JP2990440B2 - プレキャストコンクリート部材の鉛直方向接合方法 - Google Patents
プレキャストコンクリート部材の鉛直方向接合方法Info
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- JP2990440B2 JP2990440B2 JP2179638A JP17963890A JP2990440B2 JP 2990440 B2 JP2990440 B2 JP 2990440B2 JP 2179638 A JP2179638 A JP 2179638A JP 17963890 A JP17963890 A JP 17963890A JP 2990440 B2 JP2990440 B2 JP 2990440B2
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- concave hole
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はプレキャストコンクリート部材の鉛直方向接
合方法に関するものである。
合方法に関するものである。
(従来の技術) プレキャストコンクリート部材(以下PC部材と記す)
の鉛直方向接合方法としてスリーブ継手を用いる方法が
知られている。これは、第2図に示すように、上方PC部
材1−aの下端部にスリーブ継手10がその一方の開口端
が部材下端面2−aにこれと面一に開口するよう埋設さ
れていて、もう一方の開口からは部材主鉄筋6−aの下
端部が挿入されている。下方PC部材1−bの上端面2−
bからは部材主鉄筋6−bの上端部が上方に突き出て露
出している。この露出端部がスリーブ継手内に収容され
るように上方PC部材を建て入れる。この際両部材間に目
地モルタル9を介在させる。ついで、部材側壁に開口し
スリーブ継手内に連通する注入口11から流動性の充填材
8をそれがスリーブ継手内に連通し部材側壁に開口する
排出口12から溢れ出るまで注入してスリーブ継手内を充
填材で充填することにより両部材の鉛直方向接合がなさ
れる。
の鉛直方向接合方法としてスリーブ継手を用いる方法が
知られている。これは、第2図に示すように、上方PC部
材1−aの下端部にスリーブ継手10がその一方の開口端
が部材下端面2−aにこれと面一に開口するよう埋設さ
れていて、もう一方の開口からは部材主鉄筋6−aの下
端部が挿入されている。下方PC部材1−bの上端面2−
bからは部材主鉄筋6−bの上端部が上方に突き出て露
出している。この露出端部がスリーブ継手内に収容され
るように上方PC部材を建て入れる。この際両部材間に目
地モルタル9を介在させる。ついで、部材側壁に開口し
スリーブ継手内に連通する注入口11から流動性の充填材
8をそれがスリーブ継手内に連通し部材側壁に開口する
排出口12から溢れ出るまで注入してスリーブ継手内を充
填材で充填することにより両部材の鉛直方向接合がなさ
れる。
この接合方法は、上下対をなす部材間鉄筋の接合に当
り接合作業のための空間を部材端面間に設ける必要がな
く、接合された部材に加わる水平力に対して上下部材に
またがる下方PC部材主鉄筋が抵抗する等の幾多の利点が
ある。
り接合作業のための空間を部材端面間に設ける必要がな
く、接合された部材に加わる水平力に対して上下部材に
またがる下方PC部材主鉄筋が抵抗する等の幾多の利点が
ある。
(発明が解決しようとする問題点) スリーブ継手を用いるPC部材の鉛直方向接合方法にお
いては、部材端面から鉄筋端部が突き出て露出している
ので現場における取扱いに不便がある。また、端部にス
リーブ継手を埋設した構造のPC部材は製作時の作業が煩
雑である。
いては、部材端面から鉄筋端部が突き出て露出している
ので現場における取扱いに不便がある。また、端部にス
リーブ継手を埋設した構造のPC部材は製作時の作業が煩
雑である。
(問題点を解決するための手段) 本発明のPC部材鉛直方向接合方法を第1図により説明
する。上方PC部材1−aおよび下方PC部材1−bの両部
材を鉛直方向に接合するときの接合端面となるそれそれ
の端面2−aおよび2−bに、該端面に開口する上部凹
穴3−aおよび下部凹穴3−bが設けられている。下部
凹穴3−bの底近くにはこの凹穴に連通し下方部材側壁
に開口する注入口4が、上部凹穴3−aの底近くにはこ
の凹穴に連通し上方PC部材側壁に開口する排出口5が設
けられている。上方部材主鉄筋6−aの下端部および下
方部材主鉄筋6−bの上端部はそれぞれ上部凹穴および
下部凹穴内に突き出て露出している。これら露出鉄筋先
端は好ましくは各部材端面と面一の位置にある。これら
一組の鉄筋6−aおよび6−bは部材接合のとき上下対
をなして接合される関係にあり通常、複数対存在する。
する。上方PC部材1−aおよび下方PC部材1−bの両部
材を鉛直方向に接合するときの接合端面となるそれそれ
の端面2−aおよび2−bに、該端面に開口する上部凹
穴3−aおよび下部凹穴3−bが設けられている。下部
凹穴3−bの底近くにはこの凹穴に連通し下方部材側壁
に開口する注入口4が、上部凹穴3−aの底近くにはこ
の凹穴に連通し上方PC部材側壁に開口する排出口5が設
けられている。上方部材主鉄筋6−aの下端部および下
方部材主鉄筋6−bの上端部はそれぞれ上部凹穴および
下部凹穴内に突き出て露出している。これら露出鉄筋先
端は好ましくは各部材端面と面一の位置にある。これら
一組の鉄筋6−aおよび6−bは部材接合のとき上下対
をなして接合される関係にあり通常、複数対存在する。
下方PC部材1−bを建て入れ、下部凹穴3−b内に拘
束管7を、その中にこの凹穴内に突き出て露出している
部材主鉄筋6−bの上端部が遊挿されるように挿入す
る。拘束管の長さは凹穴の深さより大きいので拘束管の
上半部はこの凹穴から上方に突き出て露出している。つ
いで、この露出上半部が上部凹穴内に挿入されるように
かつ、この凹穴内に突き出て露出している部材主鉄筋6
−aの下端部が拘束管内に遊挿されるように上方PC部材
1−aを建て入れる。ついで、注入口4から流動性の充
填材8をそれが排出口5から溢れ出るまで注入する。な
お、上方PC部材を建て入れる際両部材間に目地モルタル
9を介在させる。このようにしてPC部材の鉛直方向接合
がなされる。
束管7を、その中にこの凹穴内に突き出て露出している
部材主鉄筋6−bの上端部が遊挿されるように挿入す
る。拘束管の長さは凹穴の深さより大きいので拘束管の
上半部はこの凹穴から上方に突き出て露出している。つ
いで、この露出上半部が上部凹穴内に挿入されるように
かつ、この凹穴内に突き出て露出している部材主鉄筋6
−aの下端部が拘束管内に遊挿されるように上方PC部材
1−aを建て入れる。ついで、注入口4から流動性の充
填材8をそれが排出口5から溢れ出るまで注入する。な
お、上方PC部材を建て入れる際両部材間に目地モルタル
9を介在させる。このようにしてPC部材の鉛直方向接合
がなされる。
注入口から注入される充填材が拘束管内にも円滑に流
入するよう拘束管の下端が注入口より上に位置すること
が必要で、このため下部凹穴は図示するような逆円錐台
形であることが好ましい。また、拘束管の上端は充填材
の円滑な流出のため上部凹穴の底より下に位置すること
が必要である。このため、上部凹穴は図示するような円
錐台形であることが好ましい。なお、この目的のため拘
束管の下端および/または上端に切り込みを設けてもよ
い。
入するよう拘束管の下端が注入口より上に位置すること
が必要で、このため下部凹穴は図示するような逆円錐台
形であることが好ましい。また、拘束管の上端は充填材
の円滑な流出のため上部凹穴の底より下に位置すること
が必要である。このため、上部凹穴は図示するような円
錐台形であることが好ましい。なお、この目的のため拘
束管の下端および/または上端に切り込みを設けてもよ
い。
拘束管の材質は、鉄筋と同等以上の強度を有するもの
であれば、鋼、鋳鉄、セラミック、プラスチック等なん
でもよい。また、その形状は内面および/または外面に
凹凸のあるものが好ましいがこれがなくてもよい。
であれば、鋼、鋳鉄、セラミック、プラスチック等なん
でもよい。また、その形状は内面および/または外面に
凹凸のあるものが好ましいがこれがなくてもよい。
充填材としては、注入時に流動性があって注入後硬化
する材料であれば有機系無機系を問わず使用できるが、
一般には高流動性のモルタルであるグラウトが用いられ
る。
する材料であれば有機系無機系を問わず使用できるが、
一般には高流動性のモルタルであるグラウトが用いられ
る。
凹穴はコンクリート生地のままであってもよく、部材
製作時の凹穴形成材がそのまま埋め殺されたものであっ
てもよい。また、その内面に凹凸を設けてもよい。
製作時の凹穴形成材がそのまま埋め殺されたものであっ
てもよい。また、その内面に凹凸を設けてもよい。
建て入れの際、目地モルタルが下部凹穴内に流入する
ことを防ぐため下部凹穴の回りにパッキン材を配置す
る。
ことを防ぐため下部凹穴の回りにパッキン材を配置す
る。
(発明の効果) 本発明のPC部材鉛直方向接合方法は、スリーブ継手を
用いる従来の方法にくらべ以下の利点を有する。すなわ
ち、部材端面から部材鉄筋端部が突き出て露出していな
いから現場における取扱い上の不便がない。さらに、端
部に凹穴を設けた構造のPC部材の製作には、端部にスリ
ーブ継手を埋設した構造のPC部材の製作における作業の
煩雑さがない。
用いる従来の方法にくらべ以下の利点を有する。すなわ
ち、部材端面から部材鉄筋端部が突き出て露出していな
いから現場における取扱い上の不便がない。さらに、端
部に凹穴を設けた構造のPC部材の製作には、端部にスリ
ーブ継手を埋設した構造のPC部材の製作における作業の
煩雑さがない。
しかも、本発明の方法はスリーブ継手を用いる従来の
方法における利点、すなわち、部材接合端面間に鉄筋接
合のための作業空間を設ける必要のないこと、接合され
た部材に加わる水平力に対して上下部材間にまたがる拘
束管が抵抗する等の利点はそのまま受け継がれる。
方法における利点、すなわち、部材接合端面間に鉄筋接
合のための作業空間を設ける必要のないこと、接合され
た部材に加わる水平力に対して上下部材間にまたがる拘
束管が抵抗する等の利点はそのまま受け継がれる。
第1図は本発明によるPC部材接合態様を示す図、第2図
はスリーブ継手を用いる従来のPC部材の接合態様を示す
図である。 図面における記号は以下のとおり。 1−a:上方PC部材、1−b:下方PC部材 2−a:上方部材下端面、2−b:下方部材上端面 3−a:上部凹穴、3−b:下部凹穴 4:注入口、5:排出口 6−a:上方部材主鉄筋、6−b:下方部材主鉄筋 7:拘束管、8:充填材 9:目地モルタル、10:スリーブ継手 11:注入口、12:排出口
はスリーブ継手を用いる従来のPC部材の接合態様を示す
図である。 図面における記号は以下のとおり。 1−a:上方PC部材、1−b:下方PC部材 2−a:上方部材下端面、2−b:下方部材上端面 3−a:上部凹穴、3−b:下部凹穴 4:注入口、5:排出口 6−a:上方部材主鉄筋、6−b:下方部材主鉄筋 7:拘束管、8:充填材 9:目地モルタル、10:スリーブ継手 11:注入口、12:排出口
Claims (1)
- 【請求項1】 上方プレキャストコンクリート部材お
よび下方プレキャストコンクリート部材の、両部材を鉛
直方向に接合するときの接合端面となるそれぞれの端面
に、該端面に開口する凹穴がそれぞれ設けられ、下部凹
穴の底近くには該凹穴と連通し下方部材側壁に開口する
注入口が、また上部凹穴の天井近くには該凹穴と連通し
上方部材側壁に開口する排出口が設けられておりそれぞ
れの部材主鉄筋の端部がこれら凹穴内に突き出て露出し
ている上方および下方プレキャストコンクリート部材を
用い、 建て入れされた下方プレキャストコンクリート部材
の前記凹穴である下部凹穴内に拘束管を、その中にこの
凹穴内に突き出て露出している部材主鉄筋上端部が遊挿
されるようかつ拘束管上半部がこの凹穴から上に突き出
て露出するよう、挿入し、 ついで、下部凹穴の回りに目地モルタル流入防止のた
めのパッキン材を配置し、前記拘束管露出上半部が上方
プレキャストコンクリート部材の前記凹穴である上部凹
穴内に挿入されると共に、この凹穴内に突き出て露出し
ている部材主鉄筋下端部が拘束管内に遊挿されるよう、
かつ接合端面間に目地モルタルが介在されるように上方
プレキャストコンクリート部材を建て入れ、 ついで、下部凹穴に設けられている注入口(これは
該凹穴に挿入されている拘束管の下端より下に位置す
る)から流動性の充填材を、これが上部凹穴に設けられ
ている排出口(これは該凹穴に挿入されている拘束管の
上端より上に位置する)から溢れ出るまで注入し、上部
および下部凹穴ならびに拘束管内に充填材で充填する ことを特徴とするプレキャストコンクリート部材の鉛直
方向接合方法
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2179638A JP2990440B2 (ja) | 1990-07-09 | 1990-07-09 | プレキャストコンクリート部材の鉛直方向接合方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2179638A JP2990440B2 (ja) | 1990-07-09 | 1990-07-09 | プレキャストコンクリート部材の鉛直方向接合方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0468142A JPH0468142A (ja) | 1992-03-03 |
| JP2990440B2 true JP2990440B2 (ja) | 1999-12-13 |
Family
ID=16069269
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2179638A Expired - Fee Related JP2990440B2 (ja) | 1990-07-09 | 1990-07-09 | プレキャストコンクリート部材の鉛直方向接合方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2990440B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2579579B2 (ja) * | 1992-08-20 | 1997-02-05 | 株式会社ピー・エス | 筒状構造物の構築工法 |
| JP3968303B2 (ja) * | 2000-10-30 | 2007-08-29 | 株式会社ヤマックス | 膨張継手および膨張継手を用いた鉄筋接続工法 |
| JP2003003572A (ja) * | 2001-06-22 | 2003-01-08 | Taiyo Gijutsu Kaihatsu Kk | Pc部材の接続方法 |
| JP2010255378A (ja) * | 2009-04-28 | 2010-11-11 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 床パネル |
-
1990
- 1990-07-09 JP JP2179638A patent/JP2990440B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0468142A (ja) | 1992-03-03 |
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