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JP2995966B2 - ワイヤーハーネスの端末接続構造 - Google Patents
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JP2995966B2 - ワイヤーハーネスの端末接続構造 - Google Patents

ワイヤーハーネスの端末接続構造

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JP2995966B2
JP2995966B2 JP3321748A JP32174891A JP2995966B2 JP 2995966 B2 JP2995966 B2 JP 2995966B2 JP 3321748 A JP3321748 A JP 3321748A JP 32174891 A JP32174891 A JP 32174891A JP 2995966 B2 JP2995966 B2 JP 2995966B2
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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワイヤーハーネスの端
末接続構造に関し、詳しくは、フレキシブルプリントサ
ーキット(以下、FPCと略す)等の絶縁性フィルム上
に導電部材を並列に配設した平型電線に対して、コネク
タに取り付けた電線(リード線)の端末を上記導電部材
に直接的に接続するものにおいて、接続部分の強度向上
および接合工程の自動化を図るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図5に示すように、絶縁性基板6
上に導電部材2,…,2を並列に配設した平型電線1(F
W:フラットワイヤー、PCB:プリントサーキットボ
ード、FPC:フレキシブルプリントサーキット、FW
C:フレキシブルワイヤーサーキット、RC:リボンケ
ーブル等)に対して、コネクタ3に取り付けたリード線
4,…,4の端末に露出させた芯線4aを、ハンダ、抵抗
溶接、超音波溶接等で直接接続して形成したワイヤーハ
ーネスが提案されている (特開昭61−80712号公
報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように導電部材2とリード線4の端末の芯線4aとを接
続させるだけでは、図6に示すように、平型電線1やリ
ード線4を矢印方向に引っ張ると、導電部材2とリード
線4の接続部分5にテンションが作用して、接続部分5
が剥離して断線したり、平型電線1が破損したりするの
で、信頼性が低下するという問題がある。特に、平型電
線1の絶縁基板6及び絶縁カバー7が柔軟な絶縁性フィ
ルムからなる場合、平型電線側に引張力が作用しやすい
と共に強度的に弱いため問題となる。
【0004】また、接続部分においてリード線が剥離し
た場合、リード線の位置決め保持がなされていないた
め、リード線が移動して、隣接するリード線端末の芯線
が接触してショートする問題もある。
【0005】そこで、本発明の目的は、接続部の信頼性
が向上するワイヤーハーネスの端末接続構造を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、平型電線の導電部材の端末に、電線の端
末を直接接続するものにおいて、上記導電部材とリード
線の接続部の上面側と下面側を挟着する絶縁性アッパー
カバーとロアカバーとが設けられ、該カバーに、平型電
線の先端と各電線の端末を移動不可に保持する保持部が
設けられていることを特徴としている。
【0007】上記絶縁性アッパーカバーとロアカバー
は、例えば、絶縁性樹脂から成形した上下一対の略平板
状のケースから構成し、アッパーカバーおよびロアカバ
ーに各電線を位置決め保持する保持部を所要間隔をあけ
て形成すると共に、平型電線の絶縁基板を位置決め固定
する保持部を設け、かつ、両カバーと互いに係止するロ
ック手段を設けている。
【0008】上記電線保持部はロアカバーに内面に突設
した電線保持爪とアッパーカバーの内面に凹設した電線
保持溝からなり、また、平型電線保持部は絶縁基板の先
端部分両側に穿設した位置決め孔に挿入するロアカバー
に突設した位置決め突起とアッパーカバーに穿設した上
記突起の挿入孔とからなる。
【0009】さらに、上記ロアカバーの平型電線配置面
および電線配置面に屈曲用保持凸部を設ける一方、アッ
パーカバーに上記凸部が嵌合する保持凹部を設け、配設
する平型電線および電線を上記凸部により上向きに屈曲
させ、電線と平型電線の導電部材の接合部に直接的に引
張力が作用しないように構成することが好ましい。
【0010】同様に、上記ロアカバーに突設する電線保
持爪は電線を水平方向に屈折して保持する形状とし、接
続部の電線側の引張力が直接的に作用しないように構成
することが好ましい。
【0011】また、上記アッパーカバーとロアカバーと
は、絶縁性および可撓性を有する樹脂シート等からなる
上下一対の挟持用シートから構成し、上記平型電線の導
電部材端末と電線端末の芯線を接合した後、各接合部
分、各電線および平型電線の両面に密着させるように被
せて保持部を形成すると共に、上下シートを互いに貼着
して、接続部分の補強を図ると同時に、電線の位置決め
および線間保持も図るようにしてもよい。
【0012】
【作用】上記本発明のワイヤーハーネスの端末接続構造
によれば、アッパーカバーとロアカバーにより接続部の
上面側と下面側を挟着して、保持部により平型電線の先
端部とリード線の端末を移動不可に保持している。その
ため、接続部にはテンションが直接的に作用しなくなる
ので、剥離による断線や破損が生じにくくなり、信頼性
が向上する。また、保持部により各電線および平型電線
の位置決めがなされると共に線間の絶縁も同時に行え
る。
【0013】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例により詳細に説
明する。尚、図5及び図6の従来技術と同一構成・作用
の箇所は同一番号を付して詳細な説明は省略する。図1
は第1実施例である。本実施例で用いる平型電線1は、
可撓性を有する絶縁性樹脂フィルム6の上面に導電部材
2を所要間隔をあけて並列に配線して回路を形成した
後、絶縁性フィルム7でカバーしたFPCを用いてい
る。上記絶縁性フィルム6、7は厚さ10〜500μm
のポリエチレンテレフタレート、ポリ塩化ビニル、ポリ
イミド等を用いており、導電部材2としては、0.03
〜1.0mmの軟銅線、軟銅錫メッキ線、異種金属を組み
合わせたクラッド線、薄平板、箔等を用いている。これ
ら導電部材2の間隔は0.5、0.8、1.0、1.2
5mm等で、接続するリード線4(電線)のサイズに応じ
て選択される。
【0014】上記平型電線1に対して接続するリード線
4は芯線4a(ワイヤー)を絶縁材で被覆した電線からな
り、該リード線4の他端には通常の圧着端子(図示せず)
を圧着し、 該圧着端子を汎用の端末接続用コネクタ(前
記図5に示す)に接続している。上記リード線4の平型
電線1との接続側は被覆を剥離して芯線4aを露出させ
ており、また、平型電線1では接続側先端の上部絶縁フ
ィルム7を切除して導電部材2を露出させている。この
露出させた導電部材2の表面に上記リード線4の露出さ
せた芯線4aを載置して、溶接あるいは半田付けで直接
的に接合するようにしている。
【0015】上記した平型電線1とリード線4との接続
部を上下より挟持するために、図示のような略平板形状
の合成樹脂 (絶縁材)製アッパーカバー10とロアカバ
ー11とが設けられている。該ロアカバー11の内面に
は、上記平型電線1の先端1aの両側に形成した位置決
め孔1b,1bに挿入する位置決め突起11a,11aが形成
されており、該突起11a,11aが平型電線の保持部と
なる。
【0016】上記ロアカバー11の内面の一半側部側の
平型電線配置部には、幅方向に伸長し、上記平型電線1
の先端近傍1cを逆U字状に湾曲させる半円状の屈曲用
保持凸部11bが形成されている。一方、ロアカバー1
1の内面の他半側部側の電線配置部には、幅方向に所定
の間隔をあけて各リード線4の端末基部4aを両側から
挟み込んで保持する一対の対向した電線保持爪11c,
…,11cが形成されている。さらに、ロアカバー11
の長手方向の両外側面には、アッパーカバー10とのロ
ック用係止爪11d,…,11dが形成されている。
【0017】上記アッパーカバー10の内面には、上記
ロアカバー11の内面にセットされた平型電線1とリー
ド線4の接続部分5を挟持する浅い凹部10aと、上記
電線係止爪11cを収容する深い凹部10bとが形成さ
れ、上記浅い凹部10aには、ロアカバー11の位置決
め突起11a,11aの上部が嵌合する挿入孔10c,
10cが形成されている。
【0018】また、アッパーカバー10の平型電線配置
側の上記浅い凹部10aの外側には、幅方向に伸長し、
上記ロアカバー11の屈曲用保持凸部11bが嵌入する
半円状の凹部10dが形成されている。 一方、 電線配置
側の上記深い凹部10bの外枠上面には、長手方向に伸
長した電線保持溝10e,…,10eが形成されており、
各リード線を位置決め係止するようにしている。さら
に、アッパーカバー10の長手方向の両外側面には、上
記ロアカバー11の各係止爪11dに上方から係合する
係止孔10fを有するロック用係止片10gが形成され
ている。
【0019】上記構成のアッパーカバー10とロアカバ
ー11とを用いて行う接続作用について説明する。ロア
カバー11の位置決め突起11aに平型電線1の位置決
め孔1bを嵌入させると共に、電線保持爪11cでリー
ド線4を保持して、平型電線1の導電部材2の端末にリ
ード線4の芯線4aをハンダ等で直接接続する。なお、
予め平型電線1とリード線4を直接接続しておいて、ロ
アカバー11の位置決め突起11aに平型電線1の位置
決め孔1bを嵌入させると共に、電線保持爪11cでリ
ード線4を保持するようにしても良い。
【0020】そして、ロアカバー11の内面にアッパー
カバー10の内面をかぶせると、位置決め突起11aが
位置決め孔10cに嵌入し、係止孔10fがロアカバー
11の係止爪11dに係合して、両カバー10,11が
一体的にロック状態で連結される。
【0021】このとき、ロアカバー11の屈曲用保持凸
部11bにアッパーカバー10の凹部10dが嵌入する
ので、平型電線1の端末基部1cが逆U字状に湾曲され
て挟着されるので、移動ができなくなる。また、リード
線4の端末被覆部4bは電線保持爪11cで保持されて
いると共に、アッパーカバー10の電線保持溝10eに
挿入されるため、リード線4は線間保持した所定位置に
保持されて移動できない。
【0022】上記のように、アッパーカバー10とロア
カバー11とによって平型電線1および各リード線4が
共に位置決め保持されているため、平型電線1およびリ
ード線4に引張力が作用しても、接続部分5に直接テン
ションが作用しなくなり、かつ、接続部分5を上下両側
よりアッパーカバー10とロアカバー11とで挟持して
いるため、剥離による断線や破損が生じにくくなる。か
つ、引張力が作用しやすい平型電線1は接続部分5の後
方をロアカバー11の屈曲用保持凸部11bより屈曲さ
せており、かつ、該屈曲部をアッパーカバー10の保持
凹部10dで挟持しているため、接続部分5には引張力
を作用しにくい。
【0023】また、リード線4は電線保持爪11cと電
線保持溝10eで位置が規制されるので、線間の絶縁も
同時に行える。
【0024】図2は第2実施例である。図1の第1実施
例と相違するのは、ロアカバー11の電線保持爪11c
に代えて、ロアカバー11の内面に、長手方向に隙間を
隔てて幅方向に僅かに食い違わせた一対の電線保持爪1
1e,11eを形成している。
【0025】上記の電線保持爪11e,11eで、リー
ド線4の端末基部4aを水平方向に屈曲させて保持する
と、リード線4側において負荷される引張力が接続部分
5に直接的に作用しなくなり、接続部分5に作用するテ
ンションをさらに軽減することが出来る。
【0026】図3は第3実施例である。図1の第1実施
例と相違するのは、ロアカバー11の電線保持爪11c
に代えて、ロアカバー11の内面に、リード線4の端末
基部4aを逆U字状に湾曲させる半円状の屈曲用保持凸
部11fを形成すると共に、上記アッパーカバー10の
内面に、上記深い凹部10bを無くして上記ロアカバー
11の保持凸部11fが嵌入する半円状の保持凹部10
hを形成している。これら保持凸部11fと保持凹部1
0hとでリード線4の端末被覆部4bを逆U字状に湾曲
させて挟着している。また、アッパーカバー10の内面
に形成する電線保持溝10eを上記保持凹部10hの外
側部より外端縁まで延在させて第1実施例より長手方向
に長く設定している。
【0027】上記第3実施例では、平型電線1およびリ
ード線4の両方に屈曲部を形成しているため、接続部分
5へ直接的に引張力が負荷されず、接続部分の剥離、切
断を効果的に防止出来る。
【0028】図4は第4実施例である。この実施例で
は、図1〜図3の長方形板状の各カバー10,11に代
えて、長方形シート状の合成樹脂 (絶縁材)製アッパー
カバー20とロアカバー21を設け、各カバー20,2
1の内面には接着剤が塗布されている。そして、予め平
型電線1とリード線4を直接接続した後、接続部5の上
面側と下面側を各カバー20,21で挟み込んで接着す
る。
【0029】上記第4実施例では、各カバー20,21
の接着力で平型電線1の端末基部1cとリード線4の端
末基部4aが挟着されて保持されることにより、平型電
線1とリード線4が移動できなくなり、第1実施例と同
様の効果を奏する。また、各リード線4を夫々挟んだ状
態でカバー20と21とが直接的に貼着されるため、各
リード線4を位置決め保持出来ると共に、線間保持も出
来る。平型電線1側でも上下カバーで挟んで挟持してい
るため、平型電線1の位置決め保持が出来る。
【0030】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
のワイヤーハーネスの端末接続構造は、アッパーカバー
とロアカバーにより平型電線とリード線の接続部の上面
側と下面側を挟着して、保持部により平型電線の端末基
部とリード線の端末基部を移動不可に保持するようにし
たものである。したがって、テンションは保持部で受け
られ、接続部には作用しなくなるので、剥離による断線
や破損が生じにくくなり、信頼性が向上するようにな
る。
【0031】また、平型電線およびリード線を接続部分
の手前で屈曲した場合には、接続部分に直接作用する引
張力を提言することが出来る。かつ、この屈曲部分およ
びリード線側では電線保持爪および電線保持溝で各電線
を保持しているため、これら保持部により線間の絶縁も
同時に行えるので、別にスペーサー等を必要としなくな
る利点を有するものである。
【0032】さらに、上記のようにリード線を直接に平
型電線に接続するため、平板型電線接続用の専用コネク
タを必要とせず、汎用コネクタのみでハーネスを構成す
ることが出来、コストの低減を図ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の第1実施例の端末接続構造の斜視図
である。
【図2】 第2実施例の端末接続構造の斜視図である。
【図3】 第3実施例の端末接続構造の斜視図である。
【図4】 第4実施例の端末接続構造の斜視図である。
【図5】 従来の端末接続構造の斜視図である。
【図6】 従来の接続部の斜視図である。
【符号の説明】
1 平型電線 2 導電部材 3 コネクタ 4 リード線 5 接続部分 6 絶縁基板(絶縁性樹脂フィルム) 7 絶縁カバー(絶縁性フィルム) 10,20 アッパーカバー 10d,10h 保持凹部 11,21 ロアカバー 11b,11f 保持凸部 11c,11e 電線保持爪
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 阪 和人 三重県四日市市西末広町1番14号 住友 電装株式会社内 (56)参考文献 実開 昭62−161769(JP,U) 実開 平2−126370(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01R 13/58 H01R 23/66

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平型電線の導電部材の端末に、電線の端
    末の芯線を直接接続するものにおいて、上記導電部材と
    リード線の接続部分の上面側と下面側を挟着する絶縁性
    アッパーカバーとロアカバーとが設けられ、これら絶縁
    性アッパーカバーとロアカバーは、絶縁性樹脂から成形
    した上下一対の略平板状のケースから構成され、これら
    カバーに、平型電線と各電線の端末を移動不可に保持す
    る保持部が設けられていると共に、互いに係止するロッ
    ク手段が設けられ、 上記電線の保持部として、アッパーカバーの内面に凹設
    した電線保持溝と、ロアカバーの内面に電線保持爪とが
    それぞれ間隔をあけて形成され、かつ、 上記平型電線の保持部として、平型電線の絶縁基板の先
    端部分の両側に位置決め孔が穿設されていると共に、ロ
    アカバーに上記位置決め孔に挿入する位置決め突起が突
    設され、アッパーカバーに上記位置決め突起を挿入する
    挿入孔が穿設されて いることを特徴とするワイヤハーネ
    スの端末接続構造。
  2. 【請求項2】 上記ロアカバーの平型電線配置面および
    電線配置面に屈曲用保持凸部が設けれている一方、アッ
    パーカバーに上記保持凸部が嵌合する保持凹部が設けら
    れ、配設する平型電線および電線を上記保持凸部により
    上向きに屈曲させて保持凹部で挟持する構成としている
    請求項1に記載のワイヤハーネスの端末接続構造。
  3. 【請求項3】 上記ロアカバーに突設する電線保持爪は
    電線を水平方向に屈折して保持する形状としている請求
    項1または請求項2に記載のワイヤハーネスの端末接続
    構造。
  4. 【請求項4】 平型電線の導電部材の端末に、電線の端
    末の芯線を直接接続するものにおいて、上記導電部材と
    リード線の接続部分の上面側と下面側を挟着する絶縁性
    アッパーカバーとロアカバーが設けられ、これらアッパ
    ーカバーとロアカバーとは絶縁性および可撓性を有する
    樹脂シート等からなる上下一対の挟持用シートからな
    り、上記平型電線の導電部材端末と各電線端末を挟んだ
    状態で貼着して、平型電線と各電線の端末を移動不可に
    保持していることを特徴とするワイヤハーネスの端末接
    構造。
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