクル27において凝縮器に到
達する前の高温高圧の冷媒ガスが流通するコイルと熱交
換されるようになっており、この冷媒ガスとの熱交換に
よりホットブラインを約40℃前後の温度に保持するよ
うになっている。なお、このホットブラインの温度制御
は配管P3に迂通路を設け、冷媒ガスとの熱処理を必要
に応じて行なうことで達成される。なお、前記デフロス
ト用弁41に代えてデフロスト用弁41と前記手動開閉
弁24を組み合わせた三方弁を使用してもよい。
【0045】さらに、前記冷気発生室31内の熱交換室
37においてブラインとの熱交換により冷却され、冷気
収集室34内に導入された冷却空気を前記各ショーケー
ス1の商品陳列部3に供給するための供給配管7が前記
冷却ユニット26の冷気収集室34と接続されており、
この供給配管7の先端7aは前述したように前記各ショ
ーケース1の冷却空気通路6と連通されている。
【0046】また、前記冷気収集室34の近傍の供給配
管7には風量センサ42が配設されており、冷却空気の
供給が設定値以下の通気量となった場合に、風量センサ
42が冷気収集室34内に設置され供給配管7に冷却空
気を送り込むファン43のモータMの駆動をインバータ
制御し、前記ファン43のモータMが過負荷となること
を防止するように構成されている。
【0047】さらにまた、前記各ショーケース1の商品
収納部5と連通する回収配管14が前記冷気発生室31
の熱交換室37と接続されており、各ショーケース1の
冷却空気を前記冷却ユニット26の冷気発生室31に回
収するようになっている。なお、回収配管14を通って
回収される冷却空気は、例えば、前記回収配管14に配
設された切換弁を操作することによって、2室の熱交換
室37に振り分けるものとする。このように、供給配管
7と回収配管14を介して冷却ユニット26と各ショー
ケース1間における冷却空気の循環をはかるため、前記
冷却ユニット26内には、前記ファン39以外にも図示
しない供給用ならびに回収用の大容量のファンが配設さ
れている。
【0048】また、前記冷気発生室31の周壁44は断
熱パネルによって形成されており、天井45には、図6
に示すように着霜を防止するセラミック板45aが表面
に貼着されている。このセラミック板45aに冷気が当
たると、セラミック板45aのセラミックが冷気中に含
まれている氷の結晶の発達を阻止する物性を有している
ので、天井45への着霜を防止することができる。そし
て、冷気収集室34の天井45には、前記セラミック板
45aを表面に貼着した風当板46が傾斜状に配設され
ており、前記風当板46が冷気発生室31内の隔壁38
に配設された前記ファン39から吹出す冷気を直接受け
るようになされている。こうすることにより、冷気収集
室34内外の天井以外の各箇所に着霜することを防止す
ることができる。
【0049】また、冷気収集室34には、前述したよう
に、発生した冷気の温度を検知して配管P2に配設され
た開閉弁35の開閉およびポンプ36の駆動を制御する
サーモスタットTが配設されている。
【0050】また、図1に戻って、前記冷却ユニット2
6内において蒸発器内の冷媒との熱交換により冷却され
た冷却空気を前記各ショーケース1の商品収納部5に供
給するための供給配管7が前記冷却ユニット26と接続
されており、この供給配管7の各先端は前述したように
各ショーケース1の冷却空気通路6と連通されている。
さらにまた、前記各ショーケース1の冷却空気通路6と
連通する回収配管14が前記冷却ユニット26と接続さ
れており、各ショーケース1の冷却空気通路6内の空気
を前記冷却ユニット26に回収するようになっている。
【0051】前記供給配管7および回収配管14は、多
数の断熱風導管47を順次連結して構成されている。前
記断熱風導管47は、図7に示すように、断熱材料を筒
状に形成した風導管本体48を有しており、この風導管
本体48の中央部内周には、塩化ビニールその他の樹脂
からなる円筒状の芯体49が空気抵抗を小さくするため
に形成されており、前記風導管本体48の一端部の内周
縁部には、塩化ビニールその他の樹脂からなる円筒状の
連結部材50が前記芯体49と連接するように形成され
ている。そして、隣接する1対の断熱風導管47,47
の端部間を内側から連結部材50により接着などにより
接続することにより前記供給配管7および回収配管14
が形成されることになる。なお、隣接する1対の断熱風
導管47,47の外周の接続部は図示しないアルミ製テ
ープなどにより封止することが望ましい。また、前記風
導管本体48の一例としては、長さが1〜2m、内径が
50〜600cm、厚さが30〜75mm程度、望まし
くは50〜75mmのものが考えられるが、この各種寸
法は、冷却ユニット26側の幹管とショーケース1側の
枝管とで異なることになる。また、前記風導管本体48
の肉厚は冷気温度の低いものほど厚いものが望ましい。
【0052】一方、前記供給配管7および回収配管14
の分岐部あるいは集合部には、図8に示すようなT字筒
状の断熱風導管47Aや、図示しないL管、45度L
管、Y管等を使用すればよい。この断熱風導管47Aや
その他の形状の風導管は、前記断熱風導管47と同様、
断熱材料を筒状に形成した風導管本体48Aを有してお
り、その中央部内周には、図7に示す風導管(直管)と
同様に、芯体49Aが形成されている。なお、この断熱
風導管47Aも連結部材50のような連結部材50Aを
接着することにより他の断熱風導管47,47Aと連結
される。
【0053】図4に示した断熱風導管47Aは、3つ端
部の全てに連結部材50を装着してあるが、この断熱風
導管47Aには他の断熱風導管47、47Aの連結部材
50が設けられていない端部が連結される。また、必ず
しも前記断熱風導管47Aの3つ端部の全てに連結部材
50が設けられている必要はないことは勿論である。
【0054】そして、機械室M内に配設された冷却ユニ
ット26と店舗S内に配設されたショーケース1との間
を循環するように、冷却ユニット26により製造された
冷却空気を前記ショーケース1に供給する供給配管7
と、前記ショーケース1から冷凍空気を回収する回収配
管14の配管作業を行う。この作業は、前記断熱風導管
47,47Aの連結部材50を隣接する断熱風導管4
7,47Aの風導管本体48,48Aの端部に挿入し
て、接着剤により連結部材50を断熱風導管47,47
Aと接着することにより連結し、さらに、断熱風導管4
7,47Aの接続部をアルミ製テープで封止させ補強を
はかる。なお、この断熱風導管47,47Aは天井裏の
ように、人目に触れにくく、買物客の歩行や商品の搬入
に邪魔にならないところに施すものとする。
【0055】なお、本実施例においては、芯体49とし
てステンレス等の金属部材を用いた断熱風導管47は、
結露のおそれがあるため、供給配管には一切使用しない
ものとする。
【0056】図9は、前記開度自動調節弁25を示す斜
視図であり、図10は図9のa−a断面図であり、図1
1は図10のb−b断面図であり、図12は図9の横断
面図である。
【0057】前記開度自動調節弁25の弁本体51は、
前記断熱風導管47に装着されており、前記弁本体51
内には断熱風導管47を閉塞し通気の遮断を可能とした
円形の弁板52が後述するインスレーションシャフト
(断熱性軸)53を軸として水平方向に回転自在に配設
されている。そして、前記弁板52の配設された断熱風
導管47の内周部分には半円弁座54が、図12に示す
ように、前記インスレーションシャフト53によって分
割される弁板52の半円周部分に弁板52の片面方向か
ら当接し、残りの半円周部分に弁板52の他方の面側か
ら当接するように配設されている。この半円弁座54
は、弁板52が最も開かれる時、つまり前記弁板52の
回転をほぼ90度とした時にストッパとして機能し、弁
板52の閉時には、弁板52の円周部分に当接して弁板
52周囲からの通気を遮断するとともに、ショーケース
1に供給される冷却空気により弁板52が閉じた状態で
凍結するのを防止するシール部材として機能するように
なっている。
【0058】また、前記インスレーションシャフト53
は前記弁板52の上端から上方に延在して前記本体51
を貫通するように配設されており、インスレーションシ
ャフト53の上端には前記ステップモータSMの回転軸
55が接続されている。このステップモータSMの駆動
により、前記弁板52の開度が調節されることは前述の
通りである。また、前記インスレーションシャフト53
および回転軸55は前記本体51の上方に一体形成され
た断熱部材からなる断面略方形のモータ載置台56の内
部に収納されるようになされている。
【0059】なお、前記断熱風導管47は、この開度自
動調節弁25を設置する部位においては、上下において
半割りされており、開度自動調節弁25の弁板52等を
断熱風導管47内に装着した後に半割りされた断熱風導
管47を接着して円環状に形成される。
【0060】そして、前記モータ載置台56の近傍に
は、風量測定口57として風導管47の中心方向に向う
小径の孔が形成されており、最初の運転開始前にこの風
量測定口57から風速計を風導管47に差し入れ、風量
および風速を検出するようになされている。そして、こ
の検出結果によって前記風導管47に配設された手動開
閉弁24の開度を手動により調節し、適切な冷気の供給
量・回収量を得るようにする。なお、この風量測定口5
7は一度、前記手動開閉弁24を適切に設定した後は、
通常は、適宜な栓体58により塞ぐものとする。
【0061】なお、前記開度自動調節弁25を構成する
風量調節ダンパのインスレーションシャフト等の各種部
品も熱伝導率の低いウレタン、ポリエステル等の断熱材
により形成するものとする。
【0062】つぎに、前述した構成からなる本実施例の
作用について説明する。
【0063】まず、冷却ユニット26内の冷凍サイクル
27において低温低圧とされた液冷媒を蒸発器(図示せ
ず)に供給し、ブラインと接触させることによってブラ
インたる塩化カルシウム溶液を−30℃〜−40℃に冷
却する。そして、冷却したブラインを配管P1を介して
蓄冷槽29に循環させ、冷却したブラインを蓄冷槽29
において保冷する。
【0064】蓄冷槽29においては、−30℃〜−40
℃に冷却した塩化カルシウム溶液により、塩化カルシウ
ム溶液よりも多少高い−25℃〜−30℃で凍結するよ
うに調整されたエチレングリコールと水の調合液が封入
された前記蓄冷容器33が凍結するため、前記塩化カル
シウム溶液がブラインとしての循環使用により冷却の度
合いが多少緩んだ場合に、前記蓄冷容器33が、今度は
逆に前記塩化カルシウム溶液を冷却する蓄冷部材32と
して機能することになる。よって、前記冷凍サイクル2
7を常に駆動し続ける必要はない。つまり、塩化カルシ
ウム溶液が冷気発生室31において所定温度の冷却空気
を発生させることができない程の温度となった場合にの
み前記冷凍サイクル27を駆動させて塩化カルシウム溶
液を冷却させるとともに、配管P2に配置された開閉弁
50の開閉を行って塩化カルシウム溶液の循環をおこな
う。したがって、安価な深夜電力を利用して蓄冷容器3
内のエチレングリコールと水の調合液を凍結してお
き、昼間はブライン温度が設定温度より下回った時にの
み、冷凍サイクル27を駆動すればよい。
【0065】また、前記蓄冷容器33にその凍結温度を
異にした複数種のブラインをそれぞれ複数個の蓄冷容器
33毎に封入し、蓄冷部材32として用いれば、各複数
個ずつの冷却容器33毎において蓄冷部材32の溶融温
度が複数種得られることになるため、塩化カルシウム溶
液から大量の熱を奪う溶融時に時間差が生じることにな
り、よって、長時間に亘って前記塩化カルシウム溶液の
保冷を安定的に行なうことができる。
【0066】なお、本実施例において、前記塩化カルシ
ウム溶液は、例えばエチレングリコールに、エチレング
リコールと水の調合液は、例えばカルシウム溶液と水の
調合液というように、他のブラインをもって変えること
ができることは前述した通りである。
【0067】そして、回収配管14を介して冷却ユニッ
ト26の冷気収集室34内に回収された各ショーケース
1からの冷却空気を、冷気発生室31内の図示しない冷
却フィンコイルを通過するブラインと熱交換させること
によってさらに冷却し、冷却ユニット26内に設けられ
た図示しないファンによって供給配管7内に供給する。
この供給配管7内に供給された冷却空気は供給配管7を
通り、その先端部7aに接続された冷気吹出ダクト8か
ら冷却空気通路6内に均一に吹出される。そして、その
冷却空気通路6でファン25により吸引されたショーケ
ース1内の冷却空気と混合され、さらに冷却空気吹出口
10から商品陳列部3へ吹出されることになる。各冷却
空気吹出口10はショーケース1の前面上部に設けられ
ているため、冷却された空気はショーケース1の商品陳
列部3の上方から下方に向かって下降することになる
が、その際に商品陳列部3や商品は冷却されることにな
る。そして、冷却ユニット26に設けられた他のファン
の吸引力によってショーケース1の商品収納部5に設け
られた冷却空気吸込口11から冷却に供せられた空気が
回収配管14へ吸込まれ、回収配管14を通って再び冷
却ユニット26に戻されることになる。
【0068】このように、冷却空気は冷却ユニット26
から各ショーケース1へ、前記冷却ユニット26および
各ショーケース1の供給空気通路6aならびに供給配管
からなる供給通路を通ることによって供給され、各シ
ョーケース1の商品陳列部5内の商品を所定の温度に冷
却する。
【0069】一方、冷却に供せられた空気は、商品陳列
部3の前部下壁に設けられた冷却空気吸込口11から冷
却空気通路6内にファン25によって吸込まれ、冷却空
気通路6内で供給配管7から送り込まれる冷却空気と混
合され再び冷却空気として使用されることになる。つま
り、冷却に供せられた空気は、各ショーケース1から冷
却ユニット26へ、各ショーケース1並びに前記冷却ユ
ニット26の回収空気通路6bおよび回収配管14から
なる回収通路を通って回収され、再び、冷却空気として
用いられる。
【0070】また、前記ショーケース1の商品陳列部3
前部上壁に設けられたガイド空気吹出口16および
気空気吹出口21からは、冷却空気と外気との圧力のバ
ランスを保障する空気カーテンとしてガイド空気および
外気空気が吹出される。そして、前記ガイド空気および
周辺の半冷却空気は、商品陳列部3の前部下壁8に設け
られたガイド空気吸込口28からガイド空気通路15内
にファン18によって吸込まれ、ガイド空気通路15内
を通って再びガイド空気吹出口16からガイド空気とし
て供されるようになっている。
【0071】さらに、冷却ユニット26内の冷凍サイク
ル27を駆動させてショーケース1内の冷却を行い、シ
ョーケース1内の温度が一旦設定温度まで下降したら、
供給配管7および回収配管14にそれぞれ配設されショ
ーケース1内の温度を制御するサーモスタットTと接続
された各開度自動調節弁25のステップモータSMを駆
動させ、各開度自動開閉弁25の弁板52を閉じる方向
に回動することによって、開度自動調節弁25の開度を
小さくし、断熱風導管47から供給される冷気の量を減
少させるとともに、ショーケース1からの回収される冷
気の量を減少させる。
【0072】そして、ショーケース1内の温度が設定温
度以上に上昇した場合には、ショーケース1内の温度を
制御するサーモスタットTと接続されたステップモータ
SMを駆動させることによって、供給配管7および回収
配管14に配設された各開度自動調節弁25の弁板52
をその開度を大きくするように開くことにより断熱風導
管47から供給される冷気の量を増大させ、ショーケー
ス1内にそれまでより多くの量の冷気を供給するととも
にショーケース1から回収される冷気の量を増大させ
る。
【0073】なお、前記サーモスタットTは、設定温度
と実際の温度との差が一例として±1℃となったときに
作動するように制御されており、供給配管7および回収
配管14に配設された開度自動調節弁25は、前記サー
モスタットTにより制御されるショーケース1内温度に
より相互に比例するように開度を制御されることにな
る。なお、両開度自動調節弁25を完全に開閉するオ
ン、オフ制御も可能である。
【0074】ところで、本実施例においては、供給配管
7側に配設された開度自動調節弁25の弁板52の開度
より回収配管14側に配設された開度自動調節弁25の
弁板52の開度を大きくし、ショーケース1からの冷却
空気の回収量をショーケース1への冷却空気の供給量よ
り5%程度多くするように制御されており、このよう
に、供給量より回収量を多くした結果、ショーケース1
の前面に開放状態で形成された商品取出口2部分から、
ショーケース1内の冷却空気が外部(店内)に漏れるこ
とがないという効果が生じる。このことにより、ショー
ケース1の前の通路に滞留する低温の冷気がなくなり、
客や店員が低温による被害を受けないようになることを
意味し、いわゆるコールドアイルの問題が解決されるこ
とになる。
【0075】なお、食品管理上、冷却の希望温度にも差
があり、前記ショーケース1を冷凍庫としての利用する
場合には−25℃程度が好ましく、また、精肉・鮮魚等
の生鮮食料品は3℃〜−3℃程度に、牛乳や豆腐等の日
配品は冷蔵庫として5℃〜10℃程度に冷却することが
好ましいといわれている。
【0076】そこで、本実施例においては前述した冷却
ユニット26を冷凍食料品冷凍庫用と、生鮮食料品冷凍
庫・日配品冷蔵庫共用の2基用意する。
【0077】こうすることにより、所定温度の冷却空気
を所望のショーケース1に供給配管7によって導き、シ
ョーケース1を冷凍庫もしくは冷蔵庫として用いること
ができる。
【0078】また、ショーケース1の移動を希望の位置
に容易に行なうことができ、また、機械室Mの冷却ユニ
ット1と店舗S内のショーケース1とを連結する断熱風
導管47,47Aも簡単な作業で配管することができ
る。
【0079】そして、従来、ショーケース1ごとに配設
されていた冷凍サイクル27を機械室M内に一体化した
ため、ショーケース1自体の製造部品が削減され、製造
コストを抑えることが可能となる。さらに、ショーケー
ス自体の構造が簡素化されたことでショーケース1の設
置スペースが小さくなり、店舗Sの売場面積を有効に利
用することができる。
【0080】さらにまた、冷却空気を発生させる熱交換
冷却フィンコイルを用いてブラインと空気との熱交換
を行う方法は、冷媒たるブラインが液体であるため熱交
換効率が良好となり、従来の蒸発器を小型化することが
できる。
【0081】また、冷凍サイクルを機械室Mに集中させ
たことで、冷却ユニット26の冷媒配管、排水管、電気
配線の工事も各ショーケース1毎に行う必要がなくな
り、設備費を削減することができるとともに、故障を未
然防止するメンテナンス等の運転維持費も低減させるこ
とが可能となる。また、冷媒配管は機械室M中で行わ
れ、ほぼ常設的なものとなるため、従来のようにショー
ケース1の移動の際に冷媒としてのフロンガスが漏洩す
るといったことはなく、しかも、冷媒配管の距離は従来
より格段に短くなるため、冷媒配管の接続箇所も少なく
なり、冷媒のガス洩れも減少させることができる。
【0082】また、従来の冷却装置ではかなりの距離の
冷媒配管が必要であり、例えば80〜100mの冷媒配
管を行なった場合には20〜30%程度の能力ダウンを
見越さなければならなかったのに対して、本実施例の冷
却装置はコンパクトであり、しかも配管長の圧力損失が
生じないため能力ダウンを考慮しなくてよい設計となっ
ている。
【0083】さらに、本実施例において用いるブライン
の冷却は、深夜電力を用いて行なうことができ、なおか
つ、蓄冷槽29内で凍結した蓄冷容器38aをブライン
の蓄冷部材32として用いることによって冷凍サイクル
27の駆動を常時行う必要がなくなり、電力用トータル
費用を従来のショーケースの40〜50%に抑えること
が可能となる。
【0084】そして、機械室Mにおける集中制御により
各ショーケース1内のデフロストを行なう必要がないの
でショーケース1内の温度管理が良好となり、よってド
リップも起こらず、商品の品質管理も万全を期すること
ができる。
【0085】また、個々のショーケース1の設定温度と
実際の温度との差をショーケース1内に配設されたサー
モスタットTの検知部23で検知することにより、前記
サーモスタットTと連結されたステップモータSMを駆
動させ、前記ステップモータSMによって供給配管7お
よび回収配管14に配設された開度自動開閉弁25の開
度を自動的に調節することで、冷却空気の供給および回
収量を個々のショーケース1の設定温度に応じて調節す
ることができ、また、設定温度と実際の温度との差が生
じたことに対してリアルタイムで対応することができる
のでショーケース1内の温度管理が良好となり、よって
ショーケース1内に収納された食料品等にドリップも起
こらず、商品の品質管理も万全を期することができる。
【0086】次に、図13は本発明の第2実施例を示す
ものである。
【0087】前記第1実施例では、通気自動調節手段と
して、温度制御手段としてのサーモスタットTと連結さ
れたステップモータSMによって開度を調節される開度
自動調節弁25を用いたが、本実施例は、前記サーモス
タットTと接続されたインバータ制御されうるファンモ
ータFMによってその回転数を制御されるファン59を
用いたものである。
【0088】店内に配設されたショーケースおよび機械
室Mに配設された冷却ユニットに関しては、前記第1実
施例のショーケースおよび冷却ユニットを用いるものと
し、前記冷却ユニット26内において冷却された冷却空
気を前記各ショーケース1の商品収納部5に供給するた
めの供給配管7が前記冷却ユニット26と接続されてお
り、この供給配管7の各先端は各ショーケース1の冷却
空気通路6と連通されている。さらにまた、前記各ショ
ーケース1の冷却空気通路6と連通する回収配管14が
前記冷却ユニット26と接続されており、各ショーケー
ス1の冷却空気通路6内の空気を前記冷却ユニット26
に回収するように構成されている。
【0089】図13は、前記ファンの配設の一実施例と
して、冷却空気の供給通路および回収通路としての供給
配管7および回収配管14を構成する断熱風導管47内
に配設されたファン59を示しており、このファン59
を装着した断熱風導管47を、以下、ファンユニット6
0として説明する。
【0090】前記供給配管7および回収配管14は、前
記第1実施例と同様にして断熱材料を筒状に形成された
多数の断熱風導管47を順次連結して構成されており、
前記断熱風導管47は、断熱材料を筒状に形成した風導
管本体48を有している。この風導管本体48の中央部
内周には、塩化ビニールその他の樹脂からなる円筒状の
芯体49が空気抵抗を小さくするために形成されてお
り、前記風導管本体48の一端部の内周縁部には、塩化
ビニールその他の樹脂からなる円筒状の連結部材50が
前記芯体49と連接するように形成されている。
【0091】そして、ファンユニット60は、前記断熱
風導管の1種であり、図13に示すように、前記風導管
本体48内の通気量の調節を可能としたファン60が回
転自在に配設されている。前記ファン59は、ショーケ
ース1内に配設されたサーモスタットTと接続されたフ
ァンモータFMのインバータ制御によってその回転の駆
動制御がなされるようになっている。そして、このファ
ンユニット60は他の断熱風導管47と連接されること
によって供給配管7および回収配管14を構成するもの
であり、その配設数や組込み位置は前記配管の長さ等に
よって自由であるが、その配置位置としてはショーケー
ス1の近傍に設けることが望ましい。さらに、前記ファ
ン59の近傍には、ファン59の駆動停止時にファンユ
ニット60における冷気の流通を遮断するためのシャッ
タ61が配設されており、このシャッタ61はファン5
9の駆動と停止に連動して遠隔操作により開閉されうる
ようになっている。
【0092】このような構成からなる本実施例の作用と
しては、ショーケース1内に検知部23を有するサーモ
スタットTと連結されたファンモータFMによって、フ
ァン59の回転数が制御され、その回転数によって、冷
却空気のショーケース1への供給量および回収量を比例
調節する。つまり、サーモスタットTの検知部23が設
定温度より高い温度を検出した場合、サーモスタットT
によってファンモータFMをインバータ制御し、ファン
59の回転数を増大し、一方、サーモスタットTの検知
部23が検出したショーケース1内の温度が設定温度で
ある場合にはファン59の回転数を減少するようにす
る。すなわち、その設定温度と検知温度との温度差に応
じてファン59の回転数が調節されることになる。
【0093】このように、本実施例のショーケースの冷
却装置において、機械室Mの冷却ユニット1と店舗S内
のショーケース1とを連結する供給配管7および回収配
管14として、通気自動調節手段の主要部を構成するフ
ァンユニット60を他の断熱風導管47,47Aに簡単
な作業で自在な位置に連接することができ、しかも前記
断熱風導管47,47Aおよびファンユニット60は安
価に形成することができる。
【0094】そして、個々のショーケース1に対して冷
却空気の供給・回収用のファン59を設けることが可能
になったことで、ショーケース1毎の細かな温度管理を
行うことができるようになり、サーモスタットTと接続
されたファンモータFMのインバータ制御によりファン
59の回転数を調節することで、ショーケース1内の温
度は常に一定の温度に保つことができ、よって、ショー
ケース1内に収納された生鮮食品や冷凍食品等の品質保
存および管理を良好に行うことができる。
【0095】なお、通気自動調節手段として前記ファン
を配置するという方法は、前述したようなファンユニッ
ト60として各配管内に組み込む方法に限ることなく、
例えば、冷却空気の回収用のファン59をショーケース
1内の供給空気通路および回収空気通路に設けることも
可能である。
【0096】また、供給配管7、回収配管14内に複数
のファン59を設置した場合には、例えば、回収配管1
4においてはショーケース1近くに配設されたファン5
9と冷却ユニット26の近傍に配設されたファン59と
で、その回転数を違える等、配設されたファン59、5
9間で回転数を制御するようにすることもできることは
いうまでもない。
【0097】また、本発明の構成するショーケースとし
ては、第1実施例に図示したようなオープンショーケー
スに拘ることなく、クローズショーケースやリーチイン
ショーケースを用いることができる。
【0098】例えば、クローズショーケースを用いる場
合、クローズショーケース内に収納された商品を出し入
れする時以外は、冷却空気をショーケース内に閉じ込め
ておくことができるため、例えばオープンショーケース
に比べて熱の損失は少なく、保温状態も良好である。よ
って、冷却空気の供給・回収を常に行う必要性は乏し
く、特に、頻繁にドアの開閉がなされるリーチインショ
ーケースと、そうでないリーチインショーケースとで
は、ショーケース内の温度に差が生じているにも拘ら
ず、中央で一括管理して冷却空気を供給・回収すること
は電力消費の無駄が生じる可能性があるが、このような
クローズショーケースに、本発明の通気自動制御手段を
備えることで、個々のショーケース内の温度を設定温度
で一定に保つために必要な時にのみ冷却空気の供給・回
収を行うことができるようになり、ショーケース内の冷
却にかかる消費電力をさらに大幅に節約することがで
き、効率的な温度管理を施すことができる。
【0099】また、リーチインショーケースを用いた場
合にも、前記クローズショーケースを用いた場合と同様
の効果がある上に、さらに、冷却空気の回収量を供給量
よりも約5%多くしたことで、買い物客がショーケース
のドアをオープンにした場合に、店内の通路に流れ出す
ショーケース1内の冷却空気を極力少量とすることがで
き、よって、買い物客も寒い思いをせず、冷却効率も向
上させることができ、消費電力も節約することができ
る。
【0100】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、必要に応じて変更することができる。
【0101】
【発明の効果】本発明によれば、冷却装置を機械室に集
中することができるし、冷却装置の冷媒配管長の圧力損
失が生じないし、さらには深夜電力を利用してブライン
の蓄冷を行なえるので、電力費用をトータル的に40〜
50%少なくすることができる。また、ショーケースの
場合、店内においての冷媒配管工事、電気工事あるいは
排水管工事を不要にできるし、ショーケースの店内の移
動やそれに伴う配管工事も容易に行なうことができる。
また、冷却空気の供給量よりも回収量を若干多くするこ
とで、ショーケースの開口部からショーケース内の冷却
空気が外部に流れ出す、いわゆるコールドアイルを防ぐ
ことができ、特に、オープンショーケースおよびリーチ
インショーケースを用いた場合に、買い物客が寒さを感
じることを防止することができる。
【0102】そして、本発明の冷却装置は冷却空気をシ
ョーケースに循環させるものであるので、冷媒が途中の
配管において洩れ出すことはなく環境問題にも貢献でき
る。また、構造が簡略化されたショーケースあるいは自
動販売機は、同一体積においては商品収納量を増大でき
るし、また、商品収納量を同一とした場合は体積を減少
できるので、ショーケースの場合、店舗の売り場面積を
広く確保することができる。
【0103】そして、機械室に冷却ユニットとして冷凍
サイクルを集中して配置することによって、各ショーケ
ースおよび各自動販売機におけるデフロストの必要がな
いので、収納している商品の鮮度管理が良好になる。さ
らに、冷却関連部品を削減できるし、故障の頻度も激減
させることができるし、メンテナンス等の運転維持費も
削減できる。
【0104】また、個々のショーケースの設定温度と実
際の温度との差をショーケース内に配設された温度制御
手段と通気自動制御手段により、冷却空気の供給および
回収量を個々のショーケースの設定温度に応じて細かく
調節することができ、また、設定温度と実際の温度との
差が生じたことに対してリアルタイムで対応することが
できるので、ショーケース内の温度管理が良好となり、
よってショーケース内に収納された食料品等にドリップ
も起こらず、商品の品質管理も万全を期することができ
る。
【0105】この方法は、クローズショーケースおよび
リーチインショーケースを用いる場合に、特に、無駄な
消費電力を削減することができ、効率的な温度管理を施
すことができる。
【0106】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のショーケースの冷却方法を実施するた
めのショーケースの冷却装置の第1実施例を示す概略説
明図
【図2】本発明のショーケースの冷却装置の第1実施例
を示すショーケースの縦断面図
【図3】冷気吹出しダクトの構成を示す斜視図
【図4】冷却ユニットの構成の1実施例を示す説明図
【図5】冷気発生室の構造の1実施例を示す平面図
【図6】冷気収集室内のファンと風当板との関係を示す
説明図
【図7】断熱風導管の斜視図
【図8】図7の他種の断熱風導管の平面図
【図9】風量調節ダンパの構成を示す斜視図
【図10】図9のa−a線断面図
【図11】図10のb−b線による一部縦断面図
【図12】弁板の回転を示す図9の横断面図
【図13】本発明の第2実施例を示すファンユニットの
構造を示す縦断面図
【符号の説明】
1 ショーケース 7 供給配管14 回収配管 24 手動開閉弁 25 開度自動調節弁 26 冷却ユニット 31 冷気発生室 47 断熱風導管 60 ファンユニット S 店舗 M 機械室 T サーモスタット SM ステップモータ P 配管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F25D 11/00 - 16/00 F25D 17/08 318 - 321 F24F 5/00 102

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷却ユニットにおいてショーケースの設
    定温度より低温に冷却された冷却空気を冷却源としてシ
    ョーケース内の供給空気通路に供給配管を介して供給
    し、ショーケース内の空気と混合させてショーケース内
    の冷却を行なうとともに、冷却源としてショーケースに
    供給された前記冷却空気量とほぼ等しい量のショーケー
    ス内の回収空気通路の空気を前記冷却ユニットに回収配
    管を介して回収し、この回収空気を冷却ユニットにおい
    て再冷却して再度冷却空気として利用するショーケース
    の冷却方法であって、前記ショーケース内の温度に対応
    して、前記冷却空気の供給配管および供給空気通路を含
    む供給通路と、前記冷却空気の回収配管および回収空気
    通路を含む回収通路とに設けられた通気自動調節手段を
    制御し、前記冷却空気の供給量および回収量を、冷却空
    気の回収量が冷却空気の供給量より若干多くなるように
    比例調節することを特徴とするショーケースの冷却方
    法。
  2. 【請求項2】 供給空気通路に連通する冷却空気吹出口
    および回収空気通路に連通する冷却空気吸込口をそれぞ
    れ有する複数のショーケースと、各ショーケースから隔
    離して設置され、圧縮機、凝縮器、膨脹部材および蒸発
    器を有し循環されるブラインを冷却する冷凍サイクル、
    この冷凍サイクルにより冷却されたブラインの保冷を行
    なう蓄冷槽およびこの蓄冷槽内のブラインが導入される
    熱交換器を有し空気との熱交換を行い各ショーケース冷
    却用の冷気を発生する冷気発生室から構成される冷却ユ
    ニットと、前記冷却ユニットの冷気発生室内において製
    造された冷却空気を前記各ショーケースの冷却空気吹出
    口から吹出すように供給する供給配管と、前記各ショー
    ケースの冷却空気吸込口から冷却空気を前記冷気発生室
    内の熱交換器に通過させるために前記冷却ユニットに回
    収する回収配管とからなり、前記供給配管および回収配
    管に、供給冷気または回収冷気の風量を予め一定に設定
    するために各配管の開度を調節しうる開閉手段を配設
    し、各ショーケースに対応する前記冷却空気のショーケ
    ース内の供給配管および供給空気通路を含む供給通路と
    各ショーケースに対応する前記冷却空気の回収配管およ
    びショーケース内の回収空気通路を含む回収通路に、シ
    ョーケース内に配設された温度制御手段によって冷気の
    流通を冷却空気の回収量が冷却空気の供給量より若干多
    くなるように比例制御するためにその通気量を自動的に
    制御しうる少なくとも1つの通気自動調節手段を配設し
    たことを特徴とするショーケースの冷却装置。
  3. 【請求項3】 前記通気自動調節手段は、前記冷却空気
    の供給配管および回収配管に設けられ、前記温度制御手
    段により駆動されるステップモータを介して開度を調節
    される開度自動調節弁であることを特徴とする請求項2
    に記載のショーケースの冷却装置。
  4. 【請求項4】 前記通気自動調節手段は、前記温度制御
    手段によりインバータ制御されるファンであることを特
    徴とする請求項2に記載のショーケースの冷却装置。
  5. 【請求項5】 冷却に供する商品を陳列する商品陳列部
    と、この商品陳列部に連通し外部からの冷却空気を前記
    商品陳列部に供給する供給空気通路の開放口と、前記商
    品陳列部に連通し外部へ冷却空気を前記商品陳列部から
    回収する回収空気通路の回収口とを有し、前記商品陳列
    部には、商品陳列部の温度管理を行う温度制御手段を有
    し、前記供給空気通路および回収空気通路には、前記商
    品陳列部の冷却に供する冷却空気の供給量および冷却に
    供した冷却空気の回収量を、前記商品陳列部内の温度に
    対応して冷却空気の回収量が冷却空気の供給量より若干
    多くなるように比例調節するための通気自動調節手段を
    有することを特徴とするショーケース。
  6. 【請求項6】 前記ショーケースは、オープンショーケ
    ースであることを特徴とする請求項5に記載のショーケ
    ース。
  7. 【請求項7】 前記ショーケースは、クローズショーケ
    ースであることを特徴とする請求項5に記載のショーケ
    ース。
  8. 【請求項8】 前記ショーケースは、リーチインショー
    ケースであることを特徴とする請求項5に記載のショー
    ケース。
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