JP2964501B2 - コンクリート打設用型枠 - Google Patents
コンクリート打設用型枠Info
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、コンクリート打設時にコンクリートから生
じる水分をコンクリート打設面から除去することがで
き、このため水泡跡をコンクリート打設表面に残すこと
がなく、更にコンクリートの養生時にはコンクリート打
設面を適度な湿潤状態に保ち、良好な湿潤養生を行なう
ことができるコンクリート打設用型枠に関する。
じる水分をコンクリート打設面から除去することがで
き、このため水泡跡をコンクリート打設表面に残すこと
がなく、更にコンクリートの養生時にはコンクリート打
設面を適度な湿潤状態に保ち、良好な湿潤養生を行なう
ことができるコンクリート打設用型枠に関する。
従来より、コンクリート打設に当っては、木製合板や
鉄製の型枠が用いられるが、これらの型枠を用いてコン
クリートを打設し、固化させると、型枠と接したコンク
リート打設表面には、コンクリートに混和されている水
分により発生した水泡の跡がのこり、細かい凹凸(所謂
ジャンカ)を生じるという問題があった。
鉄製の型枠が用いられるが、これらの型枠を用いてコン
クリートを打設し、固化させると、型枠と接したコンク
リート打設表面には、コンクリートに混和されている水
分により発生した水泡の跡がのこり、細かい凹凸(所謂
ジャンカ)を生じるという問題があった。
このような問題を解決するため、最近ではコンクリー
ト打設面に存在する水分を積極的にコンクリート打設表
面から排出することを目的として、型枠に水分排出用の
貫通孔を多数形成し、余分な水分や気泡を排出するよう
にした型枠或いは型枠の表面に通水層を設けた型枠など
が提案されており、このような型枠によれば、打設時に
コンクリートから生じる余剰の水分を打設面より除去
し、気泡跡の発生を防止することが可能である。
ト打設面に存在する水分を積極的にコンクリート打設表
面から排出することを目的として、型枠に水分排出用の
貫通孔を多数形成し、余分な水分や気泡を排出するよう
にした型枠或いは型枠の表面に通水層を設けた型枠など
が提案されており、このような型枠によれば、打設時に
コンクリートから生じる余剰の水分を打設面より除去
し、気泡跡の発生を防止することが可能である。
ここで、コンクリート壁等を形成する場合、コンクリ
ートを打設固化させた後、このコンクリートを保温する
と共に、コンクリート打設面を湿潤状態に保持し、コン
クリートの急激な乾燥収縮を防止しつつコンクリートを
湿潤養生し、その強度を向上させることが行なわれる
が、上記型枠を用いてコンクリートを打設した場合、コ
ンクリートが固化した後、養生が終了するまで良好な湿
潤状態を保持することができず、このためコンクリート
が固化した後、型枠を取り除き、養生シート等でコンク
リート打設面を覆ってコンクリートを保温すると共に、
コンクリート打設面へ常時散水してコンクリートの急激
な乾燥収縮を防止して湿潤養生を行なう必要があり、こ
のため養生に多大の労力を要するという問題がある。
ートを打設固化させた後、このコンクリートを保温する
と共に、コンクリート打設面を湿潤状態に保持し、コン
クリートの急激な乾燥収縮を防止しつつコンクリートを
湿潤養生し、その強度を向上させることが行なわれる
が、上記型枠を用いてコンクリートを打設した場合、コ
ンクリートが固化した後、養生が終了するまで良好な湿
潤状態を保持することができず、このためコンクリート
が固化した後、型枠を取り除き、養生シート等でコンク
リート打設面を覆ってコンクリートを保温すると共に、
コンクリート打設面へ常時散水してコンクリートの急激
な乾燥収縮を防止して湿潤養生を行なう必要があり、こ
のため養生に多大の労力を要するという問題がある。
本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、コンクリ
ート打設時にコンクリートから生じる水分をその打設面
から除去することができ、このため水泡跡をコンクリー
ト表面に残すことなく、更にコンクリートの養生時には
良好かつ簡便に湿潤養生を行なうことができるコンクリ
ート打設用型枠を提供することを目的とする。
ート打設時にコンクリートから生じる水分をその打設面
から除去することができ、このため水泡跡をコンクリー
ト表面に残すことなく、更にコンクリートの養生時には
良好かつ簡便に湿潤養生を行なうことができるコンクリ
ート打設用型枠を提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するため、型枠本体のコン
クリート打設側の面に直接又は導水性を有する緩衝シー
トを介して吸水性高分子物質を含む保水層を積層し、更
に該保水層上にコンクリート打設面を形成する多数の微
小透孔を有するポリエチレン又はエチレン−酢酸ビニル
共重合体のプラスチックフィルムからなる透水性表面層
を積層したことを特徴とするコンクリート打設用型枠を
提供する。
クリート打設側の面に直接又は導水性を有する緩衝シー
トを介して吸水性高分子物質を含む保水層を積層し、更
に該保水層上にコンクリート打設面を形成する多数の微
小透孔を有するポリエチレン又はエチレン−酢酸ビニル
共重合体のプラスチックフィルムからなる透水性表面層
を積層したことを特徴とするコンクリート打設用型枠を
提供する。
ここで、保水層を構成する吸水性高分子物質として
は、酢酸ビニル−アクリル酸共重合体系、デンプン−ア
クリル酸グラフト共重合体系、デンプン−アクリルニト
リルグラフト共重合体系、ポリビニルアルコール無水マ
レイン酸系、インブチレン−無水マレイン酸系、ポリア
クリル酸系のものなどを好適に使用することができ、こ
れら単独で、又は不織布等にこれらを分散して保水層を
構成することができる。また、表面層としては、多数の
微小透孔を有するポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル
共重合体のプラスチックフイルムがコンクリートの養生
終了後におけるコンクリート表面からの剥離性などの点
から使用される。更に、上記保水層を緩衝シートを介し
て積層する場合、この緩衝シートとしては、不織布、織
布、合成樹脂ネット、合成樹脂コルゲートシートなどを
用いることができる。なお、型枠本体としては、コンク
リートの打設圧に耐性を有するもの、具体的には鉄板、
木板、合成樹脂板などが用いられる。
は、酢酸ビニル−アクリル酸共重合体系、デンプン−ア
クリル酸グラフト共重合体系、デンプン−アクリルニト
リルグラフト共重合体系、ポリビニルアルコール無水マ
レイン酸系、インブチレン−無水マレイン酸系、ポリア
クリル酸系のものなどを好適に使用することができ、こ
れら単独で、又は不織布等にこれらを分散して保水層を
構成することができる。また、表面層としては、多数の
微小透孔を有するポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル
共重合体のプラスチックフイルムがコンクリートの養生
終了後におけるコンクリート表面からの剥離性などの点
から使用される。更に、上記保水層を緩衝シートを介し
て積層する場合、この緩衝シートとしては、不織布、織
布、合成樹脂ネット、合成樹脂コルゲートシートなどを
用いることができる。なお、型枠本体としては、コンク
リートの打設圧に耐性を有するもの、具体的には鉄板、
木板、合成樹脂板などが用いられる。
本発明のコンクリート打設用型枠は、その表面層に接
してコンクリートを打設するものであるが、コンクリー
トを打設した場合、コンクリートから生じる水分が型枠
の表面層を通って保水層に吸収されてコンクリート打設
表面から除去され、コンクリート打設表面における水泡
跡、細かい凹凸の生成を防止することができ、このため
コンクリート表面を綺麗に打設することができる。ま
た、この場合、保水層を導水性を有する緩衝シートを介
して積層したり、不織布に吸水性高分子物質を分散した
保水層を形成することにより、吸水性高分子物質の吸水
能を越える水分が生じた場合にも、この水分が緩衝シー
ト又は保水層を構成する不織布中を流れて外部へ排出さ
れるようにすることができる。
してコンクリートを打設するものであるが、コンクリー
トを打設した場合、コンクリートから生じる水分が型枠
の表面層を通って保水層に吸収されてコンクリート打設
表面から除去され、コンクリート打設表面における水泡
跡、細かい凹凸の生成を防止することができ、このため
コンクリート表面を綺麗に打設することができる。ま
た、この場合、保水層を導水性を有する緩衝シートを介
して積層したり、不織布に吸水性高分子物質を分散した
保水層を形成することにより、吸水性高分子物質の吸水
能を越える水分が生じた場合にも、この水分が緩衝シー
ト又は保水層を構成する不織布中を流れて外部へ排出さ
れるようにすることができる。
また、本発明の型枠を使用してコンクリートを打設
し、コンクリートが固化した後、これを養生する場合に
は、型枠を打設面に取り付けたまま、又は型枠本体とシ
ート類とを分離して型枠本体を取り除くと共に、表面シ
ート及び保水層をコンクリート打設表面に残存させて、
保水層内の吸水性高分子物質に吸収保持された水分によ
りコンクリート打設表面に適度な湿潤状態に保持すると
共に、コンクリート打設面を保温することができ、従っ
て良好かつ簡便にコンクリートの湿潤養生を行なうこと
ができる。
し、コンクリートが固化した後、これを養生する場合に
は、型枠を打設面に取り付けたまま、又は型枠本体とシ
ート類とを分離して型枠本体を取り除くと共に、表面シ
ート及び保水層をコンクリート打設表面に残存させて、
保水層内の吸水性高分子物質に吸収保持された水分によ
りコンクリート打設表面に適度な湿潤状態に保持すると
共に、コンクリート打設面を保温することができ、従っ
て良好かつ簡便にコンクリートの湿潤養生を行なうこと
ができる。
更に、上記湿潤養生終了後には、保水層とコンクリー
ト打設面との間に表面層が存在するので、この表面層と
して上述した剥離性に優れる透水性プラスチックフィル
ムを用いることにより、型枠又はコンクリート打設面に
残存させてシートをコンクリート打設面を傷つけること
なく容易に取り除くことができる。
ト打設面との間に表面層が存在するので、この表面層と
して上述した剥離性に優れる透水性プラスチックフィル
ムを用いることにより、型枠又はコンクリート打設面に
残存させてシートをコンクリート打設面を傷つけること
なく容易に取り除くことができる。
以下、本発明の実施例につき図面を参照して説明す
る。
る。
第1実施例 第1図は、本発明の一実施例に係るコンクリート打設
用型枠を示すもので、型枠本体1の一面に吸水性高分子
物質からなる厚さ0.1〜5mm程度、特に0.3〜1.5mmの保水
層が形成され、更にこの保水層2上に多数の微小透孔
(通常孔径0.1〜1.5mm、好ましくは0.3〜0.8mm)を有す
るポリエチレン,エチレン−酢酸ビニル共重合体等のプ
ラスチックフィルムからなる表面層3が積層されてい
る。
用型枠を示すもので、型枠本体1の一面に吸水性高分子
物質からなる厚さ0.1〜5mm程度、特に0.3〜1.5mmの保水
層が形成され、更にこの保水層2上に多数の微小透孔
(通常孔径0.1〜1.5mm、好ましくは0.3〜0.8mm)を有す
るポリエチレン,エチレン−酢酸ビニル共重合体等のプ
ラスチックフィルムからなる表面層3が積層されてい
る。
この型枠を用いてコンクリートを打設し、コンクリー
ト壁等を形成する場合は、まず表面層3に接してコンク
リートを打設する。これにより、コンクリートから生じ
る水分が表面層3の透孔を通って保水層2を構成する吸
水性高分子物質に吸収保持され、コンクリート打設表面
から除去される。従って、この型枠によれば、コンクリ
ートから生じる水分を確実にコンクリート打設表面から
除去することができ、このためコンクリート打設表面に
水分泡の存在に起因する水泡跡や細かい凸凹などが生じ
るようなことがなく、平滑なコンクリート打設面が形成
される。
ト壁等を形成する場合は、まず表面層3に接してコンク
リートを打設する。これにより、コンクリートから生じ
る水分が表面層3の透孔を通って保水層2を構成する吸
水性高分子物質に吸収保持され、コンクリート打設表面
から除去される。従って、この型枠によれば、コンクリ
ートから生じる水分を確実にコンクリート打設表面から
除去することができ、このためコンクリート打設表面に
水分泡の存在に起因する水泡跡や細かい凸凹などが生じ
るようなことがなく、平滑なコンクリート打設面が形成
される。
また、コンクリートが固化した後は、この型枠全体を
打設表面に取り付けたまま、又は型枠本体1と保水層2
との間で両者を分離して型枠本体1をコンクリート打設
表面から取り除くと共に、保水層2及び表面層3をコン
クリート打設表面に残存させることにより、保水層2を
構成する吸水性高分子物質に吸収保持されている水分に
よってコンクリート打設表面を適度な湿潤状態に保つこ
とができると共に、保水層2及び表面層3により良好に
コンクリートを保温することができる。従って、改めて
コンクリート打設表面に養生シートを配設したり、コン
クリート打設面に常時散水を行なうといった煩雑な作業
を行なうことなく、良好な湿潤養生を行なうことができ
る。
打設表面に取り付けたまま、又は型枠本体1と保水層2
との間で両者を分離して型枠本体1をコンクリート打設
表面から取り除くと共に、保水層2及び表面層3をコン
クリート打設表面に残存させることにより、保水層2を
構成する吸水性高分子物質に吸収保持されている水分に
よってコンクリート打設表面を適度な湿潤状態に保つこ
とができると共に、保水層2及び表面層3により良好に
コンクリートを保温することができる。従って、改めて
コンクリート打設表面に養生シートを配設したり、コン
クリート打設面に常時散水を行なうといった煩雑な作業
を行なうことなく、良好な湿潤養生を行なうことができ
る。
更に、養生終了後はコンクリート打設面と接する表面
層として剥離性に優れるプラスチックフィルムを使用し
ているので、コンクリート打設表面を傷付けることな
く、容易に型枠又はシート類を除去することができるも
のである。
層として剥離性に優れるプラスチックフィルムを使用し
ているので、コンクリート打設表面を傷付けることな
く、容易に型枠又はシート類を除去することができるも
のである。
このように、このコンクリート打設用型枠によれば、
コンクリートを水泡跡や細かい凹凸を生じさせることな
く、綺麗に打設することができ、しかもコンクリートの
養生時には、改めてコンクリート打設表面に養生シート
を配設したり、コンクリート打設面に常時散水を行なう
といった煩雑な作業を行なう必要がなく、コンクリート
壁等の形成作業を簡略化することができる。
コンクリートを水泡跡や細かい凹凸を生じさせることな
く、綺麗に打設することができ、しかもコンクリートの
養生時には、改めてコンクリート打設表面に養生シート
を配設したり、コンクリート打設面に常時散水を行なう
といった煩雑な作業を行なう必要がなく、コンクリート
壁等の形成作業を簡略化することができる。
第2実施例 第2図は、本発明の他の実施例に係るコンクリート打
設用型枠を示すもので、型枠本体1の一面に不織布、織
布、合成樹脂ネット、合成樹脂コルゲートシートなどか
らなる導水性を有する緩衝シート4を積層し、この緩衝
シート4上に上記第1実施例と同様の保水層2及び表面
層3を順次積層したものである。
設用型枠を示すもので、型枠本体1の一面に不織布、織
布、合成樹脂ネット、合成樹脂コルゲートシートなどか
らなる導水性を有する緩衝シート4を積層し、この緩衝
シート4上に上記第1実施例と同様の保水層2及び表面
層3を順次積層したものである。
この型枠も上記第1実施例の型枠と同様に表面層3に
接してコンクリートを打設するもので、これによりコン
クリートから生じる水分を表面層3の透孔を通して保水
層2に吸収することにより、コンクリート打設表面から
水分を除去するものであるが、この場合この型枠におい
ては、保水層2を構成する吸水性高分子物質の有する吸
水能を越える量の水分がコンクリートから生じた場合で
も、これを緩衝シート4に導き、該緩衝シート4内を流
して余剰水分を外部へ排出することができ、平滑なコン
クリート打設面をより確実に形成することができる。
接してコンクリートを打設するもので、これによりコン
クリートから生じる水分を表面層3の透孔を通して保水
層2に吸収することにより、コンクリート打設表面から
水分を除去するものであるが、この場合この型枠におい
ては、保水層2を構成する吸水性高分子物質の有する吸
水能を越える量の水分がコンクリートから生じた場合で
も、これを緩衝シート4に導き、該緩衝シート4内を流
して余剰水分を外部へ排出することができ、平滑なコン
クリート打設面をより確実に形成することができる。
更に、この型枠によれば、コンクリートの養生時に
は、コンクリート打設面にこの型枠を取付けたままで、
又は型枠本体1と緩衝シート4との間或いは緩衝シート
4と保水層2との間で両者を分離して型枠本体1をコン
クリート打設面から取り除くと共に、保水層2を含むシ
ート類をコンクリート打設面に残留させて、上記第1実
施例と同様にコンクリートを湿潤養生することができ
る。
は、コンクリート打設面にこの型枠を取付けたままで、
又は型枠本体1と緩衝シート4との間或いは緩衝シート
4と保水層2との間で両者を分離して型枠本体1をコン
クリート打設面から取り除くと共に、保水層2を含むシ
ート類をコンクリート打設面に残留させて、上記第1実
施例と同様にコンクリートを湿潤養生することができ
る。
また、第3図は本発明のコンクリート打設用型枠の更
に別の実施例を示すもので、この型枠は型枠本体1の一
面に不織布に前述の吸水性高分子物質を分散してなる保
水層5を積層し、更にこの上に上記第1実施例と同様の
表面層3を形成したものであり、コンクリートから生じ
た水分を上記表面層3の透孔を通して保水層5に分散さ
れた吸水性高分子物質に吸収保持すると共に、吸収しき
れない余剰水分がこの保水層5の不織布中を流れて外部
に排出され、更にコンクリートの養生時には、この保水
層5中に保持された水分により、コンクリート打設面を
良好な湿潤状態に保持するものである。なお、この型枠
のその他の作用効果は上記第1実施例と同様であるの
で、その説明を省略する。
に別の実施例を示すもので、この型枠は型枠本体1の一
面に不織布に前述の吸水性高分子物質を分散してなる保
水層5を積層し、更にこの上に上記第1実施例と同様の
表面層3を形成したものであり、コンクリートから生じ
た水分を上記表面層3の透孔を通して保水層5に分散さ
れた吸水性高分子物質に吸収保持すると共に、吸収しき
れない余剰水分がこの保水層5の不織布中を流れて外部
に排出され、更にコンクリートの養生時には、この保水
層5中に保持された水分により、コンクリート打設面を
良好な湿潤状態に保持するものである。なお、この型枠
のその他の作用効果は上記第1実施例と同様であるの
で、その説明を省略する。
なお、本発明のコンクリート打設用型枠は、上記実施
例に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で
種々変更して差支えない。
例に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で
種々変更して差支えない。
発明の効果 以上説明したように、本発明のコンクリート打設用型
枠によれば、コンクリートの打設時にコンクリートから
生じる水分を表面層を通して保水層に吸収することによ
り、コンクリート打設表面から除去することができ、従
ってコンクリート打設表面における水泡跡、細かな凹凸
の生成を確実に防止することができ、このためコンクリ
ート表面を綺麗に打設することができる。また、コンク
リートの養生時には、保水層に吸収保持された水分によ
りコンクリート打設表面を適度な湿潤状態に保つと共
に、保水層,表面層でコンクリートを保温することがで
き、従ってコンクリートの養生にあたって、別に養生シ
ートを配設したり、散水を行なったりするような処理を
施す必要がなく、コンクリート壁等の形成作業を簡略化
することができる。
枠によれば、コンクリートの打設時にコンクリートから
生じる水分を表面層を通して保水層に吸収することによ
り、コンクリート打設表面から除去することができ、従
ってコンクリート打設表面における水泡跡、細かな凹凸
の生成を確実に防止することができ、このためコンクリ
ート表面を綺麗に打設することができる。また、コンク
リートの養生時には、保水層に吸収保持された水分によ
りコンクリート打設表面を適度な湿潤状態に保つと共
に、保水層,表面層でコンクリートを保温することがで
き、従ってコンクリートの養生にあたって、別に養生シ
ートを配設したり、散水を行なったりするような処理を
施す必要がなく、コンクリート壁等の形成作業を簡略化
することができる。
第1図乃至第3図は、それぞれ本発明の実施例を示す断
面図である。 1……型枠本体、2,5……保水層、3……表面層、4…
…緩衝シート
面図である。 1……型枠本体、2,5……保水層、3……表面層、4…
…緩衝シート
Claims (1)
- 【請求項1】型枠本体のコンクリート打設側の面に直接
又は導水性を有する緩衝シートを介して吸水性高分子物
質を含む保水層を積層し、更に該保水層上にコンクリー
ト打設面を形成する多数の微小透孔を有するポリエチレ
ン又はエチレン−酢酸ビニル共重合体のプラスチックフ
ィルムからなる透水性表面層を積層したことを特徴とす
るコンクリート打設用型枠。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28408689A JP2964501B2 (ja) | 1989-10-31 | 1989-10-31 | コンクリート打設用型枠 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28408689A JP2964501B2 (ja) | 1989-10-31 | 1989-10-31 | コンクリート打設用型枠 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03144064A JPH03144064A (ja) | 1991-06-19 |
| JP2964501B2 true JP2964501B2 (ja) | 1999-10-18 |
Family
ID=17674067
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28408689A Expired - Fee Related JP2964501B2 (ja) | 1989-10-31 | 1989-10-31 | コンクリート打設用型枠 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2964501B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5565921B2 (ja) * | 2009-01-15 | 2014-08-06 | 一般財団法人生産技術研究奨励会 | コンクリート養生型枠 |
| JP2011196105A (ja) * | 2010-03-19 | 2011-10-06 | Crane:Kk | コンクリート用型枠 |
| JP6004519B2 (ja) * | 2012-05-15 | 2016-10-12 | 大成建設株式会社 | コンクリート養生型枠およびコンクリート部材の構築方法 |
| JP7067747B2 (ja) * | 2019-11-28 | 2022-05-16 | りんかい日産建設株式会社 | コンクリート養生シートおよびコンクリート養生シートを用いたコンクリート構造物の製造方法 |
-
1989
- 1989-10-31 JP JP28408689A patent/JP2964501B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03144064A (ja) | 1991-06-19 |
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