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JP2969933B2 - 照光性スイッチ部品の製造法 - Google Patents
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JP2969933B2 - 照光性スイッチ部品の製造法 - Google Patents

照光性スイッチ部品の製造法

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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、照光スイッチ−すなわち、文字やマーク部
分のみ光が通りそれ以外は遮光されており、内部に光源
をもった文字やマークが暗闇でも浮きでて見えるスイッ
チ類−を製造する新規な方法である。照光スイッチは、
自動車、オーディオ、VTR等種々の電気、電子機器のボ
タン、スイッチ類等として広く使用されている。
〔従来の技術およびその課題〕
射出成形金型に、熱可塑性樹脂シートもしくはフィル
ムをインサートして、射出成形される樹脂と一体化する
方法は従来から絵付け成形法や、成形転写法としてよく
用いられている。
しかし従来法では、インサートされるシートもしくは
フィルムは、金型にはさみ込まれないようにサイジング
されているか、はさみ込まれる場合ははさみ込まれる部
分は製品部分とはならず、後で切断される構造であっ
た。
またサイジングされたシートもしくはフィルムを、金
型のキャビティーとコアにはさみ込まれないようにイン
サートして射出成形された樹脂と一体化する製品では樹
脂がシートもしくはフィルムの全面で一体化するため、
光透過性にするには射出成形される樹脂は透明でなけれ
ばならない。この場合は、インサートされたシートもし
くはフィルム以外の部分は当然に、樹脂そのもの単独で
形成されて光が透過するので、後加工で光遮蔽塗装を施
さなければならなかった。
そのため、インサートされるシートもしくはフィルム
をスィッチボタンの形状にあわせて立体加工して光が漏
れないようにする方法もあるが、この場合はシートもし
くはフィルムを立体形状に加工するためコストアップに
なる欠点と、シートもしくはフィルムに施される印刷や
ホットスタンプの膜が、立体形状への加工に絶える限界
がかなり小さくて、単純な形状に限定されるため汎用性
がないという欠点があった。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らはかかる欠点を克服して文字もしくはマー
クのみに光透過性をもたせた照光スィッチ類を製造する
方法について検討した結果、文字もしくはマークが印刷
やホットスタンプされ、その他の部分は遮光性を付与さ
れた芳香族ポリカーボネート製のシートもしくはフィル
ムを金型にインサートし、光透過部分のみの金型のキャ
ビティーとコアにそのシートもしくはフィルムをはさみ
込んで、射出される熱可塑性樹脂がその部分に入り込ま
ないようにして一体化する方法を見出し、さらにははさ
み込まれるシートに発生する不良現象を解決し、美麗な
成形品を得る方法を完成した。
すなわち本発明は、厚さ0.1〜2.0mmの光透過性の芳香
族ポリカーボネート製のシートに光透過性の文字やマー
クを持った所定の遮光性部を形成し当該シートを所定形
状に切断してなる切断片を、当該切断片を装着する金型
のキャビティーとコアの片側もしくは両側にクッション
性をもたせた金型のキャビティーとコアに装着し、熱可
塑性樹脂を射出成形して該切断片と射出樹脂とを一体化
することを特徴とする照光性スイッチ部品の製造法であ
る。
シートもしくはフィルムを金型のキャビティーとコア
によってはさみ込み、射出注入させる熱可塑性樹脂をシ
ートのはさみ込んだ部分には流さずに他の部分と一体化
して,はさみ込んだ部分を光透過性とする場合に、ポリ
カーボネートシートもしくはフィルムは金型材質である
鋼材に比して非常に軟らかいため、はさみ込み部分に射
出される樹脂が漏れこまないように圧力を負荷すると、
シートそのものや表面の意匠装飾膜に傷跡がつく欠陥が
あり、本発明はこれを解決するため、金型のキャビティ
ーもしくはコア部分にクッション性をもたせることで、
傷や凹み跡を解消したものである。
本発明の厚さ0.1〜2.0mmの芳香族ポリカーボネート製
のシートとしては、通常のポリカーボネートでよく、特
に限定されない。また、シート表面は光沢を有する平滑
面でも、光沢のない艶消しの凹凸を有するマット面でも
よい。また、シート樹脂は、光透過性の文字〜マークを
形成するものであるからそのための光が透過するなら、
適当な染料、顔料により好みの色に着色されていてもよ
い。さらに、射出成形に使用する樹脂との接着性の点か
ら、射出成形用の熱可塑性樹脂と一体化する側のシート
面は接着層を適宜形成したものとするのが好ましい。接
着層の一例をあげれば、射出樹脂がポリカーボネート
(PC)、ポリカーボネート−ポリエステル系樹脂組成
物、ポリカーボネート−ABS樹脂系組成物、ポリカーボ
ネート−ポリアミド系樹脂組成物、その他のポリカーボ
ネート系の樹脂組成物(PCアロイ)の場合、接着層を持
たないポリカーボネートシート;射出樹脂がポリメチル
メタクリレート(PMMA)などのアクリル樹脂、ポリスチ
レン(PS)、メチルメタクリレート−スチレン共重合体
(MS)、アクリロニトチル−スチレン共重合体(AS)、
アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体(AB
S)などの場合には、アクリル系樹脂層を形成したポリ
カーボネートシート;ポリ塩化ビニル、その他の耐熱性
を必要としない汎用的用途の場合、EVA系樹脂層を形成
したポリカーボネートシートが例示される。
上記のポリカーボネートシートに、光透過性の文字や
マーク部の遮光性部のほぼ中央に持った遮光性部を形成
する。この方法は、従来公知のシルクスクリーン印刷、
ホットスタンプ法、塗装法、スパッタリング法、メッキ
法など特に限定されない。文字〜マークも種々の文字、
マーク、図柄など特に限定されないものである。また、
文字〜マークなども当然に光透過性の層であれば白色、
乳白色、クリア着色、その他の塗料やインキで印刷など
したものも好適に使用される。
ここに、遮光性部の形成に使用するインキ或いは塗料
のバインダー成分としては、特に限定されないものであ
り、従来のポリカーボネート樹脂用として公知のもので
あればよい。例えばバインダー成分としてはアクリル
系、アクリル・アルキッド系、アミノ・アルキッド系、
ウレタン系、アクリル・ウレタン系、エポキシ系、塩化
ビニル・酢酸ビニル共重合体、ニトロセルロースなどが
挙げられる。遮光性の成分としてはカーボンブラックの
他、無機顔料として二酸化チタン、ベンガラ、コバルト
ブルーなどの酸化物、硫化亜鉛などの硫化物、沈降性硫
酸バリウムなどの硫酸塩、含水ケイ酸塩、群青などのケ
イ酸塩、紺青などのフェロシアン化物、アルミニウム
粉、亜鉛末などの金属粉、及び各種の水酸化物、クロム
酸塩、炭酸塩、燐酸塩などがあり、有機顔料として、ブ
リリアントカーミン6B、ジスアゾエローなどのアゾ顔
料、フタロシアニンブルーなどのフタロシアニン顔料、
ナフトールエローSなどのニトロ顔料、キナクリドンレ
ッドなどの縮合多環顔料、その他の各種有機顔料や染料
などを適宜使用してなるものである。これらのバインダ
ー、色料および適当な溶剤、添加剤等を混合して印刷イ
ンキや塗料が調製され、ポリカーボネートシートに塗
布、乾燥されることによって光透過性の文字〜マークが
形成される。また、金属様の外観が求められる場合に
は、ホットスタンピングや文字〜マーク部分をマスキン
グしてスパッタリング、真空蒸着、メッキなどの方法が
用いられ、必要ならばアンダー及びトップにコーティン
グがなされる。
上記により光透過性の文字やマークを持った遮光性部
を形成したポリカーボネートシートをそのままで打抜き
その他の手段で切断して切断片とするか、又は予備成形
し、切断片として金型インサート用の切断片とする。
予備成形の方法は、主に所望の製品形状と必要外観に
より選択されるものであり、単なる折り曲げ、冷間或い
は加熱圧縮成形、真空成形などが例示される。特に深絞
り形状を必要とされるものは、Drape formingやPlug as
sist forming等の真空成形を用いた光透過文字〜マーク
部の形状変化の少ない方法を採用することが手軽で好適
である。予備成形後、通常は所望の打抜き加工とする
が、予備成形金型を工夫して、予備成形と共に打抜き加
工することは好ましい。
上記で製造した切断片を金型にインサートした後、透
明〜光透過性又は不透明〜遮光性の熱可塑性樹脂を射出
して本発明の照光スイッチを得る。射出成形に用いる熱
可塑性樹脂の種類は照光スイッチの要求性能、その形状
などにより適宜選択されるものであり、また、射出成形
条件等は用いる熱可塑性樹脂成形材料の公知の条件範囲
が適用されるものである。具体的な熱可塑性樹脂成形材
料としては、ポリカーボネート(PC)、ポリカーボネー
ト−ポリエステル系樹脂組成物(PC/PBT,PC/PET,PC/PCT
A,PC/PCTGなどのPC/PES組成物)、ポリカーボネート−A
BS樹脂系組成物(PC/ABS)、ポリカーボネート−ポリフ
ェニレンエーテル−ポリエステル系樹脂組成物(PC/PPE
/PES)、ポリカーボネート−ポリアミド樹脂組成物(PC
/PA)、ポリカーボネート−ポリエステル−ポリアミド
樹脂組成物(PC/PES/PA)、その他のポリカーボネート
系の樹脂組成物(PCアロイ);ポリメチルメタムリレー
ト(PMMA)などのアクリル樹脂;ポリスチレン(PS)、
メチルメタクリレート−スチレン共重合体(MS)、アク
リロニトリル−スチレン共重合体(AS)、アクリロニト
リル−ブタジエン−スチレン共重合体(ABS)などのス
チレン系樹脂;ポリフェニレンエーテル−ポリスチレン
系樹脂組成物(PPE/PS)、ポリフェニレンエーテル−ポ
リアミド系樹脂組成物(PPE/PA)、ポリフェニレンエー
テル−ポリエステル系樹脂組成物(PPE/PES)、その他
のポリフェニレンエーテル系樹脂組成物(PPEアロ
イ);ポリアセタール樹脂及びその組成物;ナイロン−
6(PA6)、ナイロン−66(PA66)、ナイロン−6,10(P
A610)、ナイロン−12(PA12)、ナイロン−MXD6などの
ポリアミド樹脂(PA);ポリエチレンテレフタレート
(PET)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、1,4−
ヘキサンジメタノール/テレフタル酸・イソフタル酸共
重合体(PCTA)、1,4−ヘキサンジメタノール・エチレ
ングリコール/テレフタル酸共重合体(PCTG)などのポ
リエステル樹脂;ポリ塩化ビニル(PVC)などが例示さ
れ、特にエンジニアリングプラスチック並びにそのアロ
イが好適である。
次に、本発明の一例を示した図面に基づいて説明す
る。
第1図は、本発明によるマーク入り照光スイッチの斜
視図であり、第2図はポリカーボネート製シートを金型
に装着した状態を示した模式図である。図中の番号は、
それぞれ、1:打抜き片、2:射出樹脂、3:光透過部、4:コ
ア部、5:固定側金型、6:可動側金型、7:クッション材で
ある。
第2図においては、マーク入りポリカーボネート製シ
ートが金型のキャビティーとコアに挟みこまれる部分
に、コア型の裏面にクッション材(例えばシリコンゴム
・シート)を組み込み、装着したシートに型に挟みこま
れた際の傷付きを防止している。
例えば、ゴム厚み2.1mmとすると、0.5mm厚シートを装
着するとシートを挟みこむ部分のコア型は0.1mm圧縮さ
れてゴムの反発力として約60kg/cm2を生じ、樹脂が金型
内に射出される際に発生するコア型を開く方向に働く力
36kg/cm2(樹脂による金型内圧・約300kg/cm2×コアの
受圧面積・0.36cm2÷コア底面積・3cm2)に十分対向で
き、かつポリカーボネート製シートに凹み跡がつかない
ように調整できる。
このシートを挟みこむ力は、用いるシート厚みや表面
の意匠加工の硬さ、傷付き製に応じて調整し、ポリカー
ボネート製シートおよび表面に施される文字もしくはマ
ークの印刷やホットスタンプ膜に損傷を与えないように
工夫される。
さらに金型の温度を上げて射出成形する場合には、装
着するポリカーボネート製シートの熱膨張と圧縮変形限
界応力の低下分を見込み、かつまた反発力を発生させる
機構の補正、例えばゴムやエラストマーの場合は、ゴム
自身の膨張しろと反発弾性の高温度域での低下分を補う
ように工夫される。
ゴムやエラストマー類の弾性体を用いる場合は、射出
成形で一般に使われる金型温度領域である40〜100℃下
で、圧縮弾性率が800kg/cm2前後〜5000kgf/cm2強のもの
圧縮幅がとれて好ましい。例えば、クロロプレンゴム
(CR)やフッ素ゴム(FPM)、シリコーンゴム(SiR)が
好ましい。金型温度が40〜60℃と比較的低い領域では、
ウレタンゴム(UR)が利用できる。
硬度は30〜90程度で、ポリカーボネート製シートに施
される印刷やホットスタンプ膜が軟らかい場合、硬度と
反発弾性力の低いゴム、エラストマーを使用すると傷付
きが防止される。スプリングやダンパー機構(例えばキ
ャビティーもしくはコアの背面に気体や液体を用いたシ
リンダ/ピストン構造のタンパー機構)を備える場合で
も、表面意匠に軟らかいタイプが加工されたシートを用
いる場合は、金型のキャビティーとコアに挟みこむ際に
発生する力を最少限に調整して、反発力としては50〜15
0kgf/cm2、さらに望ましくは60〜100kgf/cm2の範囲とし
て良品が得られる。
硬さのある表面加工シート、例えばハードマットや金
属メッキ加工されたシートでは、100〜150kgf/cm2の領
域でも傷は付かず良好な外観を得られる。
以上、本発明の製造方法、金型構造を説明したが、本
発明は上記に説明したように当然に図面に限定されるも
のではない。例えば、金型として多数個りのものを用
い、各々のシートが挟みこまれる部分を、それぞれにク
ッション性を持たせた構造として傷付きを防止したり、
金型内でシートを絞り加工しさらに打抜きを行い、同時
に型に挟み込む構造とすること等、適宜採用できる。
金型キャビティーへの切断片のインサートも、照光ス
イッチの内面相当部に予備成形した切断片を装着、照光
スイッチの外面相当部に切断片を装着、照光スイッチの
全面を覆うように切断片を装着して射出と同時に切断片
の賦形を行って製造、照光スイッチの中間面位置に切断
片を装着して製造、照光スイッチの内面相当部に単なる
切断片を装着して製造、照光スイッチの外面相当部に予
備成形した切断片を装着して製造、照光スイッチの内面
相当部に通常は予備成形した切断片を装着して製造、等
の各種の方法が採用し得る。
〔実施例〕
以下、実施例により本発明を詳細に説明する。
実施例1 厚み0.5mmのポリカーボネートシートに、中央部に外
径9mmφの光透過性のマーク部を有する18×24mmの遮光
性部分を多層印刷により形成した。
このシートを打抜きして外形15mm×20mmの打抜き片を
製造した。この打抜き片を金型のキャビティーとコアの
間に挟んで装着し、コア型の背面には厚み2.5mmのシリ
コンゴムを組み込み、シートを装着したまま金型を閉め
ると、0.2mmのゴムが圧縮されて反発力80kgf/cm2が生じ
るようにした。
カーボンブラックとチタンホワイト入りダークグレイ
色の遮光性ポリカーボネート樹脂を射出成形して、外面
に打抜き片を有し、遮光性ポリカーボネート樹脂と一体
化された所定の照光スイッチ部品を得た。
実施例2 厚み0.7mmのポリカーボネートシートに、中央部に外
径2×5mmの光透過部と6×12のラインが光透過性のマ
ーク部を有する40×50mmの遮光性部分を多層印刷により
形成した。このシートを真空成形によって箱形状に加工
後(肉厚は0.6mmになっていた)、打抜きして外径が15
×25mmで深さが5mmの打抜き片を製造した。この打抜き
片は光透過部、マークの位置ずれや変形もなく、箱状の
角部にも皺や破れのないものであった。
この打抜き片を、コア型の背面にスプリングを組み込
んでクッション性を持たせた金型に装着し、型閉時には
光透過部とマーク部分を挟みこみ、スプリングは圧縮反
発力が圧縮量0.1mmで40kgf/cm2のものを用い、厚みが0.
6mmのシートで反発力が60kgf/cm2となるように、コアと
キャビティー間のすきまを調整した。
チタンホワイトを主とした着色剤で半透過性乳白色と
したポリカーボネート樹脂を射出成形して、遮光性ポリ
カーボネート樹脂と一体化された所定の照光スイッチ部
品を得た。
比較例1 実施例2の金型において、コア型の背面には鋼材のス
ペーサーを組み込み、金型を閉じた際のすきまを0.7mm
として、実施例2と同様に加工された0.6mm厚みのポリ
カーボネートシートを装着して射出成形したところ、キ
ャビティーとコア型に挟み込まれた光透過部分のシート
が成形機の金型を閉める力(80ton)で潰され、意匠部
分にはっきりとした凹み跡が残った不良品しか得られな
かった。
またスペーサー厚みを調整してすきまをシートの厚み
と同じ0.6mmとしたが、金型温度が40℃と低い場合は射
出成形された樹脂が少し隙間に入り込み、光透過部分に
かぶさる不良が発生し、逆に金型温度が80℃と高い場合
は装着したシートの熱膨張分シートが圧縮を受けて凹み
跡が発生した。
〔発明の作用及び効果〕
以上、発明の詳細な説明、実施例などから明白な如
く、本発明の照光スイッチ部品の製造法は、ポリカーボ
ネート製シートに予め印刷やホットスタンプ等により所
望の光透過性の文字、マーク、意匠などを形成したもの
を使用して、射出成形金型内で熱可塑性樹脂と一体化さ
せ、極めて容易に外観の良い成形品を得ることができ
る。
また、ポリカーボネートシートを使用することで、平
板状のまま金型に装着して射出成形される樹脂と一体化
する方法の他、予め熱加工、例えば真空成形やプレス成
形を行って立体形状にして装着する方法、さらには平板
のまま装着するが金型が閉じる過程で三次局面に挟み込
んで射出成形される樹脂と一体化して局面を得る方法も
可能となる。
特に金型が閉じる過程で三次局面にそわせる方法で
は、シートが挟みこまれる部分の金型にクッション性を
持たせることにより、金型が閉まる過程で徐々に圧縮力
が発生してシートを働くため、付形が容易になるととも
に皺などの不良発生を非常に有効に防止できる。
【図面の簡単な説明】 第1図は、本発明によるマーク入り照光スイッチの斜視
図であり、第2図は打抜きされたポリカーボネート製シ
ートを金型に装着した状態を示した模式図である。図中
の番号はそれぞれ、 1:打抜き片、2:射出樹脂、3:光透過部、4:コア部、5:固
定側金型、、6:可動側金型、7:クッション材を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−147225(JP,A) 特開 昭53−108156(JP,A) 特表 平2−501817(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B29C 45/00 - 45/84

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】厚さ0.1〜2.0mmの光透過性の芳香族ポリカ
    ーボネート製のシートに光透過性の文字やマークを持っ
    た所定の遮光性部を形成し当該シートを所定形状に切断
    してなる切断片を、当該切断片を装着する金型のキャビ
    ティーとコアの片側もしくは両側にクッション性をもた
    せた金型のキャビティーとコアに装着し、熱可塑性樹脂
    を射出成形して該切断片と射出樹脂とを一体化すること
    を特徴とする照光性スイッチ部品の製造法.
  2. 【請求項2】キャビティーもしくはコアにクッション性
    をもたせた金型が、キャビティーもしくはコアの背面に
    軟質のゴム、エラストマー又はスプリングを組み込んだ
    ものものである請求項1の製造法
  3. 【請求項3】キャビティーもしくはコアにクッション性
    をもたせた金型が、キャビティーもしくはコアの背面に
    気体や液体を用いたシリンダ/ピストン構造のダンパー
    を組み込んだものである請求項1の製造法
  4. 【請求項4】該切断片が、予備成形されたもの又は予備
    成形するとともに打抜きされた打抜き片である請求項1
    記載の照光性スイッチ部品の製造法.
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