Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
JP2970135B2 - セラミックスコートパウダー及び該セラミックスコートパウダーを用いた母材のコーテイング方法 - Google Patents
[go: Go Back, main page]

JP2970135B2 - セラミックスコートパウダー及び該セラミックスコートパウダーを用いた母材のコーテイング方法 - Google Patents

セラミックスコートパウダー及び該セラミックスコートパウダーを用いた母材のコーテイング方法

Info

Publication number
JP2970135B2
JP2970135B2 JP29096091A JP29096091A JP2970135B2 JP 2970135 B2 JP2970135 B2 JP 2970135B2 JP 29096091 A JP29096091 A JP 29096091A JP 29096091 A JP29096091 A JP 29096091A JP 2970135 B2 JP2970135 B2 JP 2970135B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
powder
ceramic
base material
coating layer
ceramic coating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP29096091A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05106016A (ja
Inventor
公洋 稲葉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
Ishikawajima Harima Heavy Industries Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ishikawajima Harima Heavy Industries Co Ltd filed Critical Ishikawajima Harima Heavy Industries Co Ltd
Priority to JP29096091A priority Critical patent/JP2970135B2/ja
Publication of JPH05106016A publication Critical patent/JPH05106016A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2970135B2 publication Critical patent/JP2970135B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coating By Spraying Or Casting (AREA)
  • Other Surface Treatments For Metallic Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はセラミックスコートパウ
ダー及び該セラミックスコートパウダーを用いた母材の
コーティング方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2はジェットエンジンの燃焼室を構成
するコンバスションチャンバインナ1を示し、該コンバ
スションチャンバインナ1は強度的に優れたニッケル基
金属等により形成されている。
【0003】図3は上記コンバスションチャンバインナ
1を構成する部材の断面を示し、2はニッケル基金属よ
りなる母材、3は母材2の表面にニッケル・コバルト・
クロム・アルミニゥーム・イットリア粉末をプラズマ溶
射法によって付着させたボンドコート層、4はボンドコ
ート層3の表面にジルコニア・イットリア粉末(ZrO
2 ・8%Y23 )をプラズマ溶射法によって付着させ
たセラミックスコーティング層であり、コンバスション
チャンバインナ1は、ニッケル基金属よりなる母材2を
耐熱性に優れたセラミックスコーティング層4によって
高熱から保護している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記母
材2、ボンドコート層3と、セラミックスコーティング
層4とは熱膨張率が異なるためセラミックスコーティン
グ層4が熱応力により剥離し、ボンドコート層3及び母
材2が焼損して図2に示すごとくコンバスションチャン
バインナ1に焼損部5が発生することがある。
【0005】
【実験結果による知見】かかる問題を解決するため発明
者らは、多孔質材料の熱応力緩衝性及び熱気化性樹脂の
特性に着目してセラミックスコーティング層を多孔質に
形成することを試み、種々の実験を行った結果、セラミ
ックス粉末に熱気化性樹脂を混合したものを母材の表面
に溶射法により付着させてセラミックスコーティング層
を形成した後、前記母材を加熱することにより熱気化性
樹脂を昇華させると、セラミックスコーティング層内の
熱気化性樹脂があった部分に空孔が形成され、セラミッ
クスコーティング層が多孔質になる、という知見を得る
に至った。
【0006】
【発明の目的】本発明は上述した知見に基づいて問題点
を解決するもので、セラミックスコーティング層を多孔
質に形成して熱応力緩衝性を具備させ、セラミックスコ
ーティング層の剥離を防止することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
したセラミックスコートパウダーは、セラミックス粉末
粒径が70〜120μの熱気化性樹脂粉末を体積比
6:4ないし7:3の割合で混合したものである。
【0008】本発明の請求項2に記載した母材のコーテ
ィング方法では、母材の表面に金属粉末を溶射により付
着させてボンドコート層を形成し、該ボンドコート層の
表面にセラミックス粉末と粒径が70〜120μの熱気
化性樹脂粉末を体積比6:4ないし7:3の割合で混合
したセラミックスコートパウダーを溶射により付着させ
てセラミックスコーティング層を形成し、前記母材を加
熱してセラミックスコーティング層中の熱気化性樹脂粉
末を気化させ、セラミックスコーティング層中に空孔を
形成させる。
【0009】
【作用】母材に金属粉末を溶射して形成したボンドコー
ト層の表面に、セラミックス粉末と熱気化性樹脂粉末を
混合したセラミックスコートパウダーを溶射により付着
させてセラミックスコーティング層を形成した後、コー
ティングを行った母材を加熱してセラミックスコーティ
ング層中の熱気化性樹脂粉末を気化させ、セラミックス
コーティング層中に空孔を形成して熱応力緩衝性を具備
させる。
【0010】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照しつつ説明
する。
【0011】図1(a)(b)によって、本発明のセラ
ミックスコートパウダーを用いた母材のコーティング方
法の一例の手順を説明する。
【0012】ニッケル基金属よりなる母材2の表面S2
に、ニッケル・コバルト・クロム・アルミニゥーム・イ
ットリア粉末をプラズマ溶射法により付着させて、厚さ
約0.08〜0.15mmのボンドコート層3を形成す
る。
【0013】ジルコニア・イットリア粉末(ZrO2
8%Y23 )と、粒径10μ以上、好ましくは粒径7
0〜120μのポリアクリル樹脂を体積比60:40で
混合したセラミックスコートパウダーを、前記ボンドコ
ート層3の表面S3 にプラズマ溶射法により付着させ
て、内部にポリアクリル樹脂粒6を含有した厚さ約0.
2〜0.3mmのセラミックスコーティング層7を形成
する(図1(a)参照)。
【0014】プラズマ溶射時には、上記セラミックスコ
ートパウダーは約10000℃の高温条件下にさらされ
るが、セラミックスコートパウダーがプラズマ溶着装置
の粉末供給管から吐出されてボンドコート層3の表面S
3 に付着するまでの時間が非常に短いため、ポリアクリ
ル樹脂粒6の気化は進行するが、完全に気化してしまう
ことはほとんどない。
【0015】上記ポリアクリル樹脂粒6の粒径を10μ
以上とした理由は、ポリアクリル樹脂粒6の粒径を10
μ以下であると、セラミックスコートパウダーを溶射す
る際に、プラズマ溶着装置の粉末供給管内においてポリ
アクリル樹脂粒6が固化し、セラミックスコートパウダ
ーを連続的に供給することができなくなることが実験に
より確認されたからである。
【0016】セラミックスコーティング層7を形成した
母材2を、電気炉等により加熱処理してセラミックスコ
ーティング層7中のポリアクリル樹脂粒6を昇華させ、
セラミックスコーティング層7内に残留したポリアクリ
ル樹脂粒6があった部分に空孔8を完全に形成させる
(図1(b)参照)。
【0017】セラミックスコーティング層7中のポリア
クリル樹脂粒6は、加熱処理温度約500℃、処理時間
30分程度で略完全に気化する。
【0018】なお、ジルコニア・イットリア粉末と混合
する樹脂粉末に粉末ポリアクリル樹脂を用いたのは、該
粉末ポリアクリル樹脂は、溶射時に爆発的に燃焼してし
まうことがなく、また、ジルコニア・イットリア粉末と
混合する際に該ジルコニア・イットリア粉末中に均等に
分散することが実験により確認されたからである。
【0019】次に、上述した手順により行ったセラミッ
クスコーティング層7の機能について説明する。
【0020】上述した手順によりコーティングを行った
母材2(試験片)を電気炉によって約1200℃で50
時間程度加熱して耐熱性試験を行ったところ、セラミッ
クスコーティング層7に剥離や亀裂は生じなかった。
【0021】また、試験片を約10分間、1200℃に
加熱した後、水に入れて急冷する耐酸化性試験を13回
にわたって繰り返したところ、セラミックスコーティン
グ層7に剥離や亀裂は生じなかった。
【0022】このように、セラミックスコーティング層
7は多数の空孔8により熱緩衝性を具備しているので、
耐熱性及び耐酸化性に優れている。
【0023】更に、2つの試験片のセラミックスコーテ
ィング層7の表面同士を接着剤によって固着したうえ、
試験片を互いに離反する方向へ引張って引張強度試験を
行ったところ、セラミックスコーティング層7の引張強
度は約3700ポンド/平方インチ程度あり、従来より
セラミックスコーティング層に対して要求されている引
張強度2500ポンド/平方インチを上回っていること
がわかった。
【0024】なお、本発明のセラミックスコートパウダ
ー及び該セラミックスコートパウダーを用いた母材のコ
ーティング方法は、上述の実施例にのみ限定されるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種
々変更を加え得ることは勿論である。
【0025】
【発明の効果】上記した本発明のセラミックスコートパ
ウダー及び該セラミックスコートパウダーを用いた母材
のコーティング方法によれば、下記のような種々の優れ
た効果を奏し得る。
【0026】(1)セラミックスコーティング層に空孔
を形成させて熱応力緩衝性を具備させることができるの
で、セラミックスコーティング層が剥離することがなく
なり、母材に高温による焼損が生じない。
【0027】(2)セラミックス粉末に熱気化性樹脂粉
末を混合することにより、セラミックスコートパウダー
の溶射性が従来品にくらべてよくなり、溶射作業時間を
短縮することができ、また、熱気化性樹脂粉末の粒径
を、70〜120μに設定しているので、当該熱気化性
樹脂粉末が、プラズマ溶着装置の粉末供給管内で固化せ
ず、よって、セラミックスコートパウダーを連続的に供
給することができる。
【0028】(3)セラミックスコーティング層中に多
数の空孔が形成されるので、コーティング層の軽量化を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のセラミックスコートパウダーを用いた
母材のコーティング方法の一例の手順を示す断面図であ
る。
【図2】コンバスションチャンバインナの一例を示す斜
視図である。
【図3】図2に示すコンバスションチャンバインナを構
成する部材の断面図である。
【符号の説明】
2 母材 3 ボンドコート層 6 ポリアクリル樹脂粒(熱気化性樹脂粉末) 7 セラミックスコーティング層 8 空孔

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セラミックス粉末と粒径が70〜120
    μの熱気化性樹脂粉末を体積比6:4ないし7:3の割
    合で混合したことを特徴とするセラミックスコートパウ
    ダー。
  2. 【請求項2】 母材の表面に金属粉末を溶射により付着
    させてボンドコート層を形成し、該ボンドコート層の表
    面にセラミックス粉末と粒径が70〜120μの熱気化
    性樹脂粉末を体積比6:4ないし7:3の割合で混合し
    たセラミックスコートパウダーを溶射により付着させて
    セラミックスコーティング層を形成し、前記母材を加熱
    してセラミックスコーティング層中の熱気化性樹脂粉末
    を気化させ、セラミックスコーティング層中に空孔を形
    成させることを特徴とする母材のコーティング方法。
JP29096091A 1991-10-09 1991-10-09 セラミックスコートパウダー及び該セラミックスコートパウダーを用いた母材のコーテイング方法 Expired - Fee Related JP2970135B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29096091A JP2970135B2 (ja) 1991-10-09 1991-10-09 セラミックスコートパウダー及び該セラミックスコートパウダーを用いた母材のコーテイング方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29096091A JP2970135B2 (ja) 1991-10-09 1991-10-09 セラミックスコートパウダー及び該セラミックスコートパウダーを用いた母材のコーテイング方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05106016A JPH05106016A (ja) 1993-04-27
JP2970135B2 true JP2970135B2 (ja) 1999-11-02

Family

ID=17762685

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29096091A Expired - Fee Related JP2970135B2 (ja) 1991-10-09 1991-10-09 セラミックスコートパウダー及び該セラミックスコートパウダーを用いた母材のコーテイング方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2970135B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0897019B1 (en) * 1997-07-18 2002-12-11 ANSALDO RICERCHE S.r.l. Method and device for forming porous ceramic coatings, in particular thermal barrier coatings, on metal substrates
US7927722B2 (en) * 2004-07-30 2011-04-19 United Technologies Corporation Dispersion strengthened rare earth stabilized zirconia
JP5943649B2 (ja) * 2012-02-29 2016-07-05 三菱重工業株式会社 遮熱コーティング材の製造方法
EP3527911A1 (en) * 2018-02-16 2019-08-21 Cockerill Maintenance & Ingenierie S.A. High perfomance thermally-sprayed absorber coating
JP7015199B2 (ja) * 2018-03-28 2022-02-02 株式会社フジミインコーポレーテッド 溶射材並びにコーティング皮膜の製造方法
CN113308682B (zh) * 2021-05-26 2022-08-12 长安大学 一种金属涂层结构及制备方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05106016A (ja) 1993-04-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2082824C1 (ru) Способ защиты жаропрочных материалов от воздействия агрессивных сред высокоскоростных газовых потоков (варианты)
JP3983323B2 (ja) 熱溶射したセラミック断熱層のための金属付着層を金属部材に被覆する方法および金属付着層
US4911987A (en) Metal/ceramic or ceramic/ceramic bonded structure
JP5300851B2 (ja) セラミック製の層状複合材及び、該セラミック製の層状複合材を製造するための方法
JPH11507101A (ja) 多孔質熱障壁被覆体
JP2970135B2 (ja) セラミックスコートパウダー及び該セラミックスコートパウダーを用いた母材のコーテイング方法
JPS641551B2 (ja)
JP2008169476A (ja) コーティングを形成するためのマイクロ波方法
US5560993A (en) Oxide-coated silicon carbide material and method of manufacturing same
JPS63169371A (ja) セラミツク溶射層の形成方法
KR100512340B1 (ko) 알루미늄계 확산 코팅 중 파괴 인성을 증가시키기 위한 방법
JP2000212734A (ja) 電子ビ―ム物理蒸着装置
JP2563947B2 (ja) 被覆方法
CN1954097B (zh) 铸造机部件用金属材料、与熔融铝合金接触的构件
JPH11286768A (ja) 耐摩耗コーティング材料および耐摩耗コーティング方法
JPS58501944A (ja) 溶射された繊維を含むプラズマコ−ティング
JPS6045704B2 (ja) 表面処理防止方法
JPH0860333A (ja) 粉末溶射方法および装置
RU2191218C2 (ru) Способ получения защитного покрытия на изделии из жаростойкого жаропрочного сплава
JP2819268B2 (ja) 多孔質溶射皮膜及びその形成方法
JPS59153877A (ja) セラミツク系針状繊維を含有する溶射材料
Abd Razzaq The effect of laser and thermal treatment on the hardness and adhesion force on the cermet coating by thermal spray technique
JPS61207567A (ja) セラミツク溶射皮膜の形成法
JPS62184073A (ja) 耐熱性接着剤又はコ−テイング剤
JPS6017063A (ja) 高靭性セラミツクコ−テイング層およびその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees