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JP2982986B2 - 画像入力装置、画像出力装置および画像システム - Google Patents
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JP2982986B2 - 画像入力装置、画像出力装置および画像システム - Google Patents

画像入力装置、画像出力装置および画像システム

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JP2982986B2
JP2982986B2 JP4021655A JP2165592A JP2982986B2 JP 2982986 B2 JP2982986 B2 JP 2982986B2 JP 4021655 A JP4021655 A JP 4021655A JP 2165592 A JP2165592 A JP 2165592A JP 2982986 B2 JP2982986 B2 JP 2982986B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、TVカメラ等で用いら
れている固体撮像素子による高精細画像入力技術に係る
画像入力装置,画像出力装置および画像システムに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】固体撮像素子(以下、単にセンサと呼ぶ
場合は固体撮像素子をさす)は小型で消費電力が小さ
く、また、残像がないなどの多くの特長を有することか
ら、最近では画像入力装置で広く用いられるようになっ
ている。しかし、まだ、画素数が実用レベルで高々40
万画素程度と少ないため、従来から用いられている撮像
管に比べて画質が劣り、大画面用やハードコピー用など
高精細画像の要求される分野に適用できるレベルには達
していない。
【0003】固体撮像素子を高解像度化する技術は画素
密度を高め、画素数を増やす方法が主流であり、これま
でに高品位テレ(HDTV)用として200万画素の
固体撮像素子が試作されている。しかし、この画素密度
を高める方法では画素面積が小さくなりS/Nが劣化す
る。さらに、画素数が多くなるにしたがって固体撮像素
子の駆動速度やA/D変換の速度が高まり、技術的な困
難さが増す。このような状況をかんがみるに、上記20
0万の画素数はもはや限界に近く、現状では、さらに画
素数を増加させ解像度を向上することは困難となってい
る。
【0004】上記限界を克服する方法として、複数個の
固体撮像素子を用いて各固体撮像素子が入力した画像を
電気信号の段階でもとの1枚の画像として合成すること
により入力画像の高精細化を図る方法が試みられてい
る。このような方法の1つが画素補間法である。図23
に画素補間法の原理を示す。図23において、Pi,j
1つの画素、Si,j は画素内の感光部を示す。固体撮像
素子の撮像部は2次元状に配列された画素で構成されて
いるが、個々の画素は光強度を読み取る感光部と、信号
転送路等の非感光部からなる。すなわち、直接撮像に寄
与する感光部は図23に示すように離散的に配置されて
おり、感光部と感光部の間には直接撮像には寄与しない
非感光部が存在する。画素補間法は、この非感光部の存
在を利用し、画像のサンプリング点を倍増することによ
り入力画像の高精細化を図る方法である。すなわち、あ
る固体撮像素子(図23(a))が入力した画像と、同
一の被写体像を画素数および画素ピッチが同一の他の固
体撮像素子(図23(b))が被写体像とセンサの画素
の相対的な位置関係を画素ピッチの1/2ずらして入力
した画像を合成すれば、それぞれの画像においてセンサ
の非感光部にあたる領域の光強度情報がもう一方の画像
ではサンプリングされていることになる。これは、合成
画像では図23(c)に示すように2倍のサンプリング
密度で画像情報を読み取ったことに相当し、高精細化が
可能になる。以上は2個の固体撮像素子を用いて水平解
像度のみを高める例を述べたが、垂直方向に補間すれば
垂直解像度を高めることができ、さらに4個の固体撮像
素子を使用すれば水平,垂直両方向の解像度を高めるこ
とが可能である。
【0005】複数のセンサが並列入力した画像を合成す
る方法として従来用いられている方法の原理図を図24
(a)〜(d)に示す。図24(a)において、SS1
およびSS2は固体撮像素子、Lはレンズ、4はハーフ
ミラー、9は信号合成器、V1およびV2は固体撮像素
子SS1,SS2からの信号列、VMは合成された信号
列、図24(b)〜(d)において、V1i,j 〜V1
i+2,j およびV2i,j 〜V2i+2,j はそれぞれ固体撮像
素子SS1およびSS2の画素P1i,j 〜P1i+2,j
よびP2i,j 〜P2i+2,j からの信号である。従来の方
法ではハーフミラー4等を用いて画素ピッチが1/2だ
けずれるように入力した2つの固体撮像素子からの信号
V1およびV2を、図24に示す信号列VMのようにそ
れぞれの画素からの信号が交互に並ぶように信号を合成
して、これを撮像装置の出力信号としている。
【0006】以上述べたように、従来の画素補間法では
複数の固体撮像素子からの信号を単に1画素毎に交互に
並べなおして1本の画信号列として出力する。この方法
においては、画素数の少ない低解像度の固体撮像素子を
用いても高精細画像入力が可能であり、かつ固体撮像素
子を駆動する速度を小さくすることが可能である。しか
しながら、出力される合成画像においては使用する固体
撮像素子の数に応じて画素数が倍増するため、合成画像
の周波数が倍増し、さらに、ディジタル化においては高
速のA/D変換が必要となり、また、符号化などの信号
処理においては単位時間当たりの信号処理量が増大する
といった多くの問題を抱えている。特に、超高精細な画
像を得るため多数の固体撮像素子を用いる場合は単位時
間あたりに処理する情報量が飛躍的に増大するため、A
/D変換や符号化が十分な性能で行えないという問題が
ある。
【0007】本発明は、複数の固体撮像素子を用いても
処理する情報量を僅かの増加に止めることができる画像
入力装置,画像出力装置および画像システムを提供する
ことを目的とする。
【0008】本発明にかかる画像入力装置は、入力画像
の画素を、水平方向または垂直方向または水平及び垂直
方向または斜め方向に、ひとつまたは複数画素毎に間引
いた、互いに画素補間となる複数の分割画像に分割し、
前記分割画像の信号を各々出力する撮像手段と、前記複
数の分割画像の信号のうちのひとつを基準信号とし、前
記基準信号と他の分割画像の信号との差信号を算出する
差信号検出手段とを備え、前記撮像手段が前記複数の分
割画像の同一座標の画素の信号を並列に出力することで
前記差信号検出手段の算出する前記差信号が前記入力画
像の隣接画素間の差信号となるようにしたものである。
また、本発明にかかる画像入力装置は、入力画像の画素
を、水平方向または垂直方向または水平及び垂直方向ま
たは斜め方向に、ひとつまたは複数画素毎に間引いた、
互いに画素補間となる複数の分割画像に分割し、前記分
割画像の信号を各々出力する撮像手段と、前記複数の分
割画像の信号の平均値の信号を基準信号とし、前記基準
信号と前記複数の分割画像の信号との差信号を算出する
差信号検出手段とを備え、前記撮像手段が前記複数の分
割画像の同一座標の画素の信号を並列に出力することで
前記差信号検出手段の算出する前記差信号が前記入力画
像の隣接画素の平均化された信号と、前記隣接画素の各
々の信号との間の信号差となるようにしたものである。
また、本発明にかかる画像入力装置は、 前記入力画像
装置に置いて、前記撮像手段が、撮像レンズと、該撮像
レンズを通過した光の光路を分割する光路分割手段と、
前記光路分割手段により分割された各光路の結像位置に
配置された複数の固体撮像素子とを備え、前記複数の固
体撮像素子は、各々が入力する画像が互いに水平方向ま
たは垂直方向または水平及び垂直方向または斜め方向
に、画素補間となるよう配置されているものである。
【0009】また、本発明にかかる画像出力装置は、
記各画像入力装置から出力された前記基準信号と前記差
信号とを入力し、前記基準信号と前記差信号との差を同
一座標の画素毎に算出することにより前記複数の分割画
像の信号を画素毎に再生する手段と、再生した前記複数
の分割画像の信号を隣接した画素の信号として再配列す
ることで前記入力画像の信号を合成する手段とを備えた
ものである。
【0010】さらに、本発明にかかる画像システムは、
前記画像入力装置を入力手段とし、前記画像出力装置
を出力手段として構成されたものである。
【0011】
【作用】本発明にかかる画像入力手段においては、出力
するデータ量を大幅に低減することが可能となる。以下
にこの原理を説明する。
【0012】よく知られているように一般に画像では隣
接画素間の濃度(明るさ)には大きな相関がある。した
がって、通常の画信号に比べて隣接画素間の差信号は非
常に小さな値となる。図25にこの例を示す。図25
(a)は通常の画信号分布、(b)は差信号分布であ
る。図25から明らかなように差信号は0を中心とした
非常に狭い範囲の値に集中的に分布する。本発明の差信
号検出手段で得られる差信号はオリジナル画像におい
て、常に隣接画素間の信号差が出力されることになり、
図25に示すように隣接画素間の相関性からこの差信号
の情報量は極めて少なくなっており、これを出力とすれ
ば情報量を大幅に低減することが可能である。
【0013】また、本発明にかかる画像出力装置は、前
記画像入力装置から出力される画信号から元の画像を復
号する。さらに、本発明にかかる画像システムは、対象
とする画像の取り込みから再生までを行う。
【0014】
【実施例】実施例1 本発明の画像入力装置100の第1の実施例の概略構成
を図1に示す。図1において、101は撮像手段、10
2は差信号検出手段を示し、11〜14はCCDセン
サ、22〜24は差動増幅器、31〜34はA/D変換
器、4,41および42はハーフミラー、5は信号混合
器、Lはレンズ、V1〜V4は前記CCDセンサ11〜
14のアナログ出力信号、V1-2 ,V1-3 ,V1-4 はア
ナログ信号、VD1,VD1-2 ,VD1-3 ,VD1-4
よびVCはディジタル信号である。本実施例では4つの
CCDセンサ11〜14を用い、水平方向とともに垂直
方向も画素補間により高解像度化を実現する。このた
め、本実施例では3枚のハーフミラー4,41,42に
よりレンズL通過後の光を4分割し、4箇所に被写体像
を結像させ、それぞれの結像位置に配置されたCCDセ
ンサ11〜14で、互いに画素補間の関係にある4枚の
画像を入力する。
【0015】本実施例ではCCDセンサ11のアナログ
出力信号V1を基準にして、他のCCDセンサ12−1
4のアナログ出力信号V2〜V4との差信号V1-2 (=
V1−V2),V1-3 (=V1−V3),V1-4 (=V
1−V4)をそれぞれ差動増幅器22〜24により出力
する。次に、V1,V1-2 ,V1-3 ,V1-4 をA/D変
換器31〜34でディジタル信号VD1,VD1-2 ,V
1-3 ,VD1-4 に変換する。ここで、VD1はCCD
センサ11のアナログ出力信号V1をそのままディジタ
ル化した信号である。最後にこれらの4つのディジタル
信号VD1,VD1-2 ,VD1-3 ,VD1-4 を信号混合
器5で時分割等により多重化して1本の信号系列のディ
ジタル信号VCとして伝送路等に出力する。
【0016】以上の方法により得られるディジタル化さ
れた差信号VD1-2 〜VD1-4 では情報量の大幅な削減
が可能となる。図2は4つのCCDセンサ11〜14の
等価的な画素配列を示す。図2においてP1i,j 〜P4
i,j はそれぞれCCDセンサ11〜14で同時に走査さ
れる画素である。本実施例では上述のように4カ所の結
像位置に配置されたCCDセンサ11〜14が、互いに
画素補間の関係にある4枚の画像を入力するため、図2
に示されるように等価的に隣接関係にある4つの画素P
i,j 〜P4i,j からの信号がアナログ出力信号V1〜
V4として並列に出力されることになる。前述のように
隣接画素間の信号値には強い相関があり、このためそれ
ぞれの信号レベル差はごく僅かとなっている。したがっ
て、CCDセンサ11〜14からの直接のアナログ信号
に比べると差信号の電圧値がとりうる範囲はごく狭い範
囲に限られ、情報量は大幅に圧縮されている。
【0017】実施例2 実施例1による画像入力装置100で入力した画像の再
生は、図3に示す実施例2の画像出力装置200で可能
である。図3において、201は復号手段であり、6は
信号分離器、71〜74はD/A変換器、82,83,
84は差動増幅器、9は信号合成器、Nは信号伝送路、
MはCRT等のモニタである。ここでは送られてきたデ
ィジタル信号VCを信号分離器6で4つの並列な信号列
VD1,VD1-2 ,VD1-3 ,VD1-4 に分離する。こ
こで、信号VD1,VD1-2 ,VD1-3 ,VD1-4 は上
記図1のディジタル信号VD1,VD1-2 ,VD1-3
VD1-4 とそれぞれ同一の信号である。これらの信号を
D/A変換器71〜74でアナログ信号とする。次に、
差動増幅器82〜84によりD/A変換器71の出力信
号とD/A変換器72〜74の各出力信号の差分をと
る。これより、差動増幅器82の出力はV1−(V1−
V2)=V2となり、CCDセンサ12が入力した画像
に相当するアナログ出力信号となる。同様に、差動増幅
器83および84はCCDセンサ13および14が入力
した画像に相当するアナログ出力信号V3,V4をそれ
ぞれ出力する。
【0018】次に、上記3つの差動増幅器82〜84か
らの画像に相当するアナログ出力信号V2〜V4および
D/A変換器71からのCCDセンサ11が入力した
像に相当するアナログ出力信号V1を信号合成器9に入
力し、ここで1枚の画像としての画信号に合成してモニ
タMに再生する。
【0019】上記した実施例1の画像入力装置では、3
つの差動増幅器22〜24からの信号は隣接画素間の差
信号であり、出力信号の情報量を大幅に低減できる。
【0020】実施例3 本発明の第3の実施例の概略構成を図4に示す。本実施
例は、画像入力装置100を示すものである。図4にお
いて、320,330および340はA/D変換器であ
る。本実施例でも4枚のCCDセンサ11〜14を使用
し、水平方向とともに垂直方向も画素補間により高解像
度化を実現する。本実施例で用いるレンズLから4つの
CCDセンサ11〜14までの光学系および電気系はA
/D変換器320,330および340を除いて実施例
1と同一である。また、本実施例の画像入力装置100
の出力信号であるディジタル信号VCを得るプロセスも
実施例1と同じである。
【0021】本実施例ではA/D変換器320,330
および340をA/D変換器31に比べビット数の少な
いものを使用する。これら3つのA/D変換器320〜
340へ入力される信号は隣接画素間の差信号であり、
図25からも明らかなように差信号の信号振幅のほとん
どが通常の画信号分布幅の数分の1の分布幅で分布して
おり、同一の刻み幅でA/D変換すれば、少ないビット
数でのA/D変換でも従来の場合と同一の階調再現が可
能となる。
【0022】実施例4 本発明の第4の実施例を図5に示す。本実施例は、画像
入力装置100を示すものである。図5において、21
〜24は差動増幅器、30はA/D変換器、90は信号
加算器である。本実施例でも4枚のCCDセンサ11〜
14を使用し、水平方向とともに垂直方向も画素補間に
より高解像度化を実現する。本実施例で用いられるレン
ズLから4つのCCDセンサ11〜14までの光学系は
実施例1と同一である。
【0023】本実施例では、4つのCCDセンサ11〜
14の出力信号の平均値の信号V0(=(V1+V2+
V3+V4)/4)を信号加算器90で得る。そして、
信号V0と各CCDセンサ11〜14のアナログ出力信
号V1〜V4との差信号V0−1 ,V0−2 ,V
0−3 ,V0−4 をそれぞれ差動増幅器21〜24
で作る。そして、V0とV0−1 ,V0−2 ,V
0−3 ,V0−4 をディジタル化した後、信号混合
器5で時分割等により多重化して1本の信号系列のディ
ジタル信号VCとして伝送路等に出力する。
【0024】本実施例による画像入力装置100で入力
した画像を出力側で再生するには上記ディジタル信号V
Cを得たプロセスと逆のプロセスを行い、4つのCCD
センサ11〜14で入力した画像に相当するアナログ
号を復号し、これを水平,垂直方向に1画素おきに合成
した信号をつくればよい。
【0025】本実施例ではV0,V0-1 ,V0-2 ,V
0-3 ,V0-4 の5つのディジタル信号系列をつくるが、
4つの差信号V1〜V4は平均化された信号との差であ
るため、より一層少ないビットでの信号形成が可能とな
る。
【0026】実施例5 本発明の第5の実施例を図6に示す。本実施例は、画像
入力装置100を示すものである。図6において25は
差動増幅器である。本実施例でも4つのCCDセンサ1
1〜14を使用し、水平方向とともに垂直方向も画素補
間により高解像度化を実現する。本実施例で用いるレン
ズLから4つのCCDセンサ11〜14までの光学系は
実施例1と同一である。
【0027】本実施例でも実施例1と同様に差信号のデ
ィジタル信号VD1-2 ,VD1-3 ,VD1-4 をつくり、
これを信号混合器5で時分割等により多重化して1本の
信号系列のディジタル信号VCとして出力する。4つの
ディジタル信号のうち、VD1,VD1-2 ,VD1-3
実施例1と同じ方法で作るが、ディジタル信号VD3-4
はCCDセンサ11と13の差信号V1-3 とCCDセン
サ11と14の差信号V1-4 のさらに差をとった信号を
ディジタル化してつくった信号である。この信号は結局
CCDセンサ13と14の出力信号の差に等しい信号で
ある。
【0028】本実施例でCCDセンサ13と14の差信
号V3-4 を取り出す理由は、ディジタル信号V3-4 がC
CDセンサ11と14の差信号V1-4 に比べ振幅分布が
より小さいためである。すなわち、V1-4 は図2に示す
画素P1i,j とP4i,j からの信号差であり、一方V
3-4 は画素P3i,j とP4i,j からの信号差であるが、
図2から明らかなようにP3i,j とP4i,j の距離がP
i,j とP4i,j の距離に比べて短く、したがってP3
i,j とP4i,j からの信号間により大きな相関性がある
ためである。
【0029】本実施例による画像入力装置100で入力
した画像を出力側で再生するには上記ディジタル信号V
Cを得たプロセスと逆のプロセスを行い、4つのCCD
センサ11〜14で入力した画像に相当する画信号を復
合し、これを水平,垂直方向に1画素おきに合成した信
号をつくればよい。
【0030】上記本実施例の画像入力装置100ではす
べての差信号が水平または垂直方向の最近接画素間の差
信号である実施例1よりさらに情報量の圧縮が可能とな
る。
【0031】実施例6 本発明の第6の実施例を図7に示す。この実施例は、本
発明による画像システム300を示すものであり、画像
入力装置100と画像出力装置200とからなる。図7
において11R〜14R,11G〜14G,11B〜1
4BはCCDセンサ、22R〜24R,22G〜24
G,22B〜24Bは差動増幅器、31R〜34R,3
1G〜34G,31B〜34BはA/D変換器、5R,
5G,5Bは信号混合器、DP1〜DP4はダイクロイ
ックプリズム、6R,6G,6Bは信号分離器、71R
〜74R,71G〜74G,71B〜74BはD/A変
換器、9R,9G,9Bは信号合成器である。本実施例
でも3枚のハーフミラー4,41,42によりレンズL
通過後の光を4分割するが、本実施例ではさらに分割さ
れた各光路にそれぞれダイクロイックプリズムDP1〜
DP4を配置する。上記ハーフミラー4,41,42お
よびダイクロイックプリズムDP1〜DP4の配置によ
り、R,G,Bに色分解された被写体像をそれぞれ4カ
所に結像することができる。そして、全ての結像位置に
CCDセンサ11〜14を配置し、これらのCCDセン
11〜14のうち(11R,11G,11B)、(1
2R,12G,12B)、(13R,13G,13
B)、(14R,14G,14B)をそれぞれ1つの組
として、各組内では画素をずらすことなく入力し、各組
の間では互いに画素補間の関係にある画像を入力し、合
計で12枚の画像を入力する。本実施例での画素補間法
は前記実施例1〜4と同様とする。
【0032】本実施例の画像入力装置100では、R,
G,Bに対応した3つの出力信号VCR,VCGおよび
VCBを出力するが、各出力信号のつくり方および画像
出力装置200の動作原理は実施例1および2と同様で
ある。本実施例の画像システム300では高精細なカラ
ー画像を少ない情報量で出力することができる。
【0033】実施例7 本発明の第7の実施例を図8に示す。本実施例は、画像
入力装置100を示すものである。図8において、22
0,230および240は入力された2つのディジタル
信号の差を出力する減算回路である。本実施例で用いる
レンズLから4つのCCDセンサ11〜14までの光学
系は実施例1と同一である。本実施例では4つのCCD
センサ11〜14のアナログ出力信号V1〜V4を先に
A/D変換器31〜34でA/D変換してディジタル信
号VD1〜VD4とし、次にVD1と他のディジタル信
VD2〜VD4との差信号VD1−2 ,V
1−3,VD1−4 を減算回路220,230,2
40により取り出す。そして、VD1とVD1−2
VD1−3 ,VD1−4 を信号混合器5で時分割に
混合して1本の信号系列のディジタル信号VCとして伝
送路等に出力する。
【0034】本実施例による画像入力装置装置100で
入力した画像を出力側で再生するには、合成信号である
ディジタル信号VCを得たプロセスと逆のプロセスを行
い、4つのCCDセンサ11〜14で入力した画像に相
当する画信号を復号し、これを水平,垂直方向に1画素
おきに合成した信号をつくればよい。
【0035】実施例8 本発明の第8の実施例の概略構成図を図9に示す。本実
施例は、画像入力装置100を示すものである。図9に
おいて、PDは1画素分の遅延回路、LDは1ライン分
の遅延回路、AV2〜AV4は平均化回路を示す。本実
施例でも実施例1と同じ光学系を使用する。また、前記
実施例7と同様に4つのCCDセンサ11〜14のアナ
ログ出力信号V1〜V4を先にA/D変換器31〜34
でA/D変換してディジタル信号VD1〜VD4とす
る。
【0036】本実施例では図9に示すように1ライン分
の遅延回路LDと1画素分の遅延回路PDを用いてCC
Dセンサ11から得られたディジタル信号VD1を遅延
状態の異なる4本の信号VD1(i,j),VD1(i
+1,J),VD1(i,j+1),VD1(i+1,
j+1)に分配する。ここで、VD1(i,j)は全く
遅延のない信号、VD1(i+1,j)は1画素分遅延
された信号、VD1(i,j+1)は1ライン分遅延さ
れた信号、VD1(i+1,j+1)は1画素分および
1ライン分遅延された信号である。このように4本の遅
延信号をつくった後、平均化回路AV2〜AV4により
VD1(i,j)とVD(i+1,j)を平均した信号
VDA2、VD1(i,j)とVD1(i,j+1)を
平均した信号VDA3、VD1(i,j)とVD1(i
+1,j+1)を平均した信号VDA4をつくる。
【0037】一方、他の3つのCCDセンサ12〜14
からのディジタル信号VD2〜VD4については、
ィジタル信号VD2およびVD3は1ライン分の遅延回
路LDを通した後、それぞれ減算回路220,230の
2つの入力端の一方に入力し、また、ディジタル信号
D4は1ライン分の遅延回路LDおよび1画素分の遅延
回路PDを通した後、減算回路240の2つの入力端の
1つに入力する。減算回路220,230および240
のそれぞれのもう一方の入力端には上記信号VDA2,
VDA3およびVDA4を入力する。したがって、減算
回路220は信号VDA2と1ライン分遅延したディジ
タル信号VD2の差信号VDA1-2 を出力し、減算回路
230は信号VDA3と1ライン分遅延したディジタル
信号VD3の差信号VDA1-3 を出力し、また、減算回
路240はディジタル信号VDA4と1ライン分と1画
素分遅延したディジタル信号VD4の差信号VDA1-4
を出力する。以上の3つの減算回路220,230,2
40からの出力と上記VD1(i,j)の4つの信号を
信号合成器5で1本の信号系列に多重して、伝送路等に
出力する。
【0038】次に、本実施例の構成で得られる平均化さ
れた信号VDA2,VDA3およびVDA4を用いるこ
とにより差信号の振幅分布を極めて小さくできることを
示す。図10に4つのCCDセンサ11〜14の相対的
な画素配置を示す。図10において、P1i,j 〜P1
i+1,j+1 ,P2i,j 〜P2i+1,j+1 ,P3i,j 〜P3
i+1,j+1 ,P4i,j 〜P4i+1,j+1 はそれぞれCCDセ
ンサ11〜14の画素であり、(P1i,j ,P2i,j
P3i,j ,P4i,j )の組の画素からの信号が同時に出
力される。次に、これより1画素分遅れて(P1
i+1,j ,P2i+1,j ,P3i+1,j ,P4i+1,j ,)の組
の画素からの信号が同時に出力される。また、(P1
i,j ,P2i,j ,P3i,j ,P4i,j )の組から1ライ
ン分遅れて(P1i,j+1 ,P2i,j+1 ,P3i,j+1 ,P
i,j+1 )の組の画素からの信号が同時に出力され、さ
らにこれより1画素分遅れて(P1i+1,j+1 ,P2
i+1,j+1 ,P3i+1,j+1 ,P4i+1,j+1 )の組の画素か
らの信号が同時に出力される。したがって、いま(P1
i+1,j+1 ,P2i+1,j+1 ,P3i+1,j+1 ,P4
i+1,j+1 )の組の画素からの信号がA/D変換器31〜
34から出力されているとすると、平均化回路AV2に
入力される信号VD1(i,j)は1ライン分と1画素
分遅延された信号であるため画素P1(i,j)からの
信号であり、また、平均化回路AV2に入力されるもう
一方の信号VD1(i+1,j)は1ライン分遅延され
た信号であるため画素P1(i+1,j)からの信号と
なる。したがって、平均化回路AV2の出力信号は画素
P1(i,j)とP1(i+1,j)からの信号の平均
値となる。これが減算回路220の一方の入力信号であ
るが、もう一方の入力信号は上述のようにCCDセンサ
12からのディジタル信号VD2を1ライン分遅延した
信号であり、これは画素P2(i,j)からの信号であ
る。ここで、画素P2(i,j)は図10から明らかな
ようにP1(i,j)とP1(i+1,j)の中間に位
置するためこれらの画素からの信号の平均値と画素P2
(i,j)からの信号レベルの差は極僅かとなる。同様
に減算回路230では画素P1(i,j)とP1(i,
j+1)からの信号の平均値とこれらの画素の中間に位
置する画素P3(i,j)からの信号の差が出力とな
り、減算回路240では画素P1(i,j)とP1(i
+1,j+1)からの信号の平均値とこれらの画素の中
間に位置する画素P4(i,j)からの信号の差が出力
となり、いずれも差信号の信号振幅は極めて小さくな
る。
【0039】本実施例による画像入力装置100で入力
した画像を出力側で再生するには上記合成信号である
ディジタル信号VCを得たプロセスと逆のプロセスを行
い、4つのCCDセンサ11〜14で入力した画像に相
当する画信号を復号し、これを水平,垂直方向に1画素
おきに合成した信号をつくればよい。
【0040】実施例9 本発明の第9の実施例の概略構成図を図11に示す。本
実施例は、画像入力装置100を示すものである。本実
施例でも実施例1と同じ光学系を使用し、また、前記実
施例7および8と同様に4つのCCDセンサ11〜14
のアナログ出力信号V1〜V4を先にA/D変換器31
〜34でA/D変換してディジタル信号VD1〜VD4
とする。さらに、実施例8と同様にCCDセンサ11の
隣接画素間からの信号の平均値とCCDセンサ12,1
3および14のそれぞれ1つの画素からの信号との差信
号を取り出す。ただし、実施例8では平均化回路AV4
で図10に示すP1(i,j)とP1(i+1,j+
1)の2つの画素からの信号を平均したのに対し、本実
施例では画素P4(i,j)をとりまく4つのCCDセ
ンサ11〜14の画素P1(i,j),P1(i+1,
j),P1(i,j+1)およびP1(i+1,j+
1)からの信号を平均化回路AV4に入力し、これらの
平均値を出力する。したがって、この出力信号とP4
(i,j)からの信号との差信号の振幅分布はより小さ
くなる。
【0041】実施例10 本発明の第10の実施例の概略構成図を図12に示す。
本実施例は、画像入力装置100を示すものである。図
12においてDSPは信号処理回路である。本実施例で
も実施例1と同じ光学系を使用し、また、前記実施例7
〜9と同様に4つのCCDセンサ11〜14のアナログ
出力信号V1〜V4を先にA/D変換器31〜34でA
/D変換してディジタル信号VD1〜VD4とする。本
実施例では前記実施例7〜9で述べたディジタル信号間
の平均化、減算等の演算を信号処理装置DSP内でプロ
グラマブルに行う。また、信号処理回路DSPでは信号
の多重化まで行い合成信号を出力する。
【0042】上記構成により本実施例では前記実施例7
〜9の画像入力装置100を1つの装置で実現できる。
【0043】実施例11 本発明の第11の実施例を図13に示す。本実施例は、
画像システム300を示すものである。図13におい
て、PJは投影型表示装置、LCD1〜LCD4は液晶
パネル、M1〜M3はハーフミラー、LNはレンズ、S
Cはスクリーンである。本実施例の光学系の構成および
差信号の取り出し方は前記実施例1と同じである。本実
施例では、3つの差信号およびCCDセンサ11からの
信号をA/D変換器31〜34でA/D変換した後、並
列に出力する。
【0044】本実施例のように並列に信号を出力し、さ
らに伝送も並列に行えば、4つの信号を合成/分解する
必要がなくなる。また、各伝送路の容量は少なくて済
む。さらに再生に図13に示すような重畳方式の表示装
置(特願平3−117773号参照)を用いれば4系統
の信号を再生側においても合成する必要がなくなる。
【0045】実施例12 本発明の第12の実施例を図14に示す。本実施例は、
画像システム300を示すものである。本実施例の光学
系の構成および差信号の取り出し方は前記実施例11と
同じである。本実施例では、差動増幅器22〜24から
の3つの差信号を信号混合器51で合成して1つの信号
列にして、これとCCDセンサ11からの信号を並列に
出力する。
【0046】実施例13 本発明の第13の実施例の概略構成を図15に示す。本
実施例は、画像入力装置100を示すものである。本実
施例では1枚のハーフミラー4によりレンズL通過後の
光を2分割し、2箇所に被写体像を結像させ、それぞれ
の結像位置に配置されたCCDセンサ11,12で、斜
め方向に互いに画素補間の関係にある2枚の画像を入力
する。斜め方向の画素補間法を図16に示す。図16に
おいて右上りの斜線部で示されたS11はCCDセンサ
11によるサンプリング領域、左上りの斜線部で示され
たS12はCCDセンサ12によるサンプリング領域、
S13はCCDセンサ11,12のいずれでもサンプリ
ングされない領域である。本実施例では斜め方向の画素
補間入力と、S13のようなサンプリングされない領域
のデータを上下左右の4画素の信号値から決定する方法
により水平方向とともに垂直方向も高解像度化を実現す
る。
【0047】本実施例では2つのCCDセンサ11,1
2の出力信号から並列な2つのディジタル信号VD1,
VD1-2 を作り、これを信号混合器5で時分割等により
多重化して1本の信号系列のディジタル信号VCとして
伝送路等に出力する。ただし、2つのディジタル信号の
うちVD1はCCDセンサ11からのアナログ出力信号
V1をそのままディジタル化したものであるが、VD
1-2 はCCDセンサ12のアナログ出力信号V2とCC
Dセンサ11のアナログ出力信号V1の差信号をディジ
タル化した信号である。
【0048】実施例14 図17は本発明の第14の実施例を示すもので、実施例
13(図15)による画像入力装置100で入力した画
像信号を復号する画像出力装置200を示すものであ
る。送られてきたディジタル信号VCを信号分離器6で
2つの並列な信号列VD1,VD1−2 に分離する。
ここで、VD1,VD1−2 は前記図3のVD1,V
1−2 と同一の信号である。これらの信号をD/A
変換器71,72でアナログ信号とする。次に、差動増
幅器82によりD/A変換器71の出力信号とD/A変
換器72の出力信号の差分をとる。これにより、差動増
幅器82の出力はV1−(V1−V2)=V2となり、
CCDセンサ12が入力した画像に相当するアナログ出
信号となる。
【0049】次に、差動増幅器82からの出力信号およ
びD/A変換器71からのCCDセンサ11が入力した
アナログ出力信号を信号合成器9に入力し、さらに
の信号合成器9でサンプリングされない領域のデータを
上下左右の4画素の信号値から決定し、これらから1枚
の画像信号を合成して表示装置に再生する。
【0050】上記本実施例の画像出力装置00では補
間方向は斜め方向であるが、差動増幅器82からの信号
は隣接画素間の差信号であり、少ないビット数でのA/
D変換が可能となる。
【0051】実施例15 本発明の第15の実施例の概略を図18に示す。本実施
例は、画像入力装置100を示すものである。図18に
おいて、11R,11G,11B,12R,12G,1
2BはCCDセンサ、22R,22G,22Bは差動増
幅器、31R,31G,31B,32R,32G,32
BはA/D変換器、5R,5G,5Bは信号混合器、D
P1,DP2はダイクロイックプリズムである。本実施
例では1枚のハーフミラー4によりレンズL通過後の光
を2分割し、さらに分割された各光路にはそれぞれダイ
クロイックプリズムDP1,DP2を配置する。上記ハ
ーフミラー4およびダイクロイックプリズムDP1,D
P2の配置によりR,G,Bに色分解された被写体像を
それぞれ2箇所に結像することができる。そして、全て
の結像位置にCCDセンサを配置し、これらのCCDセ
ンサのうち11R,11Gおよび11Bを1つの組と
し、また12R,12Gおよび12Bを他の組として、
各組の間で互いに画素補間の関係にある6枚の画像を入
力する。本実施例での画素補間法は実施例13と同様と
する。
【0052】本実施例では6つのCCDセンサ11R,
11G,11B,12R,12G,12Bの出力信号を
元にして並列な6つのディジタル信号VD1R,VD1
G,VD1B,VD2R,VD2G,VD2Bを作り、
これを信号混合器5R,5G,5Bで時分割等により多
重化して1本の信号系列のディジタル信号VCとして出
力する。ただし、6つのディジタル信号のうちVD1
R,VD1G,VD1BはCCDセンサ11R,11
G,11Bからのアナログ信号V1R,V1G,V1B
をそれぞれそのままディジタル化したものであるが、V
D2R,VD2G,VD2BはそれぞれCCDセンサ1
2R,12G,12Bのアナログ出力信号V2R,V2
G,V2BとCCDセンサ11R,11G,11Bから
のアナログ信号V1R,V1G,V1Bのそれぞれ差信
号をディジタル化した信号である。
【0053】本実施例による画像入力装置100で入力
した画像を出力側で再生するには上記合成信号であるデ
ィジタル信号VCを得たプロセスと逆のプロセスを実行
して6つのCCDセンサ11R,11G,11B,12
R,12G,12Bで入力した画像に相当するアナログ
出力信号を復号し、これをR,G,Bごとに水平,垂直
方向に1画素おきに合成した信号を作る。これらの合成
信号はR,G,Bごとにそれぞれ斜め方向に補間する形
でサンプリングされた信号であり、サンプリングされな
い領域のデータは上下左右の4画素の信号値から決定
し、上記合成信号にさらにこれらのデータによる信号を
重畳して表示用のR,G,B各信号を生成する。
【0054】実施例16 本発明の第16の実施例を図19に示す。本実施例は、
画像入力装置100を示すものである。図19において
DP5はダイクロイックプリズム、1RBは画素上に赤
(R)および青(B)のカラーフィルタが交互に配列さ
れたCCDセンサである。本実施例では入射光を2色に
分解するダイクロイックプリズムDP5を使用する。す
なわち、入射光のうち緑(G)成分はCCD11および
12が配置されている端面に導き、他の成分はCCDセ
ンサ1RBが配置されている端面に導く。このように、
本実施例ではG成分の画像を2つのCCDセンサ11,
12で入力し、RおよびB成分の画像は1つのCCDセ
ンサ1RBで入力する。ここで、CCDセンサ11およ
び12は互いに水平方向に画素補間の関係を満たすよう
に配置する。G成分の画像の入力に2つのCCDセンサ
11,12を用いるのは人間の目の感度が緑成分で最も
高く、この成分の解像度を高くするだけで画像の高精細
化が可能であるという理論に基づいた方法である。
【0055】上記光学系を用い、本実施例ではCCDセ
ンサ11および12からのG成分の信号が相関性が高い
ことを利用し、これらの差信号を差動増幅器22から取
り出す。そして、この差信号と並列にCCDセンサ11
の出力信号およびCCDセンサ1RBの出力信号を取り
出し、これら3系列の信号を合成して伝送路等に出力す
る。
【0056】実施例17 本発明の第17の実施例を図20に示す。本実施例は、
画像入力装置100を示すものである。図20におい
て、C1およびC2はCCDカメラである。本実施例で
は水平方向に互いに画素補間の関係を満たすように配置
された2台のCCDカメラC1,C2を用いて水平方向
に高精細化された画像を入力する。本実施例では2台の
CCDカメラC1,C2の出力信号の差を取り出し、こ
の差信号と2台のCCDカメラC1,C2のいずれか一
方の出力を並列にA/D変換した後合成して伝送路等に
出力する。
【0057】実施例18 本発明の第18の実施例を図21に示す。本実施例は、
画像入力装置100を示すものである。図21におい
て、1はCCDセンサ、Dは信号分配器であり、レンズ
1とともに撮像手段101を構成している。上記画像入
力装置100の各実施例では入力する画像を光学的手段
により複数の画像に分解したが、本実施例では1つのC
CDセンサ1で入力した画像を信号分配器Dを用いて電
気的手段により複数の画像に分解する。本実施例では分
割数を4とした。分解方法を図22に示す。図22にお
いて(a)はCCDセンサ1が入力した画像、(b)〜
(e)はそれぞれ分解された画像である。図22に示す
ように、CCDセンサ1が入力した画像(a)から水
平,垂直方向にそれぞれ1画素づつ間引いて、4枚の分
解画像をつくる。以上の方法で分解した4つの画像の信
号を前記実施例1等と同様の方法により1本の基準信号
と3つの差信号に変換してこれらを多重化等の方法で出
力端に出力する。本方法で入力した画像を出力側で再生
するには、前記実施例1等で述べた方法を用いることが
できる。
【0058】以上においては本発明の18の実施例を示
したにとどまり、本発明の精神を脱することなく種々の
変更が可能なことは言うまでもない。例えば上記実施
例では固体撮像素子としてCCDセンサを用いたが、固
体撮像素子の種類を問わず本発明を実施できることは本
発明の原理からして明らかである。また、上記実施例で
はいずれも1つの方向については画素ピッチの1/2だ
けずらした2枚の画像による合成としたが、画素ピッチ
の1/3づつずらした3枚の画像を同一方向に合成して
その方向の解像度をさらに高めることも可能である。
【0059】また、実施例3(図4)では3つのA/D
変換器320〜340のビット数を刻み幅を等しいまま
で少なくしているが、刻み幅を変えてビット数を減らし
てもよい。
【0060】また、実施例4(図5)では基準信号V0
として4つのCCDセンサ11〜14からの信号値の平
均値をとったが、3つまたは2つのCCDセンサの平均
値をとることもできる。
【0061】また、実施例5(図6)では3つの差信号
の1つV3-4 を図2に示す画素P3i,j とP4i,j から
の信号の差をとってつくったが、これを画素P2i,j
P4i,j からの信号の差信号に置き換えることも可能で
ある。
【0062】また、実施例6(図7)ではダイクロイッ
クプリズムDP1〜DP4を用いたが、これは実施例1
の各CCDセンサ11〜14をダイクロイックプリズム
とその端面に張り付けた3つのCCDセンサに置き換
え、信号系列をRGBの3系統としたことになるが、こ
のような方法は実施例1のみならず上記実施例の中で4
枚のCCDセンサ11〜14を使用する全ての実施例に
も適用できる。
【0063】また、実施例8(図9)および実施例9
(図11)ではCCDセンサ11の隣接した2つあるい
は4つの画素からの信号値の平均値信号を基準信号とし
たが、遅延回路PDやLDの数を増やしさらに離れた画
素まで含めて平均値信号をつくってもよい。この場合単
純な平均をとる方法の他に各画素ごとに重み係数を決め
て平均値信号をつくることも可能である。同様な方法は
実施例10(図12)でも可能である。
【0064】また、実施例11(図13)および実施例
12(図14)では各CCDセンサ11〜14に対応し
て信号を並列に出力するが、この方法は他の全ての実施
例にも適用可能である。
【0065】また、実施例13(図15)および実施例
15(図18)では斜め方向の画素補間を行うが、水平
方向のみあるいは垂直方向のみの画素補間とすることも
できる。また、実施例17(図20)では2台のCCD
カメラC1,C2を使用したが、4台のカメラを用いて
水平方向と垂直方向の解像度を高めることも可能であ
る。
【0066】以上説明したように本発明にかかる画像入
力装置は、請求項1では、入力画像の画素を、水平方向
または垂直方向または水平及び垂直方向または斜め方向
に、ひとつまたは複数画素毎に間引いた、互いに画素補
間となる複数の分割画像に分割し、前記分割画像の信号
を各々出力する撮像手段と、前記複数の分割画像の信号
のうちのひとつを基準信号とし、前記基準信号と他の分
割画像の信号との差信号を算出する差信号検出手段とを
備え、前記撮像手段が前記複数の分割画像の同一座標の
画素の信号を並列に出力することで前記差信号検出手段
の算出する前記差信号が前記入力画像の隣接画素間の差
信号となるようにし、また、請求項2では、入力画像の
画素を、水平方向または垂直方向または水平及び垂直方
向または斜め方向に、ひとつまたは複数画素毎に間引い
た、互いに画素補間となる複数の分割画像に分割し、前
記分割画像の信号を各々出力する撮像手段と、前記複数
の分割画像の信号の平均値の信号を基準信号とし、前記
基準信号と前記複数の分割画像の信号との差信号を算出
する差信号検出手段とを備え、前記撮像手段が前記複数
の分割画像の同一座標の画素の信号を並列に出力するこ
とで前記差信号検出手段の算出する前記差信号が前記入
力画像の隣接画素の平均化された信号と、前記隣接画素
の各々の信号との間の信号差となるようにし、また、請
求項3では、請求項1と2において、前記撮像手段が、
撮像レンズと、該撮像レンズを通過した光の光路を分割
する光路分割手段と、前記光路分割手段により分割され
た各光路の結像位置に配置された複数の固体撮像素子と
を備え、前記複数の固体撮像素子は、各々が入力する画
像が互いに水平方向または垂直方向または水平及び垂直
方向または斜め方向に、画素補間となるよう配置されて
いるようにしたので、従来の方法に比べ出力信号の情報
量を大幅に低減することが可能である。この結果、この
画像入力装置の出力信号を処理する画像出力装置や、前
記画像入力装置や画像出力装置を用いて構成した画像シ
ステムは、信号を伝送の場合には符号化速度や伝送容量
を大幅に低減でき、また、蓄積する場合には蓄積容量の
低減も可能である。また、出力信号を並列に伝送すれ
ば、1本の伝送路の容量をさらに小さくでき、小容量の
伝送路でも高精細画像を高速に伝送することが可能とな
る。さらにA/D変換やD/A変換の速度も従来法に比
べ遅くすることが可能であり、さらに必要な各種画像処
理は並列処理により従来法に比べ高速化できる。
【0067】また、本発明の画像入力装置では並列入力
並列処理のため低精細度用のCCDセンサ、A/D変換
器等を用いることができ、低コストで高精細な撮像装置
を実現できるとともに、上述のように伝送容量を低減で
きるため、伝送コストも低減可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の概略構成図である。
【図2】第1の実施例の原理説明図である。
【図3】本発明の実施例2の原理説明図である。
【図4】本発明の実施例3の概略構成図である。
【図5】本発明の実施例4の概略構成図である。
【図6】本発明の実施例5の概略構成図である。
【図7】本発明の実施例6の概略構成図である。
【図8】本発明の実施例7の概略構成図である。
【図9】本発明の実施例8の概略構成図である。
【図10】本発明の実施例8の原理の説明図である。
【図11】本発明の実施例9の概略構成図である。
【図12】本発明の実施例10の概略構成図である。
【図13】本発明の実施例11の概略構成図である。
【図14】本発明の実施例12の概略構成図である。
【図15】本発明の実施例13の概略構成図である。
【図16】実施例13の画素補間法の説明図である。
【図17】本発明の実施例14の概略構成図である。
【図18】本発明の実施例15の概略構成図である。
【図19】本発明の実施例16の概略構成図である。
【図20】本発明の実施例17の概略構成図である。
【図21】本発明の実施例17の概略構成図である。
【図22】実施例17の画素補間法による入力画像高精
細化の原理説明図である。
【図22】従来の画素補間法の説明図である。
【図23】隣接画素間の差信号振幅分布を示す図であ
る。
【図24】画像合成の従来の一例を説明するための図で
ある。
【図25】通常の画像信号分布と差信号分布を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 CCDセンサ 11〜14 CCDセンサ 21〜25 差動増幅器 30〜34 A/D変換器 320 A/D変換器 330 A/D変換器 340 A/D変換器 4 ハーフミラー 41 ハーフミラー 42 ハーフミラー 5 信号混合器 6 信号分離器 71〜74 D/A変換器 82〜84 差動増幅器 90 信号加算器 9 信号合成器 L レンズ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−177672(JP,A) 特開 平2−295383(JP,A) 特開 平1−223886(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 5/30 - 5/335 H04N 5/225 - 5/232

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力画像の画素を、水平方向または垂直
    方向または水平及び垂直方向または斜め方向に、ひとつ
    または複数画素毎に間引いた、互いに画素補間となる複
    数の分割画像に分割し、前記分割画像の信号を各々出力
    する撮像手段と、前記複数の分割画像の信号のうちのひ
    とつを基準信号とし、前記基準信号と他の分割画像の信
    号との差信号を算出する差信号検出手段とを備え、 前記撮像手段が前記複数の分割画像の同一座標の画素の
    信号を並列に出力することで前記差信号検出手段の算出
    する前記差信号が前記入力画像の隣接画素間の差信号と
    なることを特徴とする画像入力装置。
  2. 【請求項2】 入力画像の画素を、水平方向または垂直
    方向または水平及び垂直方向または斜め方向に、ひとつ
    または複数画素毎に間引いた、互いに画素補間となる複
    数の分割画像に分割し、前記分割画像の信号を各々出力
    する撮像手段と、前記複数の分割画像の信号の平均値の
    信号を基準信号とし、前記基準信号と前記複数の分割画
    像の信号との差信号を算出する差信号検出手段とを備
    え、 前記撮像手段が前記複数の分割画像の同一座標の画素の
    信号を並列に出力することで前記差信号検出手段の算出
    する前記差信号が前記入力画像の隣接画素の平均化され
    た信号と、前記隣接画素の各々の信号との間の差信号と
    なることを特徴とする画像入力装置。
  3. 【請求項3】 前記撮像手段が、撮像レンズと、該撮像
    レンズを通過した光の光路を分割する光路分割手段と、
    前記光路分割手段により分割された各光路の結像位置に
    配置された複数の固体撮像素子とを備え、 前記複数の固体撮像素子は、各々が入力する画像が互い
    に水平方向または垂直方向または水平及び垂直方向また
    は斜め方向に、画素補間となるよう配置されていること
    を特徴とする請求項1または2に記載の画像入力装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかに記載の画像
    入力装置から出力された前記基準信号と前記差信号とを
    入力し、前記基準信号と前記差信号との差を同一座標の
    画素毎に算出することにより前記複数の分割画像の信号
    を画素毎に再生する手段と、再生した前記複数の分割画
    像の信号を隣接した画素の信号として再配列することで
    前記入力画像の信号を合成する手段とを備えたことを特
    徴とす る画像出力装置。
  5. 【請求項5】 入力手段に請求項1乃至3のいずれかに
    記載の画像入力装置を用い、出力手段に請求項4記載の
    画像出力装置を用いて構成したことを特徴とする画像シ
    ステム。
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