JP2961328B2 - 農家用籾摺精米装置 - Google Patents
農家用籾摺精米装置Info
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Landscapes
- Storage Of Harvested Produce (AREA)
- Adjustment And Processing Of Grains (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、農家用籾摺精米装置に
関するものである。
関するものである。
【0002】
【従来技術】従来、玄米貯蔵タンクおよび冷蔵ユニット
ならびに精米装置とを1つの箱内に収納し、必要分だけ
玄米を取出して精米できるようにした農家用精米装置は
公知である。
ならびに精米装置とを1つの箱内に収納し、必要分だけ
玄米を取出して精米できるようにした農家用精米装置は
公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記公知の、農家用精
米装置は、籾摺して得た玄米を冷蔵ユニットで冷却しな
がら貯留(約150kg)し、必要分だけ取出して精米で
きるようにしたものであるから玄米貯留であって、独立
籾摺装置を別途必要とし、全体は高価なものとなる。ま
た、玄米は、高温・高湿状態では、変質するので、これ
を防止するため、別途冷蔵機構を必要としていた。米粒
は、酸化で中性脂肪が分解して遊離脂肪酸を生成し、澱
粉と作用して糊化を妨げ、古米化が進むのである。しか
し、貯留の点からいうと、玄米貯蔵よりも籾米貯蔵の方
が種々の面で有利である。籾米貯蔵でも、温度湿度によ
り変質することには変りないが、玄米貯蔵に比し、籾米
貯蔵は密度が粗のため、簡単な通気機構で充分通気し、
冷凍機構も除湿を主にしたものでよい。また、前記公知
のものは、目的が明確でないから玄米貯蔵タンクの大き
さについての配慮が不足している。前記公知のタンク
は、その容量を150kg(約2.5俵)に設計されてい
るが、これは平均農家の半年分の消費量にしかすぎな
い。これでは、農家自家用とするときは、半年後、改め
て貯留しなければならないが、そのときは、収穫期でな
いから、貯留すべき米はない。そこで、1つの箱内に
は、標準の農家が一年間消費する量の籾米を貯留しうる
大きなタンク(300kg〜600kg)と、これに簡易な
籾摺装置と、精米装置とを設けると、その農家は、次の
収穫期迄の間、精米しながら消費できることになる。ま
た、上記の目的では、各部材は、せいぜい2週間に1回
位の割合で作動すればよいのだから、各部材は必要時押
圧するスイッチ(押しボタン)で、独立して作動する構
成にするとよい。
米装置は、籾摺して得た玄米を冷蔵ユニットで冷却しな
がら貯留(約150kg)し、必要分だけ取出して精米で
きるようにしたものであるから玄米貯留であって、独立
籾摺装置を別途必要とし、全体は高価なものとなる。ま
た、玄米は、高温・高湿状態では、変質するので、これ
を防止するため、別途冷蔵機構を必要としていた。米粒
は、酸化で中性脂肪が分解して遊離脂肪酸を生成し、澱
粉と作用して糊化を妨げ、古米化が進むのである。しか
し、貯留の点からいうと、玄米貯蔵よりも籾米貯蔵の方
が種々の面で有利である。籾米貯蔵でも、温度湿度によ
り変質することには変りないが、玄米貯蔵に比し、籾米
貯蔵は密度が粗のため、簡単な通気機構で充分通気し、
冷凍機構も除湿を主にしたものでよい。また、前記公知
のものは、目的が明確でないから玄米貯蔵タンクの大き
さについての配慮が不足している。前記公知のタンク
は、その容量を150kg(約2.5俵)に設計されてい
るが、これは平均農家の半年分の消費量にしかすぎな
い。これでは、農家自家用とするときは、半年後、改め
て貯留しなければならないが、そのときは、収穫期でな
いから、貯留すべき米はない。そこで、1つの箱内に
は、標準の農家が一年間消費する量の籾米を貯留しうる
大きなタンク(300kg〜600kg)と、これに簡易な
籾摺装置と、精米装置とを設けると、その農家は、次の
収穫期迄の間、精米しながら消費できることになる。ま
た、上記の目的では、各部材は、せいぜい2週間に1回
位の割合で作動すればよいのだから、各部材は必要時押
圧するスイッチ(押しボタン)で、独立して作動する構
成にするとよい。
【0004】
【課題を解決するための手段】よって、本発明は、収穫
した米穀のうち次年度の収穫までに必要とする自家用籾
米を取出して一度に収納し得る籾タンク2と、該籾タン
ク2に籾米を張込む張込用モータ24で回転する張込用
揚穀筒19と、該籾タンク2内に設けた温度センサ16
および湿度センサ17と、前記温度センサ16および湿
度センサ17の設定値を越えると通電され設定値になる
と停止する循環用モータ12および除湿機構18と、前
記循環用モータ12で作動する循環機構8および通風機
構6と、前記籾タンク2内に収納した籾米のうち必要量
のみ籾摺しうる籾摺用モータ55により作動する籾摺装
置25と、該籾摺装置25により籾摺した玄米を精米す
る精米用モータ48により作動する精米装置39とから
なる農家用籾摺精米装置としたものである。
した米穀のうち次年度の収穫までに必要とする自家用籾
米を取出して一度に収納し得る籾タンク2と、該籾タン
ク2に籾米を張込む張込用モータ24で回転する張込用
揚穀筒19と、該籾タンク2内に設けた温度センサ16
および湿度センサ17と、前記温度センサ16および湿
度センサ17の設定値を越えると通電され設定値になる
と停止する循環用モータ12および除湿機構18と、前
記循環用モータ12で作動する循環機構8および通風機
構6と、前記籾タンク2内に収納した籾米のうち必要量
のみ籾摺しうる籾摺用モータ55により作動する籾摺装
置25と、該籾摺装置25により籾摺した玄米を精米す
る精米用モータ48により作動する精米装置39とから
なる農家用籾摺精米装置としたものである。
【0005】
【実施例】本発明の一実施例を図面により説明すると、
1は農家の納屋とか、土間に置ける大きさの運搬可能の
箱体であり、アングル鋼の骨組みと外側化粧板等により
形成される。箱体1は1個でも、複数個を寄せ集めた集
合体でもかまわない。箱体1の内部には、本年度収穫し
た米のうち次年の収穫迄に必要な自家用米の量を一度に
貯蔵できる大きな籾タンク2を設ける。籾タンク2の上
部は天井板3で包囲され、下部は漏斗4に形成されてい
る。漏斗4は金網とか多孔薄板で形成され、通気可能で
ある。5は漏斗4の中心位置の取出口である。
1は農家の納屋とか、土間に置ける大きさの運搬可能の
箱体であり、アングル鋼の骨組みと外側化粧板等により
形成される。箱体1は1個でも、複数個を寄せ集めた集
合体でもかまわない。箱体1の内部には、本年度収穫し
た米のうち次年の収穫迄に必要な自家用米の量を一度に
貯蔵できる大きな籾タンク2を設ける。籾タンク2の上
部は天井板3で包囲され、下部は漏斗4に形成されてい
る。漏斗4は金網とか多孔薄板で形成され、通気可能で
ある。5は漏斗4の中心位置の取出口である。
【0006】6は前記天井板3に設けた排風筒であり、
排風筒6内には循環用モータ12で回転する吸引ファン
7が取付けられる。前記籾タンク2内には縦循機構8が
垂設され、縦循機構8内には螺旋コンベア9が設けられ
る。縦循機構8の下端は、前記取出口5の近傍位置に達
し、螺旋コンベア9の下端は縦循機構8の下端よりも突
き出ている。
排風筒6内には循環用モータ12で回転する吸引ファン
7が取付けられる。前記籾タンク2内には縦循機構8が
垂設され、縦循機構8内には螺旋コンベア9が設けられ
る。縦循機構8の下端は、前記取出口5の近傍位置に達
し、螺旋コンベア9の下端は縦循機構8の下端よりも突
き出ている。
【0007】縦循機構8の上端部側壁には排出口10が
開口しており、螺旋コンベア9の排出口10に臨む部分
には掻出翼11が固定される。螺旋コンベア9の上端に
は循環用モータ12が設けられる。循環用モータ12は
天井板3側に固定される。前記ファン7は循環用モータ
12により回転する。以上のようにすると、循環用モー
タ12に通電すると、螺旋コンベア9を回転させて籾タ
ンク2内の籾を循環させ、ファン7を回転させて籾タン
ク2内の籾米を通気により冷却する。前記取出口5の下
方にはバルブコンベア13が横設される。
開口しており、螺旋コンベア9の排出口10に臨む部分
には掻出翼11が固定される。螺旋コンベア9の上端に
は循環用モータ12が設けられる。循環用モータ12は
天井板3側に固定される。前記ファン7は循環用モータ
12により回転する。以上のようにすると、循環用モー
タ12に通電すると、螺旋コンベア9を回転させて籾タ
ンク2内の籾を循環させ、ファン7を回転させて籾タン
ク2内の籾米を通気により冷却する。前記取出口5の下
方にはバルブコンベア13が横設される。
【0008】バルブコンベア13は繰出用モータ14に
より回転する。バルブコンベア13の外周は横筒15で
包囲されている。前記籾タンク2内の上部位置には、籾
タンク2内の籾米の温度センサ16と湿度センサ17と
が取付けられる。前記漏斗4の下方空間には除湿機構1
8が設けられる。除湿機構18は、外気を吸引し除湿し
て排気する機能を有すればよい。温度センサ16は一例
として10度に設定しておき、湿度センサ17は湿度7
8%に設定しておき、いずれかが越えると、前記循環用
モータ12が動くようにし、上記設定値になると自動停
止する。このことにより、長期間にわたり米を15〜1
6%の範囲に保つ。
より回転する。バルブコンベア13の外周は横筒15で
包囲されている。前記籾タンク2内の上部位置には、籾
タンク2内の籾米の温度センサ16と湿度センサ17と
が取付けられる。前記漏斗4の下方空間には除湿機構1
8が設けられる。除湿機構18は、外気を吸引し除湿し
て排気する機能を有すればよい。温度センサ16は一例
として10度に設定しておき、湿度センサ17は湿度7
8%に設定しておき、いずれかが越えると、前記循環用
モータ12が動くようにし、上記設定値になると自動停
止する。このことにより、長期間にわたり米を15〜1
6%の範囲に保つ。
【0009】前記籾タンク2の側部には、籾タンク2内
に籾米を張込む揚穀筒19が設けられる。20は揚穀筒
19の下方に設けた張込ホッパ、21は揚穀筒19内に
設けた上昇コンベア、22は供給口、23は掻出翼、2
4は張込モータである。
に籾米を張込む揚穀筒19が設けられる。20は揚穀筒
19の下方に設けた張込ホッパ、21は揚穀筒19内に
設けた上昇コンベア、22は供給口、23は掻出翼、2
4は張込モータである。
【0010】前記籾タンク2の側部位置で、箱体1内の
上方位置には籾摺装置25が設けられる。26は跳出
翼、27はゴム板である。籾摺装置25と横筒15とは
籾搬送パイプ28で連結される。29は跳出翼26を回
転させる軸で、軸29には籾殻吸引ブロワ30が取付け
られる。31は吸引羽根、32は吸引口である。
上方位置には籾摺装置25が設けられる。26は跳出
翼、27はゴム板である。籾摺装置25と横筒15とは
籾搬送パイプ28で連結される。29は跳出翼26を回
転させる軸で、軸29には籾殻吸引ブロワ30が取付け
られる。31は吸引羽根、32は吸引口である。
【0011】前記籾摺装置25と籾殻吸引ブロワ30の
傍には風選室33が設けられる。前記籾摺装置25の排
出パイプ34は風選室33上に開口し、風選室33の側
壁に開口した吸引口35と前記籾殻吸引ブロワ30とを
吸引管36で結合する。籾殻吸引ブロワ30の排出パイ
プ37は、その下部に設けた籾殻タンク38に連結す
る。籾殻タンク38の側部で前記風選室33の下方位置
には精米装置39が設けられる。
傍には風選室33が設けられる。前記籾摺装置25の排
出パイプ34は風選室33上に開口し、風選室33の側
壁に開口した吸引口35と前記籾殻吸引ブロワ30とを
吸引管36で結合する。籾殻吸引ブロワ30の排出パイ
プ37は、その下部に設けた籾殻タンク38に連結す
る。籾殻タンク38の側部で前記風選室33の下方位置
には精米装置39が設けられる。
【0012】40は精米装置39の供給タンクであり、
前記風選室33の流出口41は供給タンク40上に開口
する。42は送穀筒、43は精米筒であり、精米筒43
の上部には排出口44が形成される。送穀筒42内には
送穀螺旋45が、精米筒43内には精白ロール46が設
けられる。47は抵抗体である。
前記風選室33の流出口41は供給タンク40上に開口
する。42は送穀筒、43は精米筒であり、精米筒43
の上部には排出口44が形成される。送穀筒42内には
送穀螺旋45が、精米筒43内には精白ロール46が設
けられる。47は抵抗体である。
【0013】前記精米装置39の供給タンク40の下方
の側部には吸引用モータ48で回転するブロワ49が設
けられ、ブロワ49は吸引管50を介して除糠室51を
吸引する。ブロワ49の排風管52は糠室53に連結さ
れる。54は操作盤である。
の側部には吸引用モータ48で回転するブロワ49が設
けられ、ブロワ49は吸引管50を介して除糠室51を
吸引する。ブロワ49の排風管52は糠室53に連結さ
れる。54は操作盤である。
【0014】しかして、前記張込用モータ24は、操作
盤55に設けた張込スイッチaをONにすると張込用モ
ータ24により揚穀筒19が回転して張込むようにし、
循環スイッチbをONにしておくと温度センサ16と湿
度センサ17とにより、10度を越えたとき、または湿
度78%が越えたときは、前記循環用モータ12と除湿
機構18と循環機構8ならびに通風機構6が作動して循
環通風保存をし、設定値になると自動停止するようにす
る。また、籾摺スイッチcをONにすると籾摺用モータ
55により籾摺装置25を作動させて籾摺し、精米スイ
ッチdをONにすると精米用モータ48により精米装置
39を作動させて精米をするように全体を構成する。
盤55に設けた張込スイッチaをONにすると張込用モ
ータ24により揚穀筒19が回転して張込むようにし、
循環スイッチbをONにしておくと温度センサ16と湿
度センサ17とにより、10度を越えたとき、または湿
度78%が越えたときは、前記循環用モータ12と除湿
機構18と循環機構8ならびに通風機構6が作動して循
環通風保存をし、設定値になると自動停止するようにす
る。また、籾摺スイッチcをONにすると籾摺用モータ
55により籾摺装置25を作動させて籾摺し、精米スイ
ッチdをONにすると精米用モータ48により精米装置
39を作動させて精米をするように全体を構成する。
【0015】
【作用】次に作用を述べる。張込スイッチaをONにし
て、張込用モータ24に通電し、本年度収穫した籾米の
うち自家用米として必要な1年分の籾米を計量して取出
し、張込ホッパ20に張込む。すると、籾米は上昇コン
ベア21により揚穀筒19内を上昇し、掻出翼23によ
り供給口22から籾タンク2内に送り込まれる。その量
とは、通常300kg〜600kgの範囲であり、籾タンク
2内に収納される。
て、張込用モータ24に通電し、本年度収穫した籾米の
うち自家用米として必要な1年分の籾米を計量して取出
し、張込ホッパ20に張込む。すると、籾米は上昇コン
ベア21により揚穀筒19内を上昇し、掻出翼23によ
り供給口22から籾タンク2内に送り込まれる。その量
とは、通常300kg〜600kgの範囲であり、籾タンク
2内に収納される。
【0016】籾タンク2内に収納した籾米は、その後1
年間かけて少しずつ排出されるのであるから、季節によ
り蒸れたりするが、循環スイッチbをONにしておく
と、温度センサ16と湿度センサ17とにより、10度
を越えたとき、または湿度78%が越えたときは、前記
循環用モータ12と除湿機構18に通電し、循環機構8
ならびに通風機構6を作動させて循環通風保存をし、設
定値になると自動停止し保存する。
年間かけて少しずつ排出されるのであるから、季節によ
り蒸れたりするが、循環スイッチbをONにしておく
と、温度センサ16と湿度センサ17とにより、10度
を越えたとき、または湿度78%が越えたときは、前記
循環用モータ12と除湿機構18に通電し、循環機構8
ならびに通風機構6を作動させて循環通風保存をし、設
定値になると自動停止し保存する。
【0017】つぎに、月に一度の割合で、籾摺スイッチ
cをONにすると、籾摺用モータ55と繰出モータ14
に通電して、バルブコンベア13を回転させ、必要量の
籾米を、例えば1升のように取出し、これを籾搬送パイ
プ28を介して籾摺装置25に送り、跳出翼26により
ゴム板27に衝突させて籾摺し、排出パイプ34を介し
て風選室33内に送り込む。
cをONにすると、籾摺用モータ55と繰出モータ14
に通電して、バルブコンベア13を回転させ、必要量の
籾米を、例えば1升のように取出し、これを籾搬送パイ
プ28を介して籾摺装置25に送り、跳出翼26により
ゴム板27に衝突させて籾摺し、排出パイプ34を介し
て風選室33内に送り込む。
【0018】風選室33内には籾殻吸引ブロワ30の吸
引風が通風しているので、軽量な籾殻は吸引されて吸引
口35より吸引管36を経て籾殻吸引ブロワ30に流入
し、排出パイプ37を通って籾殻タンク38に貯留され
る。風選室33内で風選された玄米は、供給タンク40
に落下して貯留される。貯留が一定量になったときは精
米スイッチdをONにして精米用モータ48に通電し、
精米装置39を作動させて送穀筒42内に流入させ、送
穀螺旋45で揚穀し、精白ロール46で精米して排出口
44より取出す。
引風が通風しているので、軽量な籾殻は吸引されて吸引
口35より吸引管36を経て籾殻吸引ブロワ30に流入
し、排出パイプ37を通って籾殻タンク38に貯留され
る。風選室33内で風選された玄米は、供給タンク40
に落下して貯留される。貯留が一定量になったときは精
米スイッチdをONにして精米用モータ48に通電し、
精米装置39を作動させて送穀筒42内に流入させ、送
穀螺旋45で揚穀し、精白ロール46で精米して排出口
44より取出す。
【0019】
【発明の効果】前記のとおり、前記公知の、農家用精米
装置は、籾摺して得た玄米を冷蔵ユニットで冷却しなが
ら貯留(約150kg)し、必要分だけ取出して精米でき
るようにしたものであるから玄米貯留であって、独立籾
摺装置を別途必要とし、全体は高価なものとなる。ま
た、玄米は、高温・高湿状態では、変質するので、これ
を防止するため、別途冷蔵機構を必要としていた。米粒
は、酸化で中性脂肪が分解して遊離脂肪酸を生成し、澱
粉と作用して糊化を妨げ、古米化が進むのである。しか
し、貯留の点からいうと、玄米貯蔵よりも籾米貯蔵の方
が種々の面で有利である。籾米貯蔵でも、温度湿度によ
り変質することには変りないが、玄米貯蔵に比し、籾米
貯蔵は密度が粗のため、簡単な通気機構で充分通気し、
冷凍機構も除湿を主にしたものでよい。また、前記公知
のものは、目的が明確でないから玄米貯蔵タンクの大き
さについての配慮が不足している。前記公知のタンク
は、その容量を150kg(約2.5俵)に設計されてい
るが、これは平均農家の半年分の消費量にしかすぎな
い。これでは、農家自家用とするときは、半年後、改め
て貯留しなければならないが、その時は、収穫期でない
から、貯留すべき米はない。
装置は、籾摺して得た玄米を冷蔵ユニットで冷却しなが
ら貯留(約150kg)し、必要分だけ取出して精米でき
るようにしたものであるから玄米貯留であって、独立籾
摺装置を別途必要とし、全体は高価なものとなる。ま
た、玄米は、高温・高湿状態では、変質するので、これ
を防止するため、別途冷蔵機構を必要としていた。米粒
は、酸化で中性脂肪が分解して遊離脂肪酸を生成し、澱
粉と作用して糊化を妨げ、古米化が進むのである。しか
し、貯留の点からいうと、玄米貯蔵よりも籾米貯蔵の方
が種々の面で有利である。籾米貯蔵でも、温度湿度によ
り変質することには変りないが、玄米貯蔵に比し、籾米
貯蔵は密度が粗のため、簡単な通気機構で充分通気し、
冷凍機構も除湿を主にしたものでよい。また、前記公知
のものは、目的が明確でないから玄米貯蔵タンクの大き
さについての配慮が不足している。前記公知のタンク
は、その容量を150kg(約2.5俵)に設計されてい
るが、これは平均農家の半年分の消費量にしかすぎな
い。これでは、農家自家用とするときは、半年後、改め
て貯留しなければならないが、その時は、収穫期でない
から、貯留すべき米はない。
【0020】しかるに、本発明は、収穫した米穀のうち
次年度の収穫までに必要とする自家用籾米を取出して一
度に収納し得る籾タンク2と、該籾タンク2に籾米を張
込む張込用モータ24で回転する張込用揚穀筒19と、
該籾タンク2内に設けた温度センサ16および湿度セン
サ17と、前記温度センサ16および湿度センサ17の
設定値を越えると通電され設定値になると停止する循環
用モータ12および除湿機構18と、前記循環用モータ
12で作動する循環機構8および通風機構6と、前記籾
タンク2内に収納した籾米のうち必要量のみ籾摺しうる
籾摺用モータ55により作動する籾摺装置25と、該籾
摺装置25により籾摺した玄米を精米する精米用モータ
48により作動する精米装置39とからなる農家用籾摺
精米装置としたものであるから、イ、収穫期、自家用籾
米としての必要量を一度に籾タンク2に収納するから、
中途で補充する必要がない。ロ、籾タンク2には、張込
用モータ24で回転する張込用揚穀筒19と、該籾タン
ク2内に設けた温度センサ16および湿度センサ17
と、前記温度センサ16および湿度センサ17の設定値
を越えると通電され設定値になると停止する循環用モー
タ12および除湿機構18と、前記循環用モータ12で
作動する循環機構8および通風機構6とを設けたので、
変質することなく貯留できる。ハ、籾タンク2内に収納
した籾米のうち必要量のみを取出して籾摺しうる籾摺用
モータ55で作動する籾摺装置25と、籾摺米を精米す
る精米用モータ48で作動する精米装置39とを設けた
ので、希望時精米できる。という効果を奏する。
次年度の収穫までに必要とする自家用籾米を取出して一
度に収納し得る籾タンク2と、該籾タンク2に籾米を張
込む張込用モータ24で回転する張込用揚穀筒19と、
該籾タンク2内に設けた温度センサ16および湿度セン
サ17と、前記温度センサ16および湿度センサ17の
設定値を越えると通電され設定値になると停止する循環
用モータ12および除湿機構18と、前記循環用モータ
12で作動する循環機構8および通風機構6と、前記籾
タンク2内に収納した籾米のうち必要量のみ籾摺しうる
籾摺用モータ55により作動する籾摺装置25と、該籾
摺装置25により籾摺した玄米を精米する精米用モータ
48により作動する精米装置39とからなる農家用籾摺
精米装置としたものであるから、イ、収穫期、自家用籾
米としての必要量を一度に籾タンク2に収納するから、
中途で補充する必要がない。ロ、籾タンク2には、張込
用モータ24で回転する張込用揚穀筒19と、該籾タン
ク2内に設けた温度センサ16および湿度センサ17
と、前記温度センサ16および湿度センサ17の設定値
を越えると通電され設定値になると停止する循環用モー
タ12および除湿機構18と、前記循環用モータ12で
作動する循環機構8および通風機構6とを設けたので、
変質することなく貯留できる。ハ、籾タンク2内に収納
した籾米のうち必要量のみを取出して籾摺しうる籾摺用
モータ55で作動する籾摺装置25と、籾摺米を精米す
る精米用モータ48で作動する精米装置39とを設けた
ので、希望時精米できる。という効果を奏する。
【図1】 全体の縦断側面図。
【図2】 全体の縦断正面図。
【図3】 全体の横断平面図。
【図4】 全体の一部縦断背面図。
【図5】 籾摺装置の縦断面図。
【図6】 吸引ブロアの縦断面図。
【図7】 吸引ケースの縦断面図。
【図8】 全体の斜視図。
1…箱体、2…籾タンク、3…天井板、4…漏斗、5…
取出口、6…排風筒、7…ファン、8…縦循機構、9…
螺旋コンベア、10…排出口、11…掻出翼、12…循
環用モータ、13…バルブコンベア、14…モータ、1
5…横筒、16…温度センサ、17…湿度センサ、18
…除湿機構、19…揚穀筒、20…張込ホッパ、21…
上昇コンベア、22…供給口、23…掻出翼、24…張
込用モータ、25…籾摺装置、26…跳出翼、27…ゴ
ム板、28…籾搬送パイプ、29…軸、30…籾殻吸引
ブロワ、31…吸引羽根、32…吸引口、33…風選
室、34…排出パイプ、35…吸引口、36…吸引管、
37…排出パイプ、38…籾殻タンク、39…精米装
置、40…供給タンク、41…流出口、42…送穀筒、
43…精米筒、44…排出口、45…送穀螺旋、46…
精白ロール、47…抵抗体、48…精米用モータ、49
…ブロワ、50…吸引管、51…除糠室、52…排風
管、53…糠室、54…操作盤、55…籾摺用モータ、
a…張込スイッチ、b…循環スイッチ、c…籾摺スイッ
チ、d…精米スイッチ。
取出口、6…排風筒、7…ファン、8…縦循機構、9…
螺旋コンベア、10…排出口、11…掻出翼、12…循
環用モータ、13…バルブコンベア、14…モータ、1
5…横筒、16…温度センサ、17…湿度センサ、18
…除湿機構、19…揚穀筒、20…張込ホッパ、21…
上昇コンベア、22…供給口、23…掻出翼、24…張
込用モータ、25…籾摺装置、26…跳出翼、27…ゴ
ム板、28…籾搬送パイプ、29…軸、30…籾殻吸引
ブロワ、31…吸引羽根、32…吸引口、33…風選
室、34…排出パイプ、35…吸引口、36…吸引管、
37…排出パイプ、38…籾殻タンク、39…精米装
置、40…供給タンク、41…流出口、42…送穀筒、
43…精米筒、44…排出口、45…送穀螺旋、46…
精白ロール、47…抵抗体、48…精米用モータ、49
…ブロワ、50…吸引管、51…除糠室、52…排風
管、53…糠室、54…操作盤、55…籾摺用モータ、
a…張込スイッチ、b…循環スイッチ、c…籾摺スイッ
チ、d…精米スイッチ。
Claims (1)
- 【請求項1】 収穫した米穀のうち次年度の収穫までに
必要とする自家用籾米を取出して一度に収納し得る籾タ
ンク2と、該籾タンク2に籾米を張込む張込用モータ2
4で回転する張込用揚穀筒19と、該籾タンク2内に設
けた温度センサ16および湿度センサ17と、前記温度
センサ16および湿度センサ17の設定値を越えると通
電され設定値になると停止する循環用モータ12および
除湿機構18と、前記循環用モータ12で作動する循環
機構8および通風機構6と、前記籾タンク2内に収納し
た籾米のうち必要量のみ籾摺しうる籾摺用モータ55に
より作動する籾摺装置25と、該籾摺装置25により籾
摺した玄米を精米する精米用モータ48により作動する
精米装置39とからなる農家用籾摺精米装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2042891A JP2961328B2 (ja) | 1991-01-21 | 1991-01-21 | 農家用籾摺精米装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2042891A JP2961328B2 (ja) | 1991-01-21 | 1991-01-21 | 農家用籾摺精米装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04235750A JPH04235750A (ja) | 1992-08-24 |
| JP2961328B2 true JP2961328B2 (ja) | 1999-10-12 |
Family
ID=12026771
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2042891A Expired - Lifetime JP2961328B2 (ja) | 1991-01-21 | 1991-01-21 | 農家用籾摺精米装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2961328B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2019000175A1 (zh) * | 2017-06-26 | 2019-01-03 | 深圳瀚飞科技开发有限公司 | 基于单片机的粮库的温湿度监控系统和监控方法 |
| CN117884207B (zh) * | 2023-04-25 | 2026-02-06 | 祁东县星源米业有限责任公司 | 一种砻碾一体精米加工系统 |
-
1991
- 1991-01-21 JP JP2042891A patent/JP2961328B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04235750A (ja) | 1992-08-24 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990629 |