JP2993615B2 - 複写機 - Google Patents
複写機Info
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- JP2993615B2 JP2993615B2 JP2417104A JP41710490A JP2993615B2 JP 2993615 B2 JP2993615 B2 JP 2993615B2 JP 2417104 A JP2417104 A JP 2417104A JP 41710490 A JP41710490 A JP 41710490A JP 2993615 B2 JP2993615 B2 JP 2993615B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mode
- original
- copy
- paper
- copies
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Counters In Electrophotography And Two-Sided Copying (AREA)
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は複写機、特に、記録紙
の両面に転写可能なソーター付き複写機の改良に関する
ものである。
の両面に転写可能なソーター付き複写機の改良に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】一般にこの種の複写機は、本体上部に、
原稿スタック皿に積層された原稿を最下層より、プラテ
ンガラス面上に向けて循環給紙できる原稿搬送装置を備
え、かつ本体内に、該原稿を片面転写した記録紙を中間
スタック皿に最上層より積層収納した後、該記録紙の最
下層より転写部に向けて反転給紙できる中間スタック装
置を備えてなり、片面原稿の画像を記録紙の片面または
両面に転写できるようになっている。また、原稿を反転
給紙できるように構成された原稿搬送装置を用いれば、
両面原稿の画像を記録紙の片面または両面に転写するこ
とができる。そして、作成された記録紙は、本体側部に
設けられたソーターに1部づつ仕分けられるように構成
されている。
原稿スタック皿に積層された原稿を最下層より、プラテ
ンガラス面上に向けて循環給紙できる原稿搬送装置を備
え、かつ本体内に、該原稿を片面転写した記録紙を中間
スタック皿に最上層より積層収納した後、該記録紙の最
下層より転写部に向けて反転給紙できる中間スタック装
置を備えてなり、片面原稿の画像を記録紙の片面または
両面に転写できるようになっている。また、原稿を反転
給紙できるように構成された原稿搬送装置を用いれば、
両面原稿の画像を記録紙の片面または両面に転写するこ
とができる。そして、作成された記録紙は、本体側部に
設けられたソーターに1部づつ仕分けられるように構成
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような構成の従来
複写機において、両面コピーを行う場合、原稿の搬送手
順と記録紙の反転手順に依存して決まる2種類の処理モ
ードが知られている。
複写機において、両面コピーを行う場合、原稿の搬送手
順と記録紙の反転手順に依存して決まる2種類の処理モ
ードが知られている。
【0004】そこでまず、この2つの処理モードの形態
と所要時間特性について説明する。但し、説明を容易に
するために、原稿は片面原稿とし、 ・原稿枚数(ページ数)=2M ・作成部数=N は予め分かっているものとする。尚、原稿枚数が奇数で
あるか偶数であるかにより、原稿搬送や記録紙の搬送手
順に若干の差異を生じるが、本発明にとって本質的な違
いはないので、ここでは偶数枚としてある。
と所要時間特性について説明する。但し、説明を容易に
するために、原稿は片面原稿とし、 ・原稿枚数(ページ数)=2M ・作成部数=N は予め分かっているものとする。尚、原稿枚数が奇数で
あるか偶数であるかにより、原稿搬送や記録紙の搬送手
順に若干の差異を生じるが、本発明にとって本質的な違
いはないので、ここでは偶数枚としてある。
【0005】第1モード(ADFモード) このモードにおけるコピー作成手順は以下の通りである
(図2〜図8)。まず、原稿スタック皿より最下層の
原稿(2Mページ)をプラテンガラス面上に給紙して、
給紙部より搬送された両面未処理の転写紙の表面に転写
することを作成部数だけ、即ち、N回繰り返して、N枚
の片面処理済み転写紙を中間スタック装置(ADU)の
スタック皿に積層する。次に、プラテンガラス面上の
原稿を排紙した後、原稿スタック皿の最下層の原稿(2
M−1ページ目)をプラテンガラス面上に給紙するとと
もに、中間スタック装置の「切り返し時間」を経た後、
反転給紙された片面処理済み記録紙の裏面に転写するこ
とを連続的にN回繰り返し、それぞれソーターのN個所
に1枚づつ排紙する。
(図2〜図8)。まず、原稿スタック皿より最下層の
原稿(2Mページ)をプラテンガラス面上に給紙して、
給紙部より搬送された両面未処理の転写紙の表面に転写
することを作成部数だけ、即ち、N回繰り返して、N枚
の片面処理済み転写紙を中間スタック装置(ADU)の
スタック皿に積層する。次に、プラテンガラス面上の
原稿を排紙した後、原稿スタック皿の最下層の原稿(2
M−1ページ目)をプラテンガラス面上に給紙するとと
もに、中間スタック装置の「切り返し時間」を経た後、
反転給紙された片面処理済み記録紙の裏面に転写するこ
とを連続的にN回繰り返し、それぞれソーターのN個所
に1枚づつ排紙する。
【0006】ここで、中間スタック装置の「切り返し時
間」とは、記録紙の表面転写から裏面転写に移る際、中
間スタック皿上に積層された片面処理済み記録紙のう
ち、最下層の1枚(先頭紙)が反転されて転写部に到達
するまでの無駄時間をいい、複写作業の効率を支配する
重要因子である。さらに、〜の手順をM回繰り返
し、全原稿の両面複写を終了する。これにより、2Mペ
ージ、N部の両面コピーが完成する。
間」とは、記録紙の表面転写から裏面転写に移る際、中
間スタック皿上に積層された片面処理済み記録紙のう
ち、最下層の1枚(先頭紙)が反転されて転写部に到達
するまでの無駄時間をいい、複写作業の効率を支配する
重要因子である。さらに、〜の手順をM回繰り返
し、全原稿の両面複写を終了する。これにより、2Mペ
ージ、N部の両面コピーが完成する。
【0007】上記ADFモードは、同一ページを全部数
分まとめてコピーするため、 ・少枚数・大量部数になるほど処理が効率的で、高速処
理が可能となる。といった利点を持つ反面、 ・全部数が同時平行的に作成されるため、1部のみを先
に入手したい場合などは不便。 ・中間スタック装置(ADU)からの切り返し回数はM
回となり、原稿枚数が多くなるほど処理時間が増大する
傾向を持つ。といった欠点を有している。
分まとめてコピーするため、 ・少枚数・大量部数になるほど処理が効率的で、高速処
理が可能となる。といった利点を持つ反面、 ・全部数が同時平行的に作成されるため、1部のみを先
に入手したい場合などは不便。 ・中間スタック装置(ADU)からの切り返し回数はM
回となり、原稿枚数が多くなるほど処理時間が増大する
傾向を持つ。といった欠点を有している。
【0008】第2モード(RDHモード) このモードにおけるコピー作成手順は以下の通りである
(図9〜図14)。′まず、原稿スタック皿より最下
層の原稿をプラテンガラス面上に給紙して、最終(2
M)ページを、給紙部より搬送された両面未処理の転写
紙の表面に、1枚だけ転写して中間スタック装置のスタ
ック皿に収納する。′プラテンガラス面上の原稿(2
Mページ)を排紙した後、次の原稿(2M−1ページ)
は複写せずに搬送・排紙し、その次の原稿(2M−2ペ
ージ)をプラテンガラス面上に給紙して、両面未処理の
転写紙の表面に、1枚だけ転写して中間スタック装置の
スタック皿に収納する。
(図9〜図14)。′まず、原稿スタック皿より最下
層の原稿をプラテンガラス面上に給紙して、最終(2
M)ページを、給紙部より搬送された両面未処理の転写
紙の表面に、1枚だけ転写して中間スタック装置のスタ
ック皿に収納する。′プラテンガラス面上の原稿(2
Mページ)を排紙した後、次の原稿(2M−1ページ)
は複写せずに搬送・排紙し、その次の原稿(2M−2ペ
ージ)をプラテンガラス面上に給紙して、両面未処理の
転写紙の表面に、1枚だけ転写して中間スタック装置の
スタック皿に収納する。
【0009】そして′〜′の操作をM回繰り返し、
原稿スタック皿の最上層の原稿(1ページ)までを、1
ページおきに複写する。この結果、中間スタック皿上
に、下から、2M,2M−2,2M−4、───4,2
ページ目を片面に転写した記録紙が積層されることとな
る。′次に、中間スタック皿の片面処理済み記録紙を
切り返し操作した後、原稿の奇数ページを1枚おきに複
写して、ページ数が連続した両面コピーを1部作成す
る。即ち、原稿スタック皿より最下層の原稿(2Mペー
ジ)は複写せずに搬送・排紙し、次の原稿(2M−1ペ
ージ)をプラテンガラス面上に給紙して、中間スタック
皿上の最下層より反転給紙された記録紙(2Mページを
転写済み)に転写して、ソーターに排紙する。この操作
をM回繰り返せば、ソーター内には、全ページが連続転
写された両面コピーが1部完成する。
原稿スタック皿の最上層の原稿(1ページ)までを、1
ページおきに複写する。この結果、中間スタック皿上
に、下から、2M,2M−2,2M−4、───4,2
ページ目を片面に転写した記録紙が積層されることとな
る。′次に、中間スタック皿の片面処理済み記録紙を
切り返し操作した後、原稿の奇数ページを1枚おきに複
写して、ページ数が連続した両面コピーを1部作成す
る。即ち、原稿スタック皿より最下層の原稿(2Mペー
ジ)は複写せずに搬送・排紙し、次の原稿(2M−1ペ
ージ)をプラテンガラス面上に給紙して、中間スタック
皿上の最下層より反転給紙された記録紙(2Mページを
転写済み)に転写して、ソーターに排紙する。この操作
をM回繰り返せば、ソーター内には、全ページが連続転
写された両面コピーが1部完成する。
【0010】さらに、〜の操作をN回繰り返すこと
により、2Mページ、N部の両面コピーが完成する。
により、2Mページ、N部の両面コピーが完成する。
【0011】上記RDHモードは、1部づつ両面コピー
を作成するため、 ・少部数を早目に手に入れることができる ・多数枚の原稿を少部数コピーする時は効率が良く(切
り返しが少なく)、高速処理が可能といった利点がある
反面、 ・部数Nに比例して切り返し回数が増大するため、作成
部数が多くなるほど効率が急速に悪くなるといった欠点
を有している。
を作成するため、 ・少部数を早目に手に入れることができる ・多数枚の原稿を少部数コピーする時は効率が良く(切
り返しが少なく)、高速処理が可能といった利点がある
反面、 ・部数Nに比例して切り返し回数が増大するため、作成
部数が多くなるほど効率が急速に悪くなるといった欠点
を有している。
【0012】さて、上記のように、ADFモード(第1
モード)とRDHモード(第2モード)には、それぞれ
の特質があるため、状況に応じて、より好適なモードに
切り換えることが望まれていた。
モード)とRDHモード(第2モード)には、それぞれ
の特質があるため、状況に応じて、より好適なモードに
切り換えることが望まれていた。
【0013】この発明は上記の点に鑑み、ADFモード
とRDHモードの長所を生かしつつ両モードを適宜選択
し、高速・高性能の処理が可能な複写機を提供すること
を目的としている。
とRDHモードの長所を生かしつつ両モードを適宜選択
し、高速・高性能の処理が可能な複写機を提供すること
を目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めこの発明の第1の構成は、原稿スタック皿に積層され
た原稿を1枚づつ複写機の露光位置であるプラテンガラ
ス面上に給紙して該原稿に対する露光終了後に該原稿を
前記プラテンガラス面上から排紙する原稿搬送装置と、
表面処理済みの転写紙を積層収納する中間スタック皿、
および、該中間スタック皿に積層収納された転写紙を収
納順に給紙する給紙手段を備え、表面処理済みの転写紙
を切り返して表裏反転した状態で転写部に再給紙する中
間スタック装置と、 処理済みの転写紙を1部づつ仕分け
して排紙するソーターとを有する複写機において、 前記
原稿スタック皿に積層された複数枚の原稿画像に対して
指定された部数の複写画像を形成する際に、 同一頁の原
稿画像に対する転写紙の表面への複写処理を前記部数分
だけ行った後、前記中間スタック装置により前記表面処
理済みの転写紙を表裏反転して前記転写部に再給紙し、
該転写紙の裏面に次頁の原稿画像に対する複写処理を前
記部数分だけ行う処理を前記複数枚の原稿画像分だけ行
う第1モードと、 複数頁の原稿画像を1頁おきに転写紙
の表面に複写処理し、前記中間スタック装置により収納
順に従って前記表面処理済みの転写紙を表裏反転して前
記転写部に再給紙し、該転写紙の裏面に残り頁の原稿画
像を複写処理して頁順の合った両面複写処理を前記部数
分だけ行う第2モードと、の何れかのモードを適宜選択
可能なモード選択手段を有し、第1部目は原稿枚数を計
数しながら前記第2モードで複写処理し、第2部目以降
は計数された原稿枚数とオペレータにより入力された設
定部数とに基づき、前記モード選択手段が前記第1モー
ドまたは第2モードの何れかのモードを自動選択するこ
とを特徴としているため、コピー条件に応じて、常に好
適な複写モードで稼働できるようにしたものである。
めこの発明の第1の構成は、原稿スタック皿に積層され
た原稿を1枚づつ複写機の露光位置であるプラテンガラ
ス面上に給紙して該原稿に対する露光終了後に該原稿を
前記プラテンガラス面上から排紙する原稿搬送装置と、
表面処理済みの転写紙を積層収納する中間スタック皿、
および、該中間スタック皿に積層収納された転写紙を収
納順に給紙する給紙手段を備え、表面処理済みの転写紙
を切り返して表裏反転した状態で転写部に再給紙する中
間スタック装置と、 処理済みの転写紙を1部づつ仕分け
して排紙するソーターとを有する複写機において、 前記
原稿スタック皿に積層された複数枚の原稿画像に対して
指定された部数の複写画像を形成する際に、 同一頁の原
稿画像に対する転写紙の表面への複写処理を前記部数分
だけ行った後、前記中間スタック装置により前記表面処
理済みの転写紙を表裏反転して前記転写部に再給紙し、
該転写紙の裏面に次頁の原稿画像に対する複写処理を前
記部数分だけ行う処理を前記複数枚の原稿画像分だけ行
う第1モードと、 複数頁の原稿画像を1頁おきに転写紙
の表面に複写処理し、前記中間スタック装置により収納
順に従って前記表面処理済みの転写紙を表裏反転して前
記転写部に再給紙し、該転写紙の裏面に残り頁の原稿画
像を複写処理して頁順の合った両面複写処理を前記部数
分だけ行う第2モードと、の何れかのモードを適宜選択
可能なモード選択手段を有し、第1部目は原稿枚数を計
数しながら前記第2モードで複写処理し、第2部目以降
は計数された原稿枚数とオペレータにより入力された設
定部数とに基づき、前記モード選択手段が前記第1モー
ドまたは第2モードの何れかのモードを自動選択するこ
とを特徴としているため、コピー条件に応じて、常に好
適な複写モードで稼働できるようにしたものである。
【0015】また、第2の構成として、前記原稿搬送装
置を、両面原稿を反転給紙可能に構成し、両面原稿から
両面コピーを作成する際にも、好適なモード選択ができ
るようにしたものである。
置を、両面原稿を反転給紙可能に構成し、両面原稿から
両面コピーを作成する際にも、好適なモード選択ができ
るようにしたものである。
【0016】
【実施例】実施例の説明に先立って、上述のADFモー
ド(第1モード)とRDHモード(第2モード)におけ
る処理時間が、原稿枚数と処理部数に応じてどのように
変化するかを明らかにしておく。
ド(第1モード)とRDHモード(第2モード)におけ
る処理時間が、原稿枚数と処理部数に応じてどのように
変化するかを明らかにしておく。
【0017】〔1〕「片面原稿」→「両面コピー」 ここで、考察を簡単にするため、原稿枚数は偶数(=2
M)であるとしているが、奇数であっても、モード選択
の原理は同じである。また、作成部数はN部とする。 (ADFモードの場合) ・コピー速度 =t1 ・切り返し時間=ta とすると、切り返しはM回行われるから、全部数作成ま
でに必要な時間T1は、 T1 =2M×N×t1 +M×ta ───(1) となる。 (RDHモードの場合) このモードでは原稿の1枚おきにコピーを行うため、コ
ピー速度はADFモードより遅く、 ・コピー速度 =t2 (t2 >t1 ) であるが、N枚毎に行われる切り返しは、 ・切り返し時間=ta でADFモードと共通であるから、全部数作成までに必
要な時間T2 は、 T2 =(2×2M×t2 +ta )×N =4M×N×t2 +N×ta ───(2) となる。
M)であるとしているが、奇数であっても、モード選択
の原理は同じである。また、作成部数はN部とする。 (ADFモードの場合) ・コピー速度 =t1 ・切り返し時間=ta とすると、切り返しはM回行われるから、全部数作成ま
でに必要な時間T1は、 T1 =2M×N×t1 +M×ta ───(1) となる。 (RDHモードの場合) このモードでは原稿の1枚おきにコピーを行うため、コ
ピー速度はADFモードより遅く、 ・コピー速度 =t2 (t2 >t1 ) であるが、N枚毎に行われる切り返しは、 ・切り返し時間=ta でADFモードと共通であるから、全部数作成までに必
要な時間T2 は、 T2 =(2×2M×t2 +ta )×N =4M×N×t2 +N×ta ───(2) となる。
【0018】この(1)、(2)式の差は、M、Nが与
えられた時、どちらのモードがより高速に処理できるか
を判別する式となるわけであるが、これは、 T2 −T1 =4M×N×t2 +N×ta −(2M×N×t1 +M×ta ) =2(M−α)(N−β)+γ (但し、α、β、γは定数) なる形に表記できる。従って、この式から、第1象限を
双曲線によって分割する領域で、ADFモードとRDH
モードのいずれが高速であるかを示す図15のような特
性図が得られる。
えられた時、どちらのモードがより高速に処理できるか
を判別する式となるわけであるが、これは、 T2 −T1 =4M×N×t2 +N×ta −(2M×N×t1 +M×ta ) =2(M−α)(N−β)+γ (但し、α、β、γは定数) なる形に表記できる。従って、この式から、第1象限を
双曲線によって分割する領域で、ADFモードとRDH
モードのいずれが高速であるかを示す図15のような特
性図が得られる。
【0019】この特性図において、部数Nが 1<N≦N0(通常N0=5程度) の範囲では、いずれのモードが高速になるかは、原稿枚
数2Mの大きさに大きく依存していることがわかる。そ
して、原稿枚数2Mが 5≦2M なる条件では、RDHモードがやや有利に、2M <5 なる条件では、ADFモードがやや有利になっているこ
とが分かる。一方、 N0<N なる範囲では、原稿枚数とはほぼ無関係に、ADFモー
ドが有利になっている。
数2Mの大きさに大きく依存していることがわかる。そ
して、原稿枚数2Mが 5≦2M なる条件では、RDHモードがやや有利に、2M <5 なる条件では、ADFモードがやや有利になっているこ
とが分かる。一方、 N0<N なる範囲では、原稿枚数とはほぼ無関係に、ADFモー
ドが有利になっている。
【0020】このように、処理時間だけについてみれ
ば、ADFモードとRDHモードのいずれが有利である
かは、所定のアルゴリズムによって一応判定可能であ
る。しかしながら、両モードには、前述のように、処理
時間だけでは吟味しきれない条件が影響する。そこで、
本願実施例では、処理時間以外の諸要素も勘案して複写
モードを選択できるように構成してある。
ば、ADFモードとRDHモードのいずれが有利である
かは、所定のアルゴリズムによって一応判定可能であ
る。しかしながら、両モードには、前述のように、処理
時間だけでは吟味しきれない条件が影響する。そこで、
本願実施例では、処理時間以外の諸要素も勘案して複写
モードを選択できるように構成してある。
【0021】〔2〕「両面原稿」→「両面コピー」 ここで、原稿ページ数は偶数として議論しているが、片
面→両面コピーの場合と同様、奇数であっても有為差は
生じない。原稿枚数はM′(2M′ページ)、作成部数
はN部とする。 (ADFモードの場合) ・コピー速度 =t1 ・原稿反転時間=tr ・切り返し時間=ta とすると、原稿反転回数はM′、切り返しはM′枚毎に
行われるから、全部数作成までに必要な時間T3 は、 T3 =2M′×N×t1 +M′×tr +M′×ta ──(3)となる。 (RDHモードの場合) このモードでは、片面原稿ならば1枚おきにコピーを行
うため、コピー速度はADFモードより遅くなるが、両
面原稿では連続的にコピーできるから(ページ数は1ペ
ージおきとなる)、1枚当たりのコピー速度と切り返し
時間は、 ・コピー速度 =t1 ・切り返し時間=ta で、ADFモードと同じである。
面→両面コピーの場合と同様、奇数であっても有為差は
生じない。原稿枚数はM′(2M′ページ)、作成部数
はN部とする。 (ADFモードの場合) ・コピー速度 =t1 ・原稿反転時間=tr ・切り返し時間=ta とすると、原稿反転回数はM′、切り返しはM′枚毎に
行われるから、全部数作成までに必要な時間T3 は、 T3 =2M′×N×t1 +M′×tr +M′×ta ──(3)となる。 (RDHモードの場合) このモードでは、片面原稿ならば1枚おきにコピーを行
うため、コピー速度はADFモードより遅くなるが、両
面原稿では連続的にコピーできるから(ページ数は1ペ
ージおきとなる)、1枚当たりのコピー速度と切り返し
時間は、 ・コピー速度 =t1 ・切り返し時間=ta で、ADFモードと同じである。
【0022】ところが、奇数ページを複写する際、転写
前に一度反転し、次に、複写後にもう一度反転しなけれ
ばならないから、全部数作成までに必要な時間T4
は、 T4 =〔(t1 +2tr )×M′+t1 ×M′+ ta 〕×N =2M′Nt1 +2M′Ntr +Nta −−−(4) となる。
前に一度反転し、次に、複写後にもう一度反転しなけれ
ばならないから、全部数作成までに必要な時間T4
は、 T4 =〔(t1 +2tr )×M′+t1 ×M′+ ta 〕×N =2M′Nt1 +2M′Ntr +Nta −−−(4) となる。
【0023】これから、両面原稿に対する複写モードに
よる処理時間の差は、 T4 −T3 =2M′Nt1 +2M′Ntr +Nta −(2M′Nt1 +M′tr +M′ta ) =2M′Ntr +Nta −M′tr −M′ta =2(M′−α′)(N−β′)+γ′と表記でき、基本的には「片 面→両面複写」の場合と同様、双曲線による領域分割特
性を示すものである。
よる処理時間の差は、 T4 −T3 =2M′Nt1 +2M′Ntr +Nta −(2M′Nt1 +M′tr +M′ta ) =2M′Ntr +Nta −M′tr −M′ta =2(M′−α′)(N−β′)+γ′と表記でき、基本的には「片 面→両面複写」の場合と同様、双曲線による領域分割特
性を示すものである。
【0024】今、 ta =3.0秒 tr =0.3秒 t1 =1.0秒 と すると、N=1部の時、 M′=50枚ならば T3 =265秒 T4 =133秒 となり、RDHモードが断然有利となる。同様に、1<
M′<50枚でもRDHモードが有利である。
M′<50枚でもRDHモードが有利である。
【0025】次に、N=3部の時T3 >T4 であるには 6<M′ が必要であり、原稿枚数M′が6枚以下ならADFモー
ドが、原稿枚数Mが7枚以上ならRDHモードが、有利
となる。N≧5部の時M′の上限を50枚とすれば、
M′の値の如何によらず、 T3 >T4 であり、常に、ADFモードが有利であることが分か
る。これらをまとめて図示すれば、片面→両面の時と同
様な領域分割の特性図となる。
ドが、原稿枚数Mが7枚以上ならRDHモードが、有利
となる。N≧5部の時M′の上限を50枚とすれば、
M′の値の如何によらず、 T3 >T4 であり、常に、ADFモードが有利であることが分か
る。これらをまとめて図示すれば、片面→両面の時と同
様な領域分割の特性図となる。
【0026】以下、この発明を添付の図面に示す一実施
例に基づいて説明する。図1は本願複写機の全体構成を
示す断面図、図2〜図8はADFモード(第1モード)
の原理説明図、図9〜図14はRDHモード(第2モー
ド)の原理説明図、図15は片面原稿から両面コピーを
作成する際に、ADFモードとRDHモードについて、
原稿枚数と作成部数による処理時間の優劣を比較した特
性図である。
例に基づいて説明する。図1は本願複写機の全体構成を
示す断面図、図2〜図8はADFモード(第1モード)
の原理説明図、図9〜図14はRDHモード(第2モー
ド)の原理説明図、図15は片面原稿から両面コピーを
作成する際に、ADFモードとRDHモードについて、
原稿枚数と作成部数による処理時間の優劣を比較した特
性図である。
【0027】図において、1は本願複写機の本体で、該
本体1は、その上部のプラテンガラスP上に原稿搬送装
置10を、本体給紙側側面に給紙装置20を、本体排紙
側側面にソーター70をそれぞれ備えている。また、該
本体1内の所定位置には、光学ユニット部30、転写部
40、反転駆動部50、中間スタック装置60がそれぞ
れ配設されている。
本体1は、その上部のプラテンガラスP上に原稿搬送装
置10を、本体給紙側側面に給紙装置20を、本体排紙
側側面にソーター70をそれぞれ備えている。また、該
本体1内の所定位置には、光学ユニット部30、転写部
40、反転駆動部50、中間スタック装置60がそれぞ
れ配設されている。
【0028】前記原稿搬送装置10は、原稿スタック皿
11上に積層収納された原稿Gを、最下層の1枚から前
記プラテンガラスP上へと順次搬送し、露光後には排紙
した該原稿Gを循環させて、原稿スタック皿11に最上
面から再度載置できるように構成されている。即ち、片
面原稿1〜2Mページ(2M枚)が積層される場合、最
下層が最終2Mページ目、最上層が1ページ目となり、
給紙は最下層から、2M→(2M−1)──3→2→1
ページの順で給紙されるようになっている。
11上に積層収納された原稿Gを、最下層の1枚から前
記プラテンガラスP上へと順次搬送し、露光後には排紙
した該原稿Gを循環させて、原稿スタック皿11に最上
面から再度載置できるように構成されている。即ち、片
面原稿1〜2Mページ(2M枚)が積層される場合、最
下層が最終2Mページ目、最上層が1ページ目となり、
給紙は最下層から、2M→(2M−1)──3→2→1
ページの順で給紙されるようになっている。
【0029】また、該原稿搬送装置10は、原稿Gが片
面原稿の場合は、反転操作なしで循環送りし、両面原稿
の場合は、原稿の片面を露光した後に複写処理モードに
応じて、反転経路12を介して所定の反転操作を行って
反対面を露光し、さらに原稿スタック11に帰還させる
こともできるようになっている。
面原稿の場合は、反転操作なしで循環送りし、両面原稿
の場合は、原稿の片面を露光した後に複写処理モードに
応じて、反転経路12を介して所定の反転操作を行って
反対面を露光し、さらに原稿スタック11に帰還させる
こともできるようになっている。
【0030】前記給紙装置20は、両面未処理の記録紙
を給紙するためのもので、給紙スタック皿に収納された
各種判型の記録紙を前記転写部40に向けて、適宜給紙
できるように構成されている。
を給紙するためのもので、給紙スタック皿に収納された
各種判型の記録紙を前記転写部40に向けて、適宜給紙
できるように構成されている。
【0031】前記光学ユニット部30はプラテンガラス
O上の原稿をランプ31で照明するとともに、原稿面か
らの反射光をミラー系32を介して、転写部40の感光
体ドラム41に照射できるようになっている。
O上の原稿をランプ31で照明するとともに、原稿面か
らの反射光をミラー系32を介して、転写部40の感光
体ドラム41に照射できるようになっている。
【0032】前記転写部40は、原稿Gからの反射光を
感光体ドラム41により静電潜像からトナー像に変換し
て、前記給紙装置20または中間スタック装置60から
給紙された記録紙の上面に転写できるように構成されて
いる。そして、転写済み記録紙は搬送ベルト41を介し
て定着部43で定着処理された後、排紙装置44によ
り、複写面を上側にした状態でソーター70の所定トレ
イに排紙されるか、または反転駆動部50により、複写
面を下側にした状態で、前記中間スタック装置60の中
間スタック皿の最上面に積層されるようになっている。
感光体ドラム41により静電潜像からトナー像に変換し
て、前記給紙装置20または中間スタック装置60から
給紙された記録紙の上面に転写できるように構成されて
いる。そして、転写済み記録紙は搬送ベルト41を介し
て定着部43で定着処理された後、排紙装置44によ
り、複写面を上側にした状態でソーター70の所定トレ
イに排紙されるか、または反転駆動部50により、複写
面を下側にした状態で、前記中間スタック装置60の中
間スタック皿の最上面に積層されるようになっている。
【0033】前記中間スタック装置60は、原稿の画像
を片面に複写した記録紙を積層収納し、反対面に複写す
るため転写部40へ再給紙するためのものである。即
ち、該中間スタック装置60は、反転駆動部50から既
複写面を下側にして排紙された記録紙を、中間スタック
皿61上に順次積層収納し、所定のタイミング指令に従
って、最下層より1枚づつ、前記転写部40に向けて送
出できるように構成されている。また、この時、記録紙
は搬入方向とは逆方向へスイッチバック式に送出される
ため、搬送経路にて反転されて、転写部40では未処理
面が上側(感光体ドラム41側)となるように構成され
ている。
を片面に複写した記録紙を積層収納し、反対面に複写す
るため転写部40へ再給紙するためのものである。即
ち、該中間スタック装置60は、反転駆動部50から既
複写面を下側にして排紙された記録紙を、中間スタック
皿61上に順次積層収納し、所定のタイミング指令に従
って、最下層より1枚づつ、前記転写部40に向けて送
出できるように構成されている。また、この時、記録紙
は搬入方向とは逆方向へスイッチバック式に送出される
ため、搬送経路にて反転されて、転写部40では未処理
面が上側(感光体ドラム41側)となるように構成され
ている。
【0034】ここで、該装置本体1の適所にはモード選
択手段(図示せず)が内蔵され、原稿枚数とその作成設
定部数に応じて、前述したADF、RDHの両モードの
いずれかを選択できるように構成されている。即ち、オ
ペレータにより入力された設定部数Nと適宜の原稿枚数
検知手段により検知された原稿枚数Mを加味しつつ、例
えば、図15の特性図によって、より好適なモードを選
択きるように構成されている。
択手段(図示せず)が内蔵され、原稿枚数とその作成設
定部数に応じて、前述したADF、RDHの両モードの
いずれかを選択できるように構成されている。即ち、オ
ペレータにより入力された設定部数Nと適宜の原稿枚数
検知手段により検知された原稿枚数Mを加味しつつ、例
えば、図15の特性図によって、より好適なモードを選
択きるように構成されている。
【0035】まず、本体1が複写動作に入る前に、原稿
搬送装置10にセットされた原稿Gの枚数が原稿枚数検
知手段により検知される。この検知手段としては、 (a)原稿スタック皿上の原稿Gを積層された状態で自
動カウントする。 (b)オペレータが原稿枚数を手動入力する。 (c)原稿搬送装置を使って原稿枚数をカウントする。
といった三形態が考えられる。
搬送装置10にセットされた原稿Gの枚数が原稿枚数検
知手段により検知される。この検知手段としては、 (a)原稿スタック皿上の原稿Gを積層された状態で自
動カウントする。 (b)オペレータが原稿枚数を手動入力する。 (c)原稿搬送装置を使って原稿枚数をカウントする。
といった三形態が考えられる。
【0036】このうち(a)の検知手段としては、例え
ば、積層原稿の厚さを機械的ないしは光学的に検知した
り、積層原稿の端面の凹凸を機械的ないしは光学的に検
知するなどの方式がある。この方式の場合、原稿をセッ
トして、作成部数を入力すれば、常に最短時間となるよ
うな複写モードが選択され、最も高速のコピーを実現す
ることが可能となるが、別個に構成された機構が必要と
なり、装置構成の複雑化やコスト上昇を招く。
ば、積層原稿の厚さを機械的ないしは光学的に検知した
り、積層原稿の端面の凹凸を機械的ないしは光学的に検
知するなどの方式がある。この方式の場合、原稿をセッ
トして、作成部数を入力すれば、常に最短時間となるよ
うな複写モードが選択され、最も高速のコピーを実現す
ることが可能となるが、別個に構成された機構が必要と
なり、装置構成の複雑化やコスト上昇を招く。
【0037】(b)の手動入力方式は、特別な機構を用
いることなく、原稿搬送装置の循環送りによるカウント
時間を省略できるという利点があるが、原稿枚数が予め
既知であるか、オペレータが計数しなければならず、小
枚数の原稿でしか有効性がない。
いることなく、原稿搬送装置の循環送りによるカウント
時間を省略できるという利点があるが、原稿枚数が予め
既知であるか、オペレータが計数しなければならず、小
枚数の原稿でしか有効性がない。
【0038】(c)の枚数検知方式は、特別な機構部を
付与することなく枚数が検知でき、装置構成を簡潔にで
きるという利点がある。この場合、複写動作に入る前
に、予め原稿を循環させて枚数を検知した後、原稿枚数
と作成部数に応じて複写モードを選択することも考えら
れるが、循環送り中は見掛け上、オペレータにとって無
駄な待ち時間になるという欠点がある。
付与することなく枚数が検知でき、装置構成を簡潔にで
きるという利点がある。この場合、複写動作に入る前
に、予め原稿を循環させて枚数を検知した後、原稿枚数
と作成部数に応じて複写モードを選択することも考えら
れるが、循環送り中は見掛け上、オペレータにとって無
駄な待ち時間になるという欠点がある。
【0039】そこで、本願実施例では、第1部目は第1
部目は原稿枚数を計数しながらRDHモード(第2モー
ド)で処理し、第2部目以降は、第1部目で計数した原
稿枚数と作成部数に応じて前記第1または第2モードで
処理するように構成してある。このような構成では、見
掛け上の待ち時間はゼロであるうえ、先頭ページから最
終ページまで完結したコピーを1部、早期に入手するこ
とができる。
部目は原稿枚数を計数しながらRDHモード(第2モー
ド)で処理し、第2部目以降は、第1部目で計数した原
稿枚数と作成部数に応じて前記第1または第2モードで
処理するように構成してある。このような構成では、見
掛け上の待ち時間はゼロであるうえ、先頭ページから最
終ページまで完結したコピーを1部、早期に入手するこ
とができる。
【0040】以下、部数と原稿枚数に応じたモード選択
の方法について述べる。 1<N≦N0 の場合 原稿枚数Mの大小によって両モードの優劣が変わるた
め、次のようなモード選択方法が考えられる。 原稿
枚数に応じて、ADF(第1モード)かRDH(第2モ
ード)のいずかのモードを選択するように構成する。こ
の場合、原稿枚数は第1部目の処理中に計数されている
から、その原稿枚数により、常により高速の複写モード
を選択することができる。本願実施例はそのように構成
されている。 原稿枚数に関わりなく、RDH(第2
モード) モードを選択するように構成する。通常、A
DFとRDHモードの境界が急峻に変化する領域は、N
0=5程度と少部数であるから、処理時間は多少長くな
るが、第2部目以降もコピーが1部毎に完結作成される
ようにRDHモードを選択することも考えられる。この
場合、極めて簡潔な装置構成を実現できるが、処理速度
の点で不利なモードを選択するケースが出てくる。
の方法について述べる。 1<N≦N0 の場合 原稿枚数Mの大小によって両モードの優劣が変わるた
め、次のようなモード選択方法が考えられる。 原稿
枚数に応じて、ADF(第1モード)かRDH(第2モ
ード)のいずかのモードを選択するように構成する。こ
の場合、原稿枚数は第1部目の処理中に計数されている
から、その原稿枚数により、常により高速の複写モード
を選択することができる。本願実施例はそのように構成
されている。 原稿枚数に関わりなく、RDH(第2
モード) モードを選択するように構成する。通常、A
DFとRDHモードの境界が急峻に変化する領域は、N
0=5程度と少部数であるから、処理時間は多少長くな
るが、第2部目以降もコピーが1部毎に完結作成される
ようにRDHモードを選択することも考えられる。この
場合、極めて簡潔な装置構成を実現できるが、処理速度
の点で不利なモードを選択するケースが出てくる。
【0041】N0 <Nの場合 設定部数Nが所定の閾値N0 を越えていた場合、複写モ
ードはADFモードへ切り替えるように構成されてい
る。これは、図15の特性図で明らかなように、2つの
モードの優劣を決定する境界線が、所定の閾値N0 (例
えばN=5程度)で急峻に変化する性質を利用したもの
である。即ち、スタック可能な原稿枚数Mの方には上限
(例えば50枚)があるため、部数Nが N0 <N なる条件では、原稿枚数にほぼ関わりなくADFモード
(第1モード)が有利となることを利用している。尚、
ソーター70に排紙された記録紙Kは、1部完結する毎
にステイプル等の綴じ手段により綴合できるようになっ
ている。
ードはADFモードへ切り替えるように構成されてい
る。これは、図15の特性図で明らかなように、2つの
モードの優劣を決定する境界線が、所定の閾値N0 (例
えばN=5程度)で急峻に変化する性質を利用したもの
である。即ち、スタック可能な原稿枚数Mの方には上限
(例えば50枚)があるため、部数Nが N0 <N なる条件では、原稿枚数にほぼ関わりなくADFモード
(第1モード)が有利となることを利用している。尚、
ソーター70に排紙された記録紙Kは、1部完結する毎
にステイプル等の綴じ手段により綴合できるようになっ
ている。
【0042】上記実施例において、原稿Gが片面原稿の
場合、まず、原稿搬送装置10の原稿スタック皿に片面
原稿Gを1〜2Mページまで積層収納し、作成部数を操
作パネルより手動入力する。原稿Gは最下層の2Mペー
ジ目より1枚づつ給紙され、プラテンガラスP上にセッ
トされる。一方、給紙装置20からは、所定サイズの記
録紙Kが転写部40に送出される。そして、光学系ユニ
ット30内のランプ31で照射された原稿の画像は、ミ
ラー系32を介して、転写部40の感光体ドラム上で静
電潜像に形成され、さらにトナー像に変換した後、記録
紙Kの片面に転写される。この片面処理済み記録紙K
は、中間スタック皿61に積層される。この時、第1部
目はRDH(第2モード)で複写処理されるとともに、
原稿枚数が検知される。そして、設定された部数が所定
の閾値N0 を越えていない場合は、第2部目以降、原
稿枚数と設定部数に応じて、例えば、図15のような特
性図などに従って、RDHモード(第2モード)または
ADFモード(第1モード)を選択するように構成され
ている。また、閾値N0 を越えている場合は、原稿枚
数に関わりなくADFモード(第1モード)で複写が行
われる。
場合、まず、原稿搬送装置10の原稿スタック皿に片面
原稿Gを1〜2Mページまで積層収納し、作成部数を操
作パネルより手動入力する。原稿Gは最下層の2Mペー
ジ目より1枚づつ給紙され、プラテンガラスP上にセッ
トされる。一方、給紙装置20からは、所定サイズの記
録紙Kが転写部40に送出される。そして、光学系ユニ
ット30内のランプ31で照射された原稿の画像は、ミ
ラー系32を介して、転写部40の感光体ドラム上で静
電潜像に形成され、さらにトナー像に変換した後、記録
紙Kの片面に転写される。この片面処理済み記録紙K
は、中間スタック皿61に積層される。この時、第1部
目はRDH(第2モード)で複写処理されるとともに、
原稿枚数が検知される。そして、設定された部数が所定
の閾値N0 を越えていない場合は、第2部目以降、原
稿枚数と設定部数に応じて、例えば、図15のような特
性図などに従って、RDHモード(第2モード)または
ADFモード(第1モード)を選択するように構成され
ている。また、閾値N0 を越えている場合は、原稿枚
数に関わりなくADFモード(第1モード)で複写が行
われる。
【0043】しかして、所定モードで複写処理された記
録紙Kは、RDHモードでは1部づつ、ADFモードで
は目標部数を同時に、それぞれ作成され、ソーター70
の各収納皿に積層排紙される。
録紙Kは、RDHモードでは1部づつ、ADFモードで
は目標部数を同時に、それぞれ作成され、ソーター70
の各収納皿に積層排紙される。
【0044】
【発明の効果】上記のようにこの発明は、原稿スタック
皿に積層された原稿を1枚づつ複写機の露光位置である
プラテンガラス面上に給紙して該原稿に対する露光終了
後に該原稿を前記プラテンガラス面上から排紙する原稿
搬送装置と、 表面処理済みの転写紙を積層収納する中間
スタック皿、および、該中間スタック皿に積層収納され
た転写紙を収納順に給紙する給紙手段を備え、表面処理
済みの転写紙を切り返して表裏反転した状態で転写部に
再給紙する中間スタック装置と、 処理済みの転写紙を1
部づつ仕分けして排紙するソーターとを有する複写機に
おいて、 前記原稿スタック皿に積層された複数枚の原稿
画像に対して指定された部数の複写画像を形成する際
に、 同一頁の原稿画像に対する転写紙の表面への複写処
理を前記部数分だけ行った後、前記中間スタック装置に
より前記表面処理済みの転写紙を表裏反転して前記転写
部に再給紙し、該転写紙の裏面に次頁の原稿画像に対す
る複写処理を前記部数分だけ行う処理を前記複数枚の原
稿画像分だけ行う第1モードと、 複数頁の原稿画像を1
頁おきに転写紙の表面に複写処理し、前記中間スタック
装置により収納順に従って前記表面処理済みの転写紙を
表裏反転して前記転写部に再給紙し、該転写紙の裏面に
残り頁の原稿画像を複写処理して頁順の合った両面複写
処理を前記部数分だけ行う第2モードと、の何れかのモ
ードを適宜選択可能なモード選択手段を有し、第1部目
は原稿枚数を計数しながら前記第2モードで複写処理
し、第2部目以降は計数された原稿枚数とオペレータに
より入力された設定部数とに基づき、前記モード選択手
段が前記第1モードまたは第2モードの何れかのモード
を自動選択することを特徴としているので、コピー条件
に応じて、常に高速な複写モードにて稼働できる複写機
を構成することができる。
皿に積層された原稿を1枚づつ複写機の露光位置である
プラテンガラス面上に給紙して該原稿に対する露光終了
後に該原稿を前記プラテンガラス面上から排紙する原稿
搬送装置と、 表面処理済みの転写紙を積層収納する中間
スタック皿、および、該中間スタック皿に積層収納され
た転写紙を収納順に給紙する給紙手段を備え、表面処理
済みの転写紙を切り返して表裏反転した状態で転写部に
再給紙する中間スタック装置と、 処理済みの転写紙を1
部づつ仕分けして排紙するソーターとを有する複写機に
おいて、 前記原稿スタック皿に積層された複数枚の原稿
画像に対して指定された部数の複写画像を形成する際
に、 同一頁の原稿画像に対する転写紙の表面への複写処
理を前記部数分だけ行った後、前記中間スタック装置に
より前記表面処理済みの転写紙を表裏反転して前記転写
部に再給紙し、該転写紙の裏面に次頁の原稿画像に対す
る複写処理を前記部数分だけ行う処理を前記複数枚の原
稿画像分だけ行う第1モードと、 複数頁の原稿画像を1
頁おきに転写紙の表面に複写処理し、前記中間スタック
装置により収納順に従って前記表面処理済みの転写紙を
表裏反転して前記転写部に再給紙し、該転写紙の裏面に
残り頁の原稿画像を複写処理して頁順の合った両面複写
処理を前記部数分だけ行う第2モードと、の何れかのモ
ードを適宜選択可能なモード選択手段を有し、第1部目
は原稿枚数を計数しながら前記第2モードで複写処理
し、第2部目以降は計数された原稿枚数とオペレータに
より入力された設定部数とに基づき、前記モード選択手
段が前記第1モードまたは第2モードの何れかのモード
を自動選択することを特徴としているので、コピー条件
に応じて、常に高速な複写モードにて稼働できる複写機
を構成することができる。
【0045】また、前記原稿搬送装置を、両面原稿を反
転給紙可能に構成することにより、両面原稿から両面コ
ピーを作成する場合にも、好適なモード選択機能を有す
る複写機を構成することができる。
転給紙可能に構成することにより、両面原稿から両面コ
ピーを作成する場合にも、好適なモード選択機能を有す
る複写機を構成することができる。
【0046】この結果、特別な装置を付加することなく
原稿枚数と作成部数を検知でき、第1部目は完結したコ
ピーを優先的に作成し、第2部目以降は高速処理を優先
して作成可能な高性能複写機を提供できるという優れた
効果を奏するものである。
原稿枚数と作成部数を検知でき、第1部目は完結したコ
ピーを優先的に作成し、第2部目以降は高速処理を優先
して作成可能な高性能複写機を提供できるという優れた
効果を奏するものである。
【図1】本願複写機の全体構成を示す断面図である。
【図2】ADFモード(第1モード)の第1ステップの
原理説明図である。
原理説明図である。
【図3】ADFモード(第1モード)の第2ステップの
原理説明図である。
原理説明図である。
【図4】ADFモード(第1モード)の第3ステップの
原理説明図である。
原理説明図である。
【図5】ADFモード(第1モード)の第4ステップの
原理説明図である。
原理説明図である。
【図6】ADFモード(第1モード)の第5ステップの
原理説明図である。
原理説明図である。
【図7】ADFモード(第1モード)の第6ステップの
原理説明図である。
原理説明図である。
【図8】ADFモード(第1モード)の第7ステップの
原理説明図である。
原理説明図である。
【図9】RDHモード(第2モード)の第1ステップの
原理説明図である。
原理説明図である。
【図10】RDHモード(第2モード)の第2ステップ
の原理説明図である。
の原理説明図である。
【図11】RDHモード(第2モード)の第3ステップ
の原理説明図である。
の原理説明図である。
【図12】RDHモード(第2モード)の第4ステップ
の原理説明図である。
の原理説明図である。
【図13】RDHモード(第2モード)の第5ステップ
の原理説明図である。
の原理説明図である。
【図14】RDHモード(第2モード)の第6ステップ
の原理説明図である。
の原理説明図である。
【図15】ADFモードとRDHモードについて原稿枚
数と作成部数に対する処理時間の優劣を比較した特性図
である。
数と作成部数に対する処理時間の優劣を比較した特性図
である。
1 複写機本体 10 原稿搬送装置 20 給紙装置 30 光学ユニット 40 転写部 41 感光体ドラム 50 反転駆動部 60 中間スタック装置 61 中間スタック皿 70 ソーター G 原稿 K 記録紙
フロントページの続き (72)発明者 村田 修 東京都八王子市石川町2970番地 コニカ 株式会社内 (72)発明者 本吉 知也 東京都八王子市石川町2970番地 コニカ 株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−50959(JP,A) 特開 昭60−27265(JP,A) 特開 昭59−74574(JP,A) 特開 平1−235960(JP,A) 特公 昭63−32699(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 15/00 303 G03G 15/36 G03G 21/00 370 - 540 G03G 21/02 - 21/04 G03G 21/14 G03G 21/20 G03G 15/00 106 G03G 15/00 510 - 534
Claims (2)
- 【請求項1】 原稿スタック皿に積層された原稿を1枚
づつ複写機の露光位置であるプラテンガラス面上に給紙
して該原稿に対する露光終了後に該原稿を前記プラテン
ガラス面上から排紙する原稿搬送装置と、 表面処理済みの転写紙を積層収納する中間スタック皿、
および、該中間スタック皿に積層収納された転写紙を収
納順に給紙する給紙手段を備え、表面処理済みの転写紙
を切り返して表裏反転した状態で転写部に再給紙する中
間スタック装置と、 処理済みの転写紙を1部づつ仕分けして排紙するソータ
ーとを有する複写機において、 前記原稿スタック皿に積層された複数枚の原稿画像に対
して指定された部数の複写画像を形成する際に、 同一頁の原稿画像に対する転写紙の表面への複写処理を
前記部数分だけ行った後、前記中間スタック装置により
前記表面処理済みの転写紙を表裏反転して前記転写部に
再給紙し、該転写紙の裏面に次頁の原稿画像に対する複
写処理を前記部数分だけ行う処理を前記複数枚の原稿画
像分だけ行う 第1モードと、 複数頁の原稿画像を1頁おきに転写紙の表面に複写処理
し、前記中間スタック装置により収納順に従って前記表
面処理済みの転写紙を表裏反転して前記転写部に再給紙
し、該転写紙の裏面に残り頁の原稿画像を複写処理して
頁順の合った両面複写処理を前記部数分だけ行う 第2モ
ードと、の何れかのモードを適宜選択可能なモード選択
手段を有し、 第1部目は原稿枚数を計数しながら前記第2モードで複
写処理し、第2部目以降は計数された原稿枚数とオペレ
ータにより入力された設定部数とに基づき、前記モード
選択手段が前記第1モードまたは第2モードの何れかの
モードを自動選択することを特徴とする複写機。 - 【請求項2】 前記原稿搬送装置は、両面原稿を反転給
紙可能に構成されたものであることを特徴とする請求項
1記載の複写機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2417104A JP2993615B2 (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | 複写機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2417104A JP2993615B2 (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | 複写機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04242762A JPH04242762A (ja) | 1992-08-31 |
| JP2993615B2 true JP2993615B2 (ja) | 1999-12-20 |
Family
ID=18525239
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2417104A Expired - Lifetime JP2993615B2 (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | 複写機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2993615B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3702570B2 (ja) * | 1997-03-11 | 2005-10-05 | コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 | 画像形成装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6332699B2 (ja) | 2015-10-13 | 2018-05-30 | 株式会社amuse oneself | 測量用撮影装置 |
-
1990
- 1990-12-28 JP JP2417104A patent/JP2993615B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6332699B2 (ja) | 2015-10-13 | 2018-05-30 | 株式会社amuse oneself | 測量用撮影装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04242762A (ja) | 1992-08-31 |
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