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JP2960787B2 - 2次元変位検出器 - Google Patents
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JP2960787B2 - 2次元変位検出器 - Google Patents

2次元変位検出器

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JP2960787B2
JP2960787B2 JP3031603A JP3160391A JP2960787B2 JP 2960787 B2 JP2960787 B2 JP 2960787B2 JP 3031603 A JP3031603 A JP 3031603A JP 3160391 A JP3160391 A JP 3160391A JP 2960787 B2 JP2960787 B2 JP 2960787B2
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displacement detector
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dimensional displacement
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康一 林
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に制御機械の動作や
CRT等の表示装置への多方向操作用の入力器として主
に使用される2次元変位検出器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、制御機械の動作やCRT等の表示
装置への多方向操作用の入力器としてポテンショメータ
を2個用いたジョイスティックと呼ばれる2次元変位検
出器が使用されてきた。図7はジョイスティックの一例
を示す斜視図であり、ポテンショメータ35は可動部3
1に固定され、レバー30のX方向の動きに連動してそ
の入力軸が動くように結合されている。これによってポ
テンショメータ35はレバー30のX方向の動きをその
抵抗変化で示すことができる。
【0003】可動部31は台33に固定されている固定
部32によってレバー30のY方向の動きに連動して動
くように支持され、また、ポテンショメータ34は固定
部32に固定され、可動部31の動きに連動してその入
力軸が動くように結合されている。これによってポテン
ショメータ34はレバー30のY方向の動きをその抵抗
変化で示すことができる。以上から、このジョイスティ
ックを用いてレバー30の倒しかたで2つの変位を同時
に抵抗変化で示すことができ、方向など2つのパラメー
タの入力器として使用することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したジョイスティ
ックに用いられているポテンショメータの内部には一般
に入力軸に連動して抵抗体と摺動する電極を備えてい
る。そのため、電極が摩耗し易く、2次元変位検出器と
しての寿命が短くなるという問題があった。
【0005】本発明は上述した事情から成されたもので
あり、本発明の目的は、長寿命な2次元変位検出器を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、特に制御機械
の動作やCRT等の表示装置への多方向操作用の入力器
として主に使用される2次元変位検出器に関するもので
あり、本発明の上記目的は、同一平面上に4個の歯を持
った磁性体の板から成り、前記4個の歯のうち隣合う歯
の磁極が通電時に逆相の状態になるように前記4個の歯
全てに第1の巻線が巻装され、前記4個の歯のうち隣合
わない歯を組合わせて2組とし、各組の対向する歯の磁
極が通電時に逆相の状態になるように前記2組のそれぞ
れに第2の巻線及び第3の巻線が巻装されたステータ
と、前記4個の歯に囲まれた領域内を2自由度で移動可
能であって、前記4個の歯と対向する各部分が同一形状
である磁性体から成るスライダーとを具備することによ
って、また、上記構成に前記4個の歯から等距離上に
るジョイントを支点として、前記スライダーの中央部を
貫装するレバーを追加具備することによって、さらに上
記構成に前記第1の巻線に励磁信号を印加する励磁手段
と、前記励磁信号の印加中に前記第2及び第3の巻線か
ら出力される信号をそれぞれ数値化するアナログ/デジ
タル変換手段と、前記アナログ/デジタル変換手段によ
り数値化された2つの数値を前記スライダーの2方向の
変位量に変換する数値変換手段とを追加具備することに
よって達成される。
【0007】
【作用】本発明の2次元変位検出器は、変位の検出に磁
気の変化を利用しているため、検出部を非接触構造とし
て2次元変位検出器自体の長寿命化を図ることができ
る。
【0008】
【実施例】図1は本発明の2次元変位検出器の一例を示
す斜視図、図3はその平面図、図4はそのI−I断面図
である。
【0009】ステータ16は硅素鋼板等の軟磁性体から
成り、4方向に同一平面上に設けられた4個の歯12,
13,14,15がケーシング20に固定されている。
さらに、それぞれの歯12,13,14,15には、通
電時に図3の矢印で示すような4つのループの磁束を発
し、隣合う歯の磁極が逆相となるように巻線1がボビン
4,5,6,7を介して巻装されている。また、4個の
歯のうち隣合わない12,14の組及び13,15の組
には、上記磁束に対して起電圧を打ち消す方向に巻線2
及び3がボビン8,10及び9,11を介して巻装され
ている。つまり、巻線2及び3に通電した場合、対向す
る歯12,14及び13,15の磁極が逆相となるよう
に巻線2及び3が巻装されている。
【0010】スライダー17は珪素鋼板等の軟磁性体か
ら成り、歯12,13,14,15と対向する各部分が
常に同一形状となる円形を成している。そして、ガイド
19によってスライダー17は常に水平に保つように支
持されており、また、スライダー17の中央部には歯1
2,13,14,15から等距離上にあるジョイント2
6を支点とするレバー18が貫装されている。従って、
スライダー17はレバー18の倒された方向へ水平に動
くようになっており、スライダー17はレバー18の動
きに合わせてX方向とY方向へ2自由度で動くようにな
っている。
【0011】図2は上述した本発明の2次元変位検出器
を用いた検出装置の一例を示すブロック図であり、マイ
クロコンピュータ40は一定周期のタイミング、もしく
は外部からのシリアル通信によるデータ要求コマンドS
COMをシリアルコミニュケーションインターフェース
44を経て受けたタイミングで、励磁回路41へ励磁指
令信号POを出力する。励磁回路41は励磁指令信号P
Oを受けるとステータ16の歯12,13,14,15
に巻かれた巻線1を方形波状のパルス信号P1で励磁す
る。このとき4個の歯から等距離にある位置を直交座標
XYの原点とし、スライダー17の中心の位置を直交座
標XYの座標(XC,YC)で示すと、巻き線2及び3
から出力される起電圧信号P2及びP3は、歯12,1
3,14,15とスライダー17の間のエアーギャップ
の違いによる磁気抵抗の違いから、ほぼ巻線1を励磁し
た信号P1をXCとYCで振幅変調した信号となる。
【0012】巻線2及び3から出力された起電圧信号P
2及びP3は、それぞれA/D変換器42及び43で数
値信号DX及びDYに数値化され、マイクロコンピュー
タ40へ出力される。マイクロコンピュータ40は数値
信号DX及びDYに含まれる検出誤差等を補正した後、
単位変換や座標変換等を行ってスライダー17の変位を
示す2つの数値信号D1及びD2としてシリアルコミニ
ュケーションインターフェース44へ出力する。シリア
ルコミニュケーションインターフェース44はこのスラ
イダー17の変位を示す2つの数値信号D1及びD2を
シリアル化した数値信号SD1及びSD2として外部へ
出力するようになっている。
【0013】図5は本発明の2次元変位検出器の別の一
例を示す平面図、図6はそのI−I断面図であり、図3
及び図4と同一構成箇所は同一符号を付してその説明を
省略する。
【0014】ステータ24は硅素鋼板等の軟磁性体から
成り、4方に同一平面上に設けられた4個の歯12,1
3,14,15がケーシング23に固定されている。さ
らに、それぞれの歯12,13,14,15には、巻線
1がボビン4,5,6,7を介して図1の2次元変位検
出器と同様に巻装されている。また、4個の歯のうち隣
合わない12,14の組及び13,15の組には、巻線
2及び3がボビン8,10及び9,11を介して図1の
2次元変位検出器と同様に巻装されている。
【0015】スライダー25は珪素鋼板等の軟磁性体か
ら成り、歯12,13,14,15と対向する各部分が
常に同一形状となる正方形を成している。そして、スラ
イダー25の中央部には歯12,13,14,15から
等距離上にあるユニバーサルジョイント22を支点とす
るレバー21が貫装され結合されている。従って、スラ
イダー25はレバー21の倒された方向へ常に歯12,
13,14,15と対面する面のXY平面内の向きが変
化せず動くようになっており、スライダー25はレバー
21の動きに合わせてほぼX方向とY方向へ2自由度で
動くようになっている。
【0016】このような2次元変位検出器においても4
個の歯から等距離にある位置を直交座標XYの原点と
し、スライダー25の中心の位置を直交座標XYの座標
(XC,YC)で示すと、巻線1を励磁したときに巻線
2及び3から出力される2つの起電圧信号は、歯12,
13,14,15とスライダー25の間のエアーギャッ
プの違いよる磁気抵抗の違いから、ほぼ巻線1を励磁し
た信号をXCとYCで振幅変調した信号となる。従っ
て、図2に示した検出装置などと接続すればスライダー
25の変位を数値化して検出することができる。
【0017】なお、ステータの4個の歯を外側に向け、
スライダーがステータを取り囲むような構造でも本発明
を実現できる。また、検出装置による巻線の励磁もパル
スだけでなく、正弦波等の交流でも行なうことができ
る。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明の2次元変位検出器
によれば、従来のジョイスティックのような検出部の接
触部分、即ち摩擦部分を無くすることができるので、長
寿命で耐環境性に優れ、高い検出信頼性を維持すること
ができる。また、構造も簡単なためローコスト化するこ
とができる。さらに、4個の歯が同一平面上にあるの
で、スライダーを介する各歯との間で短い磁気ループが
形成され、磁気抵抗の減少により効率のよい変位検出が
可能となる。 また、4個の歯はステータと共に硅素鋼板
等の軟磁性体の板から打ち抜き加工等で精度よく形成さ
れ、かつ配置され、製造も容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の2次元変位検出器の一例を示す斜視図
である。
【図2】図1に示す2次元変位検出器を用いた検出装置
の一例を示すブロック図である。
【図3】図1に示す2次元変位検出器の平面図である。
【図4】図3に示す2次元変位検出器のI−I断面図で
ある。
【図5】本発明の2次元変位検出器の別の一例を示す平
面図である。
【図6】図5に示す2次元変位検出器のI−I断面図で
ある。
【図7】従来の2次元変位検出器であるジョイスティッ
クの一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 巻線 2 巻線 3 巻線 12 歯 13 歯 14 歯 15 歯 16 ステータ 17 スライダー 24 ステータ 25 スライダー 40 マイクロコンピュータ 41 励磁回路 42 A/D変換器 43 A/D変換器 44 シリアルコミニュケーションインターフェース
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 3/033 G01B 7/00 G05G 9/047

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一平面上に4個の歯を持った磁性体
    から成り、前記4個のうち隣合う歯の磁極が通電時に
    逆相の状態になるように前記4個の歯全てに第1の巻線
    が巻装され、前記4個の歯のうち隣合わない歯を組合わ
    せて2組とし、各組の対向する歯の磁極が通電時に逆相
    の状態になるように前記2組のそれぞれに第2の巻線及
    び第3の巻線が巻装されたステータと、前記4個の歯に
    囲まれた領域内を2自由度で移動可能であって、前記4
    個の歯と対向する各部分が同一形状である磁性体から成
    るスライダーとを備えたことを特徴とする2次元変位検
    出器。
  2. 【請求項2】 前記スライダーの形状が円である請求項
    1に記載の2次元変位検出器。
  3. 【請求項3】 前記4個の歯から等距離上にあるジョイ
    ントを支点とするレバーが、前記スライダーの中央部
    貫装されている請求項1に記載の2次元変位検出器。
  4. 【請求項4】 前記第1の巻線に励磁信号を印加する励
    磁手段と、前記励磁信号の印加中に前記第2及び第3の
    巻線から出力される信号をそれぞれ数値化するアナログ
    /デジタル変換手段と、前記アナログ/デジタル変換手
    段により数値化された2つの数値を前記スライダーの2
    方向の変位量に変換する数値変換手段とを備えた請求項
    1に記載の2次元変位検出器を用いた検出器。
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JPH07160413A (ja) * 1993-12-09 1995-06-23 Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd ジョイスティック型操作レバー装置
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JP5427057B2 (ja) * 2010-02-09 2014-02-26 パナソニック株式会社 センサ装置と検出対象物との連結構造

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