JP2990331B2 - 粘着力を有する液状物の塗布用具 - Google Patents
粘着力を有する液状物の塗布用具Info
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Description
アイシャドー液あるいはアイライナー液等の粘着力を有
する液状物を充填した本体内から、必要に応じて前記液
状物が付着した塗布部を引き抜き、睫毛等の被塗布体に
擦り付けて塗布する粘着力を有する液状物の塗布用具に
関する。
スカラ液の塗布用具には、図4に示したように、開口部
101を有し、マスカラ液を収容するほぼ有底円筒状の
本体102と、前記開口部101外周に螺合して閉蓋す
るようになしたキャップ103と、該キャップ103に
一体的に設けたロッド104の先端近傍に塗布部たるブ
ラシ部105を設けた塗布具106とから構成したもの
がある。また、開口部101近傍に設けたゴム製で扱き
孔107aを備えた扱き部材107は、ブラシ部105
に付着したマスカラ液のうち余分なものを扱いて除去す
るためのもので、該扱き孔107aの内径は、該ロッド
104の外径とほぼ同じに形成してある。さらに、前記
マスカラ液には空気に触れると硬化する硬化剤が配合さ
れているから、不使用時における本体102内部の気密
性を維持するよう、前記キャップ103内側の奥部に、
前記開口部101の上縁に密着し得るパッキン108が
設けてある。
用にあたって、図4の状態からキャップ103を捩じっ
て回転させ開口部101との螺合を解いたところで、キ
ャップ103を持って塗布具106を本体102内から
引き抜き、その先端のブラシ部105に付着したマスカ
ラ液を被塗布体である睫毛に塗布する。なお、前記ロッ
ド104を引き抜く際、扱き部材107の扱き孔107
aを通過したブラシ部105は、余分なマスカラ液が扱
き落とされる。
よりマスカラ液が減少すると、ブラシ部105あるいは
ロッド104の移動経路から離れた、本体102内壁に
沿った部分や底部の隅部分のマスカラ液が、使用の度に
侵入する外部空気により硬化するという現象が起こり、
結果的に本体102内のマスカラ液は70%程度しか利
用できないという問題があった。このように本体102
内のマスカラ液が部分的に硬化するのは、マスカラ液が
移動しないことにより、前記各部分が空気に接触する頻
度が高いためと考えられる。
とし、該課題を解決すべく、マスカラ液等の収容液全体
を使用の度に混合することにより、部分的に硬化するの
を防ぎ無駄なく利用し得る粘着力を有する液状物の塗布
用具を提供することを目的とする。
成するために、粘着力を有する液状物を収容し得る、一
端に開口部を有する有底筒状の本体と、この本体の開口
部を閉蓋し得るキャップと、前記本体に前記開口部から
挿出入可能でロッドの先端に前記本体の底部近傍に達し
得る塗布部を設けた塗布具とから成る粘着力を有する液
状物の塗布用具であって、前記本体内を、前記本体より
一回り小径で、かつ基端を開放した有底筒状の仕切体に
よって、前記塗布具を収容する中タンクと外タンクに仕
切り、該仕切体の底部あるいは底部近傍に、中タンクと
外タンクを連通する第1連通孔を、また該仕切体の基端
側に、中タンクと外タンクを連通する第2連通孔をそれ
ぞれ設けるとともに、前記第2連通孔の近傍の仕切体内
側に、前記塗布部に付着した余分の液状物を除去するた
めの扱き孔を有する扱き部材を設けたものである。
体の基端はテーパー状に徐々に拡径して大径となして本
体内面に固定し、第2連通孔は、仕切体の前記テーパー
状部分に設け、扱き部材の先端部は、前記仕切体のテー
パー状部分と対向して平行に伸びるテーパー筒状に形成
したものである。
に仕切った仕切体に第1,第2連通孔を設けることによ
り、塗布具を引き抜く動作で、中タンクの底部側が負圧
状態となり外タンクの粘着力を有する液状物が第1連通
孔を通って中タンクに吸引されて流れるとともに、扱き
部材により扱かれ第2連通孔近辺に付着している液状物
が第2連通孔を通って外タンクに吸引されて流れる。そ
して、塗布具を押し込む場合は、これと逆方向に液状物
が流れる。このように、本体内で液状物が流動するか
ら、液状物は使用時の前記循環動作で全体的に混合さ
れ、本体内の液状物が減少しても部分的に硬化しにくく
無駄がごく少ない。
な実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。ここに
おいて、添付図面の図1〜図3は本発明の一実施例を示
すもので、図1は縦断正面図、図2は塗布具の縦断正面
図、図3は図2のA−A線断面図である。
は、内部に粘着力を有する液状物たるマスカラ液を収容
し得る、開口部2を有する有底円筒状の本体3と、前記
開口部2外周に螺合して閉蓋し得るキャップ4と、該キ
ャップ4の内側に基部5aを固定したロッド5先端近傍
に塗布部たるブラシ部6を設けた塗布具7とから構成し
たものである。また、前記マスカラ液は従来公知のもの
で、空気に触れると硬化する硬化剤が配合されている。
は、仕切体8によって中タンク3aと外タンク3bに仕
切られている。該仕切体8は、本体3より一回り小径の
有底円筒状に形成され、その底部8aと本体3の底部9
間に間隔を置く一方、その基端8bは、前記底部8aあ
るいは中間部分より大径に開放され、その基端8bの外
面を前記開口部2近傍の本体3側部内面に固定してあ
る。さらに、仕切体8の前記底部8aには第1連通孔1
0が、また仕切体8の前記基端8b近傍には第2連通孔
11がそれぞれ設けられている。この第2連通孔11
は、前記仕切体8の、小径部分である底部8a側と大径
部分である基端8bの境界部分を徐々に径を変えるよう
に形成したテーパー状部分に設けるものである。
面には、前記ロッド5あるいは前記ブラシ部6の外径と
ほぼ同じ内径の扱き孔12aを有するゴム製の扱き部材
12を設ける。塗布具7は、この扱き孔12aを通過さ
せることによって、ブラシ部6に付着したマスカラ液の
うち余分なものを扱き落とすようになっている。
は、前記開口部2の外周に設けた雄螺旋13に螺合し得
る雌螺旋14を有する。
7の前記ブラシ部6は、内側の空所で構成される貯留部
15を、また先端に開口部16aを各有するパイプ状の
軸体16の周囲に、多数のフィン17・・・を所定間隔
をおいて突設して構成する。前記塗布具7は、前記中タ
ンク2aに挿入して前記ブラシ部6の先端が仕切体8の
底部8a近傍に達するような長さになるよう、ロッド5
の長さを設定して構成する。前記貯留部15は、断面ほ
ぼ卵形状をなし(図3参照)、該形状の頂部に該当する
部分が軸体16側部に開口して側部開口部16bを形成
する(図2及び図3参照)。そして、このブラシ部6が
マスカラ液内に沈むと、開口部16a,16bから該貯
留部15内に該マスカラ液が流れ込む。
の基部5aには、前記開口部2の上縁に密着し得るパッ
キン16が、本体3内部の気密性を保つために設けてあ
る。
具の使用時における作用について説明する。図1の状態
において、キャップ4を捩じって回転させ開口部2とキ
ャップ4の雄雌螺旋13,14の螺合を解いたところ
で、キャップ4部分を持って塗布具7を中タンク3aか
ら引き抜き、そのブラシ部6に付着したマスカラ液を睫
毛に塗布する。そして、前記ブラシ部6が扱き孔12a
を通過する際、その外周に付着した余分なマスカラ液は
扱かれて除去される一方、ロッド5とブラシ部6が引き
抜かれる際、仕切体8の底部8a近傍の中タンク3aが
負圧状態になり、外タンク3bのマスカラ液が、吸引さ
れ第1連通孔10を通って中タンク3aに流れ、また、
扱き部材12により扱き落とされ第2連通孔11近辺に
付着しているマスカラ液は、中タンク3aの前記負圧状
態により該第2連通孔11を通って外タンク2bに流れ
る。一方、塗布具7を本体3内に押し込む場合は、マス
カラ液は上述の逆方向に流れる。このようにして、マス
カラ液は、本体3内で流動して混合されるから、使用に
より減少しても部分的に硬化しにくい。
は、所定量のマスカラ液が軸体16の先端開口部16a
と側部開口部16bから流入して充填される。そして、
被塗布体である睫毛にこのマスカラ液を塗布する際は、
ブラシ部6を睫毛に当てロッド5を中心軸上で回転させ
ると、前記貯留部15内のマスカラ液が側部開口部16
bから睫毛に接触して徐々に引き出され塗布されるので
ある。このようにして塗布作業を行えば、本体3から引
き抜いたブラシ部6に含まれるマスカラ液の量はほぼ一
定で、付着量が多過ぎたり、途中で液切れすることがな
い。また、マスカラ液は貯留部15から徐々に引き出さ
れるので塗布作業が容易である。
るものではなく、例えば、粘着力を有する液状物はマス
カラ液に限らず、毛染液やアイシャドー液あるいはアイ
ライナー液等に変更してもよい。また、ブラシ部6に貯
留部15は敢えて設けなくてもよいほか、フィン17・
・・は螺旋状に伸びるものや刷毛を植毛したもの等に変
更してもよい。さらに、第1連通孔10、第2連通孔1
1は、それぞれ複数設けてもよいだけでなく、該第2連
通孔11にあっては、透孔状ではなく仕切体8の基端8
b近傍の周囲に沿って伸びるスリット状のものでもよ
い。またさらに、仕切体8の中間部位に第3連通孔を別
途設けてもよい。
明は、本体内部を中タンクと外タンクに仕切って、第
1、第2連通孔を設けたので、粘着力を有する液状物
は、塗布具を引き抜く動作あるいは押し込む動作により
タンク内で流動して混合されるので、部分的に硬化する
ことがなく無駄を最少に減らすことが可能であるうえ、
第2連通孔が扱き部材の近傍に存置しているので、扱き
部材で扱き落とされた余分な液状物は第2連通孔を通過
しやすいという効果を奏する。
請求項1に記載した発明の効果に加 えて、仕切体の小径
部分と基端との境界を扱き部材のテーパー筒状である先
端外周形状に対応して徐々に径を変えるテーパー状に形
成し、ここに第2連通孔を設けたので、扱き落とされた
液状物が、前記扱き部材の先端外周部分から第2連通孔
に移動して、第2連通孔をより通過しやすいという効果
を奏する。
Claims (2)
- 【請求項1】 粘着力を有する液状物を収容し得る、一
端に開口部を有する有底筒状の本体と、この本体の開口
部を閉蓋し得るキャップと、前記本体に前記開口部から
挿出入可能でロッドの先端に前記本体の底部近傍に達し
得る塗布部を設けた塗布具とから成る粘着力を有する液
状物の塗布用具であって、前記本体内を、前記本体より
一回り小径で、かつ基端を開放した有底筒状の仕切体に
よって、前記塗布具を収容する中タンクと外タンクに仕
切り、該仕切体の底部あるいは底部近傍に、中タンクと
外タンクを連通する第1連通孔を、また該仕切体の基端
側に、中タンクと外タンクを連通する第2連通孔をそれ
ぞれ設けるとともに、前記第2連通孔の近傍の仕切体内
側に、前記塗布部に付着した余分の液状物を除去するた
めの扱き孔を有する扱き部材を設けたことを特徴とする
粘着力を有する液状物の塗布用具。 - 【請求項2】 仕切体の基端はテーパー状に徐々に拡径
して大径となして本体内面に固定し、第2連通孔は、仕
切体の前記テーパー状部分に設け、扱き部材の先端部
は、前記仕切体のテーパー状部分と対向して平行に伸び
るテーパー筒状に形成したことを特徴とする前記請求項
1に記載された粘着力を有する液状物の塗布用具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7019761A JP2990331B2 (ja) | 1995-01-12 | 1995-01-12 | 粘着力を有する液状物の塗布用具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7019761A JP2990331B2 (ja) | 1995-01-12 | 1995-01-12 | 粘着力を有する液状物の塗布用具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08187121A JPH08187121A (ja) | 1996-07-23 |
| JP2990331B2 true JP2990331B2 (ja) | 1999-12-13 |
Family
ID=12008331
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7019761A Expired - Lifetime JP2990331B2 (ja) | 1995-01-12 | 1995-01-12 | 粘着力を有する液状物の塗布用具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2990331B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR200475887Y1 (ko) | 2014-09-25 | 2015-01-15 | 고권일 | 액상 립스틱 용기 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19706932A1 (de) * | 1997-02-20 | 1998-08-27 | Dentaco Gmbh | Mehrkammer-Ampulle für portionierte Flüssigkeiten |
| FR3036592B1 (fr) * | 2015-05-26 | 2017-05-19 | Oreal | Ensemble de conditionnement et d'application d'un produit cosmetique comprenant au moins un solvant volatil |
| JP2017035398A (ja) * | 2015-08-12 | 2017-02-16 | 花王株式会社 | マスカラ塗布具 |
-
1995
- 1995-01-12 JP JP7019761A patent/JP2990331B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR200475887Y1 (ko) | 2014-09-25 | 2015-01-15 | 고권일 | 액상 립스틱 용기 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08187121A (ja) | 1996-07-23 |
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