JP2993382B2 - ステアリングコラム支持構造 - Google Patents
ステアリングコラム支持構造Info
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Description
ルサポートを活用してステアリング装置のステアリング
コラムを支持させるステアリングコラム支持構造に関す
る。
乗用車(車両)では、同エンジンを収容するエンジンル
ームとそれと隣接するキャビンとを区画する車幅方向に
延びるフロントデッキ、ならびに同フロントデッキから
下方のフロアパネルに沿って延びるトーボードを用い
て、ステアリング装置のステアリングコラム,ペダルア
ッセンブリ(クラッチペダルならびにブレーキペダルを
ペダルサポートに吊持させて組み付けたもの)を据付け
ている。
キの下部に、下方へ延びる鋼板製のコラムサポートを突
設させて、このサポート先端にステアリングコラムを支
持させ、また仕切壁となるトーボードのキャビンに臨む
側面に、鋼板製のペダルサポートを据付けることが行わ
れている。
ら加わる力に耐える支持剛性が必要で、またコラムサポ
ートにはコラムから加わる力に耐える支持剛性が必要で
ある。
ムを支持する各サポートは、運転席の正面に集中して配
置されるために、スペースの制約上、別途、支持剛性を
高めるための補強材を設けることが難しい。
コラムサポートを活用して、双方の支持剛性を高める構
造を採用したものがある。具体的には、図6〜図8に示
されるように、クラッチペダル1およびブレーキペダル
2を吊持するペダルサポート3として、車幅方向両側
(左右)および上側の3方向に壁部を有するコ字形の箱
形部材(略箱形)を採用し、これを先端がキャビン4側
に向くようにトーボード5の上段部分にボルトなどで固
定する。
(左右)および車体後方側の3方向に壁部を有するコ字
形の箱部材(略箱形)を採用し、これをフロントデッキ
7の下部に在るコーナー部分にボルトなどで、途中のコ
字形部分でペダルサポート3の先端部を囲むよう斜め後
方の向きに固定する。
れを囲むコラムサポート部分との相互をボルト止めす
る。具体的には、コラムサポート部分の内腔部を塞ぐよ
う、コラムサポート6の内面に、ペダルサポート3の上
部壁3aと重なり合う支持プレート8を固着し、同支持
プレ−ト8および上部壁3aを貫通するボルト9を用い
て、ペダルブラケット3の先端部と途中のコラムサポー
ト部分とを締結している。なお、10はボルト端に螺合
するナットである。
端)に、ブラケット11を介して、ステアリングコラム
12を支持させている。こうしたフロントデッキ7およ
びトーボード5間でトラス状に組まれるペダルサポート
3およびコラムサポート6により、別途、補強材を要せ
ずに、必要なペダルサポート3の支持剛性を確保(サポ
ート前端が支持されることによる)するとともに、必要
なコラムサポート6の支持剛性(サポート中間が支持さ
れることによる)を確保している。
的に支持剛性を確保する点で優れるものの、衝突エネル
ギーを吸収するときの車体12の変形(フロント部)に
よっては、ステアリングハンドル14の姿勢安定性が損
なわれることがある。
車体フロント部分を変形させるような衝撃力が加わった
際に起きる、ステアリングシャフト15の基端部を支点
として上方に変位するようなステアリングハンドル14
の挙動を規制する。
ルーム16に在るエンジン17が後退してトーボード5
が後退するまで車体12の変形が進むと、後退するペダ
ルサポート3の挙動を受けて、コラムサポート6を後方
(フロントデッキ7に支持された点を支点として後側)
へ変位させてしまう。
ラムサポート6の挙動の影響を受けて、ステアリングシ
ャフト15の基端部を支点とした挙動を支えきれずに、
ステアリングシャフト15の支持角度が車体上方へ変位
することがある。
で、その目的とするところは、ステアリングハンドルの
姿勢安定化を図ったステアリングコラム支持構造を提供
することにある。
は、上記目的を達成するために、エンジンルームとキャ
ビンとを区画するトーボードに固着されペダルが吊持さ
れてなる先端から根元側いくにしたがって寸法が増すく
さび形状に形成されたペダルサポートと、前記トーボー
ドに固着されて車幅方向に延びたフロントデッキから垂
下しステアリングコラムを支持する前記ペダルサポート
の先端と対向する壁部を有するコラムサポートと、前記
ペダルサポートと対向する前記コラムサポートの壁部に
形成され車体に加わった衝撃力により移動した前記ペダ
ルサポートが挿入可能な開口部と、前記ペダルサポート
と前記コラムサポートとの両者を相対移動を許容しなが
ら連結する連結手段とを有し、前記開口部が前記ペダル
サポートの先端側が差込み可能な大きさで形成され、こ
の開口部の開口縁全周には略断面L字状の爪が形成さ
れ、前記ペダルサポートの所定以上の移動時には、前記
ペダルサポートの外面が前記爪と摺接して、該ペダルサ
ポートを前記コラムサポートに固定させるように構成し
たことにある。
が進むような衝撃を車体の前部から受けたとする。する
と、ペダルサポートだけが、トーボードの挙動にしたが
って後方へ変位する。
コラムサポートに設けてある開口部へ差し込まれる。こ
の差込みにより、ペダルサポートの変位を逃がしてい
く。
うなときであっても、ステアリングシャフトの支持角度
が変位するのが抑制される。
上、コラムサポートの開口部に差込まれると、ペダルサ
ポートの外面が開口部にある爪と摺接して、ペダルサポ
ートをコラムサポートに固定させる。つまり、ペダルサ
ポートの挙動を逃した後、コラムサポートの中間部分に
ペダルサポートが連結されて、再びコラムサポートの支
持剛性を高める。これにより、コラムサポートの支持剛
性を用いて、ステアリングシャフトの支持角度の無用な
変位を防ぐことができる。
例にもとづいて説明する。但し、本実施例において先に
説明した従来例と同じ部分には同一符号を付してその説
明を省略し、この項では異なる部分(発明の要部となる
部分)について説明することにする。
コラムサポート6に悪影響を与えるペダルサポート3の
挙動を逃がし、さらにこのペダルサポート3をコラムサ
ポート6に固定することによってステアリングコラム1
3を強固に保持させるようにした点で異なっている。
端部とこの先端部を囲むコラムサポート部分とは、車体
前後方向に相対変位可能な連結構造で、連結してある。
具体的には、例えば支持プレ−ト8の中央部分には、従
来と同様、ボルト挿通孔(図示しない)が設けられ、さ
らに同ボルト挿通孔に対応して同プレート8の上面には
ナット10が固着してある。
ト3の上部壁3aの先端側には、車体前後方向に延びる
長孔20が形成してある。そして、この長孔20の後端
部分から、ボルト9をナット10に向かって螺挿するこ
とによって、ペダルサポート3の先端部をコラムサポー
ト6に車体後方向へスライド(変位)可能に連結してあ
る。
後退するような衝撃を車体12が受けると、ボルト9が
当初の固定位置である長孔20の後端から前方へずれる
(スライド)ようにしてある。なお、長孔20は、例え
ば衝撃によって後退するペダルサポート3の大部分の後
退変位を許すような長さに設定してある。
サポート6の壁部6aには、四角形の開口部21が切欠
されている。この開口部21は、ペダルサポート3の先
端側が差込み可能な大きさを有していて、ペダルサポー
ト3が後退してくるようなときには、そのペダルサポー
ト3の先端側をコラムサポート6に貫通させるようにし
てある。
り、衝突の際、コラムサポート6に悪影響を与えるペダ
ルサポート3の後退変位(挙動)を逃がしながら、ペダ
ルサポート3とコラムサポート6の両者を連結できるよ
うにしてある。
2,図3および図5に示されるように例えば縁部分全周
を錐状に隆起させるとともに、この斜めに傾いた周壁2
2の先端を例えば壁部6aと平行に折曲げてなる爪23
(拘束部に相当)が形成してある。
をそのまま活用して、開口部21に差し込まれるペダル
サポート3の先端側を所定位置で固定できるようにして
ある。
端から根元にいくにしたがって高さ寸法が増すくさび形
状に形成されていて、ペダルサポート3の先端側が所定
位置にまで差し込まれると、くさび効果により爪23が
ペダルサポート3の上部壁3aならびに左右壁3bの外
面に食い付くような挙動を示しながら、同ペダルサポー
ト3の先端側を拘束ならびに固定できるようにしてあ
る。
ポート6の中間部分をペダルサポート3で支え、ステア
リングシャフト15の支持角度が変位させようとする力
に対抗する高い支持剛性をコラムサポート6に生み出せ
るようにしてある。
で、摩擦ならびに爪変位を利用して、衝撃エネルギーを
吸収できる構造ともなっている。また爪23の形状を一
種のリブとして活用して、開口の形成によって低下する
コラムサポート3の剛性を補償している。
は、ペダルサポート3の左右壁3bから突き出たペダル
支持軸24(クラッチペダル1,ブレーキペダル2を回
転自在に支持する軸)を逃がすための略三角形状の凹部
25が形成してある。
1の状態から例えば車体12の前部から衝撃が加わった
とする。ここで、常時はボルト6とナット10とにより
ペダルサポート3とコラムサポート6とが相対移動不能
に連結され、フロントデッキ7とトーボード5と共同し
てトラスが形成され、ペダルとステアリングを強固に車
体12に支持している。
て、衝撃エネルギーを吸収していく。このとき、衝撃力
が大きいと、図4に示されるようにエンジンルーム16
に収容されていたエンジン17が後退して、エンジン1
7の直後に在るトーボード5が押圧されて変形し、衝撃
エネルギーを吸収していく。
孔20とボルト6とで車体後方向に変位可能に連結され
ているから、車体12に加わる衝撃を受けて、コラムサ
ポート6はそのままにペダルサポート3だけが、図5
(a)の状態から図5(b)の状態に示されるようにト
ーボード5の挙動にしたがって後方へ変位していく。
3の先端部は、爪23の傾いた周壁22の内面をガイド
として、コラムサポート6の開口部21が在る地点へ導
かれながら、同開口部21に差し込まれ貫通する。
上部壁3aおよび左右壁3bの外面が、爪23の先端に
対して次第に強く摺接していく(ペダルサポート3が先
端に向かうにしたがって外形が小さくなっていることに
よる)。むろん、このときの摩擦ならびに爪変位でも、
衝撃エネルギーは吸収される。
通することによって、トーボード5の変形に伴うペダル
サポート3の変位は逃がされる。ペダルサポート3が、
トーボード5の変形を終える位置にまで差し込まれる
と、爪23の先端が、ペダルサポート3の上部壁3aお
よび左右壁3bの外面に食い付き、ペダルサポート3の
先端側が開口部21を介してコラムサポート6に固定さ
れていく。
部に至り、併せてペダルサポート3とコラムサポート6
とを固定していく。すると、固定が解除されたコラムサ
ポート6の中間部分は、再びペダルサポート6で支えら
れる。
ロントデッキ7およびトーボード5間でペダルサポート
3およびコラムサポート6がトラス状に組まれることに
よる)によって、再びコラムサポート6には高い支持剛
性がもたらせられる(支持剛性の復帰)。
サポート6の支持剛性の復帰にて、効果的にステアリン
グハンドル14を上方へ変位させるような挙動は抑えら
れる。
ような衝撃が車体12に加わることがあっても、ステア
リングシャフト15の支持角度が変位するのは防止され
る。この結果、ステアリングハンドル14の姿勢が乱れ
るような挙動は抑制され、ステアリングハンドル14の
姿勢の安定化を図ることができる。
L字状の爪23を形成した構造は、ペダルサポート3を
固定するだけでなく、爪23の形状が一種のリブとなっ
て開口形成で低下するコラムサポート6の剛性を補償す
る機能、さらには開口部21へペダルサポート端を導く
ガイドとしての機能もあるので、総合的に高い信頼性を
得ることができる。
ルサポートの先端部とコラムサポートの中間部分とを車
体前後方向に移動可能に連結したが、むろんこれに限ら
ず、他の手段、例えば衝撃を受けるとせん断するような
ボルトを用いて、双方の部材を移動可能に連結してもよ
い。
明によれば、コラムサポートに悪影響を与えるペダルサ
ポートの挙動を逃がすので、たとえ変形がトーボードに
及ぶような衝撃が車体に加わることがあっても、ステア
リングシャフトの支持角度の無用な変位は防がれる。
乱れるような挙動は抑制され、ステアリングハンドルの
姿勢の安定化を図ることができる。しかも、ペダルサポ
ートの挙動を逃した後は、コラムサポートの中間部分に
ペダルサポートが連結されて、再びコラムサポートの支
持剛性を高めるから、コラムサポートの支持剛性を用い
て、一層、ステアリングシャフトの支持角度の無用な変
位を防ぐことができるという効果をもたらす。
造を示す側面図。
ート回りを示す一部断面した斜視図。
な衝撃を車体が受けたときのステアリングコラム支持構
造の挙動を説明するための図。
コラムサポートの連結部分回りを示す断面図。(b)
は、衝撃に伴いペダルサポートが前後方向に変位して、
その先端部がコラムサポートの開口部で固定されるまで
を示す断面図。
ト,コラムサポートをトラス状に組んだステアリングコ
ラム支持構造を説明するための図。
ート回りを示す一部断面した斜視図。
な衝撃を車体が受けたときのステアリングコラム支持構
造の挙動を説明するための図。
3…ペダルサポート 5…トーボード 6…コラムサポート
7…フロントデッキ 8…支持プレート 9…ボルト 1
0…ナット 13…ステリングコラム 14…ステアリングハン
ドル 15…ステアリングシャフト 17…エンジン
20…長孔 21…開口部 23…爪(拘束部)。
Claims (1)
- 【請求項1】 エンジンルームとキャビンとを区画する
トーボードに固着されペダルが吊持されてなる先端から
根元側いくにしたがって寸法が増すくさび形状に形成さ
れたペダルサポートと、前記トーボードに固着されて車
幅方向に延びたフロントデッキから垂下しステアリング
コラムを支持する前記ペダルサポートの先端と対向する
壁部を有するコラムサポートと、前記ペダルサポートと
対向する前記コラムサポートの壁部に形成され車体に加
わった衝撃力により移動した前記ペダルサポートが挿入
可能な開口部と、前記ペダルサポートと前記コラムサポ
ートとの両者を相対移動を許容しながら連結する連結手
段とを有し、 前記開口部が前記ペダルサポートの先端側が差込み可能
な大きさで形成され、この開口部の開口縁全周には略断
面L字状の爪が形成され、前記ペダルサポートの所定以
上の移動時には、前記ペダルサポートの外面が前記爪と
摺接して、該ペダルサポートを前記コラムサポートに固
定させるように構成してある こと特徴とするステアリン
グコラム支持構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30607094A JP2993382B2 (ja) | 1994-12-09 | 1994-12-09 | ステアリングコラム支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30607094A JP2993382B2 (ja) | 1994-12-09 | 1994-12-09 | ステアリングコラム支持構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08156805A JPH08156805A (ja) | 1996-06-18 |
| JP2993382B2 true JP2993382B2 (ja) | 1999-12-20 |
Family
ID=17952688
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30607094A Expired - Fee Related JP2993382B2 (ja) | 1994-12-09 | 1994-12-09 | ステアリングコラム支持構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2993382B2 (ja) |
-
1994
- 1994-12-09 JP JP30607094A patent/JP2993382B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08156805A (ja) | 1996-06-18 |
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