JP2997295B2 - 畜舎施設用水浄化装置 - Google Patents
畜舎施設用水浄化装置Info
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W10/00—Technologies for wastewater treatment
- Y02W10/10—Biological treatment of water, waste water, or sewage
Landscapes
- Housing For Livestock And Birds (AREA)
- Aeration Devices For Treatment Of Activated Polluted Sludge (AREA)
Description
本発明は、畜舎施設、特に畜舎での使用水を循環使用
することのできる畜舎施設から排出される汚水を循環使
用できるようにした畜舎施設用水浄化装置に関する。
することのできる畜舎施設から排出される汚水を循環使
用できるようにした畜舎施設用水浄化装置に関する。
従来、牛、豚等の家畜を大量に飼育するための畜舎
は、傾斜した床面を有し、その傾斜の下方側には側溝が
設けられていて、家畜のふん尿及びその畜舎の洗浄排水
(以下、これらを汚水という)をその側溝に集積できる
ように構成されている。そして、側溝内の汚水は、畜舎
に隣接された汚水浄化装置に導かれて処理されるが、通
常、ここで使用される浄化装置としては、活性汚泥法に
よる生物処理であり、その処理水は滅菌処理されたのち
放流される。
は、傾斜した床面を有し、その傾斜の下方側には側溝が
設けられていて、家畜のふん尿及びその畜舎の洗浄排水
(以下、これらを汚水という)をその側溝に集積できる
ように構成されている。そして、側溝内の汚水は、畜舎
に隣接された汚水浄化装置に導かれて処理されるが、通
常、ここで使用される浄化装置としては、活性汚泥法に
よる生物処理であり、その処理水は滅菌処理されたのち
放流される。
しかしながら、上記従来の畜舎施設においては、畜舎
の清掃に多くの労力を要するとともに、その畜舎から排
出される汚水の処理に多くの費用を要するという欠点が
あった。 すなわち、畜舎から排出される汚水は、通常、生物処
理されたのち放流されるが、この生物処理に際しては、
多量の希釈水を必要とするとともに、その処理水は循環
使用されることがないため水の消費量が多くなり、ま
た、生物処理装置は、嫌気処理と好気処理との組合せで
行なうなど、複雑な処理工程を含み、設備費のみならず
運転費も嵩む欠点があった。 そこで、本発明は、上記欠点を解決するためになされ
たものであって、その目的は、多くの労力を要せずに畜
舎を清潔に保つことができ、かつ、水の消費量が少な
く、また、畜舎から排出される汚水を効率よく浄化する
のに好適な畜舎施設用水浄化装置を提供することにあ
る。
の清掃に多くの労力を要するとともに、その畜舎から排
出される汚水の処理に多くの費用を要するという欠点が
あった。 すなわち、畜舎から排出される汚水は、通常、生物処
理されたのち放流されるが、この生物処理に際しては、
多量の希釈水を必要とするとともに、その処理水は循環
使用されることがないため水の消費量が多くなり、ま
た、生物処理装置は、嫌気処理と好気処理との組合せで
行なうなど、複雑な処理工程を含み、設備費のみならず
運転費も嵩む欠点があった。 そこで、本発明は、上記欠点を解決するためになされ
たものであって、その目的は、多くの労力を要せずに畜
舎を清潔に保つことができ、かつ、水の消費量が少な
く、また、畜舎から排出される汚水を効率よく浄化する
のに好適な畜舎施設用水浄化装置を提供することにあ
る。
本発明に係る畜舎施設用水浄化装置は、上記目的達成
のために、畜舎の床面が所定の水位を有する水床と乾燥
状態に維持されている陸床とに区分され、その水床の汚
水を受入れて浄化するとともに、浄化水を再びその水床
へ供給する畜舎施設用水浄化装置であって、前記畜舎か
ら受入れた汚水を生物学的に浄化する生物浄化手段と、
その生物浄化手段の処理水を化学的に浄化する化学浄化
手段とを有し、前記生物浄化手段は、上部で集合し、好
気処理槽底部で開口する複数のドラフトチューブを有
し、それらドラフトチューブの集合箇所から垂下するケ
ーシング内に上下に所定の間隔を保ち、かつ、同一回転
軸に一対のタービン羽根を配置するとともに、その集合
箇所に酸素供給管が開口した曝気器を備えていることを
特徴としている。 また、前記一対のタービン羽根の羽根数は、下方のタ
ービン羽根よりも上方のタービン羽根が多く設定されて
いることを特徴としている。 そして、前記一対のタービン羽根の下方のタービン羽
根側の前記ドラフトチューブには、バッフル付コーンが
設けられていることを特徴としている。
のために、畜舎の床面が所定の水位を有する水床と乾燥
状態に維持されている陸床とに区分され、その水床の汚
水を受入れて浄化するとともに、浄化水を再びその水床
へ供給する畜舎施設用水浄化装置であって、前記畜舎か
ら受入れた汚水を生物学的に浄化する生物浄化手段と、
その生物浄化手段の処理水を化学的に浄化する化学浄化
手段とを有し、前記生物浄化手段は、上部で集合し、好
気処理槽底部で開口する複数のドラフトチューブを有
し、それらドラフトチューブの集合箇所から垂下するケ
ーシング内に上下に所定の間隔を保ち、かつ、同一回転
軸に一対のタービン羽根を配置するとともに、その集合
箇所に酸素供給管が開口した曝気器を備えていることを
特徴としている。 また、前記一対のタービン羽根の羽根数は、下方のタ
ービン羽根よりも上方のタービン羽根が多く設定されて
いることを特徴としている。 そして、前記一対のタービン羽根の下方のタービン羽
根側の前記ドラフトチューブには、バッフル付コーンが
設けられていることを特徴としている。
畜舎施設は、畜舎の床面が所定の水位を有する水床と
乾燥状態に維持されている陸床とに区分され、家畜は水
床の水を飲料とすることができるとともに、ふん尿は水
床の水流によって洗い流される。 畜舎から排出される汚水は、生物浄化手段及び化学浄
化手段によって浄化された後、再び水床へ送られて使用
される。 生物浄化手段では、汚水が活性汚泥を用いて生物学的
に処理されるとともに、化学浄化手段では生物浄化手段
の処理水が化学品を用いて浄化される。 生物浄化手段の曝気器では、ドラフトチューブで吸引
した汚水をタービン羽根で噴出させて循環させるととも
に、酸素を溶解させ、固形物を粉砕する。
乾燥状態に維持されている陸床とに区分され、家畜は水
床の水を飲料とすることができるとともに、ふん尿は水
床の水流によって洗い流される。 畜舎から排出される汚水は、生物浄化手段及び化学浄
化手段によって浄化された後、再び水床へ送られて使用
される。 生物浄化手段では、汚水が活性汚泥を用いて生物学的
に処理されるとともに、化学浄化手段では生物浄化手段
の処理水が化学品を用いて浄化される。 生物浄化手段の曝気器では、ドラフトチューブで吸引
した汚水をタービン羽根で噴出させて循環させるととも
に、酸素を溶解させ、固形物を粉砕する。
以下、本発明の一実施例に係る畜舎施設を図面に基づ
いて説明する。 第1図は、実施例に係る畜舎施設の全体的構成を示す
フローシートである。aは牛,豚等を飼育するための畜
舎であり、その畜舎の屋根1の一部を除去した状態の平
面図示されている。bは水浄化装置(以下、浄化装置と
いう)である。 畜舎aの床面2は、第2図の断面図に示されるよう
に、コンクリートで作られている。その床面2は幅方向
の中央部が最も高く形成されていて、その部分に畜舎の
長手方向に延びる通路3が形成されている。 通路3の両側の床面2のうち通路3に近い側のほぼ半
分は、下り勾配を有する陸床4a,4bを構成しているとと
もに、通路3から遠い側の残りの半分は各陸床4a,4bの
端部4a′,4b′より一段低い水平な水床5a,5bを構成して
いる。 これら水床5a,5bの陸床4a,4b側には散水パイプ6a,6b
が配設されているとともに、少なくともその陸床4a,4b
と反対側に側溝7a,7bが設けられている。第1図の例で
は側溝7a,7bが水床5a,5bの長手方向端部側に屈曲されて
いる。なお、これら側溝7a,7bの流出端には、図示しな
いが堰が設けられていて、これら側溝7a,7bの水位を一
定に維持して、常時、水床5a,5bに所定深さの水量が保
持されるように構成されている。 なお、図中、Fは家畜密度の均等化のために設けられ
たフェンスであり、通路3の両側において、一つの区画
内に陸床と水床4a,5a、4b,5bが存在するように、このフ
ェンスFで多数の区画を形成している。 洗浄装置bは、第3図の平面図に示されるように、汚
水受入槽8,第1好気処理槽9,第2好気処理槽10,中間沈
澱槽11,第3好気処理槽12,第4好気処理槽13,撹拌混合
槽14及び最終沈澱槽15からなり、汚水はこれら各槽を順
次通過することにより処理されるように構成されてい
る。 これら各槽8〜15は、鉄板またはコンクリートで作る
ことができるばかりでなく、各槽を円筒状の例えばFRP
などの合成樹脂製タンクで作ることもできる。 各好気処理槽9,10,12,13は本発明の生物学的処理手段
に該当し、また混合撹拌槽14及び最終沈澱槽15は化学浄
化手段に該当している。 側溝7a,7bからの汚水は図示しない汚水ポンプにより
汚水導入管16(第1図参照)を介して汚水受入槽8に受
け入れられると、その汚水はスクリーン17で挾雑物を除
去されたのち第1好気処理槽9に導入される。この第1
好気処理槽9及び他の各好気処理槽10,12,13には、第4
図に示されるような曝気器20が設置されている。 この曝気器20について、第2好気処理槽10に取付けら
れている例を説明すると、曝気器20は、好気処理槽の底
部近くに開口し、上部で集合した複数のドラフトチュー
ブ21,21…を有し、その上部の集合部22から垂下してい
るケーシング23内の上下にモータMによって回転される
一対のタービン羽根24a,24bを有している。 集合部22には、第1図に示されるように、オゾン発生
手段を内蔵した酸素発生器Oからの酸素供給管26が開口
している。したがって、モータMが回転しタービン羽根
24a,24bが例えば3600rpmで高速回転すると、上方のター
ビン羽根24aは、下方のタービン羽根24bよりも羽根数が
多く構成されているため、ケーシング23内の圧力は高ま
る。そして、タービン羽根24bから高速で噴出された酸
素ガス混入汚水はケーシング23の下部に一体に設けられ
ているバッフル付コーン25に激しく衝突する。このた
め、酸素ガスは微細化されて汚水への酸素溶解が促進さ
れるとともに、汚水中の固形物は粉砕されて微細化さ
れ、生物学的処理が促進される。 また、タービン羽根24a,24bの回転により、好気処理
槽10内の汚水には、第4図矢印に示されるような循環流
が発生し、均一に混合撹拌される。 なお、酸素供給管26から供給されるガスは空気でもよ
いが、酸素富化ガスの方が生物が活性化されるので好ま
しい。 中間沈澱槽11及び最終沈澱槽15は同一構造を有してい
る。ここでは第4図の中間沈澱槽11を例にして説明す
る。中間沈澱槽11は、中央部に上端が水面上に位置し、
下端が水中で開口している内筒30を有しているととも
に、その槽の底部にコーン状の汚泥濃縮部31が形成され
ている。汚泥濃縮部31の濃縮汚泥は、排泥ポンプ(図示
せず)を有する排泥管32から排泥されるが、その一部は
必要に応じて第1好気処理槽9へ返送され、その他の余
剰汚泥はスクリーン17のし渣及び最終沈澱槽15の濃縮汚
泥とともに焼却等の処分がなされる。 混合撹拌槽14は、図示しないがモータで回転駆動され
る撹拌羽根を有しており、水処理剤として周知の凝集剤
が添加される。添加される凝集剤は、家畜に無害なもの
が選択されるのは当然であるが、本出願人が別途提案し
た各種無機塩等を含んだ化学処理剤(商標「ミラク
ル」)が好適である。このミラクルは、含有するマルチ
ミネラルイオンの遷移金属イオンによる触媒作用によ
り、遊離の活性酸素が生域し、マルチミネラルイオンの
触媒作用により、水溶不可視物質を水中又は物質中に溶
存する酸素を活性化し、有機性物質を酸化反応促進させ
て分解し、析出,凝集させ、さらにマルチ酸素による、
加水分解作用の相互効果により、汚水処理が行うことが
できる。 なお、混合撹拌は、撹拌羽根によらずガス撹拌で行な
うようにしてもよい。 混合撹拌槽14では、第4好気処理槽13からの処理水中
のSS成分を凝集し、これが最終沈澱槽15に送られて濃縮
されたのち排出される。 最終沈澱槽15の上澄水、すなわち浄化水は、図示しな
いポンプにより浄化水供給管33を介して上記散水パイプ
6a,6bに供給される。 なお、浄化水供給管33には補給水管34が接続されてい
て、蒸発により損失した分、家畜に飲用された分及び浄
化装置の排泥に伴なって損失した分の水が補給されるよ
うに構成されている。すなわち、水の循環使用による過
度の濃縮が起こらないように配慮されている。 本発明者の実験によれば、汚水受入槽8に受入れられ
る汚水のBODが1000ppmであるとき最終沈澱槽15からの浄
化水のBODは5ppmまで処理可能で、しかも上記商標ミラ
クル化学処理剤を使用した場合はその浄化水中には家畜
に有害な細菌が存在しないことが確認されているととも
に、適量のミネラル成分を含んでいることが確認されて
いる。このため、散水パイプ6a,6bから水床5a,5bに供給
された水は家畜の飲料水に十分に耐えることができる。 また、家畜の性質として、ふん尿を催すのは、水床5
a,5bの場所であり、したがって、そのふん尿は散水パイ
プ6a,6bから供給される水流によって側溝7a,7bに流さ
れ、ここから汚水供給管16を介して浄化装置bへ導かれ
浄化処理される。このため、畜舎aは、常時、人手をか
けずに清潔に保たれる。 畜舎aは、床面の半分が水床5a,5bに形成されている
ため、気温が高いときは水床5a,5bの水で家畜の体温を
低下させて体力の消耗が防止され、逆に、気温が低いと
きには、水温によって畜舎a内が保温されるので、家畜
にとって居住性の優れたものとすることができる。
いて説明する。 第1図は、実施例に係る畜舎施設の全体的構成を示す
フローシートである。aは牛,豚等を飼育するための畜
舎であり、その畜舎の屋根1の一部を除去した状態の平
面図示されている。bは水浄化装置(以下、浄化装置と
いう)である。 畜舎aの床面2は、第2図の断面図に示されるよう
に、コンクリートで作られている。その床面2は幅方向
の中央部が最も高く形成されていて、その部分に畜舎の
長手方向に延びる通路3が形成されている。 通路3の両側の床面2のうち通路3に近い側のほぼ半
分は、下り勾配を有する陸床4a,4bを構成しているとと
もに、通路3から遠い側の残りの半分は各陸床4a,4bの
端部4a′,4b′より一段低い水平な水床5a,5bを構成して
いる。 これら水床5a,5bの陸床4a,4b側には散水パイプ6a,6b
が配設されているとともに、少なくともその陸床4a,4b
と反対側に側溝7a,7bが設けられている。第1図の例で
は側溝7a,7bが水床5a,5bの長手方向端部側に屈曲されて
いる。なお、これら側溝7a,7bの流出端には、図示しな
いが堰が設けられていて、これら側溝7a,7bの水位を一
定に維持して、常時、水床5a,5bに所定深さの水量が保
持されるように構成されている。 なお、図中、Fは家畜密度の均等化のために設けられ
たフェンスであり、通路3の両側において、一つの区画
内に陸床と水床4a,5a、4b,5bが存在するように、このフ
ェンスFで多数の区画を形成している。 洗浄装置bは、第3図の平面図に示されるように、汚
水受入槽8,第1好気処理槽9,第2好気処理槽10,中間沈
澱槽11,第3好気処理槽12,第4好気処理槽13,撹拌混合
槽14及び最終沈澱槽15からなり、汚水はこれら各槽を順
次通過することにより処理されるように構成されてい
る。 これら各槽8〜15は、鉄板またはコンクリートで作る
ことができるばかりでなく、各槽を円筒状の例えばFRP
などの合成樹脂製タンクで作ることもできる。 各好気処理槽9,10,12,13は本発明の生物学的処理手段
に該当し、また混合撹拌槽14及び最終沈澱槽15は化学浄
化手段に該当している。 側溝7a,7bからの汚水は図示しない汚水ポンプにより
汚水導入管16(第1図参照)を介して汚水受入槽8に受
け入れられると、その汚水はスクリーン17で挾雑物を除
去されたのち第1好気処理槽9に導入される。この第1
好気処理槽9及び他の各好気処理槽10,12,13には、第4
図に示されるような曝気器20が設置されている。 この曝気器20について、第2好気処理槽10に取付けら
れている例を説明すると、曝気器20は、好気処理槽の底
部近くに開口し、上部で集合した複数のドラフトチュー
ブ21,21…を有し、その上部の集合部22から垂下してい
るケーシング23内の上下にモータMによって回転される
一対のタービン羽根24a,24bを有している。 集合部22には、第1図に示されるように、オゾン発生
手段を内蔵した酸素発生器Oからの酸素供給管26が開口
している。したがって、モータMが回転しタービン羽根
24a,24bが例えば3600rpmで高速回転すると、上方のター
ビン羽根24aは、下方のタービン羽根24bよりも羽根数が
多く構成されているため、ケーシング23内の圧力は高ま
る。そして、タービン羽根24bから高速で噴出された酸
素ガス混入汚水はケーシング23の下部に一体に設けられ
ているバッフル付コーン25に激しく衝突する。このた
め、酸素ガスは微細化されて汚水への酸素溶解が促進さ
れるとともに、汚水中の固形物は粉砕されて微細化さ
れ、生物学的処理が促進される。 また、タービン羽根24a,24bの回転により、好気処理
槽10内の汚水には、第4図矢印に示されるような循環流
が発生し、均一に混合撹拌される。 なお、酸素供給管26から供給されるガスは空気でもよ
いが、酸素富化ガスの方が生物が活性化されるので好ま
しい。 中間沈澱槽11及び最終沈澱槽15は同一構造を有してい
る。ここでは第4図の中間沈澱槽11を例にして説明す
る。中間沈澱槽11は、中央部に上端が水面上に位置し、
下端が水中で開口している内筒30を有しているととも
に、その槽の底部にコーン状の汚泥濃縮部31が形成され
ている。汚泥濃縮部31の濃縮汚泥は、排泥ポンプ(図示
せず)を有する排泥管32から排泥されるが、その一部は
必要に応じて第1好気処理槽9へ返送され、その他の余
剰汚泥はスクリーン17のし渣及び最終沈澱槽15の濃縮汚
泥とともに焼却等の処分がなされる。 混合撹拌槽14は、図示しないがモータで回転駆動され
る撹拌羽根を有しており、水処理剤として周知の凝集剤
が添加される。添加される凝集剤は、家畜に無害なもの
が選択されるのは当然であるが、本出願人が別途提案し
た各種無機塩等を含んだ化学処理剤(商標「ミラク
ル」)が好適である。このミラクルは、含有するマルチ
ミネラルイオンの遷移金属イオンによる触媒作用によ
り、遊離の活性酸素が生域し、マルチミネラルイオンの
触媒作用により、水溶不可視物質を水中又は物質中に溶
存する酸素を活性化し、有機性物質を酸化反応促進させ
て分解し、析出,凝集させ、さらにマルチ酸素による、
加水分解作用の相互効果により、汚水処理が行うことが
できる。 なお、混合撹拌は、撹拌羽根によらずガス撹拌で行な
うようにしてもよい。 混合撹拌槽14では、第4好気処理槽13からの処理水中
のSS成分を凝集し、これが最終沈澱槽15に送られて濃縮
されたのち排出される。 最終沈澱槽15の上澄水、すなわち浄化水は、図示しな
いポンプにより浄化水供給管33を介して上記散水パイプ
6a,6bに供給される。 なお、浄化水供給管33には補給水管34が接続されてい
て、蒸発により損失した分、家畜に飲用された分及び浄
化装置の排泥に伴なって損失した分の水が補給されるよ
うに構成されている。すなわち、水の循環使用による過
度の濃縮が起こらないように配慮されている。 本発明者の実験によれば、汚水受入槽8に受入れられ
る汚水のBODが1000ppmであるとき最終沈澱槽15からの浄
化水のBODは5ppmまで処理可能で、しかも上記商標ミラ
クル化学処理剤を使用した場合はその浄化水中には家畜
に有害な細菌が存在しないことが確認されているととも
に、適量のミネラル成分を含んでいることが確認されて
いる。このため、散水パイプ6a,6bから水床5a,5bに供給
された水は家畜の飲料水に十分に耐えることができる。 また、家畜の性質として、ふん尿を催すのは、水床5
a,5bの場所であり、したがって、そのふん尿は散水パイ
プ6a,6bから供給される水流によって側溝7a,7bに流さ
れ、ここから汚水供給管16を介して浄化装置bへ導かれ
浄化処理される。このため、畜舎aは、常時、人手をか
けずに清潔に保たれる。 畜舎aは、床面の半分が水床5a,5bに形成されている
ため、気温が高いときは水床5a,5bの水で家畜の体温を
低下させて体力の消耗が防止され、逆に、気温が低いと
きには、水温によって畜舎a内が保温されるので、家畜
にとって居住性の優れたものとすることができる。
本発明に係る畜舎施設用水浄化装置は、畜舎から受入
れた汚水を生物学的に浄化する生物浄化手段と、その生
物浄化手段の処理水を化学的に浄化する化学浄化手段と
を有し、前記生物浄化手段は、上部で集合し、好気処理
槽底部で開口する複数のドラフトチューブを有し、それ
らドラフトチューブの集合箇所から垂下するケーシング
内に上下に所定の間隔を保ち、かつ、同一回転軸に一対
のタービン羽根を配置するとともに、その集合箇所に酸
素供給管が開口した曝気器を備えているので、畜舎から
の汚水を効率よく浄化することができる。そして、その
浄化された水は、循環使用されるため、水の消費量が大
巾に節約できるとともに、水床中の家畜のふん尿も同時
に処理できるので、人手をかけずに畜舎を清潔に保つこ
とができる。さらに、汚水の処理は、生物浄化手段と化
学浄化手段とで浄化するようにしたので、浄化水を家畜
の飲料水に供することができる。しかも、生物浄化手段
の曝気器では、汚水が上部集合箇所より一対のタービン
羽根により勢いよく噴出されるので、汚水中の固形物が
粉砕されて微細化され、生物学的処理が促進される。 また、一対のタービン羽根の羽根数が下方のタービン
羽根よりも上方のタービン羽根が多く設定されていると
きは、ケーシング内の圧力を高めることができる。 さらに、一対のタービン羽根の下方のタービン羽根側
のドラフトチューブに、バッフル付コーンを設けたとき
は、汚水がバッフル付コーンに激しく衝突し、酸素ガス
が微細化して、汚水への酸素溶解を高めることができ
る。
れた汚水を生物学的に浄化する生物浄化手段と、その生
物浄化手段の処理水を化学的に浄化する化学浄化手段と
を有し、前記生物浄化手段は、上部で集合し、好気処理
槽底部で開口する複数のドラフトチューブを有し、それ
らドラフトチューブの集合箇所から垂下するケーシング
内に上下に所定の間隔を保ち、かつ、同一回転軸に一対
のタービン羽根を配置するとともに、その集合箇所に酸
素供給管が開口した曝気器を備えているので、畜舎から
の汚水を効率よく浄化することができる。そして、その
浄化された水は、循環使用されるため、水の消費量が大
巾に節約できるとともに、水床中の家畜のふん尿も同時
に処理できるので、人手をかけずに畜舎を清潔に保つこ
とができる。さらに、汚水の処理は、生物浄化手段と化
学浄化手段とで浄化するようにしたので、浄化水を家畜
の飲料水に供することができる。しかも、生物浄化手段
の曝気器では、汚水が上部集合箇所より一対のタービン
羽根により勢いよく噴出されるので、汚水中の固形物が
粉砕されて微細化され、生物学的処理が促進される。 また、一対のタービン羽根の羽根数が下方のタービン
羽根よりも上方のタービン羽根が多く設定されていると
きは、ケーシング内の圧力を高めることができる。 さらに、一対のタービン羽根の下方のタービン羽根側
のドラフトチューブに、バッフル付コーンを設けたとき
は、汚水がバッフル付コーンに激しく衝突し、酸素ガス
が微細化して、汚水への酸素溶解を高めることができ
る。
第1図は本発明の一実施例に係る畜舎施設のフローチャ
ート、第2図は第1図のII−II線断面図、第3図は浄化
装置の平面図、第4図は第3図のIV−IV線断面図であ
る。 a……畜舎、 b……浄化装置(水浄化装置)、 4a,4b……陸床、 5a,5b……水床、 9,10,12,13……第1,第2,第3,第4好気処理槽(生物浄化
手段)、 14……混合撹拌槽(化学浄化手段)、 15……最終沈澱槽(化学浄化手段)。
ート、第2図は第1図のII−II線断面図、第3図は浄化
装置の平面図、第4図は第3図のIV−IV線断面図であ
る。 a……畜舎、 b……浄化装置(水浄化装置)、 4a,4b……陸床、 5a,5b……水床、 9,10,12,13……第1,第2,第3,第4好気処理槽(生物浄化
手段)、 14……混合撹拌槽(化学浄化手段)、 15……最終沈澱槽(化学浄化手段)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01K 1/01 C02F 3/16 C02F 3/12
Claims (3)
- 【請求項1】畜舎の床面が所定の水位を有する水床と乾
燥状態に維持されている陸床とに区分され、その水床の
汚水を受入れて浄化するとともに、浄化水を再びその水
床へ供給する畜舎施設用水浄化装置であって、 前記畜舎から受入れた汚水を生物学的に浄化する生物浄
化手段と、その生物浄化手段の処理水を化学的に浄化す
る化学浄化手段とを有し、 前記生物浄化手段は、上部で集合し、好気処理槽底部で
開口する複数のドラフトチューブを有し、それらドラフ
トチューブの集合箇所から垂下するケーシング内に上下
に所定の間隔を保ち、かつ、同一回転軸に一対のタービ
ン羽根を配置するとともに、その集合箇所に酸素供給管
が開口した曝気器を備えていることを特徴とする畜舎施
設用水浄化装置。 - 【請求項2】前記一対のタービン羽根の羽根数は、下方
のタービン羽根よりも上方のタービン羽根が多く設定さ
れていることを特徴とする請求項1記載の畜舎施設用水
浄化装置。 - 【請求項3】前記一対のタービン羽根の下方のタービン
羽根側の前記ドラフトチューブには、バッフル付コーン
が設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載
の畜舎施設用水浄化装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2142675A JP2997295B2 (ja) | 1990-05-31 | 1990-05-31 | 畜舎施設用水浄化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2142675A JP2997295B2 (ja) | 1990-05-31 | 1990-05-31 | 畜舎施設用水浄化装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0436131A JPH0436131A (ja) | 1992-02-06 |
| JP2997295B2 true JP2997295B2 (ja) | 2000-01-11 |
Family
ID=15320897
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2142675A Expired - Fee Related JP2997295B2 (ja) | 1990-05-31 | 1990-05-31 | 畜舎施設用水浄化装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2997295B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6409788B1 (en) | 1998-01-23 | 2002-06-25 | Crystal Peak Farms | Methods for producing fertilizers and feed supplements from agricultural and industrial wastes |
-
1990
- 1990-05-31 JP JP2142675A patent/JP2997295B2/ja not_active Expired - Fee Related
Non-Patent Citations (1)
| Title |
|---|
| 動物園水族館雑誌,30[4](1988)p.110−113 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0436131A (ja) | 1992-02-06 |
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