JP2964093B2 - 屋内塵性ダニ用ダニ防除剤および屋内塵性ダニの防除方法 - Google Patents
屋内塵性ダニ用ダニ防除剤および屋内塵性ダニの防除方法Info
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- JP2964093B2 JP2964093B2 JP3612390A JP3612390A JP2964093B2 JP 2964093 B2 JP2964093 B2 JP 2964093B2 JP 3612390 A JP3612390 A JP 3612390A JP 3612390 A JP3612390 A JP 3612390A JP 2964093 B2 JP2964093 B2 JP 2964093B2
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- dust mites
- indoor dust
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- dimethylphenylethylbenzene
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Description
【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は屋内塵性ダニ用ダニ防除剤に関し、更に詳細
には、有効成分として、ジメチルフェニルエチルベンゼ
ンを単独使用することを特徴とし、特に屋内塵性ダニの
防除に著効を示すダニ防除剤および屋内塵性ダニの防除
方法に係わる。
には、有効成分として、ジメチルフェニルエチルベンゼ
ンを単独使用することを特徴とし、特に屋内塵性ダニの
防除に著効を示すダニ防除剤および屋内塵性ダニの防除
方法に係わる。
「従来の技術」 従来、家屋内に発生するダニの防除手段としては、畳
や絨毯の乾燥が最も有効とされているが、これらの方法
は空間的、労力的に実施が非常に困難であるため、一般
には薬剤による化学的防除が行われている。
や絨毯の乾燥が最も有効とされているが、これらの方法
は空間的、労力的に実施が非常に困難であるため、一般
には薬剤による化学的防除が行われている。
而して従来より使用されてきた薬剤としては、有機リ
ン系薬剤のフェンチオン、フェニトロチオン、ダイアジ
ノン、DDVP、トリクロルフォン、ピレスロイド系のクリ
スロン、ペルメトリン、カーバメイト系のプロポクスル
などである。そしてまた、これらの薬剤は各種の溶剤を
加えて使用されるものである。
ン系薬剤のフェンチオン、フェニトロチオン、ダイアジ
ノン、DDVP、トリクロルフォン、ピレスロイド系のクリ
スロン、ペルメトリン、カーバメイト系のプロポクスル
などである。そしてまた、これらの薬剤は各種の溶剤を
加えて使用されるものである。
しかしながら、屋内塵性ダニ類の生息する畳や絨毯と
いった環境は、薬剤の均一処理が困難であることが多
く、また、毒性が高く安全性の点から多くの量を屋内に
散布することは危険であるために、使用する量を少なく
せざるを得なかった。そのため、現在使用されている多
くのダニ防除剤は、いずれも屋内塵性ダニ類に対して大
きな防除効果を期待することができなかった。
いった環境は、薬剤の均一処理が困難であることが多
く、また、毒性が高く安全性の点から多くの量を屋内に
散布することは危険であるために、使用する量を少なく
せざるを得なかった。そのため、現在使用されている多
くのダニ防除剤は、いずれも屋内塵性ダニ類に対して大
きな防除効果を期待することができなかった。
また、従来のダニ防除剤は、数種の化合物を組み合わ
せて作られるものであるから、処方が面倒であり且つま
た高価格にならざるを得なかった。
せて作られるものであるから、処方が面倒であり且つま
た高価格にならざるを得なかった。
更にまた、従来のダニ防除剤は、いずれも屋内塵性ダ
ニ類のうちの一、二の種類のダニについてのみ効果を示
すに過ぎず、一種の薬剤でもって屋内塵性ダニ類の全て
について有効であるものは存在しなかった。
ニ類のうちの一、二の種類のダニについてのみ効果を示
すに過ぎず、一種の薬剤でもって屋内塵性ダニ類の全て
について有効であるものは存在しなかった。
ここでいう屋内塵性ダニ類とは、コナヒョウヒダニ、
ヤケヒョウヒダニ、ケナガコナダニ、イエササラダニ、
カザリヒワダニ、アシブトコナダニ、サトウダニ、クワ
ガタツメダニ、ケラカロプシス属のツメダニ、サヤアシ
ニクダニ、イエニクダニなどである。
ヤケヒョウヒダニ、ケナガコナダニ、イエササラダニ、
カザリヒワダニ、アシブトコナダニ、サトウダニ、クワ
ガタツメダニ、ケラカロプシス属のツメダニ、サヤアシ
ニクダニ、イエニクダニなどである。
「発明が解決しようとする課題」 そこで、本発明者らは、これらの実情に鑑み、毒性が
少なく、使用量をある程度多くしても安全であり、而も
処方が簡単であり、更に屋内塵性ダニ類の全てに有効で
あるダニ防除剤について鋭意研究した結果、ジメチルフ
ェニルエチルベンゼンを使用することによりこれらの点
を全て解決することができることを見出し、本発明を完
成するに至ったものである。
少なく、使用量をある程度多くしても安全であり、而も
処方が簡単であり、更に屋内塵性ダニ類の全てに有効で
あるダニ防除剤について鋭意研究した結果、ジメチルフ
ェニルエチルベンゼンを使用することによりこれらの点
を全て解決することができることを見出し、本発明を完
成するに至ったものである。
また、ジメチルフェニルエチルベンゼンについて、特
開平1−213206号公報にはヘキサキス(β,β−ジメチ
ルフェネチル)ジスタノキサンの殺ダニ効果を増強する
作用について記載されている。
開平1−213206号公報にはヘキサキス(β,β−ジメチ
ルフェネチル)ジスタノキサンの殺ダニ効果を増強する
作用について記載されている。
また、特開昭53−62832号公報、特公昭56−19841号公
報には、殺虫乳剤の溶剤としてフェニルキシリルエタン
が開示されている。
報には、殺虫乳剤の溶剤としてフェニルキシリルエタン
が開示されている。
更に、特開昭63−107903号公報には、農薬固形製剤の
農薬有効成分の溶媒としてフェニルキシリルエタンを含
む芳香族炭化水素の高沸点溶媒が開示されている。
農薬有効成分の溶媒としてフェニルキシリルエタンを含
む芳香族炭化水素の高沸点溶媒が開示されている。
しかし、本発明者らは、驚くべきことに、このように
殺虫成分の溶剤として知られているジメチルフェニルエ
チルベンゼン自身が意外にも殺ダニ活性を有することを
見いだし、本発明を完成するに至ったものである。
殺虫成分の溶剤として知られているジメチルフェニルエ
チルベンゼン自身が意外にも殺ダニ活性を有することを
見いだし、本発明を完成するに至ったものである。
「課題を解決するための手段」 而して、本発明の要旨とするところは、有効成分とし
て、ジメチルフェニルエチルベンゼンを単独使用するこ
とを特徴とする屋内塵性ダニ用ダニ防除剤およびジメチ
ルフェニルエチルベンゼンのみを有効成分として含有す
るダニ防除剤を使用することを特徴とする屋内塵性ダニ
の防除方法にある。尚、ジメチルフェニルエチルベンゼ
ンの化学構造式は、次の通りである。
て、ジメチルフェニルエチルベンゼンを単独使用するこ
とを特徴とする屋内塵性ダニ用ダニ防除剤およびジメチ
ルフェニルエチルベンゼンのみを有効成分として含有す
るダニ防除剤を使用することを特徴とする屋内塵性ダニ
の防除方法にある。尚、ジメチルフェニルエチルベンゼ
ンの化学構造式は、次の通りである。
また、ジメチルフェニルエチルベンゼンを実際に屋内
塵性ダニ類用のダニ防除剤として使用するにあたって
は、他に何等の成分を加えずにそのままで用いてもよい
が、一般の薬剤に用いられている固体、液体、ガス状の
各種担体および製剤用補助剤、餌等と適宜混合して、油
剤、乳剤、粉剤、粒剤、水和剤、エアゾール剤、シート
剤等に製造することもできる。
塵性ダニ類用のダニ防除剤として使用するにあたって
は、他に何等の成分を加えずにそのままで用いてもよい
が、一般の薬剤に用いられている固体、液体、ガス状の
各種担体および製剤用補助剤、餌等と適宜混合して、油
剤、乳剤、粉剤、粒剤、水和剤、エアゾール剤、シート
剤等に製造することもできる。
製剤に際して用いられる担体は、単独で用いても、ま
た組み合わせて用いてもよい。固体担体としては、例え
ばタルク、クレー、ベントナイト、カオリン、珪藻土、
炭酸カルシウム、尿素、硫酸アンモニウム、ホワイトカ
ーボン、活性炭、木粉、澱粉等の粉末あるいは粒状物が
挙げられ、液体担体としては、例えばケロシン、灯油等
の脂肪族炭化水素類、キシレン、メチルナフタレン、ト
ルエン、ベンゼン等の芳香族炭化水素類、ジクロロエタ
ン、トリクロロエチレン等のハロゲン化炭化水素類、エ
タノール、イソプロパノール、セロソルブ等のアルコー
ル類、アセトン、メチルエチルケトン等のケトン類、ジ
エチルエーテル、テトラヒドロフラン等のエーテル類、
酢酸エチル等のエステル類、アセトニトリル等のニトリ
ル類、ジメチルホルムアミド等のアミド類、大豆油、綿
実油等の植物油等が挙げられ、ガス状担体としては、例
えばフロンガス、LPG、ジメチルエーテル等が挙げられ
る。製剤用補助剤としては、例えばアルキル硫酸エステ
ル塩、ポリオキシエチレンソルビタンエステル、ポリオ
キシエチレンアルキルエーテル等の界面活性剤、セルロ
ース誘導体、ビニル系樹脂等の塗膜形成剤、ポリビニル
アルコール、CMC、アラビアゴム等の増粘剤或いは分散
剤、発泡剤、燃焼剤等が挙げられる。
た組み合わせて用いてもよい。固体担体としては、例え
ばタルク、クレー、ベントナイト、カオリン、珪藻土、
炭酸カルシウム、尿素、硫酸アンモニウム、ホワイトカ
ーボン、活性炭、木粉、澱粉等の粉末あるいは粒状物が
挙げられ、液体担体としては、例えばケロシン、灯油等
の脂肪族炭化水素類、キシレン、メチルナフタレン、ト
ルエン、ベンゼン等の芳香族炭化水素類、ジクロロエタ
ン、トリクロロエチレン等のハロゲン化炭化水素類、エ
タノール、イソプロパノール、セロソルブ等のアルコー
ル類、アセトン、メチルエチルケトン等のケトン類、ジ
エチルエーテル、テトラヒドロフラン等のエーテル類、
酢酸エチル等のエステル類、アセトニトリル等のニトリ
ル類、ジメチルホルムアミド等のアミド類、大豆油、綿
実油等の植物油等が挙げられ、ガス状担体としては、例
えばフロンガス、LPG、ジメチルエーテル等が挙げられ
る。製剤用補助剤としては、例えばアルキル硫酸エステ
ル塩、ポリオキシエチレンソルビタンエステル、ポリオ
キシエチレンアルキルエーテル等の界面活性剤、セルロ
ース誘導体、ビニル系樹脂等の塗膜形成剤、ポリビニル
アルコール、CMC、アラビアゴム等の増粘剤或いは分散
剤、発泡剤、燃焼剤等が挙げられる。
製剤化にあたり、混合比率は一般的には本発明化合物
を重量%として、0.2〜25%好ましくは0.4〜20%を含有
し、担体として75〜99.8%、補助剤として0〜15%が最
適である。
を重量%として、0.2〜25%好ましくは0.4〜20%を含有
し、担体として75〜99.8%、補助剤として0〜15%が最
適である。
また、本発明を実際に使用するに際しては、使用方
法、使用剤型、使用場所等によって適宜選択されること
は当然であるが、使用量としては1m2あたり0.3〜5g好ま
しくは0.5〜2gで処理することが望ましい。
法、使用剤型、使用場所等によって適宜選択されること
は当然であるが、使用量としては1m2あたり0.3〜5g好ま
しくは0.5〜2gで処理することが望ましい。
以下に、製剤例および試験例によって本発明をより詳
しく説明するが、本発明はこれらの例のみに限定される
ものではない。
しく説明するが、本発明はこれらの例のみに限定される
ものではない。
〔実施例1〕 ジメチルフェニルエチルベンゼン 10g 灯油 150ml噴射剤 150ml 計 300ml 灯油にジメチルフェニルエチルベンゼンを溶解させ、
300mlのエアゾール缶に入れ、噴射剤(LPG)を充填し、
エアゾール剤を製造した。
300mlのエアゾール缶に入れ、噴射剤(LPG)を充填し、
エアゾール剤を製造した。
〔実施例2〕 ジメチルフェニルエチルベンゼン 7重量部 クレー 10重量部タルク 83重量部 計 100重量部 ジメチルフェニルエチルベンゼン7重量部、クレー10
重量部、タルク83重量部をよく粉砕混合して粉剤を得
た。
重量部、タルク83重量部をよく粉砕混合して粉剤を得
た。
〔実施例1〕ケナガコナダニに対する効力 ジメチルフェニルエチルベンゼンをアセトンで希釈
し、所定の濃度に調節する。
し、所定の濃度に調節する。
直径4.5cmのガラス製シャーレに希釈液0.5mlを滴下、
風乾させドライフィルムを作製した後、ケナガコナダニ
成虫を30頭宛接種する。尚、シャーレ底面周囲には防虫
粘着剤を帯状に塗布し、忌避個体も評価した。
風乾させドライフィルムを作製した後、ケナガコナダニ
成虫を30頭宛接種する。尚、シャーレ底面周囲には防虫
粘着剤を帯状に塗布し、忌避個体も評価した。
24時間後に供試虫を正常個体、忌避個体および死亡個
体に類別して調査した。
体に類別して調査した。
結果は表1の通りであった。
〔実験例2〕コナヒョウヒダニに対する効力 コナヒョウヒダニについて、実験例1と同じ試験方法
で行った。
で行った。
結果は表2の通りであった。
「発明の効果」 本発明に用いるジメチルフェニルエチルベンゼンは毒
性が少なく、したがって屋内において相当量を用いても
安全であり、畳や絨毯の中の屋内塵性ダニ類まで略完全
に防除することができる。また、他の成分を混合せず、
ジメチルフェニルエチルベンゼンのみでも充分な効果を
期待することができ、この場合には処方が従来のダニ防
除剤に比して遥かに容易であり、且つ安価である。更に
加えて、屋内塵性ダニ類の全てに有効であり、実用に供
し著効を奏するものである。
性が少なく、したがって屋内において相当量を用いても
安全であり、畳や絨毯の中の屋内塵性ダニ類まで略完全
に防除することができる。また、他の成分を混合せず、
ジメチルフェニルエチルベンゼンのみでも充分な効果を
期待することができ、この場合には処方が従来のダニ防
除剤に比して遥かに容易であり、且つ安価である。更に
加えて、屋内塵性ダニ類の全てに有効であり、実用に供
し著効を奏するものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A01N 27/00 CAPLUS(STN) REGISTRY(STN) WPIDS(STN)
Claims (2)
- 【請求項1】有効成分として、ジメチルフェニルエチル
ベンゼンを単独使用することを特徴とする屋内塵性ダニ
用ダニ防除剤。 - 【請求項2】ジメチルフェニルエチルベンゼンのみを有
効成分として含有するダニ防除剤を使用することを特徴
とする屋内塵性ダニの防除方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3612390A JP2964093B2 (ja) | 1990-02-19 | 1990-02-19 | 屋内塵性ダニ用ダニ防除剤および屋内塵性ダニの防除方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3612390A JP2964093B2 (ja) | 1990-02-19 | 1990-02-19 | 屋内塵性ダニ用ダニ防除剤および屋内塵性ダニの防除方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03240702A JPH03240702A (ja) | 1991-10-28 |
| JP2964093B2 true JP2964093B2 (ja) | 1999-10-18 |
Family
ID=12461007
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3612390A Expired - Fee Related JP2964093B2 (ja) | 1990-02-19 | 1990-02-19 | 屋内塵性ダニ用ダニ防除剤および屋内塵性ダニの防除方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2964093B2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5619841B2 (ja) | 2012-09-24 | 2014-11-05 | 本田技研工業株式会社 | 固体高分子形燃料電池の製造方法 |
-
1990
- 1990-02-19 JP JP3612390A patent/JP2964093B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5619841B2 (ja) | 2012-09-24 | 2014-11-05 | 本田技研工業株式会社 | 固体高分子形燃料電池の製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03240702A (ja) | 1991-10-28 |
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