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JP2984191B2 - ホッパ部の構造 - Google Patents
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JP2984191B2 - ホッパ部の構造 - Google Patents

ホッパ部の構造

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JP2984191B2
JP2984191B2 JP6324508A JP32450894A JP2984191B2 JP 2984191 B2 JP2984191 B2 JP 2984191B2 JP 6324508 A JP6324508 A JP 6324508A JP 32450894 A JP32450894 A JP 32450894A JP 2984191 B2 JP2984191 B2 JP 2984191B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、焼却物を貯留するとと
もに、焼却物を焼却炉内に導くプッシャ機構を備えた焼
却物導入部を有するホッパを設け、プッシャ機構に、焼
却物導入部外と焼却物導入部内との間で出退自在なプッ
シャ本体と、プッシャ本体を出退駆動する駆動機構と、
プッシャ本体が焼却物導入部外に位置する姿勢におい
て、プッシャ本体を概気密状態で収容するプッシャケー
シングとを備えたホッパ部の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】このようなホッパ部は、例えば焼却炉で
焼却処理さるべき焼却物を貯留するために、焼却炉の入
口部位に設けられる。ゴミ焼却炉に例を採ると、ゴミ収
集車によって収集されるとともに、ゴミピット内に投入
収集されたゴミは、ゴミクレーンによって、このホッパ
内に逐次、移動投入される。そして、ホッパに一定量の
ゴミが貯蔵されている状態において、焼却物導入部に備
えられているプッシャ機構が働いて、ゴミを焼却炉内に
投入する。即ち、プッシャ本体が、駆動機構の働きによ
り、焼却物導入部外と焼却物導入部内との間で出退往復
移動することにより、このプッシャ本体による押し出し
操作によりゴミが焼却炉側へ移動される。そして、この
プッシャ本体の出退移動の全姿勢をカバーするように、
これを収容するプッシャケーシングが備えられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】プッシャケーシング内
は、ゴミやゴミ汁の為臭い。そのため、従来、プッシャ
ケーシングのシール性を高めることにより、臭気対策を
試みているが、シールには限界があり、焼却炉全体とし
てもプッシャ周りの臭気が問題となる。従って、本発明
の目的は、プッシャ周りの臭気の問題を解決できるホッ
パ部の構造を得ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
の本発明による請求項1に係わるホッパ部の構造の特徴
構成は、焼却物導入部の外周部位に設けられる冷却風流
路と、冷却風流路の下流側に設けられる吸引機構とを備
え、吸引機構により吸引されて冷却風流路内を流れる冷
却風により焼却物導入部を冷却する冷却機構を設け、プ
ッシャケーシング内空間と冷却風流路とを連通連結する
連結路を設け、さらに冷却風流路の下流側部位を、焼却
炉に対する燃焼用気体供給路または焼却炉の内部空間に
連通連結することにある。さらに、上記の構成におい
て、前記冷却風流路の吸引口近傍部位に、ダンパを備え
ることが好ましい。この構成が本願の請求項2に係わる
特徴構成である。そして、それらの作用・効果は次の通
りである。
【0005】
【作用】つまり、請求項1に係わる構成においては、冷
却機構を設けることにより、これに備えられる吸引機構
によって誘起される冷却風により焼却物導入部が冷却さ
れ、この部位に位置する焼却物の発火等の問題が解消す
る。さらに、冷却風流路内は、吸引機構によって吸引さ
れる負圧状態となっているため、この冷却風流路に連結
路よって連接されているプッシャケーシング内空間は、
負圧状態に保たれ、この空間内の臭気は、冷却風流路を
介して焼却炉内に導かれて、燃焼処理される。従って、
プッシャケーシングからの、臭気漏れの問題が解消す
る。さて、ここで、冷却機構を働かせるという意味から
すれば、冷却風流路内に冷却風を発生させる場合に、吸
引型、押し込み型、いずれの構造によっても、冷却風を
形成して、焼却物導入部の冷却を達成することができる
が、本願のように、プッシャケーシング内の悪臭吸引機
能を期待する場合は、路内を負圧として、ケーシング内
の空気を吸引できる構成とする必要があり、押し込み型
では目的を達成できない。一方、請求項2に係わる構成
においては、吸引機構を停止させて、冷却風が発生され
ない場合等において、ダンパを閉状態に維持することに
より、冷却風流路からの臭気の逆流、散逸を防止する。
【0006】
【発明の効果】従って、プッシャ周りの臭気の問題を解
決できるホッパ部の構造を得ることができた。請求項1
に係わる特徴構成においては、焼却炉が運転されている
状態等において有効にプッシャ周りの臭気の問題を解消
でき、請求項2に係わる構成を採ると、焼却炉の運転、
停止状態に係わりなく、プッシャ機構からの臭気の問題
を解消できる。
【0007】
【実施例】本願のホッパ部の構造を備えたゴミ焼却炉1
の実施例について以下、説明する。ゴミ焼却炉1は、図
3に示すように、焼却物たるゴミを一時的に蓄積するホ
ッパ2と、ゴミを焼却処理する燃焼室3と、燃焼室3で
焼却された灰を集める灰ピット4等を備えて構成してあ
る。ホッパ2の下部には油圧シリンダ5により往復駆動
してゴミを燃焼室3へ少量づつ投入するプッシャ機構6
が備えられている。
【0008】燃焼室3は、投入されたゴミを攪拌搬送し
ながら乾燥させる乾燥帯A、燃焼させる燃焼帯B、灰化
する後燃焼帯Cでなるストーカ式の焼却処理帯7を備
え、焼却処理帯7の下方から燃焼用の空気を供給する送
風機構8を備えるとともに、焼却処理帯7の上方空間下
流側に廃熱ボイラ9を備えた煙道10が備えられてい
る。前記ストーカ式の焼却処理帯7は、固定火格子と可
動火格子とを搬送方向Fに沿って交互に配して構成さ
れ、可動火格子を油圧機構で斜め上下方向に摺動するこ
とによりゴミを、所定の搬送方向Fに搬送する。さら
に、誘引送風機11からの空気が送風路12を介して焼
却処理帯7の下方に配した風箱13に供給されて、上記
の焼却処理帯7に、下方から供給される。つまり、乾燥
帯Aへは乾燥用の空気、燃焼帯Bへは燃焼用の空気、後
燃焼帯Cへは灰化のための空気がこの風箱13から供給
される。煙道10の下流側には廃熱ボイラ9を設けてあ
り、燃焼室3で発生した燃焼熱エネルギーを蒸気の形で
取り出してタービン及び発電機等の発電装置17に供す
る。廃熱回収された排ガスは、バグフィルタ等からなる
排ガス処理装置15で処理された後、煙突16から排気
される。
【0009】以上が、ゴミ焼却炉1の概略構成である
が、以下、本願の特徴構成であるホッパ2周りの構成に
ついて説明する。図1には、ホッパ下側部位に備えられ
ている焼却物導入部20近傍の構成が、さらに、図2に
は、この焼却物導入部20の周りに冷却風流路21を構
成する空冷ジャケット22内における、冷却風の流れ構
造が示されている。ここで、図2(イ)、図2(ロ)、
図2(ハ)は夫々、焼却物導入部20の下面側、側面
側、上面側の流路構成を示している。
【0010】前記プッシャ機構6は、焼却物導入部20
外と焼却物導入部20内との間で出退自在なプッシャ本
体61と、プッシャ本体61を出退駆動する駆動機構と
しての油圧シリンダ5と、プッシャ本体61が焼却物導
入部20外に位置する姿勢において、プッシャ本体61
を概気密状態で収容するプッシャケーシング62とを備
えている。前記油圧シリンダ5と前記プッシャ本体61
はシリンダロッド51によって連結されている。前記プ
ッシャケーシング62は、前記ホッパ2の下部域である
焼却物導入部20の後面側(図1において左側)のケー
シングに連結して構成されている。前記プッシャ本体6
1と前記プッシャケーシング62との間、ホッパ2の下
部ケーシングの間に、シール機構63が備えられてい
る。従って、プッシャケーシング62内の空間は、概
略、気密な閉空間として構成されている。
【0011】さらに、焼却物導入部20の外周部位に
は、上述の様にこの部位20の焼損を防止するために、
空冷式の冷却機構23が設けられている。この冷却機構
23は、入口側空冷ダクト24と、出口側空冷ダクト2
5及び、空冷ジャケット22によって主に焼却物導入部
20周りに形成される冷却風流路21を備え、前記入口
側空冷ダクト24に備えられるダンパ26と、この冷却
風流路21の下流側に設けられる吸引機構としての空冷
用送風機27とを備えて構成されている。図2に示すよ
うに、前記空冷ジャケット22には、吸引口22aと吹
き出し口22bとが備えられ、吸引口22aから吸引さ
れた冷却風は、図2(イ)に示すように、焼却物導入部
20の裏面側を中央側から巾方向端部に移流し、図2
(ロ)に示すように、ホッパ2の上側側部位置から下部
側側部位置に移流し、さらに、図2(ハ)に示すよう
に、焼却物導入部20の上面側を巾方向端部から中央側
に移流して吹き出し口22bに至る。さらに、この冷却
風流路21の下流側は、図3に示すように、焼却炉1の
内部空間に連通連結されており、冷却風は炉内に導かれ
て、焼却処理される。さらに、プッシャケーシング62
内の空間と冷却風流路21とを連通連結する連結路21
0が設けられている。
【0012】従って、前述の空冷用送風機27を運転す
る状態においては、ホッパ2の下部域は空冷されて焼損
が防止されるとともに、プッシャケーシング62内が負
圧とされ、ケーシング内部から外部への臭気漏れを防止
することができる。さらに、入口側空冷ダクト24に、
前記ダンパ26を設けることにより、前記空冷用送風機
27停止時に、入口側からの臭気漏れを防ぐことができ
る。
【0013】〔別実施例〕上記の実施例においては、冷
却風流路を流れる臭気を含んだ冷却風を直接焼却炉内に
供給したが、焼却炉に対する燃焼用気体供給路に供給し
て、例えば、燃焼用予熱空気とともに供給してもよい。
この場合は、臭気を含んだ冷却風の燃焼用気体との混合
が促進され、臭気処理を確実におこなうことができる。
【0014】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】焼却物導入部近傍の詳細構造を示す側断面図
【図2】空冷ジャケットの構成を示す流路図
【図3】焼却炉の概略構成を示す概略構成図
【符号の説明】
2 ホッパ 5 駆動機構(油圧シリンダ) 6 プッシャ機構 20 焼却物導入部 21 冷却風流路 23 冷却機構 26 ダンパ 27 吸引機構(冷却用送風機) 61 プッシャ本体 62 プッシャケーシング 210 連結路

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 焼却物を貯留するとともに、前記焼却物
    を焼却炉内に導くプッシャ機構(6)を備えた焼却物導
    入部(20)を有するホッパ(2)を設け、前記プッシ
    ャ機構(6)に、前記焼却物導入部外と前記焼却物導入
    部内との間で出退自在なプッシャ本体(61)と、前記
    プッシャ本体(61)を出退駆動する駆動機構(5)
    と、前記プッシャ本体(61)が前記焼却物導入部外に
    位置する姿勢において、前記プッシャ本体(61)を概
    気密状態で収容するプッシャケーシング(62)とを備
    えたホッパ部の構造であって、 前記焼却物導入部(20)の外周部位に設けられる冷却
    風流路(21)と、前記冷却風流路(21)の下流側に
    設けられる吸引機構(27)とを備え、前記吸引機構
    (27)により吸引されて前記冷却風流路内を流れる冷
    却風により前記焼却物導入部(20)を冷却する冷却機
    構(23)を設け、 前記プッシャケーシング内空間と
    前記冷却風流路(21)とを連通連結する連結路(21
    0)を設け、さらに、前記冷却風流路(21)の下流側
    部位を、前記焼却炉に対する燃焼用気体供給路または前
    記焼却炉の内部空間に連通連結したホッパ部の構造。
  2. 【請求項2】 前記冷却風流路(21)の吸引口近傍部
    位に、ダンパ(26)を備えた請求項1記載のホッパ部
    の構造。
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