JP2963565B2 - 磁気ヘッド用の取付アームの調整方法 - Google Patents
磁気ヘッド用の取付アームの調整方法Info
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気ヘッド用の取付アー
ムの調整方法に関するもので、より具体的には、HDD
やコンピュータ等の磁気記録装置に用いられる磁気ヘッ
ドを支持するための取付アームに対し、その磁気ヘッド
が磁気記録媒体に正対すべくその取付アームの応力を調
整する方法に関するものである。
ムの調整方法に関するもので、より具体的には、HDD
やコンピュータ等の磁気記録装置に用いられる磁気ヘッ
ドを支持するための取付アームに対し、その磁気ヘッド
が磁気記録媒体に正対すべくその取付アームの応力を調
整する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】浮上型の薄膜磁気ヘッドは、磁気ディス
ク等の記録媒体に対して相対的に高速移動するときに生
じる空気の粘性によって発生する動圧を利用して、磁気
ディスク面との間に微小な浮上量を発生されるようにし
たもので、HDD等の読み書き用磁気ヘッドに利用され
ている。
ク等の記録媒体に対して相対的に高速移動するときに生
じる空気の粘性によって発生する動圧を利用して、磁気
ディスク面との間に微小な浮上量を発生されるようにし
たもので、HDD等の読み書き用磁気ヘッドに利用され
ている。
【0003】そして、磁気記録装置内に実際に磁気ヘッ
ドを配置するには、図4に示すような取付アーム1を介
して行うようにしている。この取付アーム1は、全体と
して略T字状に形成されており、具体的には細長な平面
略台形状のアーム本体2と、そのアーム本体2の先端に
第1の折曲部3を介して連設された磁気ヘッド取付部4
と、アーム本体2の基端側に第2の折曲部5を介して連
設された固定板6とから構成されている。そして、アー
ム本体2の両側縁には補強板7,7を設け、アーム本体
2が捩じれたり必要以上に撓んだりするのを防止してい
る。さらに、前記固定板6の所定位置には、取付孔8,
8が穿設されている。そして、上記構成の取付アーム1
は、板厚が0.3〜0.5mm程度の一枚の金属板に対
してプレス加工をすることにより製造される。
ドを配置するには、図4に示すような取付アーム1を介
して行うようにしている。この取付アーム1は、全体と
して略T字状に形成されており、具体的には細長な平面
略台形状のアーム本体2と、そのアーム本体2の先端に
第1の折曲部3を介して連設された磁気ヘッド取付部4
と、アーム本体2の基端側に第2の折曲部5を介して連
設された固定板6とから構成されている。そして、アー
ム本体2の両側縁には補強板7,7を設け、アーム本体
2が捩じれたり必要以上に撓んだりするのを防止してい
る。さらに、前記固定板6の所定位置には、取付孔8,
8が穿設されている。そして、上記構成の取付アーム1
は、板厚が0.3〜0.5mm程度の一枚の金属板に対
してプレス加工をすることにより製造される。
【0004】図5は、係る構成の取付アーム1を用いて
磁気ヘッド9を磁気記録装置内に装着した状態を示して
いる。同図に示すように、磁気ヘッド取付部4の下面に
平板状のジンバル10を介して磁気ヘッド9が装着さ
れ、また、この取付アーム1は、固定板6の取付孔8,
8を介して磁気記録装置内の移動台12に捩子止めされ
ている。そして、係る装着状態では取付アーム1は、両
折曲部3,5にて所定角度だけ折れ曲げられ、磁気ヘッ
ド取付部4並びに固定板6が略水平状態に配置され、ア
ーム本体2が先端に向けて下方傾斜状に配置されてい
る。これにより、磁気ヘッド9は取付アーム1にて片持
ち支持され、記録媒体であるディスク13に対向配置さ
れることになる。
磁気ヘッド9を磁気記録装置内に装着した状態を示して
いる。同図に示すように、磁気ヘッド取付部4の下面に
平板状のジンバル10を介して磁気ヘッド9が装着さ
れ、また、この取付アーム1は、固定板6の取付孔8,
8を介して磁気記録装置内の移動台12に捩子止めされ
ている。そして、係る装着状態では取付アーム1は、両
折曲部3,5にて所定角度だけ折れ曲げられ、磁気ヘッ
ド取付部4並びに固定板6が略水平状態に配置され、ア
ーム本体2が先端に向けて下方傾斜状に配置されてい
る。これにより、磁気ヘッド9は取付アーム1にて片持
ち支持され、記録媒体であるディスク13に対向配置さ
れることになる。
【0005】この時、磁気ヘッド9は、取付アーム1の
有するバネ圧により下方に向けて付勢されて折り、一
方、上記したごとくディスク13が回転すると、それに
ともない磁気ヘッド9には上方への浮力が生じ、その浮
力と上記バネ圧とが平衡されてサブミクロン程度の所定
距離だけ磁気ヘッド9が浮上する。
有するバネ圧により下方に向けて付勢されて折り、一
方、上記したごとくディスク13が回転すると、それに
ともない磁気ヘッド9には上方への浮力が生じ、その浮
力と上記バネ圧とが平衡されてサブミクロン程度の所定
距離だけ磁気ヘッド9が浮上する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の磁気
ヘッド9の浮上時における姿勢は、図6(A)に示すよ
うにディスク13に対して平行状態に正対していなけれ
ばならないが、実際には、同図(B)に示すように、斜
めに傾いた状態となる。すると磁気ヘッド9に設けられ
た読み書き素子14,14とディスク13間での距離が
ばらつき、ヘッドクラッシュやヘッドの出力レベルの低
下をきたし、さらには確実に書き込むことができず、ま
た、読取り時にエラーを生じる原因となる。
ヘッド9の浮上時における姿勢は、図6(A)に示すよ
うにディスク13に対して平行状態に正対していなけれ
ばならないが、実際には、同図(B)に示すように、斜
めに傾いた状態となる。すると磁気ヘッド9に設けられ
た読み書き素子14,14とディスク13間での距離が
ばらつき、ヘッドクラッシュやヘッドの出力レベルの低
下をきたし、さらには確実に書き込むことができず、ま
た、読取り時にエラーを生じる原因となる。
【0007】そして、かかる傾きを生じる原因として
は、取付アーム1を形成する金属板の肉厚が一定ではな
く、その結果、プレス形成後の取付アーム1の肉厚が各
部位で異なると共に、プレス加工により折曲させた際に
力が均一に加わらない等の理由から応力(バネ圧)が不
均一となるからである。
は、取付アーム1を形成する金属板の肉厚が一定ではな
く、その結果、プレス形成後の取付アーム1の肉厚が各
部位で異なると共に、プレス加工により折曲させた際に
力が均一に加わらない等の理由から応力(バネ圧)が不
均一となるからである。
【0008】そこで、従来は上記のように傾きが生じた
場合には、不良品として廃棄するか、或いは一旦取り外
し、人間の手により取付アームに対してその傾きと反対
方向に曲げたり捻ったりし、傾きを解消させるようにし
ていた。しかし、前者の場合には歩留まりが低下し、コ
スト高を招くことになる。また、後者の場合には、取付
アームに加える力に微妙な力加減を必要として非常に煩
雑であり、係る技術の修得に多大な時間を要するという
問題を有する。
場合には、不良品として廃棄するか、或いは一旦取り外
し、人間の手により取付アームに対してその傾きと反対
方向に曲げたり捻ったりし、傾きを解消させるようにし
ていた。しかし、前者の場合には歩留まりが低下し、コ
スト高を招くことになる。また、後者の場合には、取付
アームに加える力に微妙な力加減を必要として非常に煩
雑であり、係る技術の修得に多大な時間を要するという
問題を有する。
【0009】本発明は、上記した背景に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、取付アームにて支持
された磁気ヘッドが傾いている場合には、その傾きを直
すための取付アームへの応力の調整作業を容易に行うこ
とのできる磁気ヘッド用の取付アームの調整方法を提供
することにある。
もので、その目的とするところは、取付アームにて支持
された磁気ヘッドが傾いている場合には、その傾きを直
すための取付アームへの応力の調整作業を容易に行うこ
とのできる磁気ヘッド用の取付アームの調整方法を提供
することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため、本発明に係る磁気ヘッド用の取付アームの調整方
法では、細長な略平板状のアーム本体と、そのアーム本
体の先端に第1の折曲部を介して連設された磁気ヘッド
取付部と、前記アーム本体の基端側に第2の折曲部を介
して連設された固定板とを備えた取付アームの前記磁気
ヘッド取付部に所定の磁気ヘッドを装着すると共に前記
固定板を介して磁気記録装置内の所定位置に取付ること
により、前記磁気ヘッドを磁気ディスク等の記録媒体に
対向配置させ、その状態で磁気ヘッドの傾きを調べ、次
いでその傾きを直すべく前記第1または第2の折曲部の
少なくとも一方の近傍所定位置に透孔または凹部を形成
し前記取付アームの応力のバランスを図るようにした。
ため、本発明に係る磁気ヘッド用の取付アームの調整方
法では、細長な略平板状のアーム本体と、そのアーム本
体の先端に第1の折曲部を介して連設された磁気ヘッド
取付部と、前記アーム本体の基端側に第2の折曲部を介
して連設された固定板とを備えた取付アームの前記磁気
ヘッド取付部に所定の磁気ヘッドを装着すると共に前記
固定板を介して磁気記録装置内の所定位置に取付ること
により、前記磁気ヘッドを磁気ディスク等の記録媒体に
対向配置させ、その状態で磁気ヘッドの傾きを調べ、次
いでその傾きを直すべく前記第1または第2の折曲部の
少なくとも一方の近傍所定位置に透孔または凹部を形成
し前記取付アームの応力のバランスを図るようにした。
【0011】
【作用】一度磁気ヘッドを装着した状態の取付アームを
磁気記録装置内の所定位置に仮固定し、実際の磁気ヘッ
ドの傾き状態を調べる。そして、その後取付アームを取
り外し、その傾きの状態に応じて取付アームの所定位置
に透孔や凹部を設ける。すなわち、透孔を形成すること
により係る部位周辺の応力が低下し、また凹部を形成す
ることにより係る部位周辺の応力が向上する。従って、
それら透孔等の設置位置を適宜に選定することにより、
容易に応力のバランスをとるよう調整され、磁気ヘッド
が所望の姿勢に維持される。
磁気記録装置内の所定位置に仮固定し、実際の磁気ヘッ
ドの傾き状態を調べる。そして、その後取付アームを取
り外し、その傾きの状態に応じて取付アームの所定位置
に透孔や凹部を設ける。すなわち、透孔を形成すること
により係る部位周辺の応力が低下し、また凹部を形成す
ることにより係る部位周辺の応力が向上する。従って、
それら透孔等の設置位置を適宜に選定することにより、
容易に応力のバランスをとるよう調整され、磁気ヘッド
が所望の姿勢に維持される。
【0012】
【実施例】以下、本発明に係る磁気ヘッド用の取付アー
ムの調整方法の好適な実施例を説明する。尚、使用する
取付アーム等は従来のものと同様のものを用いることが
できるため、同一符合を付しその詳細な説明は省略す
る。まず、通常のプレス加工などにより上述した図4に
示すような取付アーム1を製造する。
ムの調整方法の好適な実施例を説明する。尚、使用する
取付アーム等は従来のものと同様のものを用いることが
できるため、同一符合を付しその詳細な説明は省略す
る。まず、通常のプレス加工などにより上述した図4に
示すような取付アーム1を製造する。
【0013】次いで、取付アーム1の先端に設けられた
磁気ヘッド取付部4に磁気ヘッド9をジンバル10を介
して取付ける。この取付の種類として、大別すると2つ
のタイプがある。すなわち、図1(A)に示すように磁
気ヘッド9を構成するスライダ15に設けた2本の浮上
レール16,16を、取付アーム1と直交する方向、す
なわち、第1,第2の折曲部3,5と平行な方向に延び
るように配置するAタイプと、同図(B)に示すよう
に、係る浮上レール16,16を、取付アーム1と同一
の方向、すなわち、第1,第2の折曲部3,5と直交す
る方向に延びるように配置するBタイプとがある。
磁気ヘッド取付部4に磁気ヘッド9をジンバル10を介
して取付ける。この取付の種類として、大別すると2つ
のタイプがある。すなわち、図1(A)に示すように磁
気ヘッド9を構成するスライダ15に設けた2本の浮上
レール16,16を、取付アーム1と直交する方向、す
なわち、第1,第2の折曲部3,5と平行な方向に延び
るように配置するAタイプと、同図(B)に示すよう
に、係る浮上レール16,16を、取付アーム1と同一
の方向、すなわち、第1,第2の折曲部3,5と直交す
る方向に延びるように配置するBタイプとがある。
【0014】ここで、まず図2に基づいて本発明の第1
実施例である上記Aタイプに対する調整方法について説
明する。まず、同図(A)に示すように先端に磁気ヘッ
ド9を取付けた取付アーム1を、その後方の固定板6を
介して移動台12に仮固定する。この状態で磁気ヘッド
9の傾き具合を調べる。この時、必要に応じて図示省略
のディスクを回転させ、実際に磁気ヘッド9を浮上させ
るのが望ましい。そして、このAタイプの場合、通常図
中二点鎖線で示すように、第1,第2の折曲部3,5を
中心とし、必要以上に折れ曲がったり、或いは逆に折れ
曲り方が足りなかったりして磁気ヘッド9が水平に支持
されなくなることが多く発生し、係る現象の場合に磁気
ヘッドの作動時(読み/書き時)における弊害が生じる
のである。
実施例である上記Aタイプに対する調整方法について説
明する。まず、同図(A)に示すように先端に磁気ヘッ
ド9を取付けた取付アーム1を、その後方の固定板6を
介して移動台12に仮固定する。この状態で磁気ヘッド
9の傾き具合を調べる。この時、必要に応じて図示省略
のディスクを回転させ、実際に磁気ヘッド9を浮上させ
るのが望ましい。そして、このAタイプの場合、通常図
中二点鎖線で示すように、第1,第2の折曲部3,5を
中心とし、必要以上に折れ曲がったり、或いは逆に折れ
曲り方が足りなかったりして磁気ヘッド9が水平に支持
されなくなることが多く発生し、係る現象の場合に磁気
ヘッドの作動時(読み/書き時)における弊害が生じる
のである。
【0015】そこで、本発明では、傾き具合をチェック
したなら、一旦仮固定を解除し、取付アーム1を移動台
12より取り外す。次いで、同図(B)或いは(C)に
示すように第1,第2の折曲部3,5に沿ってその近傍
の所定位置に透孔18を穿設する。すなわち、傾きを生
じるのは、取付アーム1上の各部位における応力のバラ
ンスが採れていないためであり、しかも、その応力は折
曲部近傍に発生しやすい。従って、透孔18を穿設する
ことにより、透孔18を設けた付近の応力を低下させ、
これによりバランスを図るのである。すなわち、透孔を
設ける数等を調整することにより最終的に磁気ヘッド9
が水平になるように調整するのである。そして、調整作
業が終了したなら、再び取付アーム1を移動台12に装
着する。
したなら、一旦仮固定を解除し、取付アーム1を移動台
12より取り外す。次いで、同図(B)或いは(C)に
示すように第1,第2の折曲部3,5に沿ってその近傍
の所定位置に透孔18を穿設する。すなわち、傾きを生
じるのは、取付アーム1上の各部位における応力のバラ
ンスが採れていないためであり、しかも、その応力は折
曲部近傍に発生しやすい。従って、透孔18を穿設する
ことにより、透孔18を設けた付近の応力を低下させ、
これによりバランスを図るのである。すなわち、透孔を
設ける数等を調整することにより最終的に磁気ヘッド9
が水平になるように調整するのである。そして、調整作
業が終了したなら、再び取付アーム1を移動台12に装
着する。
【0016】尚、本例では、各折曲部3,5を挟んでそ
の両側に透孔18を設けたが、本発明は折曲部の一方側
にのみ透孔18を設けるようにしても良く、さらには、
第1或いは第2の折曲部3,5の内、一方の折曲部の近
傍にのみ形成する(同図(B)或いは(C)の一方のパ
ターンのみとする)ようにしても良いのである。さらに
は、透孔に変えて、プレス等により凹部(窪み)(突出
方向は問わず)を設けても良い。係る場合には、上記透
孔とは逆に凹部を設けた付近の応力を上昇させることが
でき、必要に応じて透孔と凹部を混ぜて使用するように
しても良く、種々変更実施可能である。さらにまた、透
孔や凹部を形成する方法としては、打ち抜き加工,プレ
ス加工の他、レーザー光を用いるなど種々の手段を利用
できる。
の両側に透孔18を設けたが、本発明は折曲部の一方側
にのみ透孔18を設けるようにしても良く、さらには、
第1或いは第2の折曲部3,5の内、一方の折曲部の近
傍にのみ形成する(同図(B)或いは(C)の一方のパ
ターンのみとする)ようにしても良いのである。さらに
は、透孔に変えて、プレス等により凹部(窪み)(突出
方向は問わず)を設けても良い。係る場合には、上記透
孔とは逆に凹部を設けた付近の応力を上昇させることが
でき、必要に応じて透孔と凹部を混ぜて使用するように
しても良く、種々変更実施可能である。さらにまた、透
孔や凹部を形成する方法としては、打ち抜き加工,プレ
ス加工の他、レーザー光を用いるなど種々の手段を利用
できる。
【0017】次ぎに、図3に基づいて本発明の第2実施
例である上記Bタイプに対する調整方法について説明す
る。本実施例でも上記した第1実施例と同様に先端に磁
気ヘッド9を取付けた取付アーム1を、移動台12に仮
固定し、磁気ヘッド9の傾き具合を調べる。この時、必
要に応じて図示省略のディスクを回転させる様にしても
良い。次いで、取付アーム1を移動台12より取り外
し、その傾きに応じて取付アーム1上の所定位置に透孔
等を形成するのである。
例である上記Bタイプに対する調整方法について説明す
る。本実施例でも上記した第1実施例と同様に先端に磁
気ヘッド9を取付けた取付アーム1を、移動台12に仮
固定し、磁気ヘッド9の傾き具合を調べる。この時、必
要に応じて図示省略のディスクを回転させる様にしても
良い。次いで、取付アーム1を移動台12より取り外
し、その傾きに応じて取付アーム1上の所定位置に透孔
等を形成するのである。
【0018】ここで本実施例では、上記実施例と相違し
て傾き方向が同図(A)中二点鎖線で示すように、取付
アーム1の長手方向略中心線を中心とし、所定方向に所
定角度だけ回転して磁気ヘッド9が水平に支持されなく
なることが多く発生し、係る現象の場合に磁気ヘッドの
作動時(読み/書き時)における弊害が生じるのであ
る。そこで、透孔18等の穿設箇所も係る回転を抑制す
るべく、同図(B)や同図(C)に示すように一方側縁
に多く透孔18等を形成するのである。尚、透孔18等
の設置による作用原理等は上記した第1実施例と同様で
あるため、その説明は省略する。また、本例でも上記し
た実施例のように、両側に設けても良く(設置数等は異
ならせる)、また、透孔の変わりに凹部を設けても良い
のは言うまでもない。
て傾き方向が同図(A)中二点鎖線で示すように、取付
アーム1の長手方向略中心線を中心とし、所定方向に所
定角度だけ回転して磁気ヘッド9が水平に支持されなく
なることが多く発生し、係る現象の場合に磁気ヘッドの
作動時(読み/書き時)における弊害が生じるのであ
る。そこで、透孔18等の穿設箇所も係る回転を抑制す
るべく、同図(B)や同図(C)に示すように一方側縁
に多く透孔18等を形成するのである。尚、透孔18等
の設置による作用原理等は上記した第1実施例と同様で
あるため、その説明は省略する。また、本例でも上記し
た実施例のように、両側に設けても良く(設置数等は異
ならせる)、また、透孔の変わりに凹部を設けても良い
のは言うまでもない。
【0019】尚、上記した実施例では、取付アームの調
整の対応として、磁気ヘッドが傾いた場合における修正
のみについて説明したが、本発明を利用することによ
り、磁気ヘッドの浮上量の調整を行うこともできる。
整の対応として、磁気ヘッドが傾いた場合における修正
のみについて説明したが、本発明を利用することによ
り、磁気ヘッドの浮上量の調整を行うこともできる。
【0020】さらにまた、上記した各実施例では、取付
アームを一旦取り外した後、透孔等を設けて調整を行う
ようにしたが、本発明ではこれに限ることなく、取付け
た状態のまま各種の調整を行うようにしても良い。
アームを一旦取り外した後、透孔等を設けて調整を行う
ようにしたが、本発明ではこれに限ることなく、取付け
た状態のまま各種の調整を行うようにしても良い。
【0021】
【発明の効果】以上のように、本発明による磁気ヘッド
用の取付アームの調整方法では、取付アームの所定位置
に透孔や凹部を設けるようにしたので、透孔を形成する
ことにより係る部位周辺の応力を低下させ、また凹部を
形成することにより係る部位周辺の応力を向上させるこ
とができる。従って、設置位置を適宜に選定することに
より、容易に応力の調整を図ることができ、磁気ヘッド
を所望の姿勢に維持させることができる。その結果、不
良品の発生を抑制できると共に、ヘッド出力の向上並び
に誤作動を防止することができる。
用の取付アームの調整方法では、取付アームの所定位置
に透孔や凹部を設けるようにしたので、透孔を形成する
ことにより係る部位周辺の応力を低下させ、また凹部を
形成することにより係る部位周辺の応力を向上させるこ
とができる。従って、設置位置を適宜に選定することに
より、容易に応力の調整を図ることができ、磁気ヘッド
を所望の姿勢に維持させることができる。その結果、不
良品の発生を抑制できると共に、ヘッド出力の向上並び
に誤作動を防止することができる。
【0022】しかもその調整は、透孔或いは凹部を形成
するといった簡単な作業であり、一つの透孔等を設ける
ことにより変更する応力の変化量は比較的小さいため、
従来のような微妙な力加減による加圧は不要となる。さ
らに係る応力の変更は、透孔等の開ける位置、個数,大
きさ等に対応するため、サンプルデータを採ることによ
り傾きの度合いに対する適切な透孔の設置状態を熟練し
た技術を要することなく比較的簡単に求めることが可能
となる。
するといった簡単な作業であり、一つの透孔等を設ける
ことにより変更する応力の変化量は比較的小さいため、
従来のような微妙な力加減による加圧は不要となる。さ
らに係る応力の変更は、透孔等の開ける位置、個数,大
きさ等に対応するため、サンプルデータを採ることによ
り傾きの度合いに対する適切な透孔の設置状態を熟練し
た技術を要することなく比較的簡単に求めることが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】磁気ヘッドを取付アームに装着した状態を示す
図である。
図である。
【図2】本発明に係る磁気ヘッド用の取付アームの調整
方法の第1実施例を示す作業工程図である。
方法の第1実施例を示す作業工程図である。
【図3】本発明に係る磁気ヘッド用の取付アームの調整
方法の第2実施例を示す作業工程図である。
方法の第2実施例を示す作業工程図である。
【図4】取付アームの一例を示す斜視図である。
【図5】一般的な取付アームの設置状態を示す側面図で
ある。
ある。
【図6】(A)は取付アームに支持された磁気ヘッドの
理想状態を示す図である。 (B)は取付アームに支持された磁気ヘッドの実際の状
態を示す図である。
理想状態を示す図である。 (B)は取付アームに支持された磁気ヘッドの実際の状
態を示す図である。
1 取付アーム 2 アーム本体 3 第1の折曲部 4 磁気ヘッド取付部 5 第2の折曲部 6 固定板 9 磁気ヘッド 18 透孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石田 玄一 東京都港区新橋5丁目36番11号 富士電 気化学株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 21/21
Claims (1)
- 【請求項1】 細長な略平板状のアーム本体と、そのア
ーム本体の先端に第1の折曲部を介して連設された磁気
ヘッド取付部と、前記アーム本体の基端側に第2の折曲
部を介して連設された固定板とを備えた取付アームの前
記磁気ヘッド取付部に所定の磁気ヘッドを装着すると共
に前記固定板を介して磁気記録装置内の所定位置に取付
ることにより、前記磁気ヘッドを磁気ディスク等の記録
媒体に対向配置させ、 その状態で磁気ヘッドの傾きを調べ、次いでその傾きを
直すべく前記第1または第2の折曲部の少なくとも一方
の近傍所定位置に透孔または凹部を形成し前記取付アー
ムの応力のバランスを図るようにしたことを特徴とする
磁気ヘッド用の取付アームの調整方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26133791A JP2963565B2 (ja) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | 磁気ヘッド用の取付アームの調整方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26133791A JP2963565B2 (ja) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | 磁気ヘッド用の取付アームの調整方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0574085A JPH0574085A (ja) | 1993-03-26 |
| JP2963565B2 true JP2963565B2 (ja) | 1999-10-18 |
Family
ID=17360425
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26133791A Expired - Lifetime JP2963565B2 (ja) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | 磁気ヘッド用の取付アームの調整方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2963565B2 (ja) |
-
1991
- 1991-09-13 JP JP26133791A patent/JP2963565B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0574085A (ja) | 1993-03-26 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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