JP2977294B2 - 空気調和機の制御装置 - Google Patents
空気調和機の制御装置Info
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- JP2977294B2 JP2977294B2 JP3021235A JP2123591A JP2977294B2 JP 2977294 B2 JP2977294 B2 JP 2977294B2 JP 3021235 A JP3021235 A JP 3021235A JP 2123591 A JP2123591 A JP 2123591A JP 2977294 B2 JP2977294 B2 JP 2977294B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえばマイクロコン
ピュータを搭載した空気調和機で快適な空調運転を自動
的に行わせるために、室内の温度、風量および風向の制
御を行うことにより室内の人間の快適性を高めるように
した空気調和機の制御装置に関するものである。
ピュータを搭載した空気調和機で快適な空調運転を自動
的に行わせるために、室内の温度、風量および風向の制
御を行うことにより室内の人間の快適性を高めるように
した空気調和機の制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】空気調和機で室温のコントロールを行う
際に、暖房の例では室内温度の立ち上がり時の特性を向
上させるために、空気調和機の室内目標温度を一定時間
だけ高めにシフトさせる制御や、室内温度によって圧縮
機の運転周波数を変化させる制御などが行われていた。
際に、暖房の例では室内温度の立ち上がり時の特性を向
上させるために、空気調和機の室内目標温度を一定時間
だけ高めにシフトさせる制御や、室内温度によって圧縮
機の運転周波数を変化させる制御などが行われていた。
【0003】図5に、従来の空気調和機の制御装置の概
要をブロック図で示す。図5の制御信号生成手段19は、
タイマ50によって計時された空気調和機6の電源投入時
からの時間47や、吸込温度43や、空気調和機6を外部よ
り操作するリモコンまたは操作パネル4よりの使用者の
設定温度45などから、制御信号44を生成している。
要をブロック図で示す。図5の制御信号生成手段19は、
タイマ50によって計時された空気調和機6の電源投入時
からの時間47や、吸込温度43や、空気調和機6を外部よ
り操作するリモコンまたは操作パネル4よりの使用者の
設定温度45などから、制御信号44を生成している。
【0004】たとえば暖房時には、電源を入れてからの
時間が60分間以内の場合は、室内温度を速く立ち上げる
ために、リモコンまたは操作パネル4より設定した設定
温度よりも室内目標温度を2℃高く設定するように、空
気調和機6の室内温度調整46を制御させるのである。
時間が60分間以内の場合は、室内温度を速く立ち上げる
ために、リモコンまたは操作パネル4より設定した設定
温度よりも室内目標温度を2℃高く設定するように、空
気調和機6の室内温度調整46を制御させるのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の空気調和機の制
御装置における、電源を入れてからの時間や室内温度特
性のみにもとづく制御では、空気調和機の設置された部
屋の空調負荷の大小および室内の環境状態(過渡、安
定)に柔軟に対処することができない。たとえば、負荷
が過小なときには室温が目標温度よりも高くなり過ぎた
り、負荷が過大な時には室温が目標温度よりも低くなり
過ぎるという問題点がある。また、室内における人間の
位置の違いや人間の多少により温度差が生じ、空気調和
機から距離が遠い場合は設定温度に達しないこともある
ので、室内の人間の快適感を考慮できないという問題点
もある。
御装置における、電源を入れてからの時間や室内温度特
性のみにもとづく制御では、空気調和機の設置された部
屋の空調負荷の大小および室内の環境状態(過渡、安
定)に柔軟に対処することができない。たとえば、負荷
が過小なときには室温が目標温度よりも高くなり過ぎた
り、負荷が過大な時には室温が目標温度よりも低くなり
過ぎるという問題点がある。また、室内における人間の
位置の違いや人間の多少により温度差が生じ、空気調和
機から距離が遠い場合は設定温度に達しないこともある
ので、室内の人間の快適感を考慮できないという問題点
もある。
【0006】室内の人間の快適感は、室内の湿度、温
度、気流速、周囲壁輻射温度などの室内の環境条件によ
って良否が決まる。また、人間の代謝量や着衣量になど
にもとづく人間の状態によっても、その良否が決まる。
空気調和機は、設置された部屋の周囲壁からの輻射温度
などを推測することにより、室内の環境を考慮した快適
な空調が行える。
度、気流速、周囲壁輻射温度などの室内の環境条件によ
って良否が決まる。また、人間の代謝量や着衣量になど
にもとづく人間の状態によっても、その良否が決まる。
空気調和機は、設置された部屋の周囲壁からの輻射温度
などを推測することにより、室内の環境を考慮した快適
な空調が行える。
【0007】そこで本発明は、室内の人間の快適感を推
測して、より快適な空調環境を実現することを目的とす
る。
測して、より快適な空調環境を実現することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明は、空気調和機が具備する室内外の環境条件
を検知する複数のセンサ手段と、リモコンの位置を検出
する位置検出手段と、センサ手段の前状態を保持する記
憶手段と、センサ手段および記憶手段よりの出力から室
内の環境状態が過渡状態か安定状態かを判定し、その判
定値と、センサ手段および記憶手段からの出力値と、使
用者の設定した温度値と、リモコン位置検出手段からの
出力値とから室内の人間の快適感を推測するとともに、
リモコンの位置より人間の位置を推測して空気調和機の
吹き出し温度、風向および風量の第1の制御信号を生成
する第1の制御信号生成手段と、この第1の制御信号生
成手段に入力される値により、この第1の制御信号生成
手段から出力される第1の出力信号を補間して前記空気
調和機の吹き出し温度、風向および風量などの第2の制
御信号を生成する第2の制御信号生成手段とを具備する
ことを特徴とする空気調和機の制御装置を提案するもの
である。
に、本発明は、空気調和機が具備する室内外の環境条件
を検知する複数のセンサ手段と、リモコンの位置を検出
する位置検出手段と、センサ手段の前状態を保持する記
憶手段と、センサ手段および記憶手段よりの出力から室
内の環境状態が過渡状態か安定状態かを判定し、その判
定値と、センサ手段および記憶手段からの出力値と、使
用者の設定した温度値と、リモコン位置検出手段からの
出力値とから室内の人間の快適感を推測するとともに、
リモコンの位置より人間の位置を推測して空気調和機の
吹き出し温度、風向および風量の第1の制御信号を生成
する第1の制御信号生成手段と、この第1の制御信号生
成手段に入力される値により、この第1の制御信号生成
手段から出力される第1の出力信号を補間して前記空気
調和機の吹き出し温度、風向および風量などの第2の制
御信号を生成する第2の制御信号生成手段とを具備する
ことを特徴とする空気調和機の制御装置を提案するもの
である。
【0009】
【作用】前述した本発明の構成によると、第1の制御信
号生成手段は、複数のセンサ手段より検知された室内外
の環境条件および室内の環境状態(過渡・安定)の判定
と、記憶手段により保持された前記センサ手段の前状態
と、使用者の設定した温度およびリモコン位置検出手段
にて検出された人間の位置とから、室内の人間の快適感
を推測する。そして、この推測した人間の快適感に基づ
き制御信号が生成され、空気調和機を制御するから、室
内の環境や人間の状態を考慮したより快適な空調および
生活環境を実現することができる。
号生成手段は、複数のセンサ手段より検知された室内外
の環境条件および室内の環境状態(過渡・安定)の判定
と、記憶手段により保持された前記センサ手段の前状態
と、使用者の設定した温度およびリモコン位置検出手段
にて検出された人間の位置とから、室内の人間の快適感
を推測する。そして、この推測した人間の快適感に基づ
き制御信号が生成され、空気調和機を制御するから、室
内の環境や人間の状態を考慮したより快適な空調および
生活環境を実現することができる。
【0010】
【実施例】以下、図1から図4までを用いて、本発明の
実施例を詳細に説明する。図1は本発明の一実施例を示
す空気調和機の制御装置の基本構成を示すブロック図で
ある。
実施例を詳細に説明する。図1は本発明の一実施例を示
す空気調和機の制御装置の基本構成を示すブロック図で
ある。
【0011】図1において、1はセンサ、20,21,22は
センサ1よりのセンサ信号である。2は記憶手段、23,
26は記憶手段2より出力される吸い込み温度のN秒間隔
の傾斜である。4はリモコンまたは操作パネル、24はリ
モコンまたは操作パネル4からの出力信号である。3は
ルックアップテーブル、25はルックアップテーブル3よ
り出力される制御信号である。5は補間部、27は補間部
5より出力される制御信号である。6は空気調和機本体
である。1aは位置センサであり、室内の人間が操作す
るリモコンの位置からこの人間の位置を検出する。20a
はこの位置センサ1aよりのリモコンの位置信号であ
る。
センサ1よりのセンサ信号である。2は記憶手段、23,
26は記憶手段2より出力される吸い込み温度のN秒間隔
の傾斜である。4はリモコンまたは操作パネル、24はリ
モコンまたは操作パネル4からの出力信号である。3は
ルックアップテーブル、25はルックアップテーブル3よ
り出力される制御信号である。5は補間部、27は補間部
5より出力される制御信号である。6は空気調和機本体
である。1aは位置センサであり、室内の人間が操作す
るリモコンの位置からこの人間の位置を検出する。20a
はこの位置センサ1aよりのリモコンの位置信号であ
る。
【0012】図2は、図1におけるルックアップテーブ
ル3の作成回路を説明するブロック図である。ここで7
は室外温度、8は室内温度(吸い込み温度)、9は室内
温度(吸い込み温度)の傾斜、10は風量、11は使用者の
設定温度である。12はリモコンまたは操作パネル4より
入力される年・月・日・時間の情報、20aは図1と同様
のリモコン位置信号である。13は室内の環境状態が過渡
か安定かを判定する判定手段を含む神経回路網模式手
段、15は制御信号生成手段である。14は実測した快適度
(以下PMVという)または標準新有効温度(以下SE
Tという)である。35aは室内環境状態の判定出力、35
bは神経回路網模式手段13により推測したPMV(また
はSET)、34は実測PMV(またはSET)にもとづ
く快適度(PMVまたはSET)、36は制御信号であ
る。
ル3の作成回路を説明するブロック図である。ここで7
は室外温度、8は室内温度(吸い込み温度)、9は室内
温度(吸い込み温度)の傾斜、10は風量、11は使用者の
設定温度である。12はリモコンまたは操作パネル4より
入力される年・月・日・時間の情報、20aは図1と同様
のリモコン位置信号である。13は室内の環境状態が過渡
か安定かを判定する判定手段を含む神経回路網模式手
段、15は制御信号生成手段である。14は実測した快適度
(以下PMVという)または標準新有効温度(以下SE
Tという)である。35aは室内環境状態の判定出力、35
bは神経回路網模式手段13により推測したPMV(また
はSET)、34は実測PMV(またはSET)にもとづ
く快適度(PMVまたはSET)、36は制御信号であ
る。
【0013】図1に示すように、空気調和機内の複数の
センサ1よりセンサ信号20が出力されることになる。こ
の信号20は、外気温、吸い込み温度、湿度、人体温度な
どである。
センサ1よりセンサ信号20が出力されることになる。こ
の信号20は、外気温、吸い込み温度、湿度、人体温度な
どである。
【0014】また、前記センサ1から信号20と同様の信
号22が出力され、記憶手段2に入力される。記憶手段2
は入力されるセンサ信号22における過去N秒間(Nは正
の実数)の履歴を記憶する。リモコンまたは操作パネル
4から、風量や使用者の設定温度などの信号24が出力さ
れ、また記憶手段2は、センサの前の状態、たとえば室
内温度のN秒(Nは正の実数)間隔の傾斜23を出力す
る。
号22が出力され、記憶手段2に入力される。記憶手段2
は入力されるセンサ信号22における過去N秒間(Nは正
の実数)の履歴を記憶する。リモコンまたは操作パネル
4から、風量や使用者の設定温度などの信号24が出力さ
れ、また記憶手段2は、センサの前の状態、たとえば室
内温度のN秒(Nは正の実数)間隔の傾斜23を出力す
る。
【0015】さらに位置センサ1aからはリモコンの位
置情報20aが出力される。図3に示すように、この位置
センサ1aは室内をN×Mゾーンに分割し、リモコン位
置を検出することで人間が部屋のどのゾーンにいるかを
出力する。たとえばiゾーンであれば、位置センサー1
aの出力信号20aはiとなる。
置情報20aが出力される。図3に示すように、この位置
センサ1aは室内をN×Mゾーンに分割し、リモコン位
置を検出することで人間が部屋のどのゾーンにいるかを
出力する。たとえばiゾーンであれば、位置センサー1
aの出力信号20aはiとなる。
【0016】各部材1,2,4,1aからの出力信号2
0,23,24,20aは入力信号としてルックアップテーブ
ル3に入力され、このルックアップテーブル3にて空気
調和機6に対する制御信号25が求められる。この制御信
号25は補間部5に供給される。補間部5にはセンサ1か
らの出力値21と記憶手段2からの出力値26とが供給さ
れ、この補間部5は、補間が必要な制御信号25の部分を
補間し、制御信号27として空気調和機本体6に渡し、空
気調和機の運転を実行する。
0,23,24,20aは入力信号としてルックアップテーブ
ル3に入力され、このルックアップテーブル3にて空気
調和機6に対する制御信号25が求められる。この制御信
号25は補間部5に供給される。補間部5にはセンサ1か
らの出力値21と記憶手段2からの出力値26とが供給さ
れ、この補間部5は、補間が必要な制御信号25の部分を
補間し、制御信号27として空気調和機本体6に渡し、空
気調和機の運転を実行する。
【0017】この制御信号27によって、空気調和機本体
6におけるインバータ周波数、風向、風量および室内目
標設定温度などが制御されることになる。一例として
は、前記各部材1,2,4,1aからの外気温、吸い込
み温度、風量、設定温度、吸い込み温度の傾斜、室内環
境状態(過渡・安定)の判定などより、空気調和機本体
6において目標とする室内目標温度を算出するシフト量
が求められる。このシフト量と使用者が設定した温度と
室内目標温度との関係は、室内目標温度=使用者設定温
度+シフト量となる。そこで、ルックアップテーブル3
より求めた制御信号25は補間部5で補間され、制御信号
27として空気調和機本体6に入力し、たとえば前記式に
もとづき室内目標温度となるように空気調和機本体6の
運転を実行する。これにより室内温度調節が行われる。
6におけるインバータ周波数、風向、風量および室内目
標設定温度などが制御されることになる。一例として
は、前記各部材1,2,4,1aからの外気温、吸い込
み温度、風量、設定温度、吸い込み温度の傾斜、室内環
境状態(過渡・安定)の判定などより、空気調和機本体
6において目標とする室内目標温度を算出するシフト量
が求められる。このシフト量と使用者が設定した温度と
室内目標温度との関係は、室内目標温度=使用者設定温
度+シフト量となる。そこで、ルックアップテーブル3
より求めた制御信号25は補間部5で補間され、制御信号
27として空気調和機本体6に入力し、たとえば前記式に
もとづき室内目標温度となるように空気調和機本体6の
運転を実行する。これにより室内温度調節が行われる。
【0018】次に、図2により、図1におけるルックア
ップテーブル3の作成方法を説明する。図2において、
神経回路網模式手段13は、室外温度7、室内温度8、N
秒間隔(Nは正の実数)で求めた室内温度7の傾斜9、
風量10、使用者の設定温度11、年・月・日・時間情報
に、リモコン位置情報12aなどを入力して室内環境状態
の判定結果35aとPMVの推定値35bとを出力する。前
記神経回路網模式手段13は、室内環境の判定を行うとと
もに、室内において測定した実測PMV14を学習データ
34として、実測PMV(予測平均投票数)14の推測値35
bを出力するように学習を行う。
ップテーブル3の作成方法を説明する。図2において、
神経回路網模式手段13は、室外温度7、室内温度8、N
秒間隔(Nは正の実数)で求めた室内温度7の傾斜9、
風量10、使用者の設定温度11、年・月・日・時間情報
に、リモコン位置情報12aなどを入力して室内環境状態
の判定結果35aとPMVの推定値35bとを出力する。前
記神経回路網模式手段13は、室内環境の判定を行うとと
もに、室内において測定した実測PMV14を学習データ
34として、実測PMV(予測平均投票数)14の推測値35
bを出力するように学習を行う。
【0019】神経回路網模式手段13の学習アルゴリズム
は、各種の方法があるが、たとえばバックプロバゲーシ
ョンのアルゴリズム(参考文献:Runmelhart,D.E and M
cclelland,J.L.(Eds.),Parallel Distributed Processi
ng,Exploration in the Microstructure of Cognition.
Vol.1,2,MIT Press,Cammbridge(1986) )により、最降
下法にて最適解を求める。神経回路網模式手段13でPM
V(予測平均投票数)が充分に推測できるようになる
と、室内環境状態が過渡状態で、快適感が不満足の場合
には、神経回路網模式手段13の出力値35a,35bによっ
て、空気調和機の能力を最大限にできるような制御信号
36を制御信号生成手段15にて作成する。また、室内環境
状態が安定状態で快適感が満足の場合には、快適感が持
続できるように制御信号36が制御信号生成手段15より作
成されることになる。
は、各種の方法があるが、たとえばバックプロバゲーシ
ョンのアルゴリズム(参考文献:Runmelhart,D.E and M
cclelland,J.L.(Eds.),Parallel Distributed Processi
ng,Exploration in the Microstructure of Cognition.
Vol.1,2,MIT Press,Cammbridge(1986) )により、最降
下法にて最適解を求める。神経回路網模式手段13でPM
V(予測平均投票数)が充分に推測できるようになる
と、室内環境状態が過渡状態で、快適感が不満足の場合
には、神経回路網模式手段13の出力値35a,35bによっ
て、空気調和機の能力を最大限にできるような制御信号
36を制御信号生成手段15にて作成する。また、室内環境
状態が安定状態で快適感が満足の場合には、快適感が持
続できるように制御信号36が制御信号生成手段15より作
成されることになる。
【0020】神経回路網模式手段13と制御信号生成手段
15に、センサ入力である室外温度7〜リモコン位置信号
12aの各入力信号を粗く量子化して入力させて、その結
果をルックアップテーブル3に書き込むことでルックア
ップテーブル3を作成する。ルックアップテーブル3の
作成時に、神経回路網模式手段13の出力は連続量から離
散量に変換されるため、本発明では、作成されたテーブ
ルを読み込む際に線形補間を施し、よりきめ細やかな制
御を行う。
15に、センサ入力である室外温度7〜リモコン位置信号
12aの各入力信号を粗く量子化して入力させて、その結
果をルックアップテーブル3に書き込むことでルックア
ップテーブル3を作成する。ルックアップテーブル3の
作成時に、神経回路網模式手段13の出力は連続量から離
散量に変換されるため、本発明では、作成されたテーブ
ルを読み込む際に線形補間を施し、よりきめ細やかな制
御を行う。
【0021】図4に補間の方法を示す。たとえば、ルッ
クアップテーブル3の入力として吸込温度が1℃刻みの
参照がある場合に、吸込温度0.5 ℃刻みでも可能にする
ために、図4に示すように吸込温度38が2.5 ℃であれ
ば、2℃と3℃のルックアップテーブル3の内容39,40
を参照して加算器17にて加算し、さらに両者の和41を割
算器18にて2分の1にして2.5 ℃の制御信号値42とす
る。
クアップテーブル3の入力として吸込温度が1℃刻みの
参照がある場合に、吸込温度0.5 ℃刻みでも可能にする
ために、図4に示すように吸込温度38が2.5 ℃であれ
ば、2℃と3℃のルックアップテーブル3の内容39,40
を参照して加算器17にて加算し、さらに両者の和41を割
算器18にて2分の1にして2.5 ℃の制御信号値42とす
る。
【0022】以上で述べたように、人間の状態を知る手
段としての使用者の設定温度や人体温度センサなどによ
る代謝量や着衣量の推定と、室内外の温度や空気調和機
の風景や室内温度のN秒(Nは正の実数)間隔の傾斜な
どの空気調和機により検知可能な室内環境による室内環
境状態(過渡・安定)の判定とから室内の人間の快適感
を推測して、その室内環境状態の判定値および快適感の
値により空気調和機の制御信号を生成している。推測す
る快適感の例としては、人間の状態や室内の環境によっ
て快適感を計算した予測平均投票数(PMV)、また
は、人間の生理的状態や感覚の予測を行った標準新有効
温度(SET)がある。そして神経回路網模式回路にセ
ンサの出力値を入力して、PMVやSETを推定させる
ように学習させてPMVやSETの推測を行えるように
し、その推測結果により制御信号を生成させるようにし
ている。
段としての使用者の設定温度や人体温度センサなどによ
る代謝量や着衣量の推定と、室内外の温度や空気調和機
の風景や室内温度のN秒(Nは正の実数)間隔の傾斜な
どの空気調和機により検知可能な室内環境による室内環
境状態(過渡・安定)の判定とから室内の人間の快適感
を推測して、その室内環境状態の判定値および快適感の
値により空気調和機の制御信号を生成している。推測す
る快適感の例としては、人間の状態や室内の環境によっ
て快適感を計算した予測平均投票数(PMV)、また
は、人間の生理的状態や感覚の予測を行った標準新有効
温度(SET)がある。そして神経回路網模式回路にセ
ンサの出力値を入力して、PMVやSETを推定させる
ように学習させてPMVやSETの推測を行えるように
し、その推測結果により制御信号を生成させるようにし
ている。
【0023】神経回路網模式回路と制御信号生成部分
を、センサの入力値に合わせたルックアップテーブル3
の記憶装置に置き換え、なおかつ、ルックアップテーブ
ル3により情報が欠如する部分は、ルックアップテーブ
ル3の内容の補間により制御信号を生成するようにして
いる。
を、センサの入力値に合わせたルックアップテーブル3
の記憶装置に置き換え、なおかつ、ルックアップテーブ
ル3により情報が欠如する部分は、ルックアップテーブ
ル3の内容の補間により制御信号を生成するようにして
いる。
【0024】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の本発明によ
れば、室内温度、風量および風向を制御することによっ
て室内温度空調を行う空気調和機の制御装置において、
空気調和機が設置された室内外の環境条件を検知する複
数のセンサ手段と、センサ手段の以前の状態を保持する
記憶手段と、室内のリモコンの位置を検出することによ
り人間の位置を検出する位置検出手段と、センサ手段お
よび記憶手段よりの出力から室内の環境状態が過渡状態
か安定状態かを判定し、その判定値と、センサ手段およ
び記憶手段からの出力値と、使用者の設定した温度値
と、リモコン位置検出手段よりの出力値とから室内の人
間の快適感を推測するとともにリモコンの位置より人間
の位置を推測して空気調和機の吹き出し温度、風向およ
び風量の第1の制御信号を生成する第1の制御信号生成
手段と、この第1の制御信号生成手段に入力される値に
より、この第1の制御信号生成手段から出力される第1
の出力信号を補間して、空気調和機の吹き出し温度、風
向および風量の第2の制御信号を生成する第2の制御信
号生成手段とを設けるように構成したので、室内の環境
や人間の快適感を推測してより快適な空調および生活環
境を実現することが可能となる。
れば、室内温度、風量および風向を制御することによっ
て室内温度空調を行う空気調和機の制御装置において、
空気調和機が設置された室内外の環境条件を検知する複
数のセンサ手段と、センサ手段の以前の状態を保持する
記憶手段と、室内のリモコンの位置を検出することによ
り人間の位置を検出する位置検出手段と、センサ手段お
よび記憶手段よりの出力から室内の環境状態が過渡状態
か安定状態かを判定し、その判定値と、センサ手段およ
び記憶手段からの出力値と、使用者の設定した温度値
と、リモコン位置検出手段よりの出力値とから室内の人
間の快適感を推測するとともにリモコンの位置より人間
の位置を推測して空気調和機の吹き出し温度、風向およ
び風量の第1の制御信号を生成する第1の制御信号生成
手段と、この第1の制御信号生成手段に入力される値に
より、この第1の制御信号生成手段から出力される第1
の出力信号を補間して、空気調和機の吹き出し温度、風
向および風量の第2の制御信号を生成する第2の制御信
号生成手段とを設けるように構成したので、室内の環境
や人間の快適感を推測してより快適な空調および生活環
境を実現することが可能となる。
【0025】請求項2記載の本発明によれば、センサ手
段が室内外の温度、空気調和機の風量、および湿度の検
出器であり、第2の制御信号により空気調和機のインバ
ータ圧縮機の周波数を制御するように構成したため、室
内・外の環境に応じてきめ細かな周波数制御をすること
により、スピーディかつ容易に快適な空調環境を実現す
ることができる。
段が室内外の温度、空気調和機の風量、および湿度の検
出器であり、第2の制御信号により空気調和機のインバ
ータ圧縮機の周波数を制御するように構成したため、室
内・外の環境に応じてきめ細かな周波数制御をすること
により、スピーディかつ容易に快適な空調環境を実現す
ることができる。
【0026】請求項3記載の本発明によれば、空気調和
機の吸込空気温度の勾配を、記憶手段にN秒間隔で記憶
することにより、使用時の部屋の負荷状態を的確に把握
することができ、オーバーシュートなどを防ぐなど快適
性の向上が図れる。
機の吸込空気温度の勾配を、記憶手段にN秒間隔で記憶
することにより、使用時の部屋の負荷状態を的確に把握
することができ、オーバーシュートなどを防ぐなど快適
性の向上が図れる。
【0027】請求項4記載の本発明によれば、第1の制
御信号生成手段が、室内の人間の快適感を推測する関数
の出力をその入力により参照できるようにしたルックア
ップテーブルであることにより、ニューラルネットワー
クをエアコンで実施する場合に推定計算時間が長く、大
型計算機が必要となっていたものを、ルックアップテー
ブルに記憶させることにより、エアコン搭載のマイコン
で処理が可能となり、大幅なコストメリットが達成され
る。
御信号生成手段が、室内の人間の快適感を推測する関数
の出力をその入力により参照できるようにしたルックア
ップテーブルであることにより、ニューラルネットワー
クをエアコンで実施する場合に推定計算時間が長く、大
型計算機が必要となっていたものを、ルックアップテー
ブルに記憶させることにより、エアコン搭載のマイコン
で処理が可能となり、大幅なコストメリットが達成され
る。
【0028】請求項5記載の本発明によれば、空気調和
機の制御を行う室内の人間の快適感として、リモコンの
位置より推測した人間の位置および周囲壁輻射温度を用
いることにより、室内環境の快適感をより的確にとらえ
ることができる。
機の制御を行う室内の人間の快適感として、リモコンの
位置より推測した人間の位置および周囲壁輻射温度を用
いることにより、室内環境の快適感をより的確にとらえ
ることができる。
【0029】請求項6記載の本発明によれば、人間の快
適感として、人間の状態や室内の環境によって計算した
予測平均投票数(PMV)、または人間の生理的状態や
感覚の予測を行った標準新有効温度(SET)を用いる
ことにより、人間の快適感が指標として確立されること
になるため、快適性を間違うなどの問題が発生せず、的
確な快適性を容易に計算しうるため、制御が簡単とな
る。
適感として、人間の状態や室内の環境によって計算した
予測平均投票数(PMV)、または人間の生理的状態や
感覚の予測を行った標準新有効温度(SET)を用いる
ことにより、人間の快適感が指標として確立されること
になるため、快適性を間違うなどの問題が発生せず、的
確な快適性を容易に計算しうるため、制御が簡単とな
る。
【0030】請求項7記載の本発明によれば、第1の制
御信号生成手段が、空気調和機に設けられた室内外の環
境条件を検知する前記センサ手段の出力から室内の人間
の快適感を推測するために、リモコンの位置より推測し
た人間の位置より人間の快適感を学習した神経回路模式
手段(ニューラルネットワーク)であることにより、多
くの情報(室内・外温度、湿度、風量、人間位置など)
から的確な快適性を見いだす手段としては非常にすぐ
れ、かつ学習機能を有するため、種々の状況に応じた快
適性への制御方法を得ることができ、快適性の向上が図
れる。
御信号生成手段が、空気調和機に設けられた室内外の環
境条件を検知する前記センサ手段の出力から室内の人間
の快適感を推測するために、リモコンの位置より推測し
た人間の位置より人間の快適感を学習した神経回路模式
手段(ニューラルネットワーク)であることにより、多
くの情報(室内・外温度、湿度、風量、人間位置など)
から的確な快適性を見いだす手段としては非常にすぐ
れ、かつ学習機能を有するため、種々の状況に応じた快
適性への制御方法を得ることができ、快適性の向上が図
れる。
【0031】請求項8記載の本発明によれば、第1の制
御信号生成手段が、使用者の設定温度、リモコンの位置
より推測した使用者の位置より室内の人間の状態を推測
するため、個人の好み(寒がりまたは暑がり)を判断す
ることができ、個人に合わせた快適性を実現できる。
御信号生成手段が、使用者の設定温度、リモコンの位置
より推測した使用者の位置より室内の人間の状態を推測
するため、個人の好み(寒がりまたは暑がり)を判断す
ることができ、個人に合わせた快適性を実現できる。
【0032】請求項9記載の本発明によれば、第1の制
御信号生成手段が、リモコンなどより入力される年・月
・日・および時間の情報であることから季節がわかり朝
か夜かも判断できるもとに推測をおこなうよう構成され
ているため、その状況における人間の快適性を考慮する
ことができ、一年中快適感が得られる。たとえば9月は
夏を経て秋へ向う季節であり、人間は暑さに慣れている
ため、6〜7月よりも温度を高く設定した方が人間にと
って快適である。
御信号生成手段が、リモコンなどより入力される年・月
・日・および時間の情報であることから季節がわかり朝
か夜かも判断できるもとに推測をおこなうよう構成され
ているため、その状況における人間の快適性を考慮する
ことができ、一年中快適感が得られる。たとえば9月は
夏を経て秋へ向う季節であり、人間は暑さに慣れている
ため、6〜7月よりも温度を高く設定した方が人間にと
って快適である。
【0033】請求項10記載の本発明によれば、第1の制
御信号生成手段が、センサより出力される出力値が目標
値に対して設定された範囲内かそれ以外かを判断するた
め、空気調和機をよりきめ細かに制御することが可能と
なり、室温変動などの改善ができ、快適性の向上が図れ
る。
御信号生成手段が、センサより出力される出力値が目標
値に対して設定された範囲内かそれ以外かを判断するた
め、空気調和機をよりきめ細かに制御することが可能と
なり、室温変動などの改善ができ、快適性の向上が図れ
る。
【図1】本発明による空気調和機の制御装置の一実施例
を示す基本構成のブロック図である。
を示す基本構成のブロック図である。
【図2】本発明による空気調和機の制御装置のルックア
ップテーブルの作成回路を説明するブロック図である。
ップテーブルの作成回路を説明するブロック図である。
【図3】図1および図2においてリモコンの位置より推
測した人間の位置情報を示す図である。
測した人間の位置情報を示す図である。
【図4】本発明による空気調和機の制御装置の補間部の
処理を説明するブロック図である。
処理を説明するブロック図である。
【図5】従来の空気調和機の制御装置を示すブロック図
である。
である。
1 センサ 1a 位置センサ 2 記憶手段 3 ルックアップテーブル手段 4 リモコンまたは操作パネル 5 補間部 6 空気調和機 12 年・月・日・時間情報 20a リモコン位置信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 赤嶺 育雄 大阪府門真市大字門真1006番地松下電器 産業株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24F 11/02
Claims (10)
- 【請求項1】 空気調和機が設置された室内外の環境条
件を検知する複数のセンサ手段と、前記センサ手段の以
前の状態を保持する記憶手段と、室内におかれたリモコ
ンの位置を検出する位置検出手段と、前記センサ手段お
よび記憶手段よりの出力から室内の環境状態が過渡状態
か安定状態かを判定し、その判定値と、前記センサ手段
および記憶手段からの出力値と、使用者の設定した温度
値と、前記リモコン位置検出手段よりの出力値とから室
内の人間の快適感を推測するとともに、リモコンの位置
より人間の位置を推測して、前記空気調和機の吹き出し
温度、風向および風量の第1の制御信号を生成する第1
の制御信号生成手段と、この第1の制御信号生成手段に
入力される値により、この第1の制御信号生成手段から
出力される第1の出力信号を補間して、前記空気調和機
の吹き出し温度、風向および風量の第2の制御信号を生
成する第2の制御信号生成手段とを具備する空気調和機
の制御装置。 - 【請求項2】 センサ手段が、室内外の温度、空気調和
機の風量、および温度の検出器であり、第2の制御信号
により、空気調和機のインバータ圧縮機の周波数を制御
するように構成されていることを特徴とする請求項1記
載の空気調和機の制御装置。 - 【請求項3】 空気調和機の吸込空気温度の勾配を、記
憶手段にN秒間隔(Nは正の実数値)で記憶する手段を
有することを特徴とする請求項1記載の空気調和機の制
御装置。 - 【請求項4】 第1の制御信号生成手段は、室内の人間
の快適感を推測する関数の出力をその入力により参照で
きるようにして室内環境状態に対応したルックアップテ
ーブルであることを特徴とする請求項1記載の空気調和
機の制御装置。 - 【請求項5】 空気調和機の制御を行う室内の人間の快
適感として、リモコンの位置より推測した人間の位置お
よび周囲壁輻射温度を用いることを特徴とする請求項1
記載の空気調和機の制御装置。 - 【請求項6】 人間の快適感として、人間の状態や室内
の環境によって計算した予測平均投票数、または人間の
生理的状態や感覚の予測を行った標準新有効温度を用い
ることを特徴とする請求項1記載の空気調和機の制御装
置。 - 【請求項7】 第1の制御信号生成手段は、空気調和機
に設けられた室内外の環境条件を検知する前記センサ手
段の出力から室内の人間の快適感を推測するために、リ
モコンの位置より推測した人間の位置より人間の快適感
を学習した神経回路模式手段であることを特徴とする請
求項1記載の空気調和機の制御装置。 - 【請求項8】 第1の制御信号生成手段は、使用者の設
定温度、リモコンの位置より推測した使用者の位置より
室内の人間の状態を推測することを特徴とする請求項1
記載の空気調和機の制御装置。 - 【請求項9】 第1の制御信号生成手段は、リモコンな
どより入力される年・月・日および時間の情報をもとに
推測をおこなうよう構成されていることを特徴とする請
求項1記載の空気調和機の制御装置。 - 【請求項10】 第1の制御信号生成手段は、センサ出力
値が、目標値に対し設定された範囲内である時に安定状
態と判断し、それ以外は過渡状態と判断することを特徴
とする請求項1記載の空気調和機の制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3021235A JP2977294B2 (ja) | 1991-02-15 | 1991-02-15 | 空気調和機の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3021235A JP2977294B2 (ja) | 1991-02-15 | 1991-02-15 | 空気調和機の制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04260742A JPH04260742A (ja) | 1992-09-16 |
| JP2977294B2 true JP2977294B2 (ja) | 1999-11-15 |
Family
ID=12049379
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3021235A Expired - Fee Related JP2977294B2 (ja) | 1991-02-15 | 1991-02-15 | 空気調和機の制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2977294B2 (ja) |
-
1991
- 1991-02-15 JP JP3021235A patent/JP2977294B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04260742A (ja) | 1992-09-16 |
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